JP2018077944A - ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents

ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度の低下を抑えると共に、その際の電線の傷つき、又はシート材の取付作業性の悪化を抑えることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス10は、複数の電線13が分岐部分14を形成しつつ配線されたワイヤーハーネス本体12と、前記ワイヤーハーネス本体12に外装されるシート材20とを備える。前記シート材20は、前記分岐部分14及び前記分岐部分14の周囲における股の間の部分を含む領域を挟んで重なる状態に維持されたシート本体22を含み、前記シート本体22のうち前記股の間の部分に位置する部分に前記シート本体22の内部から外縁まで達する切れ目24が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ワイヤーハーネスにおける分岐部分を結束する技術に関する。
特許文献1、特許文献2および特許文献3は、ワイヤーハーネスにおける分岐部分をシート材で挟んで経路規制及び保護する技術を開示している。
具体的には、特許文献1では、電線の大部分の領域を2枚の長方形のラミネートフィルムで挟むことによって経路規制を行っている。また、特許文献2では、特許文献1と同様に、電線の大部分の領域を2枚の長方形のラミネートフィルムで挟むことによって経路規制を行っており、さらにラミネートフィルムのうち股の部分を切除している。また、特許文献3では、ワイヤーハーネスにおける分岐部分を含めた大部分の領域をワイヤーハーネスの形状に応じた形状に形成された片面粘着シートで挟むことによって、その形状を維持する技術を開示している。
特開2012−99301号公報 特開2012−155991号公報 特開2012−161234号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、分岐線の間の股の間の部分までラミネートフィルムが存在するため、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度が低下する恐れがある。また、特許文献2に記載の技術では、貼り付け後にラミネートフィルムを切除するにあたり股の間に2か所以上切れ目を設ける必要が有り、電線に近い位置に切れ目が入ることで、電線を傷つける恐れがあった。また、特許文献3に記載の技術では、貼り付け前に予め股の部分を切除した片面粘着シートを用いることによって片面粘着シートの形状が複雑になり細かな位置合わせが必要となるため、シート材の貼り合わせに係る作業性が悪化する。
そこで、本発明は、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度の低下を抑えると共に、その際の電線の傷つき、又はシート材の取付作業性の悪化を抑えることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスは、複数の電線が分岐部分を形成しつつ配線されたワイヤーハーネス本体と、前記分岐部分及び前記分岐部分の周囲における股の間の部分を含む領域を挟んで重なる状態に維持されたシート本体を含み、前記シート本体のうち前記股の間の部分に位置する部分に前記シート本体の内部から外縁まで達する切れ目が形成されたシート材と、を備える。
第2の態様に係るワイヤーハーネスは、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材には、前記切れ目のうち前記シート本体の内部側の端部に連なる貫通孔が形成されている。
第3の態様に係るワイヤーハーネスは、第1又は第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記分岐部分から延出する複数の分岐線のうち少なくとも1つには、前記分岐線を保護する保護部材が外装され、前記シート材の外縁が前記保護部材の外周側に重ねられている。
第4の態様に係るワイヤーハーネスは、第1から第3のいずれか1つの態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材は、別体に設けられた2枚の前記シート本体で前記ワイヤーハーネス本体を挟んでいる。
