JP7326013B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、吸収性物品等の外装体として、外装体を少なくとも二枚のシート部材から構成し、当該二枚のシート部材のうちの少なくとも一枚に複数の開孔を設けた吸収性物品が知られている。例えば、特許文献1には、トップシートとバックシートとの間にバリアシートと介在させて、当該3つのシートを貫通する通気孔群を設けた使い捨て着用物品が開示されている。また、特許文献2は、内層及び外層シート部材によって構成される外装体を有し、内層及び外層シート部材がそれぞれ開孔部を有しているパンツ型吸収性物品を開示している。
特開平3-251245 特開2015-128573
しかしながら、特許文献1及び特許文献2等においては、開孔を有する複数枚のシート部材から構成される外装体の各シート部材の坪量(単位面積当たりの重量)については、開示されていない。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、各シート部材(不織布等)の坪量を変えることにより、より改良された吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
展開状態において互いに交差する長手方向と左右方向と厚さ方向とを有し、
液体を吸収する吸収性本体と、
複数の開孔を有する第1不織布領域と、第2不織布領域とを含む外装体と
を有する吸収性物品であって、
前記第1不織布領域は、前記厚さ方向の最も肌側又は最も非肌側に配置され、
前記第2不織布領域は、前記厚さ方向において前記第1不織布領域に重なっており、
前記第1不織布領域の単位面積当たりの重量は、前記第2不織布領域の単位面積当たりの重量よりも大きく、
前記第2不織布領域は、開孔が設けられていない領域であり、
前記第1不織布領域の両面のうちの一方の面には、前記複数の開孔のうちのある開孔に隣接する縁部において繊維が前記厚さ方向に突出する繊維突出部が存在し、
前記繊維突出部が存在する前記一方の面が、前記第2不織布領域と対向しており、
前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とは、ホットメルト接着剤によって接合され、
前記ある開孔を第1の孔、前記ある開孔とは別の開孔を第2の孔としたとき、
前記厚さ方向に見て、前記ホットメルト接着剤の塗布領域は、前記第1の孔の縁部から
前記第2の孔の縁部にわたって連続する領域を有する
ことを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、各シート部材(不織布等)の坪量を変えることにより、より改良された吸収性物品を提供できる。
図1は、おむつ1の概略斜視図である。 図2は、展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。 図3は、展開且つ伸長状態のおむつ1を非肌側から見た概略平面図である。 図4は、図2のA-A線の概略断面図である。 図5は、図3の第1不織布領域21aのX領域の拡大図である。 図6は、第1不織布領域21aの色が第2不織布領域22aの色と異なる場合の、図3のX領域の拡大図である。 図7Aは、開孔40の形成工程を説明する断面模式図であり、図7Bは、形成された開孔40を説明する断面模式図であり、図7Cは、第1不織布領域21a(31a)と第2不織布領域22a(32a)との貼り合わせを説明する断面模式図である。 図8は、図3のX領域のホットメルト接着剤50の配置位置の例を示す図である。 図9Aは、図1のY領域のホットメルト接着剤50の配置位置の例を示す図であり、図9Bは、図1のY’領域のホットメルト接着剤50の配置位置の例を示す図である。 図10は、展開且つ伸長状態である別の実施形態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。 図11は、展開且つ伸長状態である別の実施形態のおむつ1を非肌側から見た概略平面図である。 図12は、さらに別の実施形態における、おむつ1の概略斜視図である。 図13は、図12のZ領域の拡大図であり、外層体2を不織布21と不織布22とに分離した状態を示す図である。 図14は、図12のZ領域の拡大図であり、不織布21と不織布22とを重ねた状態の図である。 図15Aは、開孔40及び開孔45の一例を説明するための概略拡大図であり、図15Bは、開孔40及び開孔45の一例を説明するための概略拡大図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
展開状態において互いに交差する長手方向と左右方向と厚さ方向とを有し、液体を吸収する吸収性本体と、複数の開孔を有する第1不織布領域と、第2不織布領域とを含む外装体とを有する吸収性物品であって、前記第1不織布領域は、前記厚さ方向の最も肌側又は最も非肌側に配置され、前記第2不織布領域は、前記厚さ方向において前記第1不織布領域に重なっており、前記第1不織布領域の単位面積当たりの重量は、前記第2不織布領域の単位面積当たりの重量よりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
このような吸収性物品によれば、第2不織布領域の単位面積当たりの重量(すなわち、単位面積当たりの繊維量)より大きい単位面積当たりの重量を有する第1不織布領域では、各開孔に隣接する縁部は、開孔部分に存在した繊維が縁部に寄せ集められるため、繊維量がさらに多くなる。それにより、開孔の縁部では、平面視で見た場合に第1不織布領域の色味が濃くなり、開孔の輪郭がより明瞭に見えるようになる。また、単位面積当たりの繊維量が多いことで、第1不織布領域の開孔の縁部では光が透過せず、不織布そのものの色味がはっきりと見え易い。一方で、単位面積当たりの繊維量が少ない第2不織布領域は、光を透過させるため透け感がある。そのような第1及び第2不織布領域同士が重ね合わされることで、各開孔の縁部の色味の濃さと第2不織布領域の透け感の対比が視覚的効果を生じ、各開孔の輪郭がよりはっきりと見えるようになる。それにより、使用者は優れた通気性を認識できる。さらに、各開孔から第2不織布領域との重なりが見えることで、開孔から漏れが生じるような印象を与えることを回避できる。
