JP2018084254A - 丸パイプの接続構造 - Google Patents
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Description
前記スクリーン2は、パイプを組み合わせて構築され部分筒状の骨組みを構成するフレーム構造体4と、このフレーム構造体4の一部を覆うようにして前記パイプ間に着脱可能に張設された可撓変形可能な面材5A、5Bとを具備してなるもので、この実施形態では、前記パイプとして、横断面が円形をなす丸パイプが用いられている。以下、前記パイプは、丸パイプと称する。
前記フレーム構造体4は、図8に示すように、複数本の支柱6A〜6Fと、それら支柱6A〜6F間に横架されたフレーム7A〜7Cとを備えたものである。すなわち、このフレーム構造体4は、前記支柱6A〜6Fの上端6Aa〜6Fa間に配された上のフレーム7Aと、前記支柱6A〜6Fの下端6Ab〜6Fb間に配された下のフレーム7Bと、前記支柱6A〜6Fの下端6Ab〜6Fbに近い中間部6Ac〜6Fc間に配された中間のフレーム7Cとを備えたものであり、前記中間のフレーム7Cと前記下のフレーム7Bとの間には、図1に示すように、面材5が存在しない透窓領域4aが形成されている。この実施形態のスクリーン2では、図1、図2及び図8に示すように、当該スクリーン2の両端に位置する、対をなす端の支柱6A、6Bと、これら支柱6A、6Bの内側面6Ad、6Bd間に一定のピッチで配された第1〜第4の中間の支柱6C〜6Fとを備えており、前記端の支柱6A、6Bの外側面6Ae、6Be間に前記ブース空間Sに対する出入口2xが形成されている。
ここで、前記上の横姿勢の丸パイプ6A2〜6F2と前記上フレーム7Aを構成する前記丸パイプ7A1との間の接続、及び前記下の横姿勢の丸パイプ6A3〜6F3と下フレーム7Bを構成する前記丸パイプ7B1との間の接続には、以下に述べるような丸パイプの接続構造が採用されている。
前記直線接続用の緊締手段15は、図9に示すように、前記締付ねじ21の軸心21xを前記丸パイプ11、13の軸心11x、13xに対して角度θだけ傾斜させたものである。この実施形態においては、前記角度θが25度に設定されているが、適宜変更可能である。また、前記直線接続用の緊締手段15は、図9及び図15に示すように、一方の丸パイプ11の端部内に固設された雌ねじ孔23aを有するナット部材23と、他方の丸パイプ13の端部内に固設されたねじ挿通孔25aを有するねじ受け部材25と、このねじ受け部材25のねじ挿通孔25aを通して前記ナット部材23の雌ねじ孔23aに螺着された前記締付ねじ21とを備えたものである。
前記周方向用の凹凸係合手段17は、図9及び図11に示すように、前記一方の丸パイプ11の端部に突設された前記凸部41を備えたものであり、前記丸パイプ11、13同士を突き合わせた姿勢で前記凸部41が前記他方の丸パイプ13の端部に形成された前記凹部43に嵌合するようにしたものである。より具体的には、前記凸部41は、前記ナットホルダ29の延出端部の一部を厚み方向に段押しして一体的に外周方向に突出させることにより形成されたもので、キー状をなしている。前記凹部43は、前記他方の丸パイプ13の端部を切除することにより形成されたもので、キー溝状をなしている。
この実施形態においては、図9及び図11に示すように、両丸パイプ11、13の接続部に、前述した主たる径方向用の凹凸係合手段19Aと、従たる径方向用の凹凸係合手段19Bとが設けられている。
また、前記竪姿勢の丸パイプ6A1〜6F1における中間部と、前記中間フレーム7Cを構成する前記丸パイプ7C1との間の接続には、以下に述べるような、本発明に係る丸パイプの接続構造が採用されている。
