JP2023150076A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者等に吸収性物品が開孔部を備えていることを認識させやすい吸収性物品を提供する。【解決手段】肌側シート(31)と、肌側シート(31)に非肌側から隣接する非肌側シート(32)を有する吸収性物品(1)であって、非肌側シート(32)の少なくとも一部は、吸収性物品(1)の外部から視認可能であり、非肌側シート(32)は、厚さ方向に貫通する開孔部(32h)を有する不織布であり、非肌側シート(32)自体の色は、肌側シート(31)自体の色と異なることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
従来、使い捨ておむつ等の吸収性物品の着用中における内部の蒸れの軽減が望まれている。例えば、特許文献1には、着用時に着用者の胴回りに配される外装体と吸収性本体とを有する使い捨ておむつが開示されており、この使い捨ておむつは、外装体を貫通する複数の貫通孔を備えることで、外装体の通気性を向上させて、内部の蒸れを低減させることが知られている。
特開2015-107223号公報
しかしながら、特許文献1に示す使い捨ておむつに限らず、一般的な吸収性物品は、例えば白色のように、吸収性物品全体が同じ色で形成されているため、通気性を向上させるための貫通孔を備えていても、その貫通孔が着用者や着用者に吸収性物品を着用させようとする者に認識されにくいという課題があった。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、着用者等に吸収性物品が開孔部を備えていることを認識させやすい吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、肌側シートと、前記肌側シートに非肌側から隣接する非肌側シートを有する吸収性物品であって、前記非肌側シートの少なくとも一部は、前記吸収性物品の外部から視認可能であり、前記非肌側シートは、厚さ方向に貫通する開孔部を有する不織布であり、前記非肌側シート自体の色は、前記肌側シート自体の色と異なることを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性物品が開孔部を備えていることを着用者等に認識させやすい吸収性物品を提供することができる。
おむつ1の概略斜視図である。 展開且つ伸長状態のおむつ1を非肌側から見た平面図である。 図2のA-A線での概略断面図である。 図4Aは、吸収性本体10の平面図であり、図4Bは、吸収性本体10の概略断面図である。 おむつ1の構成部材を厚さ方向に分解した状態を模式的に示した図である。 図2中の部分Xの拡大図である。 図7Aは、図6中の部分Zの部分拡大図である。図7Bは、図6中の部分Zにおける非肌側シート32の繊維を模式的に示した図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
肌側シートと、前記肌側シートに非肌側から隣接する非肌側シートを有する吸収性物品であって、前記非肌側シートの少なくとも一部は、前記吸収性物品の外部から視認可能であり、前記非肌側シートは、厚さ方向に貫通する開孔部を有する不織布であり、前記非肌側シート自体の色は、前記肌側シート自体の色と異なることを特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、非肌側シート自体の色と、開孔部を通して視認可能な肌側シート自体の色とが異なるため、吸収性物品の着用者や吸収性物品を着用させようとする者に、吸収性物品が開孔部を備えることを認識させやすい。
かかる吸収性物品であって、前記肌側シートは、白色の不織布であることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、白色の不織布からなる肌側シートは肌の色を透過させやすいため、非肌側から開孔部を通して肌側シートを見たときに肌の色を視認しやすくなり、肌側シートが開孔を有していなくても開孔を有しているような印象や、肌側シートが薄い素材であるという印象を着用者等に与えやすくなるため、肌側シートに開孔を設けた場合に生じる強度低下の恐れを軽減しつつ、着用者等に吸収性物品の通気性を認識させやすくなる。また、非肌側シート自体の色が有色の場合には、非肌側から開孔部を通して視認される肌側シートの白色との違いによって、着用者等に開孔部の存在を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記非肌側シートは、長繊維を含む長繊維不織布であり、前記非肌側シート自体の色が、有色であることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、短繊維のみからなる不織布よりも非肌側シートの強度を向上させることができるため、非肌側シートに力を加えた場合でも、開孔部の縁が破損する恐れを軽減させて、非肌側シートの開孔部の形状を維持しやすくしつつ、有色の非肌側シート自体の色と肌側シート自体の色との違いによって、着用者等に開孔部を視認させやすくすることができる。
かかる吸収性物品であって、前記非肌側シートにおいて、前記開孔部の縁部の繊維密度が、前記縁部に外側から隣接する外側部分の繊維密度より高いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、縁部の繊維密度が外側部分の繊維密度より低い場合よりも、縁部と開孔部を通した肌側シートとの色の違いを認識させやすくなり、開孔部の存在を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記非肌側シートは、繊維同士を接合する接合部を有し、前記開孔部の縁部に、少なくとも1つの接合部が設けられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、接合部は、接合されていない部分よりも剛性が高いため、縁部に接合部が設けられることによって、開孔部の開孔形状を維持しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記開孔部の縁部において、前記非肌側シートは、肌側又は前記非肌側に突出した突出部を備えることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、非肌側シートが有する突出部は、突出部以外の部分よりも繊維密度が高くなるため、非肌側から見た場合に、突出部以外の部分よりも非肌側シート自体の色が濃く見えるため、着用者等に開孔部の縁を認識させやすくなる。