かかる吸収性物品であって、前記第1不織布領域の前記縁部を構成する繊維には、白色顔料が添加されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第1不織布領域の開孔の縁部を構成する繊維に白色顔料を添加することにより、各開孔の縁部の白色度(濃度)がより高くなり、各開孔との色差が際立つため、各開孔の視認性が向上する。それにより、使用者に対して優れた通気性を有する印象をさらに与えることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第1不織布領域の色と前記第2不織布領域の色が異なっていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、開孔を有する第1不織布領域の色と第2不織布領域の色とを異ならせることで、第1不織布領域の各開孔をより視認させ易くすることができる。使用者が各開孔をより認識し易くなることにより、吸収性物品が良好な通気性を有している印象をさらに与えることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第1不織布領域の厚みは、前記第2不織布領域の厚みよりも厚いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第1不織布領域の厚みを厚くすることで各開孔に陰影を設けることができ、開孔をより目立たせることができる。各開孔が目立ち易くなることで、吸収性物品が良好な通気性を有している印象を使用者にさらに与えることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第1不織布領域の両面のうちの一方の面には、前記ある開孔に隣接する前記縁部において繊維が前記厚さ方向に突出する繊維突出部が存在し、前記繊維突出部が存在する前記一方の面が、前記第2不織布領域と接合されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、加熱したピン等を使用して開孔を形成するため、第1不織布領域のピンを差し込む側と反対側の面において、開孔に隣接する縁部に、繊維が寄って厚さ方向に突出した繊維突出部(所謂、バリ)が存在する。繊維突出部が存在する側が第2不織布と接合されるため、繊維突出部が存在する側と反対側の面は凹凸が無く滑らかになる。それにより、第1不織布領域が最も肌側に配置される場合は肌当たりが良く、最も非肌側に使用される場合は、着用時に衣類等に引っ掛かりにくくなる。
かかる吸収性物品であって、前記外装体は、前記吸収性本体の前記長手方向の一端側に位置する腹側胴回り部、又は、前記吸収性本体の前記長手方向の他端側に位置する背側胴回り部に設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、腹側胴回り部又は背側胴周り部に外装体が設けられることで、腹側胴回り部又は背側胴周り部に第1不織布領域の複数の開孔が存在することとなる。それにより、汗のかきやすい着用者のお腹回りの通気性を確保でき、肌のかぶれを防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、前記第2不織布領域は、スパンボンド不織布によって構成されることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第2不織布領域がエアスルー不織布等により構成される場合よりも、スパンボンド不織布により構成されることによって坪量が低くなる。そのため、全体として第1不織布領域よりも光を透過させることで透け感が生じる。このような第2不織布領域と第1不織布領域とを重ねることにより、第1不織布領域の開孔がより目立ち、良好な通気性を保持する印象を使用者に与えることができる。
かかる吸収性物品であって、前記ある開孔に隣接する前記縁部の少なくとも一部は、溶融部を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、加熱したピン等を使用して開孔を形成する際、開孔に隣接する縁部の少なくとも一部は、繊維が溶けて冷えて固化し、白色度が高まる。縁部の白色度が高まることで、開孔の輪郭がより目立つようになる。それにより、優れた通気性を保持する印象を着用者に与えることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とは、ホットメルト接着剤によって接合され、前記ある開孔を第1の孔、前記ある開孔とは別の開孔を第2の孔としたとき、前記第1の孔は前記ホットメルト接着剤と重なる領域を有し、前記第2の孔は前記ホットメルト接着剤と重ならない領域のみを有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、ホットメルト接着剤と重なる第1の孔は、ホットメルト接着剤により開孔の形状が維持される。一方で、ホットメルト接着剤と重なる領域を有していない第2の孔によって、通気性を確保することができる。
かかる吸収性物品であって、前記第1の孔は、前記ホットメルト接着剤と重なる領域と、前記ホットメルト接着剤と重ならない領域とを有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、開孔において、ホットメルト接着剤と重なる領域によって開孔の形状を維持し、開孔の美観を保つことができる。同時にホットメルト接着剤と重ならない領域を有することで、通気性も確保できる。
