JP2018081999A - 認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に装着されるためにピックアップされた部品の方向性が異なっていても部品の方向性の認識が可能な認識装置を提供すること。【解決手段】認識装置は、基板に装着されるためにピックアップされた部品の特徴部の配置パターンを撮像データとして取得する撮像装置と、部品を基準方向に配置した場合の特徴部の標準パターンが被照合データとして記憶された記憶装置と、撮像データの撮像対象である部品の方向性を認識するデータ解析装置とを備える。データ解析装置は、被照合データを撮像データと比較照合して、部品の方向性を認識する第1認識部と、第1認識部による認識に失敗した場合に、被照合データを標準パターンに対して所定回転角度で回転した回転データを作成する第1データ作成部と、回転データを撮像データと比較照合して、部品の方向性を認識する第2認識部とを備える。【選択図】図3

Description

本開示は、基板に装着される部品の方向性を認識するための認識装置に関するものである。
従来より、基板に装着される部品の方向性を認識するための認識装置に関し、種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、電子部品の保持状態を撮像し、前記保持状態の撮像結果に基づいて基板に実装する電子部品実装装置または方法が記載されている。電子部品実装装置または電子部品実装方法では、前記電子部品は極性判定マークがなく、Nを1以上の整数とし、(360/N)度で規定される回転認識処理角度の範囲内に実装部を含めた形状が同一となる状態が一つしかない非回転対称部品であって、電子部品の保持状態の撮像結果から前記電子部品の部品認識像を得、前記電子部品の前記形状のあるべき状態を示す基準像、前記部品認識像のうち少なくとも一方を回転させて、前記回転認識処理角度の範囲内に両者が一致する角度が存在するかの回転認識処理し、正規の電子部品かを判定する。
特開2013−26385号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、ある程度、保持状態にある電子部品の向きを判定することが可能となる。しかしながら、更に好適に、保持状態にある電子部品の向きを判定することが望まれている。
そこで、本開示は、上述した点を鑑みてなされたものであり、基板に装着されるためにピックアップされた部品の方向性が異なっていても部品の方向性の認識が可能な認識装置を提供することを課題とする。
本明細書は、基板に装着されるためにピックアップされた部品の特徴部の配置パターンを撮像データとして取得する撮像装置と、部品を基準方向に配置した場合の特徴部の標準パターンが被照合データとして記憶された記憶装置と、撮像装置により取得された撮像データに基づいて、該撮像データの撮像対象である部品の方向性を認識するデータ解析装置とを備え、データ解析装置は、記憶装置に記憶された被照合データを撮像データと比較照合することにより、部品の方向性を認識する第1認識部と、第1認識部による認識に失敗した場合に、記憶装置に記憶された被照合データを標準パターンに対して少なくとも一つの所定回転角度で回転した少なくとも一つの回転データを作成する第1データ作成部と、第1データ作成部で作成された少なくとも一つの回転データを撮像データと比較照合することにより、部品の方向性を認識する第2認識部とを備え、第1認識部と第2認識部とが同一又は異なる認識部で構成される認識装置を、開示する。
本開示によれば、基板に装着されるためにピックアップされた部品の方向性が異なっていても部品の方向性の認識が可能となる。
部品実装機を示す斜視図である。 部品実装機の部品装着装置を示す斜視図である。 部品実装機の備える制御装置を示すブロック図である。 パーツカメラを示す概略図である。 非回転対称のリード部品の底面をパーツカメラによって撮像した際に得られる撮像データの画像を示す図である。 同リード部品の底面をパーツカメラによって撮像した際に得られる撮像データの画像を示す図である。 同リード部品のリードの標準パターンが映し出された画像を示す図である。 図7の標準パターンの画像を180度の回転角度で回転させた画像を示す図である。 リードの方向性を認識する過程を示す模式図である。 回転対称のリード部品の底面をパーツカメラによって撮像した際に得られる撮像データの画像を示す図である。 同リード部品の底面をパーツカメラによって撮像した際に得られた撮像データの画像を示す図である。 同リード部品のリードの標準パターンが映し出された画像を示す図である。 図12の標準パターンの画像を180度の回転角度で回転させた画像を示す図である。 分割データが結合されて作成された撮像データの画像を示す図である。
本開示の好適な実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。
<部品実装機の構成>
図1に、部品実装機10を示す。部品実装機10は、回路基材12に対する部品の実装作業を実行するための装置である。部品実装機10は、装置本体20、基材搬送保持装置22、部品装着装置24、マークカメラ26、パーツカメラ28、部品供給装置30、ばら部品供給装置32、制御装置(図3参照)34を備えている。なお、回路基材12として、回路基板、三次元構造の基材等が挙げられ、回路基板として、プリント配線板、プリント回路板等が挙げられる。
