JP2018078064A - ヘッドライト - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の前部に配置されるヘッドライトにおいて、被視認性を向上する。【解決手段】車両の前部に配置されるヘッドライト40において、第一光源41と、第一光源41からの光を反射して外部に照射するリフレクタ42と、第一光源41とリフレクタ42との間に介在する導光部材50と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドライトに関する。
従来、車両用灯具において、例えば特許文献1に開示されたものがある。これは、ランプハウジング内の中心部にプロジェクタランプを配置し、プロジェクタランプの外周に複数のLEDユニットを配置し、複数のLEDユニットからの光を反射して外部に照射する複数のリフレクタを放射状に配置したものである。
実用新案登録第3159322号公報
ところで、車両の前部に配置されるヘッドライトにおいては、周りから注目されやすい構成が求められる場合がある。しかしながら、特許文献1の技術においては、被視認性を向上する点で改善の余地があった。
そこで本発明は、車両の前部に配置されるヘッドライトにおいて、被視認性を向上することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車両(1)の前部に配置されるヘッドライト(40)において、第一光源(41)と、前記第一光源(41)からの光を反射して外部に照射するリフレクタ(42)と、前記第一光源(41)と前記リフレクタ(42)との間に介在する導光部材(50)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前面視で、前記導光部材(50)の少なくとも一部は、前記リフレクタ(42)と重なることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前面視で、中心位置(Cp)に配置された第二光源(60)を更に備え、前面視で、前記導光部材(50)の少なくとも一部は、前記中心位置(Cp)に対して円弧状をなすことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前面視で、中心位置(Cp)に配置された第二光源(60)を更に備え、前面視で、前記導光部材(50)の少なくとも一部は、前記中心位置(Cp)に対して放射状をなすことを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記第二光源(60)が取り付けられた第一ハウジング(71)と、前記第一ハウジング(71)の外方に配置されるとともに、前記第一光源(41)、前記リフレクタ(42)及び前記導光部材(50)が取り付けられた第二ハウジング(72)と、を更に備え、前面視で、前記第一ハウジング(71)の外形と、前記第二ハウジング(72)の内周面とは、相似形状をなすことを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記第二光源(60)が取り付けられた第一ハウジング(71)と、前記第一光源(41)、前記リフレクタ(42)及び前記導光部材(50)が取り付けられた第二ハウジング(72)と、を更に備え、前記第一ハウジング(71)と前記第二ハウジング(72)とは、一体化したハウジングユニット(70)とされ、前記ハウジングユニット(70)を移動可能な移動機構(80)を更に備えることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、前記第二光源(60)が取り付けられた第一ハウジング(71)と、前記第一光源(41)、前記リフレクタ(42)及び前記導光部材(50)が取り付けられた第二ハウジング(72)と、前記第一ハウジング(71)と前記第二ハウジング(72)とを連結するステイ(73)と、前記第一ハウジング(71)の外周または前記第二ハウジング(72)の内周に設けられた放熱部材(75)と、を更に備え、前面視で、前記放熱部材(75)と前記ステイ(73)とは、互いに避けた位置に配置されていることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、前記放熱部材(75)の少なくとも一部と前記ステイ(73)の少なくとも一部とは、周方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、第一光源とリフレクタとの間に介在する導光部材を備えることで、リフレクタによる反射光に加え、第一光源により発光する導光部材を外部から視認することができるため、周りから注目されやすくなる。したがって、被視認性を向上することができる。加えて、別途光源を設けることなく導光部材を発光させることができるため、光源の部品点数を削減する点で好適である。
