JP2018068962A - 安眠装置 - Google Patents

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雅子 谷池
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雅子 谷池
隆史 加藤
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隆史 加藤
育子 毛利
Ikuko Mori
育子 毛利
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守人 森島
山木 清志
Kiyoshi Yamaki
清志 山木
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夕輝 植屋
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Abstract

【課題】子供の睡眠等を改善する。【解決手段】安眠装置20は、母親の第1生体情報を取得する第1取得部210aと、第1生体情報から母親の生体リズムを示す生体リズム情報を出力する生体リズム生成部220と、子供の第2生体情報を取得する第2取得部210bと、第2生体情報に基づいて子供の睡眠の深さを推定する推定部230と、睡眠の深さの推移を監視して、再生された音コンテンツが子供の睡眠に与える影響を評価する評価部235と、評価結果に基づいて、複数の音コンテンツの中から音源40が再生すべき音コンテンツを指定する制御部240とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、安眠装置に関する。
近年、体動、呼吸、心拍などの生体情報を検出するとともに、当該生体情報に応じた音を発生させて、睡眠の改善やリラクゼーション効果を付与する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、特許文献2には、母胎中で胎児が聞いている呼吸音を、乳幼児の呼吸あるいは心拍に同期して、音を強めて再生するすることが、乳幼児の安眠促進に有効である点が開示されている。
特開平4−269972号公報 特開2001−224690号公報
ところで、最近の研究から乳幼児を落ち着かせるのは、母親の呼吸のリズムであることが判ってきた。従って、特許文献2のように母胎中で胎児が聞いている呼吸音を幼児本人の呼吸あるいは心拍に同期して音を強めて再生しても、安眠促進の効果を十分に得ることはできなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、子供の睡眠等を改善することを解決課題の一つとする。
上記課題を解決するために、本発明に係る安眠装置の一態様は、第1被験者の生体の状態を示す第1生体情報を取得する第1取得部と、前記第1生体情報から前記第1被験者の生体リズムを検出して得た生体リズム情報を出力する生体リズム生成部と、第2被験者を安眠に誘導するために、前記生体リズム情報に応じてコンテンツを再生する再生部とを備える。
この態様によれば、第1被験者の生体リズムに応じてコンテンツを再生するので、第2被験者は第1被験者の生体リズムを感じることによって安心し、リラックスして睡眠することができる。第1被験者は例えば母親であり、第2被験者は例えば子供である。
上述した安眠装置の一態様において、前記第2被験者の生体の状態を示す第2生体情報を取得する第2取得部と、前記第2生体情報に基づいて前記第2被験者の睡眠の深さを推定する推定部と、前記睡眠の深さの推移を監視して、再生された前記コンテンツが前記第2被験者の睡眠に与える影響を評価する評価部と、前記評価部の評価結果に基づいて、複数のコンテンツの中から前記音源が再生すべき音コンテンツを指定する制御部と、を備えることが好ましい。この態様によれば、第2被験者の睡眠の深さの推移を監視してコンテンツの睡眠に与える影響を評価するので、再生したコンテンツが睡眠に有効であるか、無効であるかを判定することが可能となる。そして、無効な場合には、コンテンツを切り換えることもできる。このように、第2被験者の睡眠の状態を検出して、コンテンツの指定にフィードバックするので、第2被験者の睡眠の質を向上させることができる。
