JP2018071958A - アキュームレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑化、コストアップ、大型化等を招くことなく、圧縮機の起動時における突沸現象に伴う衝撃音を効果的に抑えることのできるアキュームレータを提供する。
【解決手段】タンク10の下部に流入口15が設けられるとともに、タンク10内における流入口15の上側に該流入口15に対向するように気液分離促進板22が配在される。
【選択図】図1

Description

本発明は、カーエアコン、ルームエアコン、冷凍機等のヒートポンプ式冷凍サイクル(以下、ヒートポンプシステムと称する)に使用されるアキュームレータ(気液分離器)に関する。
一般に、カーエアコン等を構成するヒートポンプシステム200は、図9(A)、(B)に例示される如くに、圧縮機210、室外熱交換器220、室内熱交換器230、膨張弁260、四方切換弁240等に加えて、アキュームレータ250を備えている。
かかるシステム200においては、冷房運転と暖房運転の切り換え(流路切換)を四方切換弁240で行うようにされ、冷房運転時には、図9(A)に示される如くのサイクルで冷媒が循環され、このときは室外熱交換器220が凝縮器として働くとともに、室内熱交換器230が蒸発器として働く。一方、暖房運転時には、図9(B)に示される如くのサイクルで冷媒が循環され、このときは室外熱交換器220が蒸発器として働くとともに、室内熱交換器230が凝縮器として働く。どちらの運転時にも、アキュームレータ250には、蒸発器(室内熱交換器230又は室外熱交換器220)から低温低圧の気液混成状態の冷媒が四方切換弁240を介して導入される。
アキュームレータ250としては、例えば特許文献1等に所載のように、流入口及び流出口が設けられた蓋部材によりその上面開口が気密的に閉塞された有底円筒状のタンク、このタンクの内径より小径の笠状ないし逆立薄鉢状の気液分離体、上端部が流出口に連結されて垂下されたインナーパイプとアウターパイプからなる二重管構造の流出管、この流出管(のアウターパイプ)の底部付近に設けられた、液相冷媒及びそれに混入されたオイル(冷凍機油)に含まれる異物を捕捉・除去するためのストレーナ等を有するものが知られている。
このアキュームレータ250に導入された冷媒は、前記気液分離体に衝突して放射状に拡散されて液相冷媒と気相冷媒とに分離され、液相冷媒(オイルを含む)はタンク内周面を伝うように流下してタンク下部に溜まるとともに、気相冷媒は流出管におけるインナーパイプとアウターパイプとの間に形成される空間(気相冷媒下送流路)を下降し、インナーパイプ内空間を上昇して圧縮機210の吸入側に吸入されて循環せしめられる。
また、液相冷媒と共にタンク下部に溜まるオイルは、液相冷媒との比重や性状の相違等によりタンク底部側に移動していき、流出管を介して圧縮機吸入側に吸入される気相冷媒に吸引されて、ストレーナ(の網目フィルタ)→流出管(アウターパイプ)の底部に形成されたオイル戻し孔→流出管のインナーパイプ内空間を通って気相冷媒と共に圧縮機吸入側に戻されて循環せしめられる(特許文献2、3等も併せて参照)。
ところで、システム(圧縮機)の運転停止時には、オイルを含む液相冷媒がアキュームレータのタンクの下部に溜まるが、オイルとして冷媒と相溶性が無くかつ冷媒より比重が小さいものが使用されている場合には、液相冷媒とオイルとの比重及び粘性の相違により、二層に分離、すなわち、上側にオイル層、下側に液相冷媒層が形成される。
このような二層分離状態において、システム(圧縮機)を起動すると、タンク内の圧力が急速に低下するため、液相冷媒が突発的に激しく沸騰(以下、突沸と称する)して大きな衝撃音が発生するという問題が生じていた。
かかる突沸現象及びそれに伴う衝撃音の発生原因としては、圧縮機の起動時にタンク内(圧縮機吸入側)の圧力が低下しても、ある時点までは、オイル層が冷媒層の蓋となっているため(オイル層には突沸現象は生じない)、前記突沸現象の発生は抑えられるが、オイル層より上側(の気相冷媒)とそれより下側(の液相冷媒)との圧力差が所定圧以上となったとき、液相冷媒が一気に爆発的に沸騰するために発生すると推察される(圧縮機での突沸現象についての説明が記載されている特許文献2も参照されたい)。
