JP2018080238A - コークス炉における乾留完了判定方法 - Google Patents

コークス炉における乾留完了判定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018080238A
JP2018080238A JP2016222482A JP2016222482A JP2018080238A JP 2018080238 A JP2018080238 A JP 2018080238A JP 2016222482 A JP2016222482 A JP 2016222482A JP 2016222482 A JP2016222482 A JP 2016222482A JP 2018080238 A JP2018080238 A JP 2018080238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
dry distillation
gas temperature
coke oven
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016222482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6724738B2 (ja
Inventor
壮志 木谷
Soji Kitani
壮志 木谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2016222482A priority Critical patent/JP6724738B2/ja
Publication of JP2018080238A publication Critical patent/JP2018080238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6724738B2 publication Critical patent/JP6724738B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Abstract

【課題】 室炉式コークス炉でコークスを乾留するにあたり、乾留の末期に発生ガス温度のピークが出現しにくい場合でも、発生ガス温度を指標として乾留完了を的確に判定する。
【解決手段】 本発明のコークス炉1における乾留完了判定方法は、複数の炭化室2を有するコークス炉の炭化室において、炭化室毎の石炭の乾留反応時に発生するガス9の温度を、所定時間間隔tit毎に測定して、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値とを比較し、今回のガス温度測定値が一つ前のガス温度測定値よりも所定温度差Tcr以上低くなる最初の時点を基準時刻tとし、基準時刻tを開始時刻として、その後更に、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値との温度差を継続して求め、該温度差が前記所定温度差Tcr以上となる場合が所定回数Nとなる時点までの時間を時間tとし、前記基準時刻tに前記時間tを加えて求められる時刻tを乾留完了時刻と判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室炉式のコークス炉におけるコークスの乾留完了を判定する方法に関する。
石炭を乾留し、コークスを製造する室炉式のコークス炉では、複数の炭化室に石炭を順次装入して1100℃前後の高温で乾留反応を行い、乾留反応が終了すると、生成されたコークスを押出機で炭化室から排出(窯出し)するという操業を行っている。その際、品質の良いコークス、例えば強度の高いコークスを製造し、且つ、コークス炉の操業を効率的に行うためには、窯出し前に石炭の乾留が完了しているか否かを正確に判定する必要がある。尚、石炭の乾留が完了したことを「火落」とも称する。
従来、乾留完了の判定は、「火見」と呼ばれる熟練者が炭化室につながる上昇管の上部に設けられたトップカバーを開放し、そこから排出される発生ガスに着火し、着火した際の炎の色を見て判断することによって行われていた。しかしながら、この方法では、数十個以上の炭化室毎に、且つ、乾留完了のタイミング毎に、頻繁に熟練者の判断が必要であり、作業負荷が高いことから、熟練者がトップカバーを開放して行う作業を必要としない乾留完了判定方法が望まれていた。
そこで、熟練者を必要としない乾留完了判定方法が従来から提案されており、提案された乾留完了判定方法は、発生ガスの温度を指標とする方法が主流となっている。
