JP2018083064A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
測定対象のシート(不織布)の厚み方向に沿う断面が上面となるようにセットし、シートの厚み方向へシートの最表面から厚みの1/10までの区間の繊維をランダムに複数サンプリングし、水の接触角を測定する。測定装置として、協和界面科学株式会社製の自動接触角計MCA−Jを用いる。接触角の測定には蒸留水を用いる。インクジェット方式水滴吐出部(クラスターテクノロジー社製、吐出部孔径が25μmのパルスインジェクターCTC−25)から吐出される液量を15ピコリットルに設定して、水滴を、それぞれの繊維の中央の真上に滴下する。滴下の様子を水平に設置されたカメラに接続された高速度録画装置に録画する。録画装置は後に画像解析をする観点から、高速度キャプチャー装置が組み込まれたパーソナルコンピュータが望ましい。本測定では、17msecごとに画像が録画される。録画された映像において、繊維に水滴が着滴した最初の画像を、付属ソフトFAMAS(ソフトのバージョンは2.6.2、解析手法は液滴法、解析方法はθ/2法、画像処理アルゴリズムは無反射、画像処理イメージモードはフレーム、スレッシホールドレベルは200、曲率補正はしない、とする)にて画像解析を行い、水滴の空気に触れる面と繊維とのなす角を算出し、接触角とする。繊維は、繊維長1mm程度に裁断し、該繊維を接触角計のサンプル台に載せて、水平に維持する。N=5本の接触角を小数点以下1桁まで計測し、合計10箇所の測定値を平均した値(小数点以下第1桁で四捨五入)を接触角と定義する。接触角の低いものほど親水性が高いことを意味する。測定環境は、室温22±2℃、湿度65±2%RHとする。
親水領域11の接触角と第2層10Bの接触角との差は、後者−前者として、好ましくは5度以上、さらに好ましくは10度以上、そして、好ましくは30度以下、さらに好ましくは40度以下である。
第2層10Bの接触角は、好ましくは85度以下、さらに好ましくは83度以下である。
第1層10Aの繊維間距離と第2層10Bの繊維間距離との差は、前者−後者として、好ましくは5μm以上、さらに好ましくは15μm以上、そして、好ましくは35μm以下、さらに好ましくは30μm以下である。両者の繊維間距離の差が大きすぎると、第1層10Aでの毛管力の低下及び第2層10Bでの吸汗容量の減少により吸汗性能が低下するおそれがある。繊維間距離は、下記式(1)により求めることができる。
第1層10Aの坪量は、好ましくは20g/m2以下、さらに好ましくは17g/m2以下である。また、第1層10Aの坪量の下限については、実用上十分な強度を確保する観点から、好ましくは9g/m2以上、さらに好ましくは10g/m2以上である。
第1層10Aの厚みは、好ましくは0.19mm以上、さらに好ましくは0.20mm以上、そして、好ましくは0.7mm以下、さらに好ましくは0.5mm以下である。
また、同様の観点から、第2層10Bの厚みは、第1層10Aの厚みと同じかそれよりも大きいことが好ましい。
厚みの測定方法は、測定対象の不織布に0.05kPaの荷重を加えた状態で、厚み測定器を用いて測定した。厚み測定器にはオムロン社製のレーザー変位計を用いた。厚み測定は、10点測定し、それらの平均値を算出して厚みとした。
第2層10Bの坪量は、好ましくは10g/m2以上、さらに好ましくは13g/m2以上、そして、好ましくは23g/m2以下、さらに好ましくは22g/m2以下である。
第2層10Bの厚みは、好ましくは0.1mm以上、さらに好ましくは0.15mm以上、そして、好ましくは0.4mm以下、さらに好ましくは0.5mm以下である。
蒸留水に青色1号や赤色2号などの色素を、該色素の濃度が0.01重量%となるように混和溶解し、着色水を調製する。測定対象の吸汗シートを吸収性物品より切り出し、着色水内に浸漬しすぐに取り出す。吸汗シートの第1層(吸収性物品に配されていたときの肌対向面側)上での着色水の拡散領域の輪郭を透明OHPシートなどに写し取り、その転写した輪郭に基づいて画像解析装置を用いて着色水の拡散面積を算出し、その算出値を当該親水領域の面積とする。
従って、親水領域11の間隔は、一定程度は置く必要があるが、該間隔が広すぎると、第1層10Aに存する親水領域11の数が低減し、吸汗性の低下を招くおそれがある。
斯かる観点から、疎水領域12を挟んで隣り合う2個の親水領域11,11どうしの間隔は、おむつ1Aの着用者の前後方向に相当する縦方向Xにおいては、間隔Lx(図6参照)として、好ましくは5mm以上、さらに好ましくは6mm以上、そして、好ましくは20mm以下、さらに好ましくは15mm以下である。
また、横方向Yにおいては、間隔Ly(図6参照)として、好ましくは1mm以上、さらに好ましくは2mm以上、そして、好ましくは10mm以下、さらに好ましくは9mm以下である。
疎水性不織布に親水化剤を部分的に付着させて作製した第1層と、親水性不織布からなる第2層とを積層し、両層を接着剤により一体化させて、縦50mm、横50mmの平面視四角形形状の吸汗性シートの測定サンプルを作製した。疎水性不織布として、坪量13g/m2以上のスバンボンド不織布を用い、親水性不織布として、坪量15g/m2以上のスバンボンド不織布を用いた。第1層における親水化剤のパターンは図6に示すものと同様とした。
