JP2803374B2 - 刺激呈示装置 - Google Patents

刺激呈示装置

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JP2803374B2
JP2803374B2 JP3030634A JP3063491A JP2803374B2 JP 2803374 B2 JP2803374 B2 JP 2803374B2 JP 3030634 A JP3030634 A JP 3030634A JP 3063491 A JP3063491 A JP 3063491A JP 2803374 B2 JP2803374 B2 JP 2803374B2
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signal
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white noise
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stimulus
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雅彦 松中
弘之 荻野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘眠あるいはリラクセー
ション効果をもたらす刺激呈示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、誘眠あるいはリラクセーション効
果をもたらす音響を呈示する技術としては図5に示すよ
うなものがあった。すなわち音楽あるいは自然音をおさ
めたコンパクトディスク等の市販ソフト10を再生機1
1を介してスピーカ12に接続して再生するというもの
であった。
【0003】また別の従来の技術としては図6に示すよ
うに再生機11の再生信号を振動刺激に変換する振動体
13を介して呈示する体感音響装置が知られている。
【0004】さらに、特開昭62−266076号公報
に示すように、ホワイトノイズを1/f特性を有する音
声フィルタで処理してピンクノイズとし、人体から検出
した脈波の振幅に応じて前記ピンクノイズの音量を変化
する構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、利用者は再生機からの音響・振動を一方的
に鑑賞するだけで、自分自身の生理的・心理的状態を音
響・振動に反映させて楽しむことができないという課題
があった。
【0006】また、特開昭62−266076号公報に
示すように、人体から検出した脈波の振幅に応じてピン
クノイズの音量を変化させる場合は、脈波の振幅変化が
緩慢なため、ピンクノイズの音量の変化も緩慢となり、
不快な音響となってしまうという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、利用
者の生理的・心理的状態を音響・振動に不快にならない
ように反映させて音響・振動による誘眠やリラクセーシ
ョンの効果を向上させることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、呼吸を検出する生体情報検出装置と、この生
体情報検出装置の出力信号に同期して制御信号を生成す
る信号変換装置と、ホワイトノイズ発生装置とを備え、
ホワイトノイズ発生装置により発生したホワイトノイズ
を入力として、信号変換装置からの制御信号に応じてホ
ワイトノイズ発生装置の出力を制御する出力レベル制御
装置と、出力レベル制御装置から出力される信号を音響
刺激として出力する音響出力装置とを設けたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって利用者の呼吸を検知
しそれらに同期した制御信号を出力する。またこれによ
ってホワイトノイズの出力レベルを変化させる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0011】図1において、生体情報検出装置として使
用される圧力センサ1は、信号変換装置2と接続されて
いる。出力レベル制御装置3は、ホワイトノイズ発生装
置4からのノイズ信号と信号変換装置2からの制御信号
を入力信号とし、音響出力装置5に出力信号を送るよう
に接続されている。
【0012】上記構成において圧力センサ1は呼吸を
出してアナログ信号を出力する。信号変換装置2ではこ
のアナログ信号を出力レベル制御装置3への制御信号と
して適正な振幅幅をもつ信号に変換する。出力レベル制
御装置3はホワイトノイズ発生装置4の出力するノイズ
信号に対し、信号変換装置2によって変換された信号レ
ベルに応じてノイズ信号の出力レベルを変化させる。音
響出力装置5は出力レベルの変化するノイズ信号を音響
刺激として利用者に呈示する。なお出力レベル制御装置
3には例えば電子ボリウム等を用いることができる。
【0013】次に生体情報検出装置としての圧力センサ