請求項2に記載した発明によれば、前面視で導光部材の少なくとも一部がリフレクタと重なることで、リフレクタによる反射光の範囲内で導光部材が発光するため、反射光による発光エリアの中に異なる複数の発光体(すなわち、リフレクタ及び導光部材)を設けることができる。したがって、被視認性をより一層効果的に向上することができる。加えて、同一の発光方法を用いたときの単なる光量の増加ではなく、反射と導光という異なる発光方法を用いることで、反射光の中に導光部材による光を区画し目立たせることができるため、被視認性がより一層向上する。
請求項3に記載した発明によれば、前面視で中心位置に配置された第二光源を更に備え、前面視で導光部材の少なくとも一部が中心位置に対して円弧状をなすことで、第二光源の輪郭を形成するように導光部材が発光するため、被視認性をより一層効果的に向上することができる。
請求項4に記載した発明によれば、前面視で中心位置に配置された第二光源を更に備え、前面視で導光部材の少なくとも一部が中心位置に対して放射状をなすことで、第二光源から放射状に拡散する光を具現化し強調するように導光部材が発光するため、被視認性をより一層効果的に向上することができる。
請求項5に記載した発明によれば、第二光源が取り付けられた第一ハウジングと、第一ハウジングの外方に配置されるとともに、第一光源、リフレクタ及び導光部材が取り付けられた第二ハウジングとを更に備え、前面視で第一ハウジングの外形と第二ハウジングの内周面とが相似形状をなすことで、第一ハウジングに対し第二ハウジングを近接して配置することができるため、ヘッドライトをコンパクト化することができる。
請求項6に記載した発明によれば、第二光源が取り付けられた第一ハウジングと、第一光源、リフレクタ及び導光部材が取り付けられた第二ハウジングとを更に備え、第一ハウジングと第二ハウジングとが一体化したハウジングユニットとされ、ハウジングユニットを移動可能な移動機構を更に備えることで、第一光源及び第二光源を一体的に移動させることができるため、第一光源の光軸と第二光源の光軸とがずれることを回避することができる。
請求項7に記載した発明によれば、前面視で放熱部材とステイとが互いに避けた位置に配置されていることで、ステイを第一ハウジングの外周または第二ハウジングの内周の広い面積に配置することができる。加えて、前方からの走行風を後方へ排出し、熱が第一ハウジングと第二ハウジングとの間の空間に留まることを抑制することができるため、放熱効率が向上する。
請求項8に記載した発明によれば、放熱部材の少なくとも一部とステイの少なくとも一部とが周方向に重なる位置に配置されていることで、放熱部材をコンパクトに設けることができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のヘッドライトの前面図である。 図2のIII−III断面を含む図である。 図2のIV矢視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、及び車両上方を示す矢印UPが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、ハンドル5によって操向される前輪3と、エンジンを含むパワーユニット10によって駆動される後輪4とを備えている。
以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ハンドル5及び前輪3を含むステアリング系部品は、車体フレーム2前端部に形成されたヘッドパイプ20に操向可能に枢支されている。ヘッドパイプ20には、ハンドル5に接続されたハンドル操向軸が挿通されている。車体フレーム2の前後中央部にはパワーユニット10が配置されている。パワーユニット10の後部には、スイングアーム6がピボット軸6aを中心に上下に揺動可能に枢支されている。
例えば、車体フレーム2は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合して形成されている。側面視で、車体フレーム2は、前側ほど下方に位置するように傾斜して上下に延びる円筒状のヘッドパイプ20と、ヘッドパイプ20の上部後方から左右に分岐し後下方に延びた後に後湾曲部21aで向きを変えて前下方に延びる左右一対のメインフレーム21と、ヘッドパイプ20の下部後方から左右に分岐しメインフレーム21よりも急傾斜をなして後下方に延びる左右一対のダウンフレーム22と、左右メインフレーム21の後湾曲部21aの上方から後上方に延びた後に後部同士が連結されるシートフレーム23と、シートフレーム23における左右側部の前後中間部から前上方に延びて前端部が左右メインフレームに連結される左右一対のシートサブフレーム24と、を備えている。
左右ダウンフレーム22の下端部には、エンジンハンガ25が取り付けられている。左右メインフレーム21の後湾曲部21a及びその下方領域には、ピボットプレート26が取り付けられている。エンジンハンガ25及びピボットプレート26には、パワーユニット10が取り付けられている。