装置本体20は、フレーム部40と、そのフレーム部40に上架されたビーム部42とによって構成されている。基材搬送保持装置22は、フレーム部40の前後方向の中央に配設されており、搬送装置50とクランプ装置52とを有している。搬送装置50は、回路基材12を搬送する装置であり、クランプ装置52は、回路基材12を保持する装置である。これにより、基材搬送保持装置22は、回路基材12を搬送するとともに、所定の位置において、回路基材12を固定的に保持する。なお、以下の説明において、回路基材12の搬送方向をX方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY方向と称し、鉛直方向をZ方向と称する。つまり、部品実装機10の幅方向は、X方向であり、前後方向は、Y方向である。
部品装着装置24は、ビーム部42に配設されており、2台の作業ヘッド60,62と作業ヘッド移動装置64とを有している。各作業ヘッド60,62の下端面には、図2に示すように、吸着ノズル66が設けられており、その吸着ノズル66によって部品を吸着保持する。その吸着ノズル66は、図示しないモータを駆動源とする回転装置によって回転し、吸着保持した部品の向きを調整可能となっている。また、作業ヘッド移動装置64は、X方向移動装置68とY方向移動装置70とZ方向移動装置72とを有している。そして、X方向移動装置68とY方向移動装置70とによって、2台の作業ヘッド60,62は、一体的にフレーム部40上の任意の位置に移動させられる。また、各作業ヘッド60,62は、スライダ74,76に着脱可能に装着されており、Z方向移動装置72は、スライダ74,76を個別に上下方向に移動させる。つまり、作業ヘッド60,62は、Z方向移動装置72によって、個別に上下方向に移動させられる。
マークカメラ26は、下方を向いた状態でスライダ74に取り付けられており、作業ヘッド60とともに、X方向,Y方向およびZ方向に移動させられる。これにより、マークカメラ26は、フレーム部40上の任意の位置を撮像する。パーツカメラ28は、図1に示すように、フレーム部40上の基材搬送保持装置22と部品供給装置30との間に、上を向いた状態で配設されている。これにより、パーツカメラ28は、作業ヘッド60,62の吸着ノズル66に保持された部品を撮像する。
部品供給装置30は、フレーム部40の前後方向での第1端部に配設されている。部品供給装置30は、トレイ型部品供給装置78とフィーダ型部品供給装置(図3参照)80とを有している。トレイ型部品供給装置78は、トレイ上に載置された状態の部品を供給する装置である。フィーダ型部品供給装置80は、テープフィーダ、スティックフィーダ(図示省略)によって部品を供給する装置である。
ばら部品供給装置32は、フレーム部40の前後方向での第2端部に配設されている。ばら部品供給装置32は、ばらばらに散在された状態の複数の部品を整列させて、整列させた状態で部品を供給する装置である。つまり、任意の姿勢の複数の部品を、所定の姿勢に整列させて、所定の姿勢の部品を供給する装置である。なお、部品供給装置30および、ばら部品供給装置32によって供給される部品として、電子回路部品,太陽電池の構成部品,パワーモジュールの構成部品等が挙げられる。また、電子回路部品には、リードを有する部品,リードを有さない部品等が有る。
制御装置34は、コントローラ82、複数の駆動回路86、画像処理装置88を備えている。複数の駆動回路86は、上記搬送装置50、クランプ装置52、作業ヘッド60,62、作業ヘッド移動装置64、トレイ型部品供給装置78、フィーダ型部品供給装置80、ばら部品供給装置32に接続されている。コントローラ82は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、データ記憶領域96とデータ解析領域98とを含む。データ記憶領域96は、各種データを記憶する領域であり、データ解析領域98は、各種データを解析する領域である。また、コントローラ82は、複数の駆動回路86に接続されている。これにより、基材搬送保持装置22、部品装着装置24、および部品供給装置30等の作動が、コントローラ82によって制御される。さらに、コントローラ82は、画像処理装置88にも接続されている。画像処理装置88は、マークカメラ26およびパーツカメラ28によって得られた撮像データを処理するものであり、コントローラ82は、撮像データから各種情報を取得する。
<部品実装機の作動>
部品実装機10では、上述した構成によって、基材搬送保持装置22に保持された回路基材12に対して部品の装着作業が行われる。具体的には、回路基材12が、作業位置まで搬送され、その位置において、クランプ装置52によって固定的に保持される。次に、マークカメラ26が、回路基材12の上方に移動し、回路基材12を撮像する。これにより、回路基材12の保持位置等に関する情報が得られる。また、部品供給装置30若しくは、ばら部品供給装置32は、所定の供給位置において、部品を供給する。そして、作業ヘッド60,62の何れかが、部品の供給位置の上方に移動し、吸着ノズル66によって部品を保持する。続いて、部品を保持した作業ヘッド60,62が、パーツカメラ28の上方に移動し、パーツカメラ28によって、吸着ノズル66に保持された部品が撮像される。これにより、部品の保持位置等に関する情報が得られる。続いて、部品を保持した作業ヘッド60,62が、回路基材12の上方に移動し、回路基材12の保持位置の誤差,部品の保持位置の誤差等を補正する。そして、吸着ノズル66が部品を離脱することで、回路基材12に部品が装着される。
<パーツカメラによる部品の電極位置の認識>
上述したように、部品実装機10では、吸着ノズル66により保持された部品が回路基材12に装着されるため、吸着ノズル66による部品の保持位置等に関する情報がパーツカメラ28により取得される。特に、回路基材12への装着予定の部品が、リードを有する電子回路部品(以下、「リード部品」と記載する場合がある。)である場合には、リードを回路基材12に形成された貫通穴に挿入するべく、リードの先端部の位置に関する情報が、パーツカメラ28により取得される。
