JPS636225B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS636225B2 JPS636225B2 JP54040587A JP4058779A JPS636225B2 JP S636225 B2 JPS636225 B2 JP S636225B2 JP 54040587 A JP54040587 A JP 54040587A JP 4058779 A JP4058779 A JP 4058779A JP S636225 B2 JPS636225 B2 JP S636225B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- biological
- ear
- return device
- ear pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、リラクゼーシヨン訓練を主目的とし
た生体帰還装置に関し、操作を容易にすることを
目的とする。
た生体帰還装置に関し、操作を容易にすることを
目的とする。
人間の心的活動が、脳波や筋電図などの生理的
挙動に特定の相関をもつて反射されることは、公
知の事実である。さらにこれらの生理的挙動を検
出し、人間の知覚情報に変換し表示することによ
つて、その人間のある種の自律機能を随意的に制
御できることも公知である。さらに詳細にいえ
ば、人間の心がゆつたりと落着いているときに
は、そのときの脳波は主として「アルフア波」で
あり、筋肉は弛緩して筋電図は低い電位となる。
一方、心がいらいらして、強いストレスや興奮状
態にあるときは、脳波は主として「ベータ波」と
なり、筋肉は緊張して筋電図は高い電位となる。
したがつていらいら状態にある人が心を落着けよ
うとするときに、脳波や筋電位などの表示を手が
かりに、心の落着いた望ましい状態になるように
訓練すれば、容易に目的が達成させられる。これ
らの訓練手段を生体帰還（バイオフイードバツ
ク）と呼び、生理的挙動の表示装置を生体帰還装
置と呼ぷ。
挙動に特定の相関をもつて反射されることは、公
知の事実である。さらにこれらの生理的挙動を検
出し、人間の知覚情報に変換し表示することによ
つて、その人間のある種の自律機能を随意的に制
御できることも公知である。さらに詳細にいえ
ば、人間の心がゆつたりと落着いているときに
は、そのときの脳波は主として「アルフア波」で
あり、筋肉は弛緩して筋電図は低い電位となる。
一方、心がいらいらして、強いストレスや興奮状
態にあるときは、脳波は主として「ベータ波」と
なり、筋肉は緊張して筋電図は高い電位となる。
したがつていらいら状態にある人が心を落着けよ
うとするときに、脳波や筋電位などの表示を手が
かりに、心の落着いた望ましい状態になるように
訓練すれば、容易に目的が達成させられる。これ
らの訓練手段を生体帰還（バイオフイードバツ
ク）と呼び、生理的挙動の表示装置を生体帰還装
置と呼ぷ。
従来の生体帰還装置は、第１図に示すように、
生体電極１，２，３、生体帰還装置本体４、イヤ
ホーン５で構成されている。この場合人間の身体
と生体帰還装置の間に導線６，７があり、極めて
わずらわしく、また動きにくい。更に電極１，
２，３を固定し、かつ導線が動かない様固定する
ための保持が必要となり、リラクゼーシヨン訓練
のため準備にかなりの時間を要する。
生体電極１，２，３、生体帰還装置本体４、イヤ
ホーン５で構成されている。この場合人間の身体
と生体帰還装置の間に導線６，７があり、極めて
わずらわしく、また動きにくい。更に電極１，
２，３を固定し、かつ導線が動かない様固定する
ための保持が必要となり、リラクゼーシヨン訓練
のため準備にかなりの時間を要する。
本発明は、上記訓練手段において、被訓練者の
表示装置操作をきわめて簡便にし、だれでも容易
に使用できる様に工夫されたもので、帰還すべき
生体信号の情報表示手段として、可聴周波数領域
の音響を用い、両耳あて形ヘツドホーンの構造体
内に、生体電極及び電子回路を具備一体化したこ
とを特徴とする。
表示装置操作をきわめて簡便にし、だれでも容易
に使用できる様に工夫されたもので、帰還すべき
生体信号の情報表示手段として、可聴周波数領域
の音響を用い、両耳あて形ヘツドホーンの構造体
内に、生体電極及び電子回路を具備一体化したこ
とを特徴とする。
以下本発明の一実施例を第２図を用いて説明す
る。両耳あて形ヘツドホーンの、一方の耳あてパ
ツド部に電極１２を設置し、必要に応じて他の一
方の耳あてパツド部にも電極１３（第２図におい
ては紙面の裏側になり明示されていない。）を設
置し、更に２ケの音響出力部を収容する筐体１
４，１５を支持する橋梁部１６には頭部ないしは
前額部表皮より生体信号を導出するための電極１
１を設置した構造をもつ。耳あて部の筐体１４，
１５の内部には、表示手段としての音響出力のた
めの小型スピーカー及び電子回路及び交換可能な
形態で電池が設置されている。第３図に、本装置
を実際に人間に装着した様子を示す。この場合生
体信号は、前額部より電極１１を通じて、また両
耳附近より電極１２（もしくは１３）を通じて導
出される。
る。両耳あて形ヘツドホーンの、一方の耳あてパ
ツド部に電極１２を設置し、必要に応じて他の一
方の耳あてパツド部にも電極１３（第２図におい
ては紙面の裏側になり明示されていない。）を設
置し、更に２ケの音響出力部を収容する筐体１