例えば、特許文献1には、乾留中に発生するガスの最高温度Tmaxと、火見によって判定検出された火落(乾留完了)時のガス温度Yとの関係式「Y=a×Tmax+b(a、bは、各コークス炉の構造によって決定される定数)」を予め求めておき、乾留中に発生するガスの温度変化を逐次測定し、その最高温度Tmaxを検出し、この最高温度Tmaxを上記関係式に代入して火落温度Yを算出し、発生するガスの温度を引き続き測定し、測定されるガス温度が火落温度Yに一致した時点を火落時と判定する方法が提案されている。
また、特許文献2には、乾留中に発生するガスの温度を測定し、判定火落時間Tと、発生ガス温度が最高になった時点の石炭装入時からの経過時間X、その後の温度降下勾配X、石炭の水分X、石炭の装入量Xとの関係式「T=a×X+a×X+a×X+a×X+b(a、bは、各コークス炉の構造によって決定される定数)」を用いて、火落時刻を判定する方法が提案されている。
しかしながら、発生ガス温度が最高温度(ピーク温度)を示すことは、健全な炭化室(窯)における乾留時に、乾留される石炭量が乾留末期に増加することによって生じるもので、コークス炉の老朽に起因して均一な乾留が不可能である炭化室では、乾留される石炭量が乾留末期に増加せず、発生ガス温度の乾留末期でのピークが出現しにくくなる。現在、コークス炉の老朽化により、乾留末期に発生ガス温度のピークが出現しにくいケースが多数存在する。
特許文献1及び特許文献2に提案される発生ガスの最高温度を指標とする乾留完了判定方法は、発生ガス温度のピークが出現しにくくなった炭化室では適用することができず、他の乾留完了判定方法を用いる必要がある。
一方、発生ガス温度を用いない乾留完了判定方法として、発生ガスの組成を用いる乾留完了判定方法(例えば、特許文献3を参照)が提案されているが、数多い炭化室毎に分析装置を設置しなければならないなどから、分析装置の設置費用が嵩み、現実的ではない。
特公昭46−6497号公報 特公昭59−50196号公報 特開昭61−266489号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、室炉式のコークス炉でコークスを乾留するにあたり、乾留の末期に発生ガス温度のピークが出現しない場合でも、発生ガス温度を指標として乾留完了を的確に判定することのできる乾留完了判定方法を提供することである。
上記課題を解決するための本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]複数の炭化室を有するコークス炉の炭化室において、前記炭化室毎の石炭の乾留反応時に発生するガスの温度を、所定時間間隔tit毎に測定して、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値とを比較し、今回のガス温度測定値が一つ前のガス温度測定値よりも所定温度差Tcr以上低くなる最初の時点を基準時刻tとし、前記基準時刻tを開始時刻として、その後更に、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値との温度差を継続して求め、該温度差が前記所定温度差Tcr以上となる場合が所定回数Nとなる時点までの時間を時間tとし、前記基準時刻tに前記時間tを加えて求められる時刻tを乾留完了時刻と判定することを特徴とする、コークス炉における乾留完了判定方法。
[2]前記所定温度差Tcrを、前記コークス炉への石炭装入開始からの所定時刻tから所定時刻tまでの期間に測定されたガス温度の平均値である平均ガス温度Tavを基準として下記の(1)式を用いて求めることを特徴とする、上記[1]に記載のコークス炉における乾留完了判定方法。
Tcr=a×Tav+b………(1)
但し、(1)式において、a、bは、各コークス炉の構造によって決定される定数である。
本発明によれば、乾留末期に発生する発生ガス温度のピークを利用せずに、発生ガス温度が降下するときの温度勾配を利用して乾留完了を判定するので、乾留の末期に発生ガス温度のピークが出現しない老朽化したコークス炉における乾留であっても、乾留完了を的確に判定することが実現される。その結果、コークスの安定製造やコークス製造コストの削減が達成される。
本発明に係る乾留完了判定方法を実施する際に使用した室炉式コークス炉の一例を示す図であり、室炉式コークス炉の一部を示す断面図である。 発生ガス温度の時系列的な推移と、本発明の実施形態に係る乾留完了判定方法の概要とを示す図である。 本発明を適用する前後における判定不良の月別推移を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明に係る乾留完了判定方法を実施する際に使用した室炉式コークス炉の一例を示す図であり、室炉式コークス炉の一部を示す断面図である。
