JP3144453U - ハンガー - Google Patents

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照剛 三輪
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ミツワ樹脂工業株式会社
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Abstract

【課題】ワイシャツを吊した場合でも、ワイシャツの台襟部の本来の形状を維持可能としたハンガーを提供する。
【解決手段】衣服を支持するための衣服支持部2と、衣服支持部2の略中央上部に連設された襟保護部3と、襟保護部3の略中央上部に連設されたフック部4とを有するハンガー1において、襟保護部3を、衣服支持部2の上面に対して約60度程度の角度が形成されるようにしてハンガーの正面側に傾けて連設し、フック部4は襟保護部3に鉛直方向に向けて連設し、更に、襟保護部3におけるハンガー1の幅方向に向いた両端側に、外圧を受けることでハンガー側に変形し外圧が解除されると元の形状に復元可能なリング状の襟潰れ防止リング部302を、ハンガーの幅方向に見た端部がハンガー1の正面側に突出するように変形させて備えたことを特徴とし、ワイシャツの台襟の形状を維持可能とした。
【選択図】図1

Description

本考案は、クリーニング店やクリーニング工場等で使用される業務用のハンガーに係り、より詳しくは、特に、ワイシャツ等を吊した際に、吊されたワイシャツ等の台襟部後側の湾曲形状を維持可能としたハンガーに関する。
従来からクリーニング店等においては、クリーニングされたワイシャツ等にハンガーを装着する際には、ワイシャツ等の台襟部分の型崩れを防止するために、例えば厚紙等で形成された細長形の型崩れ防止具を、ワイシャツ等の台襟の裏面に沿うようにして襟の中に装着して、台襟部分の型崩れを防止している。
しかしながら、この従来から使用されている型崩れ防止具においては、型崩れ防止具の装着に手間がかかり、作業が煩雑にならざるを得なかった。そのため、本考案者は過去において、ハンガーを装着した衣服の襟の先端部分に外圧が加わった場合に襟を保護する襟ガイドを備えたハンガーを提案した。
即ち、図9及び図10は、この襟ガイドを備えたハンガー31を示す図であり、図において34が襟ガイドである。即ち、この従来のハンガー31は、衣服の肩部分を支持する肩部支持部32の中央上部に、衣服の襟部分を保護する襟保護部33が連設されており、この襟保護部33の上部にはフック部35が連設されて、前記襟保護部33の両側に、襟ガイド34を左右方向に張り出させている。
従って、この構成においては、ハンガーに衣服を吊した状態では、襟ガイドが衣服の襟部に当接して衣服の襟部に膨らみをもたせるために、衣服の襟部の型崩れを防止することが可能である。
特開2000−93284号公報 登録実用新案第3106740号公報
ところで、図11は、一般的なワイシャツ41の一部を示す図であり、図において42が台襟部であるが、一般的にワイシャツ等の台襟部42の後側、図において43で示す部分は、全体として、首周りの外径に沿うように円弧状になっているとともに、全体的に正面側に僅かに傾いている。
即ち、周知の通り、人間の首は前方に向けて斜めに傾斜しているために、ワイシャツの台襟部の後側もまた、首周りの外径に沿うように円弧状になっているとともに、首の傾きに沿うように前方に僅かに傾けている。
そのために、クリーニング店においては、クリーニング後のワイシャツについて、この台襟部の後側の形状を維持するために、例えば首周りの丸みに似せた道具を用いて、この道具にワイシャツの台襟部分を当てて台襟の形状の維持を行うこともある。
しかしながら、前述の従来から提供されているハンガー31では、衣服の肩部を支持する肩部支持部32の上部に鉛直方向に向けて襟保護部33を連設しているために、即ち、ハンガーを横方向から見た場合に全体が上下方向に向けて直線状となっているために、ワイシャツを吊して襟先を揃えると、台襟42の後側43は、襟保護部33によって垂直にされてしまい、また横方向に直線状とされてしまい、台襟42の後側43の本来の形状が失われてしまうという問題点が考えられる。
