JP5092764B2 - アクセルペダル装置 - Google Patents

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本発明は、車両用のアクセルペダル装置に関し、特に、装置の体格を小さくし、つま先当たり性を良くするアクセルペダル装置に関する。
従来、車両に搭載され、運転者がアクセルペダルを踏み込む力(以下、「踏力」という)に応じて車両の運転状態を制御するアクセルペダル装置が知られている。このようなアクセルペダル装置として、特許文献1に示すようなものがある。
特許文献1によると、運転者がアクセルペダル装置を操作するとき、靴のつま先が連結部材とペダルアームとが勘合する馬の背部に当たって操作の邪魔をする、いわゆるつま先当たり性が悪くなるおそれがある。ここで、つま先当たり性とは、運転者がアクセルペダル装置を操作するとき、靴のつま先が操作部以外の部分に当たって操作の邪魔をすることのないアクセルペダル装置の特性をいう。
また、特許文献1によると、キックダウンスイッチが支持部材を延長して設けられる設置部に取り付けられているので、設置部が捩れ、キックダウンスイッチが安定して作動しにくくなるおそれがある。
特開2007−182150号公報
本発明の目的は、装置の体格を小さくし、つま先当たり性を良くするアクセルペダル装置を提供することにある。
本発明の目的は、キックダウンスイッチを取り付ける部材の弾性率を高め、キックダウンスイッチを安定して作動させて操作フィーリングを良くするアクセルペダル装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、アクセルペダル装置は、車体に取り付け可能な支持部材と、支持部材の内側で回転自在に設けられる支持軸と、支持軸と係合する連結部材と、連結部材に嵌合することで、支持軸および連結部材と同一の回転軸線で回転可能に設けられ、運転者の踏力を伝達して連結部材を回転させるペダルアームと、を備える。連結部材と嵌合する前記ペダルアームの端部は、ペダルアームの操作部と支持軸との間で回転軸線と平行に延びる第1嵌合部を有している。
このため、連結部材は、回転方向の板厚をペダルアームの大きさとこれを保持する連結部材の板厚にすることができる。これにより、アクセルペダル装置の車体取付面から垂直方向の体格を小さくし、つま先当たり性を良くすることができる。
請求項2に記載の発明によると、連結部材は、回転軸線と平行に延び、第1嵌合部と勘合する第1凹溝部を有する。
このため、連結部材は、第1嵌合部を簡単な構成で支持することができる。
請求項3に記載の発明によると、ペダルアームの反操作部側で連結部材と勘合する端部は、連結部材の回転軸線と垂直に延びる第2嵌合部を有する。
このため、連結部材は、回転する方向に対してペダルアームを堅固に支持することができる。
請求項4に記載の発明によると、連結部材は、回転軸線と垂直に延び、第2嵌合部と嵌合する第2凹溝部を有する。
このため、連結部材は、回転する方向に対して第2嵌合部を簡単な構成で堅固に支持することができる。
請求項5に記載の発明によると、連結部材は、車体側の面に反車体側へ凹む収容部を有し、この収容部にキックダウンスイッチを収容する。ここで、キックダウンスイッチとは、ペダルアームの変位量が所定値以上になり自動変速機がシフトダウンするときに運転者にクリック感を与えるものである。
連結部材の収容部にキックダウンスイッチを収容することで、ペダルアームの回転する範囲は、キックダウンスイッチの大きさを含めることなく設定される。このため、運転者の踏力を受けていないときの連結部材の位置を、支持部材が取り付けられる車体の床面に近い位置に設定することができ、アクセルペダル装置の体格を小さくすることができる。これにより、つま先当たり性を良くすることができる。
請求項6に記載の発明によると、連結部材は、車体側の面に反車体側へ凹む収容部を有し、収容部の周囲にペダルアームが嵌合する第2凹溝部及び第1凹溝部を有する。
このため、連結部材の収容部周囲の弾性率が高くなり、ペダルアームに印加される踏力による収容部の捩れを防止することができる。これにより、本来設定されている位置とは異なる位置でキックダウンスイッチがオンするおそれを防止できる。また、キックダウンスイッチが、運転者に不明瞭なクリック感を与えるおそれを防止できる。また、自動変速機のシフトダウンするタイミングとキックダウンスイッチのオンするタイミングとがずれ、運転者に不快感を与えるおそれを防止することができ、操作フィーリングを良くすることができる。