また、圧縮機の停止時においてオイルと液相冷媒が上記のように二層分離状態とならない場合、つまり、圧縮機の停止時においてもオイルと液相冷媒が混合状態のままである場合、あるいは、オイルとして冷媒と相溶性が無くかつ冷媒より比重が大きいものが使用されて、上側に液相冷媒層、下側にオイル層が形成される場合でも、冷媒やオイルの種類・性状等の条件次第では、液相冷媒が一気に爆発的に沸騰する前記突沸現象及びそれに伴う衝撃音が発生することがある。
このような突沸現象及びそれに伴う衝撃音の発生を抑えるための一つの方策として、前記特許文献2には、レシプロエンジンを駆動源とする圧縮機の回転軸(クランクシャフト)に撹拌羽根を設け、圧縮機の起動時に前記撹拌羽根を回転させてオイル層部分を撹拌し、液相冷媒をオイル上部に放出することが提案されている。
また、特許文献3には、アキュームレータ(のタンク)内においてオイルと液相冷媒が二層分離状態となった際にそれらを確実に混合することを主目的として、圧縮機から吐出された気相冷媒の一部を開閉弁付きのバイパス流路を介してタンクの底部から液相冷媒中に吹き込んで撹拌することが提案されている。
特開2014−70869号公報 特開2001−248923号公報 特開2004−263995号公報
上記した如くに、圧縮機の起動時に、タンク内においてオイルと液相冷媒からなる液状部分を撹拌することにより、突沸現象及びそれに伴う衝撃音の発生をある水準まで抑えられることが本発明者等によっても確認されているが、上記従来の提案技術では、前記突沸現象に伴う衝撃音を十分に消すことができないのが現状である。また、上記従来の提案技術では、撹拌するための手段(撹拌羽根及びそれを回転させるための駆動源や、開閉弁付きのバイパス流路等)が別途に必要となり、アキュームレータ(及びそれを備えたヒートポンプシステム)の複雑化、コストアップ、大型化等を招くという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、複雑化、コストアップ、大型化等を招くことなく、圧縮機の起動時における突沸現象に伴う衝撃音を効果的に抑えることのできるアキュームレータを提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係るアキュームレータは、基本的には、流入口及び流出口が設けられたタンクと、前記流入口から流入する冷媒が衝突するように前記タンク内に配在された気液分離促進板と、一端側が前記流出口に連結され、他端側が前記タンク内において開口せしめられた流出管と、を備え、前記タンクの下部に前記流入口が設けられるとともに、前記タンク内における前記流入口の上側に該流入口に対向するように前記気液分離促進板が配在されていることを特徴としている。
前記流出口は、好ましくは、前記タンクの下部もしくは上部に設けられる。
好ましい態様では、前記タンクは、前記流入口及び前記流出口が設けられた底蓋部材によりその下面開口が気密的に閉塞される。
更に好ましい態様では、前記流出管は、前記流出口に一体的に設けられる。
別の好ましい態様では、前記流出口が前記底蓋部材の中央に設けられる。
別の好ましい態様では、前記気液分離促進板は、前記流出管の下端部に設けられたストレーナと一体に設けられる。
更に好ましい態様では、前記気液分離促進板及び前記ストレーナに、乾燥剤入りバッグを保持するバッグ保持部が一体的に設けられる。
更に好ましい態様では、前記気液分離促進板及び前記ストレーナに、外周部が前記タンクの内周に当接せしめられる補強立板部が一体的に設けられる。
他の好ましい態様では、前記タンクは、前記流出口が設けられた蓋部材によりその上面開口が気密的に閉塞される。
更に好ましい態様では、前記流出管は、前記流出口に連結されて前記タンク内に垂設されたインナーパイプと、該インナーパイプの外周に配在されたアウターパイプとからなる二重管構造とされる。
別の好ましい態様では、前記流出口が前記蓋部材の中央に設けられる。
別の好ましい態様では、前記気液分離促進板は、前記流出管の下端部に設けられ、前記タンクの底部に載せ置かれたストレーナと一体に設けられる。