また、突出部が非肌側に突出している場合には、開孔部が立体的に形成されているように見えやすくなり、着用者等に開孔部を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記開孔部の縁部において、前記非肌側シートの繊維同士は、融着されていない部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、非肌側シートは、開孔部の縁部の全てが融着されている場合よりも開孔部の縁部を柔らかく、且つ、開孔部の縁部以外の部分よりも開孔部の縁部の繊維の密度を高くすることができるため、肌触りのよい非肌側シートとしつつ、着用者等に開孔部を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記非肌側シートは、繊維同士を接合する接合部を有し、前記非肌側シートにおいて、単位面積当たりに設けられた前記開孔部の総面積が前記接合部の総面積より少ないことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、単位面積当たりに設けられた開孔部の総面積が接合部の総面積より多い場合よりも、開孔を設けたことによる強度が低下してしまう恐れを軽減させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記非肌側シートは、繊維同士を接合する複数の接合部を有し、伸長状態において、前記開孔部の中心同士の距離の最小値が、前記接合部の中心同士の距離の最大値より長いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、開孔部の中心同士の距離の最小値が、接合部の中心同士の距離の最大値より短い場合よりも、非肌側シートの繊維を接合することができるため、非肌側シートのシート形状を維持しやすくなる。
かかる吸収性物品であって、伸縮方向に伸縮する伸縮部材を有し、伸長状態において、前記開孔部の前記伸縮方向における長さは、前記開孔部の前記伸縮方向と直交する方向における長さより長いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、伸縮部材が収縮した状態でも、開孔部の存在を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記開孔部の縁部において、前記肌側シートと前記非肌側シートは、接着されている部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、肌側シートと非肌側シートとが接着されている部分は開孔部の形状を維持しやすくなるため、着用前だけなく、着用中においても開孔部の開孔形状を維持しやすくなり、通気性を向上させ、且つ、着用者等に開孔部を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記開孔部の縁部において、前記肌側シートと前記非肌側シートは、接着されていない部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、非肌側シートの開孔部の縁部は、繊維密度が高くなりやすい部分であるため、非肌側シートの開孔部の縁部において肌側シートと非肌側シートとが接着されていない部分を有することで、開孔部の縁部が過度に硬くなってしまう恐れを軽減させることができ、肌触りを向上させることができる。
かかる吸収性物品であって、前記肌側シートと前記非肌側シートとの間に糸ゴムを有し、前記非肌側から見たとき、前記糸ゴムが前記開孔部と重なる部分を有することが望ましい。
このような吸収性物品によれば、外部から開孔部を通して糸ゴムを視認可能となるため、開孔部の存在を着用者等に認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記糸ゴムの色が、前記非肌側シート自体の色と異なることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、開孔部を通して視認可能な糸ゴムの色が非肌側シート自体の色と異なることで、開孔部の存在を着用者等に認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記肌側シートと前記非肌側シートとの間に、伸縮方向に伸縮する糸ゴムを有し、前記開孔部の前記伸縮方向と直交する方向における長さが、前記糸ゴムの直径より長いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、開孔部の伸縮方向と直交する方向における長さが糸ゴムの直径より短い場合よりも、非肌側から見たときに、糸ゴムが開孔部と重なる恐れを軽減させることができる。また、非肌側から見たときに、糸ゴムの少なくとも一部が開孔部と重なる場合であっても、開孔部の全てが糸ゴムで覆われる恐れを軽減させて、外部から見たときに、肌側シートの色が視認可能となり、着用者等に吸収性物品の開孔部の存在を認識させやすくなる。
かかる吸収性物品であって、前記肌側シートは、前記開孔部を有さないことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、肌側シートが開孔部を有する場合よりも、開孔部越しに肌側シートの色を視認しやすくなり、開孔部の存在を認識させやすくなる。
===本実施形態===
本発明に係る吸収性物品として、パンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)を例に挙げて説明する。ただし、本発明に係る吸収性物品には、テープ型使い捨ておむつ、ショーツ型ナプキン、吸収パッド、生理用ナプキンやその他の吸収性物品も含まれる。また、吸収性物品の着用者は、乳幼児、大人、又は動物等の生物であってもよい。
<おむつ1の構成>
図1は、おむつ1の概略斜視図である。図2は、展開且つ伸長状態のおむつ1を非肌側から見た平面図である。図3は、図2のA-A線での概略断面図である。なお、おむつ1の「伸長状態」とは、おむつ1全体(製品全体)を皺なく伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述する吸収性本体10や,胴回り部材20等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い寸法になるまで伸長させた状態のことを言う。
