JP2018070232A - トリガー式噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴出器本体部に対するノズルヘッドの嵌合保持力を高めるとともに、噴出器本体部に対するノズルヘッドのスムーズな回動操作が可能なトリガー式噴出器を提供する。【解決手段】噴出器本体部10と、ポンプ30と、ノズルヘッド50と、を有するトリガー式噴出器1であって、ノズルヘッド50は、噴出器本体部10の内側嵌合壁19の径方向外側で内側嵌合壁19に対して回動可能に嵌合保持される外側嵌合壁52gを有し、外側嵌合壁52gは、内側嵌合壁19の外向き爪部22に係合する第1内向き爪部61と、第1内向き爪部61とは異なる周方向位置で外向き爪部22に係合する第2内向き爪部62と、外側嵌合壁52gを貫通する横孔63とを有し、横孔63に対して周方向に隣接する開口縁部64における外側嵌合壁52gの内周面と、内側嵌合壁19の外周面との間に、径方向の隙間65が形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、液体を収容する容器の口部に装着されるとともに液体の流路を備える噴出器本体部と、トリガーの操作により作動して容器の内部の液体を流路に送出するポンプと、流路の出口に連ねて噴出器本体部に装着されて流路に送出されてきた液体を外部に噴出させるノズルヘッドと、を有するトリガー式噴出器に関するものである。
カビ取り剤、洗剤、衣料用糊剤、住居用ワックス、整髪剤、芳香剤等の液体を収容する容器では、その口部に装着される噴出器として、トリガーの操作によって作動するポンプにより容器内に収容されている液体を外部に噴出(噴射)させるようにしたトリガー式噴出器が多く用いられている。
このようなトリガー式噴出器として、例えば特許文献1には、液体を収容する容器の口部に装着されるとともに液体の流路を備える噴出器本体部と、トリガーの操作により作動して容器の内部の液体を流路に送出するポンプと、流路の出口に連ねて噴出器本体部に装着されて流路に送出されてきた液体を外部に噴出させるノズルヘッドと、を有するとともに、噴出器本体部とノズルヘッドとの間に区画形成された蓄圧室の内部に大径の筒状部に当接する大径受圧部と小径の筒状部に当接する小径受圧部とを有する蓄圧プランジャと、流出孔を閉じる閉位置に向けて蓄圧プランジャを付勢する付勢部材(スプリング)とを配置するようにした蓄圧タイプのトリガー式噴出器が記載されている。このような蓄圧タイプのトリガー式噴出器によれば、蓄圧室内の液体の圧力が所定値以上となったときに大径受圧部と小径受圧部との断面積の差により蓄圧プランジャが付勢部材の付勢力に抗して開かれるので、液体を高圧で噴射させることができる。
また、このようなトリガー式噴出器においては、噴出器本体部に設けた内側嵌合壁に、ノズルヘッド側の外側嵌合壁が回動可能に嵌合保持されることで、噴出器本体部に対して回動可能にノズルヘッドが組み付けられている。また、噴出器本体部に対して、ノズルヘッドは所定の範囲内で回動可能に構成されており、液体を噴出可能な状態と、液体の噴出ができない状態とをノズルの回動操作で切り替えることができるように構成されている。
特許第4767666号公報
ところで、上記従来のトリガー式噴出器にあっては、噴出器本体部に装着したノズルヘッドが簡単に脱落してしまうことを防止するために、噴出器本体部側に設けた内側嵌合壁と、ノズルヘッド側に設けた外側嵌合壁との間の嵌合強度をより高めることが要望されている。
嵌合強度を高める方法としては、例えば、内側嵌合壁の外周面に設けた外向きの爪部と、外側嵌合壁の内周面に設けた内向きの爪部とのアンダーカットの掛かり量を大きくすることが考えられる。しかしながら、相互の爪部の掛かり量を大きくするために内側嵌合壁の外周面と外側嵌合壁の内周面との距離を近づけて設定した場合、噴出器本体部に対してノズルヘッドを回動させる際に、内側嵌合壁の外周面に対して外側嵌合壁の内周面が強く当接したり、相互に引っ掛かったりして、回動操作の妨げとなる虞がある。その結果、ノズルヘッドの回動操作に大きな力が必要となってしまうという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、噴出器本体部に対するノズルヘッドの嵌合保持力を高めるとともに、噴出器本体部に対するノズルヘッドのスムーズな回動操作が可能なトリガー式噴出器を提供することにある。