別の好ましい態様では、前記流出管に、外周部が前記タンクの内周に当接せしめられるリブ部が一体的に設けられる。
更に好ましい態様では、前記気液分離促進板と前記リブ部との間に乾燥剤入りバッグが配在される。
本発明に係るアキュームレータでは、気液混在状態の冷媒をタンクの下部に設けられた流入口からタンク内に上向きに導入して、流入口の上側に配在された気液分離促進板の下面側に滞留させつつ放射状に拡散させるとともに、拡散した冷媒が例えばタンクの内周面と当該気液分離促進板の外周面との間の隙間を通って上側に移動するので、気液分離が促進されるとともに、特に気液分離促進板の上方において液相冷媒が撹拌される。そのため、圧縮機の起動時において液相冷媒が一気に爆発的に沸騰する突沸現象及びそれに伴う衝撃音の発生を効果的に抑えることができる。
この場合、基本的には、タンクの下部に流入口を設けるとともに、タンク内における流入口の上側に気液分離促進板を配置すればよいので、従来のように、撹拌手段として、撹拌羽根及びそれを回転させるための駆動源や開閉弁付きのバイパス流路等を用いる場合に比べて、アキュームレータの構成を簡素化することができ、コスト削減、小型化等を図ることができる。
本発明に係るアキュームレータの第1実施形態を示す部分切欠半縦断面図。 第1実施形態のアキュームレータの内蔵ユニットを示し、(A)は平面図、(B)は半縦断面図。 本発明に係るアキュームレータの第2実施形態を示す部分切欠縦断面図。 図3のU−U矢視線に従う断面図。 図3のV−V矢視線に従う断面図。 第2実施形態のアキュームレータの気液分離促進板付きストレーナを示し、(A)は平面図、(B)は縦断面図。 本発明に係るアキュームレータの第3実施形態を示す部分切欠半縦断面図。 第3実施形態のアキュームレータの内蔵ユニットを示し、(A)は平面図、(B)は半縦断面図。 ヒートポンプシステムの一例を示し、(A)は冷房運転時の冷媒流れ(サイクル)を示す概略構成図、(B)は暖房運転時の冷媒流れ(サイクル)を示す概略構成図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るアキュームレータの第1実施形態を示す部分切欠半縦断面図である。
図示実施形態のアキュームレータ1は、前述した図9(A)、(B)に示される如くの、例えば電気自動車用カーエアコンを構成するヒートポンプシステム200におけるアキュームレータ250として用いられるもので、ステンレスあるいはアルミ合金等の金属製の、下面が開口した天面部付き円筒状のタンク10を有し、このタンク10の下面開口は、同じ金属製の底蓋部材12により気密的に閉塞されている。なお、本実施形態のアキュームレータ1は、例えば、図示のように縦置き、つまり、底蓋部材12を下(地)側、タンク10の天面部13を上(天)側にして設置される。
底蓋部材12には、いずれも該底蓋部材12を貫通してその上下に開口するように、流入口15と流出口16とが並設されている。ここでは、底蓋部材12の中央(タンク10の中心線上)に流出口16が設けられ、その左側に流入口15が設けられている。
前記流出口16には、タンク10の上部から気相冷媒を当該流出口16に導くための直管(中心線に沿った直線状の管)からなる流出管30が連続的に設けられており、その上端側(他端側)開口は、タンク10の天面部13の多少下側に位置せしめられている。流出管30は、底蓋部材12と一体成形されても、あるいはそれぞれ別体に形成されてかしめ等により固着されても良い。
底蓋部材12の上面側中央部分(中央の流出口16を含む部分)には、後述する内蔵ユニット20をねじ込み式で連結するための雄ねじ部が形成された短円筒状の内嵌連結部19が突設されている。
また、タンク10内には、内蔵ユニット20が配在されている。この内蔵ユニット20は、例えば合成樹脂製とされ、図2も併せて参照すればよくわかるように、その下部に環状円板状の気液分離促進板22を備える。気液分離促進板22は、流入口15からタンク10内に流入した冷媒が衝突して放射状に拡散するとともに、衝突拡散した冷媒がタンク10の内周面と当該気液分離促進板22の外周面との間を通って上側に流動するように、その外径がタンク10の内径より若干小さくされるとともに、その内径が後述するストレーナ40の内径と略等しい環状円板とされ、その下面が前記流入口15と対向するように底蓋部材12(における流入口15)の上面から所定距離上側に配置されている。
