JP2018079880A - スライドレール支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用シートスライド装置のスライドレールの支持構造において、がたつきをなくしつつ、シートをスライドさせる際に要する力を低減する。
【解決手段】車両のシートに取り付けられるアッパーレール2の脚部22に、車両の床面に取り付けられるロアレール1の底板12の内面上を転動する車輪3と、ロアレール1内面に当接するローラ41を回転可能に保持する転がりユニット4とを取り付け、その転がりユニット4のローラ41が、ロアレール1の側板13の傾斜板部13b内面に形成された傾斜面15に押し付けられて、ロアレール1の内面を上方向および幅方向に押す力を生じさせる構成とすることにより、アッパーレール2のロアレール1に対する上下方向および幅方向のがたつきを効果的に抑制でき、アッパーレール2をロアレール1に対してスムーズにスライドさせられるようにした。
【選択図】図5
【解決手段】車両のシートに取り付けられるアッパーレール2の脚部22に、車両の床面に取り付けられるロアレール1の底板12の内面上を転動する車輪3と、ロアレール1内面に当接するローラ41を回転可能に保持する転がりユニット4とを取り付け、その転がりユニット4のローラ41が、ロアレール1の側板13の傾斜板部13b内面に形成された傾斜面15に押し付けられて、ロアレール1の内面を上方向および幅方向に押す力を生じさせる構成とすることにより、アッパーレール2のロアレール1に対する上下方向および幅方向のがたつきを効果的に抑制でき、アッパーレール2をロアレール1に対してスムーズにスライドさせられるようにした。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両の床とシートとの間に設置され、シートをスライド可能とするスライドレールの支持構造に関する。
車両用シートスライド装置は、車両の床側に取り付けられるロアレールと、車両のシート側に取り付けられるアッパーレールとからなるスライドレールを、そのアッパーレールがロアレールに対してその長手方向にスライド自在となるように支持することにより、シートを車両の前後方向にスライド可能とするものである。
そして、例えば特許文献1に記載されている車両用シートスライド装置では、そのスライドレールの支持構造として、ロアレールの内部に挿入されるアッパーレールの脚部に、ロアレール底部の内面上を転動する車輪を取り付けることにより、シートのスライドをスムーズに行えるようにしている。
この場合、ロアレールとアッパーレールの車輪との間に隙間があると、シートをスライドさせるときや、運転中に空席のシートがアイドリングや悪路走行によって振動するときに、アッパーレールの車輪がロアレールの内面と衝突を繰り返し、耳障りな衝突音が発生する。また、乗員がシートに着席したときに、ロアレールと車輪との隙間の分だけシートががたついて乗り心地が悪い。このため、アッパーレールにシューと呼ばれる樹脂製の摺動部材を取り付け、この摺動部材によってアッパーレールとロアレールの間の隙間を埋め、がたつきをなくす試みがなされている。
しかしながら、上記のように摺動部材によりアッパーレールとロアレールの隙間を埋めると、摺動部材の摺動性がいくら優れたものであっても、摺動部材とロアレールとの間に摩擦抵抗が生じるため、摺動部材がない場合と比較して、シートをスライドさせる際に大きな力を要するようになる。
特に、近年では、ミニバンやSUV(Sport Utility Vehicle)等の車両において、多彩なシートアレンジを実現しつつ車内空間の快適性を向上させるために、ロアレールを長尺化することでシートをロングスライド可能とすることが普及しており、このようなシートのロングスライド機能を有する車両に対して、アッパーレールとロアレールの隙間を埋める摺動部材を用いると、ロアレールが長尺となっている分だけ、シートをスライドさせる際に必要な力が一層大きくなる。
そこで、本発明は、車両用シートスライド装置のスライドレールの支持構造において、がたつきをなくしつつ、シートをスライドさせる際に要する力を低減することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、車両の床側に取り付けられ、上下方向で互いに対向する天板と底板とが側板で連結されているロアレールと、車両のシート側に取り付けられ、前記ロアレールの内部に挿入される脚部を有するアッパーレールとからなるスライドレールを、前記アッパーレールがロアレールに対してその長手方向にスライド自在となるように支持するスライドレール支持構造において、前記アッパーレールの脚部に、前記ロアレールの底板の内面上を転動する車輪と、前記ロアレールの内面に当接するローラを回転可能に保持する少なくとも1つの転がりユニットとが取り付けられており、前記転がりユニットのローラは、前記ロアレールの内面を上方向および幅方向に押す力が生じる状態で前記ロアレールの内面に押し付けられている構成を採用した。
