JP2018086651A - 太陽電池モジュールリサイクル方法、太陽電池モジュールリサイクル装置 - Google Patents

太陽電池モジュールリサイクル方法、太陽電池モジュールリサイクル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】化学的手法によらず、分離したガラス片に付着する異物を低減する太陽電池モジュールリサイクル方法を提供する。
【解決手段】本発明は、ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュールのリサイクル装置であって、ガラス板を破砕する破砕手段を備え、破砕手段によって破砕される範囲は、ガラス板と封止材との界面よりもガラス板側の板ガラスであって、ガラス板を破砕する破砕工程を備え、破砕工程は、封止材との界面付近のガラス板を残した状態でガラス板を破砕することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、太陽電池モジュールのリサイクル方法、太陽電池モジュールのリサイクル装置に関するものである。
従来、太陽電池モジュールのリサイクル方法としては、特定の部品を除去した後、太陽電池モジュールを破砕機等で粉砕し、溶液を用いた化学的手法によって金属類とガラス等の金属類以外の素材に分離する方法が確立されている。
しかし、溶液を用いた化学的手法による太陽電池モジュールのリサイクルは、分離に用いた溶液を中和する工程や無害化する工程を実施しなければならないため、設備の巨大化や工程の煩雑化を招いていた。
そこで、ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュールにおいて、ガラス板及び太陽電池素子を同時に破砕し、破砕されたガラス板及び太陽電池素子を接着する封止材を加熱して軟化させ、ガラス板とその他の物質とを分離する太陽電池モジュールリサイクル方法がある(例えば、特許文献1。)
特開2011−173099号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたリサイクル方法は、化学的手法によらず、太陽電池モジュールからガラスを分離することは可能だが、ガラス板と太陽電池素子が製膜された基板を共に破砕する為、ガラス破砕物に鉛等の再利用を行なう上で好ましくない金属成分等の異物が付着し、分離したガラス片に含まれる異物の増加を招くおそれがあった。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、太陽電池モジュールからガラスを分離するリサイクル方法及びリサイクル装置において、化学的手法によらず、分離したガラス片に異物が付着しないようにガラス板を破砕することを目的とする。
本発明の太陽電池モジュールリサイクル方法は、ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュールのリサイクル方法であって、ガラス板を破砕する破砕工程を備え、破砕工程は、封止材との界面付近のガラス板を残した状態でガラス板を破砕することを特徴とする。
本発明の太陽電池モジュールリサイクル装置は、ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュールのリサイクル装置であって、ガラス板を破砕する破砕手段を備え、破砕手段によって破砕される範囲は、ガラス板と封止材との界面よりもガラス板側の板ガラスであることを特徴とする。
本発明は、ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュール
を全て破砕させる前に、ガラス板と封止材との界面よりもガラス板側の板ガラスのみを破砕するので、分離したガラス片に基板などの異物が付着しないようにガラス板を破砕することができる。
実施の形態1に係る太陽電池モジュールの断面図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル方法の処理工程を示す図 である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置の構成図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置における前処理装置 の構成図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるセンシング 装置の構成図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるローラを有 する破砕装置の構成図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるハンマーを 有する破砕装置の構成図である。 