第5の態様に係るワイヤーハーネスは、第1から第3の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記シート材は、1枚の前記シート本体を中間部分で折り曲げることによって、前記ワイヤーハーネス本体を挟んでいる。
第6の態様に係るワイヤーハーネスは、第5の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記分岐部分が複数設けられ、隣り合う2つの前記分岐部分のうち一方では分岐線が幹線に対して一方側に延出し、他方では分岐線が幹線に対して他方側に延出しており、隣り合う2つの前記分岐部分を逆向きに折り曲げられた2つの前記シート本体がそれぞれ覆っている。
第7の態様に係るワイヤーハーネスは、第1から第6のいずれか1つの態様に係るワイヤーハーネスであって、複数の分岐線が櫛歯状に延びる。
第8の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)複数の電線を、分岐部分を形成しつつ配線する工程と、(b)前記分岐部分及び前記分岐部分の周囲における股の間の部分を含む領域をシート本体で挟んで重なる状態に維持する工程と、(c)前記シート本体のうち前記股の間の部分に位置する部分に前記シート本体の内部から外縁まで達する切れ目を形成する工程と、を備える。
第9の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、第8の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記工程(c)は、(c1)前記シート本体にミシン目を形成する工程と、(c2)前記工程(c1)の後で、前記ミシン目を裂いて前記切れ目を形成する工程と、を含む。
第1から第7の態様によると、シート本体における股の間の部分に、シート本体の内部から外縁まで達する切れ目が形成されているため、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度の低下を抑えることができる。この際、切れ目であるため、電線から遠い位置に設けることができる。これにより、シート本体のワイヤーハーネス本体への取付後に切れ目を入れる場合でも電線が傷つきにくい。また、シート本体のワイヤーハーネス本体への取付前に切れ目を入れる場合でも、切除する場合に比べて形状が複雑になりにくいため、重ねあわせる際の位置合わせが容易となる。以上より、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度の低下を抑えると共に、その際の電線の傷つき、又はシート材の取付作業性の悪化を抑えることができる。
特に、第2の態様によると、切れ目の端部に貫通孔が設けられることによって、シート本体が切れ目の端部から裂けることが抑制される。
特に、第3の態様によると、シート材によって保護部材の位置決めを図ることができる。
特に、第4の態様によると、幹線に対して両側に分岐線が延びる場合にも容易に対応できる。
特に、第5の態様によると、シート材の貼り合わせに係る作業が容易になる。
特に、第6の態様によると、折り曲げタイプのシート材でも、簡易に、幹線に対して両側に分岐線を延出させることができる。
特に、第7の態様によると、分岐を一か所に集中させる必要がなくなる。
第8又は第9の態様によると、シート本体における股の間の部分に、シート本体の内部から外縁まで達する切れ目が形成されているため、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度の低下を抑えることができる。この際、切れ目であるため、電線から遠い位置に設けることができる。これにより、シート本体の電線への取付後に切れ目を入れる場合でも電線が傷つきにくい。また、シート本体の電線への取付前に切れ目を入れる場合でも、シート本体を切除する場合に比べてシート本体の形状が複雑になりにくいため、重ねあわせる際の位置合わせが容易になる。以上より、分岐部分から延出する電線の分岐部分近傍での自由度の低下を抑えると共に、その際の電線の傷つき、又はシート材の取付作業性の悪化を抑えることができる。
特に、第9の態様によると、シート本体に予めミシン目を入れておき、後で、ミシン目を裂くことで、簡易に切れ目を形成することができる。また、ミシン目の形状によっては、刃物を使わずに切れ目を形成することも可能になるため、シート本体を電線へ取り付けた後に切れ目を入れる場合でも電線を傷つけにくい。