が同期信号として呼吸を検出する場合について述べ
る。圧力センサー1は、例えば図2に示すようにベッド
等の寝具に設けられた圧電素子6と、プリアンプ7と、
バンドパスフィルタ8とを備えている。圧電素子6は、
その上に利用者が横たわった場合丁度圧電素子6の上に
身体が位置するように設置されている。圧電素子6の身
体との接触は直接であっても、シーツやクッションなど
を介していてもよい。圧電素子6はプリアンプ7に接続
され、さらにプリアンプ7はバンドパスフィルタ8に接
続されている。
【0014】圧電素子6は呼吸によって生ずる身体の動
きを圧変化でとらえ電位に反映させる。プリアンプ7は
電位の変化量を処理可能な基準まで増幅する。バンドパ
スフィルタ8は増幅された電位の変化から特定の周波数
帯域の信号のみを取り出すことにより呼吸の検出を行な
う。尚、次に述べるように、バンドパスフィルタ8の周
波数帯域を変えることにより、圧電素子6は呼吸のみな
らず、体動や心拍によって生ずる身体の動きを圧変化で
とらえ電位に反映させることも可能である。
【0015】図3はバンドパスフィルタ8の通過周波数
帯域の設定値と得られる生体情報の波形との対応を示し
た説明図である。図中、(a)は通過帯域を約1〜10
Hzに設定したときの体動の波形、(b)は通過帯域を
約0.3〜1Hzに設定したときの呼吸の波形、(c)
は通過帯域を約1〜10Hzに設定したときの安静時の
心拍の波形である。以上のようにして同期信号としての
体動・呼吸・心拍の情報を取り出すことができる。各生
体情報の波形の振幅幅は異なるので、プリアンプ7の増
幅率は生体情報に応じて設定してやればよい。
【0016】次に本発明の他の実施例について述べる。
図4は振動刺激を出力する場合の実施例の構成図であ
る。図中、振動素子9は出力レベル制御装置3からのノ
イズ信号を振動刺激として利用者に呈示する。振動素子
9としては低音用スピーカに剛体を取り付けたものなど
が考えられる。生体情報の同期信号は図2および図3で
説明したものと同様である。
【0017】上記の構成により、ホワイトノイズの出力
レベルが利用者の呼吸による信号レベルに同期して変わ
り、利用者の生理・心理的状態を反映した変化に富んだ
音響・振動を楽しむことができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明の刺激呈示装
置は下記の効果を奏する。
【0019】すなわち、利用者の呼吸による信号レベル
に同期して音響や振動の刺激を呈示するため、利用者の
生理・心理的状態を反映した変化に富んだ音響・振動を
楽しむことができ、誘眠あるいはリラクセーション効果
をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における刺激呈示装置を示す
ブロック図
【図2】同装置に用いられる圧電センサの電気的処理形
態を示したブロック図
【図3】図2のバンドパスフィルタの通過帯域に関する
説明図
【図4】本発明の他の実施例における刺激呈示装置を示
すブロック図
【図5】従来の刺激呈示装置の説明図
【図6】従来の刺激呈示装置の説明図
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 信号変換装置 3 出力レベル制御装置 4 ホワイトノイズ発生装置 5 音響出力装置 6 圧電素子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼吸を検出する生体情報検出装置と、前
    記生体情報検出装置の出力信号に同期して制御信号を生
    成する信号変換装置と、ホワイトノイズ発生装置とを備
    え、前記ホワイトノイズ発生装置により発生したホワイ
    トノイズと前記信号変換装置の制御信号とが入力されこ
    の制御信号に応じて前記ホワイトノイズ発生装置の出力
    を制御する出力レベル制御装置と、前記出力レベル制御
    装置から出力される信号を音響刺激として出力する音響
    出力装置とから成る刺激呈示装置。
  2. 【請求項2】 呼吸を検出する生体情報検出装置と、前
    記生体情報検出装置の出力信号に同期して制御信号を生
    成する信号変換装置と、ホワイトノイズ発生装置とを備
    え、前記ホワイトノイズ発生装置により発生したホワイ
    トノイズと前記信号変換装置の制御信号とが入力されこ
    の制御信号に応じて前記ホワイトノイズ発生装置の出力
    を制御する出力レベル制御装置と、前記出力レベル制御
    装置から出力される信号を振動刺激として出力する振動
    装置とから成る刺激呈示装置。
  3. 【請求項3】 生体情報検出装置は圧電素子からなり、
    前記圧電素子は呼吸によって生ずる身体の動きを圧変化
    でとらえ電位に反映する請求項1または請求項2記載の
    刺激呈示装置。
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