請求項7に記載の発明によると、連結部材は、収容部にキックダウンスイッチを収容可能である。キックダウンスイッチは、第1嵌合部と第2嵌合部とが形成する面に対し、キックダウンスイッチの作動する作動軸を垂直に設ける。
このため、操作部に印加される運転者の踏力は、ペダルアームおよび連結部材に設けられる収容部を経由し、キックダウンスイッチに対して均一に伝達される。これにより、キックダウンスイッチが捩れ、本来設定されている位置とは異なる位置でキックダウンスイッチがオンするおそれを防止できる。この結果、運転者に不快感を与えるおそれを防止でき、操作フィーリングを良くすることができる。
請求項8に記載の発明によると、第1嵌合部の第1凹溝部から突出する箇所には、結合部材が係止される。
このため、ペダルアームが連結部材から外れることを簡単な構成で防止できる。これにより、収容部の弾性率は高く維持される。この結果、キックダウンスイッチを安定して作動させることができ、操作フィーリングを良くすることができる。
請求項9に記載の発明によると、ペダルアームは金属から形成され、連結部材は樹脂から形成される。
このため、樹脂から形成され収容部を設ける連結部材を、金属から形成され連結部材に嵌合するペダルアームが補強する。これにより、収容部の弾性率が高くなり、キックダウンスイッチを安定して作動させることができ、操作フィーリングを良くすることができる。
本発明を従来の特許文献1に示すものと対比すると次の通りである。
特許文献1によると、図8に示すように、アクセルペダル装置110は、ペダルアーム120の端部123に取り付けられる図示しない操作部に運転者の踏力を受ける。ペダルアーム120はこの踏力を連結部材130に伝達し、連結部材130を図8に示すX軸の下方向に回転させる。支持部材150内に設置される図示しないスプリングは、連結部材130の回転量に応じた反力をペダルアーム120に印加し、X軸の上方向に回転させる。このように、連結部材130およびペダルアーム120には、運転者の踏力及びスプリングの反力が作用する。このため、連結部材130には、回転方向に凹溝部131が形成され、この凹溝部131にペダルアーム120の反ペダル側の端部が圧入されている。
キックダウンスイッチ140は、支持部材150の底板152から図中右側へ延長して設けられる設置部151に取り付けられている。ペダルアーム120が下側へ回転すると、連結部材130に設けられたペダルボタン132がキックダウンスイッチ140に当接する。これにより、ペダルアーム120の回転が一旦規制される。運転者の踏力が所定値以上になると、キックダウンスイッチ140がオンし、運転者にクリック感を与える。このとき、図示しない検出部は、ペダルアーム120の回転角度を検知し回転角度に応じた電圧をエンジンの制御装置(ECU)に出力する。これにより、ECUは自動変速機をシフトダウンさせる。
しかしながら、上記構成によると、キックダウンスイッチ140が設置部151から上側に取り付けられているので、ペダルアーム120の回転範囲aは、キックダウンスイッチ140よりも上側に設定されている。さらに、連結部材130の回転方向に凹溝部131が形成され、この凹溝部131にペダルアーム120が圧入されているため、連結部材130のX軸方向の体格が大きくなっている。このため、運転者がアクセルペダル装置110を踏込操作するとき、運転者のつま先がペダルアーム120と連結部材130との結合する馬の背部133に干渉し、図中二点鎖線tに示すいわゆるつま先当たり性が悪くなるおそれがある。
また、上記構成では、ペダルアーム120の踏込みによって設置部151が捩れると、ペダルボタン132とキックダウンスイッチ140との当接点がずれ、本来設定されている位置とは異なる位置でキックダウンスイッチ140がオンするおそれがある。すると、キックダウンスイッチ140は、運転者に明瞭なクリック感を与えにくくなるおそれがある。また、自動変速機のシフトダウンするタイミングとキックダウンスイッチ140のオンするタイミングとがずれると、運転者に不快感を与えるおそれがある。これを防止するため、設置部151の弾性率を高めて設置部151の捩れを防止することも考えられる。しかし、これは、アクセルペダル装置110の大型化を招くこととなり、つま先当たり性が悪くなる。
本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置を図1〜図6に基づいて説明する。
アクセルペダル装置10は、車両に搭載され、運転者による操作部25の踏み込み量に応じて車両の運転状態を制御する。本実施形態のアクセルペダル装置10は、アクセルバイワイヤ方式を採用しており、ペダルアーム20の回転角度を車両のECUに伝達し、その回転角度に基づいてECUがスロットル装置を制御する。