第1実施形態に係るワイヤーハーネスを示す平面図である。 図1のII−II線に沿って切断した断面図である。 取付前のシート材を示す平面図である。 第1実施形態に係るワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。 第1実施形態に係るワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。 シート材を位置決めする様子を説明する説明図である。 第1実施形態に係るワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。 第2実施形態に係るワイヤーハーネスを示す平面図である。 第2実施形態に係るワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。 第2実施形態に係るワイヤーハーネスを製造する様子を示す説明図である。
{第1実施形態}
以下、第1実施形態に係るワイヤーハーネスについて説明する。図1は、第1実施形態に係るワイヤーハーネス10を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿って切断した断面図である。
ワイヤーハーネス10は、分岐部分14を有する。分岐部分14には、シート材20が取付けられている。これにより、分岐部分14の経路規制及び保護等が図られている。具体的には、ワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、上記シート材20とを備える。
ワイヤーハーネス本体12は、複数の電線13を含む。さらにここでは、ワイヤーハーネス本体12は、保護部材19を含む。
ワイヤーハーネス本体12は、複数のコネクタ18が複数の電線13を介して接続されている。より詳細には、ワイヤーハーネス本体12は、複数の電線13が分岐部分14を形成しつつ束ねられた構成とされている。ワイヤーハーネス本体12の各分岐先では、複数の電線13の端部がコネクタ18に挿入接続されている。ワイヤーハーネス本体12は、車両に組込まれた状態で、各コネクタ18が車両に搭載された各種電気部品に接続される。これにより、ワイヤーハーネス本体12は、車両に搭載された各種電気部品を電気的に接続する役割を果す。なお、複数の電線13は、適宜箇所にて例えば、粘着テープ、結束バンド等の結束部材で結束されていてもよい。
保護部材19は、分岐部分14から延出する複数の分岐線15のうち少なくとも1つに外装されている。
ここで、本明細書では、分岐線15とは分岐部分14から延びる各電線13群のことを指すものとする。この際、ワイヤーハーネス10は、通常、幹線16と呼ばれる多くの電線13の集合体から適宜枝線17が分岐していく形態をとる。本明細書では、幹線16及び枝線17も分岐線15の一種であり、分岐線15のうちとりわけ多くの電線13群が集合するものが幹線16であるとみなす。
従って、保護部材19は、幹線16及び枝線17を含む分岐線15の少なくとも1つに外装され、これを保護している。図1に示す例では、分岐部分14から延びるすべての分岐線15に保護部材19が取付けられている。
かかる保護部材19の形状は特に限定されるものではない。例えば、保護部材19としては、軸心方向に沿って太環状部と細環状部とが交互に連続するコルゲートチューブ、又は軸心方向に一様な断面が続くチューブ等を用いることができる。また、保護部材19としては、シート状部材を用いることができる。この場合、シート状部材は、一方外縁を巻始め部分とすると共に他方外縁を巻終わり部分とする態様で電線13に巻き付けられてもよいし、一方外縁と他方外縁とを合わせるように中間部分で折り曲げるものであってもよい。
かかる保護部材19は、分岐線15のうち分岐部分14に近い位置から端末にかけての領域を含む部分を覆っている。保護部材19は、端末に近い位置まで覆っていることが好ましい。
次に、シート材20について図1、図2に加えて図3を参照しつつ説明する。図3は、取付前のシート材20Bを示す平面図である。
シート材20は、上述したように分岐部分14を覆っている。シート材20は、シート本体22を含む。そして、シート本体22には、切れ目24が形成されている。さらにここでは、シート本体22には、貫通孔28が形成されている。
