JP2013230720A - 車両用スライドレール装置 - Google Patents

車両用スライドレール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013230720A
JP2013230720A JP2012102793A JP2012102793A JP2013230720A JP 2013230720 A JP2013230720 A JP 2013230720A JP 2012102793 A JP2012102793 A JP 2012102793A JP 2012102793 A JP2012102793 A JP 2012102793A JP 2013230720 A JP2013230720 A JP 2013230720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
support groove
support
spring
slide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012102793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Fujioka
秀彦 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP2012102793A priority Critical patent/JP2013230720A/ja
Publication of JP2013230720A publication Critical patent/JP2013230720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】部品点数が少ない構造でありながら、ロック部材を回転付勢する部材のロック部材及びアッパレールに対する前後方向のガタつきを抑えることが可能な車両用スライドレール装置を提供する。
【解決手段】アッパレールに設けた、ロアレールの幅方向に向かうにつれて互いの前後間隔が狭くなる支持溝51と、ロック部材68に設けた、ロアレールの幅方向に向かうにつれて互いの前後間隔が狭くなるロック側支持溝と、ロック支持バネ62に設けた、上記幅方向の付勢力を発生しながら支持溝に係合することにより支持溝に対する前後動を規制された係止部65と、ロック支持バネに設けた、一方向の付勢力を発生しながらロック側支持溝に係合することにより、ロック側支持溝に対する前後動を規制されたロック側係止部66と、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートをスライド可能に支持する車両用スライドレール装置に関する。
特許文献1は車両用スライドレール装置の従来例であり、前後方向に延び、かつ、前後方向に並ぶ多数のロック孔を有する、車内床面に固定した左右一対のロアレールと、シートの座部を支持し、かつ左右のロアレールに対してスライド可能な左右一対のアッパレールと、を備えている。アッパレールには、前後一対の支持板部を備えるロックブラケットが固定してあり、前後の支持板部によってロック部材を前後方向に延びる回転軸回りに回転可能に支持している。ロック部材はアッパレール(ロックブラケット)に対して、ロック孔に対して係合するロック位置と、ロック孔から脱出するアンロック位置との間を回転可能である。さらにロックブラケット(アッパレール)とロック部材の間には、ロック部材をロック位置側に回転付勢するバネ手段が設けてある。
このスライドレール装置では、乗客がロック操作手段を操作しないときは、バネ手段の付勢力によってロック部材がロアレールのロック孔と係合するので、シート及びアッパレールのロアレールに対するスライドが規制される。一方、乗客がロック操作手段を操作することによりロック部材がアンロック位置まで回転すると、ロック部材がロアレールのロック孔から脱出するので、シート及びアッパレールがロアレールに対してスライド可能になる。
特開2001−47896号公報
しかし特許文献1の車両用スライドレール装置は、一対の支持板部を備えるロックブラケットを利用してロック部材をアッパレールに回転支持しているので、部品点数が多く、構造が複雑である。
さらに、バネ手段がロックブラケット(アッパレール)とロック部材に対して前後方向にガタつく可能性がある構造であるため、ロック部材の操作中にバネ手段とロックブラケットの間や、バネ手段とロック部材の間から異音が発生するおそれが大きい。
本発明は、部品点数が少ない構造でありながら、ロック部材を回転付勢する部材のロック部材及びアッパレールに対する前後方向のガタつきを抑えることが可能な車両用スライドレール装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用スライドレール装置は、前後方向に延び、かつ前後方向に並べて形成した多数のロック孔を備える、車内床面に対して移動不能なロアレールと、該ロアレールに前後方向にスライド可能として支持したアッパレールと、該アッパレールと一緒に上記ロアレールに対してスライドし、かつ上記ロック孔と係合するロック位置と係合しないアンロック位置との間を上記アッパレールに対して相対回転可能なロック部材と、該ロック部材を上記アッパレールに対して相対回転可能に支持し、かつ上記ロック部材を上記ロック位置側に回転付勢するロック支持バネと、上記アッパレールに設けた、上記ロアレールの幅方向に向かうにつれて前後幅が狭くなる支持溝と、上記ロック部材に設けた、上記幅方向に向かうにつれて前後幅が狭くなるロック側支持溝と、上記ロック支持バネに設けた、上記幅方向の付勢力を発生しながら上記支持溝に係合することにより、対応する上記支持溝に対する前後動を規制された係止部と、上記ロック支持バネに設けた、上記幅方向の付勢力を発生しながら上記ロック側支持溝に係合することにより、上記ロック側支持溝に対する前後動を規制されたロック側係止部と、を備えることを特徴としている。