実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるローラ及び ハンマーを有する破砕装置の構成図である。 破砕工程におけるローラ及びハンマーの形態を示す図である。 実施の形態1に係る、比重差選別における選別装置の構成図である。 実施の形態1に係る形状選別における選別装置の構成図である。 実施の形態1に係る光学選別における選別装置の構成図である。 実施の形態1に係る磁力選別における選別装置の構成図である。 実施の形態1に係る渦電流選別における選別装置の構成図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル方法及びリサイクル装置について説明する。まず、本実施の形態に係るリサイクル方法及びリサイクル装置のリサイクルの対象となる太陽電池モジュールの構成について、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールの断面図である。図1に示すように、太陽電池モジュールは、太陽電池パネル1、フレーム2、シール材3、端子ボックス4、及び出力ケーブル5から構成される。以下、各構成について詳細に説明する。
太陽電池パネル1は、ガラス板11、バックシート12、封止材13、太陽電池素子14、インターコネクタ15及び電極線16から構成される。
ガラス板11は、透光性を備え、太陽電池素子14を外部の衝撃から保護する。
バックシート12は、外部の湿気の侵入を防止する。バックシート12は、例えばフッ素樹脂、ポリエチレン−テレフタレート、アルミ箔等を貼り合わせたフィルムで構成されている。バックシート12は、透湿性が低く、高い靭性を有する。
封止材13は、ガラス板11、後述する太陽電池素子14及びバックシート12を接着する。封止材13は、太陽電池パネル1における緩衝と封止の機能を有する。封止材13は、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体がこれに該当する。
太陽電池素子14は、太陽光を受光して発電する素子である。太陽電池素子14は、単結晶シリコンや、多結晶シリコン等で形成されている。
インターコネクタ15は、複数の太陽電池素子14を直列に接続する。
電極線16は、銅や銀等の良導電性金属で形成されている。また、電極線16の一端は、太陽電池素子14aの下の電極に取り付けられる。
フレーム2は、バックシート12、太陽電池素子14、及びガラス板11が積層されることにより構成される太陽電池パネル1を固定する。フレーム2は、後述するシール材3により、太陽電池パネル1の外周に接着される。フレーム2は、アルミニウムで形成される。
シール材3は、フレーム2と太陽電池パネル1とを接着する。シール材3は、例えば、ブチルゴムがこれに該当する。
端子ボックス4は、太陽電池素子14aと一端が接続された電極線16を収納する。
出力ケーブル5は、太陽電池パネル1で発電した電力を外部に出力するケーブルである。出力ケーブル5は、端子ボックス4に収納される電極線16のもう一端と接続されている。
なお、図1に示した太陽電池モジュールは、少なくともガラス板11及び太陽電池素子14が積層されているものであればよい。従って、例えば、アモルファスシリコンや化合物薄膜等を用いた太陽電池素子14を有する太陽電池モジュールにも適用できる。
また、太陽電池モジュールは、太陽電池素子14を封止材13で封止したものを、受光面のガラス板11と裏側のバックシート12で挟みこみ、フレーム2で固定した構造を示すスーパーストレート型の太陽電池モジュールについて説明したが、サブストレート型の太陽電池モジュールに対しても適用可能である。サブストレート型の太陽電池モジュールは、太陽電池素子14を基板(図示せず)上に置き、透明樹脂で封止した構造をいう。
次に、図2を用いて、実施の形態1に係る太陽電池モジュールのリサイクル方法の処理工程について説明する。図2は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル方法の処理工程を示す図である。図2に示すように、本実施の形態に係る太陽電池モジュールリサイクル方法は、少なくとも、前処理工程(S1)、センシング工程(S2)、破砕条件決定工程(S3)、及び破砕工程(S4)を有する。また、本実施の形態に係る太陽電池モジュールリサイクル方法は、ガラス選別・回収行程(S5)を併せて実施するのが望ましい。