シート本体22は、分岐部分14及び分岐部分14の周囲における股の間の部分を含む領域を挟んで重なる状態に維持されている。ここでは、別体に設けられた2枚のシート本体22でワイヤーハーネス本体12の1つの分岐部分14を挟んでいる。シート本体22は、例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)又はPP(ポリプロピレン)等の樹脂を材料として一様に形成されているものが考えられる。また、例えば、スパンボンド不織布等の不織布が採用されることが考えられる。
2枚のシート本体22を重ねた状態に維持するための維持手段は、特に限定されない。しかしながら、維持手段は、向かい合って当接するシート本体22の内面同士を接合可能なものであることが好ましい。このような維持手段としては、例えば、両面粘着テープ又は接着剤等が考えられる。この場合、シート本体22は、シート本体22同士で接合されていればよく、必ずしもシート本体22とワイヤーハーネス本体12とが接合されている必要はない。また、この場合、両面粘着テープ又は粘着材が予めシート本体22に設けられているとよい。また、例えば、維持手段として自己粘着材を用いることもあり得る。この場合、自己粘着材付のシート材20を用いると、シート本体22同士は接合されつつ、シート本体22とワイヤーハーネス本体12とは接合されない状態となる。また、維持手段は、溶着等であってもよい。
上述したように、シート本体22は、分岐部分14及び分岐部分14の周囲における股の間の部分を含む領域を挟んで重なる状態に維持されている。この際、シート本体22の外縁が保護部材19の外周側に重ねられている。換言すると、保護部材19は、重ね合わされたシート材20の内部領域まで延びている。これにより分岐線15の延在方向に沿った保護部材19の位置決めが図られる。なお、シート本体22と保護部材19とは、上記維持手段によって必ずしも接合されている必要はない。
切れ目24は、シート本体22のうち股の間の部分に位置する部分に形成されている。切れ目24は、シート本体22の内部から外縁まで達している。各分岐線15の間のうちどの間に切れ目24を設けるかは適宜設定されていればよい。切れ目24は、各分岐線15のすべての間に設けられていることが好ましい。しかしながら、分岐線15が密集する箇所では、各分岐線15のすべての間に切れ目24を設けることが難しい場合があり得る。そのような場合、切れ目24は、車両において近い位置に端末部が接続される分岐線群15Gごとを仕切ることができるように設けられていることが好ましい。また、ワイヤーハーネス10を車両に組み付ける際に、幹線16を先に固定してから枝線17を移動させて固定する態様を取ることがある。このような場合には、幹線16によって規定される股の間の部分に切れ目24が形成されていると、幹線16の固定及び枝線17の移動を行いやすい。
図1に示す例では、5本の切れ目24が設けられており、1つの分岐部分14から延びる10本の分岐線15が、5つの分岐線群15Gに仕切られている。このうち2つの分岐線群15Ga、15Gbは相互に反対に延びる幹線16からなっており、残りの3つの分岐線群15Gc、15Gd、15Geが枝線17からなっている。より詳細には、幹線16に対して一方側では、分岐部分14から延びる3つの枝線17が1つの分岐線群15Gcを成している。また、幹線16に対して他方側では、分岐部分14から延びる5つの枝線17のうち3つの枝線17が1つの分岐線群15Gdを成し、残りの2つの枝線17が別の分岐線群15Geをなしている。
各分岐線群15Gは、切れ目24があることで、図2の仮想線(二点鎖線)に示すようにシート材20が被せられた領域でも、相互に異なる方向に延びることが可能となっている。この際、車両において近い位置に端末部が接続される分岐線群15Gごとを仕切ることができるように切れ目24が設けられていることによって、複数の分岐線15を含む分岐線群15Gにおいて、1つの分岐線15の端末部を移動させると、その分岐線群15Gの他の分岐線15もその動きに追従するように動く。このため、分岐線15が多くあり端末部を識別しにくい場合でも、当該分岐線15の端末部に近い位置に接続される分岐線15を識別しやすくなる。
