JP2018071060A - リモコン - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性と操作性とを両立できるリモコンを提供することを目的とする。【解決手段】トイレ装置を操作するためのスイッチが設けられた第1面と、前記トイレ装置を操作するためのスイッチが設けられた第2面と、を有するリモコン本体と、前記リモコン本体の少なくとも一部を移動させて、前記リモコン本体の状態を、前記第1面が露出し前記第2面が隠蔽された第1状態と、前記第2面が露出した第2状態と、の間で遷移させる駆動装置と、を備え、前記第1状態における前記リモコン本体の上下方向の幅は、前記第2状態における前記リモコン本体の上下方向の幅よりも狭いことを特徴とするリモコンが提供される。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、リモコンに関する。
例えば、トイレ室では、トイレ装置を操作するためのリモコンが設けられる。特許文献1には、棚と、棚の下面に設けられたリモコンホルダと、リモコンホルダに取り付けられるリモコンと、を有する棚付きリモコンが開示されている。
特許第4420511号公報
トイレ室に設けられるリモコンには、トイレ空間と一体感があることが求められる。特に、トイレ室の棚に取り付けられるリモコンには、リモコンの存在感が過剰で無いことが求められる。例えば、リモコンを薄くしたり、リモコンの幅を狭くしたりすることにより、リモコンとトイレ空間との一体感を高め、意匠性を向上させることができる。
一方、リモコンを薄くしたり、リモコンの幅を狭くしたりすると、スイッチ(ボタン)等が設けられるリモコンの操作面が小さくなり、操作性が低下することがある。例えば、スイッチ同士の間隔が狭くなり、使用者がリモコンを操作しにくくなる。また、例えば、スイッチの数が制限されて、使用者が必要な操作を行えない場合がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、意匠性と操作性とを両立できるリモコンを提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレ装置を操作するためのスイッチが設けられた第1面と、前記トイレ装置を操作するためのスイッチが設けられた第2面と、を有するリモコン本体と、前記リモコン本体の少なくとも一部を移動させて、前記リモコン本体の状態を、前記第1面が露出し前記第2面が隠蔽された第1状態と、前記第2面が露出した第2状態と、の間で遷移させる駆動装置と、を備え、前記第1状態における前記リモコン本体の上下方向の幅は、前記第2状態における前記リモコン本体の上下方向の幅よりも狭いことを特徴とするリモコンである。
このリモコンによれば、第1状態においては、リモコン本体の上下方向の幅が狭いため、リモコンとトイレ空間との一体感を演出できる。一方、第2状態においては、リモコン本体の上下方向の幅が広く、広い操作面を確保することができる。したがって、意匠性と操作性と両立させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記トイレ装置は、便器と、水を吐出して使用者の局部を洗浄する機能部と、を有し、前記第1面には、前記便器に洗浄水を流すスイッチが設けられ、前記第2面には、前記機能部を操作するためのスイッチが設けられたことを特徴とするリモコンである。
このリモコンによれば、使用頻度の高いスイッチが第1面に設けられており、使用頻度の比較的低いスイッチが第2面に配置されている。これにより、操作性を確保することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記リモコン本体を着脱可能に保持する保持部材をさらに備えたことを特徴とするリモコンである。
このリモコンによれば、使用者は必要に応じてリモコン本体を手に取って、トイレ装置を操作することができる。これにより、さらに操作性を向上させることができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記リモコン本体は、照明及び前記トイレ装置の状態を表示する表示部の少なくともいずれかを有することを特徴とするリモコンである。
このリモコンによれば、照明や表示部により、使用者は、リモコンのスイッチやトイレ装置の状態を認識しやすく、スムーズに操作を行うことができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記駆動装置は、前記リモコン本体を回転させながら並進させることにより、前記第1状態と前記第2状態とを切り替えることを特徴とするリモコンである。
このリモコンによれば、第1状態におけるリモコン本体の配置、および、第2状態におけるリモコン本体の配置の自由度が高く、リモコン本体を使いやすい位置に配置することができる。
本発明の態様によれば、意匠性と操作性とを両立できるリモコンが提供される。
