JP2019093889A - スライド装置 - Google Patents

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【課題】 異物排除機能を発揮可能なスライド装置の一例を開示する。【解決手段】 固定レール11の底板部11Cのうち締結具13に対してスライド方向にずれた位置には、上方側に膨出した膨出部14が設けられている。当該膨出部14は、底板部11Cとの一体成形部である。膨出部14を挟んで幅方向一端側及び他端側には、底板部11Cを貫通する2つの貫通穴15A、15Bが設けられている。これにより、スライド装置10の膨出部14は、異物を第2フランジ部13Cの上部に導くガイド部材として機能し得るので、スライド装置10は、異物排除機能を発揮でき得る。さらに、固定レール11を製造する者は、例えば、第1側壁部11A、第2側壁部11B及び底板部11Cが一体成形された後においても、プレス加工等の塑性加工によって膨出部14を底板部11Cに一体成形でき得る。【選択図】図5

Description

本開示は、乗物用シートをスライド可能に支持するスライド装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の発明では、ロアレール内に異物排除用のガイド部材が設けられている。当該ガイド部材は、スナップフィット等の弾性変形を利用した係合部にてロアレールに固定されている。
特開2014−189218号公報
特許文献1に記載のスライド装置では、係合部がロアレールの底板部を貫通しているため、当該係合部の先端がロアレールの下面から突出している。このため、特許文献1に記載のスライド装置では、係合部とフロアパネルとが干渉してしまう。したがって、特許文献1に記載のスライド装置では、ロアレールの下面と乗物のフロアパネルとの間に隙間を確保する必要がある。
さらに、ロアレールの下面から係合部が突出しているので、スライド装置又はロアレールの輸送時等において、当該係合部が他の部材と接触してしまう可能性が高い。係合部が他の部材と接触すると、ガイド部材がロアレールから脱落してしまう可能性がある。
本願は、上記点に鑑み、特許文献1に記載のスライド装置と異なる構成にて、異物排除機能を発揮可能なスライド装置の一例を開示する。
スライド装置の構成は、例えば、以下の通りである。
すなわち、当該スライド装置は、固定レール(11)、可動レール(12)及び締結具(13)等を備える。固定レール(11)は、上方側が開いた開断面形状に構成されている。当該固定レール(11)は、乗物用シートのスライド方向と直交する幅方向において互いに対向する第1側壁部(11A)及び第2側壁部(11B)、並びに当該第1側壁部(11A)の下端と当該第2側壁部(11B)の下端とを繋ぐ底板部(11C)を有している。第1側壁部(11A)、第2側壁部(11B)及び底板部(11C)は、金属にて一体成形されている。
可動レール(12)は、少なくとも一部が固定レール(11)内に収納された状態で当該固定レール(11)に対してスライドするとともに、乗物用シートが固定される。締結具(13)は、底板部(11C)を貫通した状態で、底板部(11C)、つまりスライド装置を乗物に対して固定する。
そして、底板部(11C)のうち締結具(13)に対してスライド方向にずれた位置には、上方側に膨出した膨出部(14)が設けられている。当該膨出部(14)は、底板部(11C)との一体成形部である。さらに、膨出部(14)を挟んで幅方向一端側及び他端側には、底板部(11C)を貫通する貫通穴(15A、15B)が設けられている。
これにより、当該スライド装置の膨出部(14)はガイド部材として機能し得るので、当該スライド装置は、異物排除機能を発揮でき得る。さらに、固定レール(11)を製造する者は、例えば、第1側壁部(11A)、第2側壁部(11B)及び底板部(11C)が一体成形された後においても、プレス加工等の塑性加工によって膨出部(14)を底板部(11C)に一体成形でき得る。
すなわち、第1側壁部(11A)及び第2側壁部(11B)が底板部(11C)に一体成形された後に、膨出部(14)が塑性加工により成形されると、当該塑性加工時に発生する金属材料の塑性流動により固定レール(11)の断面形状が大きく崩れるおそれがある。固定レール(11)の断面形状が大きく崩れると、断面二次モーメントが変化するので、当該固定レール(11)の曲げ剛性が低下する可能性がある。
これに対して、上記固定レール(11)では、膨出部(14)を挟んで幅方向一方側及び他方側に底板部(11C)を貫通する貫通穴(15A、15B)が設けられている。このため、上記塑性流動は、概ねスライド方向の塑性流動となるため、幅方向の塑性流動が発生し難い。
