JP2007190133A - 衣服用ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】
種々の肩のラインにも簡単に馴染んで合致し、オーダーメイドのような高価な衣服も型崩れの発生を可及的に防止できるようにするとともに、衣服を着用する時、そのコ−ディネートが簡単にできるようにした衣服用ハンガーを提供できるようにする。
【解決手段】
左右の肩部の中間部分に吊持用フックを有する衣服用ハンガーにおいて、少なくとも吊持用フックが取り付けられる部分を、弾性を有する金属線で一筆書き状の環状にして緩衝部を形成した。
【選択図】図1
種々の肩のラインにも簡単に馴染んで合致し、オーダーメイドのような高価な衣服も型崩れの発生を可及的に防止できるようにするとともに、衣服を着用する時、そのコ−ディネートが簡単にできるようにした衣服用ハンガーを提供できるようにする。
【解決手段】
左右の肩部の中間部分に吊持用フックを有する衣服用ハンガーにおいて、少なくとも吊持用フックが取り付けられる部分を、弾性を有する金属線で一筆書き状の環状にして緩衝部を形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は主として衣服類等を吊持する衣服用ハンガーに関するものである。
この種の衣服用ハンガーとしては、ワイヤ等の線状部材を長円状に形成し、その中央部にフックを回転可能に設けるための取り付け部材を設け、この緩衝部材にフックを回転可能に装着したものがある。(例えば特許文献1)
ところが、こうした衣服用ハンガーでは中央の緩衝部材から左右の肩部分が緩やかな円弧を描くように曲成してあることから、当該衣服用ハンガーに衣服等を掛けた場合、上記左右の肩部分の円弧と服の肩のラインとが合致しないことが多く、そうした場合には衣服の形崩れが発生し易くなってしまうという問題があった。
こうした問題は、特にオーダーメイドのような個々の体型に合わせた高級品に、発生し易くなる。
こうした問題は、特にオーダーメイドのような個々の体型に合わせた高級品に、発生し易くなる。
また、衣服例えば上着等を着用する場合、これに付随するズボンやスカートの他に、スカーフやベルト等の付属小物が多く、従来ではこうしたものを別々に収納している。
したがって、衣服を着用する場合、上記小物等を改めてコーディネートしなおす必要があり、その選択に手間がかかってしまうという問題もあった。
特開2000−14517号公報
したがって、衣服を着用する場合、上記小物等を改めてコーディネートしなおす必要があり、その選択に手間がかかってしまうという問題もあった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、種々の肩のラインにも簡単に馴染んで合致し、オーダーメイドのような高価な衣服も型崩れの発生を可及的に防止できるようにするとともに、衣服を着用する時、そのコ−ディネートが簡単にできるようにした衣服用ハンガーを提供できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明に係る衣服用ハンガーは、左右の肩部の中間部分に吊持用フックを有する衣服用ハンガーにおいて、少なくとも吊持用フックが取り付けられる部分を、弾性を有する金属線で一筆書き状の環状にして緩衝部を形成したことを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明にかかる衣服用ハンガーでは、左右の肩部とその中間部分に形成される吊持用フックが取り付けられる環状部分とが弾力性を有する金属線で一体に形成されていることや、緩衝部が他のハンガーや付属小物を吊持する吊持環にしてあること、環状部分が角型若しくは楕円を含む円形に形成されていること、更には環状の緩衝部が品質・サイズ・製造者・宣伝の少なくとも一つの表示部となっていることも特徴とするものである。
本発明の衣服用ハンガーによれば、吊持用フックが取り付けられる部分を、弾性を有する金属線で一筆書き状の環状にして緩衝部を形成してあるので、衣服用ハンガーに衣服を掛けて吊持用フックで当該ハンガーを吊持したとき、一筆書き状の環状に形成された緩衝部がその弾性により撓み、衣服の形状に馴染む。
これにより、衣服、例えば上着等の衣服を掛けた場合、上着の形崩れが発生するのを防止することができる。したがって、個々の体型に合わせたオーダーメイドのような高級品も大切に吊持することができる利点がある。
これにより、衣服、例えば上着等の衣服を掛けた場合、上着の形崩れが発生するのを防止することができる。したがって、個々の体型に合わせたオーダーメイドのような高級品も大切に吊持することができる利点がある。
また、本発明にかかる衣服用ハンガーが、左右の肩部とその中間部分に形成される吊持用フックが取り付けられる環状の緩衝部とが弾力性を有する金属線で一体に形成されたものでは、左右の肩部と吊持用フックが取り付けられる環状部分とが相俟って弾力変形するので軽い衣服でも更に馴染みやすく、型崩れをから崩れの防止効果を向上させることができる利点がある。
