JP2018080072A - SiC単結晶複合体及びSiCインゴット - Google Patents

SiC単結晶複合体及びSiCインゴット Download PDF

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Abstract

【課題】高品質なSiCウェハを提供することを目的とする。【解決手段】このSiC単結晶複合体は、平面視中央に位置する中央部と、前記中央部の外周を囲繞する外周部と、を備え、前記中央部と前記外周部とは、結晶面が傾いている又は異なっており、前記中央部と前記外周部との間には境界があり、前記境界を介して前記中央部を構成する結晶の方向と、前記外周部を構成する結晶の方向とが異なっている。【選択図】図1

Description

本発明は、SiC単結晶複合体及びSiCインゴットに関する。
炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)に比べて絶縁破壊電界が1桁大きく、バンドギャップが3倍大きい。また、炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)に比べて熱伝導率が3倍程度高い等の特性を有する。炭化珪素(SiC)は、パワーデバイス、高周波デバイス、高温動作デバイス等への応用が期待されている。
SiCウェハはSiCインゴットを切り出して作製される。近年、市場の要求に伴い、SiCエピタキシャル膜を成長させるSiCウェハの大口径化が求められている。そのためSiCインゴット自体の大口径化、長尺化の要望も高まっている。例えば、特許文献1には、SiC単結晶の口径拡大のために、テーパー状のガイド部材を設けた単結晶の成長装置が記載されている。
しかしながら、種結晶から結晶成長した単結晶と、ガイド部材に成長した多結晶とが接すると、欠陥、異種多形、クラック等の原因となり、SiCインゴットの品質を劣化させる場合がある。
このような問題を避けるために、特許文献2では、テーパー状のガイド部材を高温に保ち、ガイド部材表面に多結晶のSiCが結晶成長することを抑制している。
特開2002−60297号公報 特開2013−166672号公報
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、ガイド部材を加熱する等の処理が必要であり、より簡便な方法が求められていた。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、高品質なSiCウェハを提供できるSiC単結晶複合体及びSiCインゴットを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、平面視で中央部と外周部とで結晶の状態を変えることで、多結晶との接触により発生した欠陥がSiCウェハに用いられる中央部に侵入することを防ぎ、高品質なSiCウェハを得ることができることを見出した。
すなわち、本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を提供する。
(1)本実施形態の一態様にかかるSiC単結晶複合体は、平面視中央に位置する中央部と、前記中央部の外周を囲繞する外周部と、を備え、前記中央部と前記外周部とは、結晶面が傾いている又は異なっており、前記中央部と前記外周部との間には境界があり、前記境界を介して前記中央部を構成する結晶の方向と、前記外周部を構成する結晶の方向とが異なっている。
(2)上記態様にかかるSiC単結晶複合体において、前記中央部の結晶成長面が、{0001}面に対し2°以上20°以下のオフセット角を有してもよい。
(3)上記態様にかかるSiC単結晶複合体の結晶成長する際のオフセット方向と平行で中心を通る直線と、前記境界との交点において、前記中央部と前記外周部の結晶面が互いに、前記中央部と前記外周部との境界面に対し垂直な方向を軸に2°以上傾いていてもよい。
(4)上記態様にかかるSiC単結晶複合体において、前記中央部の結晶面が(000−1)C面であり、前記外周部の結晶面が(0001)Si面であってもよい。
(5)上記態様にかかるSiC単結晶において、前記境界が、外周端から直径の5%以上内側に設けられていてもよい。
