JP2018075912A - アクセルペダル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オルガン式のアクセルペダル装置において、ハウジングの密閉性を高めることを目的とする。【解決手段】アクセルペダル装置10は、上面20に挿通孔22が形成されたハウジング14と、ハウジング14の上方に設けられ、下端部11Bがハウジング14に対して回動可能に支持され、運転者の足が乗せられるアクセルペダル16と、ハウジング14の挿通孔22に通され、上端部11Aがアクセルペダル16に結合され、下端部11Bがハウジング14内に配置された第1リンク11と、第1リンク11の下端部11Bに連結され、ハウジング14内の回転軸回りに回転可能に構成され、アクセルペダル16が上方に変位する方向に付勢された第2リンク12と、第1リンク11のうちハウジング14内に位置する部位の外周に鍔状に設けられ、アクセルペダル16の非踏込み状態において挿通孔22の孔縁部に当接するカバー部18と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、オルガン式のアクセルペダル装置に関する。
下端部が回動可能に支持され運転者の足が乗せられるペダル本体部を有し、該ペダル本体部とハウジング内のエンコーダ軸とが操作ロッドにより連結された、所謂オルガン式のアクセルペダル装置が開示されている(特許文献1参照)。
上記した従来例のように、オルガン式のアクセルペダル装置では、ハウジングに挿通孔が形成され、該挿通孔に操作ロッドが挿通されている。この挿通孔と操作ロッドとの間には、操作ロッドが作動するための隙間がある。しかしながら、車両の使用状況によっては、この隙間を通じて、ハウジング内に埃や細かい砂、水分等の異物が入り込む可能性がある。
本発明は、オルガン式のアクセルペダル装置において、ハウジングの密閉性を高めることを目的とする。
本発明に係るアクセルペダル装置は、上面に挿通孔が形成されたハウジングと、前記ハウジングの上方に設けられ、下端部が前記ハウジングに対して回動可能に支持され、運転者の足が乗せられるアクセルペダルと、前記ハウジングの前記挿通孔に通され、上端部が前記アクセルペダルに結合され、下端部が前記ハウジング内に配置された第1リンクと、前記第1リンクの前記下端部に連結され、前記ハウジング内の回転軸回りに回転可能に構成され、前記アクセルペダルが上方に変位する方向に付勢された第2リンクと、前記第1リンクのうち前記ハウジング内に位置する部位の外周に鍔状に設けられ、前記アクセルペダルの非踏込み状態において前記挿通孔の孔縁部に前記ハウジングの内側から当接するカバー部と、を有する。
このアクセルペダル装置では、アクセルペダルの非踏込み状態において、第1リンクに設けられたカバー部が、ハウジングにおける挿通孔の孔縁部に、該ハウジングの内側から当接する。したがって、異物が第1リンクと挿通孔との間の隙間からハウジング内に入り込むことが抑制される。
本発明によれば、オルガン式のアクセルペダル装置において、アクセルペダルの非踏込み時におけるハウジングの密閉性を高めることができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図面において、矢印FRは車両前方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印RHは車両右方向を示している。
図1、図2において、本実施形態に係るアクセルペダル装置10は、ハウジング14と、アクセルペダル16と、第1リンク11と、第2リンク12と、カバー部18と、を有している。
図2に示されるように、ハウジング14は、アクセルペダル16を支持すると共に、第2リンク12を収容する部材である。図1に示されるように、ハウジング14の上面20には、第1リンク11が挿通される挿通孔22が形成されている。ハウジング14の前面24は、後面26よりも高く形成されている。上面20は、前面24の上端と後面26の上端とを結ぶように設けられ、水平方向に対して傾斜している。ハウジング14の側面28の下部には、該ハウジング14を車両の床部(図示せず)に固定するための取付け部30が設けられている。
第1リンク11を挿通孔22に挿通できるようにするために、ハウジング14が挿通孔22の部分で分割される構造であってもよい。また、ハウジング14の底面32が取外し可能、又は省略された構造であってもよい。
アクセルペダル16は、ハウジング14の上方に設けられ、下端部34がハウジング14に対して回動可能に支持される部材である。アクセルペダル16を「パッド」と言い換えることもできる。アクセルペダル16には、アクセルペダル装置10の操作時に運転者の足(図示せず)が乗せられる。図2に示されるように、アクセルペダル16の下端部34は、例えばハウジング14に設けられた支持部36に軸支されている。なお、アクセルペダル16は、ハウジング14以外の部位、例えば車両の床部(図示せず)に支持されていてもよい。
第1リンク11は、ハウジング14の挿通孔22に通されている。第1リンク11の上端部11Aは、アクセルペダル16にピン結合されている。上端部11Aには、ピン結合のための貫通孔11Cが形成されている(図3)。また、第1リンク11の下端部11Bは、ハウジング14内に配置されている。第1リンク11は、側面視で例えば弧状に形成されているが、直線状に形成されていてもよい。第1リンク11は、断面矩形に形成されており、これに合わせて挿通孔22も矩形に形成されている。第1リンク11は、挿通孔22を出入りすることから、第1リンク11と挿通孔22との間には、隙間Sが設けられている。
第2リンク12は、第1リンク11の下端部11Bにピン結合され、ハウジング14内の回転軸38回りに回転可能に構成されている。下端部11Bには、ピン結合のための貫通孔11Dが形成されている(図3)。第2リンク12は、アクセルペダル16が上方に変位する方向に付勢されている。換言すれば、第2リンクは、アクセル(スロットル)が全閉となる方向に付勢されている。付勢手段としては、図示しないねじりばねやコイルばね等を用いることができる。ねじりばねは、例えば回転軸38に取り付けられる。コイルばねは、例えばアクセルペダル16とハウジング14の上面20との間に設けられる。このように、付勢手段は、第2リンク12に直接設けられていなくてもよく、アクセルペダル16が上方に付勢される構造であればよい。
第2リンク12の回転軸38には、第2リンク12の回転角度を検出する回転センサが設けられている。回転センサは、例えばロータリーエンコーダである。