おむつ1は、互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、胴回り開口部BHと一対の脚回り開口部LH,LHとを有している。上下方向の上側が胴回り開口部BH側に対応し、下側が股下側に対応する。前後方向の前側が着用者の腹側に対応し、後側が着用者の背側に対応する。左右方向は、前側胴回り部30、後側胴回り部40の糸ゴム35、45の伸縮方向に沿った方向である。上下方向は、伸縮方向に直交する直交方向に沿った方向であり、吸収性本体10の長手方向に相当する。また、図3に示すように、おむつ1を構成する資材が積層された方向を厚さ方向とする。厚さ方向において着用者の肌と接する側を肌側とし、その反対側を非肌側とする。
おむつ1は、液吸収性の吸収性本体10と、着用者の腹側部を覆う前側胴回り部30と、着用者の背側部を覆う後側胴回り部40とを有する所謂3ピースタイプのパンツ型おむつである。
図2の展開状態では、前側胴回り部30と後側胴回り部40とが互いに縦方向に間隔をあけて平行に並んだ状態で、これらの間に吸収性本体10が掛け渡されつつ、吸収性本体10の長手方向の各端部10ea,10ebがそれぞれ最寄りの胴回り部30,40の肌側に接合固定されており、外観形状は平面視略H形状をなす。そして、この状態から、吸収性本体10の長手方向の中央位置CLを折り位置として二つ折りされる。この二つ折りの状態において、互いに対向する前側胴回り部30と後側胴回り部40とが、左右方向両側の側部30sw及び側部40swにて互いに接合・連結され、一対のサイド接合部50,50が形成される。すなわち、一対のサイド接合部50,50によって前側胴回り部30と後側胴回り部40とが環状に成形される。これにより、図1に示すような胴回り開口BH及び一対の脚回り開口LH,LHが形成されたパンツ型状態のおむつ1となる。なお、サイド接合部50は、溶着や接着等の公知の接合手段によって形成されている。
(吸収性本体10)
吸収性本体10着用者の股間部にあてがわれ尿等の排泄物を吸収する。図4Aは、吸収性本体10の平面図であり、図4Bは、吸収性本体10の概略断面図である。吸収性本体10は、排泄液を吸収する吸収性コア11と、吸収性コア11よりも肌側に配置されたトップシート12と、吸収性コア11よりも非肌側に配置されたバックシート13とを有する。但し、吸収性本体10が、これ以外のシート部材を備えていても良い。例えば、トップシート12と吸収性コア11との厚さ方向の間に、セカンドシート(不図示)を備えていてもよい。
吸収性コア11は、尿等の排泄液を吸収して保持する部材であり、例えば高吸収性ポリマー(SAP)が混入したパルプ繊維等の液体吸収性繊維により形成される。なお、吸収性コア11は、ティッシュペーパーや不織布等の液透過性のシート部材(コアラップシート11b)によって、外周面が覆われていても良い。また、本実施形態では、図4Bのように吸収性コア11が厚さ方向に2層重ねられた状態となっているが、吸収性コア11の形状はこの限りではない。
トップシート12は、液透過性のシートであり、例えば親水性のエアスルー不織布やスパンボンド不織布等が用いられる。本実施形態では、図4Bのように吸収性コア11を巻き込むように、左右方向の両側部が非肌側に折り返されている。
バックシート13は、液不透過性シート13aと、その非肌側に配された疎水性の外装シート13bと、の二層構造である。液不透過性シート13aとしては、例えば樹脂フィルム等が用いられ、外装シート13bとしては、例えば柔軟性を有する不織布等が用いられる。
吸収性本体10の左右方向の両側部には、吸収性本体10の長手方向に沿って一対の防漏壁部15が設けられている。本実施形態において、防漏壁部15は、外装シート13bによって形成されている。具体的には、左右方向において、外装シート13bの一部が吸収性コア11の両端よりも外側に延出しつつ、図4Bのように肌側に複数個所で折り曲げられることによって、一対の防漏壁部15が形成される。防漏壁部15の肌側端部(先端部)には、糸ゴム等の防漏壁弾性部材16が吸収性本体10の長手方向に沿って伸長した状態で取り付けられている。おむつ1の着用時には、防漏壁弾性部材16が発現する伸縮性に基づいて、防漏壁部15が着用者の肌側に起立し、着用者の股間部にフィットする。
また、吸収性本体10の左右方向の両側部には、糸ゴム等の脚回り弾性部材17が吸収性本体10の長手方向に沿って伸長した状態で取り付けられている。おむつ1の着用時には、脚回り弾性部材17が発現する伸縮性に基づいて、吸収性本体10の両側部が収縮し、着用者の脚回り沿ってフィットしやすくなる。
(前側胴回り部30)
前側胴回り部30は、吸収性本体10の非肌側に配置されている。図3に示されるように、前側胴回り部30は、厚さ方向の最も肌側に配置された肌側シート31と、肌側シート31の非肌側に隣接するように積層された非肌側シート32と、肌側シート31と非肌側シート32との間に設けられた糸ゴム(胴回り弾性部材)35を有する。前側胴回り部30は、基本的に肌側シート31と非肌側シート32との2層構造であるが、例えば、肌面シート36(後述)等、部分的に3層以上の構成を有していていも良い。
肌側シート31は、平面視長方形状の白色のシート部材であり、例えば、SMS不織布等によって形成されている。肌側シート31は、肌側シート31を構成する繊維同士を溶着接合するための複数の接合部(不図示)を有していてもよい。なお、肌側シート31は、開孔部32h(後述)に相当する貫通孔は設けられていない。
非肌側シート32は、平面視長方形状の不織布で形成された青色(有色)のシート部材であり、不織布で形成されており、例えば、SMS不織布等によって形成されている。非肌側シート32には、非肌側シート32を構成する繊維同士を接合するための複数の接合部32m(図6参照)が設けられている。接合部32mは、非肌側シート32を構成する不織布繊維同士を厚さ方向に熱溶着で接合しており、接合部32mを設けることで、非肌側シート32の繊維の脱落を軽減させたり、シート形状を維持させやすくしたりしている。また、非肌側シート32には、開孔部32hが複数設けられている。開孔部32hは、非肌側シート32を厚さ方向に貫通する貫通孔である。開孔部32hは、非肌側シート32における繊維同士の隙間による貫通部ではなく、非肌側シート32としてシート状に成形された不織布にピン(突起物)や刃物等を用いて非肌側シート32を厚さ方向に貫通させる加工を加えることで形成された開孔である。開孔部32hが設けられていることにより、前側胴回り部30の通気性を高めることができる。本実施形態の開孔部32hは、非肌側シート32の全域に亘って千鳥状に配置されており、各々の開孔部32hは、例えば直径1mm程度の円形状であるが、開孔部32hの形状や配置(個数及びパターン)は適宜変更可能である。
本実施形態の前側胴回り部30は、非肌側シート32の上端部が非肌側から肌側、且つ、縦方向の前側から後側に折り返された折り返し部32fを有している。この折り返し部32fによって肌側シート31の一部(上端部)が覆われることにより、肌側シート31の上端エッジが着用者の肌に食い込んでしまうことが抑制される。但し、折り返し部32fは必ずしも設けられていなくても良い。
