JP2018079656A - 偽造防止印刷物 - Google Patents

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Hideji Sano
秀二 佐野
洋平 秋山
Yohei Akiyama
洋平 秋山
健一郎 米山
Kenichiro Yoneyama
健一郎 米山
淳 古田
Atsushi Furuta
淳 古田
義則 浅井
Yoshinori Asai
義則 浅井
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Abstract

【課題】
本発明は、潜像凹版の背景部と潜像部の画線を微小表示体として形成したとしても、潜像画像がはっきりと視認することができる偽造防止印刷物を提案するものである。
【解決手段】
本発明の偽造防止印刷物は、基材上に、第1の方向に盛り上がりのある微小表示体が配列して形成される背景部と、第2の方向に盛り上がりのある微小表示体が配列して形成され潜像部によって潜像画像が形成され、背景部及び潜像部を形成する微小表示体の少なくとも一方が斜体文字で形成された印刷物であって、印刷物を所定の角度で傾けて観察した場合、潜像画像が観察されることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、銀行券、株券、有価証券、通行券、パスポート、商品券、カード等の偽造防止が要求される貴重印刷物に適用される偽造防止印刷物に関するものである。
銀行券、株券、債券等の有価証券、カード、各種証明書、重要書類等の貴重印刷物は、その性質上、偽造や改ざんをされないことが要求される。また、貴重印刷物は、真正物か偽造物であるかを真偽判別するための技術も併せて要求される。その一つの手段として、古くから貴重印刷物には、微小表示体(微小文字)や潜像凹版と呼ばれる偽造防止技術が採用されている。
微小表示体は、100μm〜1,000μmの大きさの文字、数字、記号、図柄等を印刷等で形成したものである。
例えば、微小文字を画線と連続して配置することで、肉眼では全てが画線として認識でき、複写した場合に微小文字は再現されないため、全体が画線となって再現されるという技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
潜像凹版は、凹版インキ等で盛り上がって印刷された画線を用いることで効果を奏するものである。図1は、従来の潜像凹版の画線構成を示している。図1(a)の一部を拡大したものを図1(b)に示している。例えば、図1(a)及び(b)に示したように、偽造防止印刷物(a1)は、基材(1´)上の潜像凹版印刷領域(2´)に印刷模様が形成され、印刷模様には、背景部(3´)を成す画線(3a´)、非画線(3b´)と、潜像部(4´)を成す画線(4a´)、非画線(4b´)が、90度の2方向の差異を持った線状の画線によって配置している。この偽造防止印刷物(a1)の印刷面を真正面から見て観察した場合、潜像部(4´)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図2に示したS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった画線では、画線群で隣り合う画線との死角によって重なり合うため、背景部(3´)の領域は潜像部(4´)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3´)及び潜像部(4´)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。この技術の特徴は、判別具を用意せずとも簡単に真偽判別することができる。
例えば、特公昭56−19273号公報では、印刷物を傾けて観察して画像を現出するような方法として、印刷基材上に縦横の画線で構成される画像を凹版印刷することで印刷面を真上から見て観察した場合には、確認することができない潜像が角度を変えて観察すると顕像化される方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
図3は、図1に示された従来の潜像凹版の画線を正体の微小表示体に置き換えた偽造防止印刷物(a2)を示している。図3(a)の一部を拡大したものを図3(b)に示している。例えば、図3(a)及び(b)に示したように、偽造防止印刷物(a2)は、基材(1´)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2´)に印刷模様が形成され、印刷模様には、背景部(3´)を成す正体の微小表示体(3c´)、非画線(3b´)と、潜像部(4´)を成す正体の微小表示体(4c´)、非画線(4b´)が、90度の2方向の差異を持った万線状の正体の微小表示体によって配置している。この偽造防止印刷物(a2)の印刷面を真正面から見て観察した場合、潜像部(4´)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図4に示したS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった正体の微小表示体では、正体の微小表示体群で隣り合う正体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3´)の領域は潜像部(4´)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3´)及び潜像部(4´)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
特許第3392892号公報 特公昭56−19273号公報