本発明のトリガー式噴出器は、液体を収容する容器の口部に装着されるとともに液体の流路を備える噴出器本体部と、トリガーの操作により作動して前記容器の内部の液体を前記流路に送出するポンプと、前記流路の出口に連ねて前記噴出器本体部に装着されて該流路に送出されてきた液体を外部に噴出させるノズルヘッドと、を有するトリガー式噴出器であって、
前記ノズルヘッドは、前記噴出器本体部における筒状の内側嵌合壁の径方向外側で該内側嵌合壁に対して回動可能に嵌合保持される外側嵌合壁を有し、
該外側嵌合壁は、前記内側嵌合壁の外周面に設けた外向き爪部に係合する第1内向き爪部と、該第1内向き爪部とは異なる周方向位置で前記外向き爪部に係合する第2内向き爪部と、該第2内向き爪部の係合面に隣接する部分に形成され該外側嵌合壁を貫通する横孔とを有し、
前記横孔に対して周方向に隣接する開口縁部における前記外側嵌合壁の内周面と、前記内側嵌合壁の外周面との間に、径方向の隙間が形成されていることを特徴とする。
本発明のトリガー式噴出器は、前記第1内向き爪部を設けた周方向領域において、前記外側嵌合壁の内周面が、前記内側嵌合壁の外周面に対して圧接されていることが好ましい。
本発明のトリガー式噴出器は、前記外側嵌合壁には、前記第1内向き爪部及び前記第2内向き爪部が、周方向に沿って交互に配置されていることが好ましい。
本発明のトリガー式噴出器は、前記ノズルヘッドは、
前記液体の流出孔を備えた第1ノズル体と、
前記第1ノズル体に固定され、前記第1ノズル体との間に蓄圧室を区画形成するとともに該蓄圧室を前記流路に連通させる連通孔を備える第2ノズル体と、
大径受圧部及び該大径受圧部とは反対側を向く小径受圧部を有し、前記蓄圧室の内部に配置されて前記流出孔を閉じる閉位置と前記流出孔を開く開位置との間で移動可能に構成された蓄圧プランジャと、
前記蓄圧室に配置され、前記蓄圧プランジャを前記閉位置に向けて付勢する付勢部材とを備え、
前記外側嵌合壁が、前記第2ノズル体に設けられていることが好ましい。
本発明のトリガー式噴出器は、前記第2ノズル体が、前記連通孔を取り囲むとともに内周面に前記流路の出口に連通する少なくとも1つの後方溝部を備えた内筒壁を備え、
前記噴出器本体部が、前記内筒壁の内側に該内筒壁に対して回動可能かつ液密に配置されるとともに外周面に前記連通孔に連通する少なくとも1つの前方溝部が設けられた柱状部を備え、
前記ノズルヘッドが、前記後方溝部と前記前方溝部とが連通する噴射可能位置と前記後方溝部と前記前方溝部との連通が遮断される噴射不能位置との間で前記噴出器本体部に対して回動可能であることが好ましい。
本発明によれば、噴出器本体部に対するノズルヘッドの嵌合保持力を高めるとともに、噴出器本体部に対するノズルヘッドのスムーズな回動操作が可能なトリガー式噴出器を提供することができる。
本発明の一実施の形態であるトリガー式噴出器の側面視での断面図である。 図1に示すトリガー式噴出器の拡大断面図である。 図2に示すトリガー式噴出器における外側嵌合壁の、A−A線に沿う断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施の形態であるトリガー式噴出器1の構成について詳細に説明する。
本明細書、特許請求の範囲及び要約書においては、装着キャップ12に対してシュラウド44が位置する側を上方(図1における上側)とし、その反対側を下方(図1における下側)とする。また、ポンプ30のピストン35に対してトリガー41が位置する側を前方(図1における左側)とし、その反対側を後方(図1における右側)とする。
図1に示す本発明の一実施形態であるトリガー式噴出器1は、液体を内容液として収容する容器2の口部2aに取り付けて使用されるものである。図1においては、このトリガー式噴出器1を容器2の口部2aに取り付けた状態で示す。