アクセルペダル装置は、図1〜図3に示すように、支持部材50、連結部材30、ペダルアーム20、キックダウンスイッチ40等から構成される。
支持部材50は、底板52、底板52に向き合う天板55、底板52及び天板55に垂直で互いに向き合う二つの側板56、57を備え、箱型に形成されている。支持部材50は、樹脂で形成されている。
底板52には取付孔54が三か所形成され、ボルト等により運転者の足元となる車体の壁面又は床面に取り付けられる。
天板55は、底板52に対して略平行の平面に形成されている。天板55の外面には凹凸が設けられ、弾性率を高くしている。
一方の側板56にはセンサカバー61が取り付けられている。センサカバー61には、連結部材30の回転軸線O側にペダルアームの回転角度を検出する図示しないホールICと円盤状の磁性体がインサート成形されている。ホールICの出力する電圧はセンサカバー61の先端に設けられるコネクタ63を経由してECUに送られる。センサカバー61のホールICが取り付けられる側の外側には樹脂カバー60が取り付けられ、センサカバー61を保護している。
支持部材50の他方の側板57には、後述する支持軸を保護する樹脂カバー62が取り付けられている。
連結部材30は、樹脂で形成されている。連結部材30は、支持部材50内において、側板56、57の間で回転自在に設けられる図示しない支持軸と係合している。これにより、連結部材30は、支持部材50に対し回転軸線Oを中心に回転自在に支持される。連結部材30は、天板55に当接することでX軸上方向の回転範囲が制限される。連結部材30が天板55に当接するとき、連結部材30の反車体側の平面部34は天板55よりも車体側に位置し、つま先当たり性tを満たしている。
連結部材30は、左側面35から右側面36に連通する孔の第1凹溝部31を有している。連結部材30は、左側面35側に開口して形成される第2凹溝部32を有している。
ペダルアーム20は、運転者の踏力を受ける操作部25、棒状のアーム部21及び連結部材30と嵌合する第1嵌合部24から構成される。
操作部25は、樹脂から形成され、運転者の踏力を受けてペダルアーム20図2下方向に回転させる。操作部25は、アーム部21と嵌合する。
アーム部21は、鉄などの金属から略V字状に形成される。アーム部21は、反操作部25側で連結部材30の第2凹溝部32と嵌合する第2嵌合部23を有する。
第1嵌合部24は、ペダルアーム20の回転軸線に平行に延びている。第1嵌合部24は、図5に示すように、連結部材30の左側面35側に付け根部27を有する。第2嵌合部23の回転軸側は、付け根部27と接続しており、アーム部21と第1嵌合部24とは、金属で一体に形成される。
第1嵌合部24は、連結部材30から突出する先端部26を有する。先端部26には、結合部材としてのワッシャスナップ22が係止されている。
ペダルアーム20と連結部材30との嵌合の詳細については後述する。
支持軸のセンサカバー61側には、径方向に対向して設置される図示しない2つの磁石とこの2つの磁石を連結するヨークが周方向にインサート成形されている。ホールICは、この2つの磁石の形成する磁界の傾きを検出することでペダルアーム20の回転角度を検出する。
支持軸は、連結部材30と同軸上に図示しないスプリングロータ、摩擦板、リングブッシュを回転可能に係合している。スプリングロータは、支持軸側の連結部材30と向き合う面に複数の斜面を形成している。連結部材30は、支持部材側のスプリングロータと向き合う面にスプリングロータの斜面と噛み合う複数の斜面を形成している。これにより、スプリングロータと連結部材30は一緒に回転する。
付勢部材としての図示しない二重コイルスプリングは、一方の端部を天板55の内壁に係合し、他方の端部をスプリングロータの反支持軸側に設けられる係止凸部に係合する。ペダルアーム20から連結部材30に踏力が伝達され、連結部材30と一緒にスプリングロータが回転すると、二重コイルスプリングは天板55と係止凸部との間で圧縮される。このため、二重コイルスプリングは、ペダルアーム20の回転量に応じた復元力をスプリングロータに印加する。これにより、連結部材30とペダルアーム20は、踏力の作用する方向と反対方向に付勢される。すなわち、二重コイルスプリングは、X軸の上方向に連結部材30とペダルアーム20を付勢する。
スプリングロータの斜面と連結部材30の斜面とは、運転者の踏力と二重コイルスプリングの付勢力との合力により、互いに軸方向に離れる力を受けるように摺接している。このため、二重コイルスプリングの付勢力と運転者の踏力の合力が大きくなるに従い、摩擦板とスプリングロータ又は連結部材との間で発生する摩擦力は大きくなる。これにより、ペダルアーム20の回転量と踏力との間に所定のヒステリシス特性が形成される。