(6)本発明の一態様にかかるSiCインゴットは、平面視中央に位置する第1単結晶と、前記第1単結晶の外周を囲繞する第2単結晶と、前記第1単結晶と前記第2単結晶を接続する接合部と、を有し、前記第1単結晶を構成する結晶の方向と、前記第2単結晶を構成する結晶の方向とが、前記接合部を境に異なっている。
(7)上記態様にかかるSiCインゴットにおいて、前記第1単結晶と前記第2単結晶のポリタイプが異なっていてもよい。
本発明の一態様に係るSiC単結晶複合体によれば、所定のSiCインゴットを得ることができ、高品質なSiCウェハを得ることができる。
本発明の一態様にかかるSiC単結晶複合体の模式図である。 中央部と外周部の結晶面が異なっている場合の中央部と外周部の境界近傍を模式的に示した図である。 中央部と外周部の結晶面が傾いている場合の中央部と外周部の境界近傍を模式的に示した図である。 中央部の結晶面に対して外周部の結晶面が8°傾いたSiC単結晶複合体上にSiCを結晶成長させて得たSiCウェハの表面を溶融KOHエッチング処理したものの境界部の顕微鏡像である。 本実施形態にかかるSiC単結晶複合体の別の例を平面視した図である。 SiC単結晶複合体を種結晶とし、SiCインゴットを作製する過程を示した図である。 従来のSiC単結晶上に結晶成長したSiCインゴットの断面模式図である。 本実施形態にかかるSiC単結晶複合体上に結晶成長したSiCインゴットの断面模式図である。
以下、本発明を適用したSiC単結晶複合体及びSiCインゴットについて、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材質、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
図1は、本発明の一態様にかかるSiC単結晶複合体10の模式図である。図1(a)は断面模式図であり、図1(b)は平面模式図である。
図1に示すように、SiC単結晶複合体10は、平面視中央に位置する中央部1と、中央部1の外周を囲繞する外周部2と、を備える。中央部1と外周部2の間には、境界3が形成されている。
中央部1の結晶成長面1aは、{0001}面に対し2°以上20°以下のオフセット角を有することが好ましい。すなわち、中央部1の結晶面である{0001}面は、結晶成長面1aに対し傾きを有することが好ましい。ここで、{0001}面は、(000−1)C面及び(0001)Si面を含む面であり、<0001>方向(c軸方向)に対して直交する面である。この面はc面と言われることがある。
本明細書において、「オフセット角」とは、結晶成長面1aの法線ベクトルと、{0001}面の法線ベクトルとのなす角をいう。また「オフセット上流」とは、{0001}面の法線ベクトルを結晶成長面1a上に投影したベクトルの先端が向いている向きをいい、「オフセット下流」はオフセット上流と反対向きをいう。さらに、「結晶面」は結晶が有するミラー指数によって定義される面を指し、「結晶成長面」はSiCインゴットを作製する際に表面に露出した面を指し、SiC単結晶複合体10の一面を指す。
SiC単結晶複合体10の結晶成長面上にSiCインゴットを作製する場合、SiCはステップフロー成長する。ステップフロー成長は、a面方向に結晶が成長しながら、全体としてc面方向に成長する。そのため、オフセット上流側で発生した欠陥や転位を、オフセット下流側に流出できる。したがって、結晶成長過程で発生した欠陥及び結晶転位を外部に流出し、高品質なSiCインゴットがえられる。
結晶成長面1aの{0001}面に対するオフセット角は、2°以上20°以下であり、3°以上9°以下であることが好ましい。オフセット角が小さすぎると、オフセット下流に欠陥が流れにくい。欠陥がオフセット下流に流れず、同一の箇所に留まると、成長中に欠陥が減少し難い。またオフセット角が小さすぎると、c軸方向に結晶成長が進み、異種多形が発生しやすくなる。
一方、オフセット角が大きすぎると、温度勾配によりc面が滑る方向({0001}面に平行な方向)に応力がかかり、基底面転位が発生しやすくなる。またデバイス等を作製する際に用いるSiCウェハのオフセット角(通常、4°以下)との差が大きくなる。そのため、SiCインゴットからSiCウェハを斜めに切り出す必要があり、得られるSiCウェハの取れ数が少なくなる。
