JP2018078945A - ハンガー - Google Patents

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発雄 杉田
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】衣類の左右方向のずれを抑制するハンガーを提供する。
【解決手段】ハンガー1は、衣類を引っ掛けて支持する左右一対の衣類支持部7と、衣類支持部7同士の間に位置し衣類支持部同士を連結する連結部9と、を有する本体部3と、
本体部3の左右方向の中心からずれた位置に接続される基端5bと、フック形状をなす先端5aと、を有するフック部5と、を備え、衣類支持部7の上縁15は、連結部9に近づくに従って高くなるように傾斜する第1傾斜部15kと、第1傾斜部15kと連結部9との間に位置し第1傾斜部15kよりも大きい角度で傾斜する第2傾斜部15jと、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンガーに関するものである。
従来、下記特許文献1に記載のハンガーが知られている。このハンガーは、本体部の左側の上縁から右斜め下に向けて延在する切り込み部を備えている。このハンガーには、次の手順で、丸首シャツをセットすることができる。まず、ハンガーの左側を丸首シャツの首部開口に挿入し、丸首シャツの首部開口の縁を一時的に切り込み部に入れた状態で、ハンガーの右側を首部開口にくぐらせる。この手順により、丸首シャツの首部開口を伸ばさずに、ハンガーにセットすることができる旨が提案されている。
実開昭60−8681号公報
しかしながら、上記ハンガーは、形状が左右非対称であるので、衣類の重量やその他の外力による変形も左右非対称になりやすい。その結果、ハンガーに掛けられた衣類が左右にずれてしまうことがあった。本発明は、衣類の左右方向のずれを抑制するハンガーを提供することを目的とする。
本発明のハンガーは、衣類を引っ掛けて支持する左右一対の衣類支持部と、前記衣類支持部同士の間に位置し前記衣類支持部同士を連結する連結部と、を有する本体部と、
前記本体部の左右方向の中心からずれた位置に接続される基端と、フック形状をなす先端と、を有するフック部と、を備え、
前記衣類支持部の上縁は、
前記連結部に近づくに従って高くなるように傾斜する第1傾斜部と、
前記第1傾斜部と前記連結部との間に位置し前記第1傾斜部よりも大きい角度で傾斜する第2傾斜部と、を有する。
また、前記連結部の上縁は、下方に膨らむ左右対称の湾曲形状をなすようにしてもよい。また、前記連結部の上縁は、下方に尖った左右対称のV字形状をなすようにしてもよい。
また、ハンガーを上下方向及び左右方向の両方に直交する視線で見た場合に、
前記フック部が、前記衣類支持部の一方と前記連結部との境界部に交差するようになっていてもよい。
また、前記本体部は、上下方向及び左右方向の両方に直交する方向に二重に重ねられた一対の線材を有するようにしてもよい。
また、本発明のハンガーは、前記本体部の前記線材同士の間に架け渡される架橋部材を備え、
前記フック部の基端は、前記線材同士の間に位置し前記架橋部材に接合されているようにしてもよい。
本発明のハンガーは、衣類を引っ掛けて支持する左右一対の衣類支持部と、前記衣類支持部同士の間に位置し前記衣類支持部同士を連結する連結部と、を有する本体部と、
前記本体部の左右方向の中心からずれた位置に接続される基端と、フック形状をなす先端と、を有するフック部と、を備え、
前記衣類支持部の上縁は、
前記連結部に近づくに従って傾斜の角度が大きくなるように湾曲する湾曲部と、
前記湾曲部よりも前記連結部から遠い位置にある第1傾斜部と、
前記湾曲部よりも前記連結部から近い位置にある第2傾斜部と、を有し、
前記第2傾斜部の傾斜の角度が前記第1傾斜部の傾斜の角度よりも大きい。
本発明によれば、衣類の左右方向のずれを抑制するハンガーを提供することができる。