前記緊締手段53は、図10に示すように、前記締付ねじ55の軸心55xを前記他方の丸パイプ51の軸心51xに対して角度θだけ傾斜させたものである。すなわち、この緊締手段53は、図10及び図19に示すように、雌ねじ孔59aを前記ナット露出窓61に臨ませて前記一方の丸パイプ49内に配設された前記ナット部材59と、前記他方の丸パイプ51の端部内に固設されたねじ挿通孔63aを有するねじ受け部材63と、このねじ受け部材63の前記ねじ挿通孔63aを通して前記ナット部材59の前記雌ねじ孔59aに螺着された前記締付ねじ55とを備えたものである。
前記上フレーム7Aを構成する前記丸パイプ7A1の下側には、図3、図4、図8、図13、図15及び図17に示すように、横姿勢の面材掛止部材101がねじ103及びスペーサ105を介して取り付けられている。この面材掛止部材101は、前記スペーサ105が取り付けられた底壁107と、この底壁107の両側縁から上方に延出させた側壁109とを備えたチャンネル状のもので、前記底壁107及びスペーサ105を貫通させたねじ103を前記丸パイプ7A1に設けた雌ねじ孔111に螺着することにより、前記丸パイプ7A1との間に所定の隙間を形成した状態で取り付けられている。前記底壁107における前記他方の丸パイプ13の装着窓13zに対応する部位には、前記締付ねじ21を通過させるための窓107zが設けられている。なお、符号112は、前記スペーサ105を前記底壁107に取り付けるための弾性爪である。
前記端の支柱6A、6Bを構成する竪姿勢の丸パイプ6A1、6B1の出入口2xと反対の側には、図5、図8、図15及び図19に示すように、竪姿勢の面材掛止部材113がねじ115及びスペーサ117を介して取り付けられている。この面材掛止部材113は、前記スペーサ117が取り付けられた底壁119と、この底壁119の両側縁から側方に延出させた側壁121とを備えたチャンネル状のもので、前記底壁119及びスペーサ117を貫通させたねじ115を前記丸パイプ6A1、6B1に設けた雌ねじ孔123に螺着することにより、丸パイプ6A1、6B1との間に所定の隙間を形成した状態で取り付けられている。前記底壁119における前記他方の丸パイプ51の装着窓51zに対応する部位には、前記締付ねじ55を通過させるための窓119zが設けられている。なお、符号124は、前記スペーサ117を前記底壁119に取り付けるための弾性爪である。
以上説明したフレーム構造体4の内外に、図1及び図3〜図7に示すように、2枚の面材5、すなわち外装用の面材5A及び内装用の面材5Bがそれぞれ添接されている。
前記天板3は、図1〜図3に示すように、前記スクリーン2により囲われたブース空間S内に配されたもので、ブラケット171、173を介して前記支柱6A〜6Bに着脱可能に支持されている。この実施形態においては、前記スクリーン2が仮想正六角柱に沿った形状をなすものであるため、前記天板3は、出入口2xから見て右側に位置する、図1及び図2に示すような右寄り態様(P)と、出入口2xから見て正面に位置する図示しない正面態様(Q)と、出入口2xから見て左側に位置する図示しない左寄り態様(R)とのいずれかをとることができるようになっている。すなわち、前記右寄り態様(P)では、図2に示すように、天板3の使用端3a両側を手前側のブラケット171を介して端の支柱6Aと第3の中間の支柱6Eとに支持させるとともに、天板3の反使用端3b両側を第1の中間の支柱6C及び第2の中間の支柱6Dに奥側のブラケット173を介して支持させている。前記正面態様(Q)では、天板3の使用端3a両側を手前側のブラケット171を介して第1の中間の支柱6Cと第4の中間の支柱6Fとに支持させるとともに、天板3の反使用端3b両側を第2の中間の支柱6D及び第3の中間の支柱6Eに奥側のブラケット173を介して支持させている。前記左寄り態様(R)では、天板3の使用端3a両側を手前側のブラケット171を介して第2の中間の支柱6Dと端の支柱6Bとに支持させるとともに、天板3の反使用端3b両側を第3の中間の支柱6E及び第4の中間の支柱6Fに奥側のブラケット173を介して支持させている。