図3は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置の構成図である。本実施の形態に係る太陽電池モジュールリサイクル装置は、図3に示すように、前処理工程(S1)を行なう前処理装置300、センシング工程(S2)を行なうセンシング装置400、破砕工程(S4)を行なう破砕装置500、選別・回収工程を行なう選別装置(選別手段)600、及び回収装置(回収手段)700を備える。以下、各工程におけるリサイクル装置の動作について詳細に説明する。各工程間において、太陽電池パネル1は、搬送用ローラ200で搬送される。
以下、図4を用いて、前処理工程(S1)について説明する。図4は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置における前処理装置の構成図である。前処理工程(S1)は、図4に示すように、太陽電池モジュールからフレーム2及びシール材3を分離する工程である。前処理装置300は、前処理用架台31、太陽電池パネル固定装置32、及び前処理手段33から構成される。
前処理用架台31は、太陽電池モジュールの前処理を行う際に、この太陽電池モジュールを載せる台である。太陽電池モジュールは、バックシート12が上側、ガラス板11が下側となる向きで前処理用架台31上に載せられる。この向きで載せることで、破砕工程(S4)まで太陽電池モジュールの向きを入れ替えることなく、ガラス板11を下側にした状態で搬送することができる。ガラス板11を下側にした状態で破砕工程(S4)を行うと、破砕されたガラス片は重力で落下するので、ガラス片を容易に太陽電池モジュールから分離することができる。
固定装置32は、前処理用架台31上の太陽電池モジュールの上方から圧力をかけて太陽電池モジュールを固定する。
前処理手段33は、前処理用架台31と固定装置32とにより固定された太陽電池パネル1の外周に接着されているフレーム2を太陽電池パネル1から切断する。このとき、前処理手段33は、少なくともフレーム2及びこのフレーム2を太陽電池パネル1に接着しているシール材3を太陽電池パネル1から分離する。
前処理手段33は、例えば、レーザー切断装置やウォータージェット切断装置等がこれに該当する。なお、前処理手段33は、端子ボックス4、及び出力ケーブル5についても除去するのが望ましい。フレーム2、端子ボックス4、出力ケーブル5は、資源として再利用される。フレーム2及びシール材3が切り離された太陽電池パネル1は、搬送用ローラ200により、センシング装置400に搬送される。
以下、図5を用いて、センシング工程(S2)について説明する。センシング工程(S2)は、ガラス板11の厚さを計測する工程である。図5は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるセンシング装置の構成図である。センシング装置400は、図5に示すように、フリーローラ21、ばね41、回転ローラ42、及びセンシング手段43から構成される。センシング装置400は、ガラス板11と封止材13との境界面の位置を計測する。
フリーローラ21は、太陽電池パネル1が載せられるローラであって、太陽電池パネル1が回転ローラ42により搬送されることによって回転する。ばね41は、回転ローラ42を弾性的に支持している。ばね41によって支持された回転ローラ42は、センシング装置400に搬送された太陽電池パネル1の上面に弾性的に接触する。そして、回転ローラ42は太陽電池パネル1の搬送方向に回転して太陽電池パネル1を搬送する。
このように、回転ローラ42とフリーローラ21との間に太陽電池パネル1を挟み込むことで、太陽電池パネル1の上下方向の移動を抑制させながら、太陽電池パネル1を搬送させることができるので、後述するセンシング手段43による計測の精度を向上させることが可能となる。
センシング手段43は、フリーローラ21上を移動する太陽電池パネル1のガラス板11の厚みを計測する。センシング手段43は、例えば、超音波を出力する超音波プローブがこれに該当する。超音波プローブは、出力した入射波Aに対し、ガラス板11の表面で反射した反射波Bと、ガラス板11を透過してガラス板11の裏面(ガラス板11と封止材13との界面)にて反射した反射波Cの到達時間の差によってガラス板11の厚みを計測する。
なお、超音波プローブは、ガラス板11に接触して超音波Aを出力し、ガラス板11の裏面に反射して戻ってくる超音波Cを受信し、その伝播時間からガラス板11の厚さを算出してもよい。
