JP2018068058A - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2018068058A
JP2018068058A JP2016206119A JP2016206119A JP2018068058A JP 2018068058 A JP2018068058 A JP 2018068058A JP 2016206119 A JP2016206119 A JP 2016206119A JP 2016206119 A JP2016206119 A JP 2016206119A JP 2018068058 A JP2018068058 A JP 2018068058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
motor
coils
winding
teeth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016206119A
Other languages
English (en)
Inventor
修 中▲崎▼
Osamu Nakazaki
修 中▲崎▼
幸次 守谷
Koji Moriya
幸次 守谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2016206119A priority Critical patent/JP2018068058A/ja
Priority to CN201710695251.XA priority patent/CN107968494A/zh
Publication of JP2018068058A publication Critical patent/JP2018068058A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/04Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/48Fastening of windings on the stator or rotor structure in slots
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P5/00Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors
    • H02P5/46Arrangements specially adapted for regulating or controlling the speed or torque of two or more electric motors for speed regulation of two or more dynamo-electric motors in relation to one another
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C2045/1784Component parts, details or accessories not otherwise provided for; Auxiliary operations not otherwise provided for
    • B29C2045/1792Machine parts driven by an electric motor, e.g. electric servomotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】スロット内のコイルの占積率を高めたモータを提供する。【解決手段】ステータコア10は、円環状ヨーク12および円環状ヨーク12から径方向内周側に突起した複数のティース14を有し、複数のティース14の間に複数のスロットが形成される。複数のレーストラック型のコイル30は、それぞれが規則的に整列して巻回された巻線を有する。複数のレーストラック型コイル30はそれぞれ、外周側の1辺と内周側の1辺とが異なるスロットに挿入される分布巻の形態で、巻線の規則的な整列を維持したまま複数のスロットに収容される。【選択図】図4

Description

本発明は、モータに関する。
インナーロータ型のモータ(回転電動機)は、インナーロータ(回転子)とアウターステータ(固定子)を備える。アウターステータは、ステータコアと巻線(コイル)を有する。図1(a)、(b)は、ステータコアを示す図である。ステータコア10は、円環状のヨーク12と、ヨーク12から径方向内周側に突起した複数のティース14(磁極歯)を有する。複数のティース14の間には、複数のスロット16が形成されており、コイルは、スロット16に埋め込まれた形態で、ティース14に巻装される。
コイルの形態は大きく集中巻と分巻に分類される。集中巻では、各ティース14ごとにコイルが集中して巻装される。一方、分布巻では、複数のティース14を跨いでコイルが巻装され、コイルエンドにおいて異相または同相のコイル同士が隣接し、あるいは重なりあっている。集中巻のステータは、分布巻のそれと比べてコイルエンドを小さくでき、モータの小型化、高効率化に有利である。一方、分布巻のステータは、ステータの内周に形成される回転磁界を正弦波に近づけることができ、したがって集中巻に比べて高出力を得やすく、また騒音を低減しやすいという利点がある。
さらなるモータの高出力化のためには、ステータコアのスロット内のコイル占積率(導線の断面積/スロットの断面積)を高めるのが有効である。コイル占積率を高める手段として、略矩形の断面形状を有する素線銅線(平角線)をコイルとして用いる方法がある。平角線はその形状の特徴から、丸線と比較して巻線間の隙間を小さくできる。しかしながら平角線は丸線に比べて剛性が高く、柔軟性に劣るため、コイルエンドの高さが高くなり、小型化が難しいという問題がある。かかる事情から、平角線ではなく丸線を用いたコイルによって、ステータを形成したい場合がある。
特許第5680159号公報
図2(a)〜(c)は、丸線を用いた比較技術に係るステータ2Rを示す図である。はじめに丸線である導線32を巻枠(不図示)に巻き取ることにより、図2(a)に示すような実質的に均一な幅(径)を有するレーストラック型のコイル30Rが形成される。コイル30Rは図2(a)に示すように整列巻にて形成され、あるいは乱巻(不図示)で形成されうる。