パワーユニット10は、クランクケース11と、側面視でクランクケース11の前上部から前上方に突出するシリンダ部12と、を備えている。クランクケース11の前下部は、エンジンハンガ25に取り付けられている。クランクケース11の後部は、ピボットプレート26に取り付けられている。
シリンダ部12には、吸気装置13及び排気装置14が接続されている。吸気装置13は、シリンダ部12の後壁に接続され且つ吸気ポートに連通して吸気量を調整するスロットルボディ13aと、スロットルボディ13aへの吸気を清浄化してパワーユニット10へ吸気を行う不図示のエアクリーナと、を備えている。
排気装置14は、シリンダ部12の前壁に接続され且つ排気ポートに連通してパワーユニット10の前方を後下方に延びた後に屈曲してパワーユニット10の下方を前後に延びる排気管14aと、排気管14aの後端に接続されるとともに後輪4の右側方に配置されて斜め後上方に延びるマフラ14bと、を備えている。
シートフレーム23における左右側部の前後中間部(具体的には、シートサブフレーム24との連結部よりも後部上方側位置の下面領域)には、リヤクッション7の上端部が連結される上ブラケット27が結合されている。一方、スイングアーム6の後部(後輪支持部の前部)には、リヤクッション7の下端部が連結される下ブラケット28が結合されている。
メインフレーム21の前部上方かつシートサブフレーム24の前部上方には、燃料タンク8が配置されている。燃料タンク8の後方であってシートサブフレーム24の後部上方かつシートフレーム23の後部上方には、シート9が配置されている。
なお、図1において、符号15はフロントフェンダ、符号16はリヤフェンダ、符号40はヘッドライト、符号18はブレーキランプ、符号30は前輪3の左右に配置される左右一対のフロントフォーク、符号31は左右フロントフォーク30の上部をヘッドパイプ20に支持するステアリングステム、符号32はステアリングステム31のボトムブリッジ、符号33はステアリングステム31のトップブリッジをそれぞれ示す。
<ヘッドライト>
ヘッドライト40は、車両の前部に配置されている。ヘッドライト40は、左右一対の支持部材34(図3参照)を介してトップブリッジ33に支持されている。図2の前面視で、ヘッドライト40の外形は、円形状をなしている。
図2に示すように、ヘッドライト40は、LEDユニット41(第一光源)と、LEDユニット41からの光を反射して外部に照射するリフレクタ42と、LEDユニット41とリフレクタ42との間に介在する導光部材50と、ヘッドライト40の中心位置Cpに配置されたプロジェクタランプ60(第二光源)と、プロジェクタランプ60が取り付けられた第一ハウジング71と、LEDユニット41、リフレクタ42及び導光部材50が取り付けられた第二ハウジング72と、を備える。
<LEDユニット>
図2の前面視で、LEDユニット41は、円環状をなしている。図3に示すように、LEDユニット41は、径方向外方(リフレクタ42)に向けて光を射出する。LEDユニット41は、径方向外方を向く光射出面を有する複数のLEDチップ41aを備えている。複数のLEDチップ41aは、周方向に実質的に等間隔をあけて配置されている。
<リフレクタ>
図2の前面視で、リフレクタ42は、円環状をなしている。図3の断面視で、リフレクタ42は、径方向外側ほど前方に位置するように傾斜する直線状をなしている。リフレクタ42は、LEDからの光を前方に向けて反射する。例えば、リフレクタ42は、同一の部材により一体に形成された反射板である。
<導光部材>
図2の前面視で、導光部材50は、中心位置Cpに対して円弧状をなす複数(例えば本実施形態では4つ)の円弧状部51と、円弧状部51に連結されるとともに、中心位置Cpに対して放射状をなす複数(例えば本実施形態では4つ)の放射状部52と、を備えている。すなわち、図2の前面視で、導光部材50の一部は円弧状をなし、かつ、他の一部は放射状をなしている。例えば、導光部材50は、アクリル樹脂等の透明樹脂で形成されている。
図2の前面視で、導光部材50の周方向における4つの円弧状部51の長さは、実質的に同じ長さとなっている。図2の前面視で、4つの放射状部52は、周方向に実質的に等間隔をあけて配置されている。図2の前面視で、放射状部52は、導光部材50の上下左右の各部に1つずつ配置されている。
図2の前面視で、導光部材50は、リフレクタ42と重なる。本実施形態では、図2の前面視で、円弧状部51及び放射状部52のそれぞれがリフレクタ42と重なっている。
図3の断面視で、導光部材50は、LEDユニット41よりも径方向外方であってリフレクタ42の前方に配置されている。導光部材50は、LEDユニット41からの光とリフレクタ42からの反射光とによって発光する。
<プロジェクタランプ>
図2の前面視で、プロジェクタランプ60の外形は、円形状をなしている。図3に示すように、プロジェクタランプ60は、内部に収容された光源61からの光を前方へ直射する。なお、図3において、符号62は光源61に接続されたケーブル、符号63は光源61を収容するランプハウジング、符号64はレンズ、符号65はレンズ64をランプハウジング63に取り付ける取付部材をそれぞれ示す。
<第一ハウジング>