糸ゴム35は、左右方向に沿って設けられた左右方向に伸縮可能な伸縮部材であり、本実施形態では、白色の糸ゴムが用いられている。糸ゴム35は、肌側シート31と非肌側シート32の間に、上下方向に並んで複数配置されるとともに、左右方向に伸長された状態で取り付けられている。糸ゴム35が発現する伸縮性によって、前側胴回り部30は、着用者の腹側胴回りにフィットする。なお、本実施形態のおむつ1は、前側胴回り部30に糸ゴム35を設けたが、糸ゴムに限らず、伸縮シート等の伸縮部材を配置して前側胴回り部30を左右方向に伸縮させてもよい。
糸ゴム35の取り付けは、ホットメルト接着剤等の接着剤を用いて行うことができる。例えば、糸ゴム35にホットメルト接着剤を塗布して所定の伸長倍率で伸長させ、肌側シート31と非肌側シート32とで挟み込むことによって糸ゴム35を取り付けることができる。すなわち、糸ゴム35を介して肌側シート31と非肌側シート32とが接着剤によって接合される。
また、前側胴回り部30は、肌面シート36を有していても良い。肌面シート36は、図3に示されるように、吸収性本体10の上端部を肌側から覆うように配置された白色のシート部材であり、カバーシートとしての機能を有している。これにより、おむつ1の着用時に吸収性本体10の上端エッジが着用者の肌に食い込んでしまうことが抑制される。肌面シート36は、例えばSMS不織布等によって形成されている。なお、肌面シート36は必ずしも設けられていなくても良い。
(後側胴回り部40)
後側胴回り部40は、前側胴回り部30と略同様の構成を有する。すなわち、後側胴回り部40は、吸収性本体10の非肌側に配置されており、厚さ方向の最も肌側に配置された肌側シート41と、肌側シート41の非肌側に隣接するように積層された非肌側シート42と、肌側シート41と非肌側シート42との間に設けられた左右方向に沿った糸ゴム45とを有する。また、前側胴回り部30と同様に、折り返し部42f、白色の肌面シート46等を有していても良い(図2、図3参照)。
前側胴回り部30と同様に、肌側シート41は、白色のシート部材であり、例えば、SMS不織布等によって形成されている。肌側シート41は、肌側シート41を構成する繊維同士を溶着接合するための複数の接合部(不図示)を有していてもよい。肌側シート41は、開孔部42h(後述)に相当する貫通孔は設けられていない。
非肌側シート42は、不織布で形成された青色(有色)のシート部材であり、例えば、SMS不織布等によって形成されている。非肌側シート42は、非肌側シート42を構成する繊維同士を溶着接合するための複数の接合部(不図示)を有する。また、非肌側シート42には、開孔部42hが複数設けられている。開孔部42hは、非肌側シート42を厚さ方向に貫通する貫通孔である。開孔部42hは、非肌側シート42の全域に亘って千鳥状に配置されており、各々の開孔部42hは、例えば直径1mm程度の円形状であるが、開孔部42hの形状や配置(個数及びパターン)は適宜変更可能である。
糸ゴム45は、左右方向に沿って設けられた左右方向に伸縮可能な伸縮部材であり、本実施形態では、白色の糸ゴムが用いられている。糸ゴム45は、肌側シート41と非肌側シート42との間に、上下方向に並んで複数配置されるとともに、左右方向に伸長された状態で取り付けられている。糸ゴム45が発現する伸縮性によって、後側胴回り部40は、着用者の背側胴回りにフィットする。なお、本実施形態のおむつ1は、後側胴回り部40に糸ゴム45を設けたが、糸ゴムに限らず、伸縮シート等の伸縮部材を配置して後側胴回り部40を左右方向に伸縮させてもよい。
後側胴回り部40の外観形状は、前側胴回り部30とは異なり、図2のように、サイド接合部50(側部40sw)よりも上下方向の下側が略台形形状となった股下領域40bを有している。股下領域40bでは、上下方向の下側から上側に向かって横幅が広くなっており、股下領域40bが設けられていることによって、おむつ1の着用時時に後側胴回り部40が着用者の臀部を被覆することができる。すなわち、股下領域40bは、臀部カバーとしての機能を有している。
そして、股下領域40bには、図2に示されるような糸ゴム等の湾曲弾性部材47が設けられている。湾曲弾性部材47は、股下領域40bの外縁に沿って伸長した状態で肌側シート41と非肌側シート42との間に取り付けられており、湾曲弾性部材47が発現する伸縮性によって、おむつ1着用時に、後側胴回り部40の股下領域40bが着用者の臀部にフィットしやすくなり、臀部から捲れにくくなる。
<おむつ1を外部から視認した状態について>
上述のとおり、おむつ1は、前側胴回り部30の非肌側シート32と後側胴回り部40の非肌側シート42にそれぞれ開孔部32h、開孔部42hを有することで、前側胴回り部30と後側胴回り部40の通気性を向上させて、着用時における内部の蒸れを軽減させることができる。しかし、従来の使い捨ておむつでは、前側胴回り部30や後側胴回り部40を構成する部材が全て同じ色(例えば、白色)で形成されていることが一般的であるため、おむつ1を外部から視認した場合に、おむつ1の着用者やおむつ1を着用者に着用させようとする者(以下、「着用者等」ともいう。)に開孔部32h、開孔部42hの存在を認識されない恐れがあった。
これに対し、本実施形態のおむつ1の前側胴回り部30は、肌側シート31と、肌側シート31に非肌側から隣接する非肌側シート32を有しており、非肌側シート32の少なくとも一部は、おむつ1の外部から視認可能である。この非肌側シート32は、厚さ方向に貫通する開孔部32hを有する不織布であって、非肌側シート32自体の色が、肌側シート31自体の色と異なっている。
図5は、おむつ1の構成部材を厚さ方向に分解した状態を模式的に示した図である。なお、図5において、折り返し部32f、42fを省略して示している。図5に示すように、前側胴回り部30は、厚さ方向において、非肌側から肌側に向かって、青色の非肌側シート32、白色の糸ゴム35、白色の肌側シート31、白色の肌面シート36の順に重ねられている。つまり、おむつ1では、前側胴回り部30のうち、最も非肌側に位置する非肌側シート32の色が、非肌側シート32より肌側に位置する部材(肌側シート31、糸ゴム35、肌面シート36)の色と異なる。
開孔部32hを備える非肌側シート32自体の色が肌側シート31自体の色と異なることで、着用者等は、おむつ1を外部から視認したときに、非肌側シート32自体の色と、開孔部32hを通して視認される肌側シート31の色を認識することができるため、着用者等に開孔部32hの存在を認識させやすくなる。