キックダウンスイッチ40は、連結部材30の図2下側に開口して形成される収容部33に圧入されている。キックダウンスイッチ40のX軸下側にはペダルボタン42が取り付けられている。運転者が操作部25に踏力を印加し、ペダルアーム20が下方向に所定量回転すると、ペダルボタン42が支持部材50の底板52に形成された当接部53に当接する。このとき、ペダルアーム20の回転は一旦規制される。運転者が操作部25に印加する踏力が所定値以上になると、キックダウンスイッチ40のケーシング内に設けられた図示しない操作ボタンがケーシング内を移動し、キックダウンスイッチ40は縮小する。このとき、キックダウンスイッチ40は、キックダウンスイッチ40内の機械的構成によって運転者にクリック感を与える。また、キックダウンスイッチ40の縮小により、一旦回転を規制されたペダルアーム20がさらにX軸下方向に回転する。これにより、ホールICが所定の電圧をECUに送り、ECUは自動変速機をシフトダウンさせる。
以下、アクセルペダル装置10を構成するペダルアーム20、連結部材30及びキックダウンスイッチ40について、図4〜図6に基づきさらに詳しく説明する。
ペダルアーム20の第1嵌合部24は、ペダルアーム20の回転軸線に平行に延びている。連結部材30の第1凹溝部31は、ペダルアーム20の回転軸線に平行に延びている。第1嵌合部24は、第1凹溝部31に全周において圧入されている。
第2嵌合部23は、第1嵌合部24の延びる方向に直交する方向に延びている。この構成は、通常、運転者の右足による踏力が操作部24に作用するから、それに対する右側の両足間の空間を有効に活用している。第2凹溝部32は、連結部材30の左側面35に形成され、第1凹溝部31の延びる方向に直交する方向に延びている。第2凹溝部32は、第1嵌合部24の付け根部27側のアーム部21を案内し、第2嵌合部23を嵌合する。
連結部材30とペダルアーム20との接合部には、踏力と二重コイルスプリングの付勢力の合力が作用する。このため、連結部材30のX軸方向の板厚cは、この合力を支持可能な板厚で形成されている。第1嵌合部24及び第2嵌合部23がそれぞれ嵌合する第1凹溝部31及び第2凹溝部32は、収容部33の周囲に隣接して形成されている。これにより、連結部材30の収容部33周辺の弾性率を大きくしている。
連結部材30に形成される収容部33のX軸上側の面は、第2凹溝部32と平行に形成されている。このため、キックダウンスイッチ40は、縮小作動する作動軸と第2嵌合部23とが垂直になるように設置される。また、当接部53は、ペダルアーム20が所定範囲回転してペダルボタン42が当接するとき、キックダウンスイッチ40の縮小作動する作動軸と垂直になる角度に形成されている。これにより、ペダルアーム20から伝わる踏力がキックダウンスイッチ40に均等に伝わり、キックダウンスイッチ40の作動時の捩れが防止される。このため、キックダウンスイッチ40は、安定して作動することができる。
以下、本発明のアクセルペダル装置が備える特性であるつま先当たり性について、図7に基づいて説明する。
運転者の靴の踵が車体の床に当接する箇所(以下、「ヒールポイント」という。)sは運転者によって一定の範囲にあると考えられる。運転者の靴のサイズとヒールポイントsを所定の範囲に設定したとき、この運転者の靴のつま先が、操作部以外の部分に接触する範囲を2点鎖線tに示す。運転者がアクセルペダル装置を踏み込み操作するとき、運転者のつま先が操作部以外の部分に接すると、運転者はアクセルペダル装置の踏み込み操作をしづらくなる。そのため、アクセルペダル装置は、2点鎖線tよりも車体側に体格を備えることがつま先当たり性を満たす要件となる。
本実施形態のアクセルペダル装置10は、連結部材30の第1凹溝部31にペダルアーム20の第1嵌合部24を嵌合し、収容部33にキックダウンスイッチ40を収容することで、アクセルペダル20の回転範囲bを小さくしている。このため、アクセルペダル装置の車体取付面から垂直方向の体格を小さくし、つま先当たり性良くすることができる。
さらに、本実施形態のアクセルペダル装置10は、ペダルアーム20の第1嵌合部24と第2嵌合部23が連結部材30に圧入され、収容部33の周囲を囲むことで収容部33の周囲の連結部材30の弾性率が高くなり、キックダウンスイッチ40を安定して作動させることができる。これにより、操作フィーリングを良くすることができる。
