JP5076958B2 - 入眠促進装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者に超音波を照射して、使用者を睡眠に誘導する入眠促進装置に関する。
従来から、使用者を睡眠に誘導する装置が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の睡眠誘導装置は、生体をリラックス状態に導くことができる音信号を発生する音信号発生部と、音信号を音波に変換する音発生器と、入力信号の振幅に応じた振動を生体に加える加振器と、生体のリラックス度を検出するリラックス度センサと、生体を睡眠状態に導くことができる所定の振動形式の振動信号を発生させる睡眠誘導用振動発生部と、生体のリラックス度が所定水準に達すると音発生器からの音波の出力を停止させるとともに加振器への入力信号を音信号から上記振動信号に切り換える覚醒水準判定部と、を備えている。
該睡眠誘導装置によれば、覚醒状態では、音刺激と振動刺激とを同時に与えてストレスの解消を図ることができ、リラックスして睡眠状態に移行しようとする時点で、音刺激を停止して睡眠への移行に適した振動刺激に切り換えるから、睡眠への移行が滑らかに行われる。
ここで、特許文献1では、音信号として、使用者の好きな音楽、単調な音、1/fゆらぎ特性をもつ音楽等に対応するものが挙げられている。
一方、使用者に超音波を受けさせて、使用者をリラックスさせる超音波制御装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
上記特許文献2に記載の超音波制御装置は、所定の時間配分情報を保持する情報保持手段と、該時間配分情報に基づいて、超音波発生器に使用者をリラックスさせる超音波を発生させる制御を行う制御手段と、を備えている。
該超音波制御装置によれば、制御手段が所定時間配分情報に基づいて超音波発生器に超音波を発生させる制御を行うことにより、使用者の脳内α波発生状態が持続している期間を勘案した制御が可能になって、脳内α波を発生させることができ、かつ、脳内α波発生状態の持続時における不要な超音波の発生を抑えることが可能になるので、利用者の快適感を向上させつつ超音波の発生時間を短くすることができて、省エネ効果を得ることができる。
ここで、特許文献2には、制御手段が時間配分情報に基づいて、超音波発生器に使用者の脳内α波の発生を促す20kHz以上100kHz以下の周波数を有する超音波を発生させる制御を行うことが記載されている。
なお、特許文献2には、該超音波装置を空気調和装置に適用することが記載されている。
特許第2697864号公報 特開2005−342560号公報
ところで、上記特許文献1に記載の睡眠誘導装置は、上述したように、使用者に、音刺激として、使用者の好きな音楽、単調な音、1/fゆらぎ特性をもつ音楽を与えて、使用者をリラックスさせ、睡眠に誘導する。
しかし、使用者の好きな音楽と一概に言っても、使用者ごとに嗜好性や日常生活習慣に根ざした受容性が異なるために、特許文献1に記載の睡眠誘導装置では、異なる使用者に一定の効果を与えることが難しいという問題点がある。すなわち、例えば、同じ音楽であっても、リラックスする使用者もいれば、覚醒する使用者もいる。
また、単調な音や1/fゆらぎ特性をもつ音楽では、使用者に飽きを生じさせるとともに、使用者をリラックスさせることができるものの、睡眠に誘導する効果が弱いという問題点がある。
一方、上記特許文献2に記載の超音波制御装置は、上述したように、使用者の脳内α波の発生を促す20kHz以上100kHz以下の周波数を有する超音波を発生させて、使用者をリラックスさせる。
しかし、この場合にも、使用者をリラックスさせることができるものの、睡眠に誘導する効果が弱いという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、様々な使用者を一様にリラックスさせるとともに飽きを生じさせず、より効果的に睡眠に誘導する入眠促進装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の入眠促進装置は、使用者の入眠を促進させる入眠促進装置であって、ピンクノイズを発生させる信号発振部と、ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に該非可聴成分の周波数変調成分を合成して非可聴音で高周波成分の超音波を生成し使用者に照射する超音波発生部と、使用者の体動情報を検出する体動センサ部と各部を制御する制御部と、を備え、制御部は少なくとも一つの人の睡眠状態における体動情報のサンプルを格納しており、体動センサ部により検出した体動情報と該サンプルとを比較することにより、使用者の入眠を推定して、使用者の体動情報の閾を設定し、体動センサ部により検出された体動情報が該設定された閾を超えた場合に超音波の照射を停止することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の入眠促進装置において、使用者の心拍情報を取得する心拍情報取得部をさらに備え、制御部は、心拍情報取得部により取得された心拍情報が予め設定された閾を超えた場合に超音波の照射を停止することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の入眠促進装置において、使用者に音楽またはBGMを発信する音情報発信部をさらに備えることを特徴とする。