中央部1と外周部2とは、結晶面が傾いている又は異なっており、中央部1を構成する結晶の方向と、外周部2を構成する結晶の方向とが、境界3を介して異なる。境界3は、中央部1と外周部2の界面である。中央部1と外周部2が接合している場合でも、中央部1と外周部2は結晶としては連続していない。すなわち、境界3は、結晶学的には結晶粒界に近く、原子配列が乱れた領域に対応する。
中央部1から結晶成長する単結晶と外周部2から結晶成長する単結晶とは一体化しない。本明細書において、「一体化」と「接合」は同義ではない。「一体化」は、「結晶配列が乱れずに接合していること」を意味し、「接合」は、「結晶同士が空間的なボイド等の隙間を有さずにつながっている状態」を意味する。すなわち、「接合」の方が広い概念であり、「一体化」は「接合」の中でも結晶配列までつながっている状態を示す。そのため、結晶成長後に境界が残っている場合は、一体化していないと言える。境界は例えば表面エッチング後の顕微鏡像等によって確認できる。
まず、中央部1と外周部2の結晶面が異なっている場合について説明する。図2は、中央部1と外周部2の結晶面が異なっている場合の図1における境界B近傍を模式的に示した図である。つまり、中央部1と外周部2との間の境界3の一部を拡大した図である。
図2において、中央部1の結晶面C1と外周部2の結晶面C2とは平行である。一方で、結晶面C1と結晶面C2とは面指数が異なる。
中央部1と外周部2の結晶面が異なっている場合の一例として、中央部1の結晶面C1が(000−1)C面であり、外周部2の結晶面C2が(0001)Si面の場合がある。
SiC単結晶は、Si面((0001)Si面)とC面((000−1)C面)と言う極性面を有し、極性面はダングリングボンドの相違により物性が異なる。極性面とは、欠陥などが存在しない理想的な面について、半導体を構成する原子(SiCの場合はSiとC)の基板表面からの露出確率が同一ではない面のことを指す。すなわち、SiC基板におけるC面では、基板表面から主にC面が露出していてSiよりもCの露出確率が高くなっており、Si面では、基板表面から主にSi面が露出していてCよりもSiの露出確率が高くなっている。
SiC単結晶は、<0001>方向にシリコン原子の層と炭素原子の層とが交互に積層されている。そのため、(000−1)C面上に結晶成長した第1単結晶と、(0001)Si面上に結晶成長した第2単結晶とでは、シリコン原子の層と炭素原子の層の順が反転している。そのため、境界部3上には第1単結晶と第2単結晶とを繋ぐ接合部が粒界として存在し、結晶同士は一体化しない。
また、結晶面が(000−1)C面の場合、4H−SiCと6H−SiCのポリタイプの単結晶が成長するが、結晶成長面が4Hであれば4H−SiCが支配的に発生する。これに対し、結晶面が(0001)Si面の場合、15R−SiCの混在はあるものの、6H−SiCが支配的に発生する。
そのため、(000−1)C面の結晶面C1上には4H−SiCが結晶成長し、(0001)Si面の結晶面C2上には6H−SiCが結晶成長する。つまり(000−1)C面上に結晶成長した第1単結晶と、(0001)Si面上に結晶成長した第2単結晶とは、ポリタイプも異なる。
ここまで、中央部1と外周部2の結晶面が異なる場合の一例として、(000−1)C面と(0001)Si面の場合を基に説明してきたが、この場合に限られない。
例えば、中央部1の結晶面C1が(0001)であり、外周部2の結晶面C2が(1−10x)の場合、中央部1の結晶面C1が(0001)であり、外周部2の結晶面C2が(11−2x)の場合、等が挙げられる(xは整数)。
いずれの場合でも、結晶面が異なるため、中央部1から結晶成長する第1単結晶と、外周部2から結晶成長する第2単結晶との間には粒界として接合部が残存する。すなわち、第1単結晶を構成する結晶の方向と第2単結晶を構成する結晶の方向とが異なり、結晶同士は一体化しない。
次いで、中央部1と外周部2の結晶面が傾いている場合について説明する。図3は、中央部1と外周部2の結晶面が傾いている場合の中央部1と外周部2との間の境界3の一部である境界Ba近傍を拡大した図である。
図3において、中央部1の結晶面C1と外周部2の結晶面C2は同じ面指数を有する。一方で、結晶面C1と結晶面C2は、境界面1A,2Aに対し垂直な方向を軸に傾き角θだけ傾いている。