実施形態に係るリモコンが設けられたトイレ室を例示する斜視図である。 実施形態に係るリモコンを有するトイレシステムを例示するブロック図である。 図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係るリモコンの斜視図である。 実施形態に係るリモコンの一部を例示する平面図である。 図5(a)、図5(b)は、実施形態に係るリモコンの動作を例示する平面図である。 図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係るリモコンの動作を例示する平面図である。 実施形態に係るリモコンの一部を例示する斜視図である。 実施形態に係るリモコンの一部を例示する斜視図である。 図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図11(a)及び図11(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図12(a)及び図12(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図13(a)及び図13(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図14(a)及び図14(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図15(a)〜図15(e)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図16(a)及び図16(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。 図17(a)及び図17(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るリモコンが設けられたトイレ室を例示する斜視図である。
図2は、実施形態に係るリモコンを有するトイレシステムを例示するブロック図である。
図1に表したように、トイレ室TRには、リモコン50と、トイレ装置10とが設けられている。トイレ室TR内には、鏡20、キャビネット30、手洗い器40などが設けられていてもよい。
トイレ装置10は、トイレ室TRの床面FS上に設置されている。あるいは、トイレ装置10は、トイレ室TRの壁面などに支柱によって支持されていてもよい。
トイレ装置10は、便器11と、便座12と、便蓋13と、本体部14(衛生洗浄装置)と、を有する。便座12は、便器11の上に設けられている。便蓋13は、便器11の上に、便座12を覆うように設けられている。本体部14は、便器11の後方上部に設けられている。便座12および便蓋13は、本体部14によって回動可能に軸支されている。
図2に表したように、本体部14は、制御部15と、人体検知手段16と、接近検知手段17と、着座検知手段18と、機能部19と、を有する。本体部14は、便器11の後方に設けられた照明61をさらに有していてもよい。
制御部15は、マイコンなどの集積回路や、電波送受信モジュールなどの通信手段を有する。制御部15は、人体検知手段16の検知結果、接近検知手段17の検知結果、及び、着座検知手段18の検知結果を受信する。そして、制御部15は、これらの検知結果から、使用者の入室の有無、使用者の便器11への接近、便座12への着座及び離座を判定する。また、制御部15は、リモコン50から、トイレ室TR内に設けられた機器への動作の指示に関する指示信号を受信する。制御部15は、この指示信号及び前述の判定の結果の少なくともいずれかに基づいてトイレ室TR内に設けられた種々の構成要素の動作を制御する。例えば、制御部15は、機能部19及び照明61の動作を制御する。また、例えば、制御部15は、リモコン50の動作(開閉や点灯など)を制御するための信号を、送信する。
機能部19は、洗浄機能部19aや便座ヒータ機能部19bなどを有する。洗浄機能部19aは、ノズルやノズルを駆動するモータなどを有し、制御部15からの信号に基づいて、ノズルから洗浄水を噴射する。これにより、洗浄機能部19aは、着座した使用者の局部(例えば「おしり」など)を洗浄水で洗浄する。また、便座ヒータ機能部19bは、制御部15からの信号に基づいて、便座12の内部に設けられた誘導加熱コイルに高周波電流を流す。これにより、便座12を温めることができる。機能部19は、トイレ室TR内を脱臭する脱臭機能や温風乾燥機能などをさらに有していてもよい。
図1に示すように、キャビネット30は、内部に空間を有し、この内部空間に備品を収納可能に構成されている。キャビネット30は、トイレ室TRの側壁SW1に取り付けられている。キャビネット30は、その上部に棚板(天板)31を有し、カウンターとして機能する。棚板31の上に手洗い器40(ボウル41及び水栓42)が設けられている。
リモコン50は、棚板31の下方に設けられる。例えば、リモコン50は、キャビネット30に埋め込まれている。なお、リモコン50は、必ずしもキャビネット30に取り付けられなくてもよく、例えば、パネルなどを用いて壁面に間接的に取り付けられてもよいし、壁面に直接取り付けられてもよい。
リモコン50の下方には、空間が形成されている。この空間の内部には紙巻器(ペーパーホルダ)が設けられ、この紙巻器によってトイレットペーパーが保持される。
図2に示すように、リモコン50は、リモコン本体52と、駆動装置53と、を有する。リモコン本体52は、第1面(第1の操作面)521と、第2面(第2の操作面)522と、を有する。
使用者は、第1面521や第2面522に設けられたスイッチを操作して、トイレ室TR内の各機器への動作の指示を入力できる。リモコン50は、電波送受信モジュールなどの通信手段を有し、入力された指示に関する信号を、各機器へ送信する。例えば、リモコン50(リモコン本体52)は、制御部15へ電波信号を送信し、制御部15は、受信した信号に基づいて、トイレ装置10の各機能を制御する。