詳しくは、パーツカメラ28は、図4に示すように、反射鏡100と、レーザー照明102と、撮像装置104とを備えている。反射鏡100は、撮像予定のリード部品110を保持した吸着ノズル66の下方に、約45度に傾斜した状態で配設されている。なお、リード部品110は、部品本体部112と、部品本体部112の底面から延び出す複数のリード114とを含み、リード114を下方に向けた状態で部品本体部112において吸着ノズル66によって吸着保持されている。
また、レーザー照明102は、4個のレーザー照射装置(図では2個のレーザー照射装置のみが記されている)120によって構成されている。4個のレーザー照射装置120は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110を囲むように、4等配の位置に配設されている。そして、4個のレーザー照射装置120は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110に向かって、側方の4箇所からレーザー光を照射する。なお、レーザー光は拡散しないため、各レーザー照射装置120は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110のリード部品110の先端部に向かってピンポイントで、レーザー光を照射する。
レーザー照明102から照射された光は、吸着ノズル66に保持されたリード部品110のリード114によって反射し、光路(2本の点線130の間の経路)に沿って、反射鏡100に入射する。そして、反射鏡100に入射した光が、反射鏡100により反射し、光路(2本の点線132の間の経路)に沿って、撮像装置104に入射する。
その撮像装置104は、レンズ136と撮像素子138とを有しており、撮像装置104に入射した光が、レンズ136を介して、撮像素子138により検出される。これにより、吸着ノズル66に保持されたリード部品110のリード114の先端部の撮像データが得られる。そして、その撮像データが、コントローラ82のデータ解析領域98において解析されることで、リード114の先端部の位置が認識される。このようにして、パーツカメラ28により吸着ノズル66を保持したリード部品110を撮像することで、リード114の先端部の位置の認識処理を適切に行うことが可能となる。
<リード部品の方向性>
コントローラ82のデータ解析領域98は、上述したように、リード114の先端部の位置を認識する機能を果たすものであるが、それに加えて、リード部品110の方向性を認識する機能を果たすものである。コントローラ82のデータ解析領域98は、リード114の先端部の位置を認識するために使用した撮像データを利用して、リード部品110の方向性を認識する。リード部品110の方向性とは、回路基材12に装着するために吸着ノズル66によって保持された状態でパーツカメラ28により撮像されたリード部品110の向きをいう。
<データ解析領域の各機能部>
コントローラ82のデータ解析領域98は、リード部品110の方向性を認識するため、図3に示すように、第1認識部160、第1データ作成部162、第2認識部164、交換部166、および第2データ作成部168を備えている。
第1認識部160は、パーツカメラ28で取得された撮像データを被照合データと比較照合することにより、リード部品110の方向性を認識する機能部である。なお、被照合データは、データ記憶領域96に記憶されているものであるが、その具体例については後述する。
第1データ作成部162は、第1認識部160による認識が失敗した場合、つまり、データ記憶領域96に記憶されている被照合データで特定可能な向きとリード部品110の向きとが一致しない場合において、被照合データを所定回転角度で回転する画像処理を行うことにより、回転データを作成する機能部である。被照合データを所定回転角度で回転する画像処理が行われる際は、画像処理装置88等が使用される。本実施形態では、所定回転角度は180°であるが、これに限るものではない。なお、回転データの具体例については後述する。
第2認識部164は、第1データ作成部162により作成された回転データを、第1認識部160で使用した撮像データと比較照合することにより、リード部品110の方向性を認識する機能部である。第2認識部164は、所定回転角度により回転された回転データを使用していることから、リード部品110が非回転対称である場合にのみ、リード部品110の方向性を認識することが可能である。
交換部166は、第2認識部164による認識が成功した場合、つまり、第1データ作成部162により作成された回転データで特定可能な向きとリード部品110の向きとが一致する場合に、第2認識部164が使用した回転データを、被照合データとしてデータ記憶領域96に記憶させる機能部である。従って、第2認識部164による認識が成功した後においては、その成功時に使用された回転データが、被照合データとして第1認識部160で使用される。
第2データ作成部168は、パーツカメラ28がリード部品110を分割して撮像することによって複数の撮像データを分割データとして取得した場合において、それらの分割データを結合する画像処理を行うことにより、一つの撮像データを作成する機能部である。従って、第2データ作成部168によって複数の分割データが結合されて一つの撮像データが作成されると、その作成された一つの撮像データが、パーツカメラ28で取得された撮像データとして第1認識部160で使用される。複数の分割データを結合する画像処理が行われる際は、画像処理装置88等が使用される。なお、分割データの具体例については後述する。