上記アッパレールに、切り起こしによって、上記支持溝を備える支持片を一体的に形成してもよい。
上記アッパレールに設けた、上記ロアレールの幅方向の一方に向かうにつれて上下幅が狭くなる上下動規制用支持溝と、上記ロック部材に設けた、上記ロアレールの幅方向の上記一方に向かうにつれて上下幅が狭くなる上記回転支持溝と、上記ロック支持バネに設けた、上記一方方向の付勢力を発生しながら上記上下動規制用支持溝及び上記回転支持溝に係合することにより、上記上下動規制用支持溝及び上記回転支持溝に対する上下動を規制された前後方向に延びる回転軸部と、を備えてもよい。
上記アッパレールに、切り起こしによって、上記上下動規制用支持溝を備える上下動規制用支持片を一体的に形成してもよい。
上記ロック支持バネが、前後方向に延びる回転軸部と、上記ロアレールの幅方向の付勢力を発生する上記ロック側係止部と、を備え、上記ロック部材が、上記ロック位置に位置するときに上記ロック孔と係合し、上記アンロック位置に位置するときに上記ロック孔から脱出するロック爪と、上記回転軸部に回転可能に係合する回転支持溝と、上記ロック側係止部と係合し、上記ロック部材を上記ロック位置側に回転させるロック側支持溝と、を備えてもよい。
上記ロック爪の上方に上記ロック側支持溝が位置し、かつ、該ロック側支持溝の上方に上記回転支持溝が位置してもよい。
本発明の車両用スライドレール装置は、ロック支持バネを利用してロック部材をアッパレールに対して回転可能に支持しているので、部品点数が少なく、構造が簡単である。
さらに、ロック支持バネのアッパレール及びロック部材に対する前後動が規制されている。そのためロック部材の操作中にロック支持バネとアッパレール(支持溝)の間や、ロック支持バネとロック部材(ロック側支持溝)の間から異音が発生するおそれが少ない。
請求項2の発明のように構成すると、部品点数がより少なくなる。
請求項3の発明のように構成すると、ロック支持バネのアッパレール及びロック部材に対する上下動が規制される。そのためロック部材の操作中にロック支持バネとアッパレール(上下動規制用支持溝)の間、及び、ロック支持バネとロック部材(回転支持溝)の間から異音が発生するおそれがより少なくなる。
請求項4の発明のように構成すると、部品点数がより少なくなる。
請求項5、6の発明のように構成すると、ロック支持バネの回転付勢力によって、ロック部材のロック爪をロアレールのロック孔に対して確実に係合させられるようになる。
本発明の一実施形態の車両用スライドレール装置の側面図である。 図1のII−II矢線に沿う断面図である。 図1のIII−III矢線に沿う断面図である。 図1のIV−IV矢線に沿う断面図である。 アッパレールユニットの斜視図である。 ローラユニットを分離した状態のアッパレールユニットの斜視図である。 図1のVII−VII矢線に沿う断面図である。 図7のVIII部の拡大図である。 ロック部材の斜め下方から見た斜視図である。 図1のX−X矢線に沿う断面図である。 ロック部材がアンロック位置に位置するときの図10と同様の断面図である。 図1のXII−XII矢線に沿う断面図である。 図1のXIII−XIII矢線に沿う断面図である。 図1のXIV−XIV矢線に沿う断面図である。 変形例の図3と同様の位置で切断したレールユニットの要部の拡大断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の方向は図中に記載した矢線方向を基準とする。
図示を省略した自動車(車両)の車内床面にはスライドレール装置10が設けてある。スライドレール装置10は大きな構成要素として左右一対のレールユニット12を備えており、左右のレールユニット12(アッパレールユニット25)の上面にはシート(図示略)が固定してある。
左右のレールユニット12は互いに左右対称な構造であるため、以下の説明では右側のレールユニット12の構造について説明し、左側のレールユニット12については構造の説明を省略する。
右側のレールユニット12はロアレール15とアッパレールユニット25からなるものである。
車内床面に対して固定した金属製のロアレール15は前後方向に直線的に延び、かつ前後両端と上面が開口したチャンネル材である。ロアレール15は、車内床面に載置する固定部16と、固定部16の左右両縁部から上方に延びた部分からそれぞれ左側と右側に向かって水平に延びる一対のローラ支持部17と、左右のローラ支持部17の外側縁部から上方に延びる一対の側壁部18と、左右の側壁部18の上縁部から互いに近づく方向に水平に延びる一対の天井壁部19と、左右の天井壁部19の内側縁部から垂下する一対の垂下片20と、を具備している。図示するように側壁部18の上縁部と天井壁部19の外側縁部の接続部は断面円弧形の上側角部21となっている。右側の垂下片20には、多数のロック孔22が前後方向に並べて穿設してある。