上述した安眠装置の一態様において、前記生体リズム情報を記憶する記憶部を備え、 前記再生部は、前記記憶部に記憶されている前記生体リズム情報を読み出すことが好ましい。この態様によれば、第1被験者の生体情報に基づく生体リズム情報をリアルタイムで取得できない場合に、記憶部に記憶された過去の生体リズム情報を用いて第2被験者を安眠に導くことができる。
上述した安眠装置の一態様において、前記コンテンツは音コンテンツであり、前記再生部は、前記生体リズム情報に応じたテンポで前記音コンテンツを再生する音源であることが好ましい。この態様によれば、第1被験者の生体リズムに応じたテンポで音コンテンツを再生することができる。
上述した安眠装置の一態様において、前記音コンテンツは、前記第1被験者の胎内の音を録音した音コンテンツであることが好ましい。この態様によれば、例えば、子供は慣れ親しんだ母親を感じながら睡眠することができる。さらに、胎内の音も録音が困難な場合には、前記音コンテンツとして胎内音に類似していると言われるノイズ系の音コンテンツを採用してもよい。
上述した安眠装置の一態様において、前記コンテンツは視覚刺激を生じる光コンテンツまたは触覚刺激を生じる振動コンテンツを含み、前記再生部は前記生体リズム情報に応じた光または振動を前記第2被験者に与えることが好ましい。この態様によれば、光や振動を用いて安眠に導くことができる。
上述した安眠装置の発明は、コンピュータを備えた安眠装置を制御する制御プログラムの発明として把握することも可能である。そのようなプログラムは、コンピュータを備えた安眠装置を制御する制御プログラムであって、前記コンピュータを、第1被験者の生体の状態を示す第1生体情報を取得する第1取得部と、
前記第1生体情報から前記第1被験者の生体リズムを検出して得た生体リズム情報を出力する生体リズム生成部と、第2被験者を安眠に誘導するために、前記生体リズム情報に応じてコンテンツを再生する再生部として機能させる。
第1実施形態に係る安眠装置を含むシステムの全体構成を示すブロック図である。 睡眠サイクルにおける睡眠深度の変化の一例を説明するための説明図である。 音源の機能構成を示すブロック図である。 コンテンツテーブルの記憶内容の一例を示す説明図である。 第2実施形態に係る安眠装置を含むシステムの全体構成を示すブロック図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る安眠装置20を含むシステム1の全体的な構成を示す図である。図に示されるように、システム1は、第1センサ11a、第2センサ11b、安眠装置20、及びスピーカ51,52を含んだ構成である。このシステム1は、乳幼児などの子供(第2被験者)E2に対して、母親(第1被験者)E1の生体リズムに応じたテンポの音コンテンツを聴かせる。具体的には、子供E2に対し、スピーカ51,52から発せられる音を聴かせる、もしくは、感じさせることによって睡眠を改善しようとするものである。安眠装置20は、複数の音コンテンツを切り換えて再生することができる。その中には、胎内の音を予め録音したもの、ノイズ系の人工音、母体をリラックスさせるオルゴール音、それらの合成音などが含まれる。ノイズ系の人工音には、可聴帯域におけるパワースペクトルが略同じとなるホワイトノイズ、及び可聴帯域におけるパワースペクトルが周波数と反比例するピンクノイズが含まれる。さらに、このシステム1では、第2センサ11bにより子供E2の生体の状態を示す第2生体情報を検出し、検出した第2生体情報に基づいて睡眠の深さを推定する。そして、再生した音コンテンツを評価し、子供E2の睡眠の質が向上するように評価結果を用いて音コンテンツを自動的に変更する。