この状態を側面から示した図が図13であり、図において点線で示した部分がワイシャツ42の輪郭である。また、図12は、従来のハンガーに吊した状態のワイシャツ41を正面から見た状態を示しており、このように従来のハンガーでワイシャツを吊した場合には、台襟42の後側43の内側が襟保護部33に当接してしまうため、襟保護部33が台襟後側43の内側にハンガーの幅方向へのストレスを与えてしまい、それにより、台襟後側43は、垂直にされてしまい前方への傾きが失われてしまうとともに、横方法へ直線状に変形されてしまう。
そのために、前述のような襟ガイドを備えたハンガーにおいては、襟先の潰れを防止することはできても、台襟後側の本来の形状を保護することは困難であった。
そこで、本考案は、ワイシャツを吊した場合でも、台襟の後側にストレスを与えること無く、吊されたワイシャツ等の台襟部の本来の形状を維持可能としたハンガーを提供することを課題としている。
本考案のハンガーは、衣服を支持するための衣服支持部と、該衣服支持部の略中央上部に連設された襟保護部と、該襟保護部略中央上部に連設されたフック部と、を有するハンガーにおいて、
前記襟保護部を、前記衣服支持部に対して任意の角度だけハンガーの正面側に傾けて連設し、前記フック部は、前記襟保護部に鉛直方向に向けて連設した、ことを特徴としている。
本考案のハンガーでは、衣服を支持するための衣服支持部の上部に連設した襟保護部を、前記衣服支持部に対して任意の角度だけ前方に傾けているため、衣服支持部にワイシャツを支持した場合でも、襟保護部がワイシャツの台襟の後側を垂直にしてしまうことがないとともに、横方向へ直線状にしてしまうこともなくワイシャツの台襟後側の形状を維持することが可能である。
本考案のハンガーでは、ワイシャツの肩部を支持するための衣服支持部を有しており、この衣服支持部の略中央上部には、衣服支持部で支持しているワイシャツの襟部分を保護するための襟保護部が連設され、この襟保護部の上部には、ハンガー全体をパイプ等に吊すためのフック部が連設されている。
そして、前記襟保護部は、前記衣服支持部の上面に対して約60度程度の角度が形成されるようにして、ハンガーの正面側に傾けて連設されており、この襟保護部の上部に連設されたフック部は、前記襟保護部に、鉛直方向に向けて連設されている。
ここで、前記襟保護部における、ハンガーの幅方向に向いた両端側に、リング状の襟潰れ防止リング部を備えるとよく、その際には、この襟潰れ防止リング部は、ワイシャツの台襟の湾曲面に沿うように、ハンガーの幅方向に見た端部がハンガーの正面側に突出するように変形させるとともに、該突出させた先端側を、ハンガーの背面側に向けた圧力を受けると変形し該圧力が解除されると復元可能にするとよく、これによって、ワイシャツを吊した状態のハンガーを重ね置きした場合や、パイプに吊しているハンガーを詰めていってワイシャツの襟の先端部分に圧力が加わった場合でも、襟潰れ防止リング部が変形することでワイシャツの襟先の台襟横側に折り目等が出来てしまうことを防止できるとともに、圧力が解除された場合には襟潰れ防止リング部とともにワイシャツの襟先の台襟横側も復元させることができる。
また、前記フック部の基端部分にタック装着部を備え、衣服を店別及び客先別に仕分けするために用いる連番等が記載された連番タック片をこのタック装着部に装着可能とするとよく、その際に、このタック装着部を、ハンガーの正面側に対して約45度程度の角度をもって後方側に突出させ、衣服をパイプ等に吊るした状態において、タック装着部に装着した連番タッグ片がパイプの長手方向に対して約45度傾いた方向に向くようにするとよい。そうすると、これにより、クリーニングが完了した衣服の仕分けを行う際に、隙間無く吊るされている衣服をかき分けて連番タック片を見ること無く、必要が無くなり、仕分け作業の効率化を図ることが可能となる。
本考案のハンガーの実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例のハンガーを正面から見た状態を示す図であり、図において1が本実施例のハンガーである。また、図2は本実施例のハンガーを背面から見た状態を示す図、図3は本実施例のハンガーを平面から見た状態を示す図、図4は図1における右方向から本実施例のハンガーを見た側面図、図5は図1における左方向から本実施例のハンガーを見た側面図、図6は図1におけるA−A線断面構造を示した図、図7は図6におけるB部分を拡大して示した図である。