(他の実施形態)
上述した一実施形態では、連結部材30は、第2凹溝部32を左側面35に形成した。これに対し、連結部材の反対側の側面に第2凹溝部を形成してもよい。
また、上述した一実施形態では、操作部を吊下げ式にするペンダントタイプのアクセルペダル装置について説明した。これに対し、操作部の支点を車体の床に設置するオルガンタイプのアクセルペダル装置に本発明を適用してもよい。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用が可能である。
本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置の側面図。 本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置の平面図。 本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置の側面図。 本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置の要部側面図。 本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置の要部平面図。 本発明の一実施形態によるアクセルペダル装置の要部側面図。 つま先当たり性の説明図。 従来のアクセルペダル装置の側面図。
符号の説明
10:アクセルペダル装置、20:ペダルアーム、22:ワッシャスナップ(結合部材)、23:第2嵌合部、24:第1嵌合部、25:操作部、30:連結部材、31:第1凹溝部、32:第2凹溝部、33:収容部、40:キックダウンスイッチ、42:ペダルボタン、50:支持部材、52:底板、53:当接部、55:天板、56、57:側板、O:回転軸、t:つま先当たり性

Claims (9)

  1. 車体に取り付け可能な支持部材と、
    前記支持部材の内側で回転自在に設けられる支持軸と、
    前記支持軸と係合する連結部材と、
    前記連結部材に嵌合することで、前記支持軸および前記連結部材と同一の回転軸線で回転可能に設けられ、運転者の踏力を伝達して前記連結部材を回転させるペダルアームと、
    を備え、
    前記連結部材と嵌合する前記ペダルアームの端部は、前記ペダルアームの操作部と前記支持軸との間で記回転軸線と平行に延びる第1嵌合部を有していることを特徴とするアクセルペダル装置。
  2. 前記連結部材は、前記回転軸線と平行に延び、前記第1嵌合部を嵌合する第1凹溝部を有することを特徴とする請求項1記載のアクセルペダル装置。
  3. 前記ペダルアームの反操作部側で前記連結部材と嵌合する端部は、前記回転軸線と垂直に延びる第2嵌合部を有していることを特徴とする請求項1または2記載のアクセルペダル装置。
  4. 前記連結部材は、前記回転軸線と垂直に延び、前記第2嵌合部を嵌合する第2凹溝部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のアクセルペダル装置。
  5. 前記連結部材は、前記車体側の面に反車体側へ凹む収容部を有し、
    前記連結部材は、前記収容部にキックダウンスイッチを収容することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のアクセルペダル装置。
  6. 前記連結部材は、前記車体側の面に反車体側へ凹む収容部を有し、前記収容部の周囲に前記第1嵌合部を嵌合する前記第1凹溝部及び前記第2嵌合部を嵌合する第2凹溝部を有することを特徴とする請求項3または4記載のアクセルペダル装置。
  7. 前記連結部材は、前記収容部にキックダウンスイッチを収容可能であり、
    前記キックダウンスイッチは、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部とが形成する面に対し、前記キックダウンスイッチの作動する作動軸を垂直に設けることを特徴とする請求項6記載のアクセルペダル装置。
  8. 前記第1嵌合部の第1凹溝部から突出する箇所には結合部材が係止されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載のアクセルペダル装置。
  9. 前記ペダルアームは金属から形成され、前記連結部材は樹脂から形成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載のアクセルペダル装置。
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