おむつ1では、前側胴回り部30だけでなく、後側胴回り部40についても同様に、開孔部42hを備える非肌側シート42自体の色が、肌側シート41自体の色と異なっており、着用者等は、おむつ1を外部から視認したときに、非肌側シート42自体の色と、開孔部42hを通して視認される肌側シート41の色を認識することができるため、着用者等に開孔部42hの存在を認識させやすくなる。以下は、主に前側胴回り部30について説明するが、後側胴回り部40も同様である。
なお、「肌側シート31自体の色」、「非肌側シート32自体の色」とは、肌側シート31及び非肌側シート32そのものの色であり、肌側シート31全体の色、非肌側シート32全体の色である。肌側シート31の表面や非肌側シート32の表面に図柄や模様を有している場合には、「肌側シート31自体の色」、「非肌側シート32自体の色」は、図柄や模様を設ける前の色である。本実施形態では、肌側シート31を構成する不織布の繊維の色が白色であることから、肌側シート31自体の色は白色である。非肌側シート32の繊維の原料として青色の樹脂(ポリプロピレン樹脂)を用いており、この青色の繊維で形成された不織布の色が青色となることから、非肌側シート32自体の色が青色である。
おむつ1のように、肌側シート31は白色の不織布であることが好ましい。白色の不織布からなる肌側シート31は肌の色を透過させやすい。そのため、おむつ1を非肌側から(外部から)見たときに、開孔部32hを通して肌側シート31を見ると、肌側シート31を透かして着用者の肌の色を視認しやすくなる。これによって、肌側シート31が開孔した部分を有していなくても開孔を有しているように見えたり、肌側シート31が薄い素材であるように見えたりするため、着用者等におむつ1が、通気性が向上しているという印象を与えやすくなる。仮に、肌側シート31に開孔した部分を設けると、肌側シート31や前側胴回り部30の強度が低下してしまう恐れがある。これに対し、非肌側シート32が開孔部32hを備え、肌側シート31自体の色を白色にすることで、肌側シート31に開孔した部分を設けなくても、肌側シート31及び前側胴回り部30の強度の低下を軽減しつつ、おむつ1の通気性を着用者等に認識させやすくなる。また、非肌側シート32自体の色が有色の場合には、肌側シート31自体の色を白色とすることで、おむつ1を非肌側から見たときに、開孔部32hを通して視認される肌側シート31自体の色が非肌側シート32自体の色との違いが一層際立つため、着用者等に開孔部32hの存在を認識させやすくなる。
また、非肌側シート32は、長繊維を含む長繊維不織布であることが好ましく、非肌側シート32自体の色が有色であることが好ましい。非肌側シート32の破損を軽減させつつ、有色の非肌側シート32自体の色と肌側シート31自体の色との違いを着用者等に認識させやすくなるため、着用者等に開孔部32hの存在を認識させやすくなる。
長繊維不織布は、長繊維を含む不織布であり、長繊維は、平均繊維長が100mmを超える繊維をいう。これに対し、短繊維は、切断加工が施された繊維であり、平均繊維長が15mm以上で、100mm以下の繊維をいう。非肌側シート32が短繊維のみで形成された不織布よりも非肌側シート32の強度を向上させることができる。特に、非肌側シート32には、開孔部32hを設けることでシートの強度が低下する恐れがあるため、長繊維を含む長繊維不織布とすることで、非肌側シート32の強度を向上させ、非肌側シート32の破損を軽減させることができる。また、非肌側シート32に力を加えた場合でも、開孔部32hの縁が破損する恐れを軽減させることができるため、開孔部32hの開孔形状を維持しやすくなる。おむつ1では、糸ゴム35の伸縮によって、非肌側シート32には、左右方向に沿った力が加えられやすい。そのため、長繊維不織布で形成されていることで、左右方向に加えられる力に対する非肌側シート32の破損を軽減させつつ、開孔部32hの破損を軽減させ、開孔部32hの開孔形状を維持しやすくなるため、着用者等に開孔部を視認させやすくなる。
「有色」とは、無色透明及び白以外の色とする。一方、「白色」とは、例えば、マンセル表色系で「N9.5」と表される色や、RGB色空間で「255,255,255」と表される色(所謂、真っ白)に加え、真っ白との色差が12未満である色も白色に含まれるものとする。白色についての色差の測定は、例えば、色差測定器として、Konica Minolta社製 CR-300を用いることができ、測定機器の光源としては、C光源(国際照明委員会(CIE)の規格)を用いることができる。この場合の測定機器の測定窓の直径は、40mmである。色差は、白色基準板に対する(L*a*b*)色空間のΔL、Δa及びΔbである。白色基準板に対する色差は、白色基準板のlab値と対象サンプルのlab値をそれぞれ測定して算出できる。白色基準板は、(X93.19、Y95.20、Z112.28)でlab0に設定する。ここでLは、明るさを指標する値であり、a、bは、色度の平面座標である。白色基準板のLab値をL0、a0、b0とし、対象サンプルのL1、a1、b1とすると、ΔL=L0‐L1、Δa=a0‐a1、Δb=b0‐b1によって算出できる。
本実施形態のおむつ1の非肌側シート32は、青色(有色)である。非肌側シート32自体の色の青色は、上述のとおり、白色の繊維に青色樹脂を塗布することで、繊維自体の色を青色とし、これをシート状に成形して不織布としている。非肌側シート32を有色とすることで、非肌側シート32の開孔部32hを通して視認できる肌側シート31との色の違いを際立たせ、開孔部32hの存在を着用者等に認識させやすくなる。特に、おむつ1のように、肌側シート31が白色の場合には、有色の非肌側シート32と肌側シート31との色の違いが一層際立つため、開孔部32hの存在を着用者等に認識させやすくなる。
さらに、肌側シート31が開孔部を有さないことが好ましい。仮に、肌側シート31が開孔部を有する場合には、その肌側シート31の開孔部と非肌側シート32の開孔部32hと厚さ方向に重なる場合があるため、非肌側シート32の開孔部32hを通して肌側シート31自体の色を視認することが難しくなる。そのため、肌側シート31が開孔部を有する場合よりも、非肌側シート32に設けられた開孔部32h越しに肌側シート31自体の色を視認しやすくなり、開孔部32hの存在を着用者等に認識させやすくなる。
また、上述のとおり、左右方向(伸縮方向)に伸縮する糸ゴム35を有するおむつ1において、図6に示すように、伸長状態において、開孔部32hの左右方向(伸縮方向)における長さW32hが、開孔部32hの上下方向(伸縮方向と直交する直交方向)における長さH32hより長いことが好ましい(W32h>H32h)。図6は、図2中の部分Xの拡大図である。糸ゴム35が収縮すると、前側胴回り部30が左右方向に縮められて、開孔部32hも左右方向に縮められてしまう。そのため、開孔部32hの左右方向における長さW32hを開孔部32hの上下方向における長さH32hより長くすることで、糸ゴム35が収縮した状態でも、開孔部32hの開孔形状を維持しやすくなり、着用者等に開孔部32hの存在を認識させやすくすることができる。
