JP2018087033A - 複合容器 - Google Patents
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Abstract
Description
係止部は中空をなして膨出し、周方向に間隔をおいて配置されているので、スリーブの装着時に係止部が弾性変形し易く、スリーブの装着作業が楽である。また、樹脂シートを真空成形する場合には、係止部を成形するための金型のアンダーカット部から、係止部を容易に引き出すことができる。
係止部の上壁と胴部の主領域の交差角度が90°未満であるので、スリーブ下端を確実に係止部の上壁で係止することができ、スリーブの脱落を確実に防止できる。
この構成によれば、紙製スリーブの下端の外周縁が係止部の上壁に係止されるので、より一層確実にスリーブを係止できる。
この構成によれば、スリーブの紙厚に対応して係止部の上壁の幅を狭くすることができるので、成形が容易であるとともに、スリーブ装着時の抵抗が小さくて済む。なお、1.2倍より狭いとスリーブの下端の外周縁を確実に係止できなくなり、3.0倍以上では必要以上に幅が広くなり、スリーブを装着できなくなる。
この構成によれば、スリーブ下端を、より一層確実に係止部の上壁で係止することができる。
この構成によれば、胴部が非円形で角部があっても、この角部に係止部を形成することにより、スリーブの下端を確実に係止することができる。
この構成によれば、胴部が非円形であっても、円形のスリーブを用いることができる。
この構成によれば、胴部が楕円形であっても、長軸またはその近傍に係止部を形成することにより、スリーブの下端を確実に係止することができる。
この構成によれば、胴部が楕円形であっても、円形のスリーブを用いることができる。
図5に最も良く示すように、係止部15は中空をなしている。すなわち、係止部15は、周壁15aと、上壁15bと、下壁15cと、周方向両端に位置する一対の側壁15dとを有しており、これら壁15a〜15dに囲まれた小空間15xを有している。この小空間15xは、容器本体10の収容空間40に連なり、収容空間40から径方向、外方向に突出している。
θa=90−θb
係止部15の周壁15aは主領域10aとほぼ同角度で傾斜している。係止部15の下壁15cは、容器本体1の底部20の周縁部と面一をなして連なっている。
さらに、図8に示すように、スリーブ2の下端2bの外周縁2xが係止部15の上壁15bに当たるため、この点からもスリーブ2の下端2bが上壁15bに確実に係止される。
胴部10は4つの角部19を有している。各角部19の下端部に係止部15が形成されている。
第2実施形態では、胴部が四角形であったが、三角形、または五角形以上であってもよい。
スリーブは樹脂製であってもよい。
2 スリーブ
2b スリーブの下端
2x 下端の外周縁
10 胴部
15 係止部
15b 上壁
15x 小空間
19 角部
40 収容空間
Claims (10)
- 樹脂製の容器本体と、この容器本体の胴部外周に装着されるスリーブとを備えた複合容器において、
上記容器本体の胴部の下部には、径方向外方向に膨出する中空の係止部が、周方向に間隔をおいて複数形成され、各係止部の小空間が上記容器本体の収容空間に連なっており、
上記スリーブは上記胴部において上記係止部より上方の主領域に装着され、上記スリーブの下端が上記係止部の上壁に係止されており、
上記係止部の上壁と上記主領域の交差角度が90°未満であることを特徴とする複合容器。 - 上記胴部の主領域の横断面形状の面積は上方に向かって徐々に増大しており、上記主領域が上記胴部の中心軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の複合容器。
- 上記スリーブは紙製であり接合部を除き均一厚さを有しており、上記係止部の上壁の幅が、上記スリーブの紙厚より大きく、上記スリーブの下端の外周縁が上記係止部の上壁に係止されていることを特徴とする請求項2に記載の複合容器。
- 上記係止部の上壁の幅が、上記スリーブの紙厚の1.2倍〜3.0倍であることを特徴とする請求項3に記載の複合容器。
- 上記係止部の上壁は上記胴部の中心軸線に対して直角をなしていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の複合容器。
- 上記胴部の主領域の横断面形状が略円形をなし、上記スリーブの自然状態での横断面形状が円形をなしていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複合容器。
- 上記胴部の主領域の横断面形状が複数の角部を有して非円形をなし、上記胴部の角部の下部に、上記係止部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複合容器。
- 上記スリーブの自然状態での横断面形状が円形をなしており、上記胴部の主領域に装着された状態では上記スリーブの上端および下端が周方向に波を打っており、上記スリーブの下端において、上記角部に対応する部位が他の部位より下方に突出して上記係止部の上壁に係止されていることを特徴とする請求項7に記載の複合容器。
- 上記胴部の主領域の横断面形状が略楕円形をなし、上記係止部が楕円形の長軸上または短軸より長軸に近い部位に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の複合容器。
- 上記スリーブの自然状態での横断面形状が円形をなし、上記胴部の主領域に装着された状態では上記スリーブの上端および下端が周方向に波を打っており、上記スリーブの下端において、上記楕円形の長軸上の部位が短軸上の部位より下方に突出しており、
上記スリーブの下端において上記長軸または長軸に近い部位が、上記係止部の上壁に係止されていることを特徴とする請求項9に記載の複合容器。
Priority Applications (1)
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JP2016231654A JP6800528B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | 複合容器 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP6800528B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7357397B1 (ja) | 2022-03-30 | 2023-10-06 | ベスパック株式会社 | プラスチック容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09301340A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-11-25 | Sonoco Prod Co | 掴み易い非円筒形複層容器 |
GB2333087A (en) * | 1996-09-26 | 1999-07-14 | Sandherr Packungen Ag | Process for producing a cup-shaped combination packing container, the plastic inside and outside parts for such a process & container produced by this process |
JP2011025958A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Tomei Kagaku Kogyo Kk | 外装体及び複合容器 |
-
2016
- 2016-11-29 JP JP2016231654A patent/JP6800528B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2011025958A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Tomei Kagaku Kogyo Kk | 外装体及び複合容器 |
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JP7357397B1 (ja) | 2022-03-30 | 2023-10-06 | ベスパック株式会社 | プラスチック容器 |
JP2023152302A (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-17 | ベスパック株式会社 | プラスチック容器 |
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JP6800528B2 (ja) | 2020-12-16 |
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