JP2018079421A - 青果物選別システム及び青果物選別方法 - Google Patents
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Abstract
Description
従って、一の長物青果物が前記選別搬送装置上に落下された後、次の長物青果物が落下処理されるまでに前記選別搬送装置が搬送させなければならない前記所定距離は、長物青果物の長手方向長さよりも長くなる。
より好ましくは、前記一対の第1及び第2受光手段は、受光光軸が斜め下方を向くように配置される。
図1及び図2に、それぞれ、本実施の形態に係る青果物選別システム1の模式平面図及び模式側面図を示す。
また、図5に図4におけるV-V線に沿った断面図を示す。
さらに、図6に前記トレイ100の分解斜視図を示す。
前記メイン搬送機構10は、メイン搬送制御手段によって搬送制御される。
前記トレイ100が排出領域13に到達される際に前記排出装置40が作用状態とされていると、前記排出装置40は前記トレイ100における前記操作レバー174に係合して前記操作レバー174を初期位置から作動位置へ移行させる。これに伴って、前記バケット止めローラ170が解放位置へ、前記ストッパー172が解除位置へ移行する。
ここで、前記バケット止めローラ170は、図示しない戻しバネによって保持位置へ向けて付勢されており、従って、前記排出装置40と前記操作レバー174との係合解除に伴って、前記バケット止めローラ170は保持位置へ復帰する(これにより、前記操作レバー174は初期位置へ、前記ストッパー172は係合位置へそれぞれ復帰する)(図7(c)参照)。
なお、前記トレイ100が上下反転状態で前記バケット131(1)、131(2)が排出姿勢から載置姿勢へ対応する前記枢支軸132(1)、132(2)回りに回動する際には、前記ストッパー172を押しのけつつ載置姿勢へ移行する。
図7(f)は、前記バケット131(1)、131(2)が載置姿勢へ回動された後、前記バケット止めローラ170が戻しばねによって保持位置に戻された状態を示している。
図8に、図2におけるVIII-VIII線に沿った前記測定領域12の模式断面図を示す。
図1、図2及び図8に示すように、前記内部品質測定装置30は、前記メイン搬送機構10の下方から前記スリット135を介して長物青果物300に測定光を投光する投光部31と、長物青果物300を透過した前記投光部31からの透過光を受光する受光部とを有している。
従って、前記投光部31から前記スリット135を介して投光される測定光は長物青果物300の長手方向全域に照射され、これにより、長物青果物300の内部の可及的に広い部分に測定光を照射させることができる。
前記一対の第1及び第2受光手段35(1)、35(2)は、前記スリット135の搬送幅方向中央を通って搬送方向に延びる仮想中央垂直面CP(図1及び図8参照)を基準にして互いに対して対称配置されている。
なお、前記第1搬送方向Xに対して略直交とは、前記第1搬送方向Xに対して直交する搬送幅方向を基準にして±10°の範囲内とされる。
斯かる構成によれば、長物青果物300の搬送幅方向一方側及び他方側をそれぞれ透過する透過光量の均一化を図ることができる。
斯かる構成を備えることにより、前記一対のバケット131(1)、131(2)に載置された状態での青果物300の姿勢安定化を図ることができる。
前記緩衝材150は、選別対象となる長物青果物300が載置された際に弾性変形状態で当該長物青果物300を支持し得るものとされ、例えば、スポンジを用いることができる。
本実施の形態においては、図3等に示すように、前記透孔部140は略円形状を有している。
この場合、前記一対の第1及び第2受光手段35(1)、35(2)は、例えば、後端が前記共通分光器71に光学的に接続された二股光ファイバーの先端とされ得る。
そして、前記制御装置90は、前記分光装置70から受信する、一のトレイ100に載置された長物青果物300の分光情報と前記閾値データとの対比に基づき、当該長物青果物300の内部品質の評価を行う。
図1、図2及び図9に示すように、前記メイン搬送装置10は、長物青果物300の長手方向が自己の搬送方向(第1搬送方向X)に沿った状態で長物青果物300を搬送しており、前記第1選別搬送装置50(1)は、搬送方向(第2搬送方向Y)が前記メイン搬送装置10の搬送方向(第1搬送方向X)に対して略直交するように配置されている。
前記弾性部材を備えることにより、前記メイン搬送装置10から落下される長物青果物300の損傷を有効に防止することができると共に、前記選別搬送装置50に受け止められた際の長物青果物300の姿勢を安定して長手方向が前記選別搬送装置50の搬送幅方向に沿った姿勢とすることができる。