４，１５を支持する橋梁部１６には頭部ないしは
前額部表皮より生体信号を導出するための電極１
１を設置した構造をもつ。耳あて部の筐体１４，
１５の内部には、表示手段としての音響出力のた
めの小型スピーカー及び電子回路及び交換可能な
形態で電池が設置されている。第３図に、本装置
を実際に人間に装着した様子を示す。この場合生
体信号は、前額部より電極１１を通じて、また両
耳附近より電極１２（もしくは１３）を通じて導
出される。
本発明によれば、生体電極やイヤホーンのため
の導線が完全に排除され、リラクゼーシヨン訓練
中においても自由に動く事ができる。また訓練の
ための準備も極めて簡単で、ヘツドホーンを装着
するだけで生体電極も固定され、従来極めて繁雑
であつた電極の保持・固定が大巾に改善される。
の導線が完全に排除され、リラクゼーシヨン訓練
中においても自由に動く事ができる。また訓練の
ための準備も極めて簡単で、ヘツドホーンを装着
するだけで生体電極も固定され、従来極めて繁雑
であつた電極の保持・固定が大巾に改善される。
次に本発明の具体的実施例を述べる。本装置で
は、脳波帰還や前頭筋の筋電図帰還によるリラク
ゼーシヨン訓練に特に有効である。本実施例にお
いて耳あてパツド部に設置する電極（第２図１
２，１３）として、例えばアクリル系繊維等の炭
化によつて得られるカーボン繊維を用い、耳にあ
てたときに耳全体が覆われる様な形状に加工し、
スポンジ様の軟らかい物質を介して筐体に固定す
る。一般に上記アクリル系繊維の炭化温度を600
℃乃至1100℃にすると、極めて電導性の良いカー
ボン繊維が得られ、本装置の電極として良好であ
る。人間の皮膚と接触したときの接触抵抗は、お
おむね50KΩ乃至1MΩ位となり、従来の生体電
極が10KΩ以下であるのに比し、高抵抗とはなる
が、生体帰還装置として実用上の支障はない。こ
の耳あてパツド部に設置した電極は、基準電極又
は接地電極として用いる。また、電子回路として
差動形前置増巾器回路を使用する場合には、その
比較信号導出電極として他の一方の耳あてパツド
部に設置した電極を用いる。脳波又は筋電図信号
は別に設置された電極１１により導出される。こ
の場合の電極１１は従来の金属電極もしくは銀一
塩化銀電極若しくはカーボン繊維などどれを用い
てもよい。これら各電極から導出された生体信号
は、例えば電極１２を基準とし、電極１１と電極
１３との信号の差分を、差動形前置増巾器回路に
て約1000倍増巾する。増巾された信号は、必要と
する周波数領域の瀘波器回路にて瀘波され、整流
したのち、適当な時定数で積分し、入力信号の大
きさに相関する直流信号に変換する。更にこの直
流電圧にて制御される可聴周波発振器回路を備
え、周波数制御若しくは振巾制御し、音響出力す
る。これらの電子回路は、通常の集積回路及び電
子部品により極めて小形に構成でき、電源電池を
含め、ヘツドホーンの筐体１４，１５の内部に組
み込まれている。
は、脳波帰還や前頭筋の筋電図帰還によるリラク
ゼーシヨン訓練に特に有効である。本実施例にお
いて耳あてパツド部に設置する電極（第２図１
２，１３）として、例えばアクリル系繊維等の炭
化によつて得られるカーボン繊維を用い、耳にあ
てたときに耳全体が覆われる様な形状に加工し、
スポンジ様の軟らかい物質を介して筐体に固定す
る。一般に上記アクリル系繊維の炭化温度を600
℃乃至1100℃にすると、極めて電導性の良いカー
ボン繊維が得られ、本装置の電極として良好であ
る。人間の皮膚と接触したときの接触抵抗は、お
おむね50KΩ乃至1MΩ位となり、従来の生体電
極が10KΩ以下であるのに比し、高抵抗とはなる
が、生体帰還装置として実用上の支障はない。こ
の耳あてパツド部に設置した電極は、基準電極又
は接地電極として用いる。また、電子回路として
差動形前置増巾器回路を使用する場合には、その
比較信号導出電極として他の一方の耳あてパツド
部に設置した電極を用いる。脳波又は筋電図信号
は別に設置された電極１１により導出される。こ
の場合の電極１１は従来の金属電極もしくは銀一
塩化銀電極若しくはカーボン繊維などどれを用い
てもよい。これら各電極から導出された生体信号
は、例えば電極１２を基準とし、電極１１と電極
１３との信号の差分を、差動形前置増巾器回路に
て約1000倍増巾する。増巾された信号は、必要と
する周波数領域の瀘波器回路にて瀘波され、整流
したのち、適当な時定数で積分し、入力信号の大
きさに相関する直流信号に変換する。更にこの直
流電圧にて制御される可聴周波発振器回路を備
え、周波数制御若しくは振巾制御し、音響出力す
る。これらの電子回路は、通常の集積回路及び電
子部品により極めて小形に構成でき、電源電池を
含め、ヘツドホーンの筐体１４，１５の内部に組
み込まれている。
以上のように本発明によれば極めて小型で操作
の容易な生体帰還装置が構成でき、効果的なリラ
クゼーシヨン訓練ができる。
の容易な生体帰還装置が構成でき、効果的なリラ
クゼーシヨン訓練ができる。
第１図は従来の生体帰還装置を示す概略構成
図、第２図は本発明の一実施例における生体帰還
装置を示す斜視図、第３図は同装置の装着状態を
示す斜視図である。 １，２，３……電極、４……生体帰還装置本
体、５……イヤホーン、１１，１２，１３……生
体電極、１４，１５……スピーカーを内臓した生
体帰還装置本体。
図、第２図は本発明の一実施例における生体帰還
装置を示す斜視図、第３図は同装置の装着状態を
示す斜視図である。 １，２，３……電極、４……生体帰還装置本