センシング手段43は、赤外線を出力する赤外線プローブでもよい。赤外線プローブは、照射した入射光Aに対し、ガラス板11の表面で反射した反射光Bと、ガラス板11を透過してガラス板11の裏面にて反射した反射光Cとの干渉によりガラス板11の厚さを測定する。
破砕条件決定工程(S3)は、センシング工程(S2)で計測したガラス板11の厚みの情報に基づいて、ガラス板11の破砕条件Xを決定する工程である。破砕条件Xは、後述する破砕手段53がガラス板11を破砕する際の動作の条件を示す。
具体的には、破砕条件決定手段(図示せず)は、センシング工程(S2)において計測されたガラス板11の厚みから所定の厚みを減じた位置までガラス板11を破砕するように破砕条件Xを決定する。所定の厚みは、任意の値であって、少なくとも後述する破砕手段53が封止材13を破砕しないように設定される。破砕条件決定手段は、本実施の形態のリサイクル装置を制御する制御装置(図示せず)の演算装置等がこれに該当する。
破砕条件Xは、例えば、破砕手段53が後述する破砕用ローラ53bである場合、破砕用ローラ53bが動作する位置を決定する後述するエアシリンダ53aの設定高さがこれに該当する。また、破砕手段53が後述するハンマー53cである場合には、ハンマー53cの可動域がこれに該当する。
ここで、破砕手段53の高さに関連する条件を可動範囲とする。すなわち、破砕手段53は、少なくともガラス板11と封止材13との界面よりもガラス板11側を破砕するような可動範囲で動作する必要がある。また、破砕条件Xには、破砕用ローラ53bの回転数、ハンマー53cの動作速度、及び破砕用ローラ53bの回転数に関する情報を加えてもよい。
以下、図6を用いて、破砕工程(S4)について説明する。図6は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるローラを有する破砕装置の構成図である。破砕工程(S4)は、破砕条件決定工程(S3)において決定された破砕条件Xに基づいて、ガラス板11を破砕する工程である。図6に示すように、破砕装置500は、フリーローラ21、ばね51、回転ローラ52、及び破砕手段53で構成される。
フリーローラ21は、太陽電池パネル1が載せられるローラであって、太陽電池パネル1が回転ローラ52により搬送されることによって回転する。ばね51は、回転ローラ52を弾性的に支持している。ばね51によって支持された回転ローラ42は、破砕装置500に搬送されてきた太陽電池パネル1の上面に弾性的に接触する。そして、回転ローラ52は、太陽電池パネル1の搬送方向に回転し、太陽電池パネル1を搬送する。
破砕手段53は、破砕条件Xに基づいてガラス板11を破砕する。破砕手段53は、少なくとも破砕条件Xの可動範囲に基づいて、ガラス板11と封止材13との界面よりもガラス板11側を破砕する。破砕されたガラス片11aは下方へ落下し、次工程に運ばれる。この時、ガラス板11と封止材13との界面付近のガラス片11bは、封止材13の接着力により、この封止材13に接着して太陽電池パネル1から分離されない。
破砕手段53は、例えば、図6に示した破砕用ローラ53bがこれに該当する。また、破砕手段53は、破砕用ローラ53bに限られない。図7は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるハンマーを有する破砕装置の構成図である。例えば、破砕手段53は、図7に示すように、破砕条件決定工程(S3)にて決定された破砕条件Xにもとづいて動作するハンマー53cであってもよい。
破砕手段53は、複数設けられてもよい。図8は、実施の形態1に係る太陽電池モジュールリサイクル装置におけるローラ及びハンマーを有する破砕装置の構成図である。例えば、図8に示すように、破砕手段53は、複数個の破砕用ローラ53bもしくはハンマー53cまたは複数個の破砕用ローラ53bとハンマー53cとを多段に組み合わせて構成されてもよい。
さらに、破砕手段53は、突起53X又は破砕刃53Yを備えていてもよい。例えば、図9は、破砕工程におけるローラ及びハンマーの形態を示す図である。図9に示すように、破砕用ローラ53b及びハンマー53cは、突起53Xを備えたもの(図9(a)(f))、破砕刃53Yを備えたもの(図9(b)(c)(g)(h))、突起53Xと破砕刃53Yとを組み合わせたもの(図9(d)(i))、あるいは突起53X及び破砕刃53Yを備えないもの(図9(e)(j))であってもよい。破砕手段53の種類は、ガラス板11の厚さ、材質又は後述する選別工程の種類等を考慮して決定すればよい。