股の間の部分において切れ目24が形成される位置(方向)は、特に限定されるものではない。切れ目24は、股の間の中央に形成されていてもよいし、股の両側に位置する2つの分岐線15のどちらか一方によった位置に形成されていてもよい。切れ目24は、なるべく股の間の中央を通るように形成されていることが好ましい。これにより、股の間の部分のうち切れ目24で仕切られる両側部分で、シート本体22の接合面積が小さくなりすぎることを抑制することができ、シート本体22同士が剥がれることが抑制できる。また、電線13は、製造時に付いた癖などにより軌道から大きく外れて飛び出すこともあり得る。このような場合のうち、特に股の一方の分岐線15を構成する電線13の一部が股の他方の分岐線15側に飛び出している場合でも、切れ目24がなるべく股の間の中央を通るように形成されていることによって、飛び出した電線13がシート材20からはみ出すことを抑制できる。
貫通孔28は、切れ目24のうちシート本体22の内部側の端部に連なるように形成されている。ここでは、5つの切れ目24の端部にすべて貫通孔28が形成されている。もっとも、貫通孔28が形成されていない切れ目24が存在していてもよい。また、図1に示す例では、貫通孔28は、丸孔状に形成されているが、必ずしもその必要はなく、角孔状等の他の形状であってもよい。この際、貫通孔28は、棒状の治具を挿通可能な大きさに形成されているとよい。これにより、貫通孔28を用いてシート材20Bの位置決めを図ることができる。これについて詳しくは後述する。
ここで、ワイヤーハーネス本体12へ取付ける前のシート材20Bには、ミシン目26が形成されている。ミシン目26は、上記切れ目24に対応する位置に、切れ目24と同様の長さ寸法で形成されている。従って、このミシン目26を裂くことで上記切れ目24が形成される。この際、取付前のシート材20Bには、上記貫通孔28も形成されている。貫通孔28は上述したように切れ目24の端部の位置に形成される。従って、シート材20Bにおいては、貫通孔28はミシン目26の端部の位置に形成される。貫通孔28及びミシン目26は、プレス加工等によって併せて形成されるとよい。例えば、貫通孔28及びミシン目26は、大寸のシート基材を切断して所定の寸法のシート本体22を得る際などに形成されることが考えられる。
<製造方法>
次に、上記ワイヤーハーネス10の製造方法について説明する。
まずは、図3に示すようなミシン目26及び貫通孔28が形成されたシート材20Bを2枚用意する。
次に、複数の電線13を、分岐部分14を形成しつつ配線する。ここでは、図4に示すように、一方のシート材20Bの上方で複数の電線13を配設する。この際、図5に示すように、シート本体22に形成された貫通孔28に棒状の治具80を挿通させてシート材20Bを位置決めするとよい。このような治具80としては、例えば、U字状に形成され、U字の間で電線13を支持可能なU治具と呼ばれる治具80を用いることが考えられる。
次に、分岐部分14及び分岐部分14の周囲における股の間の部分を含む領域をシート本体22で挟んで重なる状態に維持する。より詳細には、図6に示すように、一方のシート材20B及び一方のシート材20Bの上方に位置する電線13の上方に、他方のシート材20Bを重ねる。この際、シート材20Bは方形状であり、まだ切れ目24が形成されていないため、シート材20Bの4隅を位置合わせする程度で、2枚のシート材20Bの位置合わせが完了する。またこのとき、一方のシート材20Bの貫通孔28に治具80が挿通されていれば、他方のシート材20Bの貫通孔28にも治具80を挿通させるようにして他方のシート材20Bを一方のシート材20B及び電線13に重ねることで、2枚のシート材20B同士の大まかな位置合わせを行うことができる。さらに、貫通孔28に治具80が挿通されていることにより、シート材20Bが主面の広がる方向に位置ずれしにくい。
2枚のシート材20Bを適切な位置で重ね合せると、図7のように、シート本体22の外縁、ミシン目26、及び貫通孔28が重なった状態となる。この状態で、粘着剤等の上述した維持手段によって2枚のシート材20Bの重なった状態を維持する。
次に、シート本体22のうち股の間の部分に位置する部分にシート本体22の内部から外縁まで達する切れ目24を形成する。ここでは、シート本体22に前もって形成されたミシン目26を裂くことによって、切れ目24を形成する。ミシン目26は、外縁側から裂いてもよいし、貫通孔28側から裂いてもよい。ミシン目26を外縁側から裂く場合、ミシン目26の端部には貫通孔28があるため、勢いよく裂いても、貫通孔28の位置を超える領域までシート本体22が裂けにくい。また、ミシン目26の形状、又はシート本体22の表面形状によっては、ミシン目26を識別しにくいことがある。この場合でもミシン目26を構成する小さな凹みよりも大きく形成された貫通孔28があると、貫通孔28を手掛かりにしてミシン目26を識別しやすくなる。