しかし、図1(b)に示した画線(3a´)及び画線(4a´)を、図3(b)に示した正体の微小表示体(3c´)及び正体の微小表示体(4c´)に置き換えたことにより、偽造防止印刷物(a2)を拡大鏡(ルーペ)で観察した場合、正体の微小表示体は、文字としての可読性があり、画線として構成された潜像凹版よりも偽造抵抗力が向上するが、図2及び図4を比較すると、図4は、正体の微小表示体間に非画線部を有するため、傾けて観察した場合に背景部(3´)と潜像部(4´)で濃度差が生じにくくなるため、従来よりも潜像画像の視認性が劣る問題があった。
そこで、本発明は、前述した課題の解決を目的とするものであり、潜像凹版の背景部と潜像部の画線を微小表示体として形成したとしても、潜像画像がはっきりと視認することができる偽造防止印刷物を提案するものである。
本発明の偽造防止印刷物は、基材上に、盛り上がりのある微小表示体又は画線のいずれか一方が第1の方向に配列して形成される背景部と、盛り上がりのある微小表示体又は画線の他方が第2の方向に配列して形成され潜像部によって潜像画像が形成され、微小表示体は、斜体文字で形成された印刷物であって、印刷物を所定の角度で傾けて観察した場合、潜像画像が観察されることを特徴とする。
本発明の偽造防止印刷物は、基材上に、盛り上がりのある微小表示体が第1の方向に配列して形成される背景部と、盛り上がりのある微小表示体が第2の方向に配列して形成され潜像部によって潜像画像が形成され、背景部及び潜像部を形成する微小表示体の少なくとも一方が斜体文字で形成された印刷物であって、印刷物を所定の角度で傾けて観察した場合、潜像画像が観察されることを特徴とする。
本発明の偽造防止印刷物は、第1の方向の配列方向と、第2の方向の配列方向が45〜135度の範囲で異なることを特徴とする。
本発明の偽造防止印刷物は、微小表示体の字高が、100μm〜1,000μmで設けていることを特徴とする。
本発明の偽造防止印刷物は、潜像凹版の背景部と潜像部の画線を微小表示体として形成したとしても、微小表示体が斜体であるため、傾けて観察した場合に微小表示体間に非画線部が遮断されるため、潜像画像がはっきりと視認することができ、容易に本物か否か判別することができる。
また、本発明の偽造防止印刷物は、斜体の微小表示体を用いるため、字の高さだけでなく、字を斜体にすることで左右への方向に字を広げることが可能となり、デザインの自由度が向上する。
偽造防止印刷物の一部を拡大して、従来の潜像凹版の画線構成を示した説明図。 図1に示した偽造防止印刷物の斜視図。 偽造防止印刷物の一部を拡大して、図1に示した従来の潜像凹版の画線を正体の微小表示体に置き換えたものを示した説明図。 図3に示した偽造防止印刷物の斜視図。 実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)の説明図。 図5に示した偽造防止印刷物の斜視図。 斜体の微小表示体と正体の微小表示体を傾けて観察した場合の非画線部の遮断具合(非画線部の有無)を示した説明図。 斜体の微小表示体の傾き具合による遮断幅を示した説明図。 実施の形態2の偽造防止印刷物(A2)の説明図。 実施の形態3の偽造防止印刷物(A3)の説明図。 実施の形態4の偽造防止印刷物(A4)の説明図。 実施の形態5の偽造防止印刷物(A5)の説明図。 実施の形態6の偽造防止印刷物(A6)の説明図。 実施の形態7の偽造防止印刷物(A7)の説明図。 実施の形態8の偽造防止印刷物(A8)の説明図。 実施の形態9の偽造防止印刷物(A9)の説明図。 実施の形態10の偽造防止印刷物(A10)の説明図。 実施の形態11の偽造防止印刷物(A11)の説明図。 斜体の微小表示体の一例を示した説明図。 斜体の微小表示体の一例を示した説明図。 模様によるカモフラージュ模様の一例を示した説明図。 画線の一例を示した説明図。 画線の一例を示した説明図。
以下、本発明の偽造防止印刷物について、本発明を実施するための形態として、図面を用いて説明する。しかしながら、本発明は以下に述べる実施するための形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている技術の範疇であれば、その他様々な実施の形態が含まれる。
(実施の形態1)
図5は、図3に示された正体の微小表示体を斜体の微小表示体に置き換えた実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)を示す。図5(a)の一部を拡大したものを図5(b)に示す。例えば、図5(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)、非画線(3b)と、潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の斜体の微小表示体によって配置している。
この偽造防止印刷物(A1)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができない。例えば、図6に示すように、S1方向(斜め)から観察すると、凹版インキのような盛り上がった斜体の微小表示体では、斜体の微小表示体群で隣り合う斜体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される斜体の微小表示体(3d)が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される斜体の微小表示体(4d)が、微小表示体(3d)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、微小表示体(3d)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、斜体の微小表示体(3d)の配列方向と、斜体の微小表示体(4d)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(3d)と斜体の微小表示体(4d)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