全長60mm×幅60mmのアクリル板上の中央に、試験液(純水)50mgを滴下する。次いで、測定サンプルを第1層が下方を向くように、アクリル板上に滴下した試験液上に静かに載せる。1分経過後に、試験液を吸収した測定サンプルを取り除き、その際のアクリル板上に残った試験液を、既知の重量(W0)のろ紙で吸水し、その吸水後のろ紙の重量(W1)を測定する。そして、重量W1から重量W0を差し引く(W1−W0)ことで、当該サンプルの表面液残り量(mg)を算出する。
前記知見に基づき、本発明において親水領域11の形成材料として好ましく用いられる親水化剤としては、ラウリルヒドロキシスルホベタイン(花王株式会社製、商品名「アンヒトール20HD」)を例示できる。
図7(b)に示す形態においては、接合部13は、第1層10Aにおける親水領域11と疎水領域12との境界及びその近傍に跨って配されている。
図7(c)に示す形態においては、接合部13は、第1層10Aにおける複数の疎水領域12それぞれに対応して配され、且つ図7(c)に示す如き吸汗性シート10の厚み方向に沿う断面視において、接合部13の幅は対応する疎水領域12の幅よりも大きく、それ故、接合部13は疎水領域12の非肌対向面(第2層10Bとの対向面)の全域と重なり、さらにその疎水領域12の周囲に位置する親水領域11の一部とも重なっているが、該親水領域11の全域とは重なっていない。
図6に示す親水領域11のパターンは、特に、親水領域11,11どうしの横方向Yにおける間隔Lyを比較的狭くする(前記特定範囲に設定する)ことで、着用者の肌からじわじわ出てくる汗を効率良く吸収し得る。
一方、図8(a)に示す親水領域11の千鳥状パターンは、特に、着用者の皮膚の汗腺から分泌された汗が皮膚上で集まってある程度の大きさの液滴になった段階で、この汗の液滴を効率良く吸収し得る。
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルフェニルエーテル等のエーテル型非イオン系界面活性剤。
・アルキルグリコシド等の多価アルコールエーテル型非イオン系界面活性剤。
・ポリエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステル等のエステル型非イオン系界面活性剤。
・ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステル等の多価アルコールエステル型非イオン系界面活性剤。
・脂肪酸アルカノールアミド、炭素数8〜18のアシル基を有する脂肪族アミドのアルキレンオキサイド付加物等のアミド系非イオン系界面活性剤。
・アルキルエトキシレート、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート、アルキルエトキシレート化アミン。
・ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、メチル(ポリオキシエチレン)ポリシロキサン共重合体、メチル(ポリオキシプロピレン)ポリシロキサン共重合体、メチル(ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン)ポリシロキサン共重合体、メチル(ポリオキシエチレン/ポリオキシブチレン)ポリシロキサン共重合体等のポリオキシアルキレン変性シリコーン。
25℃の純水100gに対して、親水化剤を投入し、スターラー又は振とう機で撹拌して溶解させ、1時間撹拌しても溶解できない直前の投入量を、当該親水化剤の、25℃の水に対する溶解度とする。
着用時に着用者の肌と接触し得る部位に吸汗性シートが配された吸収性物品であって、
前記吸汗性シートは、着用者の肌に最も近い第1層と、該第1層の非肌対向面に重ねて配される第2層とを有し、
前記第1層の平面視において、親水領域が複数散在し、その複数の親水領域それぞれの周囲に疎水領域が存しており、
前記第2層が親水性不織布である吸収性物品。
前記親水領域の接触角が80度以下である前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記親水領域の接触角が70度以下である前記<1>又は<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記親水領域の接触角は、前記親水性不織布の接触角と同じかそれよりも小さい前記<1>〜<3>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<5>
前記親水領域の接触角と前記親水性不織布(前記第2層)の接触角との差が、後者−前者として、好ましくは5度以上、さらに好ましくは10度以上、そして、好ましくは30度以下、さらに好ましくは40度以下である前記<4>に記載の吸収性物品。
<6>
前記親水性不織布(前記第2層)の接触角が、好ましくは85度以下、さらに好ましくは83度以下である前記<1>〜<5>の何れか1項に記載の吸収性物品。
前記第1層の坪量が20g/m2以下である前記<1>〜<6>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<8>
前記第1層の坪量が17g/m2以下であり、また、好ましくは9g/m2以上、さらに好ましくは10g/m2以上である前記<1>〜<7>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<9>
前記第2層の坪量は、前記第1層の坪量と同じかそれよりも大きい前記<1>〜<8>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<10>