図1(a)は、第1実施形態のハンガーの正面図であり、図1(b)はその左側面図であり、図1(c)はその平面図である。 図2は、ハンガーの使用状態の一例を示す正面図である。 図3は、本体部とフック部との接合部を矢印III方向から見た矢視図である。 図4(a)は、第2実施形態のハンガーの正面図であり、図4(b)はその左側面図であり、図4(c)はその平面図である。 図5は、本体部とフック部との接合部を矢印V方向から見た矢視図である。 図6は、第3実施形態のハンガーの正面図である。 図7は、第4実施形態のハンガーの正面図である。 図8は、第5実施形態のハンガーの正面図である。 図9(a)は、図8におけるIXa-IXa断面図であり、図9(b)は、図8におけるIXb-IXb断面図である。 図10は、第6実施形態のハンガーの正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るハンガーの実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係るハンガー1について説明する。図1(a)は、ハンガー1の正面図であり、図1(b)はハンガー1の左側面図であり、図1(c)はハンガー1の平面図である。本実施形態のハンガー1は衣類用のハンガーであり、主に上半身用の衣類を吊すためものである。ハンガー1の使用状態の一例として、図2に示されるように、ハンガー1に丸首のTシャツ91が吊される。なお、以下においても、丸首のTシャツ91がハンガー1に吊される状態をハンガー1の使用状態の例として説明に用いる。
本明細書で「上」、「下」、「鉛直」、「水平」などの重力方向に依存する方向をハンガーの説明に用いる場合は、ハンガーの使用状態での姿勢に対応させるものとする。また、「左」、「右」等の文言を用いる場合には、図1(a)の左右方向に対応させるものとする。また、上下方向及び左右方向の両方に直交する視線で見たハンガーの形状について説明する場合があるが、このような視線でハンガーを見ることを単に「正面視」と言う場合がある。例えば、図1(a)が、正面視したハンガー1を示している。また、上下方向及び左右方向の両方に直交する方向を「ハンガー厚み方向」又は「前後方向」と呼ぶ場合がある。
図1に示されるように、ハンガー1は、本体部3とフック部5とを備えている。本体部3とフック部5とは共に金属部材からなる。本体部3は、左右一対の衣類支持部7を備えている。2つの衣類支持部7同士を区別する場合には、左側に位置するものを衣類支持部7aと呼び、右側に位置するものを衣類支持部7bと呼ぶ。また、本体部3は、衣類支持部7同士を連結する湾曲形状の連結部9を備えている。
本体部3のうち、図1(a)の破線L7aで囲まれた部位が衣類支持部7aである。本体部3のうち、図1(a)の破線L7bで囲まれた部位が衣類支持部7bである。本体部3のうち、図1(a)の破線L9で囲まれた部位が連結部9である。このような衣類支持部7a、連結部9、及び衣類支持部7bの3つの部位が左右方向に連なって本体部3が構成されている。衣類支持部7と連結部9との2つの境界部8は、本体部3のピーク(最も高い位置)となっている。従来のハンガーに見られるような、衣類支持部7aと衣類支持部7bとの下端同士を直線状に接続する部位は、本体部3には設けられていない。
本体部3は、全体として左右対称の形状に設けられている。図1(a)に示される鉛直軸Zが、本体部3の左右対称形状の対称軸である。衣類支持部7aと衣類支持部7bとは互いに左右対称の形状に設けられている。連結部9は衣類支持部7同士の間に位置し左右対称の形状に設けられている。連結部9及び連結部9の上縁9aは、下方に膨らむ左右対称の円弧形状(湾曲形状)をなしている。連結部9の上縁9aの傾斜の角度は、境界部8に近づくに従って大きくなる。ここで、連結部9の「上縁」とは、正面視における連結部9の輪郭線の上縁を意味する。連結部9が円弧形状をなすことにより、図2に示されるように、連結部9がTシャツ91の首部開口93に沿って存在することになり美観に優れる。衣類支持部7aは、連結部9の左端から左斜め下方に向けて延びている。衣類支持部7bは、連結部9の右端から右斜め下方に向けて延びている。ハンガー1の使用状態において、図2にも例示されるように、衣類支持部7はTシャツ91の肩部に挿入され、Tシャツ91の肩部を引っ掛けるようにして、当該Tシャツ91の重量を支持する。
フック部5は、本体部3から上方に延びるように設けられている。図1(a)に示されるように、正面視においては、フック部5が、衣類支持部7aと連結部9との境界部8に交差している。フック部5の基端は、本体部3の左右方向の中心からずれた位置に接続されている。フック部5と本体部3との接合形態については後述する。フック部5の先端5aはフック形状をなしている。すなわち、フック部5の先端5aは円弧の一部を描くように湾曲形状をなしている。