図7は、斜体の微小表示体と正体の微小表示体を傾けて観察した場合の非画線部の遮断具合(非画線部の有無)を示す図である。図7(a)は、図5(b)に示す斜体の微小表示体(3d)の一部の文字「JPN」を抜き出した図である。図7(c)は、図3(b)に示す正体の微小表示体(3c´)の一部の文字「JPN」を抜き出した図である。
図7(b)は、図7(a)をS1方向(斜め)から観察した場合を示す図である。図7(b)の斜体の微小表示体(3d)をS1方向(斜め)から観察しても文字と文字の間隔(BW1)自体は、物理的に動かないので間隔は変わらない。しかしながら、斜体の微小表示体(3d)の「J」文字と「P」文字が斜体のため、文字と文字の間隔(BW1)は、S1方向(斜め)から観察することにより、「J」文字と「P」文字の死角によって、図7(b)が示す文字と文字が重なる幅(W1)が発生し、「J」文字と「P」文字に隙間(非画線)がない一直線の画線のように視認される。
また、「P」文字と「N」文字の関係についても同等であり、図7(b)が示す文字と文字が重なる幅(W2)が発生し、「P」文字と「N」文字に隙間(非画線)がない一直線の画線のように視認され、図5(b)に示す斜体の微小表示体(3d)のように文字「JPN」が連続して並ぶと、S1方向(斜め)から観察することにより、一見、図1(b)に示す画線(3a´)のような一直線の画線として視認される。また、文字と文字の間隔(BW1)は、図5(b)に示す非画線部(3b)でもある。文字の盛り上がり高さ(H1)については、斜体の微小表示体(3d)のS1方向(斜め)から観察する傾きが小さくても、文字の盛り上がり高さ(H1)により文字と文字の死角ができ易くなるため、潜像凹版の視認性が優れる。
図7(d)は、図7(c)をS1方向(斜め)から観察した場合を示す図である。図7(d)の正体の微小表示体(3c´)をS1方向(斜め)から観察しても文字と文字の間隔(BW2)自体は、物理的に動かないので間隔は変わらない。正体の微小表示体(3c´)の「J」文字と「P」文字が正体のため、文字と文字の間隔(BW2)は、S1方向(斜め)から観察しても、「J」文字と「P」文字の死角にならず、図7(d)が示す文字と文字が重なる幅(W3)が発生しないため、「J」文字と「P」文字に隙間(非画線)があるので一直線の画線のように視認されない。
また、「P」文字と「N」文字の関係についても同等であり、図7(d)が示す文字と文字が重なる幅(W4)が発生しないため、「P」文字と「N」文字に隙間(非画線)があるので一直線の画線のように視認されない。図3(b)に示す正体の微小表示体(3c´)のように文字「JPN」を連続して並べ、S1方向(斜め)から観察しても、図1(b)に示す画線(3a´)のような一直線の画線として視認されない。また、文字と文字の間隔(BW2)は、図3(b)に示す非画線部(3b´)でもある。文字の盛り上がり高さ(H2)については、正体の微小表示体(3c´)のS1方向(斜め)から観察する傾きが大きくても小さくても、文字の盛り上がり高さ(H2)により文字と文字の死角ができないため、潜像凹版の視認性は劣る。
すなわち、正体の微小表示体間には非画線部を有するため、傾けて観察した場合に背景部と潜像部で濃度差が生じにくいため、図4に示すように潜像画像の視認性が劣るが、斜体の微小表示体間には非画線部を有しないため、傾けて観察した場合に背景部と潜像部で濃度差が生じ、図6に示すように潜像画像の視認性が優れる。
図8は、斜体の微小表示体の傾き具合による遮断幅を示している。図8(a)、(b)及び(c)は、斜体の微小表示体(3d)の文字の傾き角度(K1)、(K2)及び(K3)の違いによる文字と文字が重なる幅(W1)から(W8)までを示す図である。図8(a)の文字の傾き角度(K1)のときに、「J」文字と「P」文字の死角によって、文字と文字が重なる幅(W1)が発生し、「P」文字と「N」文字の死角によって、文字と文字が重なる幅(W2)が発生する。これは、図7(a)及び(b)に示したものと同等である。図8(b)の文字の傾き角度(K2)のときに、「J」文字と「P」文字の死角によって、文字と文字が重なる幅(W5)が発生し、「P」文字と「N」文字の死角によって、文字と文字が重なる幅(W6)が発生する。図8(c)の文字の傾き角度(K3)のときに、「J」文字と「P」文字の死角によって、文字と文字が重なる幅(W7)が発生し、「P」文字と「N」文字の死角によって、文字と文字が重なる幅(W8)が発生する。
すなわち、図8(a)、(b)及び(c)が示す文字の傾き角度K1、K2及びK3は、文字の傾き角度が大きくなるに従って、文字が重なる幅(W)が小さくなる。しかし、文字の傾き角度(K)が更に鈍角になり、文字と文字が重なる幅(W)が小さくなったとしても、文字の傾き角度(K)がある限り、図7(a)及び(b)に示した現象は発生する。文字の傾き角度(K)があまりにも鋭角になりすぎると、文字が斜体になり過ぎ、文字自体の可読性が悪くなるが、文字と文字が重なる幅(W)は大きくなるため、潜像画像の視認性が優れる。
また、垂直と水平以外の文字の傾き角度(K)を有していれば、斜体の微小表示体の範囲である。言い替えれば、正体の微小表示体以外は、斜体の微小表示体の範囲である。さらに、図19及び図20に示す斜体の微小表示体も範囲である。
(実施の形態2)