加えて、環状の緩衝部が他のハンガーや付属小物を吊持する吊持環にしたものでは、この環状部分に他のハンガーを掛止させることにより上記形崩れの防止効果に加えて、上着だけでなくズボンもセットとして吊持できるとともに、付属小物を吊持する場合には、コーディネートしなおす必要がなく、至便なものとなる。
更に、環状の緩衝部を角型若しくは楕円を含む円形に形成したものでは形崩れの防止効果に加えて意匠感に富んだものにでき、その環状部を品質・サイズ・製造者・宣伝の少なくとも一つの表示部にしたものでは、その注目度を際立たせることができる利点もある。
以下、本発明に係る衣服用ハンガーの望ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は衣服用ハンガーの全体斜視図であって、図中符号1は衣服用ハンガーを全体的に示す。
尚、本発明にいう衣服用ハンガー1には、後述するように上着用のみならず衣紋掛けのような左右に直線状にしたもの、その直線状部分の先端寄り部分にクリップを取り付けたスカートやズボン用のハンガーを包含するものである。
図1は衣服用ハンガーの全体斜視図であって、図中符号1は衣服用ハンガーを全体的に示す。
尚、本発明にいう衣服用ハンガー1には、後述するように上着用のみならず衣紋掛けのような左右に直線状にしたもの、その直線状部分の先端寄り部分にクリップを取り付けたスカートやズボン用のハンガーを包含するものである。
本発明の衣服用ハンガー1は、ハンガー本体2と、ハンガー本体2の中央部に立設された吊持具3からなる吊持部4とを備えてなる。
上記ハンガー本体2は、鋼線等の弾性を有する金属製素材で、左右の肩部5・5と中央部分6を1段高く形成し、その左右部分は緩やかな円弧を描くように曲成するとともに、中央部6には環状に形成された緩衝部(吊持環)7を設けてある。
上記ハンガー本体2は、鋼線等の弾性を有する金属製素材で、左右の肩部5・5と中央部分6を1段高く形成し、その左右部分は緩やかな円弧を描くように曲成するとともに、中央部6には環状に形成された緩衝部(吊持環)7を設けてある。
環状に形成される緩衝部7は、一方(左方)の肩部5から他方(右方)の肩部5にわたって一筆書き状に形成したもので、このように緩衝部7を一筆書き状の環状に形成すると、衣服の重みで左右の肩部5・5が撓むとき、当該環状の緩衝部7部分も左右の肩部5・5とともに撓んで衣服の形状にフィットし易くなる。
また、左右の肩部5・5の先端寄り部分は衣服の肩部5・5を受けるために略長円形に形成された肩受け部8が形成されており、この長円形の肩受け部8は予め長円形に形成し、これを溶接等により金属素材の先端部分に接合するようにしてあるが、ハンガー本体2の金属素材で一連に形成することもができる。
また、左右の肩部5・5の先端寄り部分は衣服の肩部5・5を受けるために略長円形に形成された肩受け部8が形成されており、この長円形の肩受け部8は予め長円形に形成し、これを溶接等により金属素材の先端部分に接合するようにしてあるが、ハンガー本体2の金属素材で一連に形成することもができる。
尚、この実施例では環状に形成される緩衝部7を円形に形成してあるが、これを図2に示すように三角形にしたり、図3の四角形にしたり、更にはその他の多角形や楕円形等に変更することもできる。
上記吊持具3は、環状に形成された上記緩衝部7に略円柱状に形成された回動支持部材9を溶接等により取り付け、この鉤型部材を回転可能に支持して構成されている。
上記吊持具3は、環状に形成された上記緩衝部7に略円柱状に形成された回動支持部材9を溶接等により取り付け、この鉤型部材を回転可能に支持して構成されている。
上記のように形成された衣服用ハンガー1を使用する場合、ジャケットやコートあるいはセータ等の衣服をハンガー本体2に掛止し、衣服を掛止したハンガー本体21を鉤型部材で図外のハンガーポール等に掛けて使用する。
斯くして、ハンガーポール等に掛けられた衣服用ハンガーは、衣服の重さで左右の肩部5・5が撓むとき、当該環状の緩衝部7も左右の肩部5・5とともに撓んで衣服の形状にフィットし易くなり、衣服の形状に良く馴染んで型崩れが防止される。
斯くして、ハンガーポール等に掛けられた衣服用ハンガーは、衣服の重さで左右の肩部5・5が撓むとき、当該環状の緩衝部7も左右の肩部5・5とともに撓んで衣服の形状にフィットし易くなり、衣服の形状に良く馴染んで型崩れが防止される。
そして、ハンガーポール等に掛止された衣服用ハンガー1の環状に形成された緩衝部7は図4に示すように他のハンガー1aの吊持具3を掛止する吊持環として、同形状の衣服用ハンガー1・1aを上下に連結して吊持することができ、下方の衣服用ハンガー1aにはワイシャツ等を掛止させておくことができる。
更に、図5に示すように上記下方の衣服用ハンガー1bを、両端にクリップを設けた直線型の衣紋掛けのような衣服用ハンガーにし、ここに上の衣服用ハンガー1に掛止された衣服に組み合わせるスカートやズボンを掛止すると、選択に迷うことがない。