請求項に記載のベッドは、枕と、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の入眠促進装置と、を備え、入眠促進装置は、少なくとも超音波発生部が枕に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の建物は、床、天井、または壁の少なくとも一つを有する住宅と、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の入眠促進装置と、を備え、入眠促進装置は、少なくとも超音波発生部が住宅の床、天井、または壁の少なくとも一つに設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ピンクノイズを発生させる信号発振部と、ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に該非可聴成分の周波数変調成分を合成して非可聴音で高周波成分の超音波を生成し使用者に照射する超音波発生部と、を備えるので、様々な使用者を一様にリラックスさせるとともに飽きを生じさせず、より効果的に睡眠に誘導することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、例えば、使用者が覚醒しているときと眠っているときとの心拍情報の閾を設定し、心拍情報が閾を超えたとき、すなわち使用者が眠っていると判断されたときに、自動的に超音波の照射が停止されるので、必要以上に超音波が照射されることがなく、入眠促進装置の使用時のコストを低減することができる。
同様に、請求項3に記載の発明によれば、例えば、使用者が覚醒しているときと眠っているときとの体動情報の閾を設定し、体動情報が閾を超えたとき、すなわち使用者が眠っていると判断されたときに、自動的に超音波の照射が停止されるので、必要以上に超音波が照射されることがなく、入眠促進装置の使用時のコストを低減することができる。
そして、請求項4に記載の発明によれば、音楽またはBGMが使用者に発信されるので、使用者をさらにリラックスさせて、さらに効果的に睡眠に誘導することができる。この場合、所望の効果を得るためには、音楽またはBGMは使用者の好みに合わせる必要がある。
また、請求項5に記載の発明によれば、入眠促進装置は、少なくとも超音波発生部が枕に設けられているので、様々な使用者を一様にリラックスさせるとともに飽きを生じさせず、より効果的に睡眠に誘導することができる。
さらに、請求項6に記載の発明によれば、入眠促進装置は、少なくとも超音波発生部が住宅の床、天井、または壁の少なくとも一つに設けられているので、様々な使用者を一様にリラックスさせるとともに飽きを生じさせず、より効果的に睡眠に誘導することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では具体例を挙げて本発明を説明する場合があるが、本発明は以下の具体例に限定されない。
(実施形態1)
図1(a)は、実施形態1に係るベッドの使用状態を示す図である。図1(a)に示すように、ベッド1には、使用者2を睡眠に誘導する入眠促進装置3および枕4が設けられている。また、図1(b)は、使用者2の頭部近傍を示す図である。
そして、図1(a)に示すように、入眠促進装置3は、音情報再生部5と、音出力部6と、超音波出力部7と、心拍情報取得部8と、体動センサ部9と、指示入力部10と、制御部11と、を基本構成とする。なお、図2は、入眠促進装置3の内部構成を示すブロック図である。
以下、入眠促進装置3の基本構成についてそれぞれ詳述する。
まず、音情報再生部5は、コンテンツプレーヤである。音情報再生部5は、ベッド1に設置されており、CDなどを用いて、音情報を再生する。該音情報にもとづく音は、音出力部6から出力される。ここで使われる音は、音楽またはBGMであり、使用者2をリラックスさせる静かでゆったりとした音楽や静かな雨音や波の音などである。なお、音楽またはBGMは、使用者ごとに好みが異なるため、使用者2の好みに合わせた音楽またはBGMを使用する必要がある。この場合、使用者2の好みに合わせた音をプレイリストとしてコンテンツプレーヤ5に登録しておき、使用者2が自分のプレイリストを選択する構成を採用すればよい。また、使用者2が誰であるかを認証し、自動的に使用者2のプレイリストが選択される構成を採用することもできる。使用者2の認証は、例えば、顔認証システムなどの生体認証システム(図示せず)により行うことができる。