そして、本実施例におけるハンガー1は、クリーニング工場等においてクリーニングされたワイシャツを吊すためのワイシャツ用ハンガーとしており、ワイシャツの肩部を支持するための衣服支持部2を有している。
また、本実施例のハンガー1において前記衣服支持部2は、直線上とした中央部201と、この中央部201の両端側をなだらかに下方に下げて略ハ字状とした両端部202とで構成される、いわゆるオープンタイプとして、ワイシャツの肩部を支持する肩部支持部2としている。
そして、本実施例においては、前記肩部支持部2の幅方向寸法を約38cm程度に設定しており、これにより、ワイシャツを吊した際に袖部分の位置が安定するようにし、包装等の作業を容易にしている。
即ち、肩部支持部2の幅方向寸法を長くした場合には、ワイシャツを吊した際に、ワイシャツの袖部分の位置が定まらず、即ち、前側へ位置したり後側へ位置したりしてしまい、その後の包装作業が繁雑になってしまう。しかしながら、本実施例においては前記肩部支持部2の幅方向寸法は約38cm程度に設定し、これにより、ワイシャツを吊した際に袖部分の位置が前側あるいは後側で安定するようにしているため、その後の包装作業が極めて容易となる。
なお、前述のように、本実施例において衣服支持部2はオープンタイプの肩部支持部2としているが、本考案のハンガー1における衣服支持部2は、必ずしもこのようなオープンタイプには限定されず、その他、例えば前述の特開2000−98284号に示すような略長方形状の枠体としてもよく、また、肩部支持部2の両端を横杆で連通してこの横杆にズボン等を吊り下げ可能とした形態としてもよい。
また、本実施例のハンガーでは、金型を用いて一体成型し、その素材は樹脂としているが、必ずしも、一体成形する必要は無く、また素材も樹脂とする必要はない。
次に、前記肩部支持部2の中央上部には、ワイシャツの台襟部を保護するための襟保護部3が連設され、この襟保護部3上方には、ハンガー1をパイプ等の適宜な場所に吊るすためのフック部4が、上方向に向けて連設されている。
そして、前記フック部4は、前記襟保護部3に連設される、斜め方向に向けた連設部401と、この連設部401の頂点部分に上方に向けて連設した基部402と、この基部402の上部に連設した先端部403とを有しており、前記先端部403は、略半円形状に湾曲させ、この先端部403によってハンガー1をパイプ等に吊るすことを可能としている。
また、前記基部402の長手方向に沿った一端には、連番タック片が嵌入される凹部を有したタック装着部5を有している。即ち、一般的にクリーニング店やクリーニング工場等においては、クリーニングされた衣服を店舗別及び客先別に仕分けするために、店舗名等及び連番が付された、いわゆる連番タック片を用いているが、本実施例のハンガー1では、この連番タックを装着するためのタック装着部5を前記フック部4における基部402に有しており、これにより、クリーニングされた衣服の仕訳作業を容易にしている。
そして、本実施例のハンガーでは、図3乃至図6からも明らかなように、前記タック装着部5を、前記基部402の正面側に対して、約45度程度の角度をもって後方側に突出するようにし、連番タック片をタック装着部5に装着した場合に、前記連番タック片の長手方向に沿った一端が、ハンガー1の正面から見て斜め約45度後方に向くようにしており、これにより、ワイシャツをパイプ等に吊るした状態において、連番タッグ片がパイプの長手方向に対して約45度傾いた方向に向くことを可能にし、連番タック片に明記されている連番等の確認作業を容易にしている。
なお、本考案のハンガーでは、前記タック装着部5は必ずしも必要なものではなく、これを備えない形態としてもよく、また、備える場合でも、必ずしも約45度の角度をもって後方側に突出するようにする必要もない。
次に、前記襟保護部3について説明すると、図において、本実施例における襟保護部3は、正面視野で略四角形状とした本体部301と、この本体部301におけるハンガーの幅方向両端に連設した襟潰れ防止リング部302とを有している。そして、前記襟潰れ防止リング部302は、図4乃至図6からも明らかなように、リング状にするとともに、ハンガーに吊したワイシャツの台襟の両側壁の湾曲面に沿うように、ハンガー1の幅方向に向いた端部に行くに従って、なだらかに正面側に向けて変形させており、ハンガー1の幅方向に向いた端部がハンガーの正面側に突出するようにしている。
