JP5774167B1 - 衣服ハンガー及び補助ハンガー具 - Google Patents

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Abstract

【課題】半纏や綿入れ半纏等、和服形状の衣服を掛けたときに、両袖部が身頃部の肩部の端部寄りから折れ曲がって垂れ下がったり、さらに垂れ下がった両袖部が捩れたり襞ができたりした状態で身頃部と重なることがなく、衣服の収まりを良くすることができる衣服ハンガーを提供する。【解決手段】衣服ハンガー(A)は、衣服の肩部を掛ける肩掛け部(13,13a)と、肩掛け部の中間部に設けられたフック(10)と、フックの近傍に設けられた長孔(12)を有するハンガー本体(1)と、衣服の袖部を掛ける袖掛け部(20)と、袖掛け部の中間部に設けられ長孔に掛止するフック(22)を有し、ハンガー本体に取り付けられる補助ハンガー具(2)とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、衣服ハンガー及び補助ハンガー具に関するものである。更に詳しくは、半纏や綿入れ半纏等、和服形状の衣服を掛けたときに、垂れ下がった両袖部が捩れたり襞ができたりした状態で身頃部と重なることがなく、衣服の収まりを良くすることができ、見た目も整えることができる衣服ハンガー及び補助ハンガー具に関する。
いわゆる和服は、身頃部の両肩の上縁と両袖部の上縁が直線的に連続するように形成されている。半纏や、綿入れ半纏等も同様であり、これらを吊り下げる際には、通常は洋服用の普通のハンガーに掛けられている。このような洋服用ハンガーとしては、例えば、特許文献1に開示されたハンガーがある。
このハンガーは、前部パーツ、後部パーツを結合し一体化された本体の肩部に帯状の加工を施された滑り止め部材を装着することにより、使用部材を最小限に抑えられると共に、最大の滑り止め機能が発揮できるようになり、廃棄の際にも最小限の廃材に抑えることができる、というものであるが、全体としては、肩掛け部の中央にフックを有する一般的な形態を有している。
特開2008−80073号公報
しかしながら、上記従来のハンガーを含む一般的な既存の洋服用ハンガー4を綿入れ半纏の掛け具として使用した場合、次のような課題を生じていた。すなわち、図6に示しているように、綿入れ半纏3の両袖部33、33aが身頃部(前身頃30、30aと後ろ身頃31)の肩部32、32aの端部寄りから折れ曲がって垂れ下がり、さらに垂れ下がった両袖部33、33aが捩れたり襞ができたりした状態で後ろ身頃31と重なって、いかにもだらしなく収まりが悪い印象で、見た目も良くなかった。
また、例えば百貨店や量販店で、上記のようにハンガーに掛けた半纏等の商品を互いに密接するようにしてパイプハンガーラックのバー等に吊り下げて陳列するような場合は、両袖部が捩れたり襞ができたりした状態で身頃部との重なりが起こることで、これらが引っ掛かって商品の出し入れを円滑に行うことができない問題もあった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、半纏や綿入れ半纏等、和服形状の衣服を掛けたときに、両袖部が身頃部の肩部の端部寄りから折れ曲がって垂れ下がったり、さらに垂れ下がった両袖部が捩れたり襞ができたりした状態で身頃部と重なることがなく、衣服の収まりを良くすることができ、見た目も整えることができる衣服ハンガーを提供することを目的とする。
(1)本発明は、衣服の肩部を掛ける肩掛け部と、該肩掛け部の中間部に設けられた吊掛け部と、該吊掛け部の近傍に設けられた吊受け部とを有するハンガー本体と、衣服の袖部を掛ける袖掛け部と、該袖掛け部の中間部に設けられ前記吊受け部に掛止する掛け部とを有し、前記ハンガー本体に取り付けられる補助ハンガー具とを備える衣服ハンガーである。
(2)本発明は、前記補助ハンガー具の前記掛け部と前記ハンガー本体の前記吊受け部が、前記掛け部を前記吊受け部に掛止したときの前記肩掛け部と前記袖掛け部の高さが同じに、又はほぼ同じになるように形成されている構成とすることができる。