かかる吸収性物品であって、前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とが前記厚さ方向において互いに重なり合う重なり領域を有し、前記重なり領域の前記長手方向の一端部又は他端部において、前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とがホットメルト接着剤によって接合されない非接合部を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、外装体の周縁部の少なくとも一部においては、第1不織布領域と第2不織布領域とがホットメルト接着剤で接合されていないことで、当該周縁部が固くならず、柔らかさを保持できる。外装体の周縁部は肌に直接当たる機会が多いため、そのような周縁部が柔らかいことで、肌当たりがよく、肌を傷つけ難くすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記第2不織布領域は、複数の開孔を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第1及び第2不織布領域共に開孔を有することで、開孔の数が増え、通気性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記ある開孔は、前記第2不織布領域の前記複数の開孔のうちの一つの開孔と重なり、前記ある開孔に隣接する縁部と、前記一つの開孔に隣接する縁部とは互いに接合されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第1不織布領域の開孔と第2不織布領域の開孔とが貫通孔となり、互いの開孔縁部が溶融又は接着等によって接合されることで、通気性及び開孔の視認性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記ある開孔の少なくとも一部は、前記第2不織布領域のうちの開孔のない非開孔領域と重なることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、開孔が重なる部分は、通気性がより向上する。また、第2不織布領域のうちの開孔のない非開孔領域と重なる部分は、第2不織布領域の透け感との対比により、ある開孔の陰影が強調され、視認性が向上する。
かかる吸収性物品であって、前記ある開孔に隣接する縁部と、前記非開孔領域とは、互いに接合されていない非接合部を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、上述のある開孔の縁部と、当該ある開孔の少なくとも一部と重なる非開孔領域とが互いに接合されていないことで、肌当たりが良く、柔軟性を保持できる。
かかる吸収性物品であって、前記ある開孔の孔径は、前記第2不織布領域に形成された開孔の孔径よりも大きく、平面視において、前記第2不織布領域に形成された一つの開孔が、前記ある開孔の内側に位置することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、第1不織布領域の開孔と第2不織布領域の開孔が重なることで、通気性がより向上する。また、重なり合った開孔によって陰影が強調されて、開孔の視認性が向上する。
===実施形態===
以下、本発明に係る吸収性物品として、乳幼児向けのパンツ型使い捨ておむつを例に挙げて実施形態を説明する。但し上記に限定されず、本発明に係る吸収性物品は、大人向けの使い捨ておむつ、テープ型使い捨ておむつ、ショーツ型の生理用ナプキン等にも適用可能である。
<使い捨ておむつ1の構成>
図1は、パンツ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ1」)の概略斜視図である。図2は、展開且つ伸長状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図である。図3は、展開且つ伸長状態のおむつ1を非肌側から見た概略平面図である。図4は、図2のA-A線の概略断面図である。
ここで、上述の「展開状態」とは、おむつ1の左右方向における、腹側部(後述する腹側胴回り部20)の両端部と、背側部(後述する背側胴回り部30)の両端部との接合を解き、腹側部と背側部とを分離するとともに、おむつ1をその長手方向に開くことで、おむつ1を平面上に展開した状態のことである。また、おむつ1の「伸長状態」とは、おむつ1全体(製品全体)を皺なく伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述する吸収性本体10や,胴回り部20,30等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い寸法になるまで伸長させた状態のことを言う。
おむつ1は、パンツ型状態(図1)において、互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有している。同おむつ1は、所謂3ピースタイプであり、着用者の股間部にあてがわれ排泄液等の液体を吸収する吸収性本体10と、同着用者の胴回りを覆う外装体2とを有する。外装体2は、腹側を覆う腹側胴回り部20と、背側を覆う背側胴回り部30とを有している。おむつ1には、胴回り開口部BH及び一対の脚回り開口部LHが形成されている。上下方向の上側が胴回り開口部BH側に対応し、下側が股間部側に対応する。また、前後方向の前側が着用者の腹側に対応し、後側が着用者の背側に対応する。
図2の展開状態において、おむつ1は、互いに交差する長手方向と、左右方向と、厚さ方向とを有する。以下では、この展開状態における長手方向の一方側のことを「腹側」若しくは「前側」とも呼び、長手方向の他方側のことを「背側」若しくは「後側」とも呼ぶ。展開状態の長手方向は、パンツ型状態の上下方向に沿った方向である。また、厚さ方向は、図4に示すように、おむつ1を構成する資材が積層された方向である。厚さ方向において着用者に接する側を肌側とし、その反対側を非肌側とする。
図2の展開状態のおむつ1では、吸収性本体10の長手方向一方側の端部に、腹側胴回り部20の左右方向の中央部が重なっており、吸収性本体10の長手方向他方側の端部に、背側胴回り部30の左右方向の中央部が重なっている。展開状態のおむつ1が長手方向の略中央部C10で二つ折りされ、腹側胴回り部20と背側胴回り部30の左右方向の両側部がそれぞれ溶着等で接合されることにより、図1に示すパンツ型状態のおむつ1となる。
吸収性本体10として、吸収体11と、吸収体11よりも肌側に配置される液透過性のトップシート(不図示)と、吸収体11よりも非肌側に配置される液不透過性のバックシート(不図示)とを有するものを例示できる。吸収体11は、尿等の排泄物を吸収保持するものであり、高吸収性ポリマー(SAP)を含むパルプ等の液体吸収性繊維が所定の形状に成形されたものを例示できる。
外装体2(腹側胴回り部20、及び、背側胴回り部30)は、それぞれ、図4に示すように、その厚さ方向において非肌側に配置される第1不織布21,31と、第1不織布21,31よりも着用者の肌側に配置される第2不織布22,32と、複数の糸状弾性部材23,33と、カバー不織布24,34とを有する。第1不織布21,31、及び、第2不織布22,32は、吸収性本体10よりも非肌側に配置されている。カバー不織布24,34は、吸収性本体10よりも肌側に配置されており、第2不織布22,32等よりも上下方向の長さが短く、吸収性本体10の長手方向の端部を覆っている。