次に、音出力部6は、スピーカである。音出力部6は、音情報再生部5によりCDなどを用いて再生される音情報を音として出力する。ここで、音出力部6は、配置については、特に限定されないが、使用者2がストレスを感じることなく、両耳で聞きやすい場所に配置することが好ましい。一例としては、音出力部6をベッド1のヘッドボード12に搭載する構成を採用することができる。
なお、音情報再生部5および音出力部6は、必ずしも必要ではなく、音楽またはBGMが必要なときに使用すればよい。
そして、超音波出力部7は、ツイータである。超音波出力部7は、枕4に内蔵されており、ピンクノイズを発生させる信号発振部7aと、ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に該非可聴成分の周波数変調成分を合成して非可聴音で高周波成分の超音波を生成し使用者2に照射する超音波発生部7bと、を備える。なお、本実施形態では、超音波出力部7が枕4に内蔵されているが、超音波出力部7のうち少なくとも超音波発生部7bが枕4に内蔵されていればよい。
ピンクノイズは、1/fゆらぎであり、その波形を図3(a)に示す。ここで、本実施形態では、ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に10Hz以下の緩やかな周期の低周波モジュレーションをかけて、ゆらぎを不規則にしている。このときの波形を図3(b)に示す。なお、信号発振部7aが発生させる超音波は、ピンクノイズに限定されず、1/fαゆらぎであってもよい。
また、心拍情報取得部8は、圧電シートである。心拍情報取得部8は、使用者2がベッド1に横たわったときに、使用者2の背中(心臓部の下)に位置するように配置されている。心拍情報取得部8は、使用者2の心拍情報を取得する。
そして、体動センサ部9は、加速度センサである。体動センサ部9は、使用者2の体に取り付けられている。体動センサ部9は、使用者2の体の加速度を検出することにより、使用者2の体動情報を検出する。なお、本実施形態では、体動センサ部9として、加速度センサを用い、使用者2の体の加速度を検出することにより、使用者2の体動情報を検出するが、例えば、使用者2の一定時間あたりの体動回数を計測し、使用者2の体動情報を検出することもできる。ここで、本実施形態では、体動センサ部9は、使用者2に取り付けられているが、使用者2が体動センサ9の接触の違和感により、リラックスできず、睡眠に入りにくい虞がある。そのため、非接触型の体動センサを用いてもよい。この場合、非接触型の体動センサをベッド1のマットレス13内部に搭載し、マットレス13の揺れ方から使用者2の加速度を検出したり、マットレス13が揺れる回数を計測したりすることにより、使用者2の体動情報を検出することができる。
また、指示入力部10は、タッチパネルモニターである。指示入力部10は、使用者2が操作しやすいように、枕4近傍に設置されている。指示入力部10は、使用者2からの指示が入力されると、その情報を制御部11へ伝える。指示入力部10と制御部11とは、有線で接続しても、無線で接続してもよい。
また、制御部11は、コントローラーである。制御部11は、ベッド1の内部に設置されている。制御部11は、上述の各部を制御し、使用者2の環境を整え、使用者2を睡眠に誘導する。
ここで、制御部11は、使用者2の心拍情報および体動情報について、使用者2が覚醒しているときと眠っているときとの閾を設定し、心拍情報取得部8および体動センサ部9が計測した使用者2の心拍情報および体動情報を監視する。そして、制御部11は、使用者2の心拍情報または体動情報が閾を超えたときに、使用者2が入眠したと判断して、音情報再生部5や超音波出力部7の動作を停止させる。閾は、心拍情報であれば、心拍数の閾値であり、体動情報であれば、使用者2の体の加速度や一定時間あたりの体動回数の閾値であり、これらの情報は、使用者2が覚醒しているときと眠っているときとで異なる。