また、リモコン50は、制御部15から送信された信号を受信し、受信した信号に基づいて、リモコン本体52の移動(開閉)やスイッチの点灯(及び点滅)などの動作を行う。
リモコン50と制御部15との間の電波通信に用いられる電波の周波数帯は、例えば、0.3GHz〜3GHz程度である。但し、実施形態において、リモコン50と制御部15との通信は、電波通信には限られず、赤外線通信を用いることもできる。リモコン本体52が移動する場合には、赤外線よりも指向性の低い電波を用いることが好ましい。
図3(a)及び図3(b)は、実施形態に係るリモコンの斜視図である。
図3(a)は、リモコン本体52の第1状態(閉じた状態)を表し、図3(b)は、リモコン本体52の第2状態(開いた状態)を表す。この例では、リモコン本体52は、直方体状(スティック状)である。
以下では、実施形態の説明のために、トイレ室TRの内部から側壁SW1(図1参照)へ向かう方向を「後方」とする。「後方」は、例えば側壁SW1の壁面に対して垂直な方向である。「後方」と反対の方向を「前方」とする。
第1状態は、第1面521が露出しており、第2面522が隠蔽された状態である。図3(a)に示すように、第1状態において、第1面521は前方を向いており、第2面522は下方を向いている。すなわち、第1状態において、使用者は、第1面521を視認可能であるが、第2面522は見えない又は見え難い。
駆動装置53(図4参照)は、リモコン本体52の少なくとも一部を移動(例えば回動)させて、リモコン本体52の状態を、第1状態と第2状態との間で遷移させる。なお、本願明細書において、移動とは、回転及び並進の少なくともいずれかをいう。
第2状態は、第2面522が露出した状態である。第2状態においては、第1面521が露出していてもよい。図3(b)に示すように、第2状態において、第1面521は上方を向いており、第2面522は前方を向いている。すなわち、第2状態において、使用者は、第2面522(及び第1面521)を視認可能である。
第1面521には、便器11に「大洗浄」の洗浄水を流す「大」スイッチ521A、便器11に「小洗浄」の洗浄水を流す「小」スイッチ521B、便座12(図1参照)を電動で開く「便座」スイッチ521C、リモコン本体52の開閉を行う「開閉」スイッチ521Dなどが設けられる。これらのスイッチ類は、スイッチ類の中で最も使用頻度が高く、またいずれも便座12に座らずに立った状態において使用する可能性が高いものである。本実施形態においては、このように使用頻度が最も高く、また立った状態で使用される可能性が高いスイッチ類を、第1のグループとして、第1面521に配置している。
第2面522には、機能部19を操作するためのスイッチが設けられる。すなわち、機能部19の吐水を停止する「止」スイッチ522A、機能部19に「おしり」に向けて吐水させる「おしり」スイッチ522B、吐水の位置を変更する「洗浄位置」スイッチ522C、吐水の勢いを変更する「水勢」スイッチ522Dなどが設けられる。これらのスイッチ類は、便座12に座った状態の使用者が操作する可能性が高いものである。このように、リモコン50が有するスイッチ類のうちで、2番目に使用頻度が高いスイッチ類を第2のグループとして第2面522に配置している。なお、第2面522にも、使用頻度の高い第1のグループのスイッチ類を設けてもよい。
また、第2面522には、トイレ装置10の状態などを、光によって表示する表示部522Eが設けられている。表示部522Eには、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどを用いることができる。表示部522Eは、タッチパネル(タッチスクリーン)であってもよく、表示部522Eを用いて使用者がトイレ装置10を操作できるようにしてもよい。
リモコン本体52の第1面521及び第2面522には、LED(light emitting diode)などの照明を設けてもよい。例えば、スイッチ類の周囲に点灯又は点滅する照明52Lが設けられる。照明をリモコン本体52の内部に設け、スイッチ類を内側から照らすことにより、スイッチ類を光らせてもよい。このような照明を設けることで、使用者がスイッチ類を認識しやすくなり、使い勝手が向上する。また、光により演出性を高めることができる。
図3(a)に示した第1状態では、第1面521に設けられたスイッチ類のみが操作可能であり、図3(b)に示した第2状態では、少なくとも第2面522に設けられたスイッチ類が操作可能である。便座12に座った使用者は、第2面522に設けられたスイッチや表示部を楽な姿勢で容易に操作し、確認することができる。
図4は、実施形態に係るリモコンの一部を例示する平面図である。
図4は、図3(b)に示した第2状態における、リモコン50及びその周辺の一部を側方から眺めた様子に対応する。
既に述べた通り、棚板31の下方にリモコン50が設けられ、リモコン50の下方に紙巻器500及びトイレットペーパー590が設けられている。