第1不織布21,31、第2不織布22,32、及び、カバー不織布24,34は、熱可塑性樹脂繊維を有するものとする。例えば、ポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の熱可塑性樹脂の単独繊維や、PP及びPEの鞘芯構造等の複合繊維からなるものを例示できる。
複数の糸状弾性部材23,33は、第1不織布21,31と第2不織布22,32の間において、上下方向に並んで配置されるとともに、左右方向に伸長した状態で固定されている。そうして、腹側胴回り部20、及び、背側胴回り部30に、伸縮性が付与されている。なお、糸状弾性部材23,33としては、糸状のゴムやスパンデックス等を例示できる。
また、第1不織布21,31には、開孔40が間隔を空けて複数形成されている。開孔40の形状は、図示する円形状に限定されず、種々の形状であってよい。
尚、第1不織布21,31、及び、第2不織布22、32を貫通する開孔を複数形成した外装体を用いることもあるが、そのような外装体の場合、良好な通気性を保持できるものの、各開孔から漏れが生じる印象を着用者に与える虞もある。また、漏れに対する不安を解消するために、開孔部分が貫通孔とならないように、開孔に対して別のシート部材が重なるように配置することも考えられる。しかし、単に別のシート部材を重ねるだけでは、開孔の輪郭が見えにくくなる可能性がある。
この点につき、本発明の外装体2について説明する。図3及び図4に示すように、外装体2は、第1不織布21、31のうち、複数の開孔40を有する第1不織布領域21a、31aを有する。また、外装体2は、第2不織布22,32のうち、第2不織布領域22a、32aを有する。第1不織布領域21a、31aは、本実施形態では、厚さ方向において最も非肌側に配置され、且つ、厚さ方向に見て第2不織布22、32とそれぞれ重なっている領域である。第2不織布領域22a、32aは、本実施形態では、第2不織布22、32の全域であり、且つ、図4に示すように、厚さ方向に見て第1不織布領域21a、31aにそれぞれ重なっている領域である。尚、第1不織布21、31よりもさらに非肌側の一部分に別のシート部材を設ける場合であっても、最も非肌側に配置され、且つ、第2不織布22、32と重なる領域があれば、当該部分が第1不織布領域21a、31aとなる。
図5は、図3の第1不織布領域21aのX領域の拡大図である。第1不織布領域21a、31aに設けられている開孔40は、例えば、加熱されたピン部材(後述するピン55)等を使用して形成することができる。各開孔40を形成する際、通常、開孔40に隣接する縁部40aが溶融及び固化される(例えば、開孔40から径方向外側に幅2mmの部分を当該「縁部」とする)。そして、厚さ方向に見て第2不織布領域22a、32aと重なり合う第1不織布領域21a、31aに形成された開孔40の視認性を向上させるためには、第1不織布領域21a、31aの単位面積当たりの重量(所謂、坪量)は、第2不織布領域22a、32aの単位面積当たりの重量よりも大きいことが望ましい。
ここで、「単位面積当たりの重量(坪量)」とは、例えば、第1不織布領域21a、31aのうち、複数箇所(例えば10か所)の坪量を測定した結果の平均値である。そのようにして求められる第1不織布領域21a、31aの単位面積当たりの重量は、具体的には、18g/m2であることが望ましい。そして、第2不織布領域22a、32aの単位面積当たりの重量は、13g/m2であることが望ましい。第2不織布領域22a、32aの単位面積当たりの重量の測定も、同様に、複数箇所(例えば10か所)を測定した結果の平均値とする。
そして、第1不織布領域21a、31a及び第2不織布領域22a、32aの単位面積当たりの重量は、ここでは、単位面積当たりの繊維量を意味している。すなわち、第2不織布領域22a、32aよりも大きい単位面積当たりの重量を有する第1不織布領域21a、31aに設けられた各開孔40(40’)に隣接する縁部40a(40a’)は、開孔部分に存在した繊維が寄せ集められることで繊維量も多くなる。各縁部40a(40a’)に繊維が集まることにより、第1不織布領域21a、31aでは、平面視で見た場合に、開孔40(40’)の縁部40a(40a’)の色味が濃くなり、開孔40(40’)との色差が生じる。それにより、開孔40(40’)の輪郭がより明瞭に見えるようになる。また、単位面積当たりの繊維量が多い第1不織布領域21a、31aにおける開孔40(40’)の縁部40a(40a’)は光が透過せず、不織布そのものの色味がはっきりと見え易い。一方で、単位面積当たりの繊維量が少ない第2不織布領域22a、32aは、光を透過させるため透け感がある。そのような第1不織布領域21a、31a及び第2不織布領域22a、32a同士が重ね合わされることで、各縁部40a(40a’)の色味の濃さと第2不織布領域22a、32aの透け感の対比が視覚的効果を生む。それにより、各開孔40(40’)の輪郭がよりはっきりと見えるようになる。各開孔40(40’)が視認し易いことで、使用者は優れた通気性を認識できる。さらに、各開孔40(40’)から第2不織布領域22a、32aとの重なりが見えることで、各開孔40(40’)から漏れが生じるような印象を与えることを回避できる。
なお、上述の実施形態では、第1不織布領域21a、31aを厚さ方向において最も非肌側に配置していたが、最も肌側になるように配置してもよい。そのようにすることで、吸収性物品の内側(肌側)の通気性が良好であることを使用者に認識させることができる。これについては後述する。
また、第1不織布領域21a、31aにおいて、開孔40に隣接する縁部40aを構成する繊維には、白色顔料が添加されていてもよい。白色顔料としては、酸化チタン等を例示できる。白色顔料を添加することにより、各開孔40の縁部40aの白色度(濃度)がより高くなり、各開孔40との色差が際立つため、各開孔40の視認性が向上する。それにより、使用者に対して優れた通気性を有する印象をさらに与えることができる。ここで、「白色度」とは、繊維製品であるおむつ1の白さの程度を表し、JIS L 1916に規定される繊維製品の白色度測定方法により測定可能である。