本実施形態では、上述したように、前記一方の丸パイプ49が、外周面49aから外方に突出する凸部57を保持したものであり、前記他方の丸パイプ51側から前記一方の丸パイプ49に内設されたナット部材59に螺合させた前記締付ねじ55を締め付けた状態で、前記他方の丸パイプ51の端面51aが前記一方の丸パイプ49の外周面49aに押し付けられるとともに、前記他方51の丸パイプの外周面51bが前記凸部57に押し付けられるように構成されている。従って、他方の丸パイプ51の内部に締付ねじ55の頭部55aを収納させるようにできるとともに、前記凸部57は一方のパイプ49の軸心を挟んで反対側にも設けられるので、両凸部57にそれぞれ他方の丸パイプ51の外周面51bを押し付けた状態で一方のパイプ49の両側にそれぞれ他方の丸パイプ51を接続できる。すなわち、締付ねじ55の頭部55aが目立った箇所に露出せず、前記一方の丸パイプ49の外周面49aにおける前記前記他方の丸パイプ51との接合箇所と反対側にさらに他の丸パイプを同様な接続構造により直交接続することが可能な丸パイプの接続構造を実現できる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
49a…(一方の丸パイプの)外周面
51…他方の丸パイプ
51a…端面
51b…(他方の丸パイプの)外周面
51x…(他方の丸パイプの)軸心
53…緊締手段
55…締付ねじ
55x…(締付ねじの)軸心
57…凸部
59…ナット部材
59a…雌ねじ孔
61…ナット露出窓
63…ねじ受け部材
63a…ねじ挿通孔
65…取付用のねじ
65a…(取付用のねじの)頭部
95…ナット本体
97…ナットホルダ
Claims (7)
- 一方の丸パイプの外周面に他方の丸パイプの端面を当接させ、それらの丸パイプを締付ねじを用いた緊締手段により相寄る方向に緊締して接続した丸パイプの接続構造であって、
前記一方の丸パイプが、外周面から外方に突出する凸部を保持したものであり、
前記他方の丸パイプ側から前記一方の丸パイプに内設されたナット部材に螺合させた前記締付ねじを締め付けた状態で、前記他方の丸パイプの端面が前記一方の丸パイプの外周面に押し付けられるとともに、前記他方の丸パイプの外周面が前記凸部に押し付けられるように構成されている丸パイプの接続構造。 - 前記他方の丸パイプが、前記一方の丸パイプの外周面に沿うように凹陥した端面を備えたものである請求項1記載の丸パイプの接続構造。
- 前記一方の丸パイプが、前記他方の丸パイプが接続される部位にナット露出窓を有するとともに、そのナット露出窓に隣接する部位に前記凸部を保持したものであり、
前記緊締手段が、雌ねじ孔を前記ナット露出窓に臨ませて前記一方の丸パイプ内に配設された前記ナット部材と、前記他方の丸パイプの端部内に固設されたねじ挿通孔を有するねじ受け部材と、このねじ受け部材のねじ挿通孔を通して前記ナット部材の前記雌ねじ孔に螺着された前記締付ねじとを備えたものであり、
前記締付ねじの軸心を前記他方の丸パイプの軸心に対して傾斜させている請求項1又は2記載の丸パイプの接続構造。 - 前記他方の丸パイプの軸心と前記締付ねじの軸心とを含む仮想平面に対応する部位に、前記凸部が配されている請求項3記載の丸パイプの接続構造。
- 前記ナット部材が、取付け用のねじを用いて前記一方の丸パイプ内に取付けられたものであり、前記一方の丸パイプの外側に位置する前記取付け用のねじの頭部が、前記凸部を構成している請求項1、2、3又は4記載の丸パイプの接続構造。
- 前記ナット部材を前記一方の丸パイプ内に取付けるための取付け用のねじの軸心が、前記仮想平面上に位置している請求項4記載の丸パイプの接続構造。
- 前記ナット部材が、前記締付ねじが螺合する雌ねじ孔を有するナット本体と、このナット本体を保持するナットホルダとを備えたものであり、前記凸部が前記ナットホルダに一体に設けられている請求項1、2、3又は4記載の丸パイプの接続構造。
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