上述のとおり、糸ゴム35は、肌側シート31と非肌側シート32との間に設けられている(図3、図5参照)。おむつ1を非肌側(外部)から見たとき、糸ゴム35が開孔部32hと重なる部分を有していてもよい。図6に示すように、本実施形態のおむつ1では、複数の開孔部32hは、前側胴回り部30を非肌側から見て、糸ゴム35と重なる部分を有する開孔部32hと、糸ゴム35と重ならない開孔部32hとを有している。例えば、図7Aに示すように、図6の部分Zでは、開孔部32hを通して糸ゴム35を視認することができる。図7Aは、図6中の部分Zの部分拡大図である。このように、おむつ1の非肌側(外部)から開孔部32hを通して糸ゴム35を視認することができることで、開孔部32hを備えたおむつ1であるということを着用者等に認識させやすくなる。
さらに、おむつ1を非肌側(外部)から見たとき、糸ゴム35が開孔部32hと重なる部分を有する場合には、糸ゴム35の色が、非肌側シート32自体の色と異なることが好ましい。本実施形態のおむつ1は、糸ゴム35の色が白色であり、非肌側シート32自体の色が青色である。これによって、開孔部32hから視認される糸ゴム35の色と非肌側シート32自体の色との違いによって、開孔部32hの存在を着用者等に認識させやすくなる。なお、本実施形態のおむつ1では、糸ゴム35の色を肌側シート31自体の色と同じ白色としたが、これに限られない。糸ゴム35の色を、非肌側シート32自体の色と異なる色とし、且つ、肌側シート31自体の色とも異なる色としてもよい。糸ゴム35、非肌側シート32、肌側シート31の色の違いによって、開孔部32hの存在を着用者等により認識させやすくすることができる。
また、糸ゴム35が、肌側シート31と非肌側シート32との間に設けられている場合において(図3、図5参照)、図7Aに示すように、開孔部32hの上下方向(糸ゴム35の伸縮方向と直交する方向)における長さH32hが、糸ゴム35の直径r35より長いことが好ましい。これによって、開孔部32hの上下方向における長さH32hが糸ゴム35の直径r35より短い場合よりも、おむつ1を非肌側から(外部から)見たときに、糸ゴム35と開孔部32hとが重なる恐れを軽減させることができる。糸ゴム35と開孔部32hとが重ならないことで、前側胴回り部30の通気性を向上させ、通気性が向上していることを着用者等に認識させやすくなる。また、図7Aのように、おむつ1を非肌側から見たときに、糸ゴム35の少なくとも一部が開孔部32hと重なる場合であっても、開孔部32hの全てが糸ゴム35で覆われてしまう恐れを軽減させることができるため、おむつ1を外部から見たときに、開孔部32hを通して肌側シート31の色を視認することができ、おむつ1の開孔部32hの存在及び開孔部32hによって通気性が向上していることを着用者等に認識させやすくなる。
開孔部32hが設けられた非肌側シート32について、開孔部32hの縁部32eの繊維密度が、縁部32eに外側から隣接する外側部分32sの繊維密度より高いことが好ましい。図7Bは、図6中の部分Zにおける非肌側シート32の繊維を模式的に示した図である。開孔部32hの縁部32eは、例えば、本実施形態のおむつ1では、開孔部32hの縁(端)からの距離が0.5mmの領域をいい、開孔部32hの縁部32eの繊維密度は、この縁部32eにおける繊維の平均密度をいう。また、縁部32eに外側から隣接する外側部分32sは、例えば、本実施形態のおむつ1では、縁部32eの外側の端からの距離が0.5mmの領域をいい、外側部分32sの繊維密度は、この外側部分32sにおける繊維の平均密度をいう。図7Bに示すように、縁部32eの繊維密度を外側部分32sの繊維密度より高くすることで、縁部32eの繊維密度が外側部分32sの繊維密度より低い場合よりも、縁部32eにおける非肌側シート32自体の色が濃く見える。そのため、縁部32eと開孔部32hを通した肌側シート31との色の違いを着用者等に認識させやすくなる。
なお、本実施形態の非肌側シート32の縁部32eと外側部分32sとの繊維密度の差は、おむつ1の製造過程における非肌側シート32への開孔部32hの形成によって設けられる。本実施形態では、予め開孔部32hを形成することで、縁部32eの繊維密度を外側部分32sの繊維密度より高くした非肌側シート32を、糸ゴム35、肌側シート31と重ね合わせることで、前側胴回り部30を形成している。具体的には、外周面に複数のピンを備えた第1ロールと外周面に穴部を備えた第2ロールとの間に非肌側シート32を挟んだ状態で、第1ロールのピンを第2ロールの穴部に挿入させることで、開孔部32hを形成することができる。このとき、非肌側シート32は、第1ロールのピンの挿入による開孔部32hの形成に伴って繊維が押し広げられるため、縁部32eの繊維密度が高くなる。これによって、縁部32eの繊維密度が外側部分32sの繊維密度より高くなる。
さらに、非肌側シート32に設けられた開孔部32hの縁部32eにおいて、非肌側シート32の繊維同士が融着されていない部分を有することが好ましい。通常、非肌側シート32の繊維同士が融着された部分は、非肌側シート32の繊維同士が融着されていない部分よりも固くなりやすい。そのため、非肌側シート32において、縁部32eにおいて、非肌側シート32の繊維同士が融着されていない部分を有することで、縁部32eの全てが融着されている場合よりも開孔部32hの縁部32eを柔らかくすることができ、非肌側シート32の肌触りを向上させることができる。また、上述の開孔部32hの形成方法のように、ピン等を挿入することで開孔部32hを形成して、開孔部32hの縁部32eの繊維密度が外側部分32sより高い場合には、縁部32eの色が外側部分32sより濃くなり、着用者等に、肌側シート31と開孔部32hとの色の差を認識させやすくなり、開孔部32hの存在を認識させやすくなる。
本実施形態の非肌側シート32は、上述の通りSMS不織布で形成されており、SMS不織布を構成する繊維(ポリプロピレン樹脂)は、熱が加えられると、繊維同士が溶着される。そのため、おむつ1の非肌側シート32の開孔部32hを、熱を加えない状態のピンを備えた第1ロール(上述)で形成することで、縁部32eの繊維同士の融着の恐れを軽減させつつ、開孔部32hを形成することができる。