また、第1不織布領域21a、31aの色は、第2不織布領域22a、32aの色と異なっていてもよい。図6は、第1不織布領域21aの色が第不織布領域22aの色と異なる場合の、図3の第1不織布領域21aのX領域の拡大図である。ここでは、第2不織布領域22aの色を格子状模様で示しており、第1不織布領域21aの各開孔40(40’)から第2不織布領域22aの色が見えている状態である。尚、ここで言う異なる色とは、2つの領域の色の色差を肉眼で視認できる二つの色のことである。「色差」については、測定対象となる2点(2つの領域)について市販の測色器を用いて測色を行い、JISZ8729等に規定されるCIE1976(L*a*b*)色空間に基づいて数値化した値を比較することによって求めることができる。具体的には、測定対象たる2点間のL*値の差がΔL*、a*値の差がΔa*、b*値の差がΔb*であるときに、色差は、数式ΔE*ab=[(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2]1/2で求められる。そして、ΔE*ab値が1.5以上であれば、人間が肉眼で感知し得る程度に色が異なると言えるため、ここでは、この色差ΔE*abが1.5以上、望ましくは3.0以上である場合に、「互いに異なる色」であるものとする。尚、本実施形態においては、二つの色の明度の差(上述のΔL*)が大きい方が好ましい。このように互いの色を異ならせることで、第1不織布領域21aの各開孔40(40’)をより視認させ易くすることができる。使用者が各開孔40(40’)をより認識し易くなることにより、吸収性物品1が良好な通気性を有している印象をさらに与えることができる。
また、第1不織布領域21a、31aの厚みは、第2不織布領域22a、32aの厚みよりも厚いことが好ましい。「厚み」とは、例えば、第1不織布領域21a、31aにおける複数の開孔40に隣接するそれぞれの縁部40aのうち複数箇所(例えば10か所)を、厚さ測定器(例えば、KEYENCE社製デジタルマイクロスコープVHX-2000)を用いて測定した結果の平均値である。厚みを測定する際には、不織布の試料を液体窒素に含浸させて凍結させた後、剃刀で切断し、常温に戻した後、デジタルマイクロスコープによって50倍以上の倍率で厚みを測定する。そのような方法を用いて測定した第1不織布領域21a、31aの厚みは、480μmであることが望ましく、また、第2不織布領域22a、32aの厚みは、190μmであることが望ましい。尚、第2不織布領域22a、32aの厚みの測定も、第2不織布領域22a、32aのうちの複数箇所(例えば10か所)を上述の測定器を用いて測定した結果の平均値とする。
第1不織布領域21a、31aの厚みを厚くすることで、各開孔40に陰影を設けることができ、開孔40をより目立たせることができる。各開孔40が目立ち易くなることで、吸収性物品1が良好な通気性を有している印象を使用者にさらに与えることができる。
図7Aは、開孔40の形成工程を説明する断面模式図であり、図7Bは、形成された開孔40を説明する断面模式図であり、図7Cは、第1不織布領域21a(31a)と第2不織布領域22a(32a)との貼り合わせを説明する断面模式図である。
本実施形態では、開孔40を加熱されたピン55によって形成する。それにより、ピン55の周りの繊維(熱可塑性樹脂繊維)が軟化した後に硬化し、開孔40の形状が維持され易い。尚、図7Aに示すように、第1不織布領域21a,31aの両面を非肌側面210、310、及び、肌側面211,311とすると、非肌側面210、310から加熱したピン55を差し込み、貫通後に引き抜きことにより、開孔40(例として、ある開孔40’)の部分に存在していた繊維が当該両面のうちの一方の面(肌側面211,311)から突出してしまう。そのように、ある開孔40’に隣接する縁部40a’において繊維が厚さ方向に突出する繊維突出部42(図7B)の存在は、着用者の肌を刺激してしまう虞もある。
その点、本実施形態は、図7Cに示すように、繊維突出部42が存在する一方の面(肌側面211、311)が、第2不織布領域22a,32aと接合されている。繊維突出部42が存在する側が第2不織布領域22a,32aと接合されるため、第1不織布領域21a,31aの非肌側面210、310は凹凸が無く滑らかになる。それにより、本実施形態のように第1不織布領域21a、31aが最も肌側に配置される場合は肌当たりが良くなる。また、第1不織布領域21a、31aが最も非肌側に配置される場合には、着用時に衣類等に引っ掛かりにくくなる。
また、本実施形態のように第1不織布領域21a,31a、及び第2不織布領域22a,32aを有する外装体2は、吸収性本体1の長手方向の一端側(腹側)に位置する腹側胴回り部20、又は、吸収性本体1の長手方向の他端側(背側)に位置する背側胴回り部30のいずれかに設けられていてもよい。第1不織布領域21a(又は31a)、及び第2不織布領域22a(又は32a)を有する外装体2を設けることで、腹側胴回り部20又は背側胴周り部30には、第1不織布領域21a(又は31a)の複数の開孔40が存在することとなる。それにより、汗のかきやすい着用者のお腹回りの通気性を確保でき、肌のかぶれを防ぐことができる。
また、第2不織布領域22a、32aは、スパンボンド不織布によって構成されることが望ましい。第2不織布領域22a、32aがエアスルー不織布や、SMS不織布(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド不織布)等により構成される場合よりも、スパンボンド不織布により構成されることによって繊維の坪量が低くなる。それにより、第2不織布領域22a、32aは、全体として第1不織布領域21a,31aよりも光を透過させて、透け感が生じる。このような第2不織布領域22a,32aと第1不織布領域21a,31aとを重ねることにより、第1不織布領域21a,31aの開孔がより目立ち、良好な通気性を保持する印象を使用者に与えることができる。
また、本実施形態の開孔40は、加熱したピン55を使用して形成されている。そこで、図5及び図6に示すように、ある開孔40’に隣接する縁部40a’の少なくとも一部は、溶融部40ahを有している。すなわち、開孔40を形成する際に、ある開孔40’に隣接する縁部40a’の少なくとも一部は、繊維が溶けて冷えて固化し、白色度が高まる。縁部40a’の白色度が高まることで開孔40’の輪郭がより目立つようになる。これにより、着用者は、各開孔40をより視認し易くなる。