アッパレールユニット25は大きな構成要素としてアッパレール26、ロック支持バネ62、ロック部材68、及び、ローラユニット79を有している。
金属製の前後対称な構造物であるアッパレール26は、外側構成板状部材28と内側構成板状部材55を接合したものである。
外側構成板状部材28は、外側起立片29と、外側起立片29の下縁部から内側に延びる部分の内側縁部から上方に延びる内側起立片30と、内側起立片30の上縁部から傾斜しながら上方に延びる傾斜片31と、傾斜片31の上縁部から上方に延びる接合片32と、接合片32の上縁部の前後両端部に位置する傾斜縁部から右側に延びかつ円形の貫通孔を有する前側支持片33及び後側側支持片34と、前側支持片33及び後側側支持片34の下面に(前側支持片33及び後側側支持片34の)貫通孔と同心をなすように溶着したウェルドナット35と、を具備している。
外側起立片29の前端近傍部と後端近傍部には軸逃げ用孔37が形成してあり、前側の軸逃げ用孔37の直後と後側の軸逃げ用孔37の直前には傾斜ローラ逃げ用孔38が形成してある。また外側起立片29及び内側起立片30の長手方向の中央部には、互いに前後位置が一致する3つのロック孔39が貫通孔として形成してある。
外側構成板状部材28の長手方向の中央部には傾斜片31と接合片32に跨る態様で側面視矩形の中央貫通孔41が形成してある。中央貫通孔41の前後両縁部には切り起こし片42(上下動規制用支持片)がそれぞれ形成してある。図示するように前後の切り起こし片42は右側に向かって延びており、各切り起こし片42の右側面には正面視で左斜め下方に向かって延びるバネ支持溝43(上下動規制用支持溝)が形成してある。バネ支持溝43の上面と下面(一対の内面)は、左斜め下方に向かうに向かうにつれて互いの上下間隔が徐々に狭くなるバネ挟持面44となっている(一対のバネ挟持面44は左斜め下方に延びる特定の直線に関して対称である)。
接合片32には中央貫通孔41の前後に位置する一対の切り起こし片46が形成してある。前後の切り起こし片46は右側に向かって延びており、各切り起こし片46の右側面には正面視で左側に向かって延びるバネ支持溝47が形成してある。バネ支持溝47の上面と下面(一対の内面)は、左側に向かうに向かうにつれて互いの上下間隔が徐々に狭くなるバネ挟持面48となっている(一対のバネ挟持面48は左右方向に延びる特定の直線に関して対称である)。
さらに接合片32の上縁部には、前側の切り起こし片46より前方に位置する部分と後側の切り起こし片46より後方に位置する部分の2カ所に前後一対の切り起こし片50(支持片)が形成してある。前後の切り起こし片50は右側に向かって延びており、各切り起こし片50の左側面には平面視で右側に向かって延びるバネ支持溝51(支持溝)が形成してある。バネ支持溝51の前面と後面(一対の内面)は、右側に向かうに向かうにつれて互いの前後間隔が徐々に狭くなるバネ挟持面52となっている(一対のバネ挟持面52は左右方向に延びる特定の直線に関して対称である)。
内側構成板状部材55は、外側起立片56と、外側起立片56の下縁部から内側に延びる部分の内側縁部から上方に延びる内側起立片57と、内側起立片57の上縁部から傾斜しながら上方に延びる傾斜片58と、傾斜片58の上縁部から上方に延びる接合片59と、接合片59の上縁部から右側に延びかつ前後両端の傾斜部に円形の貫通孔を形成した支持片60と、を具備している。外側起立片56には外側起立片29と同じ配置及び同じ形状である共に前後一対の軸逃げ用孔37と傾斜ローラ逃げ用孔38が形成してある。さらに内側構成板状部材55の長手方向の中央部には傾斜片58と接合片59に跨る態様で側面視矩形の中央貫通孔61が形成してある。
図示するように外側構成板状部材28と内側構成板状部材55は、内側構成板状部材55の接合片59の右側面を外側構成板状部材28の接合片32の左側面に接触させ、支持片60の前後の傾斜部を前側支持片33と後側側支持片34の上面にそれぞれ接触させた状態で、接合片59と接合片32の複数箇所をリベット又はスポット溶接により固定してある。このようにして外側構成板状部材28と内側構成板状部材55を固定することにより下面が開口するチャンネル材であるアッパレール26が完成する。
ロック支持バネ62は金属製の断面円形の線材を曲折加工した前後対称な部材である。ロック支持バネ62は、前後方向に延びかつ互いに同軸をなす前後一対の回転軸部63と、前側の回転軸部63の前端と後側の回転軸部63の後端から上方に突出する前側上向き係止片64(係止部)及び後側上向き係止片65(係止部)と、前後の回転軸部63の間の位置する略U字形のロック押圧部66(ロック側係止部)(回転付勢部)と、を有している。
金属製のロック部材68は、基部69と、基部69の下端から右側に突出する3本のロック爪70と、基部69の上端から右側に突出する操作片71と、を備えている。基部69の中央部に方形貫通孔72が穿設してあり、方形貫通孔72の下縁部には左斜め上方に向かって延びる切り起こし片73が形成してある。切り起こし片73の上端面には平面視(側面視)で右側に向かって延びるバネ支持溝74(ロック側支持溝)(バネ当接部)が形成してある。バネ支持溝74の前面と後面(一対の内面)は、右側に向かうに向かうにつれて互いの前後間隔が徐々に狭くなるバネ挟持面75となっている(一対のバネ挟持面75は平面視で前後対称である)。基部69の前縁部と後縁部には、右側に向かって延びる切り起こし片76がそれぞれ形成してある。各切り起こし片76の右側面には正面視で左斜め上方に向かって延びるバネ支持溝77(回転支持溝)が形成してある。バネ支持溝77の上面と下面(一対の内面)は、左斜め上方に向かうに向かうにつれて互いの上下間隔が徐々に狭くなるバネ挟持面78となっている(一対のバネ挟持面78は左斜め上方に延びる特定の直線に関して対称である)。