室炉式コークス炉1は、図1に示すように、石炭8を乾留する炭化室2と、炭化室2の上部に設置される上昇管3と、上昇管3の側面に設置される曲管4と、曲管4に接続する集合管5とを備えている。このような構成の炭化室2が水平方向に数十〜百基程度繋がって、室炉式コークス炉1が形成されている。炭化室2は、紙面の左右方向を長手方向とする直方体形状であり、直方体形状の両側(紙面と垂直な方向)には、耐火物製の側壁を隔てて燃焼室(図示せず)が設置されている。また、それぞれの炭化室2は、それぞれの上昇管3及び曲管4を介して集合管5と連結されている。
燃焼室内で燃料ガスが燃焼することで、燃焼室と炭化室2とを仕切る側壁が昇温し、この側壁の昇温によって炭化室2に充填された石炭8が加熱され、石炭8の乾留反応が起こる。この乾留反応によって生ずる発生ガス9は、上昇管3及び曲管4を通って集合管5に至る。集合管5は、発生ガス9を回収するためのガスホルダー(図示せず)に連結している。
曲管4には、発生ガス9の温度を測定する熱電対10が、熱電対挿入管7を通して設置されている。熱電対10の先端部は曲管4の内部に位置し、一方、熱電対10の他端は温度測定装置11に連結されており、熱電対10に生じる起電力によって温度測定装置11において、発生ガス9の温度が測定される。
温度測定装置11による温度測定データは、乾留完了判定装置12に伝送される。乾留完了判定装置12は、伝送された温度測定データに基づき、石炭8の乾留完了の判定を実施する。尚、上昇管3の上端部には、開閉可能なトップカバー6が設置されている。
つまり、本発明に係る乾留完了判定方法を実施する室炉式コークス炉1には、1基の炭化室2に、熱電対挿入管7と熱電対10と温度測定装置11とからなる発生ガス温度測定手段、及び、乾留完了判定装置12が配置されている。
通常、石炭8を乾留してコークスを製造すると、炭化室2が建設時とほぼ同等の形状である場合は、発生ガス9の温度は、乾留が開始されると上昇し、乾留末期に乾留される石炭量が増加することによって最高温度(ピーク温度)を示し、その後、充填した石炭8の中心部近くまで乾留が進むと、発生ガス9の温度は降下する。
しかしながら、室炉式コークス炉1の老朽化により、炭化室2と燃焼室との間の側壁が損耗するなどして燃焼室からの伝熱が炭化室2の長手方向及び炭化室毎に変化し、均一な乾留ができなくなると、乾留される石炭が所定時間経過後にまとまらず、発生ガス温度の乾留末期でのピークが出現しにくくなる。つまり、発生ガス9の温度はなだらかに降下する。
本発明は、発生ガス温度が乾留末期にピークを出現しにくい場合及びピークを出現しない場合であっても、発生ガス温度に基づいて的確に乾留完了を判定する方法を提供するものである。
図2に、発生ガス温度の時系列的な推移と、本発明の実施形態に係る乾留完了判定方法の概要とを示す。図2において、時刻tで石炭8の炭化室2への装入を開始し、乾留を開始する。乾留に伴って、発生ガス9の温度は上昇し、その後、発生ガス温度の変化の少ない期間を経て、発生ガス9の温度が降下し始める。発生ガス温度にピークが出現する場合には、ピークが出現した後に、発生ガス9の温度が降下し始める。
図2の「基準時刻及び乾留完了時刻判定期間」に示すように、発生ガス温度が降下し始めた頃から、熱電対10によって測定される発生ガス温度について、所定時間間隔tit(1分〜10分)の間隔毎に、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値との比較を開始する。そして、今回のガス温度測定値が一つ前のガス温度測定値よりも所定温度差Tcr以上低くなる最初の時点を、基準時刻tとする。
この基準時刻tは、発生ガス温度の温度降下の勾配が急に大きくなる時点であり、つまり、温度変化の変曲点であり、乾留末期に出現する。ここで、所定温度差Tcrは、測定温度の差を算出する時間間隔である所定時間間隔titに応じて変化するが、所定時間間隔titを上記のように1分〜10分とすれば、所定温度差Tcrを0.1℃〜10℃の範囲に設定することで、確実に乾留完了時刻を判定することができる。
基準時刻tを経過した以降、上記の所定時間間隔tit毎に、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値との温度差を継続して求め、この温度差が前記所定温度差Tcr以上となる場合が所定回数Nとなる時点まで継続する。温度差が所定温度差Tcr以上となる場合が所定回数Nとなったなら、その時点までの、前記基準時刻tからの時間tを求める。そして、求めた時間tを基準時刻tに加えて求められる時刻tを乾留完了時刻と判定する。
所定回数Nは2〜5回が好ましい。N=1回では、その後に温度差が所定温度差Tcr未満となる可能性があり、乾留完了を精度良く判定できない。また、Nが6回以上では、判定に時間を費やし、作業能率が低下する。
温度差が所定温度差Tcr以上となる場合が所定回数Nとなった時点を乾留完了と判定する理由は、複数回にわたって確認することで、ガス温度が一旦低下して再び上昇するなどによって、温度変化の変曲点を誤検出することを防止するためである。また、基準時刻tは乾留末期に現れる温度の変曲点であり、乾留完了は、基準時刻tから更に時間の経過した後となる。前記時間tは、基準時刻tから乾留完了までの時間を設定するための時間である。