更に、図5に示すように上記下方の衣服用ハンガー1bを、両端にクリップを設けた直線型の衣紋掛けのような衣服用ハンガーにし、ここに上の衣服用ハンガー1に掛止された衣服に組み合わせるスカートやズボンを掛止すると、選択に迷うことがない。
尚、環状に形成された緩衝部7にネクタイやスカーフ等の小物を掛止させておくと更に至便なものにすることができる。
また、上記の実施の形態では環状に形成された緩衝部から肩部に至るまでを鋼線等の弾性を有する金属製素材で形成するようにしてあるが、こうしたものに限られず、肩部は木製や合成樹脂製にすることができるのは勿論のことである。
また、上記の実施の形態では環状に形成された緩衝部から肩部に至るまでを鋼線等の弾性を有する金属製素材で形成するようにしてあるが、こうしたものに限られず、肩部は木製や合成樹脂製にすることができるのは勿論のことである。
加えて、本発明の衣服用ハンガー1は、個人的な家庭での使用に限られず、衣服の製造者や販売点での使用も可能である。この場合、環状に形成された緩衝部7は図示は省略したが、製造者の表示、仕向け先の表示、サイズ表示、品質の表示等の表示部11としてに利用することもできる
1・・・ハンガー
2・・・ハンガー本体
3・・・吊持具
4・・・吊持部
5・・・肩部
6・・・中央部分
7・・・緩衝部
8・・・肩受け部
9・・・回動支持部材
10・・・クリップ
11・・・表示部
2・・・ハンガー本体
3・・・吊持具
4・・・吊持部
5・・・肩部
6・・・中央部分
7・・・緩衝部
8・・・肩受け部
9・・・回動支持部材
10・・・クリップ
11・・・表示部
Claims (5)
- 左右の肩部の中間部分に吊持用フックを有する衣服用ハンガーにおいて、少なくとも吊持用フックが取り付けられる部分を、弾性を有する金属線で一筆書き状の環状にして緩衝部を形成したことを特徴とする衣服用ハンガー。
- 左右の肩部とその中間部分に形成される吊持用フックが取り付けられる環状部分とが弾力性を有する金属線で一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服用ハンガー。
- 緩衝部が他のハンガーや付属小物を吊持する吊持環にしてあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衣服用ハンガー。
- 環状部分が角型若しくは楕円を含む円形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の衣服用ハンガー。
- 環状の緩衝部が品質・サイズ・製造者・宣伝の少なくとも一つの表示部となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の衣服用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009953A JP2007190133A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 衣服用ハンガー |
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JP2006009953A Pending JP2007190133A (ja) | 2006-01-18 | 2006-01-18 | 衣服用ハンガー |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200449152Y1 (ko) | 2008-04-24 | 2010-06-17 | 지점동 | 옷걸이의 걸이부 결합 구조 |
KR101074658B1 (ko) | 2009-04-30 | 2011-10-18 | 이석신 | 옷걸이 |
WO2018074685A1 (ko) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 홍승우 | 복합 걸이 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS457859Y1 (ja) * | 1966-08-09 | 1970-04-15 |
-
2006
- 2006-01-18 JP JP2006009953A patent/JP2007190133A/ja active Pending
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JPS457859Y1 (ja) * | 1966-08-09 | 1970-04-15 |
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KR200449152Y1 (ko) | 2008-04-24 | 2010-06-17 | 지점동 | 옷걸이의 걸이부 결합 구조 |
KR101074658B1 (ko) | 2009-04-30 | 2011-10-18 | 이석신 | 옷걸이 |
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