<リードの配置パターンと基準方向>
次に、リード114の配置パターンについて説明する。リード部品110においては、上述したように、部品本体部112の底面から複数のリード114が延び出している。以下、具体例として、部品本体部112の底面から延び出しているリード114の本数を5本とし、5本のリード114の配置パターンとして、図5の画像200に映し出されたパターンを想定する。図5の画像200は、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の部品本体部112の底面をパーツカメラ28で撮像し、その撮像によって取得された撮像データの画像である。
図5の画像200に映し出された配置パターンでは、一つの列が3本のリード114で構成されると共に、その列に平行な別の列が2本のリード114で構成されており、双方の列が線対称の位置にある。但し、図5の画像200に映し出された配置パターンは、0°より大きく360°より小さい何れの回転角度で回転しても、その回転前後において、全てのリード114の位置が一致しないことから、非回転対称である。つまり、360°の整数倍の回転角度で図5の画像200を回転させた場合にのみ、その回転前後の両画像において、全てのリード114の位置が一致する。従って、図5の画像200に映し出された配置パターンは、非回転対称であるので、第2認識部164による方向性の認識の対象とすることが可能である。
なお、図5の画像200の撮像データがパーツカメラ28によって取得された場合と比べて、リード部品110が180°回転した状態で吸着ノズル66に保持されているときは、図6に示された画像202の撮像データがパーツカメラ28によって取得される。つまり、図6の画像202は、図5の画像200を180°の回転角度で回転させた画像である。
以下、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きであって、図5の画像200の撮像データがパーツカメラ28によって取得された場合の向きを、基準方向とする。
<リードの標準パターン>
次に、リード114の標準パターンについて説明する。リード114の標準パターンとは、リード部品110が吸着ノズル66に基準方向で保持されている場合において、パーツカメラ28でリード部品110が撮像された際のリード114の配置パターンをいう。上記想定の具体例におけるリード114の標準パターンは、図7の画像204に映し出された配置パターンであり、図5の画像200に映し出された配置パターンと同じである。図7の画像204の画像データは、被照合データとして、データ記憶領域96に記憶されている。
なお、図8の画像206は、図7の画像204を180°の回転角度で回転させた画像である。図8の画像206の画像データは、図7の画像204の画像データである被照合データを180°の回転角度で回転させることにより作成される。その作成は、第1データ作成部162によって行われる。以下、被照合データの回転によって作成された画像データを、回転データという。
<リード部品の方向性の認識>
次に、リード部品110の方向性の認識について、上記想定の具体例に基づいて説明する。部品実装機10では、部品供給装置30又はばら部品供給装置32からリード部品110が吸着ノズル66で保持された直後に、リード部品110の方向性の認識、つまりリード部品110の向きの特定が行われる。なお、上記想定の具体例では、部品供給装置30又はばら部品供給装置32の供給位置において、リード部品110が基準方向、又は基準方向から180°回転した状態でリード部品110が吸着ノズル66に保持されるように、リード部品110が供給されるものとする。
部品実装機10では、リード部品110の方向性を認識するために、先ず、リード114の配置パターンを示す撮像データが取得される。この撮像データは、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の底面をパーツカメラ28が撮像することによって取得される。なお、この撮像データは、上述したように、リード114の先端部の位置を認識するためにも使用される。
続いて、第1認識部160において、パーツカメラ28で取得された撮像データがデータ記憶領域96の被照合データと比較照合されることにより、リード部品110の方向性が認識される。つまり、撮像データで示されるリード114の配置パターンが、被照合データで示されるリード114の標準パターンと比較照合されることにより、リード部品110の向きが特定される。なお、被照合データで示されるリード114の標準パターンは、図7の画像204に映し出されたリード114の配置パターンである。
ここで、撮像データと被照合データとが一致することにより、第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に成功すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが基準方向であることが特定される。例えば、パーツカメラ28で取得された撮像データの画像が図5の画像200である場合には、図5の画像200に映し出されたリード114の配置パターンが図7の画像204に映し出されたリード114の配置パターン(被照合データの標準パターン)と同じである。そのような場合には、撮像データと被照合データとが一致するので、第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に成功する。部品実装機10は、第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に成功すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きを基準方向に維持しつつ、リード部品110を回路基材12に装着する。