発生ガス温度の時系列的な推移は、乾留中期における発生ガス温度によって変化する。特に、温度変化の変曲点以降の温度降下勾配は、乾留中期における発生ガス温度と相関する。つまり、乾留中期における発生ガス温度が高いほど、温度変化の変曲点以降の温度降下の勾配は大きくなる。したがって、温度差の指標である所定温度差Tcrは、乾留中期における発生ガス温度に応じて変化させることが好ましい。
そこで、本発明では、想定される乾留時間の所定期間(例えば、想定される乾留時間の20%以上70%以下)の期間内の時刻tから時刻tまでの期間に測定されたガス温度の平均値を平均ガス温度Tavと定義し、この平均ガス温度Tavを、乾留中期における発生ガス温度の代表値として用いる。つまり、本発明においては、温度差の指標である所定温度差Tcrを、平均ガス温度Tavを基準として設定することが好ましい。これは、想定される乾留時間の所定期間内では、図2に示すように、発生ガス温度の変化が少なく、発生ガス温度が安定していることに基づく。
具体的には、下記の(1)式を用いて所定温度差Tcrを求めることが好ましい。
Tcr=a×Tav+b………(1)
但し、(1)式において、Tavは平均ガス温度、a、bは各コークス炉の構造によって決定される定数であり、aは、0.0005〜0.05の範囲、bは、−5〜5の範囲がよい。
平均ガス温度Tavを基準として温度差の指標である所定温度差Tcrを設定することにより、平均ガス温度Tavが変化しても、的確に乾留完了を判定することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、複数の炭化室2を有する室炉式コークス炉1で石炭8を乾留してコークスを製造する際に、乾留末期に発生する発生ガス温度のピークを利用せずに、発生ガス温度が降下するときの温度勾配を利用して乾留完了を判定するので、乾留の末期に発生ガス温度のピークが出現しない老朽化した室炉式コークス炉1における乾留であっても、乾留完了を的確に判定することが実現される。
図1に示す室炉式コークス炉を用い、石炭の乾留操業を実施した。使用した石炭は、反射率が1.1で、MF(ギーセラー流動度)が2.3になるように配合して調製した通常配合の粉炭の石炭種である。
前記石炭種を乾留し、その乾留完了判定を本発明の実施形態の方法で実施した。具体的には、時刻tを石炭装入後の10時間後、時刻tを石炭装入後の12時間後として平均ガス温度Tavを求め、(1)式の係数aを0.0056、(1)式の係数bを−0.4873として所定温度差Tcrを設定し、所定時間間隔titを5分、所定回数Nを3回として、乾留完了時刻を判定した。
乾留完了判定の良否は、「火見」と呼ばれる熟練者がトップカバーから排出される発生ガスに着火し、着火した炎の色を目視して判断することを同時に行い、熟練者が、炭化室への石炭装入後20時間経過する以前に乾留が完了していると判定した炭化室のみを比較の対象とし、本発明に係る判定方法で判定した乾留完了時刻(時刻t)が20時間以上となった場合を判定不良とした。
図3に、本発明を適用する前後での判定不良の月別推移を示す。本発明を適用する以前は、曲管で測定される発生ガスの温度が石炭装入量に応じて設定した所定値になった時点を乾留完了と判定する方法である。
図3に示すように、本発明を適用することで判定不良は従来の1/3以下となり、乾留時間を無駄に延長させることなく、所望の特性を有するコークスを製造できることが確認できた。
1 室炉式コークス炉
2 炭化室
3 上昇管
4 曲管
5 集合管
6 トップカバー
7 熱電対挿入管
8 石炭
9 発生ガス
10 熱電対
11 温度測定装置
12 乾留完了判定装置

Claims (2)

  1. 複数の炭化室を有するコークス炉の炭化室において、前記炭化室毎の石炭の乾留反応時に発生するガスの温度を、所定時間間隔tit毎に測定して、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値とを比較し、今回のガス温度測定値が一つ前のガス温度測定値よりも所定温度差Tcr以上低くなる最初の時点を基準時刻tとし、
    前記基準時刻tを開始時刻として、その後更に、一つ前のガス温度測定値と今回のガス温度測定値との温度差を継続して求め、該温度差が前記所定温度差Tcr以上となる場合が所定回数Nとなる時点までの時間を時間tとし、
    前記基準時刻tに前記時間tを加えて求められる時刻tを乾留完了時刻と判定することを特徴とする、コークス炉における乾留完了判定方法。
  2. 前記所定温度差Tcrを、前記コークス炉への石炭装入開始からの所定時刻tから所定時刻tまでの期間に測定されたガス温度の平均値である平均ガス温度Tavを基準として、下記の(1)式を用いて求めることを特徴とする、請求項1に記載のコークス炉における乾留完了判定方法。