トリガー式噴出器1は、口部2aに装着される噴出器本体部10を備えている。噴出器本体部10は例えば合成樹脂製とすることができる。噴出器本体部10の下部には連結筒11が設けられ、連結筒11には当該連結筒11に対して相対回転可能に装着キャップ12が装着されている。装着キャップ12は口部2aの外径に対応した内径を有する円筒状に形成されており、連結筒11を口部2aの内周面に嵌合させた状態で装着キャップ12の内周面に設けられた雌ねじ12aを口部2aの外周面に設けられた雄ねじ2bにねじ結合させることにより、噴出器本体部10を口部2aに固定することができるようになっている。なお、符号13は、口部2aと連結筒11との間を密封するパッキン等のシール部材である。
噴出器本体部10は、筒状の起立部14と、この起立部14に対して直交する方向に延びる筒状の延出部15とを備えている。起立部14の内部には連結筒11にまで達する起立流路P1が設けられ、この起立流路P1には容器2の内部に挿入される吸引用のチューブ16が接続されている。一方、延出部15には起立流路P1に対して直交する方向に延びる延出流路P2が設けられている。これらの起立流路P1及び延出流路P2により噴出器本体部10の内部に液体の流路が形成されている。
噴出器本体部10は、延出部15の前方端部側に嵌合保持された連結部材24を備えている。連結部材24は板状壁17を有し、この板状壁17に延出流路P2の出口18が開口している。また、板状壁17には、出口18よりも大径の筒状に形成されるとともに、板状壁17から前方に向けて突出する内側嵌合壁19が一体に設けられている。内側嵌合壁19の内側には内側嵌合壁19と同軸に柱状部20が設けられている。柱状部20は、板状壁17を介して内側嵌合壁19と一体に形成されている。なお、板状壁17、内側嵌合壁19、及び柱状部20は、板状壁17から後方に向けて突出する保持筒23とともに、連結部材24を構成している。なお、板状壁17、内側嵌合壁19、及び柱状部20は、延出部15に対して一体に形成された構成とすることもできる。保持筒23は、延出部15の外周面に嵌合保持されている。また、連結部材24は、延出部15に対して回動しないように保持されている。
板状壁17には貫通孔17aが設けられ、当該貫通孔17aを介して延出流路P2の出口18は内側嵌合壁19の開口端側に連通している。また、柱状部20の外周面には、その先端(前方側端)から後方に向かって延在する前方溝部21が設けられている。前方溝部21は、柱状部20の前方および側方に開放されており、柱状部20の中心軸を挟む対向配置で合計2つ設けられている。これらの前方溝部21は、後述する第2ノズル体52に設けられる連通孔52fに連通する。なお、本実施の形態では柱状部20の外周面に2つ前方溝部21を設けているが、少なくとも1つの前方溝部21を設ければ、その個数は適宜変更可能である。
内側嵌合壁19の先端側(前方端側)の部分における外周面には、径方向外側に突出する環状の外向き爪部22が一体に設けられている。
図1に示すように、トリガー式噴出器1はポンプ30を備えている。ポンプ30は、内筒31及び外筒32を備えて噴出器本体部10に取り付けられるシリンダ33を備えている。シリンダ33には流出入孔34が設けられ、シリンダ33の内部は流出入孔34を介して起立流路P1及び延出流路P2に連通している。
内筒31及び外筒32の相互間には、シリンダ33の中心軸に沿う方向に移動可能にピストン35が装着されている。ピストン35の内周部は内筒31の外周面に摺動可能かつ液密に当接し、ピストン35の外周部は外筒32の内周面に摺動可能かつ液密に当接している。
外筒32には、後述するトリガー41が引き操作されることによってピストン35がストローク端側に移動した際に外部に露出する吸気孔36が設けられている。また、噴出器本体部10には、容器2の内部と吸気孔36とを連通させる通気孔37が設けられている。これにより、ポンプ30を作動させて容器2の内部の液体を噴射した際には、吸気孔36と通気孔37とを通して外気が容器2の内部に取り込まれて、容器2の内部の液体と外気とが置換されるようになっている。また、ピストン35の内側空間は、内筒31の先端に設けた開孔38を介して容器2の内部に連通している。
起立流路P1には、球状の逆止弁40が設けられている。この逆止弁40は、容器2の内部から流出入孔34へ向けた液体の流れを許容する一方、ポンプ30の作動により流出入孔34から吐出された液体の起立流路P1を通した容器2の側への流れを阻止するように作動する。なお、逆止弁40は球状のものに限らず、例えば弾性体により起立流路P1の内周面に外周縁が当接する傘状に形成されたものなど、種々の形態のものを用いることができる。