また、気液分離促進板22の下面側中央には、前記底蓋部材12に設けられた内嵌連結部19の雄ねじ部に螺合せしめられる雌ねじ部が形成された短円筒状の外嵌連結部29が下向きに突設されている。このようにされることにより、底蓋部材12と内蔵ユニット20とをねじ込み式で連結できるので、組み立てが簡単容易となっている。
前記気液分離促進板22の上面側中央には、前記流出管30の下端部を包囲するようにストレーナ40が設けられるとともに、その上面側外周の4箇所には等角度間隔(すなわち90°間隔)で補強立板部23が立設されており、該補強立板部23の外周部はタンク10の内周に当接せしめられている。図示例では、前記補強立板部23は、前記気液分離促進板22の上面側外周の前後左右に設けられており、前記補強立板部23の一つが底蓋部材12に設けられた流入口15の直上に位置するように配設されている。
前記ストレーナ40の上側で補強立板部23の内周側には、前記流出管30が内挿される、前記流出口16やストレーナ40より若干小径の長円筒部27を持つボビン状のバッグ保持部24が一体的に設けられている。このボビン状のバッグ保持部24は、その長円筒部27に乾燥剤M入りバッグ70を円筒状ないし平面視C字状に巻き付けてその外周に結束バンド28を巻き回して固定保持するようになっている。この場合、保持されているバッグ70の上端及び下端は、バッグ保持部24の上下一対のフランジ部25a、26bに若干押し付けられている。なお、バッグ保持部24内に収容されるバッグ70は、通気性・通水性並びに所要の形状保持性を有するフェルト等の布状体で作製され、その中に粒状の乾燥剤Mが略満杯に充填されており、ここでは、タンク10の約半分ないし2/3の高さを有している。
一方、前記ストレーナ40は、気液分離促進板22上に一体に設けられており、円筒状の網目フィルタ45と、この網目フィルタ45が固着されたケース部42とからなっている。網目フィルタ45は、例えば、金網や合成樹脂製のメッシュ材等から作製される。ケース部42は、上下の環状円板部とそれらの間に位置する補強立板部23の内周端部(4箇所)とで構成されている。すなわち、4本の柱状部(内周端部)の間に側面視矩形の4つの窓が画成され、この各窓部分に網目フィルタ45が張られていることになる。なお、網目フィルタ45は、ケース部42(内蔵ユニット20)の成形時にインサート成形により一体化されても良い。
前記底蓋部材12に一体成形又はかしめ等により一体的に設けられた流出管30の下端部近く、言い換えれば、網目フィルタ45の内側かつ該網目フィルタ45より下側で流出口16より上側に、オイル戻し孔36が設けられている。このオイル戻し孔36の孔径は例えば1mm前後に設定されている。
このような構成を有するアキュームレータ1においては、蒸発器からの低温低圧の気液混在状態の冷媒が流入口15を介してタンク10内に上向きに導入され、導入された冷媒は、気液分離促進板22下面に滞留しつつ放射状に拡散され、拡散した冷媒がタンク10の内周面と当該気液分離促進板22の外周面との間の隙間を徐々に通って上側に移動される。これにより整流が行われ、液相冷媒と気相冷媒とが効果的に分離される。この場合、液相冷媒(オイルを含む)はタンク10の下部空間に溜まるとともに、気相冷媒はタンク10の上部空間に上昇していき、タンク10の上部空間→流出管30→流出口16を介して圧縮機210の吸入側に吸入されて循環せしめられる。
また、液相冷媒とともにタンク10の下部空間に溜まるオイルは、液相冷媒との比重や性状の相違等によりタンク10の底蓋部材12側に移動していき、流出管30を介して圧縮機吸入側に吸入される気相冷媒に吸引されて、ストレーナ40の網目フィルタ45→オイル戻し孔36を通って気相冷媒とともに圧縮機吸入側に戻されて循環せしめられる。網目フィルタ45を通る際にはスラッジ等の異物が捕捉され、異物は、循環する冷媒(オイルを含む)から取り除かれる。