リモコン50は、リモコン本体52を保持する保持部材54を有する。駆動装置53は、モータ531や駆動部材532を有する。モータ531の回転は、ギヤ、カム、ベルト、プーリーなどの任意の伝達手段によって、駆動部材532に伝達される。駆動部材532は、保持部材54と連結されており、駆動部材532が長孔532eの方向に沿って移動することにより、保持部材54を図4に示す矢印A1のように移動させることができる。これにより、駆動装置53は、リモコン本体52を移動させて、上述の第1状態と第2状態とを切り替えることができる。
図5(a)、図5(b)、図6(a)及び図6(b)は、実施形態に係るリモコンの動作を例示する平面図である。
これらの図は、リモコン50の一部を左側方から眺めた様子を示す。図5(a)は、リモコン本体52の第1状態を示す。図5(b)及び図6(a)は、リモコン本体52が第1状態と第2状態との間を遷移する途中の状態を示す。図6(b)は、リモコン本体52の第2状態を示す。なお、左右対称であるため、右側方から眺めた様子は図示を省略する。
リモコン50は、保持部材54の側方に設けられたガイド部材55を有する。ガイド部材55は、長孔55a及び長孔55bを有する。長孔55aは、長孔55bに比べて短く、前後方向(水平方向)に延びる。長孔55bは、長孔55aの後方又は下方に位置し、下に凸の湾曲した形状を有する。
また、リモコン50は、保持部材54に対して固定されたピン54a及びピン54bを有する。ピン54aは長孔55aに挿通されており、ピン54bは長孔55bに挿通されている。
図5(a)に示した、第1状態において、ピン54aは長孔55aの後端に位置し、ピン54bは長孔55bの上端に位置する。そして、図4に関して説明した駆動装置53によって駆動力が保持部材54に伝達されると、リモコン50は、例えば、図5(a)の状態から図5(b)の状態へと遷移する。このとき、ピン54a、54bは、それぞれ、長孔55a、55b内をスライドする。このように、保持部材54に固定されたピンが長孔に沿ってスライドすることにより、保持部材54及びリモコン本体52がガイドされる。
図5(a)及び図5(b)に示したように、ピン54aは、後方から前方へ向けてスライドする。これと同時に、ピン54bは、斜め下(前方かつ下方)へスライドする。従って、リモコン本体52の移動は、下方から上方への回転運動と、後方から前方へ並進運動と、を含む。
その後、長孔内のピンの移動に対応して、リモコン本体52は、図6(a)に示した状態を経て、図6(b)に示した第2状態へ至る。リモコン本体52が第2状態から第1状態へ遷移する場合は、上記と逆の移動が行われる。
第1状態におけるリモコン本体52の上下方向の幅W1(図5(a))は、第2状態のリモコン本体52の上下方向の幅W2(図6(b))よりも狭い。例えば、第1状態は、正面にリモコン本体52の最も薄い操作面が現れた状態である。このように、第1状態においては、使用者が視認するリモコン本体52の幅が狭いため、リモコンとトイレ空間との一体感を演出することができる。一方、第2状態では、正面から見たときのリモコン本体52の幅が広いため、広い操作面を確保することができる。したがって、実施形態によれば、意匠性と操作性とを両立させることができる。
さらに、この例では、第1状態において、第1面521は、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。これにより、リモコンとトイレ空間との一体感をさらに演出することができる。
また、上述した通り、駆動装置53は、リモコン本体52を回転させながら並進させる。これにより、第1及び2状態におけるリモコン本体52の配置の自由度を高めることができる。例えば、両方の状態において、棚板31とリモコン本体52との間の隙間が大きくなることを抑えて意匠性を確保しつつ、リモコン本体52を使いやすい高さに配置することがきる。
次に、リモコン50の動作のタイミングについて説明する。
リモコン50は、例えば、図2に示した、人体検知手段16、接近検知手段17及び着座検知手段18の検知結果に基づいて動作することができる。
人体検知手段16には、例えば、焦電センサ、マイクロ波センサ、超音波センサ、または測距センサ(赤外線投光式センサ)を用いることができる。この例では、人体検知手段16には、焦電センサが用いられている。人体検知手段16は、図2の符号Aで表したように、便器11の前方の広い範囲を検知する。人体検知手段16は、例えば、使用者がトイレ室TRのドアTDを空けて入室したことを直ちに検知可能である。これにより、例えば、人体検知手段16は、トイレ室TR内への使用者の入室の有無を検知することができる。
接近検知手段17には、例えば、マイクロ波センサ、超音波センサまたは測距センサを用いることができる。この例では、接近検知手段には、測距センサが用いられている。接近検知手段17は、図2の符号Bで表したように、例えば便器11の前に立った使用者を検知することができる。すなわち、接近検知手段17は、使用者がトイレ室TRへ入室した後に便器11へ接近したことを検知することができる。例えば、接近検知手段17は、使用者が便器11の端から0.1メートル以内の領域に入ったことを検知することができる。
着座検知手段18は、図2の符号Cで表したように、使用者の便座12への着座の有無を検知することができる。すなわち、着座検知手段18は、使用者の着座及び離座を検知する。着座検知手段18には、マイクロ波センサ、測距センサ、超音波センサ、タクトスイッチ、静電容量スイッチ(タッチセンサ)、または歪みセンサを用いることができる。この例では、着座検知手段18には、測距センサが用いられている。