図9は、実施の形態2の偽造防止印刷物(A2)を示す。図9(a)の一部を拡大したものを図9(b)に示す。例えば、図9(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)及び非画線(3b)と、潜像部(4)を成す正体の微小表示体(4c)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の斜体の微小表示体と正体の微小表示体によって配置している。
この偽造防止印刷物(A2)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図6に示したS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった斜体の微小表示体では、斜体の微小表示体群で隣り合う斜体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される斜体の微小表示体(3d)が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される正体の微小表示体(4c)が、微小表示体(3d)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、微小表示体(3d)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、斜体の微小表示体(3d)の配列方向と、正体の微小表示体(4c)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(3d)と正体の微小表示体(4c)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3の偽造防止印刷物(A3)を示す。図10(a)の一部を拡大したものを図10(b)に示す。例えば、図10(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)及び非画線(3b)と、潜像部(4)を成す画線(4a)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の斜体の微小表示体と画線によって配置している。
この偽造防止印刷物(A3)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図6に示したS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった斜体の微小表示体では、斜体の微小表示体群で隣り合う斜体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される斜体の微小表示体(3d)が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される画線(4a)が、微小表示体(3d)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、微小表示体(3d)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、斜体の微小表示体(3d)の配列方向と、画線(4a)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(3d)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
(実施の形態4)
図11は、実施の形態4の偽造防止印刷物(A4)を示す。図11(a)の一部を拡大したものを図11(b)に示す。例えば、図11(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す画線(3a)及び非画線(3b)と、潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の画線と斜体の微小表示体によって配置している。
この偽造防止印刷物(A4)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図6に示したS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった画線では、画線群で隣り合う画線との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される画線(3a)が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される斜体の微小表示体(4d)が、画線(3a)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、画線(3a)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、画線(3a)の配列方向と、斜体の微小表示体(4d)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(4d)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
(実施の形態5)
図12は、実施の形態5の偽造防止印刷物(A5)を示す。図12(a)の一部を拡大したものを図12(b)に示す。例えば、図12(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す画線(3a)、非画線(3b)及び斜体の微小表示体(3d)と、潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の画線と斜体の微小表示体によって配置している。背景部(3)は、画線(3a)、非画線(3b)、斜体の微小表示体(3d)及び非画線(3b)が順次配列されて成る。