以上のように、本実施の形態に係る破砕工程(S4)は、計測したガラス板11の厚みに基づいて、破砕手段53を少なくともガラス板11と封止材13との界面よりもガラス板11側を破砕するような可動範囲で動作させるので、破砕の際にガラス片11aにすりつけられる鉛成分や金属類の破片等の混入を低減することができる。したがって、有害物質や不純物の混入に対する品質基準の厳しい製品の材料(例えば、砂の代替物等)へのリサイクルに適用することが期待できる。
以下、図10を用いて、選別・回収工程(S5)について説明する。図10は、実施の形態1に係る、比重差選別における選別装置の構成図である。選別・回収工程(S5)は、選別装置600により、破砕工程(S4)において破砕されたガラス片11aと異物19を選別する工程である。ここでいう異物19とは、太陽電池モジュールが使用されている中で付着したガラス板11以外の物体や、本実施の形態のリサイクル方法の実施中に混入した金属成分等、ガラスのリサイクルを阻害する要因となる物質を指す。選別装置600は、搬送用振動フィーダ61、吸引装置62、ガラス片回収箱63aから構成される。
搬送用振動フィーダ61は、破砕装置500で破砕されたガラス片11a及び異物19を搬送する。
吸引装置62は、搬送用振動フィーダ61上を流れるガラス片11a及び異物19が通過する際に比重の小さい異物19を吸引する。すなわち、比重差選別により、破砕されたガラス片11aと異物19とを選別する。
ガラス片回収箱63aは、搬送用フィーダ61にて搬送されたガラス片11aを回収する。
なお、比重差選別は、吸引装置62を使用した選別に限られず、例えば特定の比重を持つ液体等の中でガラス片11a及び異物19を選別する方法や、破砕されたガラス片11a及び異物19を加振することにより種類別に積層させて選別する方法等でもよい。
以上のように、選別・回収工程(S5)において、比重選別を用いれば、ガラス片11aと異物19との比重差に基づいて、ガラス片11aを分離することができる。
選別・回収工程(S5)は、比重差選別に限らず、物体の大きさや形状の差異による選別、すなわち形状選別によって選別してもよい。図11は、実施の形態1に係る形状選別における選別装置の構成図である。選別装置600は、搬送用コンベア64、篩65、ベアリング65a、篩駆動用モータ65b、ガラス片回収箱63a、異物回収箱63bから構成される。搬送用コンベア64は、破砕工程(S4)で破砕されたガラス片11a及び異物19を搬送する。篩65は、搬送用コンベア64の下流に設けられる。篩65は、円筒状に形成され、一種類もしくは複数種類の貫通穴が開けられている。
また、篩65は、ベアリング65aと篩駆動用モータ65bとに支持されている。篩駆動用モータ65bは、電力により篩65を回転させる。篩65は、例えばトロンメルがこれに該当する。搬送用コンベア64で搬送されたガラス片11a及び異物19は、下流で篩65に投入される。篩65は、所望する形状以外の破砕されたガラス片11a及び異物19を貫通穴より異物回収箱63bに落下する。また、篩65は、所望の大きさの破砕されたガラス片11aをガラス片回収箱63aに落下する。
篩65は、複数設けられてもよい。複数種類の篩65を用いる場合、篩65は、貫通穴の形状及び大きさが同一種類のものでもよいし、貫通穴の形状及び大きさが異なるものであってもよい。なお、篩65は形状差により選別できればよく、トロンメルに限定されるものではない。
以上のように、選別・回収工程(S5)において、形状選別を用いれば、ガラス片11aと異物19との形状の違いに基づいて、ガラス片11aを分離することができる。さらに、形状選別によれば、ガラス片11aの大きさを分類することも可能である。
選別・回収工程(S5)は、光学的な差異、例えば色調の違い等によって物体を選別する光学選別によって選別してもよい。図12は、実施の形態1に係る光学選別における選別装置の構成図である。選別装置600は、搬送用コンベア64、異物識別用カメラ66、エアガン67、ガラス片回収箱63a、及び異物回収箱63bから構成される。異物識別用カメラ66は、搬送用コンベア64上に設けられる。
また、異物識別用カメラ66は、搬送用コンベア64により搬送される破砕されたガラス片11a及び異物19を撮像し、異物19を認識する。搬送用コンベア64は、破砕されたガラス片11aと異物19を搬送した運動エネルギーと重力によって放物運動を行なわせる。エアガン67は、異物識別用カメラ66によって予め認識され放物運動を行なっている異物19を空気の噴射により落下させる。落下した異物19は、異物回収箱63bに回収される。放物運動が中断されなかった破砕されたガラス片11aは、ガラス片回収箱63aに回収される。
以上のように、選別・回収工程(S5)では、光学選別を用いれば、ガラス片11aと異物19との光学特性の違いに基づいて、ガラス片11aを分離することができる。