噴出器本体部10にはトリガー(操作レバー)41が装着されている。このトリガー41は、その一端側において枢軸42により噴出器本体部10に揺動可能に支持されている。トリガー41の中間部にはピン部材43が設けられ、このピン部材43がピストン35の前側端部に設けられた凹部35aに係合している。また、トリガー41には、基端が噴出器本体部10に固定保持された湾曲形状の板ばねSの先端が係止されている。この板ばねSにより、トリガー41はポンプ30から離れる方向(図1において枢軸42を中心とした時計回り方向)に付勢されている。
トリガー41をポンプ30の側に向けて回動させるように引き操作すると、ピストン35によりシリンダ33の内部の液圧が高められ、逆止弁40が閉じられた状態となって、シリンダ33の内部の液体が流出入孔34から延出流路P2に送出される。一方、トリガー41の操作を解除すると、板ばねSの弾性力によりトリガー41は初期位置に復帰し、その復帰動作に伴って逆止弁40が開いて容器2の内部の液体がチューブ16と起立流路P1とを介して流出入孔34からシリンダ33の内部に吸引される。このようなトリガー41の引き操作と解除を繰り返すことにより、ポンプ30を駆動して、容器2の内部の液体を、起立流路P1を通して吸引するとともに延出流路P2を通してその出口18にまで送出することができる。
なお、トリガー41は噴出器本体部10に揺動可能に支持されるものに限らず、引き操作によりピストン35を作動させることができれば、ピストン35とともに直線移動する形態とすることもできる。
噴出器本体部10には、噴出器本体部10とポンプ30の大部分を覆うシュラウド44が装着されている。トリガー41はシュラウド44の下方から突出しており、シュラウド44に干渉することなく揺動することができる。
噴出器本体部10の延出部15の前端側に設けた内側嵌合壁19には、延出流路P2の出口18に連ねてノズルヘッド50が装着されている。ノズルヘッド50は、第1ノズル体51、第2ノズル体52、蓄圧プランジャ53、付勢部材54及びノズルチップ55を備えて構成され、ポンプ30により起立流路P1及び延出流路P2を通して出口18にまで送出されてきた液体を外部に噴出(噴射)させる。
図2に示すように、第1ノズル体51は筒状の外殻壁51aを備えている。外殻壁51aの内側には外殻壁51aの内側空間を前方側と後方側とに区画する隔壁51bが一体に設けられ、この隔壁51bの軸心には液体の流出孔51cが設けられている。また、隔壁51bには、当該隔壁51bから後方側に向けて突出する大径円筒部51dが一体に設けられている。また、大径円筒部51dの外側には、隔壁51bから後方側に向けて突出する固定壁51eが一体に設けられている。
隔壁51bには、当該隔壁51bから前方側に向けて突出するとともに流出孔51cに連通する突出筒56が一体に設けられており、この突出筒56の内側にノズルチップ55が嵌合固定されている。ノズルチップ55は、その先端側に流出孔51cよりも開口断面積が小さい小孔55aを備えており、この小孔55aは突出筒56の内側に配置されたスピンエレメント57の先端部分においてノズルチップ55に設けられたスピン溝57aとスピンエレメント57の側面との間に設けられた通路とを介して流出孔51cに連通している。流出孔51cから噴出された液体はスピン溝57aを介してノズルチップ55の小孔55aを通ることにより当該ノズルチップ55によって霧状化されて外部に噴出される。
なお、本実施の形態においては突出筒56つまり流出孔51cにノズルチップ55を装着するようにしているが、流出孔51cにノズルチップ55を装着しない構成とすることもできる。この場合、隔壁51bに突出筒56を設けない構成とすることもできる。
第2ノズル体52は、ノズルヘッド50を噴出器本体部10に装着した際に、柱状部20の前方に設けられる板状の基部52aを備えている。基部52aには、後方へ向かって延在する円筒状の内筒壁52bが一体に設けられている。内筒壁52bは柱状部20の外側に配置され、その内周面において柱状部20の外周面に回動可能かつ液密に当接している。また、基部52aの外周縁には前方に向けて延在する小径円筒部52cが一体に設けられている。