これに対して、撮像データと被照合データとが不一致により、第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に失敗すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが基準方向でないことが特定される。例えば、パーツカメラ28で取得された撮像データの画像が図6の画像202である場合には、図6の画像202に映し出されたリード114の配置パターンが図7の画像204に映し出されたリード114の配置パターン(被照合データの標準パターン)と異なる。そのような場合には、撮像データと被照合データとが不一致なので、第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に失敗する。
第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に失敗すると、第1データ作成部162において、データ記憶領域96の被照合データが180°の回転角度で回転されることにより、回転データが作成される。なお、回転データで示されるリード114の配置パターンは、被照合データで示されるリード114の標準パターンが180°の回転角度で回転したものである。つまり、回転データで示されるリード114の配置パターンは、図7の画像204に映し出されたリード114の配置パターン(被照合データの標準パターン)が180°の回転角度で回転したものであって、図8の画像206に映し出されたリード114の配置パターンである。
続いて、第2認識部164において、第1認識部160で使用された撮像データが第1データ作成部162によって作成された回転データと比較照合されることにより、リード部品110の方向性が認識される。つまり、撮像データで示されるリード114の配置パターンが、回転データで示されるリード114の配置パターンと比較照合されることにより、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが特定される。なお、回転データで示されるリード114の配置パターンは、上述したように、リード114の標準パターンが180°の回転角度で回転したリード114の配置パターンであり、図8の画像206に映し出されたリード114の配置パターンである。
ここで、撮像データと回転データとが一致することにより、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に成功すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが基準方向から180°の回転角度で回転された向きであることが特定される。例えば、パーツカメラ28で取得された撮像データの画像が図6の画像202である場合には、図6の画像202に映し出されたリード114の配置パターンが図8の画像206に映し出されたリード114の配置パターン(回転データの配置パターンであって、被照合データの標準パターンを180°の回転角度で回転したもの)と同じである。そのような場合には、撮像データと回転データとが一致するので、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に成功する。部品実装機10は、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に成功すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きを180°の回転角度で回転させた後、リード部品110を回路基材12に装着(以下、「180°反転装着」という。)する。
これに対して、撮像データと回転データとが不一致により、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に失敗すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが基準方向から180°の回転角度で回転された向きでないことが特定される。例えば、撮像データの画像が図6の画像202でない場合には、その撮像データの画像で映し出されたリード114の配置パターンが図8の画像206に映し出されたリード114の配置パターン(回転データの配置パターンであって、被照合データの標準パターンを180°の回転角度で回転したもの)と異なる。そのような場合には、撮像データと回転データとが不一致なので、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に失敗する。
部品実装機10は、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に失敗すると、吸着ノズル66に保持されているリード部品110を廃棄する。
このようにして、リード部品110の方向性の認識が行われる場合には、図9に示すように、認識過程を3つのケース208,210,212に分けることが可能である。なお、図9において、0°方向とは、基準方向を意味する。また、180°方向とは、基準方向から180°の回転角度で回転させた方向を意味する。
ケース208とは、パーツカメラ28で撮像データを取得した後で、0°方向のチェックに成功、つまり第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に成功するケースである。そのようなケースでは、吸着ノズル66に保持されているリード部品110は、その向きを維持しながら回路基材12に装着される。