上記の構成によれば、アッパーレールは、その車輪がロアレールの内面を下方向に押し、転がりユニットのローラがロアレールの内面を上方向と幅方向に押す状態で組み込まれているので、アッパーレールのロアレールに対する上下方向および幅方向のがたつきを効果的に抑制することができるし、アッパーレールとロアレールの隙間を埋める摺動部材を設ける場合に比べて、アッパーレールをロアレールに対してスライドさせるときの抵抗が小さくなり、小さな力でシートをスムーズにスライドさせることができる。
ここで、前記転がりユニットのローラは、前記ロアレールの内面に形成された傾斜面に押し付けられるか、あるいは前記ロアレールの天板の内面と側板の内面に同時に押し付けられるようにすればよい。
また、前記少なくとも1つの転がりユニットが、複数の転がりユニットである場合は、前記複数の転がりユニットのうちの少なくとも一つは、前記ローラがロアレールの天板の内面に押し付けられ、その他の転がりユニットは、前記ローラがロアレールの側板の内面に押し付けられている構成を採用することができる。
この構成の場合、アッパーレールは、その車輪がロアレールの内面を下方向に押し、複数の転がりユニットのうちの少なくとも一つのローラがロアレールの内面を上方向に押し、その他の転がりユニットのローラがロアレールの内面を幅方向に押す状態で組み込まれているので、前記の構成と同様、アッパーレールのロアレールに対するがたつきを抑制できるし、小さな力でシートをスムーズにスライドさせることができる。
そして、前記転がりユニットは、前記ローラを保持する保持部材が弾性変形した状態で前記アッパーレールの脚部に取り付けられ、前記保持部材の弾性力により前記ローラが当接相手面に押し付けられている構成を採用することができる。また、前記転がりユニットのローラは、滑り軸受または転がり軸受からなるものとすることができる。
本発明の車両用スライドレールの支持構造は、上述したように、アッパーレールの車輪がロアレールの内面を下方向に押し、転がりユニットのローラがロアレールの内面を上方向と幅方向に押す状態で組み込まれたものであるから、アッパーレールのロアレールに対する上下方向および幅方向のがたつきの抑制と、シートをスライドさせる際に要する力の低減とを両立させることができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図5は第1の実施形態を示す。この実施形態のスライドレール支持構造(以下の説明では、スライドレール支持構造体と呼ぶこともある)を適用した車両用シートスライド装置は、図1に示すように、車両の床面Fに取り付けられるロアレール1と、車両のシートSに取り付けられるアッパーレール2とからなり、車両の前後方向に延びるスライドレール5を、アッパーレール2がロアレール1に対してその長手方向にスライド自在となるように支持することにより、シートSを車両の前後方向にスライド可能とするものである。
なお、図示は省略するが、スライドレール5の車両前方側の所定位置には、アッパーレール2のスライド位置すなわちシートSの車両前後方向位置を保持するためのロック機構が設けられている。そのロック機構は、アッパーレール2に揺動可能に取り付けられた爪をロアレール1に形成された孔に差し込むことにより、アッパーレール2のスライド動作を規制するものである。したがって、シートSのスライドは、ロック機構の爪を揺動させてロアレール1の孔から抜き出し、アッパーレール2のスライド動作の規制を解除した状態で行うようになっている。
図2および図3に示すように、前記ロアレール1は、一対の天板11と、上下方向で各天板11と対向する底板12と、各天板11と底板12の幅方向外側端部どうしを連結する一対の側板13とからなる。各天板11は、それぞれの幅方向内側の端部が底板12側へ折り曲げられており、その折り曲げ部どうしの間に車両前後方向に延びる開口14が形成されている。天板11の幅方向外側端部は、底板12の幅方向外側端部よりも内側に設けられている。また、図示は省略するが、その底板12が、ボルト止め等の適宜の手段により、ロアレール1の長手方向と車両の前後方向とが一致する状態で、車両の床面F(図1参照)に固定されている。