小径円筒部52cの前方側には小径円筒部52cよりも大径の円筒状の嵌合筒部52dが一体に設けられ、この嵌合筒部52dは、第1ノズル体51の大径円筒部51dの外側に嵌合している。これにより第1ノズル体51と第2ノズル体52との間に蓄圧室58が区画形成されている。また、この嵌合筒部52dは、固定壁51eの内側にアンダーカット係合している。さらに、嵌合筒部52dは、固定壁51eに対して回転しないように周方向に係合している。このように、第1ノズル体51と第2ノズル体52とは互いに固定されており、互いに固定された第1ノズル体51と第2ノズル体52との間に蓄圧室58が区画形成されている。また、この嵌合筒部52dの後方側部分は、内側嵌合壁19の内側に液密に嵌合している。第2ノズル体52は、嵌合筒部52dから径方向外側に延びる環状のフランジ部52eと、フランジ部52eに連なる円筒状の外側嵌合壁52gとを有する。外側嵌合壁52gは、内側嵌合壁19の径方向外側に配置され、当該内側嵌合壁19に対して回動可能に嵌合保持されている。
第2ノズル体52の基部52aには複数の連通孔52fが設けられている。これらの連通孔52fは内筒壁52bにより取り囲まれ、当該内筒壁52bの内側を介して蓄圧室58を延出流路P2の出口18に連通させている。また、内筒壁52bの内周面には、その後方端から前方に向かって前方溝部21に重なる位置まで延在するとともに延出流路P2の出口18に連通する後方溝部59が設けられている。後方溝部59は、内筒壁52bの後方および側方に開放されており、内筒壁52bの中心軸を挟む対向配置で合計2つ設けられている。なお、本実施の形態では内筒壁52bの内周面に、前方溝部21に合わせて2つ後方溝部59を設けているが、少なくとも1つの後方溝部59が設けられていれば、その個数は前方溝部21に合わせた数に適宜変更可能である。
ここで、図3は、外側嵌合壁52gの、図2に示すA−A線に沿った断面図を示している。また、図3においては、内側嵌合壁19の内周面の輪郭線と、外向き爪部22の外周縁の輪郭線を二点鎖線で示している。外側嵌合壁52gの内周面には、径方向内側に向けて突出する第1内向き爪部61及び第2内向き爪部62が設けられている。第1内向き爪部61及び第2内向き爪部62は、それぞれ異なる周方向位置で内側嵌合壁19に設けた外向き爪部22に係合する。第1内向き爪部61は、外側嵌合壁52gの周方向に間隔を空けて4箇所に均等配置されており、周方向に隣接する2つの第1内向き爪部61の間に、第2内向き爪部62が配置されている。すなわち、本実施形態では、第1内向き爪部61と第2内向き爪部62とが、外側嵌合壁52gの周方向に沿って交互に配置されている。外側嵌合壁52gにおける、第2内向き爪部62の係合面に隣接する部分には、外側嵌合壁52gを貫通する横孔63が形成されている。具体的に、横孔63は、第2内向き爪部62の係合面に対して、外側嵌合壁52gの軸方向の一方側(前方側)に隣接する位置に設けられている。また横孔63は、4つの第2内向き爪部62にそれぞれ対応する周方向位置に配置されている。内側嵌合壁19に対して外側嵌合壁52gが嵌合した状態で、第2内向き爪部62は、第1内向き爪部61よりも、外向き爪部22に対する掛かり量が大きくなるように構成されている。すなわち、外側嵌合壁52gの内周面からの突出量が、第1内向き爪部61よりも第2内向き爪部62の方が大きくなっている。
第1内向き爪部61は、第2ノズル体52を射出成形により形成する際に、所謂「無理抜き」により形成することができる。すなわち、第1内向き爪部61に対応するアンダーカット形状(凹部)を有する金型を用いて、型締めした当該金型の内部で第2ノズル体52を成形した後、金型から取り外す際には、第1内向き爪部61は径方向外側に弾性変形することにより金型のアンダーカット形状を乗り越えることができる。
第2内向き爪部62は、第2ノズル体52を射出成形により形成する際に、所謂「横抜き」により形成することができる。この場合、例えば、2分割された割り金型の分割方向に対して略垂直に移動可能な金型のスライドコアを用いる。すなわち、横孔63に対応する位置に当該スライドコアを配置した状態で型締めされた金型の内部で第2ノズル体52を成形した後、金型から取り外す際には、スライドコアを径方向外側に移動させて横孔63から抜き出してから、第2ノズル体52を分割金型から取り外す。このようにすることで、外側嵌合壁52gの内周面からの突出量が大きい第2内向き爪部62を、不正な変形を伴わずに形成することができる。