なお、タクトスイッチ、静電センサ及び歪みセンサなどの接触式センサを用いる場合には、これらの接触式センサは、便座12に設けられる。便座12に使用者が座ると、使用者の体重によってタクトスイッチが押下される。または、使用者が静電センサに接触する。または、使用者の体重によって歪みセンサに圧力が加えられる。これらを検知する接触式センサからの電気信号を検出することで、使用者の着座を検知することができる。
まず、トイレ室TRに使用者がいない待機状態においては、リモコン本体52は、例えば第1状態である。使用者がトイレ室TRに入室すると、人体検知手段16が使用者の入室を検知する。リモコン50は、この検知結果を含む信号を受信することで、リモコン本体52に設けられた照明を適宜、点灯させたり点滅させたりすることができる。
その後、使用者が便器11に近づくと、接近検知手段17が使用者の接近を検知する。リモコン50は、この検知結果を含む信号を受信することで、リモコン本体52に設けられた照明を適宜、点灯させたり点滅させたりしてもよい。このとき、リモコン本体52は、例えば第1状態のままであり、使用者は第1面521に設けられたスイッチによってトイレ装置10を操作することができる。
その後、使用者が便座12に座ると、着座検知手段18が使用者の着座を検知する。リモコン50は、この検知結果を含む信号を受信すると、駆動装置53によりリモコン本体52を移動させる。これにより、リモコン本体52は、第1状態から第2状態へ遷移する。着座した使用者は、第2面522(及び第1面521)に設けられたスイッチによってトイレ装置10を操作することができる。
その後、使用者が退室すると、人体検知手段16、接近検知手段17及び着座検知手段18のいずれも使用者を検知しなくなる。すると、リモコン50は、照明の点灯を停止する。このとき、リモコン本体52が第2状態であった場合は、駆動装置53は、リモコン本体52を第1状態へ遷移させる。
なお、第1状態から第2状態への遷移は、接近検知手段17の検知結果に基づいて、使用者が接近したときに行われてもよい。また、使用者は、照明が自動でオンオフすることや、リモコン50が自動で開閉することを設定により停止できる。この場合には、リモコン本体52に設けられたスイッチの操作により、リモコン50の開閉(第1状態と第2状態との間の遷移)が行われる。
図7及び図8は、実施形態に係るリモコンの一部を例示する斜視図である。
保持部材54は、リモコン本体52を着脱可能に保持する。図7には、リモコン本体52を保持部材54から取り外した様子を示す。図8は、図7に示す矢印A2の方向に沿って見た、リモコン本体52の背面(第3面523)を示す。なお、第1面521及び第2面522に設けられたスイッチ類の図示は省略している。
図7に示すように、保持部材54には、位置規制部54eと、充電端子部71と、が設けられている。図8に示すように、リモコン本体52には、保持部材54の位置規制部54eに対応する係合部65が設けられている。また、リモコン本体52には、保持部材54の充電端子部71に対応する端子部73が設けられている。
リモコン本体52の係合部65と、保持部材54の位置規制部54eと、が係合するように、保持部材54の上方からリモコン本体52を載せることで、リモコン本体52を保持部材54に取り付けることができる。また、リモコン本体52が保持部材54に取り付けられた状態においては、保持部材54の充電端子部71と、リモコン本体の端子部73と、が接触する。これにより、リモコン本体52が充電される。
保持部材54の位置規制部54eは、充電端子部71と端子部73とが近接(接触)するように、リモコン本体52の位置を規制する位置規制手段として機能する。また、保持部材54の位置規制部54eは、リモコン本体52を取り付ける際に、充電端子部71と端子部73とが近接する位置へリモコン本体52を導くガイド手段として機能する。
このようにリモコン本体52を充電式とすることにより、使用者は必要に応じてリモコン本体52を手に取って、トイレ装置10を操作することができる。これにより、さらに操作性を向上させることができる。
また、図8に示すように、リモコン本体52の第3面523に、スイッチ523Aを含むスイッチ類を設けてもよい。このスイッチは、例えば、オート機能の設定のスイッチや、温水、便座、温風などの温度の設定や、時刻の設定や、節電モードの設定などのスイッチである。このように、前述した第1のグループや第2のグループのスイッチ類よりも使用頻度が低いスイッチ類を第3のグループとして、第3面523に配置してもよい。
図9(a)及び図9(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図9(a)及び図9(b)に示すように、リモコン50aのリモコン本体52aは、第1ユニットU1a及び第2ユニットU2aを有する。第1ユニットU1aは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521aを有する。第2ユニットU2aは、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522aを有する。