そのために、本実施例のハンガー1にワイシャツを吊した場合には、吊しているワイシャツの台襟内側の両側部分が襟潰れ防止リング部302に当接し、これによりワイシャツの台襟部に膨らみをもたせ、その型崩れを防止することができる。
また、リング状にしているために、ハンガーの背面側に向けた圧力を受けると変形し、該圧力が解除されると復元可能としている。
そのため、ワイシャツを支持した状態のハンガー1を重ね置きした場合や、ハンガーを装着した衣服の襟の先端部分に外圧が加わった場合は、ワイシャツの台襟内側に当接している襟潰れ防止リング部302が、外圧が加わったワイシャツの襟とともにハンガー1の背面側に変形するとともに、前記外圧が解除されると復元するので、ワイシャツの台襟先端部分に折り目が出来てしまうということを有効に防止することができる。
次に、図4乃至図7に示されるように、本実施例の襟保護部3は、前記肩部支持部2との連設において、任意の角度だけ、ハンガー1の正面側に傾け、前記フック部4は、鉛直方向に向けて、前記襟保護部3に連設している。即ち、本実施例においては、図7に示すように、フック部4によってハンガー1をパイプ等に吊るし、これにより前記フック部4が鉛直方向に向いた際に、前記衣服支持部2の上面に対して約60度程度の角度が形成されるようにして、前記襟保護部3を、ハンガー1の正面側に傾けている。
そのため、本実施例のハンガー1では、ワイシャツを吊して襟先を揃えた場合においても、襟保護部3の後側がワイシャツの台襟後側を垂直にしてしまうとともに横方向に直線状にしてしまうことが無く、それにより、台襟後側の本来の形状を維持することが可能である。
この関係を図8によって説明すると、図8は本実施例のハンガーにワイシャツを吊した状態を側面から見た状態を示しており、図において点線で示した部分41がワイシャツの輪郭であり、42が台襟部分、43が台襟後側である。そして、本実施例のハンガーにおいては、前記襟保護部3を、前記肩部支持部2の上面に対して約60度程度の角度が形成されるようにしたハンガー1の正面側に傾けているため、図8に示すように、ワイシャツ41を吊した場合でも、ワイシャツ41の台襟42の後側43が垂直に変形されてしまうことがなく、従って、ワイシャツ41の台襟42の後側43の本来の形状を維持することが可能である。
なお、本実施例のハンガーでは、前記襟保護部3における本体部301の高さ寸法を約40mmに設定しており、これにより、ハンガー1に吊したワイシャツの台襟部分の上端が襟保護部3よりも上方に突出して潰れてしまうことを防止している。
次に、本実施例のハンガーの作用について説明すると、本実施例のハンガーにクリーニングされたワイシャツを吊し、更に襟先を互いに近接して揃えると、ワイシャツの台襟は襟潰れ防止リング部302に沿うようにその表面に当接し、ワイシャツの台襟に膨らみを持たせてその型くずれを防止することができる。
そしてこのとき、本実施例のハンガー1では、前記襟保護部3を、前記肩部支持部2の上面に対して約60度程度の角度が形成されるようにして、ハンガー1の正面側に傾けているために、ワイシャツを吊した場合でも、台襟42の後側43が垂直に変形されてしまうことがなく、また台襟42の後側43が横方向に直線状に変形されてしまうこともなく、従って、吊されたワイシャツ等の台襟部の本来の形状を維持することが可能である。
また、前記襟潰れ防止リング部302におけるハンガーの正面側に突出させた部分は、ハンガーの背面側に向けた圧力を受けると変形し、該圧力が解除されると復元可能としているため、ワイシャツを支持した状態のハンガー1を重ね置きした場合や、ハンガーを装着した衣服の襟の先端部分に外圧が加わった場合には、ワイシャツの台襟内側に当接している襟潰れ防止リング部302は、外圧が加わったワイシャツの襟とともにハンガー1の背面側に変形するとともに、前記外圧が解除されると復元する。従ってこれにより、ワイシャツの台襟先端部分に折り目が出来てしまうということを有効に防止することができる。