また、第1不織布領域21a,31aと第2不織布領域22a,32aとは、ホットメルト接着剤50によって接合されてもよい。図8は、図3のX領域のホットメルト接着剤50の配置位置の例を示す図である。図9Aは、図1のY領域のホットメルト接着剤50の配置位置の例を示す図であり、図9Bは、図1のY’領域のホットメルト接着剤50の配置位置の例を示す図である。
ここで、図8に示すように、ある開孔40’を第1の孔40’としたとき、第1の孔40’は、ホットメルト接着剤50と重なる領域60(左下がりの斜線で示した部分)を有している。また、ある開孔40’とは別の開孔を第2の孔40’’としたとき、第2の孔40’’は、ホットメルト接着剤50と重ならない領域65のみを有している。このようにすることで、ホットメルト接着剤50と重なる第1の孔40’は、ホットメルト接着剤50により開孔40’の形状が維持される。一方で、ホットメルト接着剤50と重なる領域を有していない第2の孔40’’が存在することで、通気性を確保することができる。
また、第1の孔40’を見ると、第1の孔40’は、ホットメルト接着剤50と重なる領域60と、ホットメルト接着剤50と重ならない領域65とを有している。ホットメルト接着剤50と重なる領域60と、ホットメルト接着剤50と重ならない領域65との両方を有する第1の孔40’においては、重なる領域60によって開孔40’の形状を維持させ、開孔40’の美観を保つことができる。同時に、重ならない領域65によって、通気性も確保できる。
尚、ホットメルト接着剤としては、例えば、EVA系、エラストマー系、オレフィン系、ポリエステル・ポリアミド系などを使用できる。なお、塗布されたホットメルト接着剤50が開孔40から露出して表面がべたつくことを防ぐべく、望ましくは、タック力の小さい(すなわち、接着性が低い)低タックタイプ又はノンタックタイプのホットメルト系接着剤を用いることが望ましい。この低タックタイプ又はノンタックタイプのホットメルト接着剤としては、ベースポリマーとしてオレフィン系の材料を用いたホットメルト接着剤を例示できる。また、ホットメルト接着剤の塗布方法としては、螺旋状に塗布できるスパイラル塗工、波状に塗布できるオメガ塗工やコントロールシーム塗工等の公知の塗布方法を例示できる。
次に、図9Aが示す図1のY領域は、吸収性物品1の腹側胴回り部20の一部であり、第1不織布領域21aと第2不織布領域22aとが厚さ方向において互いに重なり合う重なり領域25(図9A)を有している。その重なり領域25の上下方向(長手方向)の上側端部(一端部)25e1において、第1不織布領域21aと第2不織布領域22aとがホットメルト接着剤によって接合されていない非接合部27が設けられている。重なり領域25の上側端部(一端部)25e1は、吸収性物品1の着脱時だけでなく、着用中も特に着用者の肌と擦れることが多い部分である。重なり領域25の上側端部25e1がホットメルト接着剤50で接合されていないことで、当該端部25e1は固くならず、柔らかさを保持できる。それにより、肌に直接当たる機会が多くても、肌当たりがよく、肌を傷つけ難くすることができる。
同様に、図9Bが示す図1のY’領域は、吸収性物品1の腹側胴回り部20の下側の一部であり、第1不織布領域31aと第2不織布領域32aとが厚さ方向において互いに重なり合う重なり領域25’(図9B)を有している。その重なり領域25’の上下方向(長手方向)の下側端部(他端部)25e2において、第1不織布領域31aと第2不織布領域32aとがホットメルト接着剤によって接合されていない非接合部27’が設けられている場合の一例である。重なり領域25’の下側端部(他端部)25e2は、着用者の大腿部と接触することが多い部分である。そして、図9Bに示すように、下側端部25e2がホットメルト接着剤50によって接合されていない非接合部27’を有することで、当該下側端部25e2が固くならず、柔らかさを保持できる。それにより、着用者の脚の動きに合わせて下側端部25e2が肌に直接当たる機会が多くなっても、肌当たりがよく、肌を傷つけ難くすることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
上述の実施形態では、第1不織布領域21a、31aは、最も非肌側に配置されていたが、最も肌側に配置してもよい。図10は、展開且つ伸長状態である別の実施形態のおむつ1を肌側から見た概略平面図であり、第1不織布領域21a、31aを最も肌側に配置した場合の一例を示している。ここでは、厚さ方向において肌側に第1不織布21,31を配置し、第1不織布21,31よりも着用者の非肌側に第2不織布22,32を配置している。それにより、複数の開孔40を有する第1不織布領域21a、31aが最も肌側に配置され、第1不織布領域21a、31aよりも非肌側に第2不織布領域22a、32aが配置されることとなる。着用者の肌に接触する領域に本発明の複数の開孔40が存在することで、着用者が汗をかいても、優れた通気性により蒸れを低減して、長時間着用しても快適に過ごすことができる。また、各開孔40に対して非肌側に第2不織布領域22a、32aが設けられているため、各開孔40からの漏れの不安を解消することもできる。
上述の実施形態では、図3に示すように、吸収性物品の一例として3ピースタイプの使い捨ておむつ1を例示したが、何等これに限らない。図11は、展開且つ伸長状態である別の実施形態のおむつ1を非肌側から見た概略平面図である。図11のおむつ1は、2ピースタイプの使い捨ておむつ1である。2ピースタイプの使い捨ておむつとは、腹側部と股下部と背側部とを有した二層構造の外装体2を第1部品として有し、同外装体2の肌側面に固定される吸収性本体10を第2部品として有するタイプのおむつのことである。ここでは、外装体2の非肌側面に第1不織布21(第1不織布領域21a)が配置されている。そして、第1不織布領域21aに厚さ方向において重なるように、第1不織布領域21aよりも肌側に第2不織布領域22aを配置する。2ピースタイプの場合は、股下部を含むことで第1不織布領域21aの領域を大きくすることも可能であり、その場合、使用者は明確に視認できる開孔40が多数存在することで、より優れた通気性を認識できる。さらに、各開孔40から第2不織布領域22aとの重なりが見えることで、開孔40から漏れが生じるような印象を与えることを回避できる。