図9(a)は、正面から見たときに第1面521aが露出し、第2面522aが隠蔽された第1状態を示す。図9(b)は、正面から見たときに第2面522aが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Aaを中心として第2ユニットU2aを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
この例においても、第1状態におけるリモコン本体52aの上下方向の幅W1aは、第2状態におけるリモコン本体52aの上下方向の幅W2aよりも狭い。
第1状態において、第1面521aは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。また、第2ユニットU2aを回転させる構成とすることで、リモコン本体52aと棚板31との間の隙間を小さくすることができる。
図10(a)及び図10(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図10(a)及び図10(b)に示すように、リモコン50bのリモコン本体52bは、第1ユニットU1b及び第2ユニットU2bを有する。第1ユニットU1bは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521bを有する。第2ユニットU2bは、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522bを有する。
図10(a)は、正面から見たときに第1面521bが露出し、第2面522bが隠蔽された第1状態を示す。図10(b)は、正面から見たときに第2面522bが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Abを中心として第2ユニットU2bを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
この例においても、第1状態におけるリモコン本体52bの上下方向の幅W1bは、第2状態におけるリモコン本体52bの上下方向の幅W2bよりも狭い。
第1状態において、第1面521bは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。また、第2状態において、第1面521及び第2面522bは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。
図11(a)及び図11(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図11(a)及び図11(b)に示すように、リモコン50cのリモコン本体52cは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521cと、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522cと、を有する。
図11(a)は、正面から見たときに第1面521cが露出し、第2面522cが隠蔽された第1状態を示す。図11(b)は、正面から見たときに第2面522cが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Acを中心として、保持部材54cを介してリモコン本体52cを回転させ、第1状態と第2状態とを切り替える。駆動装置53は、第1状態と第2状態とを切り替える際に、リモコン本体52cを並進させない。
この例においても、第1状態におけるリモコン本体52cの上下方向の幅W1cは、第2状態におけるリモコン本体52cの上下方向の幅W2cよりも狭い。
図12(a)及び図12(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図12(a)及び図12(b)に示すように、リモコン50dのリモコン本体52dは、第1ユニットU1d及び第2ユニットU2dを有する。第1ユニットU1dは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521dを有する。第2ユニットU2dは、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522dを有する。
図12(a)は、正面から見たときに第1面521dが露出し、第2面522dが隠蔽された第1状態を示す。図12(b)は、正面から見たときに第2面522dが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Adを中心として第2ユニットU2dを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
第1状態におけるリモコン本体52dの上下方向の幅W1dは、第2状態におけるリモコン本体52dの上下方向の幅W2dよりも狭い。
この例では、第1ユニットU1dは、棚板31と一体に設けられている。これにより、リモコンとトイレ空間との一体感を演出することができる。また、第1面521dは、棚板31の前面31fに対して傾斜している。これにより、使用者は上方から第1面521dを視認しやすく、操作性が向上する。