ロック支持バネ62とロック部材68は以下の手順によってアッパレール26に対して装着する。
まずはロック部材68をアッパレール26の右側から前後の切り起こし片42の間に位置させ、さらに中央貫通孔41及び中央貫通孔61を介してロック部材68の下部を傾斜片31と傾斜片58の間の空間に挿入する。
次いで、ロック支持バネ62の前後の回転軸部63を弾性変形させながら対応するバネ支持溝47、バネ支持溝43、及び、バネ支持溝77に右側から挿入(係合)し、ロック押圧部66の後部を弾性変形させながらバネ支持溝74に対して上方(左側)から挿入(係合)し、さらに前側上向き係止片64と後側上向き係止片65を弾性変形させながら前後のバネ支持溝51に挿入(係合)する。するとロック支持バネ62がアッパレール26によって支持され、ロック支持バネ62がロック部材68を支持するので、アッパレール26、ロック支持バネ62、及び、ロック部材68が一体化する。
アッパレール26、ロック支持バネ62、及び、ロック部材68が一体化すると、ロック支持バネ62には前側上向き係止片64及び後側上向き係止片65を右側に向かって移動させる弾性力が発生するので、前側上向き係止片64及び後側上向き係止片65は対応するバネ支持溝51の奥側(右側)に移動しようとし、前側上向き係止片64及び後側上向き係止片65の前後二カ所が対応するバネ支持溝51の二つのバネ挟持面52に当接する(食い込む。図8参照)。そのため前側上向き係止片64及び後側上向き係止片65と対応するバネ支持溝51との間の前後方向のガタつきが除去される。
またロック支持バネ62には、前後の回転軸部63を左側に向かって移動させる弾性力が発生するので、前後の回転軸部63は対応するバネ支持溝43とバネ支持溝47の奥側(左側)に移動しようとし、各回転軸部63の上部と下部がバネ支持溝43の二つのバネ挟持面44とバネ支持溝47の二つのバネ挟持面48にそれぞれ当接する(食い込む。図12、図13参照)。そのため前後の回転軸部63と対応するバネ支持溝43及びバネ支持溝47との間の上下方向のガタつきが除去される。
またロック支持バネ62には、前方から見たときにロック押圧部66を回転軸部63回りに反時計方向に回転させる弾性力が発生するので、ロック押圧部66の後部はバネ支持溝74の奥側(右下側)に移動しようとし、ロック押圧部66の後部の前後二カ所がバネ支持溝74の二つのバネ挟持面75にそれぞれ当接する(食い込む。図9の仮想線参照)。そのためロック押圧部66とバネ支持溝74との間の前後方向のガタつきが除去される。
さらに上記したようにロック支持バネ62には、前後の回転軸部63を左側に向かって移動させる弾性力が発生するので、前後の回転軸部63は対応するバネ支持溝77の奥側(左側)に移動しようとし、各回転軸部63の上部と下部がバネ支持溝77の二つのバネ挟持面78にそれぞれ当接する(食い込む)。そのためロック部材68と回転軸部63の間の上下方向のガタつきが除去される。しかも回転軸部63が前後の切り起こし片76を左側に押圧し、かつ、ロック押圧部66が切り起こし片73を右側に押圧するので、ロック部材68がロック支持バネ62から脱落するおそれは殆どない。
またアッパレール26、ロック支持バネ62、及び、ロック部材68が一体化すると、ロック部材68は前後方向に向かって延びる回転軸部63とバネ支持溝77の係合部を中心にして、回転軸部63回りに回転可能となる。具体的には、各ロック爪70が対応するロック孔39に対してそれぞれ係合するロック位置(図5、図6、図10の位置)と、各ロック爪70が対応するロック孔39から左側に脱出するアンロック位置(図11の位置)と、の間を回転可能になる。
さらにロック支持バネ62がロック押圧部66を前方から見て反時計方向に回転させる弾性力を発生し、ロック押圧部66の後部がロック部材68の回転中心(回転軸部63とバネ支持溝77の係合部)より下方に位置するバネ支持溝74(切り起こし片73)を右側に付勢するので、ロック部材68に対してロック支持バネ62の付勢力以外の外力を付与しないとき、ロック部材68はロック位置に位置する。
ローラユニット79は金属板を断面略U字状に曲折したローラ支持ブラケット80(ブラケット)を具備している。ローラ支持ブラケット80は、略水平な底面部81と、底面部81の左右両縁部から上方に延びる左右一対の側壁部82と、を具備しており、側壁部82の中央近傍部には傾斜部83が形成してある。
左右の側壁部82には、左右方向に延びるローラ支持軸84(回転手段)の内側端の近傍部が、側壁部82を貫通した状態で固定してある。左右のローラ支持軸84には各側壁部82の外側に位置するローラ85(回転手段)の中心に形成した貫通孔が回転可能に支持してある。