ところで、上述の閾は、使用者ごとに異なる。そのため、制御部11は、当初は、ある程度の幅を持った閾を設定しており、入眠促進装置3を使用した使用者ごとに適切な閾を学習する。具体的な学習方法として、例えば、脳波センサ(図示せず)が使用者2の脳波を測定し、制御部11は、少なくとも一つの人の睡眠状態における脳波のサンプルを格納しており、使用者2の脳波と該サンプルとを比較する。そして、制御部11は、使用者2の脳波が該サンプルの波形に近似した場合に、使用者2が眠ったと判断して、そのときの使用者2の体動情報を閾として設定しながら使用者2に適切な閾を学習する。また、制御部11が脳波センサにより測定された使用者2の脳波の時間変化から使用者2の入眠を推定し、使用者2の体動情報とリンクさせて、使用者2の体動情報の閾を設定しながら使用者2に適切な閾を学習するようにすることもできる。なお、制御部11が少なくとも一つの人の睡眠状態における体動情報のサンプルを格納しており、直接、使用者2の体動情報を測定し、該サンプルと比較することにより、使用者2の入眠を推定して、使用者2の体動情報の閾を設定しながら使用者2に適切な閾を学習する構成を採用してもよいことは言うまでもない。
また、制御部11は、一旦学習した使用者ごとの適切な閾を記憶する。そして、使用者2は、指示入力部10を用いて自分が入眠促進装置3を使用することを制御部11に伝えればよい。これにより、制御部11は、使用者2に適切な閾を設定する。また、使用者2が誰であるかを認証し、自動的に使用者2の閾が設定される構成を採用することもできる。使用者2の認証は、例えば、顔認証システムなどの生体認証システム(図示せず)により行うことができる。
以下、入眠促進装置3の動作について説明する。
まず、使用者2は、ベッド1に入り、指示入力部10を用いて、入眠促進装置3の動作をスタートさせる。
すると、枕4に内蔵されている超音波出力部7は、信号発振部7aでピンクノイズを発生させ、超音波発生部7bでピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に該非可聴成分の周波数変調成分を合成して非可聴音で高周波成分の超音波を生成し使用者2に照射する。
同時に、必要に応じて、音情報再生部5は、CDなどを用いて、あらかじめ設定されている使用者2の好みに合った音楽またはBGMの情報を再生し、音出力部6は、該情報に基づく音楽またはBGMを出力する。
上述の超音波と音楽またはBGMとが使用者2をリラックスさせ、睡眠に誘導する。
このとき、心拍情報取得部8は、使用者2の心拍情報を取得し、体動センサ部9は、使用者2の体動情報を検出する。
一方、制御部11は、使用者2の心拍情報と体動情報について、使用者2が覚醒しているときと眠っているときとの閾を設定しており、心拍情報取得部8および体動センサ部9それぞれが計測した使用者2の心拍情報および体動情報を監視している。そして、制御部11は、使用者2の心拍情報または体動情報があらかじめ設定された閾を超えたときに、使用者2が眠ったと判断して、音情報再生部5や超音波出力部7の動作を停止させる。
したがって、入眠促進装置3は、ピンクノイズを発生させる信号発振部7aと、ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に該非可聴成分の周波数変調成分を合成して非可聴音で高周波成分の超音波を生成し使用者2に照射する超音波発生部7bと、を備え、少なくとも超音波発生部7bが枕に設けられているので、様々な使用者を一様にリラックスさせるとともに飽きを生じさせず、より効果的に睡眠に誘導することができる。
また、例えば、使用者2が覚醒しているときと眠っているときとの心拍情報の閾を設定し、心拍情報が閾を超えたとき、すなわち使用者2が眠っていると判断されたときに、自動的に超音波の照射が停止されるので、必要以上に超音波が照射されることがなく、入眠促進装置3の使用時のコストを低減することができる。
同様に、例えば、使用者2が覚醒しているときと眠っているときとの体動情報の閾を設定し、体動情報が閾を超えたとき、すなわち使用者2が眠っていると判断されたときに、自動的に超音波の照射が停止されるので、必要以上に超音波が照射されることがなく、入眠促進装置3の使用時のコストを低減することができる。
そして、音楽またはBGMが使用者2に発信されるようにすれば、使用者2をさらにリラックスさせて、さらに効果的に睡眠に誘導することができる。
(実施形態2)
図4は、実施形態2に係る建物の住宅内部の使用状態を示す図である。図4に示すように、住宅21には、使用者2を睡眠に誘導する入眠促進装置3、使用者2が眠るソファーベッド22、および使用者が入退室するためのドア23が設けられている。
ここで、入眠促進装置3の内部構成は、図2に示すとおりである。
以下、入眠促進装置3の基本構成について実施形態1と異なる点を詳述する。
まず、音情報再生部5は、ホームシアター24に使用されており、壁28に設置されたテレビ25の下に設けられて、テレビ25と接続されている。
次に、音出力部6は、ホームシアター24に使用されており、例えば、二つの音出力部6,6を用いて、音をステレオ出力させる。この場合、二つの音出力部6,6は、テレビ25を挟む形で、ソファーベッド22にいる使用者2と二等辺三角形を描くように配置される。また、5.1chサラウンドシステムを用いてもよい。