上記のように、本実施形態のアキュームレータ1では、気液混在状態の冷媒をタンク10の下部に設けられた流入口15からタンク10内に上向きに導入して、気液分離促進板22の下面側に滞留させつつ放射状に拡散させるとともに、拡散した冷媒がタンク10の内周面と当該気液分離促進板22の外周面との間の隙間を通って上側に移動されて気液分離が促進される。また、特に気液分離板22の上方において気相冷媒が液内で上昇することによって液相冷媒が撹拌されるので、圧縮機の起動時において液相冷媒が一気に爆発的に沸騰する突沸現象及びそれに伴う衝撃音の発生を抑えることが可能となる。
この場合、基本的には、タンク10の下部に流入口15を設けるとともに、タンク10内における流入口15の上側に気液分離促進板22を配置すればよいので、従来のように、撹拌手段として、撹拌羽根及びそれを回転させるための駆動源や開閉弁付きのバイパス流路等を用いる場合に比べて、アキュームレータの構成を簡素化することができ、コスト削減、小型化等を図ることができる。
[第2実施形態]
図3は、本発明に係るアキュームレータの第2実施形態を示す部分切欠縦断面図、図4は、図3のU−U矢視線に従う断面図、図5は、図3のV−V矢視線に従う断面図である。
図示実施形態のアキュームレータ2は、上記第1実施形態と同様、前述した図9(A)、(B)に示される如くの、例えば電気自動車用カーエアコンを構成するヒートポンプシステム200におけるアキュームレータ250として用いられるもので、ステンレスあるいはアルミ合金等の金属製の有底円筒状のタンク10Aを有し、このタンク10Aの上面開口は、同じ金属製の蓋部材12Aにより気密的に閉塞されている。なお、本実施形態のアキュームレータ2は、例えば、図示のように縦置き、つまり、蓋部材12Aを上(天)側、タンク10Aの底部13Aを下(地)側にして設置される。
図3においては、タンク10Aの底部13Aの左寄り(底部13A上に載せ置かれるストレーナ40Aより外側)に、該底部13Aを貫通してその上下に開口するように流入口15Aが設けられるとともに、蓋部材12Aの中央(タンク10Aの中心線上)には、該蓋部材12Aを貫通してその上下に開口するように段付きの流出口16Aが設けられている。
前記流出口16Aの下部には、タンク10Aの上部から気相冷媒を当該流出口16Aに導くための流出管30Aの上端部が連結されている。
前記流出管30Aは、その上端部が流出口16Aの下部にかしめや圧入等により連結されてタンク10A内に垂下された例えば金属製のインナーパイプ31Aと、該インナーパイプ31Aの外周に配在された例えば合成樹脂製の有底のアウターパイプ32Aとからなる二重管構造とされている。
ここで、インナーパイプ31A及びアウターパイプ32Aの少なくとも一方には、それぞれの間に所定の間隙を確保するためのリブが形成されるのがよい。例えば、インナーパイプ31Aの外部(蓋部材12Aより下側の部分)に、長手方向(上下方向)に沿い、かつ、等角度間隔で複数枚の板状リブを半径方向外方に向けて突設し、この複数枚の板状リブの外周側にアウターパイプ32Aを圧入気味に外挿固定してもよい。あるいは、アウターパイプ32Aの内部に、長手方向(上下方向)に沿い、かつ、等角度間隔で複数枚の板状リブを半径方向内方に向けて突設し、この複数枚の板状リブの内周側にインナーパイプ31Aを圧入気味に内挿固定してもよい。
アウターパイプ32Aの下端部は、後述するストレーナ40Aのケース部42Aにおける内周段差付き上部42aAに圧入等により内嵌固定されている。インナーパイプ31Aの下端は、アウターパイプ32Aの底部33Aより多少上側に位置せしめられ、アウターパイプ32Aの上端(すなわち、インナーパイプ31Aとアウターパイプ32Aとで形成される流出管30Aの上端側(他端側)開口)は蓋部材12A(の流出口16A)より多少下側に位置せしめられている。アウターパイプ32Aの底部33Aの中央には、オイル戻し孔36Aが形成されている。オイル戻し孔36Aの孔径は例えば1mm前後に設定されている。