第1センサ11a及び第2センサ11bは、例えば、シート状の圧電素子からなり、ベッドのマットレスの下部などに各々配置される。子供E2がベッドに横たわると、子供E2の第2生体情報が第2センサ11bによって検出される。子供E2の呼吸や心拍を含む身体の様々なものに起因する体動は、第2センサ11bによって検出され、これらの成分が重畳した検出信号が第2センサ11bから出力される。図では便宜的に検出信号が有線で安眠装置20に伝送される構成を示しているが、無線で伝送される構成でも良い。一方、第1センサ11aは母親E1の第1生体情報を検出する。第1センサ11aの検出信号には、母親E1の呼吸や心拍を含む身体の様々なものに起因する体動が検出される。
安眠装置20では、第1センサ11a及び第2センサ11bから出力される検出信号(第1生体情報及び第2生体情報)に基づいて、母親E1と子供E2との呼吸周期BRm、心拍周期HRm、及び体動を取得できるようになっている、さらに、安眠装置20は、第2センサ11bから出力される検出信号(第2生体情報)に基づいて、子供E2の睡眠の深さを推定するとともに、睡眠を評価して、評価結果に応じてスピーカ51、52から発音される音コンテンツを切り換えることができるようになっている。安眠装置20は、例えば携帯端末やパーソナルコンピュータなどであり、予めインストールされたプログラムをCPUが実行することによって、複数の機能ブロックが構築される。
スピーカ51,52は、仰向けの姿勢にある子供E2にステレオの音を聴かせる位置に配置され、このうち、スピーカ51は、安眠装置20から出力されるステレオのレフト(L)の信号を内蔵アンプで増幅させて放音させる。同様に、スピーカ52は、安眠装置20から出力されるステレオのライト(R)の信号を内蔵アンプで増幅させて放音させる。なお、子供E2に対しヘッドフォンによって音を聴かせる構成もあり得るが、本実施形態では、スピーカ51,52を用いる構成で説明する。
安眠装置20は、A/D変換器205,206、第1取得部210a、第2取得部210b、生体リズム生成部220、推定部230、評価部235、制御部240、記憶部250、音源40、及びD/A変換器261,262を有し、このうち、A/D変換器205,206、D/A変換器261,262を除く機能ブロックが上記プログラムの実行によって構築される。なお、音源40をLSI(Large Scale Integration)で構成してもよい。記憶部250はコンテンツテーブル、及び生体リズムテーブルを記憶している。コンテンツテーブルには、複数の音コンテンツが記憶されている。複数の音コンテンツには、母親の胎内の音を予め録音した音コンテンツが少なくとも一つ含まれる。ここで、音コンテンツは音源40において音データを生成できるのであれば、どのようなデータであってもよい。例えば、演奏情報をデータ化した演奏データや、あるいは音源40を制御するパラメータでもよいし、波形データであってもよい。要は、音源40を制御できるのであれば、形式を問わない。
A/D変換器206は、第2センサ11bによる検出信号をデジタル信号に変換する。第2取得部210bは、変換されたデジタル信号を内部メモリに一旦蓄積して、推定部230に出力する。推定部230は、第2センサ11bの検出信号に基づいて、子供E2の睡眠の深さを示す睡眠深度を推定する。
この例では、推定部230は、子供E2が安静から熟睡、起床に至るまでの睡眠の深さを示す睡眠深度を「Stand(離床)」、「Wake(覚醒)」、「REM(レム睡眠)」、「ST1(第1ステージ)」、「ST2(第2ステージ)」、「ST3(第3ステージ)」、「ST4(第4ステージ)」の7段階で推定する。
人の睡眠は、浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠に大別される。入眠時には、最初にノンレム睡眠に移行し、次に浅い眠りのレム睡眠へと移行する。人の眠りは性質の異なる2種類の睡眠を、約90分周期で一晩に4〜5回、一定のリズムで繰り返している。このように人の睡眠は、その深さが約90分周期で変動する。以下の説明では、一晩の眠りにおける睡眠の深さの時間変動を睡眠サイクルと称する。図2に睡眠サイクルの一例を示す。
この例では、7段階で睡眠の深さを示す睡眠深度を推定したが、第1ステージST1及び第2ステージST2を「浅い眠り」、第3ステージST3及び第4ステージST4を「深い眠り」とし、睡眠の深さを5段階で推定してもよい。