シート本体22をワイヤーハーネス本体12の分岐部分14を含む領域に取付けると共にシート本体22に切れ目24を形成することによって、図1に示すようなワイヤーハーネス10が完成する。
上記ワイヤーハーネス10及びその製造方法によると、シート本体22における股の間の部分に、シート本体22の内部から外縁まで達する切れ目24が形成されているため、分岐部分14から延出する電線13の分岐部分14近傍での自由度の低下を抑えることができる。この際、切れ目24であるため、電線13から遠い位置に設けることができる。これにより、シート本体22のワイヤーハーネス本体12への取付後に切れ目24を入れる場合でも電線13が傷つきにくい。また、シート本体22のワイヤーハーネス本体12への取付前に切れ目24を入れる場合でも、切除する場合に比べて形状が複雑になりにくいため、重ね合わせる際の位置合わせが容易となる。以上より、分岐部分14から延出する電線13の分岐部分14近傍での自由度の低下を抑えると共に、その際の電線13の傷つき、又はシート材20Bの取付作業性の悪化を抑えることができる。
また、切れ目24の端部に貫通孔28が設けられることによって、シート本体22が切れ目24の端部から裂けることが抑制される。
また、シート材20の外縁が保護部材19に重ねられることによって、シート材20によって保護部材19の位置決めを図ることができる。
また、2枚のシート材20Bで分岐部分14を挟むことによって、幹線16に対して両側に分岐線15が延びる場合にも容易に対応できる。
また、シート本体22に予めミシン目26を入れておき、後で、ミシン目26を裂くことで、簡易に切れ目24を形成することができる。また、ミシン目26の形状によっては、刃物を使わずに切れ目24を形成することも可能になるため、シート本体22を電線13へ取り付けた後に切れ目24を入れる場合でも電線13を傷つけにくい。
{第2実施形態}
次に、第2実施形態に係るワイヤーハーネスについて説明する。図8は、第2実施形態に係るワイヤーハーネス110を示す平面図である。図9及び図10は、第2実施形態に係るワイヤーハーネス110を製造する様子を示す説明図である。なお、本実施の形態の説明において、これまで説明したものと同様構成要素については同一符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態に係るワイヤーハーネス110は、ワイヤーハーネス本体112における分岐部分114の形状、及び1枚のシート材120Bが折り曲げられて分岐部分114を覆っている点で第1実施形態に係るワイヤーハーネス10とは異なる。
ワイヤーハーネス本体112において、分岐部分114が複数設けられている。より詳細には、幹線16に対して枝線17が複数位置から分岐している。このとき枝線17は、各分岐部分114から1本ずつ分岐している。つまり、幹線16から枝線17が1本ずつ幹線16の延在方向に沿って間隔をあけて分岐している。もっとも、2本以上の枝線17が分岐する分岐部分があってもよい。
ここでは、隣り合う2つの分岐部分114のうち一方では分岐線15が幹線16に対して一方側に延出し、他方では分岐線15が幹線16に対して他方側に延出しているような分岐部分114a、114bが存在している。さらにここでは、分岐部分114群において、複数の分岐線15が櫛歯状に延びる。
より詳細には、複数の枝線17は2つの枝線群17Ga、17Gbで構成されている。枝線群17Gaは、幹線16の延在方向に沿った一方側で幹線16に対してすべて同一の方向(一方側方)に延出している。枝線群17Gbは、幹線16の延在方向に沿った他方側で幹線16に対してすべて同一の方向(他方側方)に延出している。従って、枝線群17Gaと枝線群17Gbとの境界に近い2つの隣り合う枝線17a、17bは、幹線16に対して相互に反対方向に延びている。また、枝線群17Ga及び枝線群17Gbは、幹線16に対してそれぞれ櫛歯状に延びている。