なお、本実施の形態においては、前記制御装置90が前記排出制御手段としても作用する。
この場合、前記排出制御手段は、第1長物青果物300(1)が前記第1排出領域13(1)に到達すると、前記第1選別搬送装置50(1)における第1〜第3受け止め領域56a〜56cの中で長物青果物300が受け止められていない最先の受け止め領域へ第1長物青果物300(1)を排出させる。
かかる間欠搬送によって、前記第1選別搬送装置50(1)における前記メイン搬送装置10の直下に位置する部分に、空きスペースとされた次列の第1〜第3受け止め領域56a〜56cが位置する。
前記メイン搬送機構10は、前記スリット135が搬送方向(第1搬送方向X)に沿った状態で前記トレイ100を搬送しており、前記メイン搬送機構10の載置領域11において、作業者は選別対象となるアボカド等の長物青果物300を長手方向が前記スリット135に沿った状態で前記トレイ100に載置する。
即ち、図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る前記青果物選別システム1は、前記メイン搬送機構10によって搬送される一のトレイ100が測定領域12に到達したことを検出する測定領域センサ190を備えている。
斯かる構成によれば、前記内部品質測定装置30による内部品質測定に外乱光が影響を及ぼすことを可及的に防止することができる。
10 メイン搬送装置
12 測定領域
13(1)、13(2) 第1及び第2排出領域
13a〜13c 第1〜第3排出位置
30 内部品質測定装置
31 投光部
35(1)、35(2) 第1及び第2受光手段
41a〜41c 第1選別搬送装置用第1〜第3排出装置
42a〜42c 第2選別搬送装置用第1〜第3排出装置
50(1)、50(2) 第1及び第2選別搬送装置
90 制御装置
100 トレイ
131(1)、131(2) 第1及び第2バケット
132(1)、132(2) 第1及び第2枢支軸
135 スリット
300 長物青果物
RX 受光光軸
Claims (7)
- 長物青果物を内部品質に基づき選別する青果物選別システムであって、
選別対象の長物青果物を載置する載置状態及び載置された長物青果物を下方へ排出する排出状態を取り得るトレイと、複数個の前記トレイを直列状態で第1搬送方向に搬送するメイン搬送装置と、前記メイン搬送装置における搬送途中の測定領域において長物青果物の内部品質を測定する内部品質測定装置と、前記測定領域より第1搬送方向下流側の排出領域において前記トレイを載置状態から排出状態へ切換可能な排出装置と、前記排出領域において前記トレイから排出される長物青果物を受け止め且つ前記第1搬送方向とは略直交する第2搬送方向へ搬送する選別搬送装置と、前記内部品質測定装置の測定結果に基づき長物青果物の内部品質を評価する評価手段と、前記評価手段の評価結果に基づき前記排出装置の作動制御を行う排出制御手段と、前記選別搬送装置の作動制御を行う選別搬送制御手段とを備え、
前記トレイは、両者の間に第1搬送方向に沿ったスリットを形成しつつ長物青果物を載置可能な載置姿勢及び長物青果物を下方へ排出する排出姿勢を取り得る一対の第1及び第2バケットを有し、
前記スリットの幅は、長物青果物の長手方向が第1搬送方向に沿った状態での当該長物青果物の載置を可能とするように設定されており、
前記内部品質測定装置は、前記メイン搬送装置の下方から前記スリットを介して長物青果物に測定光を投光する投光部と、長物青果物を透過した前記投光部からの測定光を受光する受光部とを有し、
前記選別搬送制御手段は、前記選別搬送装置が第2搬送方向同一列において受け止めるべき個数の長物青果物を受け止めると、長物青果物の短手方向長さに応じた所定移動距離だけ前記選別搬送装置を第2搬送方向へ移動させて停止させる間欠搬送制御を行うことを特徴とする青果物選別システム。 - 前記受光部は、前記スリットを基準にして前記メイン搬送装置の搬送幅方向に関し互いに対して対称配置された左右一対の受光手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の青果物選別システム。
- 前記一対の第1及び第2受光手段は、受光光軸が斜め下方を向いていることを特徴とする請求項2に記載の青果物選別システム。
- 前記排出領域は、第1搬送方向最下流側に位置する第1番目の排出位置から第1搬送方向上流側へ順に長物青果物の長手方向長さよりも長いピッチ間隔で離間された合計m個(mは2以上の整数)の排出位置を含み、
前記排出装置は、前記第1〜第m番目の排出位置において前記トレイを載置状態から排出状態へ切換可能な第1〜第m排出装置を含み、