そして、超音波出力部7は、住宅21の床26、天井27、および壁28に設けられている。なお、本実施形態では、超音波出力部7が住宅21の床26、天井27、および壁28に設けられているが、超音波出力部7のうち超音波発生部7bが住宅21の床26、天井27、または壁28の少なくとも一つに設けられていればよい。
また、心拍情報取得部8は、使用者2がソファーベッド22に座ったときおよび横たわったときに、使用者2の背中(心臓部の下)に位置するように配置されている。
そして、体動センサ部9は、使用者2の体に取り付けない非接触型のものを用いる場合には、非接触型の体動センサをソファーベッド22内部に搭載し、ソファーベッド22の揺れ方から使用者2の加速度を検出したり、ソファーベッドが揺れる回数を計測したりすることにより、使用者2の体動情報を検出することができる。
また、指示入力部10は、使用者2が操作しやすいように、ソファーベッド22近傍に設けられている。なお、指示入力部10をホームシアター24への指示入力をするリモコンに兼用することができる。この場合、指示入力部10は、実用性の観点から、制御部11と無線通信するように構成されていることが好ましい。
また、制御部11は、例えば、テレビ25、音情報再生部5や音出力部6が設置されている壁面に収納されており、ホームシアター24の制御に兼用することができる。
なお、ドア23、床26、天井27や壁28には、防音処理がなされている。
入眠促進装置3の動作は、実施形態1で述べたとおりである。
したがって、入眠促進装置3は、少なくとも超音波発生部7bが住宅21の床26、天井27、または壁28の少なくとも一つに設けられているので、様々な使用者を一様にリラックスさせるとともに飽きを生じさせず、より効果的に睡眠に誘導することができる。
(a)は、実施形態1に係るベッドの使用状態を示す図であり、(b)は、使用者の頭部近傍を示す図である。 入眠促進装置の内部構成を示すブロック図である。 (a)は、ピンクノイズの波形を示す図であり、(b)は、ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に10Hz以下の緩やかな周期の低周波モジュレーションをかけて、ゆらぎを不規則にしたときの波形を示す図である。 実施形態2に係る建物の住宅内部の使用状態を示す図である。
符号の説明
1 ベッド
2 使用者
3 入眠促進装置
4 枕
5 音情報再生部
6 音出力部
7 超音波出力部
7a 信号発振部
7b 超音波発生部
8 心拍情報取得部
9 体動センサ部
10 指示入力部
11 制御部
12 ヘッドボード
13 マットレス
21 住宅
22 ソファーベッド
23 ドア
24 ホームシアター
25 テレビ
26 床
27 天井
28 壁

Claims (5)

  1. 使用者の入眠を促進させる入眠促進装置であって、
    ピンクノイズを発生させる信号発振部と、
    ピンクノイズのうち20kHz以上の非可聴成分に該非可聴成分の周波数変調成分を合成して非可聴音で高周波成分の超音波を生成し使用者に照射する超音波発生部と、
    使用者の体動情報を検出する体動センサ部と
    各部を制御する制御部と、
    を備え
    制御部は少なくとも一つの人の睡眠状態における体動情報のサンプルを格納しており、体動センサ部により検出した体動情報と該サンプルとを比較することにより、使用者の入眠を推定して、使用者の体動情報の閾を設定し、体動センサ部により検出された体動情報が該設定された閾を超えた場合に超音波の照射を停止することを特徴とする入眠促進装置。
  2. 使用者の心拍情報を取得する心拍情報取得部をさらに備え、
    制御部は、心拍情報取得部により取得された心拍情報が予め設定された閾を超えた場合に超音波の照射を停止することを特徴とする請求項1に記載の入眠促進装置。
  3. 使用者に音楽またはBGMを発信する音情報発信部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の入眠促進装置。
  4. 枕と、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の入眠促進装置と、
    を備え、
    入眠促進装置は、少なくとも超音波発生部が枕に設けられていることを特徴とするベッド。
  5. 床、天井、または壁の少なくとも一つを有する住宅と、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の入眠促進装置と、
    を備え、
    入眠促進装置は、少なくとも超音波発生部が住宅の床、天井、または壁の少なくとも一つに設けられていることを特徴とする建物。
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