説明を図1に戻す。A/D変換器205は、第1センサ11aによる検出信号をデジタル信号に変換する。第1取得部210aは、変換されたデジタル信号を内部メモリに一旦蓄積して、生体リズム生成部220に出力する。生体リズム生成部220は、第1センサ11aによる検出信号に基づいて、母親E1の生体リズムを検出する。生体リズムは、例えば、呼吸周期BRmや心拍周期HRmである。具体的には、検出信号から人の心拍の周波数範囲に対応する周波数成分を抽出し、数値化した信号から心拍周期HRmを特定する。なお、検出信号に重畳する心拍成分は、呼吸成分に比較して小振幅であることから、小振幅の成分を抽出の条件として加えてもよい。また、検出信号から人の呼吸の周波数範囲に対応する周波数成分を抽出し、数値化した信号から呼吸周期BRmを特定する。そして、生体リズム生成部220は、呼吸周期BRmに対応する呼吸連動音テンポと心拍周期HRmに対応する心拍連動音テンポを生体リズム情報CTL1として音源40に出力する。なお、呼吸周期BRmの替わりに1分間あたりの呼吸数BRを特定してもよく、心拍周期HRmの替わりに1分間あたりの心拍数HRを特定してもよい。即ち、心拍に関する心拍情報及び呼吸に関する呼吸情報を特定すればよい。音源40は、呼吸情報及び心拍情報を用いて、心拍連動音のテンポを制御するとともに、音源40で再生する呼吸連動音のテンポを制御する。これらは、音源40を制御するパラメータに相当する。また、生体リズム情報CTL1として出力される呼吸連動音テンポは、呼吸周期BRmより少し長い(例えば数%長い)周期のテンポでもよい。心拍連動音テンポも同様に心拍周期HRmより少し長い周期のテンポでもよい。
また、生体リズム生成部220は、生体リズム情報CTL1を時間と対応付けて記憶部250の生体リズムテーブルに格納する。このように生体リズム情報CTL1の時間推移を記憶部250に記憶したのは、母親E1が不在の場合に、生体リズムテーブルから生体リズム情報CTL1を読み出して音源40に供給することによって、過去の母親E1の生体リズムに同期したテンポで子供E2に音コンテンツを聴かせるためである。また、後述する評価部235による音コンテンツの評価において、子供E2へ再生した音コンテンツが効果的であったときの母親E1の生体リズムを生体リズムテーブルとして予め記憶しておけば、より効果的となる。
入力部237は、母親E1が各種設定を入力するためのものであり、タッチパネルやキーボードが該当する。入力部237を用いて、母親E1が在宅する通常モードと母親E1が不在の不在モードの指定が可能である。また、入力部237は開始ボタンと終了ボタンとを含む。通常モードにおいて、母親E1は、入床時に開始ボタンを操作する一方、起床時に終了ボタンを操作する。また、母親E1が、入力部237を用いて不在モードを入力すると、生体リズムテーブルから生体リズム情報CTL1が読み出され音源40に供給される。
制御部240は、音源40の動作を制御し、コンテンツテーブルに記憶されている複数の音コンテンツの中から、評価部235の評価結果に基づいて、再生すべき音コンテンツを指定する。
ここでは例として、音コンテンツが波形データの場合について説明する。音源40は、記憶部250のコンテンツテーブルに記憶されている波形データに基づいて、各種の楽音を再生する。図3に音源40の詳細な構成を示す。音源40は、第1乃至第3の音源部410乃至430と、ミキサ451及び452、並びにイコライザ453及び454を備える。第1の音源部410は呼吸周期BRmに連動した音コンテンツを再生し、第2の音源部420は心拍周期HRmに連動した音コンテンツを再生し、第3の音源部430は子守歌などの楽曲の音コンテンツを再生する。なお、第4の音源部を設け、呼吸周期BRm及び心拍周期HRmのいずれにも連動しない背景音の音コンテンツを再生してもよい。そのような背景音としては、波の音、風の音、せせらぎの音、雑踏の音などが該当する。
