JP2015033207A - ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワイヤハーネス11は、幹線15と、幹線15を挟んで覆い幹線15に沿う一対の縁部22を重ね合わせて貼り合わされる片面自己粘着シート19と、幹線15の途中から幹線15の周囲に少なくとも半周以上巻き付けられてから幹線15と交差する方向に分岐配索されて一対の縁部22の間から導出される支線17と、を備える。
【選択図】図1
Description
一方、図5に示した片面粘着シート509による分岐処理では、治具ピン503が布線用図板上の片面粘着シート509の外となるように配置される。このため、支線507の配索時、幹線505の分岐部から治具ピン503までの間の領域Aでの支線507が、フリーになってしまい位置決め固定できない。その結果、領域Aでの支線507は片面粘着シート509との接触長さが短くなり、少ない力で支線507の枝寸法が変化してしまう可能性がある。また、片面粘着シート509の領域Aにおける貼り合わせ部分は、幹線505の貼付け代でもある。従って、支線保持強度向上のためにこの貼付け代が大きく確保されると、幹線505に沿う全ての貼付け代が増大し、大きな無駄が生じるという問題がある。
(1) 幹線と、前記幹線を挟んで覆い前記幹線に沿う一対の縁部を重ね合わせて貼り合わされる片面粘着シートと、前記幹線の途中から前記幹線の周囲に少なくとも半周以上巻き付けられてから前記幹線と交差する方向に分岐配索されて前記一対の縁部の間から導出される支線と、を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
また、支線における幹線の周囲に巻き付けられた部分は、分岐部の固定強度を高めるのと同時に、分岐部の幹線を巻き締める働きがある。これにより、分岐部での電線のバラケが抑制される。その結果、分岐部でのテープ巻きを省略することができる。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係るワイヤハーネス11は、複数本の被覆電線(電線)13が纏められた幹線15と、幹線15の途中から分岐される支線17とを有する。
幹線15は、複数の被覆電線13が例えば粘着テープ(図示略)によってハーフラップ巻きされて束ねられてもよい。そして、幹線15は、少なくとも直線状部分が片面自己粘着シート(片面粘着シート)19によって覆われている。
幹線15を挟んで覆う以前の片面自己粘着シート19は、図3に示すように、特殊粘着剤層21を上にして、四角形状の上半分に幹線15が置かれる。上半分に幹線15が置かれた片面自己粘着シート19は、幹線15に沿う中央部の折曲線20を境に、下半分が上側へ折り畳まれることで、上下辺である一対の縁部22を重ね合わせるようにして特殊粘着剤層21同士が固着して貼り合わされる。即ち、片面自己粘着シート19は、展開状態の四角形が上下方向に半分の大きさとなる。
本実施形態のワイヤハーネス11を製造するには、片面自己粘着シート19と、複数本の被覆電線13を置いて作業を行うための布線用図板31が用いられる。布線用図板31は、一対の治具ピン33が支線17の延在方向に立設される。治具ピン33は、支線17を挟むことが可能となるように離間して立設されている。この治具ピン33の間に分岐された支線17が配置される。
先ず、シート載置工程において、布線用図板31に予め片面自己粘着シート19を載置する。この際、展開状態の片面自己粘着シート19の上辺(一対の縁部22における一方の縁部22となる図3(a)の上側の辺)が、治具ピン33に近接配置される。
次いで、布線工程において、幹線15のみの被覆電線13を片面自己粘着シート19の上に配索する(図3(a)参照)。
次に、幹線15の延在方向他端側から配索される他端側支線29を幹線15の分岐部に略1周巻き付けてから幹線15と交差する方向に分岐配索する。配索された他端側支線29も、一対の治具ピン33の間に保持される。幹線15の分岐部から分岐して治具ピン33に挟持された他端側支線29も、直線状となって、幹線15に対し直交して配置されることになる(図3(c)参照)。
本実施形態に係るワイヤハーネス11によれば、幹線15に沿って配索された一端側支線27及び他端側支線29(支線17)が、幹線15の途中である分岐位置において、それぞれ幹線15の周囲に略1周巻き付けられてから幹線15と直交する方向に分岐配索されている。なお、幹線15と交差する支線17の方向は、直交方向とは限らず幹線15に対して傾斜して交差する方向でもよい。
[1] 幹線15と、前記幹線15を挟んで覆い前記幹線15に沿う一対の縁部22を重ね合わせて貼り合わされる片面粘着シート(片面自己粘着シート)19と、前記幹線15の途中から前記幹線15の周囲に少なくとも半周以上巻き付けられてから前記幹線15と交差する方向に分岐配索されて前記一対の縁部22の間から導出される支線17と、を備えることを特徴とするワイヤハーネス11。
13…被覆電線(電線)
15…幹線
17…支線
19…片面自己粘着シート(片面粘着シート)
21…特殊粘着剤層
22…縁部
27…一端側支線
29…他端側支線
31…布線用図板
Claims (3)
- 幹線と、
前記幹線を挟んで覆い前記幹線に沿う一対の縁部を重ね合わせて貼り合わされる片面粘着シートと、
前記幹線の途中から前記幹線の周囲に少なくとも半周以上巻き付けられてから前記幹線と交差する方向に分岐配索されて前記一対の縁部の間から導出される支線と、
を備えることを特徴とするワイヤハーネス。 - 前記幹線の延在方向一端側から配索された一端側支線と、前記幹線の延在方向他端側から配索された他端側支線とが、前記幹線の周囲に少なくとも半周以上巻き付けられてから前記幹線と交差する同方向に纏めて分岐配索されて前記一対の縁部の間から導出されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
- 布線用図板に予め片面粘着シートを載置するシート載置工程と、
幹線のみの電線を前記片面粘着シートの上に配索する布線工程と、
前記幹線の少なくとも延在方向一端側から配索される支線を前記幹線の周囲に少なくとも半周以上巻き付けてから前記幹線と交差する方向に分岐配索する支線巻き付け分岐工程と、
前記片面粘着シートを貼り合わせて前記幹線及び前記支線を一括して挟んで覆う外装工程と、
を含むことを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
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JP2013160741A JP2015033207A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法 |
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JP2003143731A (ja) * | 2001-11-01 | 2003-05-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネスの防水構造 |
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2013
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