この場合、衣服ハンガーに掛けた綿入れ半纏の両肩部と両袖部の高さがほぼ揃うので、肩部や袖部に皺や襞が生じにくく、見た目をよりきれいに整えることができる。
(3)本発明は、前記補助ハンガー具の前記袖掛け部に滑り止め手段を備える構成とすることができる。
この場合は、滑り止め手段によって、袖掛け部に通した綿入れ半纏の袖部が袖掛け部から外れにくいので、衣料ハンガーに綿入れ半纏を収まりよく、見た目に整うように掛けた状態を維持できる。
(4)本発明は、前記補助ハンガー具の前記袖掛け部が、直線的な棒体で形成されている構成とすることができる。
この場合は、袖掛け部に通した綿入れ半纏の袖部が真っ直ぐになるので、肩部や袖部に皺や襞を生じにくくするためには、より効果的である。
(5)本発明は、前記ハンガー本体の前記吊受け部が貫通孔であり、前記補助ハンガー具の前記掛け部がフックである構成とすることができる。
この場合、ハンガー本体の吊受け部が貫通孔であり、補助ハンガー具の掛け部がフックである構成は、ごく一般的で簡易な構造、且つ掛止状態の維持が比較的確かな組合せであり、好適に採用できる。
(6)本発明は、衣服の肩部を掛ける肩掛け部と、該肩掛け部の中間部に設けられた吊掛け部と、該吊掛け部の近傍に設けられた吊受け部とを有するハンガー本体に取り付けられ、衣服の袖部を掛ける袖掛け部と、該袖掛け部の中間部に設けられ前記吊受け部に掛止する掛け部とを有する補助ハンガー具である。
この場合は、ハンガー本体と組み合わせて、上記(1)の発明の衣服ハンガーと同様の構成とすることで、衣服ハンガーと同様の作用、すなわち両袖部が補助ハンガー具の袖掛け部で支えられることによって、掛けられた綿入れ半纏の収まりがよくなり、見た目も整えることができるという作用をあらわすことができる。
(7)本発明は、衣服の袖部を掛ける袖掛け部と、該袖掛け部の中間部に設けられ既存の洋服用ハンガーの所要の箇所に掛止する掛け部とを備える補助ハンガー具である。
この場合は、既存の洋服用ハンガーと組み合わせて、本発明の衣服ハンガーとほぼ同様の構成とすることで、衣服ハンガーと同様の作用、すなわち両袖部が補助ハンガー具の袖掛け部で支えられることによって、掛けられた綿入れ半纏の収まりがよくなり、見た目も整えることができるという作用をあらわすことができる。
(8)本発明は、上記(6)又は(7)の発明において、前記掛け部が、向きを変えることができるフックを備える構成とすることができる。
この場合は、組み合わせる既存の洋服用ハンガーの形状が、どのような形状であっても、ほとんどの場合で適当な箇所に無理なくフックを掛けることができる。これにより、洋服用ハンガーに掛けて取り付けた補助ハンガー具が傾いたり外れたりせず、好適に使用できる。
(9)本発明は、身頃部の両肩の上縁と両袖部の上縁が直線的に連続するように形成されている和服の前記両肩をハンガー本体の肩掛け部に掛ける工程と、前記ハンガー本体の肩掛け部に掛けた和服の両袖部を、前記ハンガー本体と組み合わせた補助ハンガーの袖掛け部に掛ける工程とを備える和服の掛け下げ方法である。
(作用)
本発明の衣服ハンガーの作用を説明する。ここでは、綿入れ半纏を掛ける場合を例にとり説明する。
衣服ハンガーの使用に当たっては、まず、ハンガー本体の吊受け部に補助ハンガー具の掛け部を掛止して組み合わせる。そして、必要に応じて、パイプハンガーラックのバー等に吊り掛け部を掛けて衣服ハンガーを吊り下げておく。なお、以下の作業は、衣服ハンガーを吊り下げない状態で行うこともできる。
次に、ハンガー本体の肩掛け部に、その身頃部(前身頃と後ろ身頃)を半ば通すようにして身頃部の肩部を載せ、綿入れ半纏をハンガー本体に掛ける。このときは、上記図6に示したように、両袖部が身頃部の肩部の端部寄りから折れ曲がって垂れ下がる。そして、両袖部をそれぞれその口側から補助ハンガー具の袖掛け部に通すようにし、両袖部を伸ばした状態で袖掛け部に掛ける。