ケース210とは、パーツカメラ28で撮像データを取得した後で、0°方向のチェックに失敗、つまり第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に失敗し、さらに、180°方向のチェックに失敗、つまり第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に失敗するケースである。そのようなケースでは、吸着ノズル66に保持されているリード部品110は、廃棄される。
ケース212では、パーツカメラ28で撮像データを取得した後で、0°方向のチェックに失敗、つまり第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に失敗したが、180°方向のチェックに成功、つまり第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に成功するケースである。そのようなケースでは、吸着ノズル66に保持されているリード部品110は、180°反転装着される。
なお、いずれのケース208,210,212においても、パーツカメラ28で撮像データを取得できなかった場合には、0°方向のチェックが行われることなく、つまり第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識が行われることなく、吸着ノズル66に保持されているリード部品110は廃棄される。また、第1データ作成部162による回転データの作成に失敗した場合には、180°方向のチェックが行われることなく、つまり第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識が行われることなく、吸着ノズル66に保持されているリード部品110は廃棄される。
以上より、部品実装機10では、リード部品110が回路基材12に装着される直前において、コントローラ82のデータ解析領域98により、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが特定される。例えば、吸着ノズル66に保持されているリード部品110のリード114の配置パターンが、図5の画像200に映し出された配置パターンである場合には、リード部品110の向きが基準方向と特定され、リード部品110の向きが維持されながら、リード部品110が回路基材12に装着される(ケース208)。一方、吸着ノズル66に保持されているリード部品110のリード114の配置パターンが、図6の画像202に映し出された配置パターンである場合には、リード部品110の向きが基準方向から180°の回転角度で回転された向きであると特定され、リード部品110が180°反転装着される(ケース210)。よって、部品実装機10は、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが異なっていてもリード部品110の方向性の認識が可能となる。
そのため、部品供給装置30又はばら部品供給装置32の供給位置においては、上記想定の具体例のように、リード部品110が基準方向、又は基準方向から180°の回転角度で回転した状態でリード部品110が吸着ノズル66に保持されるように、リード部品110が供給されることが許される。これにより、利便性が向上する。
コントローラ82のデータ解析領域98では、リード114の先端部の位置を認識するために使用される撮像データを、第1認識部160及び第2認識部164が利用することにより、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが特定される。従って、リード部品110の向きを特定することだけを目的として、パーツカメラ28でリード部品110を撮像する必要がないので、その撮像分のタクト短縮が可能である。また、リード114の先端部の位置以外のものを認識する必要がなく、リード114の先端部の位置以外のものを考慮したデータは不要なので、そのようなデータを準備する時間や労力が省かれる。
<リードの配置パターンが回転対称である場合>
次に、リード114の配置パターンが回転対称である場合について説明する。リード114の配置パターンが回転対称である場合とは、具体的に言えば、図10の画像214に映し出されたリード114の配置パターンのように、0°より大きく360°より小さい何れかの回転角度で図10の画像214を回転させると、その回転前後の両画像において、全てのリード114の位置が一致する場合をいう。図10の画像214に映し出されたリード114の配置パターンでは、その一致する場合の回転角度は180°であり、2本のリード114が点対称で配置されている。
そのような場合において、リード部品110の方向性を認識するためには、図10に示すように、リード部品110の部品本体部112の底面にマークMを設け、マークMおよびリード114の配置パターンを非回転対称とする。そのようにすれば、0°より大きく360°より小さい何れの回転角度で図10の画像214を回転させても、その回転前後の両画像において、マークMおよびリード114の位置が一致することはない。つまり、360°の整数倍の回転角度で図10の画像214を回転させた場合にのみ、その回転前後の両画像において、マークMおよびリード114の位置が一致する。従って、図10の画像214に映し出されたマークMおよびリード114の配置パターンは、非回転対称であるので、第2認識部164による方向性の認識の対象とすることが可能である。
もっとも、マークMは、リード部品110の部品本体部112の底面に予め設けられている製造番号、又はハウスマーク等を利用しても良い。