側板13は、底板12の幅方向外側端部から鉛直上方向に延びる鉛直板部13aと、当該鉛直板部13aの上端部から天板11の幅方向外側端部に向かって傾斜して延びる傾斜板部13bとを有している。傾斜板部13bは、その内面に後述する転がりユニット4と当接する傾斜面15を有している。
前記アッパーレール2は、角筒状に形成された本体部21と、本体部21から下方に延びる一対の断面略J字状の脚部22とからなり、各脚部22がロアレール1の一対の天板11の間の開口14を通る状態でロアレール1内部に挿入されている。また、図示は省略するが、その本体部21が、ボルト止め等の適宜の手段により、アッパーレール2の長手方向と車両の前後方向とが一致する状態で、シートSの底面に固定されている。
そして、前記ロアレール1とアッパーレール2とからなるスライドレール5を支持する実施形態のスライドレール支持構造は、アッパーレール2の各脚部22の先端を上向きに折り曲げて形成した取付板22aに、ロアレール1内で転動する前後一対の車輪3と、ロアレール1の上部内面に当接するローラ41を回転可能に保持する転がりユニット4とを取り付けたものである。ここで、アッパーレール2の各脚部22の取付板22aには、アッパーレール2の長手方向中央部に上方に開口する切欠き部22bが形成されており、この切欠き部22bの位置に転がりユニット4が取り付けられている(図2参照)。転がりユニット4は、アッパーレール2(の取付部22a)に対して傾斜した状態で取り付けられている。具体的には、転がりユニット4は、上下方向に延びる取付部22aに対して本体部21とは反対側に45°傾いた状態で、切欠き部22bに取り付けられている。
前記車輪3は、転がり軸受からなり、その内輪がアッパーレール2の脚部22の取付板22aに設けられた支軸(図示省略)の外周に嵌合固定され、外輪がロアレール1の底板12内面上を転動するようになっている。なお、車輪3の種類は、この実施形態のような転がり軸受に限らず、アッパーレール2に転動可能に取り付けられるものであればよい。
前記転がりユニット4は、図4に示すように、シールド付き玉軸受からなるローラ41と、ローラ41を回転可能に保持する保持部材42とからなる。その保持部材42は、全体が車両の前後方向に長い略直方体状に形成されており、その長手方向中央部に上下方向の貫通孔42aが設けられ、この貫通孔42a内で幅方向に延びる支軸42bの外周にローラ41が取り付けられている。また、保持部材42には、その長手方向両端部の下面に取付穴42cが設けられ、両取付穴42cと長手方向中央の貫通孔42aとの間の部位には、幅方向に貫通する肉抜き孔42dが設けられていることで、両取付穴42cでアッパーレール2に取り付ける際に弾性変形しやすいようになっている。保持部材42の材質としては、軸受鋼や浸炭鋼等の鉄系材料や、鉄系材料よりも錆びにくいステンレス鋼、ナイロンやポリフェニレンサルファイド(PPS)等の合成樹脂材、焼結合金等を用いることができる。
この転がりユニット4は、図3および図5(a)、(b)に示すように、保持部材42の各取付穴42cに、アッパーレール2の切欠き部22bの下辺縁から突出する爪22cがそれぞれ差し込まれ、保持部材42が弾性変形して、その弾性力によりローラ41がロアレール1の傾斜面15に押し付けられる状態で組み込まれている。これにより、アッパーレール2がロアレール1に対してスライドするときには、各ローラ41がロアレール1内面の傾斜面15上を転動するようになっている。ここで、傾斜面15は、保持部材42の弾性力によりローラ41が押し付けられる当接相手面に相当する。なお、保持部材42の各取付穴42cは、保持部材42が弾性変形によって僅かに長手方向寸法が短くなることを考慮した寸法の長穴となっている。
そして、転がりユニット4は、ローラ41をロアレール1内面の傾斜面15に押し付ける状態で、アッパーレール2の一対の脚部22のそれぞれに取り付けられているので、ロアレール1の内面を上方向に押す力と幅方向両側に押す力を生じさせている。一方、アッパーレール2の各脚部22に取り付けられた車輪3は、ロアレール1の内面を下方向に押している。これにより、アッパーレール2のロアレール1に対する上下方向および幅方向のがたつきが効果的に抑制されるようになっている。なお、転がりユニット4のアッパーレール2への取付角度は、ローラ41によってロアレール1の内面(傾斜面15)を上方向および幅方向に押す力が生じれば、45°に限らず、任意に設定することができる。
したがって、このスライドレール支持構造体を採用した車両では、シートSをスライドさせる(アッパーレール2をロアレール1に対してスライドさせる)ときや、運転中に空席のシートがアイドリングや悪路走行によって振動するときに、車輪3とロアレール1の内面との衝突による異音が発生するおそれがなく、乗員がシートSに着席したときにシートSががたつくこともなく快適な乗り心地が得られる。