ハンガー1の使用状態においては、フック部5が、例えば衣類ラックのハンガーポール(図示せず)に引っ掛けられることで、ハンガー1全体が当該ハンガーポールに掛止される。フック部5の先端5aは、ほぼ鉛直軸Z上の位置に配置されている。従って、フック部5がハンガーポール等に引っ掛けられたときには、本体部3の全体が鉛直軸Zに対してほぼ左右対称の姿勢になった状態でバランスする。
図1(b),(c)にも示されるように、本体部3は、ハンガー厚み方向に二重に重ねられた一対の線材3h、3tで形成されている。線材3hと線材3tとは、本体部3の正面視の形状に沿って平行に延在しており、本体部3の左右方向の両端で接続されている。すなわち、本体部3は、線材3hと線材3tとを含んで1つの環状に形成された線状の部材で形成されているとも言える。線材3h,3tは、例えば円形断面の鋼材からなる。なお、フック部5も同様に、例えば円形断面の鋼材からなる。このように、ハンガー厚み方向に重ねられた二重の線材3h、3tで本体部3が形成されているので、本体部3の剛性が確保しやすい。
フック部5の基端5b(図3参照)は、本体部3の左右方向の中心からずれた位置に接合される。具体的には、フック部5の基端5bは、境界部8の近傍の接合部11において本体部3に接合されている。図3は、本体部3とフック部5との接合部11を矢印III(図1(a)参照)の方向から見た矢視図である。接合部11において、平行に延在する線材3hと線材3tとの間に、ハンガー厚み方向に架橋部材13が架け渡されている。架橋部材13は、例えば、図3の紙面に直交する方向を厚みとし線材3h及び線材3tに平行に延在する金属板片である。架橋部材13は、線材3h及び線材3tからハンガー厚み方向にはみ出さない長さに形成されている。架橋部材13は、線材3hと線材3tとにそれぞれ溶接等により接合されている。接合部11において、フック部5の基端5bは、線材3hと線材3tとの間に配置され、線材3h,3tと平行に延びている。基端5bは、架橋部材13に溶接等によって接合されている。このように、フック部5は、架橋部材13を介して本体部3に接合されている。
図1(a)に示されるように、衣類支持部7の上縁15は、連結部9に近づくに従って高くなるように傾斜する第1傾斜部15kを備えている。更に上縁15は、第1傾斜部15kと連結部9との間に位置する第2傾斜部15jを備え、第2傾斜部15jも、連結部9に近づくに従って高くなるように傾斜している。第2傾斜部15jは、第1傾斜部15kよりも大きい角度で傾斜している。ここで、衣類支持部7の「上縁」とは、正面視における衣類支持部7の輪郭線の上縁を意味する。
ここで、第1傾斜部15kの傾斜の角度とは、正面視において、第1傾斜部15kの接線と水平面とのなす角度をいう。同様に、第2傾斜部15jの傾斜の角度とは、正面視において、第2傾斜部15jの接線と水平面とのなす角度をいう。本実施形態では、第1傾斜部15kと第2傾斜部15jとは、両方とも直線状に延びている。そして、上縁15が、第1傾斜部15kと第2傾斜部15jとの境界で、斜め下方に内側に向けて尖るようにV字に屈曲している。図2に示されるように、Tシャツ91の肩部は、衣類支持部7のうち上縁15の第1傾斜部15kに引っ掛けられる。
以上説明したハンガー1による作用効果について説明する。
ハンガー1のフック部5は、鉛直軸Zからずれた左右非対称の位置において本体部3に接続されている。この構成によれば、図2に示されるように、Tシャツ91をハンガー1にセットする際には、以下のような手順が可能になる。まず、右側の衣類支持部7bをTシャツ91の首部開口93に挿入する。次に、首部開口93の右側の縁95を、連結部9の上で接合部11の近傍まで移動させる。そして、左側の衣類支持部7aを首部開口93の左側の縁97にくぐらせ、Tシャツ91を鉛直軸Zに対して左右対称の位置に移動させる。この手順により、丸首のTシャツ91の首部開口93を引き伸ばさずに、ハンガー1にセットすることができる。また、ハンガー1には、衣類支持部7aと衣類支持部7bとの下端同士を例えば直線状に接続する部位が存在していない。この構成によっても、ハンガー1にTシャツ91をセットし易くなっている。