なお、図10の画像214の撮像データがパーツカメラ28によって取得された場合と比べて、リード部品110が180°回転した状態で吸着ノズル66に保持されているときは、図11に示された画像216の撮像データがパーツカメラ28によって取得される。つまり、図11の画像216は、図10の画像214を180°の回転角度で回転させた画像である。
上記具体例では、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きであって、図10の画像214の撮像データがパーツカメラ28によって取得された場合の向きを、基準方向とする。
次に、マークMおよびリード114の標準パターンについて説明する。マークMおよびリード114の標準パターンとは、リード部品110が吸着ノズル66に基準方向で保持された場合において、パーツカメラ28でリード部品110が撮像された際のマークMおよびリード114のリード114の配置パターンをいう。上記具体例におけるマークMおよびリード114の標準パターンは、図12の画像218に映し出された配置パターンであり、図10の画像214に映し出された配置パターンと同じである。図12の画像218の画像データは、上記具体例の被照合データとして、データ記憶領域96に記憶される。
なお、図13の画像220は、図12の画像218を180°の回転角度で回転させた画像である。図13の画像220の画像データは、上記具体例の回転データであって、図12の画像218の画像データである被照合データを180°の回転角度で回転させることにより作成される。その作成は、第1データ作成部162によって行われる。
次に、リード部品110の方向性の認識について説明する。リード114の配置パターンが回転対称である場合でも、マークM及びリード114の配置パターンが非回転対称であれば、リード部品110の方向性の認識は、リード114の配置パターンが非回転対称である場合と同様にして行われるので、その詳細な説明は省略する。
以上より、部品実装機10では、リード114の配置パターンが回転対称である場合でも、非回転対称であるマークM及びリード114の配置パターンに基づいてリード部品110の方向性の認識を行えば、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きを特定することが可能である。
<新たな基準方向>
部品実装機10では、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識に成功すると、つまり、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きが基準方向から180°の回転角度で回転された向きであると特定されると、上述したように、リード部品110が180°反転装着される。その後においては、交換部166が、第2認識部164で使用された回転データを被照合データとしてデータ記憶領域96に記憶する。そのような場合には、第1認識部160は、基準方向から180°の回転角度で回転させた方向を、新たな基準方向として扱う。なお、交換部166は、回転データに相当するデータをデータ記憶領域96に記憶しても良い。
ところで、部品実装機10において、リード部品110の180°反転装着が一度行われると、部品供給装置30又はばら部品供給装置32の供給位置では、リード部品110の基準方向から180°の回転角度で回転した状態(つまり、新たな基準方向)でリード部品110が吸着ノズル66に保持されるように、リード部品110が供給され続けることがある。そのような場合においては、第1認識部160が上述したようにして新たな基準方向を扱っていれば、第1認識部160によるリード部品110の方向性の認識に成功したときに、リード部品110の180°反転装着を行うことにより、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識を省くことが可能である。そのため、第2認識部164の処理時間分のタクト短縮が可能である。
なお、第2認識部164で使用された回転データは、被照合データとして、データ解析領域98に一時的に記憶されても良い。そのような場合には、第1認識部160は、データ解析領域98に一時的に記憶されている被照合データを使用する。
<分割取込>
次に、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の部品本体部112の全体が、パーツカメラ28によって撮像できない場合について説明する。そのような場合には、例えば、図14に示すように、リード部品110の部品本体部112を4つの領域I1,I2,I3,I4に分け、各領域I1,I2,I3,I4をパーツカメラ28によって撮像することによって、4つの撮像データを取得する。なお、各領域I1,I2,I3,I4は、それぞれの一部が重なるように設定される。
以下、各領域I1,I2,I3,I4の撮像データを、分割データという。各分割データは、第2データ作成部168によって結合される。この結合により、図14の画像222の撮像データが作成される。図14の画像222には、リード部品110の部品本体部112の全体が映し出さると共に、マークM及びリード114の配置パターンが映し出される。図14の画像222の撮像データは、上述したリード部品110の方向性の認識に使用される。
以上より、部品実装機10では、吸着ノズル66に保持されているリード部品110がパーツカメラ28の視野に収まらない場合でも、リード部品110の方向性の認識、つまりリード部品110の向きを特定することが可能である。
<一部画像による照合>