この偽造防止印刷物(A5)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図6に示したS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった画線と斜体の微小表示体では、画線と斜体の微小表示体群で隣り合う画線と斜体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される斜体の微小表示体(4d)が、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)の配列方向と、斜体の微小表示体(4d)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(3d)と斜体の微小表示体(4d)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
(実施の形態6)
図13は、実施の形態6の偽造防止印刷物(A6)を示す。図13(a)の一部を拡大したものを図13(b)に示す。例えば、図13(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)、画線(3a)及び非画線(3b)と、潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の画線と斜体の微小表示体によって配置している。背景部(3)の斜体の微小表示体(3d)及び画線(3a)は、一画線上で交互に成る画線の形態と成る。また、斜体の微小表示体(3d)及び画線(3a)が一画線上で交互に成る画線及び非画線(3b)が順次配置されて成る。
この偽造防止印刷物(A6)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図6に示されたように、図6に示すS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった画線と斜体の微小表示体では、画線と斜体の微小表示体群で隣り合う画線と斜体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)が一画線上で交互に成る画線が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される斜体の微小表示体(4d)が、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)が一画線上で交互に成る画線の配列方向と、斜体の微小表示体(4d)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(3d)と斜体の微小表示体(4d)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
(実施の形態7)
図14は、実施の形態7の偽造防止印刷物(A7)を示す。図14(a)の一部を拡大したものを図14(b)に示す。例えば、図14(a)及び(b)に示すように、基材(1)上の盛り上がりのある潜像凹版印刷領域(2)に形成される印刷模様は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)、画線(3a)及び非画線(3b)と、潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)及び非画線(4b)から成り、背景部(3)及び潜像部(4)は、90度の2方向の差異を持った万線状の画線と斜体の微小表示体によって配置している。背景部(3)の斜体の微小表示体(3d)及び一部の画線(3a)は、一画線上で交互に成る画線の形態と成る。また、斜体の微小表示体(3d)及び画線(3a)が一画線上で交互に成る画線、非画線(3b)、画線(3a)及び非画線(3b)が順次配置されて成る。
この偽造防止印刷物(A7)の印刷面を真正面から見て観察した場合、施されている潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字を容易に認識することができないが、図6に示されたように、図6に示すS1方向(斜め)から観察すると、例えば、凹版インキのような盛り上がった画線と斜体の微小表示体では、画線と斜体の微小表示体群で隣り合う画線と斜体の微小表示体との死角によって重なり合うため、背景部(3)の領域は潜像部(4)の領域よりも低明度となる。これにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が顕像となって出現する。
また、背景部(3)に配列される画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)が一画線上で交互に成る画線と画線(3a)が同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、同一面積率又はほぼ同一面積率で配置され、潜像部(4)に配列される斜体の微小表示体(4d)が、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)のピッチと同一ピッチ又はほぼ同一ピッチで、かつ、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)のピッチの面積率と同一面積率又はほぼ同一面積率で配置される。
また、画線(3a)と斜体の微小表示体(3d)が一画線上で交互に成る画線と画線(3a)の配列方向と、斜体の微小表示体(4d)の配列方向の角度の差が45〜135度の範囲で異なる。
さらに、斜体の微小表示体(3d)と斜体の微小表示体(4d)の字高は、100μm〜1,000μmの範囲で形成する。