また、上述の実施形態では、第2不織布領域22a、32aには開孔を設けていなかったが、第2不織布領域22a、32aは、複数の開孔を有していてもよい。図12は、さらに別の実施形態における、おむつ1の概略斜視図である。図13は、図12のZ領域の拡大図であり、外層体2を第1不織布21と第2不織布22とに分離した状態を示す図である。尚、図13では、第1不織布21と第2不織布22との間に存在し得る弾性部材等は、省略している。
当該実施形態では、一例として、外装体2の腹側胴回り部20の一部に、第1不織布21及び第2不織布22を重ねた状態で形成された複数の開孔45が設けられている。また、同様に、外装体2の背側胴回り部30の一部にも、第1不織布31及び第2不織布32を重ねた状態で形成された複数の開孔45が設けられている。本実施例では、腹側胴回り部20及び背側胴回り部30の両方に開孔45を設けたが、片側だけであってもよい。以下、両者を代表して腹側胴回り部20についてのみ説明する。
当該実施形態においても、第1不織布領域21aは、厚さ方向において最も非肌側に配置され、且つ、厚さ方向に見て第2不織布22と重なっている領域であり、第2不織布領域22aは、第2不織布22の全域であり、且つ、厚さ方向に見て第1不織布領域21aに重なる領域である。そして、本実施例では、第1不織布領域21a及び第2不織布領域22aは、厚さ方向に見て吸収性本体10と重ならない領域の一部に複数の開孔45を有している。これにより、図12のZ領域を例に見ると、図13に示すように、第1不織布21(第1不織布領域21a)側は、開孔40及び開孔45を有することとなり、第2不織布22(第2不織布領域22a)側は、開孔45を有していることとなる。尚、通常、開孔40と開孔45とが重なる部分は開孔部となるために各開孔の輪郭は見えなくなるが、図12及び図13(並びに後述する図14、図15)においては、説明の便宜上、各開孔の輪郭を実線で残している。第1不織布領域21aだけでなく第2不織布領域22aも複数の開孔45を有することで、全体として開孔の数が増加し、通気性をより確保し易くなる。また、開孔45は第1不織布領域21a及び第2不織布領域22aを貫通する貫通孔であるため視認性が良い。そして、本実施例のように、厚さ方向に見て吸収性本体10と重ならない領域に開孔45を設けることで、吸収された液体が漏れてしまう不安感を与えないようにすることができる。さらに、単位面積当たりの重量が大きい第1不織布21側は、各縁部40aに繊維が集まることによりクッション性が良いため、胴回り部(20、30)の内側又は外側等に第1不織布21を使用した場合、クッション性に差を与えることもできる。
図14は、図12のZ領域の拡大図であり、第1不織布21と第2不織布22とを重ねた状態の図である。第1不織布21(第1不織布領域21a)の複数の開孔40のうちのある開孔40’を一例として見ると、開孔40’は、第2不織布22(第2不織布領域22a)側に設けられた複数の開孔45のうちの一つの開孔45’と重なっていてもよい。また、当該ある開孔40’に隣接する縁部40a’と、一つの開孔45’に隣接する縁部45a’とは、少なくとも一部が互いに接合されている接合部40aeh、45aehを有している。当該接合部40aeh、45aehは、第1不織布21と第2不織布22とを貫通するように開孔45を形成する際に、開孔40の縁部40aと開孔45の縁部45aとが重なる部分の少なくとも一部が溶融し冷えて固化することによって形成されてもよい。また、縁部40aと縁部45aとの重なり部分が溶融しない場合でも、第1不織布21と第2不織布22との張り合わせにホットメルト接着剤等が使用されるのであれば、そのような接着剤によって接合部40aeh、45aehが形成されてもよい。
上述のように、開孔40(40’)と開孔45(45’)とが重なる部分が存在することで、通気性がより向上し得る。また、接合部40aeh、45aehは、寄せ集まった繊維によって開孔40(45)の輪郭がより明確になるので、視認性が良くなる。
図15Aは、開孔40及び開孔45の一例を説明するための概略拡大図である。図14と同様に、第1不織布21(第1不織布領域21a)の複数の開孔40のうち、ある開孔40’とし、第2不織布22(第2不織布領域22a)側に設けられた複数の開孔45のうちの一つの開孔を開孔45’としている。そして、第2不織布22(第2不織布領域22a)のうち、開孔45のない領域を非開孔領域N45(左下がりの斜線で示した部分)としている。図15Aに示すように、ある開孔40’の少なくとも一部は、第2不織布領域22aの非開孔領域N45と重なる領域40N(格子状で示した部分)を有している。それにより、互いの開孔(40’、45’)が重なるところは、通気性がより向上しつつ、開孔40’と非開孔領域N45とが重なる部分は、第2不織布領域22a側の透け感との対比によって開孔40’の陰影が強調され、視認性が向上する。
また、ある開孔40’に隣接する縁部40a’と、非開孔領域N45とは、互いに接合されていない非接合部70を有していることが好ましい。繊維が寄って硬くなり易い縁部40a’と、第2不織布22(第2不織布領域22a)のうちの開孔45のない領域である非開孔領域N45とが接合されないことで、縁部40a’が硬くならず、外装体2として柔軟性を保持できる。
図15Bは、開孔40及び開孔45の一例を説明するための概略拡大図であり、開孔40及び開孔45の大きさの関係の一例を示している。開孔40のうちのある開孔40’の孔径を40adi、第2不織布22(第2不織布領域22a)側に設けられている複数の開孔45のうちの一つの開孔45’の孔径を45adiとすると、孔径40adiは、孔径45adiよりも大きいことが好ましい。本例での孔径40adi、45adiの大小は、平面視のときに、下の孔の縁(図15Bでは開孔45’の縁)が見えれば上の孔(40’)の孔径の方が大きいしとし、見えない場合は、上の孔(40’)の孔径の方が小さいとする。また、平面視において、開孔45’が開孔40’の内側に位置することが好ましい。これにより、開孔40’と開孔45’とが重なる部分では、外装体2の通気性が向上する。また、重なり合った開孔40’及び45’によって、平面視において開孔40’及び45’の重なり部分に陰影ができ、開孔の視認性が向上する。