前記第1層の坪量と前記第2層の坪量との差が、後者−前者として、好ましくは1g/m2以上、さらに好ましくは2g/m2以上、そして、好ましくは11g/m2以下、さらに好ましくは10g/m2以下である前記<9>に記載の吸収性物品。
<11>
前記第2層の坪量が、好ましくは10g/m2以上、さらに好ましくは13g/m2以上、そして、好ましくは23g/m2以下、さらに好ましくは22g/m2以下である前記<1>〜<10>の何れか1項に記載の吸収性物品。
前記第1層の厚みが0.7mm以下である前記<1>〜<11>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<13>
前記第1層の厚みが0.5mm以下であり、また、好ましくは0.19mm以上、さらに好ましくは0.20mm以上である前記<1>〜<12>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<14>
前記第2層の厚みは、前記第1層の厚みと同じかそれよりも大きい前記<1>〜<13>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<15>
前記第1層の厚みと前記第2層の厚みとの差が、後者−前者として、好ましくは0.05mm以上、さらに好ましくは0.1mm以上、そして、好ましくは0.5mm以下、さらに好ましくは0.4mm以下である前記<14>に記載の吸収性物品。
前記第2層の繊維間距離は、前記第1層の繊維間距離と同じかそれよりも短い前記<1>〜<15>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<17>
前記第1層の繊維間距離と前記第2層の繊維間距離との差は、前者−後者として、好ましくは5μm以上、さらに好ましくは15μm以上、そして、好ましくは35μm以下、さらに好ましくは30μm以下である前記<16>に記載の吸収性物品。
複数の前記親水領域それぞれの面積が1cm2以下であり、前記吸汗性シートにおける前記第1層の前記親水領域の面積率が20%以下である前記<1>〜<17>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<19>
前記第1層における複数の前記親水領域それぞれの面積が0.9cm2以下であり、また、好ましくは0.01cm2以上、さらに好ましくは0.02cm2以上である前記<1>〜<18>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<20>
前記第1層における前記親水領域の面積率が15%以下であり、また、好ましくは5%以上、さらに好ましくは8%以上である前記<1>〜<19>の何れか1項に記載の吸収性物品。
前記第1層と前記第2層とが接合部を介して互いに接合されており、該接合部は前記親水領域と部分的に重なり、該親水領域は該接合部と重ならない部分を有する前記<1>〜<20>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<22>
前記疎水領域を挟んで隣り合う2個の前記親水領域どうしの間隔が、着用者の前後方向に相当する縦方向においては5mm以上、該縦方向に直交する横方向においては1mm以上である前記<1>〜<21>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<23>
前記疎水領域を挟んで隣り合う2個の前記親水領域どうしの間隔が、着用者の前後方向に相当する縦方向においては6mm以上であり、また、好ましくは20mm以下、さらに好ましくは15mm以下である前記<1>〜<22>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<24>
前記疎水領域を挟んで隣り合う2個の前記親水領域どうしの間隔が、着用者の前後方向に直交する横方向においては2mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、さらに好ましくは9mm以下である前記<1>〜<23>の何れか1項に記載の吸収性物品。
前記第1層における前記親水領域は、疎水性不織布に親水化剤を付着させて形成されたものであり、即ち、疎水性不織布における親水化剤付着部である前記<1>〜<24>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<26>
前記疎水性不織布における疎水性繊維の含有率が、好ましくは50質量%以上、さらに好ましくは100質量%である前記<25>に記載の吸収性物品。
<27>
前記第1層における前記親水化剤の付着量は、該第1層の全質量に対して固形分換算で、好ましくは0.01質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上、そして、好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下である前記<25>又は<26>に記載の吸収性物品。
<28>
前記第1層における前記親水領域又は前記第2層を構成する前記親水性不織布に、水不溶性の親水化剤が付着している前記<1>〜<27>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<29>
前記水不溶性の親水化剤が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル又はラウリルヒドロキシスルホベタインである前記<28>に記載の吸収性物品。