非肌側シート32の開孔部32hの縁部32eにおいて、肌側又は非肌側に突出した突出部を備えていてもよい。非肌側シート32の突出部は、突出部が設けられていない部分よりも繊維密度が高くなる。そのため、密度が高い突出部は、非肌側シート32自体の色が濃く見えるため、開孔部32hを通して視認される肌側シート31自体の色との違いが鮮明になりやすく、開孔部32hの縁を着用者等に認識させやすくなる。
なお、おむつ1の製造過程において、非肌側シート32への開孔部32hの形成後に、非肌側シート32と糸ゴム35と肌側シート31とを重ね合わせる場合には、突出部は、非肌側シート32の肌側に設けることも、非肌側に設けることも可能である。非肌側シート32が非肌側に突出した突出部を備える場合には、おむつ1を非肌側(外部)から見たときに、開孔部32hが立体的に形成されているように見えやすくなるため、着用者等に開孔部32hを視認させやすくなる。
突出部としては、例えば、製造過程における、非肌側シート32にピン(上述)等の突起物を挿し込んで開孔部32hを形成した際の所謂バリが挙げられる。このとき、熱した状態のピン等の突起物を用いることで、突出物を形成しやすくし、且つ、突出部の肌側又は非肌側に突出した形状を維持しやすくなる。なお、本実施形態のおむつ1のように、熱を加えない状態の第1ロールのピンを非肌側シート32に差し込むことで開孔部32hを形成して、開孔部32hの縁部32eに突出部を有さない構成としてもよい。
また、開孔部32hの縁部32eにおいて、肌側シート31と非肌側シート32が接着されている部分を有することが好ましい。肌側シート31と非肌側シート32とが接着されている部分は、肌側シート31と非肌側シート32と硬化した接着剤の剛性によって、開孔部32hの形状を維持しやすくなる。そのため、着用前だけなく、着用中においても開孔部32hの開孔形状を維持しやすくなり、通気性を向上させつつ、着用者等に開孔部32hを認識させやすくなる。
一方、開孔部32hの縁部32eにおいて、肌側シート31と非肌側シート32が接着されていない部分を有してもよい。非肌側シート32の開孔部32hの縁部32eは、繊維密度が高くなりやすい部分である。そのため、非肌側シート32の開孔部32hの縁部32eにおける肌側シート31と非肌側シート32とが接着されていない部分は、開孔部32hの縁部32eが過度に硬くなってしまう恐れを軽減させることができ、肌触りを向上させることができる。
本実施形態のおむつ1の開孔部32hの縁部32eは、肌側シート31と非肌側シート32が接着されている部分と接着されていない部分の両方を備える。本実施形態の前側胴回り部30は、上述のとおり、ホットメルト接着剤を塗布した状態の糸ゴム35を介して肌側シート31と非肌側シート32とが接着されている。そのため、おむつ1を非肌側から見て、縁部32eと糸ゴム35とが重なる部分は、肌側シート31と非肌側シート32が接着された部分であり、縁部32eと糸ゴム35とが重ならない部分は、肌側シート31と非肌側シート32が接着されていない部分である。このことから、図6に示すように、本実施形態のおむつ1の開孔部32hの縁部32eは、肌側シート31と非肌側シート32が接着されている部分と接着されていない部分を備える。
上述のとおり、おむつ1の非肌側シート32は、繊維同士を接合する接合部32mを有している。この接合部32mについて、非肌側シート32の開孔部32hの縁部32eに、少なくとも1つの接合部32mが設けられていることが好ましい。おむつ1では、例えば、図6において、開孔部32hの縁部32e(図6では、符号は省略)に接合部32maが設けられている。非肌側シート32のうち、接合部32mは、接合部32mが設けられていない部分よりも剛性が高いため、縁部32eに接合部32mが設けられていることで、開孔部32hの開孔形状を維持しやすくなる。
また、非肌側シート32において、単位面積当たりに設けられた開孔部32hの総面積が接合部32mの総面積より少ないことが好ましい。開孔部32hの総面積とは、単位面積内に1つの開孔部32hを有する場合は、1つの開孔部32hの面積を示し、単位面積内に複数の開孔部32hを有する場合には、単位面積内の複数の開孔部32hの面積の和を示す。同様に、接合部32mの総面積とは、単位面積内に1つの接合部32mの面積を示し、単位面積内に複数の接合部32mを有する場合には、単位面積内の複数の接合部32mの面積の和を示す。総面積の比較としては、例えば、目視による確認方法や、面積算出プログラムを用いて開孔部32hの配置面積と接合部32mとを算出して確認する方法を例示できる。単位面積としては、例えば、10mm×10mmの領域とすることができるが、任意に設定可能である。単位面積当たりに設けられた開孔部32hの総面積を接合部32mの総面積より少なくすることで、単位面積当たりに設けられた開孔部32hの総面積が接合部32mの総面積より多い場合よりも、開孔をあけたことによる非肌側シート32の強度の低下を軽減させることができ、非肌側シート32の破損の恐れを軽減させることができる。
非肌側シート32が複数の接合部32mを有する場合、伸長状態において、開孔部32hの中心同士の距離の最小値が、接合部32mの中心同士の距離の最大値より長いことが好ましい。図6に示すように、おむつ1の開孔部32hの中心同士の距離の最小値は、長さLhであり、接合部32mの中心同士の距離の最大値は、長さLmである。そして、長さLhが長さLmより長い(Lh>Lm)。開孔部32hの中心同士の距離の最小値(Lh)を、接合部32mの中心同士の距離の最大値(Lm)より長くすることで、開孔部32hの中心同士の距離の最小値(Lh)が、接合部32mの中心同士の距離の最大値(Lm)より短い場合よりも、非肌側シート32の繊維をより多くの部分で繊維を接合することができるため、非肌側シート32のシート形状を維持しやすくなる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。
上述の実施形態では、最も非肌側に位置する非肌側シート32に開孔部32hを設けて、肌側シート31に貫通孔を設けない構成としたが、これに限られない。非肌側シート32が開孔部32hを備え、且つ、肌側シート31が厚さ方向に貫通した貫通孔(開孔部)を備えていてもよい。肌側シート31にも貫通孔を設けることで、前側胴回り部30の通気性をより向上させることができる。なお、肌側シート31が貫通孔を備える場合には、おむつ1(前側胴回り部30)の外部(非肌側)から見て、非肌側シート32の開孔部32hとは異なる位置に設けられた肌側シート31の貫通孔を備えていることが好ましい。これによって、おむつ1を外部から見たときに、非肌側シート32の開孔部32hを通して肌側シート31自体の色を視認することができるため、非肌側シート32自体の色と肌側シート31自体の色との違いによって、開孔部32hの存在を着用者等に認識させやすくなる。
