JPH05212117A - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JPH05212117A
JPH05212117A JP4023533A JP2353392A JPH05212117A JP H05212117 A JPH05212117 A JP H05212117A JP 4023533 A JP4023533 A JP 4023533A JP 2353392 A JP2353392 A JP 2353392A JP H05212117 A JPH05212117 A JP H05212117A
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JP
Japan
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sound effect
sound
biometric information
read
data
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Pending
Application number
JP4023533A
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English (en)
Inventor
Masahiko Matsunaka
雅彦 松中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体情報を音響の再生に関連させリラクセー
ション等の効果を増大する。 【構成】 生体情報獲得装置1が獲得した生体情報に基
づき制御装置7が効果音データの読み出し命令を読み出
し装置8に出力し、読み出し装置8は記憶装置6から効
果音データを読みとる。読みとられた効果音はミキシン
グ装置9によってミキシングされ、音声再生装置によっ
て再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リラクセーション等を
目的とした音響装置に関するもので、特に生体情報を音
響の再生に関連させることを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関する従来の技術としては、リ
ラクセーションを目的としたコンパクトディスク等があ
るほか、実開平1−55488号公報に示されているよ
うにクッション材中にスピーカを組み込んだ枕とこのス
ピーカに音声電流を供給する音源装置からなりメモリに
格納した単調な音を使用者に聞かせるというものが考案
されている。
【0003】また、生体情報を再生する音響に関連させ
る技術としては、特開昭62−67098号公報に示さ
れているように音刺激のレベルを皮膚電気活動の変化に
応じて制御するものや、特開昭63−186662号公
報に示されているように脳波の特定帯域をろ波し、脳波
のレベルに応じたステレオ音声を発生させるものなどが
考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらコンパク
トディスクによる音響提示手段では、利用者はスピーカ
からの音響に関して全くの受け身的存在であり、利用者
の持つ生体リズムなどはまったく無視されているという
課題があった。
【0005】また、音を単調に繰り返すだけでは音環境
としては不自然で臨場感に欠けるという課題があった。
【0006】さらに、生体情報と音響刺激を関連付ける
場合、皮膚電気活動や脳波といった情報は利用者に電極
を装着しなければ得られないため、どうしても利用者に
不快感を与えてしまうという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、その
第1の目的は非接触で得た利用者の生体情報を音響にフ
ィードバックさせることにより、相互作用的な音響提示
手段を実現することにある。
【0008】また本発明の第2の目的は、提示される音
響がより臨場感を持つようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の音響装置は、利用者の体動等の生体情報を獲得
する生体情報獲得装置と、効果音のデータを格納した記
憶装置と、前記生体情報獲得装置からの生体情報信号に
応じて読み出す効果音データを決定する制御装置と、前
記制御装置によって決定された効果音データを前記記憶
装置より読み出す読み出し装置と、同時に読み出された
効果音データをミキシングするミキシング装置と、前記
ミキシング装置の出力を再生する音声再生装置とを設け
たものである。
【0010】また前記読み出し装置と前記ミキシング装
置との間に読み出された効果音データを繰り返し再生す
るループ処理装置を設けたものである。
【0011】
【作用】本発明は上記構成によって、生体情報獲得装置
が獲得した生体情報に基づき制御装置が効果音データの
読み出し命令を読み出し装置に出力し、読み出し装置は
効果音データを読みとる。読みとられた効果音はミキシ
ング装置によってミキシングされ、音響再生装置によっ
て再生される。
【0012】また、読みとられた効果音データの一つが
ループ処理装置により繰り返し再生される。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
である。図において1は生体情報獲得装置であって、圧
電素子2、フィルタ回路3、増幅回路4及び平滑化回路
5より構成されている。圧電素子2はポリフッ化ビニリ
デン等の薄膜加工した素材が使用されている。圧電素子
2はベッドのマットレス面等の利用者の体動を検出し易
い場所に装着すればよい。記憶装置6には、n個の効果
音が格納されており、それぞれの効果音は鳥類の鳴き声
をデジタル化したものであって、効果音1としてカッコ
ウ、効果音2としてホトトギス、効果音3としてメジロ
などの鳴き声が格納されている。本第1の実施例では記
憶装置6として3個のEPROMを用いている。制御装
置7は生体情報獲得装置1と接続しており、さらに読み
出し装置8a、8b及び8cと接続している。読み出し
装置8a、8b及び8cの各々はミキシング装置9と接
続し、ミキシング装置9は音声再生装置10の入力端子
に接続している。音声再生装置10としては、ステレオ
等の利用が考えられる。
【0015】図2は制御装置7の構成を示す回路図であ
る。コンパレータ11a、11b及び11cはそれぞれ
の基準電圧と平滑化回路5からの出力電圧を比較するよ
うに構成されている。
【0016】上記構成において、圧電素子2は利用者の
体動、心拍または呼吸による体表面の物理的圧力変化を
電気信号に変換する。フィルタ回路3は、人間の体動に
対応する周波数帯域の信号のみを通過させる。本第1の
実施例では1〜10Hzのバンドパスフィルタが用いら
れている。増幅回路4は、フィルタ回路3より通過した
電気信号を適当なレベルまで増幅する。平滑化回路5
は、増幅された電気信号を整流し更に積分する。
【0017】制御装置7は、生体情報獲得装置1からの
生体情報に基づき再生する効果音を決定する。コンパレ