したがって、第1側壁部(11A)及び第2側壁部(11B)が底板部(11C)に一体成形された後に、膨出部(14)が塑性加工により成形された場合であっても、固定レール(11)の断面形状が大きく崩れることが抑制される。延いては、固定レール(11)の曲げ剛性が低下することが抑制され得る。
さらに、ガイド部材として機能する膨出部(14)は、底板部(11C)から上方側に膨出した一体成形部であるので、固定レール(11)の下面から突出した部位は発生しない。したがって、固定レール(11)の下面とフロアパネル等との間に隙間を設ける必要がない。
なお、スライド装置は、以下の構成であってもよい。
すなわち、膨出部(14)を挟んで幅方向一方側に設けられた第1の貫通穴(15A)、並びに膨出部(14)を挟んで幅方向他方側に設けられた第2の貫通穴(15B)は、長径方向がスライド方向と一致する長穴状の貫通穴であり、膨出部(14)のうちスライド方向と平行な部位の寸法を前後寸法(L1)としたとき、第1の貫通穴(15A)の長径寸法(L2)及び第2の貫通穴(15B)の長径寸法(L3)は、膨出部(14)の前後寸法(L1)以上であることが望ましい。これにより、膨出部(14)が成形される際に、幅方向の塑性流動の発生が確実に抑制され得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
実施形態に係る乗物用シートを示す図である。 実施形態に係るスライド装置を示す図である。 実施形態に係る固定レールの構造を示す図である。 実施形態に係る膨出部の構造を示す図である。 実施形態に係る膨出部の構造を示す斜視図である。 実施形態に係る膨出部及び貫通穴の構造を示す図である。
以下の説明は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされている場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものであって、本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。各方向は、本実施形態に係る乗物用シートを車両に組み付けた状態における方向を意味する。
(第1実施形態)
1.乗物用シート等の概要
本実施形態は、車両に搭載される乗物用シートに本発明の一例を適用したものである。図1に示されるように、乗物用シート1は、シートクッション3及びシートバック5等を有する。シートクッション3は着席者の臀部を支持するための部位である。シートバック5は着席者の背部を支持するための部位である。
スライド装置10は乗物用シートをスライド可能に支持する。当該スライド装置10は、乗物用シート1の幅方向右側及び左側に配置されている。シート幅方向右側に配置されたスライド装置10とシート幅方向左側側に配置されたスライド装置10とは、略同一構造である。
2.スライド装置
以下の説明は、シート幅方向右側に配置されたスライド装置10の説明である。スライド装置10は、図2に示されるように、固定レール11及び可動レール12等を少なくとも備えて構成されている。
固定レール11は、乗物に直接的又は間接的に固定される部材である。可動レール12は、少なくとも一部が固定レール11内に収納された状態で当該固定レール11に対してスライドする部材である。乗物用シート1は可動レール12に直接的又は間接的に固定される。
固定レール11は、図3に示されるように、上方側が開いた開断面形状を有する金属製の部材である。具体的には、当該固定レール11は、第1側壁部11A、第2側壁部11B及び底板部11C等を有している。
第1側壁部11Aと第2側壁部11Bとは、幅方向において互いに離隔した位置にて対向する壁部である。幅方向とは、乗物用シートのスライド方向、つまり固定レール11の長手方向と直交する方向をいう。
底板部11Cは、第1側壁部11Aの下端と当該第2側壁部11Bの下端とを繋ぐ部位である。第1側壁部11A、第2側壁部11B及び底板部11Cは、金属にて一体成形されている。
本実施形態に係る固定レール11は、プレス加工やロール成形等の塑性加工が帯板材に施されることにより、第1側壁部11Aと第2側壁部11Bとが略同時に成形されたものである。
固定レール11は、図4に示されるように、底板部11Cを貫通する締結具13により乗物に対して固定される。締結具13は、少なくとも固定レール11の長手方向一端側及び他端側の2箇所に設けられている(図2参照)。