図3に示すように、横孔63に対して周方向に隣接する両側の開口縁部64において、外側嵌合壁52gの内周面と内側嵌合壁19の外周面との間には、径方向の隙間65が設けられている。本実施形態において、開口縁部64、及び第2内向き爪部62を設けた周方向領域における外側嵌合壁52gの内周面は、第1内向き爪部61を設けた周方向領域における外側嵌合壁52gの内周面よりも、径方向外側に位置している。すなわち、外側嵌合壁52gの内周面には、開口縁部64及び第2内向き爪部62の周方向領域において径方向外側に向けて凹となる大径部分が形成されている。
このように、本実施形態のトリガー式噴出器1にあっては、開口縁部64において内側嵌合壁19の外周面との間に隙間65を設けたことにより、噴出器本体部10に対してノズルヘッド50を回動させる際に、開口縁部64が内側嵌合壁19の外周面に引っ掛かることがなくなるため、スムーズにノズルヘッド50を回動させることができる。
また、本実施形態では、第1内向き爪部61を設けた周方向領域において、外側嵌合壁52gの内周面が、内側嵌合壁19の外周面に対して圧接されるように構成されている。より具体的には、第1内向き爪部61の前方側に隣接する領域において、外側嵌合壁52gの内周面が、内側嵌合壁19に設けた外向き爪部22の径方向外端部に圧接されている。このように圧接される部分においては、外側嵌合壁52gの内周面の直径が、内側嵌合壁19の外周面の直径よりも小さく設定されている。これにより、本実施形態のトリガー式噴出器1にあっては、外向き爪部22に対する第1内向き爪部61の掛かり量が確保されるため、嵌合強度を高めることができる。また、図3に矢印で示すように、外側嵌合壁52gには、内側嵌合壁19の外周面に圧接する周方向領域において径方向外側に向けた力が作用する。その結果、内側嵌合壁19の外周面に当接しない周方向領域、つまり径方向の隙間65が設けられた周方向領域は両側から引っ張られることとなり、径方向内側に向けた力が作用する。これにより、第2内向き爪部62が径方向内側に変位することで、外向き爪部22に対する第2内向き爪部62の掛かり量が大きくなり、内側嵌合壁19に対する外側嵌合壁52gの嵌合強度をさらに高めることが可能となる。
ノズルヘッド50は、噴出器本体部10に対して回動可能となっている。また、ノズルヘッド50は、第2ノズル体52の第1内向き爪部61及び第2内向き爪部62が、噴出器本体部10の外向き爪部22に係合することにより、噴出器本体部10から抜け止めされている。このように、ノズルヘッド50は、第2ノズル体52において噴出器本体部10に装着されている。
第1ノズル体51の外殻壁51aの内側にはリブ状の突起片51fが設けられており、ノズルヘッド50を回動させた際に板状壁17から突出する凸部17bに当接することによりクリック感を得ることができる。
ノズルヘッド50が一方の回動方向のストローク端位置つまり噴射可能位置となると、内筒壁52bに設けられた後方溝部59と柱状部20に設けられた前方溝部21とが連通され、後方溝部59と前方溝部21とを介して延出流路P2が連通孔52fつまり蓄圧室58に連通された状態とされる。つまり、ノズルヘッド50を噴射可能位置とすることにより、トリガー式噴出器1を、液体を噴出可能な状態とすることができる。一方、ノズルヘッド50が他方の回転方向のストローク端位置つまり噴射不能位置となると、後方溝部59と前方溝部21との連通が遮断され、延出流路P2は連通孔52fつまり蓄圧室58に対して連通が遮断された状態とされる。つまり、ノズルヘッド50を噴射不能位置とすることによりトリガー式噴出器1を、液体を噴出できない状態とすることができる。
図2に示すように、蓄圧プランジャ53は蓄圧室58の内部に配置されている。この蓄圧プランジャ53、小径円筒部52cの内周面に摺動可能かつ液密に当接する案内筒部53aと、案内筒部53aの前方端に連結する円板状の本体部53bと、本体部53bから前方に向かって拡径状に延在するとともに大径円筒部51dの内周面に摺動可能かつ液密に当接する大径受圧部53cとを備えている。また、大径受圧部53cの径方向内側には、周方向に間隔を空けて並ぶ複数の脚部53dによって大径受圧部53cに連結された略円板状の弁体部53eが一体に設けられており、この弁体部53eが大径受圧部53cとは反対側を向く小径受圧部を構成している。