このように、両袖部が補助ハンガー具の袖掛け部で支えられることによって、掛けられた綿入れ半纏の収まりがよくなり、見た目も整えることができる。さらには、綿入れ半纏の両肩部に掛かる両袖部の重さも比較的小さくなるので、綿入れ半纏がハンガー本体からずり落ちることを防止できる。
また、例えば百貨店や量販店で、上記のように衣服ハンガーに掛けた綿入れ半纏等の商品を互いに密接するようにしてパイプハンガーラックのバー等に吊り下げて陳列するような場合も、両袖部が身頃部と重なっても、捩れた状態とはならないので、商品の出し入れを行う際も、比較的円滑に行うことができる。
本発明は、半纏や綿入れ半纏等、和服形状の衣服を掛けたときに、袖部が捩れたり襞ができたりした状態で身頃部と重なることがなく、衣服の収まりを良くすることができる衣服ハンガーを提供することができる。
本発明の衣服ハンガーの実施の形態を示す分解斜視説明図である。 図1の衣服ハンガーの使用状態を示す斜視説明図である。 図2に示す綿入れ半纏を掛けた状態を背面側から見た斜視説明図である。 本発明の補助ハンガー具の第1実施の形態を示し、補助ハンガー具を既存の洋服用ハンガーに吊掛けた状態を示す斜視説明図である。 本発明の補助ハンガー具の第2実施の形態を示す斜視図である。 綿入れ半纏を従来の洋服ハンガーに掛けた状態を示す斜視説明図である。
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1、図2及び図3を参照する。
衣服ハンガーAは、ハンガー本体1と、ハンガー本体1に取り付ける補助ハンガー具2で構成されている。ハンガー本体1は、吊掛け部であるフック10を有している。フック10の基部には、ほぼ四角形の板状の補強部材11が形成されている。
補強部材11のほぼ中央には、吊受け部である縦にやや長い長孔12が表裏を貫通して設けられている。また、補強板11の両側には、それぞれ斜め下方へ傾斜した肩掛け部13、13aが形成されている。肩掛け部13、13aの下端部は、真っ直ぐなズボン掛け部14で接続されて補強されている。ズボン掛け部14には、ズボン(スラックス)を掛けることができ、その一端側には、掛けたズボンの滑り止めのための抑え爪15が形成されている。
補助ハンガー具2は、直線的な棒体で形成されている袖掛け部20を有している。袖掛け部20の両端には、球形の滑り止め21、21aが設けられている。また、両端の滑り止め21、21aを含む袖掛け部20の長さは、上記ハンガー本体1の幅(ズボン掛け部14とほぼ同じ長さ)の約1.5倍に設定されている。なお、この長さは、掛けられる綿入れ半纏等のサイズに合わせて適宜設定することができる。
袖掛け部20の中央には、掛け部であるフック22が設けられている。フック22には、上部に直線的に形成されたスライド部220が設けられている。このスライド部220を設けることにより、フック22を長孔12に掛けてハンガー本体1に補助ハンガー具2を取り付けたときに、ハンガー本体1の肩掛け部13、13aと補助ハンガー具2の袖掛け部20との間隔を一定の範囲で変えることができる。なお、フック22のスライド部220より先端側の長さは、長孔12の縦の長さよりやや短く形成され、挿入が容易にできるようにしてある。
フック22を袖掛け部20の中央に設けることで、袖掛け部20の両側が釣り合い、ほぼ水平になる。また、フック22は、後述するフック24及びフック26のように、向きを変えられる構成を有していてもよい。なお、ハンガー本体1と補助ハンガー具2を組み合わせたとき、ハンガー本体1の肩掛け部13、13aと補助ハンガー具2の袖掛け部20の高さは、同じ高さ(袖掛け部20が、傾斜している肩掛け部13、13aに重なる高さ)になるようにしてある。
(作用)
主に図2及び図3を参照して、衣服ハンガーAの作用について説明する。
なお、ここでは、綿入れ半纏3を掛ける場合を例にとり説明する。