さらに左右の傾斜部83には、傾斜部83に対して直交する方向に延びる円柱形状のガタ除去用ローラ支持軸86(支持軸)の外側端の近傍部が、傾斜部83を貫通した状態で固定してある。ガタ除去用ローラ支持軸86の軸線は上下方向(鉛直方向)及び左右方向(水平方向)に対して45°の角度で傾斜している。左右のガタ除去用ローラ支持軸86には各傾斜部83の内側に位置するガタ除去用ローラ87の中心に形成した円形の貫通孔88が回転可能に支持してある。硬質の合成樹脂製(鉄でもよい)であるガタ除去用ローラ87の外周部の断面形状は円弧形であり、ガタ除去用ローラ87の該円弧の曲率は上側角部21の曲率より大きい。ガタ除去用ローラ87の貫通孔88の内径はガタ除去用ローラ支持軸86の傾斜部83より内側に位置する部分の外径より僅かに大きく、ガタ除去用ローラ87の貫通孔88の内面とガタ除去用ローラ支持軸86の外周面の間には微小クリアランスが形成されている。そのため、ガタ除去用ローラ87はガタ除去用ローラ支持軸86回りに回転可能であるだけでなく、ガタ除去用ローラ支持軸86に対してガタ除去用ローラ支持軸86の軸線方向にスライド可能である。
前後のローラユニット79は、ローラ支持軸84の内側端部とガタ除去用ローラ87の一部を対応する軸逃げ用孔37と傾斜ローラ逃げ用孔38の内部にそれぞれ位置させ、底面部81の上面を外側構成板状部材28及び内側構成板状部材55の下面に接触させ、かつ左右の側壁部82の内面を外側起立片29及び外側起立片56の外側面に接触させた状態で、外側起立片29及び外側起立片56の外側面に対して左右の側壁部82の上面をそれぞれスポット溶接することによりアッパレール26に対して固定してある。
そしてアッパレール26に対して前後のローラユニット79を固定することにより右側のアッパレールユニット25が完成する。
右側のロアレール15の前端開口又は後端開口から当該ロアレール15の内部空間にアッパレールユニット25を挿入することにより右側のレールユニット12が完成する。
アッパレールユニット25をロアレール15内に挿入すると、各ローラ85が左右のローラ支持部17の上面(回転手段支持面)に接触し(図2参照)、各ガタ除去用ローラ87の周面の一点(ガタ除去用ローラ87の周面の最大径部)が対応する上側角部21(角部曲面)に対して点接触する(図3参照)。ガタ除去用ローラ87は上側角部21に接触しかつ傾斜部83との間にクリアランスを形成する位置に保持される。その結果、一つのローラユニット79の左側のガタ除去用ローラ87には対応する上側角部21から右斜め下向きの力(右向き成分と下向き成分を含む力)が掛かり、一つのローラユニット79の右側のガタ除去用ローラ87には対応する上側角部21から左斜め下向きの力(左向き成分と下向き成分を含む力)が掛かる。さらに、ロアレール15の上部にロアレール15の全長に渡って形成された開口内に、内側起立片30及び内側起立片57が位置する(図2〜図4、図10〜図14参照)。
左側のレールユニット12は右側のレールユニット12と左右対称であり、左右のレールユニット12のロアレール15は両者の前端位置どうし(及び後端位置どうし)の位置を一致させた状態で車内床面に固定してある。さらに互いの前後方向位置を一致させた左右のアッパレールユニット25の支持片60にはシート(図示略)のシートクッションの下面の左右両側部が載置してあり、シートクッションの下面側に設けた4本のボルトを(前側支持片33、後側支持片34、支持片60に形成した上記貫通孔を貫通させた上で)対応するウェルドナット35に螺合することにより、シート(シートクッション)を左右のアッパレールユニット25(支持片60)に固定している。さらに左右のアッパレールユニット25のロック部材68の間には、両者の動きを同期させるための連係手段(図示略)が設けてある。
左右のロック部材68がロック位置に位置するとき、左右のロック部材68のロック爪70がロック孔39及びいずれかのロック孔22に係合するので(図1、図10参照)、左右のアッパレールユニット25の左右のロアレール15に対する前後方向のスライド動作が規制される。
一方、乗客が操作片71を利用してロック部材68をロック支持バネ62の付勢力に抗してアンロック位置まで回転させると、左右のロック部材68のロック爪70がロック孔39及びロック孔22から脱出する(図11参照)。そのため、左右のアッパレールユニット25(シート)を左右のロアレール15に対して前方又は後方に押圧すると、各ローラ85が対応するローラ支持部17上を転動しながらアッパレールユニット25がロアレール15に対して前方又は後方にスライドする。さらに各ローラユニット79のガタ除去用ローラ87がガタ除去用ローラ支持軸86回りに回転しながら対応する上側角部21に接触するので、左右のアッパレールユニット25のスライド動作中にローラユニット79が対応するレールユニット12に対して左右方向及び上下方向にガタつくことがない。そのためアッパレールユニット25をロアレール15に対して円滑にスライドさせることが可能である。
以上説明したように本実施形態のスライドレール装置10は、ロック支持バネ62を利用してロック部材68をアッパレール26に対して回転可能に装着しているので、部品点数が少なく、構造が簡単である。
さらにアッパレール26、ロック支持バネ62、及び、ロック部材68を一体化すると、アッパレール26とロック支持バネ62の間の前後方向及び上下方向のガタつきが除去され、かつ、ロック支持バネ62とロック部材68の間の前後方向及び上下方向のガタつきが除去される。そのためロック部材68の操作中にロック支持バネ62とアッパレール26(バネ支持溝43、バネ支持溝47、バネ支持溝51)の間や、ロック支持バネ62とロック部材68(バネ支持溝74、バネ支持溝77)の間から異音が発生するおそれが少ない。