    Tcr=a×Tav+b………(1)
    但し、(1)式において、a、bは、各コークス炉の構造によって決定される定数である。
JP2016222482A 2016-11-15 2016-11-15 コークス炉における乾留完了判定方法 Active JP6724738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016222482A JP6724738B2 (ja) 2016-11-15 2016-11-15 コークス炉における乾留完了判定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016222482A JP6724738B2 (ja) 2016-11-15 2016-11-15 コークス炉における乾留完了判定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018080238A true JP2018080238A (ja) 2018-05-24
JP6724738B2 JP6724738B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=62197052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016222482A Active JP6724738B2 (ja) 2016-11-15 2016-11-15 コークス炉における乾留完了判定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6724738B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6724738B2 (ja) 2020-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7180544B2 (ja) コークスの熱間反応後強度の推定方法及びコークスの製造方法
JP6680163B2 (ja) コークス粒径の推定方法
JP2018080238A (ja) コークス炉における乾留完了判定方法
KR101996030B1 (ko) 석탄의 건류 열량 평가 장치
JP5182006B2 (ja) 室式コークス炉におけるコークス押出し時の側面荷重の推定方法及び推定された側面荷重に基づく室式コークス炉の操業方法
JP6287481B2 (ja) 炉体の亀裂測定方法および亀裂補修方法
JP6241195B2 (ja) 室式コークス炉における乾留生成物温度の推定方法
JPS5835636B2 (ja) コ−クス炉の炉温測定方法
JP2564496B2 (ja) コークス炉における火落時刻のバラツキ判定方法
JP4464835B2 (ja) コークスの製造方法
JP4379172B2 (ja) コークス炉炭化室への石炭の装入量制御方法
JP7151588B2 (ja) コークス炉の操業方法
JP7485246B1 (ja) 炭化室の使用可能期間予測方法および炭化室の補修方法
TWI818869B (zh) 用於評估焦爐最適橫向爐溫之方法及裝置
JP5954382B2 (ja) コークス炉における火落判定方法
JP2016222767A (ja) コークス炉における火落ち判定方法
JP5369489B2 (ja) コークス炉炭化室内温度分布の推定方法およびコークス炉の操業方法並びにコークスの製造方法
JP4980098B2 (ja) 室式コークス炉の操業方法
JPS5441902A (en) Maintenance of furnace of coke oven
JP2019006940A (ja) コークス炉の炉壁診断方法
US3975240A (en) Process and system for determining the end of a coking process
JP2016222766A (ja) 石炭乾留装置
JP5838993B2 (ja) コークス炉の火落判定方法
CN104930948A (zh) 一种测量捣固焦煤饼与炉门距离的方法
JP2872343B2 (ja) コークス炉の火落ち時間予測方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180502

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180622

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6724738

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250