選別・回収工程(S5)は、磁性の違いによって物体を選別する磁力選別によって選別してもよい。図13は、実施の形態1に係る磁力選別における選別装置の構成図である。選別装置600は、搬送用コンベア64、磁石68、ガラス片回収箱63aを備える。磁石68は、搬送用コンベア64上に設けられ、搬送用コンベア64上を流れる破砕されたガラス片11a及び異物19のうち、磁性をもつ異物19を磁着する。磁着されなかったガラス片11aは、さらに搬送用コンベア64によって搬送され、ガラス片回収箱63aに回収される。
以上のように、選別・回収工程(S5)において、磁力選別を用いれば、ガラス片11aと異物19とを磁性の違いに基づいて分離することができる。
選別・回収工程(S5)は、電気特性の違い等によって物体を選別する渦電流選別によって選別してもよい。図14は、実施の形態1に係る渦電流選別における選別装置の構成図である。渦電流選別において、選別装置600は新たに渦電流選別装置64aを備える。渦電流選別装置64aは、搬送用コンベア64内に設置される。また、渦電流選別装置64aは、内部に磁石(図示せず)を有する。この磁石は、近傍を通過するガラス片11a及び異物19のうち、導電性を持つ異物19に渦電流を発生させる。
また、渦電流が発生した異物19は、その渦電流によって磁界を発生する。磁石が発生した磁界と異物19が発生した磁界は反発作用を起こすので、搬送用コンベア64により搬送された異物19は、磁石から離れる方向、すなわち水平方向に放物運動を開始し、異物回収箱63bに回収される。渦電流が発生しなかったガラス片11aは搬送用コンベア64による搬送が終了すると自由落下し、ガラス片回収箱63aに回収される。なお、ガラスは一般的に常温下では導電性が極端に低いとされている。
以上のように、選別・回収工程(S5)では、渦電流選別を用いれば、導電特性の違いに基づいて、ガラス片11aを分離することができる。
本実施の形態に係る太陽電池モジュールリサイクル方法及びリサイクル装置において、選別・回収工程(S5)は、比重差選別、形状選別、光学選別、磁力選別、渦電流選別のいずれかより選択して実施されるのみならず、図10から図14に示した選別方法の一部又は全部を組み合わせて実施してもよい。
なお、選別・回収工程(S5)は、破砕工程(S4)が終了した時点で、所望のガラスの純度等のリサイクル条件を満たしている場合は、ガラスの選別については省略してもよい。その場合、破砕工程(S4)で破砕されたガラス片11aはガラス片回収箱63a等に回収される。
選別・回収工程(S5)によって回収されたガラス片11aは、様々な製品や物品に適用できるリサイクル材の原料として利用される。ガラス片11aを原料としたリサイクル材とは、例えば、ガラス片11aを溶融して板状に成形したガラス板、ガラス片11aを溶融して繊維化したグラスウール、ガラス片11aを混ぜ合わせた路盤材、ガラス片11aの粒径を調整して砂状にしたガラス砂等である。
一方、選別・回収工程(S5)によりガラス片11aが分離された後の異物19と、破砕工程(S4)によりガラス板11を破砕した後に残る構造物(太陽電池素子14、インターコネクタ15、電極線16等を含むもの)は、ガラス片11aとは別に回収される。この回収物は、ガラス片11aを分離したことで、一定量の回収物に占めるガラス材の割合が小さくなり、銀等の高価値の金属類の割合が大きい回収物となる。そして、この回収物を金属精錬することによって銀等の金属がそれぞれ回収される。
以上のように、本実施の形態に係る太陽電池モジュールリサイクル方法及びリサイクル装置は、ガラス板と太陽電池素子14とが封止材13を介して積層される太陽電池モジュールのガラス板11の厚さを測定し、測定した厚さに基づいて、ガラス板11と封止材13との界面よりもガラス板11側を破砕するように破砕手段53の可動範囲を決定するので、分離したガラス片11aに付着する異物19を低減することができる。
さらに、本実施の形態に係る太陽電池モジュールのリサイクル方法及びリサイクル装置は、選別・回収工程(S5)において、ガラス片11aと異物19とを選別する選別工程を実行することにより、ガラス片11aの回収を効率的に行なうことができる。