ータ11a、11b及び11cに与えられる基準電圧は
効果音1、効果音2及び効果音3にそれぞれ対応した閾
値を意味する。平滑化回路5からの出力電圧が基準電圧
を上回るとコンパレータ11からの出力はHIになる。
基準電圧は可変抵抗器により自由に設定できる。なお以
上のような制御装置7における処理をA/Dコンバータ
を内蔵したマイコンを用いてソフトウェアで実現するこ
とももちろん可能である。
【0018】読み出し装置8a、8b及び8cは、制御
装置7からの制御信号がHIになると対応する効果音デ
ータの読み出しを開始する。もしデータ読み出し中に再
び制御信号がHIになっても読み出し中のアドレスをリ
セットするようなことはない。読みとられたデータはリ
アルタイムでミキシング装置9に出力される。
【0019】ミキシング装置9は、読み出し装置8a、
8b及び8cからの効果音データをミキシングして音声
再生装置10に出力する。ミキシング装置9からの出力
信号は音声再生装置10の機能に応じてアナログに変換
してもでもデジタルのままでもよい。音声再生装置10
は与えられたデータを音響刺激、すなわちカッコウ、ホ
トトギス、メジロの鳴き声として再生する。
【0020】図3は本第1の実施例による読み出し効果
音データ決定方法に基づいて決定された効果音の再生タ
イミングを表わすグラフである。図3において(a)は
時間経過にともなう平滑化回路5からの出力の変化を電
圧で表示したグラフである。T1、T2及びT3はそれ
ぞれ効果音1、効果音2及び効果音3とそれぞれ対応し
た閾値である。(b)はそれぞれの効果音の再生時間を
表わすタイミングチャートである。時刻AにおいてA/
D変換値は閾値T1を超え、これに合わせて効果音1の
再生が開始される。同様に時刻B、Cにおいてそれぞれ
効果音2、3の再生が開始される。
【0021】図4は本発明の第2の実施例のブロック図
である。記憶装置6には新たな効果音として「小川のせ
せらぎ」の音声データが格納されている。これを背景音
と呼ぶことにする。またこの背景音のデータ読み出しに
用いられる読み出し装置8dとミキシング装置9の間に
はループ処理装置12が設けられている。
【0022】上記構成に於て、ループ処理装置12はル
ープ処理により背景音を連続的に再生する。ループ処理
とは有限個のデータ系列の始まりと終わりをつなげるこ
とによって、長時間の再生を可能とするものである。例
えば背景音の小川のせせらぎについてデータ長からする
と数秒しか再生できない場合でも、この方法により連続
して再生することができる。
【0023】更に制御装置7は生体情報獲得装置1から
の生体情報に基づき背景音以外の効果音の再生タイミン
グを決定し、読み出し装置8a、8b及び8cに制御信
号を送る。読み出し装置8a、8b及び8cは対応する
効果音データをミキシング装置9に出力する。ミキシン
グ装置9は、ループ処理装置12からの出力データと読
み出し装置8a、8b及び8cからの出力データをミキ
シングして音声再生装置10に出力する。音声再生装置
10は、小川のせせらぎを背景に鳥がさえずるという音
風景を再現する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の音響装置
は、生体情報獲得装置によって獲得した生体情報に基づ
いて音響を再生するため、相互作用的な音響提示が可能
となる。
【0025】また、背景となる音を連続的に再生してそ
こに効果音を加えることにより、臨場感のある音響を提
示することができる。
【0026】さらに、非接触で利用者の生体情報を獲得
するため電極装置等の必要がなく、装着の不快感を除去
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における音響装置のブロ
ック図
【図2】同装置の制御装置の回路図
【図3】同装置の効果音再生時期を示したグラフ
【図4】本発明の第2の実施例における音響装置のブロ
ック図
【符号の説明】
1 生体情報獲得装置 6 記憶装置 7 制御装置 8 読み出し装置 9 ミキシング装置 10 音声再生装置 12 ループ処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の体動等の生体情報を獲得する生体
    情報獲得装置と、効果音のデータを格納した記憶装置
    と、前記生体情報獲得装置からの生体情報信号に応じて
    読み出す効果音データを決定する制御装置と、前記制御
    装置によって決定された効果音データを前記記憶装置か
    ら読み出す読み出し装置と、読み出された効果音データ
    をミキシングするミキシング装置と、前記ミキシング装
    置の出力を再生する音声再生装置とを備え、効果音デー
    タの読み出しは前記生体情報獲得装置からの生体情報の
    信号レベルが各効果音毎に設定された閾値を超えたとき
    に開始される音響装置。
  2. 【請求項2】読み出し装置より読み出された効果音デー
    タの一つを繰り返し再生するループ処理装置を備えた請
    求項1記載の音響装置。
JP4023533A 1992-02-10 1992-02-10 音響装置 Pending JPH05212117A (ja)

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JP4023533A JPH05212117A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 音響装置

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ID=12113097

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JP4023533A Pending JPH05212117A (ja) 1992-02-10 1992-02-10 音響装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512691A (ja) * 2008-12-19 2012-06-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 人のリラクセーション度を高めるためのシステム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012512691A (ja) * 2008-12-19 2012-06-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 人のリラクセーション度を高めるためのシステム及び方法
US10029065B2 (en) 2008-12-19 2018-07-24 Koninklijke Philips N.V. System and method for increasing the relaxation of a person

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