この例において、1つの音コンテンツは、呼吸周期BRmに対応するテンポで再生する呼吸連動音と、心拍周期HRmに対応するテンポで再生する心拍連動音と、楽曲との組み合わせからなる。そして、コンテンツテーブルには、例えば、図4に示すようにデータが記憶されている。第1の波形データBDは呼吸連動音の波形を示し、第2の波形データHDは心拍連動音の波形を示し、第3の波形データADは楽曲の波形を示すものである。
ここで、波形データHD1は妊娠初期における母親の胎内の音から心拍の周波数成分を抽出した音の波形を示しており、波形データHD2は妊娠中期における母親の胎内の音から心拍の周波数成分を抽出した音の波形を示しており、波形データHD3は妊娠後期における母親の胎内の音から心拍の周波数成分を抽出した音の波形を示している。次に、波形データBD1は妊娠初期における母親E1の胎内の音から呼吸の周波数成分を抽出した音の波形を示しており、波形データBD2は妊娠中期における母親E1の胎内の音から呼吸の周波数成分を抽出した音の波形を示しており、波形データBD3は妊娠後期における母親E1の胎内の音から呼吸の周波数成分を抽出した音の波形を示している。
子供E2が母親E1の胎内で聴いていた音は、羊水の量などによって相違し、妊娠してから出産までの時期によって異なる。この例では、妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期といったように3つの段階で区分けして再生できるようになっている。子供E2は、母親E1の胎内で聴いていた音を聴くことできるので、安らかな気持ちで睡眠に誘導される。
また、波形データHD4〜HDnは、心拍周期に近い音、例えば、鐘の音や風鈴の音で構成される。一方、波形データBD4〜BDnは、呼吸周期に近い音、例えば、ピアノの音、ハープの音で構成される。つまり、波形データHD1〜HDnは心拍の周期に近い長さの振幅エンベロープを持つ波形であり、波形データBD1〜BDnは呼吸の周期に近い長さの振幅エンベロープを持つ波形である。
第1乃至第3の音源部410乃至430は、制御部240によって指定されたタイミングで記憶部250のコンテンツテーブルに記憶された音コンテンツを切り換えて再生し、デジタルでステレオの2チャンネルの形式で出力する。第1乃至第3の音源部410乃至430は、生体リズム生成部220または生体リズムテーブルから供給される生体リズム
情報CTL1で指定されるテンポとなるように、コンテンツテーブルから読み出した波形データに対して時間伸長処理(データ補間)や間引処理を施して音コンテンツを再生する。また、音コンテンツはMIDIデータなどの演奏情報でもよく、その場合、呼吸または心拍のテンポに合わせてMIDIデータを再生するテンポを変えるようにしてもよい。
ミキサ451は、第1乃至第3の音源部410乃至430のそれぞれから出力されるレフト(L)の信号を混合(加算)し、同様に、ミキサ452は、各音源部のそれぞれから出力されるライト(R)の音信号を混合する。
イコライザ453はミキサ451の出力信号に音質(周波数特性)を付与すると共に音量を調整する。同様にイコライザ454はミキサ452の出力信号に音質(周波数特性)を付与すると共に音量を調整する。音質(周波数特性)及び音量を指定する制御情報CTL3は、制御部240によって生成される。
また、制御部240は、再生すべき波形データを指定するとともに、テンポを除く音のパラメータを指定する制御情報CTL2を音源40に供給する。
評価部235は、リアルタイム評価を実行する。リアルタイム評価では、睡眠深度の推移を監視して、再生された音コンテンツが子供E2の睡眠に与える影響を評価する。例えば、入床から所定時間が経過しても第3ステージST3に達せず入眠しない場合である。この場合、制御部240は、他の音コンテンツに切り替えるように音源40を制御する。
第1実施形態によれば、子供E2が慣れ親しんだ母親E1の第1生体情報から得られる生体リズムに対応するテンポの音を子供E2に聴かせることができるので、子供E2を安眠に導くことが可能となる。また、乳幼児の安眠用に録音された音をテンポの制御なく単に再生しても、音の好き嫌いの個人差が大きく、また、いつも同じ音を聴くことになるので飽きてしまうが、本実施形態によれば母親E1の生体リズムに応じたテンポの音を子供E2に聴かせることができるので、好き嫌いの個人差が小さく、しかも、母親E1の現在の生体リズムに応じたテンポとなるので、飽きにくいといった利点がある。