前記吸収性物品は、着用者の前後方向に相当する縦方向とこれに直交する横方向とを有すると共に、着用者の股間部に配される股下部並びにその前後に延在する腹側部及び背側部を有し、吸収体を含む吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを備え、該外装体は、着用状態において該吸収性物品の外面を形成する外層シートと、該外層シートの肌対向面に対向配置された内層シートとの積層体を含んで構成され、
前記外層シートは、前記腹側部及び前記背側部に、前記内層シートの縦方向端から延出し、該内層シートの肌対向面側に折り返される折り返し部を有し、該折り返し部が前記吸収性本体の縦方向端部を被覆している前記<1>〜<29>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<31>
前記外層シートは、前記腹側部を構成する腹側外層シートと、前記背側部を構成する背側外層シートと、両シート間に位置して前記股下部を構成する股下外層シートとを含んで構成され、これらの外層シート構成シートは、それぞれの縦方向端部どうしが重ね合わされ、その重ね合わせ部分において互いに接合され一体化されており、
前記腹側外層シート及び前記背側外層シートそれぞれと前記股下外層シートとの重ね合わせ部分においては、それぞれ、該股下外層シートが前記吸収性本体から相対的に近い側に位置し、該股下外層シートの縦方向両端部の非肌対向面は該腹側外層シート及び該背側外層シートで被覆されている前記<30>に記載の吸収性物品。
<32>
前記腹側外層シート及び前記背側外層シートが、それぞれ、横方向に伸縮性を有する伸縮シートであり、前記股下外層シート及び前記内層シートが、それぞれ、伸縮性を有していない非伸縮シートである前記<31>に記載の吸収性物品。
<33>
前記吸汗性シートは、前記外層シートの前記折り返し部の肌対向面に重ねて配されている前記<30>〜<32>の何れか1項に記載の吸収性物品。
<34>
前記吸汗性シートは、平面視において一方向に長い形状、具体的には長方形形状をなし、その長手方向を横方向に一致させて、前記腹側部及び前記背側部において前記吸収性物品の内面側の最表面を形成するように、該吸収性物品の横方向の全長にわたって配されている前記<30>〜<33>の何れか1項に記載の吸収性物品。
2 吸収性本体
21 表面シート(表面材)
22 裏面シート
23 吸収体
24 防漏カフ
3 外装体
31 外層シート
31E 外層シートの折り返し部
32 内層シート
10 吸汗性シート
10A 第1層
10B 第2層
11 親水領域
12 疎水領域
13 接合部
A 腹側部
B 股下部
C 背側部
D ウエスト部
E 胴周り部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (11)
- 着用時に着用者の肌と接触し得る部位に吸汗性シートが配された吸収性物品であって、
前記吸汗性シートは、着用者の肌に最も近い第1層と、該第1層の非肌対向面に重ねて配される第2層とを有し、
前記第1層の平面視において、親水領域が複数散在し、その複数の親水領域それぞれの周囲に疎水領域が存しており、
前記第2層が親水性不織布である吸収性物品。 - 前記親水領域の接触角が80度以下である請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記親水領域の接触角は、前記親水性不織布の接触角と同じかそれよりも小さい請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記第1層の坪量が20g/m2以下である請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第2層の坪量は、前記第1層の坪量と同じかそれよりも大きい請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第1層の厚みが0.7mm以下である請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第2層の厚みは、前記第1層の厚みと同じかそれよりも大きい請求項1〜6の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第2層の繊維間距離は、前記第1層の繊維間距離と同じかそれよりも短い請求項1〜7の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 複数の前記親水領域それぞれの面積が1cm2以下であり、前記吸汗性シートにおける前記第1層の前記親水領域の面積率が20%以下である請求項1〜8の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第1層と前記第2層とが接合部を介して互いに接合されており、該接合部は前記親水領域と部分的に重なり、該親水領域は該接合部と重ならない部分を有する請求項1〜9の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記疎水領域を挟んで隣り合う2個の前記親水領域どうしの間隔が、着用者の前後方向に相当する縦方向においては5mm以上、該縦方向に直交する横方向においては1mm以上である請求項1〜10の何れか1項に記載の吸収性物品。
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