(実施の形態8)
図15は、実施の形態8の偽造防止印刷物(A8)を示す。図15(a)の一部を拡大したものを図15(b)に示す。図5に示した実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)と同一の構成については説明を省略し、異なる構成について説明する。図5に示した偽造防止印刷物(A1)は、90度の2方向の差異を持った単純な万線状の斜体の微小表示体によって配置しているため、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字が若干視認し易くなっている。背景部(3)及び潜像部(4)内に微小表示体によるカモフラージュ模様(5)を加えた場合、カモフラージュ模様(5)を成す斜体の微小表示体(5d)は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)と潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)に沿って配置することにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字をカモフラージュしている。また、図15(b)に示すカモフラージュ模様(5)を成す斜体の微小表示体(5d)は、図19(a)から(g)までに示す斜体の微小表示体や正体の微小表示体に置き換えることができる。さらに、斜体や正体の微小表示体の大きさや太さを変えることにより、カモフラージュ模様(5)の模様を黒くしたり、白くしたりすることもできる。
(実施の形態9)
図16は、実施の形態9の偽造防止印刷物(A9)を示す。図16(a)の一部を拡大したものを図16(b)に示す。図5に示した実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)と同一の構成については説明を省略し、異なる構成について説明する。背景部(3)及び潜像部(4)内に模様によるカモフラージュ模様(5)を加えた場合、カモフラージュ模様(5)を成す模様(5e)は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)と潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)に沿って配置することにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字をカモフラージュしている。また、図16(b)に示すカモフラージュ模様(5)を成す模様(5e)は、図21(a)から(g)までに示す模様に置き換えることができる。さらに、模様の大きさや太さを変えることにより、カモフラージュ模様(5)の模様を黒くしたり、白くしたりすることもできる。
(実施の形態10)
図17は、実施の形態10の偽造防止印刷物(A10)を示す。図17(a)の一部を拡大したものを図17(b)に示す。図5に示した実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)と同一の構成については説明を省略し、異なる構成について説明する。背景部(3)及び潜像部(4)内に微小表示体によるカモフラージュ模様(6)を加えた場合、カモフラージュ模様(6)を成す斜体の微小表示体(6d)は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)と潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)に沿わずに配置することにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字をカモフラージュしている。また、図17(b)に示すカモフラージュ模様(6)を成す斜体の微小表示体(6d)は、図19(a)から(g)までに示す斜体の微小表示体や正体の微小表示体に置き換えることができる。さらに、斜体や正体の微小表示体の大きさや太さを変えることにより、カモフラージュ模様(6)の模様を黒くしたり、白くしたりすることもできる。
(実施の形態11)
図18は、実施の形態11の偽造防止印刷物(A11)を示す。図18(a)の一部を拡大したものを図18(b)に示す。図5に示した実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)と同一の構成については説明を省略し、異なる構成について説明する。背景部(3)及び潜像部(4)内に模様によるカモフラージュ模様(6)を加えた場合、カモフラージュ模様(6)を成す模様(6e)は、背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)と潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)に沿わずに配置することにより、背景部(3)及び潜像部(4)から成る潜像模様「P」文字をカモフラージュしている。また、図18(b)に示すカモフラージュ模様(6)を成す模様(6e)は、図21(a)から(g)までに示す模様に置き換えることができる。さらに、模様の大きさや太さを変えることにより、カモフラージュ模様(6)の模様を黒くしたり、白くしたりすることもできる。
実施の形態8、9、10及び11は、実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)を例として説明しているが、実施の形態2、3、4、5、6及び7と同一構成にカモフラージュ模様を形成することができる。