また、本実施形態では、図4を参照すればよくわかるように、前記流出管30A(のアウターパイプ32A)をタンク10A内で保持固定すべく、アウターパイプ32Aの(上下方向における)中間部分よりやや上側の外周に、平面視略十字状に延びる4本のリブ部35Aが一体に設けられており、該リブ部35Aの外周同士を繋ぐ円環状のリング部37Aの外周部分に短円筒状の押さえ板部39Aが立設され、該押さえ板部39A(の外周面)が、タンク10Aの内周に当接せしめられている。隣り合うリブ部35Aの間(の平面視扇形状の4つの隙間)は、冷媒が通過する通路とされている。なお、短円筒状の押さえ板部39Aは、図3においては円環状のリング部37Aの外周部分において上向きに立設されているが、下向きに立設されても良い。
一方、前記流出管30Aの下端部に設けられた前記ストレーナ40Aは、タンク10Aの底部13Aに載せ置かれて固定されており、図5及び図6を参照すればよくわかるように、合成樹脂製の有底円筒状のケース部42Aと該ケース部42Aにインサート成形等により一体化された円筒状の網目フィルタ45Aとからなっている。網目フィルタ45Aは、例えば、金網や合成樹脂製のメッシュ材等から作製される。
ストレーナ40Aのケース部42Aは、前記アウターパイプ32Aの下端部が内嵌固定された内周段差付き上部42aAと、底板部42cAと、この底板部42cAの外周に等角度間隔で立設され、前記上部42aAを連結する4本の柱状部42bAと、を有している。底板部42cAの外周には、環状の連結帯部が設けられ、その連結帯部と上部42aAの下側とに、網目フィルタ45Aの上下の端部が固着されている。すなわち、4本の柱状部42bAの間に側面視矩形の4つの窓44Aが画成され、この各窓44A部分に網目フィルタ45Aが張られていることになる。なお、網目フィルタ45Aは、ケース部42Aの成形時にインサート成形により一体化されても良い。また、4本の柱状部42bAには型抜き用の勾配が付けられているが、4本の柱状部42bAの半径方向の幅は略等しくされている。また、ケース部42Aに網目フィルタ45Aを設ける手法は、上記のみに限定されない。
ストレーナ40Aのケース部42Aの上端部には、環状円板状の気液分離促進板41Aが一体的に設けられている。気液分離促進板41Aは、流入口15Aからタンク10A内に流入した冷媒が衝突して放射状に拡散するとともに、衝突拡散した冷媒がタンク10Aの内周面と当該気液分離促進板41Aの外周面との間を通って上側に流動するように、その外径がタンク10Aの内径より若干小さくされた環状円板とされ、その下面が前記流入口15Aと対向するように底部13A(における流入口15A)の上面から所定距離上側に配置されている。
また、前記円筒状のケース部42A(の外周面)と気液分離促進板41A(の下面)との間の4箇所には等角度間隔(すなわち90°間隔)で、側面視略直角三角形状の補強板部43Aが一体に設けられている。図示例では、前記補強板部43Aはケース部42Aの外周の前後左右に設けられており、ストレーナ40Aは、前記補強板部43Aの一つが底部13Aに設けられた流入口15Aの直上に位置するように配設されている。もちろん、ストレーナ40Aは、隣接する一対の補強板部43Aの中間部分が流入口15Aの直上に位置するように配設されても良い。
そして、前記アウターパイプ32Aの外周における前記リブ部35Aと前記気液分離促進板41Aとの間に、乾燥剤M入りバッグ70Aを円筒状ないし平面視C字状に巻き付けてその外周に結束バンド38Aを巻き回して固定保持するようになっている。この場合、保持されているバッグ70Aの上端及び下端は、前記リブ35A及び前記気液分離促進板41Aに若干押し付けられている。すなわち、本実施形態では、前記リブ部35Aがバッグ70Aの上側を保持するとともに、前記気液分離促進板41Aがバッグ70Aの下側を保持するフランジとして利用されている。なお、流出管30A(のアウターパイプ32A)の外周に巻き付けられるバッグ70Aは、ここでは、タンク10Aの約半分の高さを有するように描かれているが、タンク10Aの最大冷媒貯液量相当の高さ又はそれ以上の高さとし、なるべく薄く構成した方が冷媒貯液量の確保や突沸音対策に有利である。