各締結具13は、図4に示されるように、ボルト部13A、第1フランジ部13B及び第2フランジ部13C等を有して構成されている。ボルト部13Aは雄ねじが形成された棒状の部位である。
第1フランジ部13Bは、固定レール11を乗物に固定するためのブラケット(図示せず。)に接触する座部である。第2フランジ部13Cは、固定レール11が締結具13から外れることを防止する抜止部である。
つまり、締結具13は、第1フランジ部13Bと第2フランジ部13Cとにより底板部11Cが挟まれた状態で固定レール11に固定されている。なお、第2フランジ部13Cは、締結具13の頭部13D(図4の二点鎖線で示される部位)が潰されて成形された部位である。
つまり、第2フランジ部13Cは、頭部13Dが底板部11Cに設けられた貫通穴11D(図5参照)に挿入された後、当該頭部13Dがかしめられて円盤状に成形された部位である。
底板部11Cのうち締結具13に対してスライド方向にずれた位置には、図4に示されるように、上方側に膨出した膨出部14が設けられている。具体的には、当該膨出部14は、締結具13より固定レール11の長手方向中央側にずれ位置に設けられている。
なお、図4は、固定レール11の長手方向後端側を示している。図4に示される膨出部14は、締結具13より長手方向前方側にずれた位置に設けられている。膨出部14の膨出寸法Hは、概ね第2フランジ部13Cの厚み寸法と同一である。
膨出部14は、図5に示されるように、底板部11Cとの一体成形部である。具体的には、当該膨出部14は、第1側壁部11A及び第2側壁部11B等が成形された後、底板部11Cにプレス加工が施されて当該底板部11Cに一体成形された部位である。
図6に示されるように、膨出部14を挟んで幅方向一端側及び他端側には、第1貫通穴15A及び第2貫通穴15Bが設けられている。2つの貫通穴15A、15Bは、底板部11Cを貫通する穴である。
2つの貫通穴15A、15Bは、膨出部14が成形される前に底板部11Cに形成された穴である。具体的には、2つの貫通穴15A、15Bは、第1側壁部11A及び第2側壁部11Bが成形される前に、プレス加工等により金属板に成形された打ち抜き穴である。
第1貫通穴15A及び第2貫通穴15Bは、長径方向がスライド方向と一致する長穴状の貫通穴である。そして、第1貫通穴15Aの長径寸法L2及び第2貫通穴15Bの長径寸法L3は、膨出部14の前後寸法L1以上である。
膨出部14の前後寸法L1とは、図4に示されるように、膨出部14のうちスライド方向と平行な部位の寸法をいう。なお、本実施形態では、第1貫通穴15Aの長径寸法L2と第2貫通穴15Bの長径寸法L3とは同一寸法である。
3.本実施形態に係るスライド装置の特徴
固定レール11の底板部11Cのうち締結具13に対してスライド方向にずれた位置には、上方側に膨出した膨出部14が設けられている。当該膨出部14は、底板部11Cとの一体成形部である。さらに、膨出部14を挟んで幅方向一端側及び他端側には、底板部11Cを貫通する2つの貫通穴15A、15Bが設けられている。
これにより、スライド装置10の膨出部14は、異物を第2フランジ部13Cの上部に導くガイド部材として機能し得るので(図4参照)、スライド装置10は、異物排除機能を発揮でき得る。
さらに、固定レール11を製造する者は、例えば、第1側壁部11A、第2側壁部11B及び底板部11Cが一体成形された後においても、プレス加工等の塑性加工によって膨出部14を底板部11Cに一体成形でき得る。
すなわち、第1側壁部11A及び第2側壁部11Bが底板部11Cに一体成形された後に、膨出部14がプレス加工により成形されると、当該プレス加工時に発生する金属材料の塑性流動により固定レール11の断面形状が大きく崩れるおそれがある。固定レール11の断面形状が大きく崩れると、断面二次モーメントが変化するので、当該固定レール11の曲げ剛性が低下する可能性がある。
これに対して、固定レール11では、図6に示されるように、膨出部14を挟んで幅方向一方側及び他方側に底板部11Cを貫通する貫通穴15A、15Bが設けられている。このため、上記塑性流動は、図6の矢印で示されるように、概ねスライド方向の塑性流動となるので、幅方向の塑性流動が発生し難い。
したがって、第1側壁部11A及び第2側壁部11Bが底板部11Cに一体成形された後に、膨出部14が塑性加工により成形された場合であっても、固定レール11の断面形状が大きく崩れることが抑制される。延いては、固定レール11の曲げ剛性が低下することが抑制され得る。
さらに、ガイド部材として機能する膨出部14は、底板部11Cから上方側に膨出した一体成形部であるので、固定レール11の下面から突出した部位は発生しない(図4参照)。したがって、固定レール11の下面とフロアパネル等との間に隙間を設ける必要がない。