また、シートSをスライドさせるときには、転がりユニット4のローラ41がロアレール1の内面に対して転動するが、アッパーレールとロアレールの隙間を埋める摺動部材を設ける場合に比べて抵抗が少なく、小さな力でシートSをスムーズにスライドさせることができる。特に、シートSをロングスライドさせるためにロアレール1を長尺化した場合に、シートSをスライドさせる際の力を低減する効果が大きい。
上述した第1実施形態では、転がりユニット4のローラ41をシールド付き玉軸受からなるものとしたが、他の種類の転がり軸受からなるものとしてもよいし、図6に示す転がりユニット4の変形例のように、ローラ41を滑り軸受からなるものに代えて、コストの低減を図ることもできる。
図7は第2の実施形態のスライドレール支持構造体の転がりユニット周辺を示す。この実施形態では、ロアレール1の側板13が第1実施形態のような傾斜板部13bを有しておらず、転がりユニット4のローラ41が、断面台形状に形成された外周部でロアレール1の天板11の内面と側板13(鉛直板部13a)の内面に同時に押し付けられて、ロアレール1の内面を上方向に押す力と幅方向両側に押す力を生じさせている。その他の部分の構成は第1実施形態と同じである。したがって、第1実施形態と同様に、アッパーレール2のロアレール1に対する上下方向および幅方向のがたつきの抑制と、シートSをスライドさせる際に要する力の低減とを両立させることができる。
なお、上述した第1および第2の実施形態では、転がりユニット4をアッパーレール2の各脚部22の長手方向中央部に1つだけ取り付けたが、スライド抵抗が若干大きくなっても、がたつき抑制を重視したいときは、転がりユニット4の数を2つ以上とすることもできる。
図8は第3実施形態のスライドレール支持構造体の転がりユニット周辺を示す。この実施形態では、第2実施形態と同様にロアレール1の側板13に傾斜板部13bを形成せず、アッパーレール2の各脚部22に、ローラ41がロアレール1の天板11の内面に押し付けられる転がりユニット4と、ローラ41がロアレール1の側板13(鉛直板部13a)の内面に押し付けられる転がりユニット4とを1つずつ取り付けて、ロアレール1の内面を上方向に押す力と幅方向両側に押す力が生じるようにしている。その他の部分の構成は第1および第2実施形態と同じである。
したがって、この第3実施形態では、アッパーレール2をロアレール1に対してスライドさせるときの抵抗は第1および第2実施形態に比べて若干大きくなるが、アッパーレール2のロアレール1に対する上下方向および幅方向のがたつきは第1および第2実施形態よりも確実に抑制することが可能となる。なお、この実施形態においても転がりユニット4の数を増やすことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上述した各実施形態では、転がりユニット4のローラ41をロアレール1の内面に押し付けやすくするために、転がりユニット4の保持部材42に幅方向に貫通する肉抜き孔42dを設けたが、保持部材42を弾性変形しやすい合成樹脂材等で形成した場合には、肉抜き孔42dを設けなくても、保持部材42を適度に弾性変形させてローラ41をロアレール1内面に押し付け、アッパーレール2のロアレール1に対する上下方向および幅方向のがたつきを抑制することができる。
また、転がりユニット4の保持部材42は、各実施形態のような直方体状のものに限らず、例えばローラ41の支軸42bが取り付けられている板ばね等、ローラ41を回転可能に保持してロアレール1の内面に押し付ける機能を有するものであればよい。
さらに、各実施形態では、アッパーレール2が一対の脚部22を有し、各脚部22のそれぞれに車輪3と転がりユニット4を取り付けているが、その一対の脚部22のうちの幅方向内側の脚部22およびそれに取り付けられている車輪3と転がりユニット4を省略することもできる。このようにしても、通常、スライドレールはシートSの幅方向に2列で設けられるので、各スライドレールのアッパーレール2の脚部22に取り付けられた転がりユニット4のローラ41が、それぞれロアレール1の内面を幅方向外側に押す力を生じさせることにより、アッパーレール2のロアレール1に対する幅方向のがたつきを抑制することができる。なお、上下方向のがたつきについては、各実施形態と同様に各スライドレールが単独で抑制できる。そして、この構成を採用すれば、部品点数を減らせるし、ロアレール1およびアッパーレール2の形状を簡素化でき、製造コストの削減を図ることができる。