図3に示されるように、カバー部18は、第1リンク11のうちハウジング14内に位置する部位の外周に鍔状に設けられている。挿通孔22が矩形であることに伴い、カバー部18も矩形に形成されている。カバー部18は、挿通孔22よりも大きく形成されている。カバー部18の上面には、環状のシール材40が取り付けられている。図2に示されるように、シール材40は、アクセルペダル16の非踏込み状態において、挿通孔22の孔縁部にハウジング14の内側から当接するようになっている。なお、シール材40を用いず、カバー部18が挿通孔22の孔縁部に直接当接する構造であってもよい。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図2において、本実施形態に係るアクセルペダル装置10では、実線で示されるアクセルペダル16の非踏込み状態において、第1リンク11に設けられたカバー部18が、ハウジング14における挿通孔22の孔縁部に、該ハウジング14の内側から当接する。具体的には、アクセルペダル16を上方に付勢する付勢手段の力により、カバー部18に設けられたシール材40が、挿通孔22の孔縁部に密着する。このシール材40により、カバー部18と挿通孔22の孔縁部との間が密閉される。したがって、異物が第1リンク11と挿通孔22との間の隙間Sからハウジング14内に入り込むことが抑制される。また、カバー部18は、異物に対する返し構造にもなる。更に、カバー部18は、アクセルペダル16の非踏込み時における上限位置を定めるストッパーも兼ねている。
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図2において、本実施形態に係るアクセルペダル装置10では、実線で示されるアクセルペダル16の非踏込み状態において、第1リンク11に設けられたカバー部18が、ハウジング14における挿通孔22の孔縁部に、該ハウジング14の内側から当接する。具体的には、アクセルペダル16を上方に付勢する付勢手段の力により、カバー部18に設けられたシール材40が、挿通孔22の孔縁部に密着する。このシール材40により、カバー部18と挿通孔22の孔縁部との間が密閉される。したがって、異物が第1リンク11と挿通孔22との間の隙間Sからハウジング14内に入り込むことが抑制される。また、カバー部18は、異物に対する返し構造にもなる。更に、カバー部18は、アクセルペダル16の非踏込み時における上限位置を定めるストッパーも兼ねている。
アクセルペダル16の踏込み時には、図2において二点鎖線で示されるように、アクセルペダル16の回転に伴い第1リンク11が下方に変位するので、カバー部18がハウジング14におけるにおける挿通孔22の孔縁部から離れる。第1リンク11の下端部11Bは、第2リンク12に結合されているので、第2リンク12が回転軸38を中心として回動する。この結果、回転軸38に設けられた回転センサ(図示せず)により、アクセルペダル16の踏込み量が検出される。
このように、本実施形態によれば、オルガン式のアクセルペダル装置10において、アクセルペダル16の非踏込み時におけるハウジング14の密閉性を高めることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 アクセルペダル装置
11 第1リンク
11A 上端部
11B 下端部
12 第2リンク
14 ハウジング
16 アクセルペダル
18 カバー部
20 上面
22 挿通孔
38 回転軸
11 第1リンク
11A 上端部
11B 下端部
12 第2リンク
14 ハウジング
16 アクセルペダル
18 カバー部
20 上面
22 挿通孔
38 回転軸
Claims (1)
- 上面に挿通孔が形成されたハウジングと、
前記ハウジングの上方に設けられ、下端部が前記ハウジングに対して回動可能に支持され、運転者の足が乗せられるアクセルペダルと、
前記ハウジングの前記挿通孔に通され、上端部が前記アクセルペダルに結合され、下端部が前記ハウジング内に配置された第1リンクと、
前記第1リンクの前記下端部に連結され、前記ハウジング内の回転軸回りに回転可能に構成され、前記アクセルペダルが上方に変位する方向に付勢された第2リンクと、
前記第1リンクのうち前記ハウジング内に位置する部位の外周に鍔状に設けられ、前記アクセルペダルの非踏込み状態において前記挿通孔の孔縁部に前記ハウジングの内側から当接するカバー部と、
を有するアクセルペダル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016217984A JP2018075912A (ja) | 2016-11-08 | 2016-11-08 | アクセルペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016217984A JP2018075912A (ja) | 2016-11-08 | 2016-11-08 | アクセルペダル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018075912A true JP2018075912A (ja) | 2018-05-17 |
Family
ID=62149837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016217984A Pending JP2018075912A (ja) | 2016-11-08 | 2016-11-08 | アクセルペダル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018075912A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020129388A1 (ja) * | 2018-12-20 | 2020-06-25 | 株式会社デンソー | アクセル装置 |
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WO2022239501A1 (ja) * | 2021-05-14 | 2022-11-17 | 株式会社デンソー | ペダル装置 |
-
2016
- 2016-11-08 JP JP2016217984A patent/JP2018075912A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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