図2の前面視で、第一ハウジング71の外形は、円形状をなしている。図3に示すように、第一ハウジング71は、ランプハウジング63を支持するランプハウジング支持部71aと、ランプハウジング63の外周を囲む筒状をなす筒状部71bと、を備える。筒状部71bの基端は、ランプハウジング支持部71aにつながっている。筒状部71bの先端は、取付部材65の外周部に結合されている。
図2に示すように、第一ハウジング71の外周には、ヒートシンク75(放熱部材)が設けられている。すなわち、ヒートシンク75は、筒状部71bに設けられている。ヒートシンク75は、筒状部71bの外周面から左右側方に突出する複数のフィン75aを備える。図4に示すように、ヒートシンク75は、第一ハウジング71の外周の前端寄りから後端まで伸びている。フィン75aは、前後に伸びる長方形板状をなしている。例えば本実施形態では、フィン75aは、左右に6枚ずつ配置されている。
<第二ハウジング>
図2の前面視で、第二ハウジング72の外形は、円環状をなしている。図2の前面視で、第二ハウジング72の内周面は、第一ハウジング71の外形よりも大きい円形状をなしている。本実施形態において、第一ハウジング71の外形と、第二ハウジング72の内周面とは、相似形状をなしている。
図3に示すように、第二ハウジング72は、LEDユニット41を支持するLEDユニット支持部72aと、LEDユニット支持部72aよりも径方向外方でリフレクタ42及び導光部材50を支持するリフレクタ支持部72bと、を備える。図3の断面視で、リフレクタ支持部72bは、径方向外側ほど前方に位置するように傾斜する外形を有している。
第二ハウジング72には、導光部材50を前方から覆うカバー部材76が取り付けられている。図3の断面視で、カバー部材76(すなわち、カバー部材76の横断面形状)は、後方に開口するU字状をなしている。例えば、カバー部材76は、アクリル樹脂等の透明樹脂で形成されている。カバー部材76と導光部材50との間には、空間76sが形成されている。LEDユニット41からの光とリフレクタ42からの反射光とによって発光した導光部材50、及びリフレクタ42からの反射光は、カバー部材76を介して外部から視認可能とされている。
<ハウジングユニット>
本実施形態において、第一ハウジング71と第二ハウジング72とは、一体化したハウジングユニット70とされている。具体的に、第一ハウジング71と第二ハウジング72とは、複数(例えば本実施形態では3本)のステイ73によって連結されている。図2の前面視で、ヒートシンク75とステイ73とは、互いに避けた位置に配置されている。言いかえると、図2の前面視で、ヒートシンク75とステイ73とは、互いに重ならない位置に配置されている。図2の前面視で、3つのステイ73の外形は、Y字状をなしている。図3に示すように、ステイ73は、第一ハウジング71におけるランプハウジング支持部71aと、第二ハウジング72におけるLEDユニット支持部72aとを連結する。図4に示すように、ヒートシンク75の一部とステイ73とが周方向に重なる位置に配置されている。具体的に、ステイ73は、ヒートシンク75の後端部と同一円周上に配置されている。
<移動機構>
本実施形態において、ヘッドライト40は、ハウジングユニット70を移動可能な移動機構80を更に備える。図3に示すように、移動機構80は、第二ハウジング72と、ボトムブリッジ32(図1参照)との間において左右に一対配置されている。
移動機構80は、第二ハウジング72に固定されたハウジング側ブラケット81と、ボトムブリッジ32(図1参照)に固定された車体側ブラケット82と、ハウジング側ブラケット81及び車体側ブラケット82に挿通されたボルト83と、車体側ブラケット82から突出したボルト83の突出部に螺着されたナット84と、を備える。
例えば、左右の移動機構80のそれぞれにおいて、ボルト83の軸部に対してナット84を時計回りに回転させることによって、ハウジングユニット70を前傾させることができる。一方、左右の移動機構80のそれぞれにおいて、ボルト83の軸部に対してナット84を反時計回りに回転させることによって、ハウジングユニット70を後傾させることができる。さらに、左右の移動機構80のうち何れか一方において、ボルト83の軸部に対してナット84を時計回り又は反時計回りに回転させることによって、ハウジングユニット70を左右側方のいずれか一方に傾動させることができる。
以上説明したように、上記実施形態は、車両の前部に配置されるヘッドライト40において、LEDユニット41と、LEDユニット41からの光を反射して外部に照射するリフレクタ42と、LEDユニット41とリフレクタ42との間に介在する導光部材50と、を備える。
この構成によれば、LEDユニット41とリフレクタ42との間に介在する導光部材50を備えることで、リフレクタ42による反射光に加え、LEDユニット41により発光する導光部材50を外部から視認することができるため、周りから注目されやすくなる。したがって、被視認性を向上することができる。加えて、別途光源を設けることなく導光部材50を発光させることができるため、光源の部品点数を削減する点で好適である。