衣服ハンガーAの使用に当たっては、まず、ハンガー本体1の長孔12に補助ハンガー具2のフック22を掛止し、補助ハンガー具2をハンガー本体1に取り付けて組み合わせる(図1、図2参照)。そして、パイプハンガーラック(図示省略)のバー等にフック10を掛けて衣服ハンガーを吊り下げておく。
次に、ハンガー本体1の肩掛け部13、13aに、その身頃部を構成する前身頃30、30a、及び後ろ身頃31)を半ば通すようにして身頃部の肩部32、32aを載せ、綿入れ半纏3をハンガー本体1に掛ける。このとき、補助ハンガー具2の袖掛け部20が綿入れ半纏3の外側に位置するようにする。なお、補助ハンガー具2は、ハンガー本体1に綿入れ半纏3を掛けた後、ハンガー本体1に取り付けてもよい。
綿入れ半纏3をハンガー本体1に掛けた状態では、袖部33、33aが身頃部(前身頃30、30a及び後ろ身頃31)の肩部32、32aの両端部寄りから折れ曲がって垂れ下がる(参考:図6)。そして、綿入れ半纏3の袖部33、33aをそれぞれその口側から補助ハンガー具2の袖掛け部20に通すようにし、袖部33、33aを後ろ身頃31側へ回しながら、伸ばした状態で袖掛け部20に嵌め入れて掛ける(図2右図及び図3参照)。
また、袖掛け部20は直線的な棒体であるので、袖掛け部13、13aに嵌め入れた綿入れ半纏3の袖部33、33aが真っ直ぐになり、肩部32、32、32aや袖部33、33aに皺や襞を生じにくくするためには、より効果的である。
なお、本例では、袖部33、33aを後ろ身頃31側へ折り曲げているが、補助ハンガー具2をハンガー本体1の上記とは反対側に取り付けて、袖掛け部20を、綿入れ半纏3の前に配置し、袖部33、33aを前身頃30、30a側へ折り曲げて掛けることもできる。
このように、袖部33、33aが補助ハンガー具2の袖掛け部20で支えられることによって、掛けられた綿入れ半纏3の収まりがよくなり、見た目も整えることができる(図2右図及び図3参照)。また、袖掛け部20の滑り止め21、21aの作用により、袖掛け部20に通した綿入れ半纏3の袖部33、33aが袖掛け部20から外れにくいので、衣料ハンガーAに綿入れ半纏3を収まりよく、見た目に整うように掛けた状態を維持できる。
また、ハンガー本体1の肩掛け部13、13aと補助ハンガー具2の袖掛け部20は同じ高さであり、衣服ハンガーAに掛けた綿入れ半纏3の肩部32、32aと袖部33、33aの高さがほぼ揃うので、肩部32、32aや袖部33、33aに皺や襞が生じにくく、見た目をよりきれいに整えることができる。さらには、綿入れ半纏3の肩部32、32aに掛かる袖部33、33aの重さも比較的小さくなるので、綿入れ半纏3がハンガー本体1からずり落ちることを防止できる。
また、例えば百貨店や量販店で、上記のように衣服ハンガーAに掛けた綿入れ半纏3等の商品を互いに密接するようにしてパイプハンガーラック(図示省略)のバー等に吊り下げて陳列するような場合も、袖部33、33aが後ろ身頃31又は前身頃30、30aと重なっても、捩れた状態とはならないので、商品の出し入れを行う際も、比較的円滑に行うことができる。
図4を参照する。
補助ハンガー具2aは、既存の洋服用ハンガー4に取り付けて組み合わせるものである。これにより、上記衣服ハンガーAとほぼ同様の衣服ハンガーBが形成される。
洋服用ハンガー4は、湾曲した肩掛け部40と、その中央に設けられているフック41及びズボン掛け42で構成されている。
補助ハンガー具2aは、上記補助ハンガー具2と同様の袖掛け部20と滑り止め21、21aを有している。袖掛け部20の中央には、所要の長さの数珠チェーン23が接続されており、その先端には掛け部であるフック24が接続されている。数珠チェーン23が柔軟に曲がる性質を備えていることで、フック24は自由に向きを変えることができる。なお、フック24を有する数珠チェーン23を袖掛け部20の中央に設けることで、袖掛け部20の両側が釣り合い、ほぼ水平になる。
(作用)