前記選別搬送装置は、第1〜第m番目の排出位置で対応する前記排出装置によって前記トレイから排出される長物青果物を第2搬送方向同一列において長手方向が当該選別搬送装置の搬送幅方向に沿った状態でそれぞれ受け止める第1〜第mの受け止め領域を含む搬送幅を有し、
前記排出制御手段は、所定の内部品質を有する長物青果物が前記排出領域に到達すると、第2搬送方向同一列における第1〜第m番目の排出位置の中で対応する受け止め領域に長物青果物が受け止められていない排出位置のうちの最先の排出位置で当該長物青果物を排出させ、第2搬送方向同一列における第1〜第mの受け止め領域の全てに長物青果物が受け止められると前記所定移動距離だけ前記選別搬送装置を第2搬送方向へ移動させて停止させることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の青果物選別システム。 - 前記選別搬送装置は、第1搬送方向下流側から上流側へ順に配置された第1〜第x(xは2以上の整数)選別搬送装置を含み、
前記排出領域は、第1〜第x選別搬送装置のそれぞれに対応した第1〜第xの排出領域を含み、
前記排出制御手段は、前記評価手段からの評価に基づき、同一品質階級の長物青果物が同一選別搬送装置へ排出されるように、前記排出装置の作動制御を行うことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の青果物選別システム。 - 前記選別搬送装置は、前記トレイから排出される長物青果物を受け止める上面に弾性部材を有していることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の青果物選別システム。
- 長物青果物を載置する載置状態及び載置された長物青果物を下方へ排出する排出状態を取り得るトレイと、複数個の前記トレイを直列状態で第1搬送方向に搬送するメイン搬送装置と、前記メイン搬送装置における搬送途中の測定領域において長物青果物の内部品質を測定する内部品質測定装置と、前記測定領域より第1搬送方向下流側の排出領域において前記トレイを載置状態から排出状態へ切換可能な排出装置と、前記排出領域において前記トレイから排出される長物青果物を受け止めて、第1搬送方向とは略直交する第2搬送方向へ搬送する選別搬送装置と、前記内部品質測定装置の測定結果に基づき長物青果物の内部品質を評価する評価手段と、前記評価手段の評価結果に基づき前記排出装置の作動制御を行う排出制御手段と、前記選別搬送装置の作動制御を行う選別搬送制御手段とを備えた青果物選別システムを用いて、前記メイン搬送装置によって搬送される複数の長物青果物から同一品質階級の長物青果物を同一の選別搬送装置へ選別する青果物選別方法において、
前記トレイは、両者の間に第1搬送方向に沿ったスリットを形成しつつ長物青果物を載置可能な載置姿勢及び長物青果物を下方へ排出する排出姿勢を取り得る一対の第1及び第2バケットを有するものとし、
前記内部品質測定装置は、前記メイン搬送装置の下方から前記スリットを介して前記トレイに載置された長物青果物に測定光を投光する投光部と、長物青果物を透過した前記投光部からの測定光を受光する受光部とを有するものとし、
前記メイン搬送装置によって第1搬送方向に搬送されている前記トレイに、長手方向が第1搬送方向に沿うように長物青果物を載置させ、前記メイン搬送装置から下方へ排出されて前記選別搬送装置に受け止められた際の長物青果物の長手方向を前記選別搬送装置の搬送幅方向に沿わせることを特徴とする青果物選別方法。
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CN109461336A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-12 | 无锡职业技术学院 | 一种基于机器视觉的半实物虚拟物品分拣系统实训平台 |
US20230182174A1 (en) * | 2020-09-03 | 2023-06-15 | East China Jiao Tong University | Fruit Quality Inspecting and Sorting Appliance |
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JP2006198553A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Si Seiko Co Ltd | 農産物選別装置 |
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