また、上記実施形態では、前面視で導光部材50の少なくとも一部がリフレクタ42と重なることで、リフレクタ42による反射光の範囲内で導光部材50が発光するため、反射光による発光エリアの中に異なる複数の発光体(すなわち、リフレクタ42及び導光部材50)を設けることができる。したがって、被視認性をより一層効果的に向上することができる。加えて、同一の発光方法を用いたときの単なる光量の増加ではなく、反射と導光という異なる発光方法を用いることで、反射光の中に導光部材50による光を区画し目立たせることができるため、被視認性がより一層向上する。
また、上記実施形態では、前面視で中心位置Cpに配置されたプロジェクタランプ60を更に備え、前面視で導光部材50の少なくとも一部が中心位置Cpに対して円弧状をなすことで、プロジェクタランプ60の輪郭を形成するように導光部材50が発光するため、被視認性をより一層効果的に向上することができる。
また、上記実施形態では、前面視で導光部材50の少なくとも一部が中心位置Cpに対して放射状をなすことで、プロジェクタランプ60から放射状に拡散する光を具現化し強調するように導光部材50が発光するため、被視認性をより一層効果的に向上することができる。
また、上記実施形態では、プロジェクタランプ60が取り付けられた第一ハウジング71と、第一ハウジング71の外方に配置されるとともに、LEDユニット41、リフレクタ42及び導光部材50が取り付けられた第二ハウジング72とを更に備え、前面視で第一ハウジング71の外形と第二ハウジング72の内周面とが相似形状をなすことで、第一ハウジング71に対し第二ハウジング72を近接して配置することができるため、ヘッドライト40をコンパクト化することができる。
また、上記実施形態では、第一ハウジング71と第二ハウジング72とが一体化したハウジングユニット70とされ、ハウジングユニット70を移動可能な移動機構80を更に備えることで、LEDユニット41及びプロジェクタランプ60を一体的に移動させることができるため、LEDユニット41の光軸とプロジェクタランプ60の光軸とがずれることを回避することができる。
また、上記実施形態では、前面視でヒートシンク75とステイ73とが互いに避けた位置に配置されていることで、ステイ73を第一ハウジング71の外周の広い面積に配置することができる。加えて、前方からの走行風を後方へ排出し、熱が第一ハウジング71と第二ハウジング72との間の空間に留まることを抑制することができるため、放熱効率が向上する。
また、上記実施形態では、ヒートシンク75の一部とステイ73とが周方向に重なる位置に配置されていることで、ヒートシンク75をコンパクトに設けることができる。
なお、上記実施形態では、前面視で、導光部材50における円弧状部51及び放射状部52のそれぞれがリフレクタ42と重なっている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、前面視で、導光部材50における円弧状部51又は放射状部52の何れか一方のみがリフレクタ42と重なっていてもよい。すなわち、前面視で導光部材50の少なくとも一部がリフレクタ42と重なっていればよい。
また、上記実施形態では、導光部材50が、中心位置Cpに対して円弧状をなす円弧状部51と、中心位置Cpに対して放射状をなす放射状部52とを備えた例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、導光部材50が円弧状部51又は放射状部52の何れか一方のみを備えていてもよい。すなわち、前面視で導光部材50の少なくとも一部が中心位置Cpに対して円弧状又は放射状をなしていればよい。
また、上記実施形態では、第一ハウジング71と第二ハウジング72とが一体化したハウジングユニット70とされている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第一ハウジング71と第二ハウジング72とが別体とされていてもよい。
また、上記実施形態では、ヘッドライト40が左右一対の支持部材34を介してトップブリッジ33に支持されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ヘッドライト40が支持部材を介してボトムブリッジ32に支持されていてもよい。