さらに、子供E2の睡眠の深さの推移によって、再生した音コンテンツを評価し、安眠に効果が無い場合は、音コンテンツを切り換えるように制御するので、子供E2の睡眠を改善することができる。
加えて、音コンテンツに母親E1の胎内音を予め録音し、胎内音のうち心拍の周波数成分を抽出して得た心拍連動用の音コンテンツと胎内音のうち呼吸の周波数成分を抽出して得た呼吸連動用の音コンテンツとをコンテンツテーブルに記憶し、現在の母親の生体リズムに応じたテンポで心拍連動用の音コンテンツと呼吸連動用の音コンテンツとを再生し、ミキサ451,452で再合成した。これにより、母親E1の胎内音を母親の現在の心拍と呼吸のそれぞれに連動した音を子供E2に聴かせることができ、子供E2をリラックスさせて安眠に導くことが可能となる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、子供E2を安眠に誘導するコンテンツの一例として音コンテンツを例示したが、第2実施形態は、光や振動などの他の刺激も併用して、子供E2の睡眠の質を改善する。
図5に、第2実施形態に係るシステム2のブロック図を示す。第2実施形態のシステム2が、図1に示す第1実施形態のシステム1と相違するのは、子供E2は揺りかごで寝ており、揺りかごはモーター54で駆動される点、光源53が追加された点、安眠装置20の替わりに安眠装置20Aを用いる点である。即ち、安眠装置20Aは、光源53の光を用いて子供E2を安眠に誘導するとともに、モーター54で揺りかごをゆらすことによって子供E2を安眠に誘導する。揺りかごの構造になっていないベッドである場合、アクチュエータなどで直接ベッドを振動させても良い。
また、安眠装置20Aは、光源駆動部243、モーター駆動部244、及びD/A変換器263,264が追加された点が安眠装置20と相違する。また、コンテンツテーブルには、複数の音コンテンツの他に、複数の光コンテンツ及び複数の振動コンテンツが格納されている。光コンテンツは、例えば、光源53の輝度の時間変化を指定する輝度データである。また、振動コンテンツは、揺りかごを揺らすモーター54を制御するための駆動データである。ここで、音源40、光源駆動部243、及びモーター駆動部244は、コンテンツを生体リズム情報CTL1に応じて再生する再生部として機能する。
制御部240は、光源駆動部243に対して再生すべき光コンテンツを指定する制御情報を出力するとともに、モーター駆動部244に対して再生すべき振動コンテンツを指定する制御情報を出力する。
光源駆動部243は、制御情報によって指定された光コンテンツをコンテンツテーブルから読み出し、生体リズム情報CTL1で変調した信号をD/A変換器263を介して光源53に出力する。従って、光源53は、母親E1の生体リズムに応じた光を発光する。例えば、光源53は母親E1の生体リズムに応じた時間変化で輝度が変化する光を発光する。
モーター駆動部244は制御情報によって指定された振動コンテンツをコンテンツテーブルから読み出し、生体リズム情報CTL1で変調した信号をD/A変換器264を介してモーター54に出力する。この場合、呼吸周期BRmのK(Kは任意の自然数)倍の周期の信号でモーター54を駆動してもよい。これにより、母親E1の生体リズムに応じた振動を子供E2に与えることができ、揺りかごを母親E1の呼吸に連動して揺らすことができる。
また、制御部240が、評価部235の評価結果に基づいて、コンテンツを切り換える点は、第1実施形態と同様である。従って、音コンテンツのみならず、光コンテンツや振動コンテンツも、評価結果に応じて切り換えることができる。
このように第2実施形態では、子供E2の聴覚だけでなく、視覚や触覚といった他の感覚も利用して、子供E2を安眠に誘導することができる。また、光や振動に母親E1の生体リズムに応じた変化を持たせることができるので、子供E2を安心させて睡眠の質を向上させることが可能となる。