図13(a)及び図13(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図13(a)及び図13(b)に示すように、リモコン50eのリモコン本体52eは、第1ユニットU1e及び第2ユニットU2eを有する。第1ユニットU1eは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521eを有する。第2ユニットU2eは、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522eを有する。
図13(a)は、正面から見たときに第1面521eが露出し、第2面522eが隠蔽された第1状態を示す。図13(b)は、正面から見たときに第2面522eが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Aeを中心として第2ユニットU2eを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
この例においても、第1状態におけるリモコン本体52eの上下方向の幅W1eは、第2状態におけるリモコン本体52eの上下方向の幅W2eよりも狭い。
第1状態及び第2状態において、第1面521eは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。また、第2状態において、第2ユニットU2eの上部には、傾斜した面が設けられている。これにより、第2状態における、第1面521eと第2面522eとの間の段差を目立たなくすることができる。
図14(a)及び図14(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図14(a)及び図14(b)に示すように、リモコン50fのリモコン本体52fは、第1ユニットU1f及び第2ユニットU2fを有する。第1ユニットU1fは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521fを有する。第2ユニットU2fは、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522fを有する。
図14(a)は、正面から見たときに第1面521fが露出し、第2面522fが隠蔽された第1状態を示す。図14(b)は、正面から見たときに第2面522fが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Afを中心として第2ユニットU2fを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
この例においても、第1状態におけるリモコン本体52fの上下方向の幅W1fは、第2状態におけるリモコン本体52fの上下方向の幅W2fよりも狭い。
第1状態及び第2状態において、第1面521fは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。また、この例では、第1ユニットU1fの下部に窪み(切り欠き)Dが設けられている。第2ユニットU2fの上部は、第1状態と第2状態とが切り替わる際に、窪みD内を通過する。これにより、第2状態において、第1面521fと第2面522fとは、同一平面上に位置することができる。なお、回転軸Afは、第2状態において、第2ユニットU2fの前後方向における中心に位置する。
図15(a)〜図15(e)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図15(a)〜図15(e)に示すように、リモコン50gのリモコン本体52gは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521gと、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522gと、を有する。
図15(a)は、正面から見たときに第1面521gが露出し、第2面522gが隠蔽された第1状態を示す。図15(e)は、正面から見たときに第2面522gが露出した第2状態を示す。図15(b)〜図15(d)は、第1状態と第2状態との遷移の過程を示す。
図示しない駆動装置53は、図15(b)に示すように、リモコン本体52gを前方へスライドさせる。図15(c)に示すように、駆動装置53は、リモコン本体52gの後端が棚板31の前面31fより前方となるまで、リモコン本体52gをスライドさせる。その後、図15(d)に示すように、リモコン本体52gは、回転軸Agを中心として回転し、第2状態となる。このように、リモコン本体52gの並進と回転とを別々に行ってもよい。
第1状態におけるリモコン本体52gの上下方向の幅W1gは、第2状態におけるリモコン本体52gの上下方向の幅W2gよりも狭い。
図16(a)及び図16(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図16(a)及び図16(b)に示すように、リモコン50hのリモコン本体52hは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521hと、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522hと、を有する。
図16(a)は、正面から見たときに第1面521hが露出し、第2面522hが隠蔽された第1状態を示す。図16(b)は、正面から見たときに第2面522hが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Ahを中心としてリモコン本体52hを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