1 吸収性物品、2 外装体、
10 吸収性本体、11 吸収体、
20 腹側胴回り部、20a 周縁部、20b 周縁部、
21 第1不織布、21a 第1不織布領域、
22 第2不織布、22a 第2不織布領域、
23 糸状弾性部材、24 カバー不織布、
25 重なり領域、25’ 重なり領域、25e1 上側端部、25e2 下側端部、
27 非接合部、27’ 非接合部、
30 背側胴回り部、31 第1不織布、31a 第1不織布領域、
32 第2不織布、32a 第2不織布領域、
33 糸状弾性部材、34 カバー不織布、
40 開孔、40a 縁部、40’ 開孔、40a’ 縁部、
40ah 溶融部、40’’ 開孔、40aeh 接合部、40adi 孔径、40N 領域、
42 繊維突出部、45 開孔、45’ 開孔、45a 縁部、45a’ 縁部
45adi 孔径、45aeh 接合部、
50 ホットメルト接着剤、55 ピン、
60 ホットメルト接着剤と重なる領域、
65 ホットメルト接着剤と重ならない領域、
70 非接合部、
210 非肌側面、310 非肌側面、
211 肌側面、311 肌側面、
N45 非開孔領域、BH 胴回り開口部、LH 脚回り開口部

Claims (12)

  1. 展開状態において互いに交差する長手方向と左右方向と厚さ方向とを有し、
    液体を吸収する吸収性本体と、
    複数の開孔を有する第1不織布領域と、第2不織布領域とを含む外装体と
    を有する吸収性物品であって、
    前記第1不織布領域は、前記厚さ方向の最も肌側又は最も非肌側に配置され、
    前記第2不織布領域は、前記厚さ方向において前記第1不織布領域に重なっており、
    前記第1不織布領域の単位面積当たりの重量は、前記第2不織布領域の単位面積当たりの重量よりも大きく、
    前記第2不織布領域は、開孔が設けられていない領域であり、
    前記第1不織布領域の両面のうちの一方の面には、前記複数の開孔のうちのある開孔に隣接する縁部において繊維が前記厚さ方向に突出する繊維突出部が存在し、
    前記繊維突出部が存在する前記一方の面が、前記第2不織布領域と対向しており、
    前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とは、ホットメルト接着剤によって接合され、
    前記ある開孔を第1の孔、前記ある開孔とは別の開孔を第2の孔としたとき、
    前記厚さ方向に見て、前記ホットメルト接着剤の塗布領域は、前記第1の孔の縁部から
    前記第2の孔の縁部にわたって連続する領域を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記第1不織布領域の前記複数の開孔のうちのある開孔に隣接する縁部を構成する繊維には、白色顔料が添加されている
    ことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記第1不織布領域の色と前記第2不織布領域の色が異なっている
    ことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第1不織布領域の厚みは、前記第2不織布領域の厚みよりも厚い
    ことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記繊維突出部が存在する前記一方の面が、前記第2不織布領域と接合されている
    ことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記外装体は、前記吸収性本体の前記長手方向の一端側に位置する腹側胴回り部、又は、前記吸収性本体の前記長手方向の他端側に位置する背側胴回り部に設けられている
    ことを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第2不織布領域は、スパンボンド不織布によって構成される
    ことを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記複数の開孔のうちのある開孔に隣接する縁部の少なくとも一部は、溶融部を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第1の孔は前記ホットメルト接着剤と重なる領域を有し、前記第2の孔は前記ホットメルト接着剤と重ならない領域のみを有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項9に記載の吸収性物品であって、
    前記第1の孔は、前記ホットメルト接着剤と重なる領域と、前記ホットメルト接着剤と重ならない領域とを有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とが前記厚さ方向において互いに重なり合う重なり領域を有し、
    前記重なり領域の前記長手方向の一端部又は他端部において、前記第1不織布領域と前記第2不織布領域とがホットメルト接着剤によって接合されない非接合部を有する
    ことを特徴とする吸収性物品。
  12. 展開状態において互いに交差する長手方向と左右方向と厚さ方向とを有し、
    液体を吸収する吸収性本体と、
    複数の開孔を有する第1不織布領域と、第2不織布領域とを含む外装体と
    を有する吸収性物品であって、
    前記第1不織布領域は、前記厚さ方向の最も肌側又は最も非肌側に配置され、
    前記第2不織布領域は、前記厚さ方向において前記第1不織布領域に重なっており、
    前記第1不織布領域の単位面積当たりの重量は、前記第2不織布領域の単位面積当たりの重量よりも大きく、
    前記第2不織布領域は、複数の開孔を有し、
    前記第1不織布領域の前記複数の開孔のうちのある開孔の少なくとも一部は、前記第2不織布領域のうちの開孔のない非開孔領域と重なり、
    前記ある開孔の孔径は、前記第2不織布領域に形成された開孔の孔径よりも大きく、
    平面視において、前記第2不織布領域に形成された一つの開孔が、前記ある開孔の内側に位置する
    ことを特徴とする吸収性物品。
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