シート材120は、1枚のシート本体122を中間部分で折り曲げることによって、ワイヤーハーネス本体112を挟んでいる。特にここでは、1枚のシート材120Baが折り曲げられて枝線群17Gaの分岐部分114群を含む領域を覆っている。また、別の1枚のシート材120Bbが折り曲げられて枝線群17Gbの分岐部分114群を含む領域を覆っている。この際、隣り合う2つの分岐部分114a、114bであって相互に逆向きに分岐線15(枝線17a、17b)が延びる分岐部分114a、114bを、逆向きに折り曲げられた2つのシート材120Ba、120Bb(シート本体122a、122b)がそれぞれ覆っている。
分岐線15が櫛歯状に延びていると、股の間の部分を比較的広くしやすくなる。このため、すべての股の間の部分に切れ目24を設けやすくなる。また、保護部材19を分岐線15の基端に近い位置まで延出させることができる。これにより、シート材120Baで覆われる部分のように、切れ目24の端部を幹線16に近い位置まで延ばしつつ切れ目24の端部を保護部材19の間の部分に設定することができる。電線13が保護部材19に収められている領域では、電線13の飛び出しが抑制される。従って、切れ目24の端部を保護部材19の間の部分に設定すると、切れ目24の側方の領域では保護部材19が存在するため、電線13の飛び出しが抑制された状態となり、シート材120からの電線13のはみ出し等が抑制される。
このように、1枚のシート材120Bを折り曲げて分岐部分114を覆う場合、各シート材120Bには、折り目29(図9の仮想線参照)となる位置に対して対称な位置に、ミシン目26及び貫通孔28が形成される。なお、折り目29又は折り目29を示す識別ライン等が、シート材120Bに予め設けられていることもあり得る。この場合、シート材120Bの折り曲げ作業が容易になる。
上記ワイヤーハーネス110を製造するには、第1実施形態のワイヤーハーネス10を製造するときと同様に、まず、シート材120Bの上方で電線13を分岐させつつ配線する。この状態で、図9に示すように、シート材120Bを折り曲げてシート本体122を重ねる。この際、2枚の別体のシート材20を重ねる場合に比べて、一の外縁を合わせるだけで位置合わせができるため、位置合わせが容易となる。
シート本体122を重ね合わせると、図10のようになる。あとは、第1実施形態のワイヤーハーネス10を製造するときと同様に、維持手段によってシート本体122の重ね合わせ状態を維持させつつ、ミシン目26を裂いて切れ目24を形成する。これにより、図8に示すワイヤーハーネス10が完成する。
上記ワイヤーハーネス110及びその製造方法によると、1枚のシート材120Bを折り曲げて分岐部分114を覆っているため、シート本体122の重ね合わせに係る作業が容易になる。
また、隣り合う2つの分岐部分114a、114bで相互に逆向きに分岐線15が延び、且つ、それぞれの分岐部分114a、114bを逆向きに折り曲げられたシート材120a、120bで覆っているため、折り曲げタイプのシート材120でも、簡易に、幹線16に対して両側に分岐線15を延出させることができる。
また、分岐線15が幹線16から櫛歯状に延びているため、分岐を一か所に集中させる必要がなくなる。これにより、各分岐線15の設計の自由度が高まる。また、各分岐線15を1つの分岐部分14を通るように遠回りさせる必要がなくなるため、軽量化及び低コスト化を図ることができる。
{変形例}
第1実施形態および第2実施形態において、少なくとも1つの分岐線15に保護部材19が外装され、当該保護部材19にシート材20の外縁が重ねられるものとして説明したが、このことは必須ではない。例えば、すべての分岐線15に保護部材19が外装されていなくてもよいし、保護部材19が外装されている分岐線15が存在する場合でも、シート材20の外縁が当該保護部材19に重ねられていなくてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態において、切れ目24の端部に貫通孔28が形成されるものとして説明したが、このことは必須ではない。切れ目24の端部に貫通孔28が形成されていなくてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態において、ミシン目26を裂いて切れ目24を形成するものとして説明したが、このことは必須ではない。ミシン目26は設けられずに、直接切れ目24が形成されてもよい。この場合、シート本体を重ね合わせる前に切れ目24が形成されていてもよい。