この例においても、第1状態におけるリモコン本体52hの上下方向の幅W1hは、第2状態におけるリモコン本体52hの上下方向の幅W2hよりも狭い。
第2状態において、第2面522hは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。また、第2状態においては、第1面521hは、棚板31の下方に位置し、隠蔽されている。
図17(a)及び図17(b)は、実施形態に係るリモコンの変形例を例示する平面図である。
図17(a)及び図17(b)に示すように、リモコン50iのリモコン本体52iは、第1グループのスイッチ類が設けられた第1面521iと、第2グループのスイッチ類が設けられた第2面522iと、を有する。
図17(a)は、正面から見たときに第1面521iが露出し、第2面522iが隠蔽された第1状態を示す。図17(b)は、正面から見たときに第2面522iが露出した第2状態を示す。図示しない駆動装置53は、回転軸Aiを中心としてリモコン本体52iを回転させて、第1状態と第2状態とを切り替える。
第1状態において、第1面521iは、棚板31の前面31fと同一平面上に位置する。また、回転軸Aiは、リモコン本体52iの下端において、前面31fと同一平面上に位置する。第2状態において、第1面521iは、隠蔽されている。また、第2状態において、第2面522iは、棚板31の前面31fに対して傾斜している。
この構成によれば、第1状態において、第1面521iと棚板31との間の隙間を小さくし、かつ、第2状態において、第2面522iと棚板31との間の隙間を小さくすることができる。したがって、リモコンとトイレ空間との一体感を演出することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、リモコン本体、駆動装置などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 トイレ装置、 11 便器、 12 便座、 13 便蓋、 14 本体部、 15 制御部、 16 人体検知手段、 17 接近検知手段、 18 着座検知手段、 19 機能部、 19a 洗浄機能部、 19b 便座ヒータ機能部、 20 鏡、 30 キャビネット、 31 棚板、 31f 前面、 40 手洗い器、 41 ボウル、 42 水栓、 50、50a〜50i リモコン、 52、52a〜52i リモコン本体、 52L 照明、 53 駆動装置、 54 保持部材、 54a、54b ピン、 54c 保持部材、 54e 位置規制部、 55 ガイド部材、 55a 長孔、 55b 長孔、 61 照明、 65 係合部、 71 充電端子部、 73 端子部、 500 紙巻器、 521、521a〜521i 第1面、 521A 「大」スイッチ、 521B 「小」スイッチ、 521C 「便座」スイッチ、 521D 「開閉」スイッチ、 522、522a〜522i 第2面、 522A 「止」スイッチ、 522B 「おしり」スイッチ、 522C 「洗浄位置」スイッチ、 522D 「水勢」スイッチ、 522E 表示部、 523 第3面 523A スイッチ、 531 モータ、 532 駆動部材、 532e 長孔、 590 トイレットペーパー、 Aa〜Ai 回転軸、 FS 床面、 SW1 側壁、 TD ドア、 TR トイレ室、 U1a、U1b、U1d、U1e、U1f 第1ユニット、 U2a、U2b、U2d、U2e、U2f 第2ユニット

Claims (5)

  1. トイレ装置を操作するためのスイッチが設けられた第1面と、前記トイレ装置を操作するためのスイッチが設けられた第2面と、を有するリモコン本体と、
    前記リモコン本体の少なくとも一部を移動させて、前記リモコン本体の状態を、前記第1面が露出し前記第2面が隠蔽された第1状態と、前記第2面が露出した第2状態と、の間で遷移させる駆動装置と、
    を備え、
    前記第1状態における前記リモコン本体の上下方向の幅は、前記第2状態における前記リモコン本体の上下方向の幅よりも狭いことを特徴とするリモコン。
  2. 前記トイレ装置は、便器と、水を吐出して使用者の局部を洗浄する機能部と、を有し、
    前記第1面には、前記便器に洗浄水を流すスイッチが設けられ、
    前記第2面には、前記機能部を操作するためのスイッチが設けられたことを特徴とする請求項1記載のリモコン。
  3. 前記リモコン本体を着脱可能に保持する保持部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のリモコン。
  4. 前記リモコン本体は、照明及び前記トイレ装置の状態を表示する表示部の少なくともいずれかを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のリモコン。
  5. 前記駆動装置は、前記リモコン本体を回転させながら並進させることにより、前記第1状態と前記第2状態とを切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のリモコン。
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