さらに、バネ支持溝43を有する切り起こし片42、バネ支持溝47を有する切り起こし片46、バネ支持溝51を有する切り起こし片50を外側構成板状部材28に一体的に形成しているので、バネ支持溝43、バネ支持溝47、バネ支持溝51を有する突片を外側構成板状部材28とは別体として形成し、これらの突片を外側構成板状部材28に対して固定する構造に比べて、外側構成板状部材28(アッパレールユニット25)の部品点数を少なくし、構造を簡単にすることが可能である。
また、バネ支持溝74を有する切り起こし片73、及び、バネ支持溝77を有する切り起こし片76をロック部材68に一体的に形成しているので、バネ支持溝74、バネ支持溝77を有する突片をロック部材68とは別体として形成し、これらの突片をロック部材68に対して固定する構造に比べて、ロック部材68の部品点数を少なくし、構造を簡単にすることが可能である。
またガタ除去用ローラ支持軸86の先端部(及び、傾斜部83から内側に突出する部分全体)の外径がガタ除去用ローラ87の貫通孔88より小径な構造なので(ガタ除去用ローラ支持軸86の先端部に、かしめ等によって貫通孔88より大径の抜止め部を形成しないので)、ガタ除去用ローラ支持軸86に対するガタ除去用ローラ87の取付作業(スライドレール装置10の組立作業)が容易である。
さらにガタ除去用ローラ支持軸86の先端部に抜止め部を形成しないので、ガタ除去用ローラ87はガタ除去用ローラ支持軸86に対して相対スライド可能である。そのためロアレール15の上側角部21に対するガタ除去用ローラ87の追従性が良好なので(ガタ除去用ローラ87がガタ除去用ローラ支持軸86に対して上側角部21との接触を維持する微小範囲内でスライド可能なので)、アッパレールユニット25をロアレール15に対して円滑にスライドさせることが可能である。
しかも上側角部21からガタ除去用ローラ87に対して、ガタ除去用ローラ87をガタ除去用ローラ支持軸86の基端側(傾斜部83側)に移動させる外力が及ぶので、ガタ除去用ローラ支持軸86の先端部に(貫通孔88より大径の)抜止め部を形成していないにも拘わらず、ガタ除去用ローラ87がガタ除去用ローラ支持軸86の先端から脱落することがない。
さらにローラ支持ブラケット80の左右の側壁部82にローラ85(ローラ支持軸84)及びガタ除去用ローラ87(ガタ除去用ローラ支持軸86)をそれぞれ設けているので、左右のローラ85及びガタ除去用ローラ87を設計位置からずれることなく高い位置精度でローラ支持ブラケット80に取り付けることが可能である。そのためアッパレールユニット25のロアレール15に対するスライド動作が不円滑になるおそれは小さい。
またローラ支持ブラケット80が、アッパレール26の下面を横断する底面部81と、底面部81の両側部から上方に延びかつアッパレール26の両側面にそれぞれ固定(溶接)した一対の側壁部82と、を備えており、ローラ支持ブラケット80がアッパレール26を強度的に補強している。そのため仮にスライドレール装置10を搭載した車両が別の車両と衝突した場合などに、ロアレール15に対して外側起立片29と外側起立片56を外側に広げかつ内側起立片30と内側起立片57を近づけようとする大きな外力(図4の矢印参照)が掛かっても、アッパレール26が(塑性)変形するおそれは小さい。そのため、車両の衝突などが起きたときにアッパレールユニット25がロアレール15に対してスライド不能になるおそれを従来より小さくすることが可能である。特に車両の衝突時にはアッパレール26の前端部又は後端部に対して中央部より大きな荷重が掛かることになるが、本実施形態のようにアッパレール26の前端部と後端部をローラ支持ブラケット80によって補強した場合は、車両の衝突に起因するアッパレール26の変形を効果的に防止できる。
さらにローラ支持軸84の内側端部を軸逃げ用孔37内に収納し、ガタ除去用ローラ87の一部を傾斜ローラ逃げ用孔38内に収納しているので、アッパレール26、ローラ支持ブラケット80、ローラ85(ローラ支持軸84)、及び、ガタ除去用ローラ87(ガタ除去用ローラ支持軸86)の結合体の幅寸法(断面形状)を小さくすることが可能である。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は様々な変形を施しながら実施可能である。
例えば図15に示す態様で実施することが可能である。
この変形例のアッパレールユニット25のガタ除去用ローラ支持軸86には、ガタ除去用ローラ87と同材質かつ図示形状のガタ除去用ローラ90の貫通孔(図示略。貫通孔88と同じ形状)が嵌合している。図示するようにガタ除去用ローラ90の外周部の断面形状はV字形状であり、ガタ除去用ローラ90の外周部の最大径部(V字の頂点部)が上側角部21に対して点接触している。そのため本変形例のガタ除去用ローラ90もガタ除去用ローラ87と同様の作用効果を発揮可能である。
またガタ除去用ローラ支持軸86の軸線を、上下方向(鉛直方向)及び左右方向(水平方向)に対して45°とは異なる角度で傾斜させてもよい。
さらにアッパレール26に形成する支持溝(バネ支持溝51)の数、及び、ロック支持バネ62に形成する係止部(前側上向き係止片64、後側上向き係止片65)の数を、一つや、3つ以上としてもよい。