図4に示すように、補助ハンガー具2aは、既存の洋服用ハンガー4と組み合わせて、上記衣服ハンガーAとほぼ同様の衣服ハンガーBとすることで、衣服ハンガーAと同様の作用、すなわち袖部33、33aが補助ハンガー具2aの袖掛け部20で支えられることによって、掛けられた綿入れ半纏3の収まりがよくなり、見た目も整えることができるという作用をあらわすことができる。
また、上記のように、補助ハンガー具2aのフック24は自由に向きを変えることができるので、組み合わせる既存の洋服用ハンガー4の形状が、どのような形状(ハンガーとしての一般的な範囲で)であっても、ほとんどの場合で適当な箇所に無理なくフック24を掛けることができる。本例では、フック24をフック41の根元に掛けている。これにより、洋服用ハンガー4に掛けて取り付けた補助ハンガー具2aが傾いたり外れたりせず、好適に使用できる。
図5を参照する。
補助ハンガー具2bは、既存の洋服用ハンガー4に取り付けて組み合わせるものである。これにより、上記衣服ハンガーAとほぼ同様の衣服ハンガーが形成される。
補助ハンガー具2bは、上記補助ハンガー具2、2aと同様の袖掛け部20と滑り止め21、21aを有している。
袖掛け部20の中央には、先端部にリング250を形成した所要の長さの線材25が直角方向に向け固定されている。リング250には、基部にリング260を形成したフック26が、リング250、260同士を掛けて接続されている。これにより、フック26は自由に向きを変えることができる。なお、フック26を有する線材25を袖掛け部20の中央に設けることで、袖掛け部20の両側が釣り合い、ほぼ水平になる。
(作用)
図5に示すように、補助ハンガー具2bは、既存の洋服用ハンガー4と組み合わせて、上記衣服ハンガーAとほぼ同様の衣服ハンガーとすることで、衣服ハンガーAと同様の作用、すなわち袖部33、33aが補助ハンガー具2aの袖掛け部20で支えられることによって、掛けられた綿入れ半纏3の収まりがよくなり、見た目も整えることができるという作用をあらわすことができる。
また、上記のように、補助ハンガー具2bのフック26は自由に向きを変えることができるので、組み合わせる既存の洋服用ハンガー4の形状が、どのような形状(ハンガーとしての一般的な範囲で)であっても、ほとんどの場合で適当な箇所に無理なくフック26を掛けることができる。これにより、洋服用ハンガー4に掛けて取り付けた補助ハンガー具2bが傾いたり外れたりせず、好適に使用できる。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
A 衣服ハンガー
1 ハンガー本体
10 フック
11 補強部材
12 長孔
13、13a 肩掛け部
14 ズボン掛け部
15 抑え爪
2 補助ハンガー具
20 袖掛け部
21、21a 滑り止め
22 フック
220 スライド部
B 衣服ハンガー
2a 補助ハンガー具
4 洋服用ハンガー
40 肩掛け部
41 フック
42 ズボン掛け
23 数珠チェーン
24 フック
2b 補助ハンガー具
25 線材
250 リング
26 フック
260 リング

Claims (1)

  1. 半纏を掛けるためのハンガーであって、
    半纏の肩部を掛ける肩掛け部と、該肩掛け部の中間部に設けられた吊掛け部と、該吊掛け部の近傍に設けられた吊受け部とを有するハンガー本体と、
    直線的な棒体で、前記ハンガー本体の幅より長く、半纏の肩幅とほぼ同じ長さであり、かつ半纏の肩幅の長さが両袖の長さを足した長さとほぼ同じであるときに半纏の両袖の長さを足した長さと同じか、ほぼ同じ長さに形成されており、半纏の袖部をそれぞれその口側から袖掛け部に通して掛けるための袖掛け部と、
    該袖掛け部の長手方向の中間部に設けられ前記吊受け部に掛止する掛け部を有し、該掛け部を前記吊受け部に掛止したときに前記肩掛け部と前記袖掛け部の高さが同じか、又はほぼ同じ高さになるように形成されている、前記ハンガー本体に取り付けられる補助ハンガー具とを備える
    半纏用ハンガー。
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