1 ロアレール
2 アッパーレール
3 車輪
4 転がりユニット
5 スライドレール
11 天板
12 底板
13 側板
14 開口
15 傾斜面
21 本体部
22 脚部
22a 取付板
22b 切欠き部
22c 爪
41 ローラ
42 保持部材
42a 貫通孔
42b 支軸
42c 取付穴
42d 肉抜き孔
F 車両の床面
S シート
2 アッパーレール
3 車輪
4 転がりユニット
5 スライドレール
11 天板
12 底板
13 側板
14 開口
15 傾斜面
21 本体部
22 脚部
22a 取付板
22b 切欠き部
22c 爪
41 ローラ
42 保持部材
42a 貫通孔
42b 支軸
42c 取付穴
42d 肉抜き孔
F 車両の床面
S シート
Claims (6)
- 車両の床側に取り付けられ、上下方向で互いに対向する天板と底板とが側板で連結されているロアレールと、車両のシート側に取り付けられ、前記ロアレールの内部に挿入される脚部を有するアッパーレールとからなるスライドレールを、前記アッパーレールがロアレールに対してその長手方向にスライド自在となるように支持するスライドレール支持構造において、
前記アッパーレールの脚部に、前記ロアレールの底板の内面上を転動する車輪と、前記ロアレールの内面に当接するローラを回転可能に保持する少なくとも1つの転がりユニットとが取り付けられており、
前記転がりユニットのローラは、前記ロアレールの内面を上方向および幅方向に押す力が生じる状態で前記ロアレールの内面に押し付けられていることを特徴とするスライドレール支持構造。 - 前記転がりユニットのローラが、前記ロアレールの内面に形成された傾斜面に押し付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール支持構造。
- 前記転がりユニットのローラが、前記ロアレールの天板の内面と側板の内面に同時に押し付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライドレール支持構造。
- 前記少なくとも1つの転がりユニットは、複数の転がりユニットであり、
前記複数の転がりユニットのうちの少なくとも一つは、前記ローラがロアレールの天板の内面に押し付けられ、その他の転がりユニットは、前記ローラがロアレールの側板の内面に押し付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスライドレール支持構造。 - 前記転がりユニットは、前記ローラを保持する保持部材が弾性変形した状態で前記アッパーレールの脚部に取り付けられ、前記保持部材の弾性力により前記ローラが当接相手面に押し付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスライドレール支持構造。
- 前記転がりユニットのローラが、滑り軸受または転がり軸受からなるものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のスライドレール支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016224985A JP2018079880A (ja) | 2016-11-18 | 2016-11-18 | スライドレール支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016224985A JP2018079880A (ja) | 2016-11-18 | 2016-11-18 | スライドレール支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018079880A true JP2018079880A (ja) | 2018-05-24 |
Family
ID=62197516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016224985A Pending JP2018079880A (ja) | 2016-11-18 | 2016-11-18 | スライドレール支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018079880A (ja) |
-
2016
- 2016-11-18 JP JP2016224985A patent/JP2018079880A/ja active Pending
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