また、連結部9の上縁9aが下方に膨らんだ湾曲形状であるので、上縁9aとフック部5との間のスペースが広く、当該スペースにTシャツ91の首部開口93の右側の縁95を挿入しやすい。従って、上記のように、首部開口93の右側の縁95を連結部9の上で接合部11の近傍まで移動させるときに、縁95を移動させやすい。上記のような上縁9aの形状によっても、ハンガー1にTシャツ91をセットし易くなっている。
また、図2に示されるように、ハンガー1にTシャツ91がセットされた状態では、衣類支持部7の上縁15のうち外側の第1傾斜部15kにTシャツ91の肩部が引っ掛けられる。そして、上縁15の第2傾斜部15jは首部開口93から上方に露出する。この状態で、Tシャツ91が左右方向に移動しようとすれば、首部開口93の左右の縁95,97の移動が、第2傾斜部15jによって阻止される。また、右の縁95が境界部8を乗り越えて連結部9の上方に移動する可能性も低い。従って、ハンガー1に対するTシャツ91の左右方向の位置ずれが抑制される。
(第2実施形態)
図4及び図5を参照しながら第2実施形態に係るハンガー31について説明する。ハンガー31の構成要素のうちハンガー1と同一又は同等の構成要素については、図面に同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図4に示されるように、ハンガー31は、ハンガー1の連結部9(図1)に代えて、連結部39を備えている。連結部39及び連結部39の上縁39aは、下方に尖った左右対称のV字形状をなす。この連結部39形状によっても、連結部9(図1)の場合と同様に、上縁39aとフック部5との間のスペースが広く、当該スペースにTシャツ91の首部開口93の右側の縁95を挿入しやすく、その結果、ハンガー31にTシャツ91をセットし易くなっている。
また、ハンガー31は、ハンガー1の接合部11に代えて、接合部41を備えている。図5は、本体部3とフック部5との接合部11を矢印V(図4参照)方向から見た矢視図である。接合部41における架橋部材14は、例えば、ハンガー厚み方向に延在する鋼製の2本の丸棒材である。架橋部材14は、線材3h及び線材3tからハンガー厚み方向にはみ出さない長さに形成されている。架橋部材14が線材3h,3t及び基端5bに溶接等により接合され、フック部5は、2本の架橋部材14,14を介して本体部3に接合されている。
(第3実施形態)
図6を参照しながら第3実施形態に係るハンガー51について説明する。ハンガー51の構成要素のうちハンガー1と同一又は同等の構成要素については、図面に同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図6に示されるハンガー51は、樹脂製である点で金属製のハンガー1とは異なる。更にハンガー51は、衣類支持部7aと衣類支持部7bとの下端同士を直線状に接続する水平の底辺部54を有している。底辺部54の存在により、本体部3が正面視で環状構造をなす。この構造により、本体部3の剛性が高められ、樹脂製であることによる剛性不足を補うことができる。
(第4実施形態)
図7を参照しながら第4実施形態に係るハンガー71について説明する。ハンガー71の構成要素のうちハンガー1と同一又は同等の構成要素については、図面に同一の符号を付して重複する説明を省略する。
ハンガー71の衣類支持部7は、境界部8の近傍において、緩やかに湾曲する湾曲部73を備えている。湾曲部73においては、衣類支持部7の上縁16は、斜め下方に内側に向けて尖るよう膨らむように湾曲している。上縁16の傾斜の角度は、連結部に近づくに従って大きくなっている。このような湾曲形状の上縁16においても、連結部9に近づくに従って高くなるように傾斜する第1傾斜部16kと、第1傾斜部16kと連結部9との間に位置し第1傾斜部16kよりも大きい角度で傾斜する第2傾斜部16jと、が形成される。すなわち、第2傾斜部16jの接線と水平面とのなす角度は、第1傾斜部16kの接線と水平面とのなす角度よりも大きい。
なお、ハンガー71の構成を以下のように説明することもできる。ハンガー71では、衣類支持部7の上縁16は、湾曲部73と、第1傾斜部16kと、第2傾斜部16jと、を備えている。湾曲部73は、連結部9に近づくに従って傾斜の角度が大きくなるように湾曲している。第1傾斜部16kは、湾曲部73よりも連結部9から遠い位置にある。第2傾斜部16jは、湾曲部73よりも連結部9から近い位置にある。第2傾斜部16jの傾斜の角度は、第1傾斜部16kの傾斜の角度よりも大きい。