また、第2実施形態において、枝線群17Gaと枝線群17Gbとを別体のシート材120a、120bで覆うものとして説明したが、このことは必須ではない。枝線群17Gaと枝線群17Gbとは、1枚のシート材で覆うものであってもよい。この場合、例えば、1枚のシート材のうち枝線群17Gaを覆う部分と枝線群17Gbを覆う部分との境界において、中間部分がつながりつつ両外縁から中間部分に向かうスリットが形成されることによって、枝線群17Gaを覆う部分と枝線群17Gbを覆う部分とが逆向きに折り曲げ可能となる。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。例えば、櫛歯状に延びる分岐線15を含む領域に別体の2枚のシート材20を重ね合わせることもあり得る。また、例えば、1つの分岐部分14から扇子を構成する骨状に延びる複数の分岐線15を含む領域に1枚のシート材120が折り曲げられて重ね合わされることもあり得る。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 ワイヤーハーネス
12 ワイヤーハーネス本体
13 電線
14 分岐部分
15 分岐線
15Ga、15Gb 分岐線群
16 幹線
17 枝線
17Ga、17Gb 枝線群
18 コネクタ
19 保護部材
20 シート材
22 シート本体
24 切れ目
26 ミシン目
28 貫通孔
29 折り目

Claims (9)

  1. 複数の電線が分岐部分を形成しつつ配線されたワイヤーハーネス本体と、
    前記分岐部分及び前記分岐部分の周囲における股の間の部分を含む領域を挟んで重なる状態に維持されたシート本体を含み、前記シート本体のうち前記股の間の部分に位置する部分に前記シート本体の内部から外縁まで達する切れ目が形成されたシート材と、
    を備える、ワイヤーハーネス。
  2. 請求項1に記載のワイヤーハーネスであって、
    前記シート材には、前記切れ目のうち前記シート本体の内部側の端部に連なる貫通孔が形成されている、ワイヤーハーネス。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のワイヤーハーネスであって、
    前記分岐部分から延出する複数の分岐線のうち少なくとも1つには、前記分岐線を保護する保護部材が外装され、
    前記シート材の外縁が前記保護部材の外周側に重ねられている、ワイヤーハーネス。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
    前記シート材は、別体に設けられた2枚の前記シート本体で前記ワイヤーハーネス本体を挟んでいる、ワイヤーハーネス。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
    前記シート材は、1枚の前記シート本体を中間部分で折り曲げることによって、前記ワイヤーハーネス本体を挟んでいる、ワイヤーハーネス。
  6. 請求項5に記載のワイヤーハーネスであって、
    前記分岐部分が複数設けられ、
    隣り合う2つの前記分岐部分のうち一方では分岐線が幹線に対して一方側に延出し、他方では分岐線が幹線に対して他方側に延出しており、
    隣り合う2つの前記分岐部分を逆向きに折り曲げられた2つの前記シート本体がそれぞれ覆っている、ワイヤーハーネス。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワイヤーハーネスであって、
    複数の分岐線が櫛歯状に延びる、ワイヤーハーネス。
  8. (a)複数の電線を、分岐部分を形成しつつ配線する工程と、
    (b)前記分岐部分及び前記分岐部分の周囲における股の間の部分を含む領域をシート本体で挟んで重なる状態に維持する工程と、
    (c)前記シート本体のうち前記股の間の部分に位置する部分に前記シート本体の内部から外縁まで達する切れ目を形成する工程と、
    を備える、ワイヤーハーネスの製造方法。
  9. 請求項8に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記工程(c)は、
    (c1)前記シート本体にミシン目を形成する工程と、
    (c2)前記工程(c1)の後で、前記ミシン目を裂いて前記切れ目を形成する工程と、を含む、ワイヤーハーネスの製造方法。
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