体、５……イヤホーン、１１，１２，１３……生
体電極、１４，１５……スピーカーを内臓した生
体帰還装置本体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 一対の耳あてパツド部と、各耳あてパツド部
に内蔵された音響出力部と、少なくとも一方の耳
あてパツド部の耳に当接する側に形成された第１
の電極と、前記一対の耳あてパツド部を支持し頭
部に沿つて伸びる橋梁部と、前記橋梁部より伸び
前額部表皮より生体信号を導出する第２の電極
と、前記第１および第２の電極で検出された生体
信号を信号処理して前記音響出力部を駆動する信
号処理回路とを具備したことを特徴とする生体帰
還装置。 ２ 第１の電極がカーボン繊維により構成された
特許請求の範囲第１項記載の生体帰還装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058779A JPS55133264A (en) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | Device for returning living body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4058779A JPS55133264A (en) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | Device for returning living body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55133264A JPS55133264A (en) | 1980-10-16 |
| JPS636225B2 true JPS636225B2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=12584620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4058779A Granted JPS55133264A (en) | 1979-04-03 | 1979-04-03 | Device for returning living body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55133264A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0573952B2 (ja) * | 1989-10-31 | 1993-10-15 | Gkn Automotive Ag |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59140744U (ja) * | 1983-03-10 | 1984-09-20 | オ−ジ−技研株式会社 | 筋電バイオフイ−ドバツク装置 |
| JPS59146639A (ja) * | 1984-02-03 | 1984-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 生体帰還装置 |
| JP2725038B2 (ja) * | 1988-12-23 | 1998-03-09 | パイオニア株式会社 | 脳波誘導装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4532373Y1 (ja) * | 1966-07-27 | 1970-12-10 | ||
| JPS4932276A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-23 | ||
| JPS52146085A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-05 | Kogyo Gijutsuin | Head living body electric detector |
-
1979
- 1979-04-03 JP JP4058779A patent/JPS55133264A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4532373Y1 (ja) * | 1966-07-27 | 1970-12-10 | ||
| JPS4932276A (ja) * | 1972-07-22 | 1974-03-23 | ||
| JPS52146085A (en) * | 1976-05-27 | 1977-12-05 | Kogyo Gijutsuin | Head living body electric detector |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0573952B2 (ja) * | 1989-10-31 | 1993-10-15 | Gkn Automotive Ag |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55133264A (en) | 1980-10-16 |
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