蓄圧プランジャ53は蓄圧室58の内部で、弁体部53eが流出孔51cに当接して当該流出孔51cを閉じる閉位置(前方側のストローク端位置)と、閉位置から後方側に移動して流出孔51cを開く開位置(後方側のストローク端位置)との間で移動可能となっている。
付勢部材54は蓄圧室58の内部に配置され、蓄圧プランジャ53を閉位置つまり前方側に向けて付勢している。より具体的には、付勢部材54はコイルスプリングで構成され、その一端が基部52aと一体に設けられた棒状部60に支持されるとともに他端が弁体部53eに当接して蓄圧プランジャ53に閉位置へ向かう付勢力(弾性力)を付与している。本実施の形態では付勢部材54としてコイルスプリングを用いているが、蓄圧プランジャ53に閉位置に向けた付勢力を付与することができるものであれば種々のものを適用可能である。
ノズルヘッド50が噴出可能位置にあるときにトリガー41が操作されてポンプ30により容器2の内部の液体が起立流路P1及び延出流路P2に送出されると、出口18から流出した液体が連通孔52fから蓄圧室58の内部に導入される。蓄圧室58に液体が導入されると、蓄圧プランジャ53の大径受圧部53cと小径受圧部である弁体部53eとが当該液体の圧力を受け、大径受圧部53cと小径受圧部(弁体部)53eとの断面積の差に応じて後方に向かう力(閉位置から開位置の方向へ向かう力)が蓄圧プランジャ53に生じることになる。そして、蓄圧室58の内部における液体の圧力が所定値以上になると、大径受圧部53cの断面積と小径受圧部である弁体部53eの断面積の差に応じて蓄圧プランジャ53に生じる後方に向かう力が付勢部材54の付勢力を上回り、蓄圧プランジャ53は付勢部材54の付勢力に抗して閉位置から開位置に向けて移動して流出孔51cが開かれる。すなわち、蓄圧室58の液体の圧力が所定値以上となったときに蓄圧プランジャ53が開位置に移動して流出孔51cが開かれる。これにより、所定の圧力にまで高められた液体が流出孔51cから噴出されるとともに、流出孔51cから噴出された液体がノズルチップ55により霧状化されて外部に噴出される。
一方、ノズルヘッド50を噴出可能位置から90度回動させて噴出不能位置とすれば、延出流路P2の出口18と連通孔52fとの間を遮断することができる。したがって、ノズルヘッド50を噴出可能位置から噴出不能位置に回動させるだけの簡単な操作で、不意にトリガー41が操作されることによって液体が誤って噴出されることを防止することができる。また、不使用時に、流出孔51cを蓋体等で閉塞する場合のように、液体が付着する虞がある部材を操作する必要がないので、トリガー式噴出器1を、液体を噴出できない状態にする際に、指等に液体が付着することを防止することができる。
このような構成のノズルヘッド50は、第1ノズル体51と第2ノズル体52とを、これらの間に蓄圧プランジャ53と付勢部材54とを挟み込むようにして組み付けるとともに互いを固定することで、第1ノズル体51と第2ノズル体52との間に区画形成される蓄圧室58の内部に蓄圧プランジャ53と付勢部材54とが配置された1つのユニットに構成することができる。また、このノズルヘッド50を、その先端にノズルチップ55が取り付けられる構成とする場合には、当該ノズルチップ55を含めて1つのユニットとすることができる。したがって、噴出器本体部10に対するポンプ30の組み付け等を行う組立工程とは別の工程で、ノズルヘッド50を予めユニット化(モジュール化)しておくこともできる。そして、このようにユニット化されたノズルヘッド50は、第2ノズル体52の内筒壁52bを噴出器本体部10に設けられた柱状部20に嵌め合わせるとともに、外側嵌合壁52gを、内側嵌合壁19に嵌め合わせるように噴出器本体部10に向けて押し込み、第1内向き爪部61と第2内向き爪部62を外向き爪部22に係合させることで、噴出器本体部10に容易に組み付けることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施形態では、ポンプ30を構成するシリンダ33を噴出器本体部10とは別体としているが、噴出器本体部10に一体に設けてもよい。また、ポンプ30の構成自体も種々変更可能である。