第1貫通穴15Aの長径寸法L2及び第2の貫通穴15Bの長径寸法L3は、膨出部14の前後寸法L1以上である。これにより、膨出部14が成形される際に、幅方向の塑性流動の発生が確実に抑制され得る。
すなわち、仮に、長径寸法L2、L3が前後寸法L1より小さい場合には、膨出部14が成形される際に、幅方向の塑性流動の発生する可能性がある。これに対して、長径寸法L2、L3が前後寸法L1以上であれば、幅方向の塑性流動が2つの貫通穴15A、15Bにより堰き止められるので、幅方向の塑性流動の発生が抑制され得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、膨出部14は固定レール11の長手方向後端側に設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。例えば、膨出部14が固定レール11の長手方向前端側に設けられた構成であってもよい。なお、当該構成では、膨出部14は、締結具13より長手方向後方側に位置する。
上述の実施形態に係る2つの貫通穴15A、15Bは長穴状であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、当該貫通穴15A、15Bは、丸穴等のその他形状の穴であってもよい。
上述の実施形態に係る2つの貫通穴15A、15Bはプレス加工による打ち抜き穴であった、しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、2つの貫通穴15A、15Bは、ドリル加工による貫通穴であってもよい。
上述の実施形態では、車両用シートにスライド装置10を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 3… シートクッション 5… シートバック
10… スライド装置 11… 固定レール 11A… 第1側壁部
11B… 第2側壁部 11C… 底板部 11D… 貫通穴
12… 可動レール 13… 締結具 13A… ボルト部
13B… 第1フランジ部 13C… 第2フランジ部 13D… 頭部
14… 膨出部 15A… 第1貫通穴 15B… 第2貫通穴

Claims (3)

  1. 乗物用シートをスライド可能に支持するスライド装置において、
    上方側が開いた開断面形状に構成された固定レールであって、乗物用シートのスライド方向と直交する幅方向において互いに対向する金属製の第1側壁部及び第2側壁部、並びに当該第1側壁部の下端と当該第2側壁部の下端とを繋ぐ金属製の底板部を有し、かつ、前記第1側壁部と前記第2側壁部と前記底板部との一体成形品である固定レールと、
    少なくとも一部が前記固定レール内に収納された状態で当該固定レールに対してスライドする可動レールであって、乗物用シートが固定される可動レールと、
    前記底板部を貫通する締結具であって、前記底板部を乗物に対して固定するための締結具と、
    上方側に膨出するとともに、前記底板部との一体成形部である膨出部とを備え、
    前記膨出部は、前記締結具に対して前記スライド方向にずれた位置に設けられており、
    さらに、前記膨出部を挟んで前記幅方向一端側及び他端側には、前記底板部を貫通する貫通穴が設けられているスライド装置。
  2. 前記膨出部を挟んで前記幅方向一方側に設けられた第1の前記貫通穴、並びに前記膨出部を挟んで前記幅方向他方側に設けられた第2の前記貫通穴は、長径方向が前記スライド方向と一致する長穴状の貫通穴であり、
    さらに、前記膨出部のうち前記スライド方向と平行な部位の寸法を前後寸法としたとき、前記第1の貫通穴の長径寸法及び前記第2の貫通穴の長径寸法は、前記膨出部の前後寸法以上である請求項1に記載のスライド装置。
  3. 上方側が開いた開断面形状を有する金属製の固定レールにおいて、
    長手方向と直交する幅方向において互いに対向する2つの側壁部と、
    前記2つの側壁部の下端を繋ぐとともに、当該2つの側壁部との一体成形部である底板部と、
    上方側に膨出するとともに、前記底板部との一体成形部である膨出部とを備え、
    前記膨出部は、前記底板部を乗物に対して固定するための締結具に対して長手方向にずれた位置に設けられており、
    さらに、前記膨出部を挟んで前記幅方向一端側及び他端側には、前記底板部を貫通する貫通穴が設けられている固定レール。
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