<変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。また、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一又は複数を適宜に組み合わせることもできる。
<変形例1>
上述した各実施形態では、シート状の第1センサ11a及び第2センサ11bを用いて、被験者の生体情報を検出したが、本発明はこれに限定されるものではなく、生体情報が検出できるのであれば、どのようなセンサを用いてもよい。例えば、被験者の額にセンサの電極を取り付け、当該被験者の脳波(α波、β波、δ波、θ波など)を検出してもよい。また、被験者の手首にセンサを装着し、例えば橈骨動脈の圧力変化、すなわち脈波を検出してもよい。脈波は心拍に同期しているので、間接的に心拍を検出していることになる。また、被験者の頭部と枕との間に、加速度を検出するセンサを設け、当該被験者の体動、具体的には呼吸や心拍などを検出してもよい。なお、生体情報を検出するためのセンサの種類としては、圧力センサ、空気圧センサ、振動センサ、光学センサ、超音波ドップラー、RFドップラー、レーザードップラーなどが考えられる。
<変形例2>
上述した各実施形態では、子供E2の第2生体情報を第2センサ11bで検出し、睡眠の深さを推定部230で推定し、評価部235において再生したコンテンツが子供E2の睡眠に与える影響を評価し、制御部240は評価結果に基づいてコンテンツを切り換えた。本発明はこれに限定されるものではなく、評価結果に基づいて、コンテンツを切り換えることは必須でない。そのような場合でも、母親E1の生体リズム情報CTL1で音コンテンツを変調するため、母親E1の生体リズムに応じてコンテンツを変化させて再生することが可能となる。これにより、子供E2は母親E1の存在を感じることができるので、子供E2は落ち着いた気持ちになる。よって、子供E2を安眠に誘導することができる。
<変形例3>
上述した各実施形態では複数の音コンテンツに母親の胎内の音コンテンツを含んでいたが、本発明はこれに限定されるものではなく、そのような音コンテンツを含まなくてもよい。
また、上述した各実施形態において、音源40は生体リズム情報CTL1に応じたテンポで音コンテンツを再生したが、本発明は、これに限定されるものではなく、生体リズム情報CTL1に応じて音コンテンツの音量や音質に変化を持たせてもよい。例えば、音コンテンツに生体リズムに応じたゆらぎをもたせてもよい。この場合、音源40のイコライザ453,454を生体リズム情報CTL1で制御すればよい。
また、コンテンツの種類に限らず、母親の呼吸周期または心拍周期と同じまたは少し遅いテンポは子供をリラックスさせ、逆に速いテンポは覚醒を促すと考えられるので、必要に応じてテンポを変えるようにしてもよい。
<変形例4>
上述した各実施形態では乳幼児などの子供E2と母親E1を対象としたが、安眠させる対象(第2被験者)と生体リズムを取得する対象(第1被験者)は子供と母親でなくてもよい。例えば、親戚や家族であってもよいし、友人であってもよく、だれが第1被験者となり、だれが第2被験者になるかは任意である。
<変形例5>
上述した各実施形態では、再生された音コンテンツのテンポが生体リズムと連動するように、生体リズム情報CTL1に基づいて、波形データの読み出し速度を可変したが、本発明は、これに限定されるものではなく、生体リズムに応じて音コンテンツを再生できるののであれば、どのような手法を用いてもよい。
例えば、第1の音源部410において、生体リズム情報CTL1の示す呼吸連動音テンポが示すタイミング毎に波形データBDを切り換えて再生してもよい。第2の音源部420も同様に、心拍連動音テンポが示すタイミング毎に波形データHDを切り換えて再生してもよい。この場合、制御部240は、制御情報CTL2を用いて、評価部235の評価結果に基づいて、選択候補の対象となる複数の波形データを指定する。音源40は、指定された候補の波形データを生体リズムのテンポに応じて、ランダムにまたは決められた順序で切り換えればよい。