リード部品110の方向性の認識で使用される撮像データ及び被照合データは、それぞれの一部が使用されても良い。そのような場合には、リード114の配置パターンの画像データのうち、非回転対称である一部の領域に対応する画像データが、撮像データの一部として使用される。具体的には、図5の画像200に映し出されたリード114の配置パターンでは、例えば、1つの列を構成する3本のリード114のうち、それらの中央に位置するリード114を含んだ一部の領域に対応する画像データが、撮像データの一部として使用されることが可能である。なお、被照合データの一部には、撮像データの一部の領域に対応すると共に、リード114の標準パターンの一部の領域を構成する画像データが使用される。
以上より、部品実装機10では、撮像データ及び被照合データの一部でリード部品110の方向性の認識を行えば、データの取扱量を少なくすることが可能である。
ちなみに、本実施形態において、回路基材12は、「基板」の一例である。パーツカメラ28は、「撮像装置」の一例である。データ記憶領域96は、「記憶装置」の一例である。データ解析領域98は、「データ解析装置」の一例である。リード部品110は、「部品」の一例である。リード114は、「特徴部」の一例である。180°は、「所定回転角度」の一例である。
尚、本開示は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1データ作成部162は、一つの回転角度(180°)で回転データを作成しているが、複数の回転角度で複数の回転データを作成しても良い。そのような場合には、第2認識部164が、複数の回転データを撮像データとそれぞれ比較照合することにより、リード部品110の方向性の認識すれば、回転データの個数分のリード部品110の向きを特定することが可能である。従って、第1データ作成部162で作成される回転データの個数が増えれば、第2認識部164で特定可能なリード部品110の向きも増え、部品供給装置30又はばら部品供給装置32によって供給される際のリード部品110の姿勢(向き)に対する制限も緩和されるので、リード部品110のセッティング及びデータ管理がし易くなる。
上記実施形態では、リード部品110の方向性の認識を行うことにより、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きを特定しているが、リード部品110が有するリード114以外の特徴部分(例えば、部品本体部112の凹凸部分等)について、その方向性の認識を行うことにより、吸着ノズル66に保持されているリード部品110の向きを特定しても良い。
上記実施形態では、第2認識部164によるリード部品110の方向性の認識が行われる毎に、第1データ作成部162により回転データが作成されるが、その回転データは、第1データ作成部162により一度作成されると、データ記憶領域96に記憶されても良い。そのような場合には、第2認識部164は、データ記憶領域96から読み出した回転データを撮像データと比較照合する。
上記実施形態では、第1認識部160及び第2認識部164は、別個の認識部で構成されているが、一つの認識部で構成されても良い。
12 回路基材
28 パーツカメラ
96 データ記憶領域
98 データ解析領域
110 リード部品
114 リード
160 第1認識部
162 第1データ作成部
164 第2認識部
166 交換部
168 第2データ作成部
M マーク

Claims (5)

  1. 基板に装着されるためにピックアップされた部品の特徴部の配置パターンを撮像データとして取得する撮像装置と、
    前記部品を基準方向に配置した場合の前記特徴部の標準パターンが被照合データとして記憶された記憶装置と、
    前記撮像装置により取得された撮像データに基づいて、前記撮像データの撮像対象である部品の方向性を認識するデータ解析装置とを備え、
    前記データ解析装置は、
    前記記憶装置に記憶された前記被照合データを前記撮像データと比較照合することにより、部品の方向性を認識する第1認識部と、
    前記第1認識部による認識に失敗した場合に、前記記憶装置に記憶された前記被照合データを前記標準パターンに対して少なくとも一つの所定回転角度で回転した少なくとも一つの回転データを作成する第1データ作成部と、
    前記第1データ作成部で作成された少なくとも一つの回転データを前記撮像データと比較照合することにより、部品の方向性を認識する第2認識部とを備え、
    前記第1認識部と前記第2認識部とが同一又は異なる認識部で構成される認識装置。
  2. 前記撮像装置は、前記部品の特徴部が前記少なくとも一つの所定回転角度での回転の前後で同一の位置に認識される場合に、前記特徴部に加えて、前記少なくとも一つの所定回転角度の前後で撮像の位置が変化するマークを含む配置パターンを前記撮像データとして取得する請求項1に記載の認識装置。
  3. 前記データ解析装置は、
    前記第2認識部による認識に成功した場合に、前記少なくとも一つの回転データのうち、前記第2認識部による認識に成功した回転データに基づいて前記被照合データとして前記記憶装置に記憶する交換部を備える請求項1又は請求項2に記載の認識装置。
  4. 前記データ解析装置は、
    前記撮像装置が前記配置パターンを分割して撮像した複数の分割データを結合して前記撮像データを作成する第2データ作成部を備える請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の認識装置。
  5. 前記撮像データは、前記配置パターンの一部であり、
    前記被照合データは、前記標準パターンの一部である請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の認識装置。
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