更に、本実施例のハンガーでは、フック部4の基部にタック装着部5を有するとともに、このタック装着部5を、前記基部402の正面側に対して、約45度程度の角度をもって後方側に突出するようにし、これにより、連番タック片をタック装着部5に装着した場合に、前記連番タック片の長手方向に沿った一端が、ハンガー1の正面から見て斜め約45度後方に向くようにしているため、ワイシャツをパイプ等に吊るした状態において、連番タッグ片がパイプの長手方向に対して約45度傾いた方向に向くことを可能にし、連番タック片に明記されている連番等の確認作業が容易となる。
更に、また、本実施例のハンガー1では、襟保護部3における本体部の高さ寸法を約40mmに設定しているため、ハンガー1に吊したワイシャツの台襟部分の上端が襟保護部3よりも上方に突出して潰れてしまうことが防止可能である。
また、本実施例においては、前記衣服支持部2の幅方向寸法を約38cm程度に設定しているため、ワイシャツを吊した際に袖部分が前側に位置するので、包装等の作業も容易である。
本考案のハンガーは、衣服を支持するための衣服支持部の上部に連設した襟保護部を、前記衣服支持部に対して任意の角度だけ前方に傾け、これにより衣服の台襟後側の湾曲形状を維持可能としているため、ワイシャツ用のオープンハンガーのほか、ズボンの吊り下げ用の横杆を有したハンガー、立体包装用のハンガー等、台襟を有する衣服用のハンガーの全般に適用可能である。
本考案のハンガーの実施例の正面図である。 本考案のハンガーの実施例の背面図である。 本考案のハンガーの実施例の平面図である。 本考案のハンガーの実施例の右側面図である。 本考案のハンガーの実施例の左側面図である。 図1におけるA−A線断面を示す図である。 図6におけるB部分の拡大図である。 本考案のハンガーの実施例の作用を説明するための図である。 従来のハンガーを説明するための図である。 従来のハンガーを説明するための図である。 一般的なワイシャツを示す図である。 従来のハンガーにワイシャツを吊した状態を正面から示した図である。 従来のハンガーにワイシャツを吊した状態を側面から示した図である。
符号の説明
1 ハンガー
2 衣服支持部(肩部支持部)
201 中央部
202 両端部
3 襟保護部
301 本体部
302 襟潰れ防止リング部
4 フック部
401 連設部
402 基部
403 湾曲部
5 タック装着部

Claims (4)

  1. 衣服を支持するための衣服支持部(2)と、該衣服支持部(2)の略中央上部に連設された襟保護部(3)と、該襟保護部(3)の略中央上部に連設されたフック部(4)と、を有するハンガー(1)において、
    前記襟保護部(3)を、前記衣服支持部(2)に対して任意の角度だけハンガー1の正面側に傾けて連設し、前記フック部(4)は、前記襟保護部(3)に鉛直方向に向けて連設した、ことを特徴とするハンガー。
  2. 前記襟保護部(3)を、前記衣服支持部(2)の上面に対して約60度程度の角度が形成されるようにして、ハンガー1の正面側に傾けたことを特徴とする請求項1に記載のハンガー。
  3. 前記襟保護部(3)は、ハンガー(1)の幅方向に向いた両端側にリング状の襟潰れ防止リング部(302)を備えるとともに、該襟潰れ防止リング部(302)は、衣服の台襟の湾曲面に沿うようにハンガー(1)の幅方向に見た端部がハンガー(1)の正面側に突出するように変形させるとともに、該突出させた先端側は、ハンガー(1)の背面側に向けた圧力を受けると変形し、該圧力が解除されると復元可能としたことを特徴とする請求項1に記載のハンガー。
  4. 前記フック部(4)の基端部分に、タック片が装着されるタック装着部(5)を備えるとともに、該タック装着部(5)を、ハンガー(1)の正面側に対して約45度程度の角度をもって後方側に突出するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のハンガー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5031120B1 (ja) * 2012-01-30 2012-09-19 マルソー産業株式会社 衣料用ハンガー
JP5116890B1 (ja) * 2012-05-29 2013-01-09 マルソー産業株式会社 衣料用ハンガー

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