また、様々なテンポの波形データBDまたはHDをあらかじめ用意しておき、呼吸または心拍のテンポに合った波形データを選択して再生するようにしてもよい。この場合にも、制御部240は、評価部235の評価結果に基づいて、選択候補の対象となる複数の波形データを指定し、音源40は、指定された候補の波形データを生体リズムのテンポに応じて、ランダムにまたは決められた順序で切り換えればよい。
また、呼吸または心拍に連動させる音コンテンツとしては、一般に流通している楽曲であってもよく、予め様々なテンポの楽曲を複数、記憶部250のコンテンツテーブルに記憶しておき、呼吸連動音テンポあるいは心拍連動音テンポに合ったテンポの楽曲を選択して再生するようにしてもよい。ここで、楽曲を切り替える際は前の楽曲の拍と後の楽曲の拍を合わせることが好ましい。また、音コンテンツは歌唱や朗読でもよく、その場合、音声合成によるものでもよい。
<変形例6>
上述した各実施形態では、再生された音コンテンツのテンポが生体リズムと連動するように、波形データの読み出し速度を可変したが、本発明は、これに限定されるものではない。生体リズムを取得する対象(第1被験者)の生体情報が獲得できない場合には、成人の平均的な呼吸周期と同じか少し遅めに固定したテンポで音コンテンツを聞かせてもよい。
1,2…システム、11a…第1センサ、11b…第2センサ、20,20A…安眠装置、40…音源、51,52…スピーカ、210a…第1取得部、210b…第2取得部、220…生体リズム生成部、230…推定部、237…入力部、240…制御部、250…記憶部。

Claims (7)

  1. 第1被験者の生体の状態を示す第1生体情報を取得する第1取得部と、
    前記第1生体情報から前記第1被験者の生体リズムを検出して得た生体リズム情報を出力する生体リズム生成部と、
    第2被験者を安眠に誘導するために、前記生体リズム情報に応じてコンテンツを再生する再生部と、
    を備える安眠装置。
  2. 前記第2被験者の生体の状態を示す第2生体情報を取得する第2取得部と、
    前記第2生体情報に基づいて前記第2被験者の睡眠の深さを推定する推定部と、
    前記睡眠の深さの推移を監視して、再生された前記コンテンツが前記第2被験者の睡眠に与える影響を評価する評価部と、
    前記評価部の評価結果に基づいて、複数のコンテンツの中から前記音源が再生すべき音コンテンツを指定する制御部と、
    を備える請求項1に記載の安眠装置。
  3. 前記生体リズム情報を記憶する記憶部を備え、
    前記再生部は、前記記憶部に記憶されている前記生体リズム情報を読み出す、
    請求項1又は2に記載の安眠装置。
  4. 前記コンテンツは音コンテンツであり、
    前記再生部は、前記生体リズム情報に応じたテンポで前記音コンテンツを再生する音源である、
    請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載の安眠装置。
  5. 前記音コンテンツは、前記第1被験者の胎内の音を録音した音コンテンツである請求項4に記載の安眠装置。
  6. 前記コンテンツは視覚刺激を生じる光コンテンツまたは触覚刺激を生じる振動コンテンツを含み、
    前記再生部は前記生体リズム情報に応じた光または振動を前記第2被験者に与えることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載の安眠装置。
  7. コンピュータを備えた安眠装置を制御する制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    第1被験者の生体の状態を示す第1生体情報を取得する第1取得部と、
    前記第1生体情報から前記第1被験者の生体リズムを検出して得た生体リズム情報を出力する生体リズム生成部と、
    第2被験者を安眠に誘導するために、前記生体リズム情報に応じてコンテンツを再生する再生部として機能させる、
    安眠装置の制御プログラム。
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