このような構成を有するアキュームレータ2においても、上記第1実施形態のアキュームレータ1と同様に、蒸発器からの低温低圧の気液混在状態の冷媒が流入口15Aを介してタンク10A内に上向きに導入され、導入された冷媒は、気液分離促進板41A下面に滞留しつつ放射状に拡散され、拡散した冷媒がタンク10Aの内周面と当該気液分離促進板41Aの外周面との間の隙間を通って上側に移動されて整流され、液相冷媒と気相冷媒とが効果的に分離される。この場合、液相冷媒(オイルを含む)はタンク10Aの下部空間に溜まるとともに、気相冷媒はタンク10Aの上部空間に上昇していき、タンク10Aの上部空間→流出管30Aにおけるインナーパイプ31Aとアウターパイプ32Aとの間に形成される空間(気相冷媒下送流路)→インナーパイプ31Aの内空間→流出口16Aを介して圧縮機210の吸入側に吸入されて循環せしめられる。
また、液相冷媒とともにタンク10Aの下部空間に溜まるオイルは、液相冷媒との比重や性状の相違等によりタンク10Aの底部13A側に移動していき、流出管30Aを介して圧縮機吸入側に吸入される気相冷媒に吸引されて、ストレーナ40Aの網目フィルタ45A→オイル戻し孔36A→インナーパイプ31Aの内空間を通って気相冷媒とともに圧縮機吸入側に戻されて循環せしめられる。網目フィルタ45Aを通る際にはスラッジ等の異物が捕捉され、異物は、循環する冷媒(オイルを含む)から取り除かれる。
そのため、上記第1実施形態と略同様な作用効果が得られる。
なお、上記第2実施形態では、インナーパイプ31Aとアウターパイプ32Aとからなる二重管構造とされた流出管30Aを採用しているが、本発明は、一端側が流出口に連結され、他端側(開口)がタンク内の上部空間に開口せしめられた例えばU字状等の流出管を備えたアキュームレータ等にも適用し得ることは言うまでも無い。
[第3実施形態]
図7は、本発明に係るアキュームレータの第3実施形態を示す部分切欠半縦断面図である。
図示実施形態のアキュームレータ3が、前述した第1実施形態のアキュームレータ1と相違するのは、内蔵ユニット20におけるバッグ保持部の構造と、底蓋部材12と内蔵ユニット20との連結構造部分であり、他の部分は基本的には同じである。したがって、同じ機能を有する部分には同様の符号(第1実施形態の各部の符号に「B」を追加した符号)を付して説明を省略し、以下においては相違点のみを説明する。
本実施形態のアキュームレータ3では、底蓋部材12Bの上面側中央部分には、内蔵ユニット20Bをスナップフィット式で連結するための環状凹部が形成された短円筒状の内嵌連結部19Bが設けられる一方、内蔵ユニット20B(の気液分離促進板22Bの下面側中央)には、前記内嵌連結部19Bの環状凹部に嵌り込む環状突起が形成された短円筒状の外嵌連結部29Bが設けられている。このようなスナップフィット式でも、組み立てが簡単容易となる。
また、本実施形態では、図7に加えて図8を参照すればよくわかるように、内蔵ユニット20Bにおけるストレーナ40Bの上側で補強立板部23Bの内周側に、円筒状ないし平面視C字状に巻かれた乾燥剤M入りバッグ70Bの略全体が押し込まれて保持される有底円筒状のバッグ保持部24Bが一体的に設けられている。バッグ保持部24Bには、肉厚方向に冷媒を通すための複数の長穴26Bが形成されている。また、バッグ保持部24Bの内周側には、流出管30Bが内挿(圧入)される小径短円筒状の中央筒状部27Bが設けられており、バッグ保持部24B内に収容されたバッグ70Bの内側に、若干の隙間を持って前記流出管30Bが内挿されている。なお、予めバッグ保持部24Bの内周に沿うように乾燥剤M入りバッグ70Bを丸くし、これをバッグ保持部24B内に収容し、その後、中央筒状部27Bに流出管30Bを内挿(圧入)するようにしてこのバッグ保持部24Bを底蓋部材12Bに装着してタンク10B内に配設しても良いし、あるいは、中央筒状部27Bに流出管30Bを圧入するようにしてバッグ保持部24Bを底蓋部材12Bに装着し、その後、バッグ保持部24Bの内周に沿うように乾燥剤M入りバッグ70Bを挿入してタンク10B内に配設しても良い。
すなわち、本実施形態でも、内蔵ユニット20Bに、(下側から)外嵌連結部29B、気液分離促進板22B、ストレーナ40B、補強立板部23B、バッグ保持部24B等が一体的に備えられている。
他の構成は、基本的には上記第1実施形態と略同じであり、上記第1実施形態と略同様の作用効果が得られることは詳述するまでも無い。
また、本第3実施形態では、バッグ保持部に乾燥剤入りバッグを保持するに当たって結束バンド等を要しないので、上記第1実施形態と比べて部品点数が少なくて済むといった利点もある。