一般に同一の面指数を有する結晶面上に結晶を成長させると、結晶は一体化し、結晶の界面は見えなくなる。しかしながら、傾き角が2°以上となると、結晶の成長過程で結晶の歪み(乱れ)を緩和しきれなくなり、結晶が一体化しなくなる。
例えば、図4は、中央部1の結晶面C1に対して外周部2の結晶面C2が8°傾いたSiC単結晶複合体上にSiCを結晶成長させて得たSiCウェハの顕微鏡像である。中央部1上に結晶成長した部分が第1単結晶21であり、外周部2上に結晶成長した部分が第2単結晶22である。図4は、SiCウェハの表面をエッチングし、その表面を顕微鏡により撮影した像である。
図4に示すように、第1単結晶21と第2単結晶22の間には、明確な接合部23が確認される。接合部23を介して、第1単結晶21を構成する結晶の方向と、第2単結晶22を構成する結晶の方向とは異なる。そのため、接合部23は、結晶学的には結晶粒界に近く、原子配列が乱れた領域に対応する。そのため、第1単結晶21と第2単結晶22は接合しているが、結晶として一体化はしていない。
図5は、本実施形態にかかるSiC単結晶複合体の別の例を平面視した図である。図5に示すように、中央部1が円形の場合、中央部1と外周部2の円形状の境界部3の全ての箇所において、図3に示すように中央部1の結晶面と外周部2の結晶面に傾き角を与えることは難しい。
例えば、オフセット方向と平行でSiC単結晶の中心を通る直線と境界3とが交差する交点B1、B3において、境界面1A,2Aに対し垂直な方向を軸に傾き角θを与えると、別の交点B2、B4においては傾き方向が変化し、境界面1A、2Aに対し垂直な方向を軸とした傾き角θが与えられない。
この場合、少なくとも結晶成長する際のオフセット方向と平行で中心を通る直線L1と、境界3との交点B1、B3において、傾き角θが所定の関係を有することが好ましい。SiC単結晶複合体の結晶成長中に発生した欠陥は、オフセット上流側から下流側に流れる。そのため、交点B1、B3で結晶が連続的に繋がっていっていない(一体化しない)ことで、外周部2で生じた欠陥や転位が、中央部1に伝搬することを防ぐことができる。
また、外周部2を図5に示すように複数に分割して、境界3において、所定の傾き角θの関係を満たす範囲を広げることが好ましい。外周部2の分割数は4分割以上とすることが好ましく、6分割以上とすることがさらに好ましい。
外周部2を4分割すると、オフセット方向と平行で中心を通る直線L1と境界3との交点B1、B3、及び、直線L1と直交する直線L2と境界3との交点B2、B4で所定の傾き角θの関係を満たすことができる。
4つの交点B1、B2、B3、B4で所定の傾き角θの関係を満たせば、円形状の境界のいずれの位置でも、結晶成長の過程で歪を緩和できない程度に中央部1の結晶面C1と外周部2の結晶面C2とが歪む。そのため、中央部1から結晶成長した第1単結晶と、外周部2から結晶成長した第2単結晶とが一体化することを避けられる。
同様に、外周部2を6分割すると、6つの交点で所定の傾き角θの関係を満たすことができる。SiCは6回対称の結晶構造を有する。そのため、6つの交点で所定の傾き角θの関係を満たせば、対称性を有する全ての方位において、第1単結晶と第2単結晶とが一体化することが避けられる。
次いで、中央部1から結晶成長した第1単結晶と、外周部2から結晶成長した第2単結晶と、が一体化しないことについての利点について図6〜図8を基に説明する。図6は、SiC単結晶複合体10を種結晶とし、SiCインゴット20を作製する過程を示した図である。
図6に示す坩堝100は、坩堝の下部に原料Gを収納できる。坩堝100は、原料Gと対向する位置に設けられた結晶設置部101と、結晶設置部101から原料Gに向けて拡径するテーパーガイド102を有する。原料Gを加熱することで発生した原料ガスは、テーパーガイド102に沿って結晶設置部101に設置されたSiC単結晶複合体10に供給される。SiC単結晶複合体10に原料ガスが供給されることで、SiC単結晶複合体10の結晶成長面にSiCインゴット20が結晶成長する。