1 太陽電池パネル、2 フレーム、3 シール材、4 端子ボックス、5 出力ケーブル、11 ガラス板、11a 破砕されたガラス片、11b、封止材に接着したガラス片、12 バックシート、13 封止材、14 太陽電池素子、15 インターコネクタ、16 電極線、19 異物、21 フリーローラ、31 前処理用架台、32 太陽電池パネル固定装置、33 前処理手段、41、51 ばね、42、52 回転ローラ、43 センシング手段、53 破砕手段、53a エアシリンダ、53b 破砕用ローラ、53c ハンマー、53X 突起、53Y 破砕刃、61 搬送用振動フィーダ、62 吸引装置、63a ガラス片回収箱、63b 異物回収箱、64 搬送用コンベア、64a 渦電流選別装置、65 篩、65a ベアリング、65b 篩駆動用モータ、66 異物識別用カメラ、67 エアガン、68 磁石、200 搬送用ローラ、300 前処理装置、400 センシング装置、500 破砕装置、600 選別装置、700 回収装置

Claims (11)

  1. ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュールのリサイクル方法であって、
    前記ガラス板を破砕する破砕工程を備え、
    前記破砕工程は、前記封止材との界面付近の前記ガラス板を残した状態で前記ガラス板を破砕することを特徴とする
    太陽電池モジュールリサイクル方法。
  2. 前記ガラス板の厚みを測定するセンシング工程と、
    前記ガラス板の厚みから所定の厚みを減じた位置を算出する破砕条件決定工程と、
    を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の太陽電池モジュールリサイクル方法。
  3. 前記破砕工程は、前記ガラス板が前記太陽電池素子よりも重力下側に配置された状態で行われることを特徴とする
    請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の太陽電池モジュールリサイクル方法。
  4. 前記センシング工程は、前記ガラス板に超音波を出力し、前記ガラス板と前記封止材との
    界面で反射した超音波を用いて、前記ガラス板の厚さを測定することを特徴とする
    請求項2に記載の太陽電池モジュールリサイクル方法。
  5. 前記センシング工程は、前記ガラス板に赤外線を照射し、前記ガラス板の表面で反射した赤外線と、前記ガラス板を通過して前記ガラス板と前記封止材との界面で反射した赤外線とを用いて、前記ガラス板の厚さを測定することを特徴とする
    請求項2に記載の太陽電池モジュールリサイクル方法。
  6. 前記破砕工程において前記ガラス板を破砕する破砕手段はローラであって、
    前記破砕条件決定工程は、さらに前記センシング工程で測定した前記ガラス板の厚みの情報に基づいて前記ローラの回転数を決定し、
    前記破砕工程は、前記破砕条件決定工程で決定された前記回転数で前記ローラを動作させることを特徴とする
    請求項2から請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュールリサイクル方法。
  7. 前記破砕工程において前記ガラス板を破砕する破砕手段はハンマーであって、
    前記破砕条件決定工程は、さらに前記センシング工程で測定した前記ガラス板の厚みの情報に基づいて前記ハンマーの動作速度を決定し、
    前記破砕工程は、前記破砕条件決定工程で決定された前記動作速度で前記ハンマーを動作させることを特徴とする
    請求項2から請求項5のいずれかに記載の太陽電池モジュールリサイクル方法。
  8. ガラス板と太陽電池素子とが封止材を介して積層された太陽電池モジュールを破砕する太陽電池モジュールリサイクル装置であって、
    前記ガラス板を破砕する破砕手段を備え、
    前記破砕手段によって破砕される範囲は、前記ガラス板と封止材との界面よりも前記ガラス板側の前記板ガラスであることを特徴とする
    太陽電池モジュールリサイクル装置。
  9. 前記ガラス板の厚みを測定するセンシング手段を備え、
    前記破砕手段の可動範囲は、前記ガラス板の厚みによって変動することを特徴とする
    請求項8に記載の太陽電池モジュールサイクル装置。
  10. 前記破砕手段は、突起もしくは刃を備えており、
    前記突起の先端もしくは前記刃の先端は、前記ガラス板を破砕する際、前記ガラス板と前記封止材との界面よりも前記ガラス板側に配置されていることを特徴とする
    請求項8もしくは請求項9のいずれかに記載の太陽電池モジュールサイクル装置。
  11. 前記ガラス板の厚みを測定するセンシング手段を備え、
    前記突起の先端もしくは前記刃の先端と、前記封止材との距離は、前記ガラス板の厚みによって変動することを特徴とする
    請求項10に記載の太陽電池モジュールサイクル装置。
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