(第5実施形態)
図8及び図9を参照しながら第5実施形態に係るハンガー81について説明する。ハンガー81の構成要素のうちハンガー1,71と同一又は同等の構成要素については、図面に同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図8に示されるように、ハンガー81は、ハンガー1の本体部3(図1)に代えて、本体部83を備えている。本体部83は本体部3に比べて上下幅が大きく、ハンガー厚み方向の厚みも厚く形成されている。本体部83は樹脂製であり、例えば射出成形で製作される。図9(a)に示されるように、衣類支持部7の断面形状はアーチ形状である。この断面形状により、Tシャツ91の肩部に立体的な丸みを付けてハンガー81にセットすることができる。また、図9(b)に示されるように、連結部9の断面形状もアーチ形状である。断面がアーチ形状である本体部83によれば、本体部83に上下幅及び厚みを持たせながらも、ハンガー81の重量が極端に大きくなることが避けられる。アーチ形状の中空の部分には、本体部83の剛性を確保するためのリブ等が適宜設けられてもよい。
ハンガー81のフック部5は金属製である。金属製のフック部5と樹脂製の本体部83とが接合部82において接合されている。フック部5と本体部83との接合形態の一例としては次のようなものが考えられる。例えば、フック部5の基端が挿入され保持される保持穴(図示せず)が本体部83に形成されており、当該保持穴でフック部5の基端が保持されるようにしてもよい。
以上のような本体部83の衣類支持部7の上縁16においても、連結部9に近づくに従って高くなるように傾斜する第1傾斜部16kと、第1傾斜部16kと連結部9との間に位置し第1傾斜部16kよりも大きい角度で傾斜する第2傾斜部16jと、が形成される。また、換言すれば、ハンガー81において、衣類支持部7の上縁16は、湾曲部73と、第1傾斜部16kと、第2傾斜部16jと、を備えている。湾曲部73は、連結部9に近づくに従って傾斜の角度が大きくなるように湾曲している。第1傾斜部16kは、湾曲部73よりも連結部9から遠い位置にある。第2傾斜部16jは、湾曲部73よりも連結部9から近い位置にある。第2傾斜部16jの傾斜の角度は、第1傾斜部16kの傾斜の角度よりも大きい。
前述の通り、衣類支持部7の「上縁」とは、正面視における衣類支持部7の輪郭線の上縁を意味する。同様に、連結部9の「上縁」とは、正面視における連結部9の輪郭線の上縁を意味する。従って、ハンガー81においては、図9にも示されるように、衣類支持部7の断面内で最も高い点の集合が、衣類支持部7の上縁16に相当し、連結部9の断面内で最も高い点の集合が、連結部9の上縁9aに相当する。
(第6実施形態)
図10を参照しながら第6実施形態に係るハンガー101について説明する。ハンガー101の構成要素のうち他の実施形態のハンガーと同一又は同等の構成要素については、図面に同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図10に示されるように、ハンガー101の境界部8は、ハンガー71の境界部8に比べて、小さい曲率半径で湾曲されて折り返されている。連結部9の右端部は、ほぼ第2傾斜部16jに沿って延びている。連結部9の左端は、衣類支持部7aのうち湾曲部73の近傍に連結されている。フック部5の基端は、衣類支持部7aの右端に接続されている。ハンガー101は、樹脂成形による樹脂製であってもよく、金属線材で形成されてもよい。ハンガー101が金属線材である場合には、連結部9の左端が衣類支持部7aのうち湾曲部73の近傍に公知の形態(例えば溶接等)で接合されればよい。
本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、下記の実施例の変形例を構成することも可能である。各実施形態の構成を適宜組み合わせて使用してもよい。例えば、各実施形態では、ハンガーの左右を固定して説明したが、ハンガーが左右反転されてもよい。