図7は、従来のSiC単結晶30上に結晶成長したSiCインゴット40の断面模式図である。従来のSiC単結晶30は、中央部と外周部に分かれておらず、一律な結晶成長面30aを有するため、結晶成長するSiCインゴット40は坩堝内の温度分布及び原料ガスの供給量に沿って一律に結晶成長する。例えば、{0001}面に対して4°のオフセット角を有する結晶成長面30a上にSiCインゴット40が結晶成長する。
成長が進み長尺化すると、成長した結晶自体の断熱効果が大きくなり、テーパーガイドの方が低温となる。その結果テーパーガイド表面に多結晶が析出し、成長結晶端部の形状に影響を与える。この影響で、インゴット外周部に欠陥が導入されやすい。
テーパーガイド102に析出した多結晶A(図6参照)とSiCインゴット40とが、結晶成長の過程で接触すると、その接触した部分で欠陥、異種多形、クラック等が発生する。これらの欠陥は、SiCインゴット40の内側に向かって伝播する。この影響で、インゴット外周部に欠陥が導入されやすく、SiCインゴット40の品質が劣化する。
一方で、図8は、本実施形態にかかるSiC単結晶複合体10上に結晶成長したSiCインゴット20の断面模式図である。
SiC単結晶複合体10上に結晶成長したSiCインゴット20は、SiC単結晶複合体10の中央部1上に結晶成長した第1単結晶21と、外周部2上に結晶成長した第2単結晶22との間に、接合部23を有する。接合部23は、第1単結晶21及び第2単結晶22のような単結晶ではなく、アモルファスでもなく、何らかの結晶性を有する結晶が乱れた部分である。
接合部23を境に、第1単結晶21を構成する結晶の方向と、第2単結晶22を構成する結晶の方向とは異なっている。すなわち、接合部23を境に、互いに隣接する第1単結晶21と第2単結晶22を比べると、結晶としての連続性は確認できず、第1単結晶21と第2単結晶22は一体化していない。つまり、SiCインゴット20の外周側に存在する第2単結晶22が多結晶Aと接触して欠陥が発生しても、接合部23により結晶性は分断されており、その欠陥は第1単結晶21までは伝搬しない。
このことは図4に示すエッチングを施したウェハ表面からも確認できる。図4の第2単結晶22には欠陥Dが存在する。図4に示す欠陥Dは、基底面転位(BPD)である。欠陥Dは、第2単結晶22内では一方向に連続して存在する。基底面転位は、(0001)面に沿って延在するためである。一方で、この欠陥Dは、接合部23を介して第1単結晶21までは伝搬していない。すなわち、第2単結晶22内の欠陥は、第1単結晶21まで伝搬していないと言える。
つまり、多結晶AとSiCインゴット20が結晶成長の過程で接触しても、発生した欠陥は接合部23により第1単結晶21に伝搬しない。すなわち、第1単結晶21をワイヤーソー等で切り出すことで、高品質なSiCウェハを得ることができる。
また本実施形態にかかるSiC単結晶複合体10を用いると、SiCインゴット20を高品質に長尺化できるという利点もある。
SiC単結晶複合体10の境界3は、外周端から直径の5%以上内側に設けることが好ましい。結晶の外周部は上述のように周辺の影響を受けて欠陥が入りやすい。境界3を外周端よりある程度内側に設けることで、欠陥が第2単結晶の部分に留まり、第1単結晶の部分に及ばないようにできる。当該範囲に境界3を設ければ、長尺化した場合でも、第1単結晶の部分での異種多形や小傾角粒界の発生を防ぐことができる。またSiCウェハの取れ効率を大幅に低下させないためには、SiC単結晶複合体10の境界3を、外周端から直径の30%内側の位置より外側に設けることが好ましい。SiC単結晶複合体10における境界Bの位置と、接合部23の位置の関係は、事前検討により確認する。
上述のように、本実施形態にかかるSiC単結晶複合体10によれば、結晶成長の過程で多結晶とSiCインゴットが接触することにより生じる欠陥が、SiCインゴット20の内部まで侵入することを防ぐことができる。
すなわち、本実施形態にかかるSiC単結晶複合体10によれば、中央部に高品質な第1単結晶を有するSiCインゴットを得ることができ、第1単結晶を切り出すことで高品質なSiCウェハを得ることができる。
以上、本発明の一態様にかかるSiC単結晶について図面を参照して説明したが、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更を加えることができる。
(SiC単結晶複合体及びSiCインゴットの製造方法)