さらにアッパレールユニット25に設ける(ローラ支持部17に接触する)回転手段として、ローラ支持軸84及びローラ85とは別の手段、例えばアッパレールユニット25に回転支持手段を介して回転可能に支持したボール(ベアリングボール)を利用してもよい。
さらに軸逃げ用孔37にローラ支持軸84の内側端部とは別の部位やローラ85の一部を位置させてもよい(ローラ支持軸84及びローラ85とは別の回転手段の一部を位置させてもよい)。
またローラ支持ブラケット80の左右の側壁部82をアッパレール26の両側面に当接させた上で、アッパレール26の下面に底面部81を溶接してもよい。
さらに上側角部21(角部曲面)の断面形状を円弧に近似する曲線としてもよい。
またバネ支持溝51とバネ支持溝74の一方を左側に向かうに向かうにつれて互いの前後間隔が徐々に狭くなる溝としてもよい(この場合は、当該設計変更に合わせてロック支持バネ62の構造を変更する)。
10 スライドレール装置
12 レールユニット
15 ロアレール
16 固定部
17 ローラ支持部(回転手段支持面)
18 側壁部
19 天井壁部
20 垂下片
21 上側角部(角部曲面)
22 ロック孔
25 アッパレールユニット
26 アッパレール
28 外側構成板状部材
29 外側起立片
30 内側起立片
31 傾斜片
32 接合片
33 前側支持片
34 後側支持片
35 ウェルドナット
37 軸逃げ用孔
38 傾斜ローラ逃げ用孔
39 ロック孔
41 中央貫通孔
42 切り起こし片(上下動規制用支持片)
43 バネ支持溝(上下動規制用支持溝)
44 バネ挟持面
46 切り起こし片
47 バネ支持溝
48 バネ挟持面
50 切り起こし片(支持片)
51 バネ支持溝(支持溝)
52 バネ挟持面
55 内側構成板状部材
56 外側起立片
57 内側起立片
58 傾斜片
59 接合片
60 支持片
61 中央貫通孔
62 ロック支持バネ
63 回転軸部
64 前側上向き係止片(係止部)
65 後側上向き係止片(係止部)
66 ロック押圧部(ロック側係止部)(回転付勢部)
68 ロック部材
69 基部
70 ロック爪
71 操作片
72 方形貫通孔
73 切り起こし片
74 バネ支持溝(ロック側支持溝)(バネ当接部)
75 バネ挟持面
76 切り起こし片
77 バネ支持溝(回転支持溝)
78 バネ挟持面
79 ローラユニット
80 ローラ支持ブラケット(ブラケット)
81 底面部
82 側壁部
83 傾斜部
84 ローラ支持軸(回転手段)
85 ローラ(回転手段)
86 ガタ除去用ローラ支持軸(支持軸)
87 ガタ除去用ローラ
88 貫通孔
90 ガタ除去用ローラ

Claims (6)

  1. 前後方向に延び、かつ前後方向に並べて形成した多数のロック孔を備える、車内床面に対して移動不能なロアレールと、
    該ロアレールに前後方向にスライド可能として支持したアッパレールと、
    該アッパレールと一緒に上記ロアレールに対してスライドし、かつ上記ロック孔と係合するロック位置と係合しないアンロック位置との間を上記アッパレールに対して相対回転可能なロック部材と、
    該ロック部材を上記アッパレールに対して相対回転可能に支持し、かつ上記ロック部材を上記ロック位置側に回転付勢するロック支持バネと、
    上記アッパレールに設けた、上記ロアレールの幅方向に向かうにつれて前後幅が狭くなる支持溝と、
    上記ロック部材に設けた、上記幅方向に向かうにつれて前後幅が狭くなるロック側支持溝と、
    上記ロック支持バネに設けた、上記幅方向の付勢力を発生しながら上記支持溝に係合することにより、対応する上記支持溝に対する前後動を規制された係止部と、
    上記ロック支持バネに設けた、上記幅方向の付勢力を発生しながら上記ロック側支持溝に係合することにより、上記ロック側支持溝に対する前後動を規制されたロック側係止部と、
    を備えることを特徴とする車両用スライドレール装置。
  2. 請求項1記載の車両用スライドレール装置において、
    上記アッパレールに、切り起こしによって、上記支持溝を備える支持片を一体的に形成した車両用スライドレール装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用スライドレール装置において、
    上記アッパレールに設けた、上記ロアレールの幅方向の一方に向かうにつれて上下幅が狭くなる上下動規制用支持溝と、
    上記ロック部材に設けた、上記ロアレールの幅方向の上記一方に向かうにつれて上下幅が狭くなる上記回転支持溝と、
    上記ロック支持バネに設けた、上記一方向の付勢力を発生しながら上記上下動規制用支持溝及び上記回転支持溝に係合することにより、上記上下動規制用支持溝及び上記回転支持溝に対する上下動を規制された前後方向に延びる回転軸部と、
    を備える車両用スライドレール装置。
  4. 請求項3記載の車両用スライドレール装置において、
    上記アッパレールに、切り起こしによって、上記上下動規制用支持溝を備える上下動規制用支持片を一体的に形成した車両用スライドレール装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の車両用スライドレール装置において、
    上記ロック支持バネが、
    前後方向に延びる回転軸部と、
    上記ロアレールの幅方向の付勢力を発生する上記ロック側係止部と、