第1〜第3実施形態において、傾斜する第1傾斜部15kと、傾斜する第2傾斜部15jとが直線状であったが、「傾斜する」とは直線が傾斜することには限定されない。すなわち、第1傾斜部15k及び第2傾斜部15jは曲線であってもよい。要するに、連結部に近づくに従って高さが変化することを「傾斜する」という。またこのとき、前述の通り、正面視において、傾斜する線の接線と水平面とがなす角度を傾斜の角度という。
また、本発明のハンガーに吊下げられる衣類としては、丸首のTシャツに限られず、ジャケット、ドレスシャツ等の他の上半身用の衣類であってもよい。また、上半身用と下半身用とを一体にしたワンピース構造の衣類であってもよい。要するに、第1傾斜部15k,16kで支持される肩部を有するような衣類であればよい。但し、丸首のTシャツなど、襟部にボタン等が無く首部開口を自在に開閉出来ないタイプの衣類に対して、本発明のハンガーが特に好適に使用可能である。また、実施形態では、二重の線材からなる本体部3の例を説明しているが、本体部は一重の線材からなるものであってもよい。また、ハンガーが樹脂製の線材からなる場合には、金属製の線材の場合よりも太くするなど、必要な強度に応じて線材の仕様を適宜決定すればよい。
また、本体部3,83のうち最も高い2点(例えば、境界部8,8)同士の左右方向の直線距離も、Tシャツの一般的な首部開口のサイズに対応して適宜設計することができる。上記直線距離を適切に設定すれば、平均的なTシャツの首部開口のサイズに適合し易く、多くの種類のTシャツに対して上述したような左右ずれの抑制の作用効果が得られる。従って、本体部3のうち最も高い2点同士の左右方向の直線距離は、140〜180mmに設計されることが好ましく、この中でも150〜170mmに設計されることが更に好ましい。なお、本体部のうち最も高い2点同士の左右方向の直線距離は、例えば、図1(a)に符号「W」で例示されている。
1,31,51,71,81,101…ハンガー、3,83…本体部、3h,3t…線材、5…フック部、5a…先端、5b…基端、7…衣類支持部、8…境界部、9,39…連結部、9a,39a…上縁、13,14…架橋部材、15,16…上縁、15k,16k…第1傾斜部、15j,16j…第2傾斜部、73…湾曲部。

Claims (7)

  1. 衣類を引っ掛けて支持する左右一対の衣類支持部と、前記衣類支持部同士の間に位置し前記衣類支持部同士を連結する連結部と、を有する本体部と、
    前記本体部の左右方向の中心からずれた位置に接続される基端と、フック形状をなす先端と、を有するフック部と、を備え、
    前記衣類支持部の上縁は、
    前記連結部に近づくに従って高くなるように傾斜する第1傾斜部と、
    前記第1傾斜部と前記連結部との間に位置し前記第1傾斜部よりも大きい角度で傾斜する第2傾斜部と、を有する、ハンガー。
  2. 前記連結部の上縁は、下方に膨らむ左右対称の湾曲形状をなす、請求項1に記載のハンガー。
  3. 前記連結部の上縁は、下方に尖った左右対称のV字形状をなす、請求項1に記載のハンガー。
  4. 上下方向及び左右方向の両方に直交する視線で見た場合に、
    前記フック部が、前記衣類支持部の一方と前記連結部との境界部に交差する、請求項1〜3の何れか1項に記載のハンガー。
  5. 前記本体部は、上下方向及び左右方向の両方に直交する方向に二重に重ねられた一対の線材を有する、請求項1〜4の何れか1項に記載のハンガー。
  6. 前記本体部の前記線材同士の間に架け渡される架橋部材を備え、
    前記フック部の基端は、前記線材同士の間に位置し前記架橋部材に接合されている、請求項5に記載のハンガー。
  7. 衣類を引っ掛けて支持する左右一対の衣類支持部と、前記衣類支持部同士の間に位置し前記衣類支持部同士を連結する連結部と、を有する本体部と、
    前記本体部の左右方向の中心からずれた位置に接続される基端と、フック形状をなす先端と、を有するフック部と、を備え、
    前記衣類支持部の上縁は、
    前記連結部に近づくに従って傾斜の角度が大きくなるように湾曲する湾曲部と、
    前記湾曲部よりも前記連結部から遠い位置にある第1傾斜部と、
    前記湾曲部よりも前記連結部から近い位置にある第2傾斜部と、を有し、
    前記第2傾斜部の傾斜の角度が前記第1傾斜部の傾斜の角度よりも大きい、ハンガー。
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