まずSiC単結晶複合体10の製造方法について説明する。
SiC単結晶複合体10の中央部1と外周部2の結晶面が異なっている場合について具体的に説明する。
まず、既に形成済みのSiC単結晶の中央をワイヤーソーにより円形にくりぬく。例えば、既に形成済みのSiC単結晶の結晶成長面が(000−1)C面の場合、くりぬかれた中央部1の結晶成長面も(000−1)C面となる。
一方で、くりぬいた際に残った外周部2の向きを反転する。そして、中央部1をくりぬくことで形成された開口部に、中央部1を再度嵌めこむ。外周部2は向きを反転しているため、結晶成長面が(0001)Si面となる。
このように、1つのSiC単結晶から中央部1をくりぬき、くりぬいた中央部1を向きが反転した外周部2に嵌めこむことで、本実施形態にかかるSiC単結晶複合体10を得ることができる。
次いで、SiC単結晶複合体10の中央部1と外周部2の結晶面が傾いている場合について、具体的に説明する。
この場合、図5に示すように、外周部2を複数に分割する。そして分割した外周部2を中央部1との接点において、所定の傾き角θの関係を満たすように設置する。そして分割した外周部2で中央部1の外周を繋ぐことで、本実施形態にかかるSiC単結晶複合体10が得られる。
次いで、このSiC単結晶複合体10の一面に単結晶を結晶成長させ、SiCインゴット20を作製する。
SiCインゴット20の作製方法は、例えば昇華法のような公知の方法を用いることができる。例えば、図6に示す坩堝100を用いることで、SiC単結晶複合体10から径拡大したSiCインゴット20を作製できる。
最後に得られたSiCインゴット20からSiCウェハを得る。SiCインゴット20の外周側に形成される第2単結晶22は、多結晶Aと接触している場合があり、結晶の品質が第1単結晶21と比較して劣る。
そのため、ワイヤーソー等を用いて、SiCインゴット20の第2単結晶22を除去し、所定の形に加工する。そして、所定の形に加工されたSiCインゴットを厚み方向にスライスすることでSiCウェハが得られる。
1…中央部、1a,20a,21a,30a,40a…結晶成長面、1A,2A…境界面、2…外周部、3…境界、10…SiC単結晶複合体、20,40…SiCインゴット、21…第1単結晶、22…第2単結晶、23…接合部、100…坩堝、101…結晶設置部、102…テーパーガイド、B,Ba…境界、B1〜B4…交点、C1,C2…結晶面、D…欠陥、G…原料、θ…傾き角

Claims (7)

  1. 平面視中央に位置する中央部と、
    前記中央部の外周を囲繞する外周部と、を備え、
    前記中央部と前記外周部とは、結晶面が傾いている又は異なっており、
    前記中央部と前記外周部との間には境界があり、前記境界を介して前記中央部を構成する結晶の方向と、前記外周部を構成する結晶の方向とが異なっている、SiC単結晶複合体。
  2. 前記中央部の結晶成長面が、{0001}面に対し2°以上20°以下のオフセット角を有する請求項1に記載のSiC単結晶複合体。
  3. 結晶成長する際のオフセット方向と平行で中心を通る直線と、前記境界との交点において、
    前記中央部と前記外周部の結晶面が互いに、前記中央部と前記外周部との境界面に対し垂直な方向を軸に2°以上傾いている請求項1又は2のいずれかに記載のSiC単結晶複合体。
  4. 前記中央部の結晶面が(000−1)C面であり、前記外周部の結晶面が(0001)Si面である請求項1又は2のいずれかに記載のSiC単結晶複合体。
  5. 前記境界が、外周端から直径の5%以上内側に設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載のSiC単結晶複合体。
  6. 平面視中央に位置する第1単結晶と、
    前記第1単結晶の外周を囲繞する第2単結晶と、
    前記第1単結晶と前記第2単結晶を接続する接合部と、を有し、
    前記第1単結晶を構成する結晶の方向と、前記第2単結晶を構成する結晶の方向とが、前記接合部を境に異なっている、SiCインゴット。
  7. 前記第1単結晶と前記第2単結晶のポリタイプが異なる請求項6に記載のSiCインゴット。
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