また、上述の実施形態では、肌側シート31自体の色を白色とし、非肌側シート32自体の色を青色(有色)としたが、これに限られない。肌側シート31自体の色を有色とし、非肌側シート32自体の色を白色としてもよい。
上述の実施形態のおむつ1では、前側胴回り部30と後側胴回り部40のそれぞれ肌側シート31、41自体の色と非肌側シート32、42自体の色とが異なっており、非肌側シート32、42の開孔部32h、42hを通して肌側シート31、41自体の色を視認できるものとしたが、これに限られない。前側胴回り部30又は後側胴回り部40のいずれか一方のみについて、肌側シート自体の色と、開孔部を備える非肌側シート自体の色とが異なるものとしてもよい。
また、本発明の構成は、胴回り部30、40に限らず、吸収性本体10にも適用可能である。つまり、吸収性本体のバックシート13のうち、液不透過性シート13a(肌側シート)自体の色と、外装シート13b(非肌側シート)自体の色が異なっていてもよい。このとき、外装シート13bの少なくとも一部はおむつ1の外部から視認可能な不織布であり、外装シート13bを厚さ方向に貫通する開孔部(不図示)を有している。このような場合にも、おむつ1を外部から見たときに、開孔部を通して視認できる液不透過性シート13a自体の色を認識することができるため、外装シート13b自体の色と液不透過性シート13a自体の色との違いによって、着用者等に、開孔部の存在を認識させやすくなる。
1 おむつ(吸収性物品、パンツ型吸収性物品)、
10 吸収性本体、
11 吸収性コア、11b コアラップシート、
12 トップシート、
13 バックシート、
13a 液不透過性シート(肌側シート)、
13b 外装シート(非肌側シート)、
15 防漏壁部、16 防漏壁弾性部材、17 脚回り弾性部材、
30 前側胴回り部、30sw 側部、
31 肌側シート、
32 非肌側シート、32f 折り返し部、
32h 開孔部、
32m 接合部、
32e 縁部、32s 外側部分、
35 糸ゴム(胴回り弾性部材)、
36 肌面シート、
40 後側胴回り部、40b 股下領域、40sw 側部、
41 肌側シート、
42 非肌側シート、42f 折り返し部、
42h 開孔部、
45 糸ゴム(胴回り弾性部材)、
46 肌面シート、47 湾曲弾性部材、
50 サイド接合部、
BH 胴回り開口、LH 脚回り開口

Claims (16)

  1. 肌側シートと、
    前記肌側シートに非肌側から隣接する非肌側シートを有する吸収性物品であって、
    前記非肌側シートの少なくとも一部は、前記吸収性物品の外部から視認可能であり、
    前記非肌側シートは、厚さ方向に貫通する開孔部を有する不織布であり、
    前記非肌側シート自体の色は、前記肌側シート自体の色と異なる
    ことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記肌側シートは、白色の不織布であることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
    前記非肌側シートは、長繊維を含む長繊維不織布であり、
    前記非肌側シート自体の色が、有色であることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記非肌側シートにおいて、前記開孔部の縁部の繊維密度が、前記縁部に外側から隣接する外側部分の繊維密度より高いことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記非肌側シートは、繊維同士を接合する接合部を有し、
    前記開孔部の縁部に、少なくとも1つの接合部が設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記開孔部の縁部において、前記非肌側シートは、肌側又は前記非肌側に突出した突出部を備えることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記開孔部の縁部において、前記非肌側シートの繊維同士は、融着されていない部分を有することを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記非肌側シートは、繊維同士を接合する接合部を有し、
    前記非肌側シートにおいて、単位面積当たりに設けられた前記開孔部の総面積が前記接合部の総面積より少ないことを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記非肌側シートは、繊維同士を接合する複数の接合部を有し、
    伸長状態において、
    前記開孔部の中心同士の距離の最小値が、前記接合部の中心同士の距離の最大値より長いことを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    伸縮方向に伸縮する伸縮部材を有し、
    伸長状態において、
    前記開孔部の前記伸縮方向における長さは、前記開孔部の前記伸縮方向と直交する方向における長さより長いことを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記開孔部の縁部において、前記肌側シートと前記非肌側シートは、接着されている部分を有することを特徴とする吸収性物品。
  12. 請求項1から10いずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記開孔部の縁部において、前記肌側シートと前記非肌側シートは、接着されていない部分を有することを特徴とする吸収性物品。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記肌側シートと前記非肌側シートとの間に糸ゴムを有し、
    前記非肌側から見たとき、前記糸ゴムが前記開孔部と重なる部分を有することを特徴とする吸収性物品。
  14. 請求項13に記載の吸収性物品であって、
    前記糸ゴムの色が、前記非肌側シート自体の色と異なることを特徴とする吸収性物品。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記肌側シートと前記非肌側シートとの間に、伸縮方向に伸縮する糸ゴムを有し、
    前記開孔部の前記伸縮方向と直交する方向における長さが、前記糸ゴムの直径より長いことを特徴とする吸収性物品。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
    前記肌側シートは、前記開孔部を有さないことを特徴とする吸収性物品。
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