図19は、実施の形態1の偽造防止印刷物(A1)から実施の形態11までの偽造防止印刷物(A11)に示す斜体の微小表示体の一例を示す。同様に、図20は、斜体の微小表示体の一例である。図20(a)は、図19(a)を180度回転したものを示している。図20(b)は、図19(a)を垂直方向に反転(リフレクト)したものを示している。図20(c)は、図20(b)を180度回転したものを示している。図20(d)は、図19(a)とは反対の角度に斜体したものを示している。図20(e)は、図20(d)を180度回転したものを示している。図20(f)は、図20(d)を垂直方向に反転(リフレクト)したものを示している。図20(g)は、図20(f)を180度回転したものを示している。斜体の微小表示体は、文字、数字、記号、図柄等、特に限定されるものではない。
図21は、模様によるカモフラージュ模様の一例を示す。図16(b)に示すカモフラージュ模様(5)を成す模様(5e)及び図18(b)に示すカモフラージュ模様(6)を成す模様(6e)を図21(a)から(g)までの模様に置き換えることができる。模様であれば、図21(a)から(g)まで以外も範囲である。
図22は、画線のその他の例である。図22(a)に示すL0からL10までの直線と波線の振幅違いの画線は、図5(a)及び(b)に示す潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)の斜体の微小表示体と置き換えて画線として使用する一例を示す。また、図22(b)に示すL0からL10までの直線と波線の振幅違いの画線は、図5(a)及び(b)に示す背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)の斜体の微小表示体と置き換えて画線として使用する一例を示す。さらに、図13(b)及び図14(b)に示す背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)と画線(3a)の交互の画線のうち、画線(3a)の画線部分を図22(b)に示すL0からL10までの直線と波線の振幅違いの画線として置き換えて使用することもできる。
図23は、画線の一例を示している。図23(a)に示すL0からL10までの直線とジグザグ線の振幅違いの画線は、図5(a)及び(b)に示す潜像部(4)を成す斜体の微小表示体(4d)の斜体の微小表示体と置き換えて画線として使用する一例を示す。また、図23(b)に示すL0からL10までの直線とジグザグ線の振幅違いの画線は、図5(a)及び(b)に示す背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)の斜体の微小表示体と置き換えて画線として使用する一例を示す。さらに、図13(b)及び図14(b)に示す背景部(3)を成す斜体の微小表示体(3d)と画線(3a)の交互の画線のうち、画線(3a)の画線部分を図23(b)に示すL0からL10までの直線とジグザグ線の振幅違いの画線として置き換えて使用することもできる。
実施の形態1から11までにおいて、背景部(3)に配置される斜体の微小表示体や画線と、潜像部(4)に配置される微小表示体のインキの高さを異ならせて形成することができる。
A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11 偽造防止印刷物
a1、a2 偽造防止印刷物
1、1´ 基材
2、2´ 潜像凹版印刷領域に形成される印刷模様
3、3´ 背景部
3a、3a´ 画線
3b、3b´ 非画線
3c´ 正体の微小表示体
3d 斜体の微小表示体
4、4´ 潜像部
4a、4a´ 画線
4b、4b´ 非画線
4c、4c´ 正体の微小表示体
4d 斜体の微小表示体
5 カモフラージュ模様
5d カモフラージュ模様内の斜体の微小表示体
5e カモフラージュ模様内の模様
6 カモフラージュ模様
6d カモフラージュ模様内の斜体の微小表示体
6e カモフラージュ模様内の模様
BW1、BW2 文字と文字の間隔
H1、H2 文字の盛り上がり高さ
K1、K2、K3 文字の傾き角度
L0、L1、L2、L3、L4、L5、L6、L7、L8、L9、L10 画線幅と形状と角度
S1 観察する方向(斜め)
W1、W2、W3、W4、W5、W6、W7、W8 文字と文字が重なる幅

Claims (4)

  1. 基材上に、盛り上がりのある微小表示体又は画線のいずれか一方が第1の方向に配列して形成される背景部と、盛り上がりのある微小表示体又は画線の他方が第2の方向に配列して形成され潜像部によって潜像画像が形成され、
    前記微小表示体は、斜体文字で形成された印刷物であって、
    前記印刷物を所定の角度で傾けて観察した場合、前記潜像画像が観察されることを特徴とする偽造防止印刷物。
  2. 基材上に、盛り上がりのある微小表示体が第1の方向に配列して形成される背景部と、盛り上がりのある微小表示体が第2の方向に配列して形成され潜像部によって潜像画像が形成され、
    前記背景部及び前記潜像部を形成する前記微小表示体の少なくとも一方が斜体文字で形成された印刷物であって、
    前記印刷物を所定の角度で傾けて観察した場合、前記潜像画像が観察されることを特徴とする偽造防止印刷物。
  3. 前記第1の方向の配列方向と、前記第2の方向の配列方向が45〜135度の範囲で異なることを特徴とする請求項1又は2記載の偽造防止印刷物。
  4. 前記微小表示体の字高が、100μm〜1,000μmで設けていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載の偽造防止印刷物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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