    を備え、
    上記ロック部材が、
    上記ロック位置に位置するときに上記ロック孔と係合し、上記アンロック位置に位置するときに上記ロック孔から脱出するロック爪と、
    上記回転軸部に回転可能に係合する回転支持溝と、
    上記ロック側係止部と係合し、上記ロック部材を上記ロック位置側に回転させるロック側支持溝と、
    を備える車両用スライドレール装置。
  6. 請求項5記載の車両用スライドレール装置において、
    上記ロック爪の上方に上記ロック側支持溝が位置し、かつ、該ロック側支持溝の上方に上記回転支持溝が位置する車両用スライドレール装置。
JP2012102793A 2012-04-27 2012-04-27 車両用スライドレール装置 Pending JP2013230720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012102793A JP2013230720A (ja) 2012-04-27 2012-04-27 車両用スライドレール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012102793A JP2013230720A (ja) 2012-04-27 2012-04-27 車両用スライドレール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013230720A true JP2013230720A (ja) 2013-11-14

Family

ID=49677597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012102793A Pending JP2013230720A (ja) 2012-04-27 2012-04-27 車両用スライドレール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013230720A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059420A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 株式会社今仙電機製作所 シートレール装置
JP2021088293A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社今仙電機製作所 シートスライド装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059420A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 株式会社今仙電機製作所 シートレール装置
JP7277697B2 (ja) 2018-10-11 2023-05-19 株式会社今仙電機製作所 シートレール装置
JP2021088293A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 株式会社今仙電機製作所 シートスライド装置
JP7437925B2 (ja) 2019-12-05 2024-02-26 株式会社今仙電機製作所 シートスライド装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013230721A (ja) 車両用スライドレール装置
WO2013161620A1 (ja) 車両用スライドレール装置
JP5545835B2 (ja) 車両用スライドレール装置
JP6262279B2 (ja) 乗物用シート
JP5616116B2 (ja) 車両用スライドレール装置
JP5195761B2 (ja) 車両用シートのリクライニング装置
JP6125093B2 (ja) 車両シート用の前後方向アジャスタ、及び車両シート
JP2013241174A (ja) 車両用シートのパワースライド装置
JP6189249B2 (ja) 乗物用シート
KR101600191B1 (ko) 차량용 시트 레일
JP2013230720A (ja) 車両用スライドレール装置
WO2014199757A1 (ja) 車両用スライドレール装置
JP5484149B2 (ja) ストライカ
JP4913425B2 (ja) 跳ね上げ式収納シートのスライドレール
JP2011255860A (ja) 自動車のシートバックの支持構造
JP2013095272A (ja) 跳ね上げシートロック機構付き車両用シート
JP5587709B2 (ja) 車両用スライドシートのループハンドル取付構造
JP5498554B2 (ja) 車両用スライドレール装置
JP2008094171A (ja) 車両用パワースライドシート
JP5998287B2 (ja) 回転装置を備えた車両シート
JP2013252758A (ja) 車両用スライドレール装置
JP2013067281A (ja) 車両用衝撃吸収シート
JP5446739B2 (ja) 乗物シート用リクライニング装置
JP6131117B2 (ja) 車両用スライドレール装置
JP6823260B2 (ja) シートスライド装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150130