1 トリガー式噴出器
2 容器
2a 口部
2b 雄ねじ
10 噴出器本体部
11 連結筒
12 装着キャップ
12a 雌ねじ
13 シール部材
14 起立部
15 延出部
16 チューブ
17 板状壁
17a 貫通孔
17b 凸部
18 出口
19 内側嵌合壁
20 柱状部
21 前方溝部
22 外向き爪部
23 保持筒
24 連結部材
30 ポンプ
31 内筒
32 外筒
33 シリンダ
34 流出入孔
35 ピストン
35a 凹部
36 吸気孔
37 通気孔
38 開孔
40 逆止弁
41 トリガー
42 枢軸
43 ピン部材
44 シュラウド
50 ノズルヘッド
51 第1ノズル体
51a 外殻壁
51b 隔壁
51c 流出孔
51d 大径円筒部
51e 固定壁
51f 突起片
52 第2ノズル体
52a 基部
52b 内筒壁
52c 小径円筒部
52d 嵌合筒部
52e フランジ部
52f 連通孔
52g 外側嵌合壁
53 蓄圧プランジャ
53a 案内筒部
53b 本体部
53c 大径受圧部
53d 脚部
53e 弁体部(小径受圧部)
54 付勢部材
55 ノズルチップ
55a 小孔
56 突出筒
57 スピンエレメント
57a スピン溝
58 蓄圧室
59 後方溝部
60 棒状部
61 第1内向き爪部
62 第2内向き爪部
63 横孔
64 開口縁部
65 隙間
P1 起立流路
P2 延出流路
S 板ばね

Claims (5)

  1. 液体を収容する容器の口部に装着されるとともに液体の流路を備える噴出器本体部と、トリガーの操作により作動して前記容器の内部の液体を前記流路に送出するポンプと、前記流路の出口に連ねて前記噴出器本体部に装着されて該流路に送出されてきた液体を外部に噴出させるノズルヘッドと、を有するトリガー式噴出器であって、
    前記ノズルヘッドは、前記噴出器本体部における筒状の内側嵌合壁の径方向外側で該内側嵌合壁に対して回動可能に嵌合保持される外側嵌合壁を有し、
    該外側嵌合壁は、前記内側嵌合壁の外周面に設けた外向き爪部に係合する第1内向き爪部と、該第1内向き爪部とは異なる周方向位置で前記外向き爪部に係合する第2内向き爪部と、該第2内向き爪部の係合面に隣接する部分に形成され該外側嵌合壁を貫通する横孔とを有し、
    前記横孔に対して周方向に隣接する開口縁部における前記外側嵌合壁の内周面と、前記内側嵌合壁の外周面との間に、径方向の隙間が形成されていることを特徴とするトリガー式噴出器。
  2. 前記第1内向き爪部を設けた周方向領域において、前記外側嵌合壁の内周面が、前記内側嵌合壁の外周面に対して圧接されている、請求項1に記載のトリガー式噴出器。
  3. 前記外側嵌合壁には、前記第1内向き爪部及び前記第2内向き爪部が、周方向に沿って交互に配置されている、請求項1または2に記載のトリガー式噴出器。
  4. 前記ノズルヘッドは、
    前記液体の流出孔を備えた第1ノズル体と、
    前記第1ノズル体に固定され、前記第1ノズル体との間に蓄圧室を区画形成するとともに該蓄圧室を前記流路に連通させる連通孔を備える第2ノズル体と、
    大径受圧部及び該大径受圧部とは反対側を向く小径受圧部を有し、前記蓄圧室の内部に配置されて前記流出孔を閉じる閉位置と前記流出孔を開く開位置との間で移動可能に構成された蓄圧プランジャと、
    前記蓄圧室に配置され、前記蓄圧プランジャを前記閉位置に向けて付勢する付勢部材とを備え、
    前記外側嵌合壁が、前記第2ノズル体に設けられている、請求項1〜3の何れか一項に記載のトリガー式噴出器。
  5. 前記第2ノズル体が、前記連通孔を取り囲むとともに内周面に前記流路の出口に連通する少なくとも1つの後方溝部を備えた内筒壁を備え、
    前記噴出器本体部が、前記内筒壁の内側に該内筒壁に対して回動可能かつ液密に配置されるとともに外周面に前記連通孔に連通する少なくとも1つの前方溝部が設けられた柱状部を備え、
    前記ノズルヘッドが、前記後方溝部と前記前方溝部とが連通する噴射可能位置と前記後方溝部と前記前方溝部との連通が遮断される噴射不能位置との間で前記噴出器本体部に対して回動可能である、請求項4に記載のトリガー式噴出器。
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