また、上記実施形態では、移動機構80が、第二ハウジング72と、ボトムブリッジ32との間に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、移動機構80が、第二ハウジング72と、トップブリッジ33との間に配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、第一ハウジング71の外周にヒートシンク75が設けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、第二ハウジング72の内周にヒートシンク75が設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、ヒートシンク75の一部とステイ73とが周方向に重なる位置に配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、ヒートシンク75全体とステイ73全体とが周方向に重なる位置に配置されていてもよい。すなわち、ヒートシンク75の少なくとも一部とステイ73の少なくとも一部とが周方向に重なる位置に配置されていればよい。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の車両も含まれる。また、本発明は、自動二輪車のみならず、自動車等の四輪の車両にも適用可能である。
実施形態のエンジンは、前上方に突出するシリンダ部12(前傾シリンダ)を備えるエンジンであるが、後上方に突出するシリンダ部(後傾シリンダ)を備えるエンジンであってもよい。また、クランク軸を車幅方向に沿わせたいわゆる横置きエンジンであることに限らず、クランク軸を車両前後方向に沿わせたいわゆる縦置きエンジンであってもよく、かつこの場合もシリンダ配置は種々である。さらに、パワーユニット10は、駆動源に電気モータを含むものであってもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(車両)
40 ヘッドライト
41 LEDユニット(第一光源)
42 リフレクタ
50 導光部材
60 プロジェクタランプ(第二光源)
70 ハウジングユニット
71 第一ハウジング
72 第二ハウジング
73 ステイ
75 ヒートシンク(放熱部材)
80 移動機構
Cp 中心位置

Claims (8)

  1. 車両(1)の前部に配置されるヘッドライト(40)において、
    第一光源(41)と、
    前記第一光源(41)からの光を反射して外部に照射するリフレクタ(42)と、
    前記第一光源(41)と前記リフレクタ(42)との間に介在する導光部材(50)と、
    を備えることを特徴とするヘッドライト。
  2. 前面視で、前記導光部材(50)の少なくとも一部は、前記リフレクタ(42)と重なることを特徴とする請求項1に記載のヘッドライト。
  3. 前面視で、中心位置(Cp)に配置された第二光源(60)を更に備え、
    前面視で、前記導光部材(50)の少なくとも一部は、前記中心位置(Cp)に対して円弧状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドライト。
  4. 前面視で、中心位置(Cp)に配置された第二光源(60)を更に備え、
    前面視で、前記導光部材(50)の少なくとも一部は、前記中心位置(Cp)に対して放射状をなすことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のヘッドライト。
  5. 前記第二光源(60)が取り付けられた第一ハウジング(71)と、
    前記第一ハウジング(71)の外方に配置されるとともに、前記第一光源(41)、前記リフレクタ(42)及び前記導光部材(50)が取り付けられた第二ハウジング(72)と、を更に備え、
    前面視で、前記第一ハウジング(71)の外形と、前記第二ハウジング(72)の内周面とは、相似形状をなすことを特徴とする請求項3又は4に記載のヘッドライト。
  6. 前記第二光源(60)が取り付けられた第一ハウジング(71)と、
    前記第一光源(41)、前記リフレクタ(42)及び前記導光部材(50)が取り付けられた第二ハウジング(72)と、を更に備え、
    前記第一ハウジング(71)と前記第二ハウジング(72)とは、一体化したハウジングユニット(70)とされ、
    前記ハウジングユニット(70)を移動可能な移動機構(80)を更に備えることを特徴とする請求項3から5の何れか一項に記載のヘッドライト。
  7. 前記第二光源(60)が取り付けられた第一ハウジング(71)と、
    前記第一光源(41)、前記リフレクタ(42)及び前記導光部材(50)が取り付けられた第二ハウジング(72)と、
    前記第一ハウジング(71)と前記第二ハウジング(72)とを連結するステイ(73)と、
    前記第一ハウジング(71)の外周または前記第二ハウジング(72)の内周に設けられた放熱部材(75)と、を更に備え、
    前面視で、前記放熱部材(75)と前記ステイ(73)とは、互いに避けた位置に配置されていることを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載のヘッドライト。
  8. 前記放熱部材(75)の少なくとも一部と前記ステイ(73)の少なくとも一部とは、周方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のヘッドライト。
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