1 アキュームレータ(第1実施形態)
2 アキュームレータ(第2実施形態)
3 アキュームレータ(第3実施形態)
10 タンク
12 底蓋部材
12A 蓋部材
13 タンクの天面部
13A タンクの底部
15 流入口
16 流出口
19 内嵌連結部
20 内蔵ユニット
22 気液分離促進板
23 補強立板部
24 バッグ保持部
27 長円筒部
28 結束バンド
29 外嵌連結部
30 流出管
31A インナーパイプ
32A アウターパイプ
35A リブ部
36 オイル戻し孔
38A 結束バンド
40 ストレーナ
41A 気液分離促進板
42 ケース部
45 網目フィルタ
70 バッグ
M 乾燥剤

Claims (14)

  1. 流入口及び流出口が設けられたタンクと、前記流入口から流入する冷媒が衝突するように前記タンク内に配在された気液分離促進板と、一端側が前記流出口に連結され、他端側が前記タンク内において開口せしめられた流出管と、を備えるアキュームレータであって、
    前記タンクの下部に前記流入口が設けられるとともに、前記タンク内における前記流入口の上側に該流入口に対向するように前記気液分離促進板が配在されていることを特徴とするアキュームレータ。
  2. 前記流出口は、前記タンクの下部もしくは上部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアキュームレータ。
  3. 前記タンクは、前記流入口及び前記流出口が設けられた底蓋部材によりその下面開口が気密的に閉塞されていることを特徴とする請求項2に記載のアキュームレータ。
  4. 前記流出管は、前記流出口に一体的に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のアキュームレータ。
  5. 前記流出口が前記底蓋部材の中央に設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載のアキュームレータ。
  6. 前記気液分離促進板は、前記流出管の下端部に設けられたストレーナと一体に設けられていることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載のアキュームレータ。
  7. 前記気液分離促進板及び前記ストレーナに、乾燥剤入りバッグを保持するバッグ保持部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のアキュームレータ。
  8. 前記気液分離促進板及び前記ストレーナに、外周部が前記タンクの内周に当接せしめられる補強立板部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のアキュームレータ。
  9. 前記タンクは、前記流出口が設けられた蓋部材によりその上面開口が気密的に閉塞されていることを特徴とする請求項2に記載のアキュームレータ。
  10. 前記流出管は、前記流出口に連結されて前記タンク内に垂設されたインナーパイプと、該インナーパイプの外周に配在されたアウターパイプとからなる二重管構造とされていることを特徴とする請求項9に記載のアキュームレータ。
  11. 前記流出口が前記蓋部材の中央に設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載のアキュームレータ。
  12. 前記気液分離促進板は、前記流出管の下端部に設けられ、前記タンクの底部に載せ置かれたストレーナと一体に設けられていることを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載のアキュームレータ。
  13. 前記流出管に、外周部が前記タンクの内周に当接せしめられるリブ部が一体的に設けられていることを特徴とする請求項9から12のいずれか一項に記載のアキュームレータ。
  14. 前記気液分離促進板と前記リブ部との間に乾燥剤入りバッグが配在されていることを特徴とする請求項13に記載のアキュームレータ。
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