レーストラック型コイル30Rの径は、スロット16の開口幅より大きいため、そのままではスロットに挿入することが難しい。そこで図2(c)に示すように、コイル30Rの外周側の下口コイルE1は、巻線32の束を崩しながら1本ずつほぐしてステータコア10の対応するスロット16に径方向に挿入される。同様に内周側の上口コイルE2についても、巻線32の束を崩しながら1本ずつほぐしてステータコア10の対応する別のスロット16に径方向に挿入される。この際に生ずるエアポケット34が、コイルの占積率が低下させる要因となっている。
図3(a)、(b)は、比較技術に係るステータ2Rの斜視図である。図3(a)には、ステータ2R全体が示される。比較技術では、巻線32がスロット16に手作業で挿入されるため、スロット16内の巻線32は崩れており、その配列に規則性を見いだすことはできない。
図3(b)には、コイルエンドの拡大図が示される。スロット16に巻線32を崩しながら押し込むため、スロット16の内部だけでなくコイルエンドにおいても、巻線32の形状は崩れており、不規則である。
特に比較技術では、コイルエンドにおいて、隣接するコイル30同士の干渉が問題となる。具体的には、レーストラック型コイル30Rのコイルエンドにおける断面形状が、丸あるいは矩形に近いため、コイルエンドの頂点付近で、隣接するコイル同士が干渉し合う。このため、先に巻装した巻線32をコアの外周側に倒し込み、コイルエンドのスペースを確保した後に、次の巻線32を巻装する必要がある。
巻線32をコアの外周側に倒し込む際には、ハンマーなどでコイルエンドを叩く工程が必要となる場合があり、
また、巻線32をコアの外周側に倒し込む際に、スロット内の巻線32が崩れてエアポケットが膨らみ、占積率が低下する要因となる。加えて、外周側に倒し込んだ巻線32が、ステータコア10を収容するフレーム(不図示)と近接するため、絶縁距離を確保するのが難しくなるという問題が生ずる。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、コイルエンドにおける隣接するコイル同士の干渉を低減したモータの提供にある。
本発明のある態様はモータに関する。モータは、円環状ヨークおよび円環状ヨークから径方向内周側に突起した複数のティースを有し、複数のティースの間に複数のスロットが形成されるステータコアと、複数のスロットに分布巻の形態で挿入された複数のコイルと、を備える。複数のコイルはそれぞれ、巻回された巻線を有するレーストラック型であり、コイルエンドにおける複数のコイルの断面は、隣接するコイルの重なり方向の第1長さが、それと直角な方向の第2長さより短い偏平形状を有する。
この態様によると、コイルエンドにおいて隣接するコイル同士の干渉を抑制できる。
コイルエンドの頂部において、第1長さは、第2長さの1/2以下であってもよい。
本発明の別の態様もまた、モータである。このモータは、円環状ヨークおよび円環状ヨークから径方向内周側に突起した複数のティースを有し、複数のティースの間に複数のスロットが形成されるステータコアと、複数のスロットに分布巻の形態で挿入された複数のコイルと、を備える。複数のコイルはそれぞれ、巻回された巻線を有するレーストラック型であり、コイルエンドにおける複数のコイルの断面は、各コイルが隣接するコイルと干渉せずに、かつ各コイルが外周側に倒れ込まないように、偏平している。
なお本明細書において「各コイルが隣接するコイルと干渉せずに」とは、コイル同士が接触しないことまで要求する趣旨ではなく、コイルが変形する程度の干渉をいう。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
さらに、この課題を解決するための手段の記載は、すべての欠くべからざる特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
本発明のある態様によれば、コイルエンドにおける隣接するコイル同士の干渉を低減できる。
図1(a)、(b)は、ステータコアを示す図である。 図2(a)〜(c)は、丸線を用いた比較技術に係るステータを示す図である。 図3(a)、(b)は、比較技術に係るステータの斜視図である。 実施の形態に係るモータのステータを示す斜視図である。 コイルの斜視図である。 ステータのコイルエンド部を示す図である。 図7(a)、(b)は、コイルエンドを上から見た平面図である。 図8(a)〜(c)は、レーストラック型のコイルの巻枠を示す図である。 コイルの成型に使用する型枠を示す図である。 実施の形態に係るモータを備える射出成形機のブロック図である。 実施の形態に係る射出成形機の機構系を示す側面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図4は、実施の形態に係るモータのステータ2を示す斜視図である。モータは、アウターステータ、インナーロータ型であり、ステータ2は、ステータコア10および複数のコイル30を備える。
ステータコア10は、円環状のヨーク12と、ヨーク12から径方向内周側に突起した複数のティース14を有する。隣接する2つのティース14の間には、スロット16が形成される。複数のコイル30は、複数のスロット16に分布巻の形態で挿入される。コイル30は、巻回された巻線を有するレーストラック型である。コイル30は、実際には巻線の束である図4では外形のみを示しており、また巻線は、スロット内において膨らむが、図4には膨らみを考慮しないで描いている。
コイルエンドにおいて、隣接するコイル30の重なり方向を、第1方向(図中、矢印Aで示す)とし、それと垂直な方向を第2方向(図中、矢印Bで示す)とする。複数のコイル30の断面は、第1方向の長さ(厚みd)が、第2方向の長さ(幅W)より短い偏平形状を有する。
図5は、コイル30の斜視図である。図5には、コイル30の一部の断面Cが示される。コイル30は、複数の巻線32の束である。コイル30は整列巻で形成してもよいし、乱巻で形成してもよい。
図6は、ステータ2のコイルエンド部を示す図である。コイル30は、複数の巻線32の束である。コイルエンドにおいて、隣接するコイル30が、偏平した断面形状を有して重なりあっている。これにより干渉が低減される。コイル30は、コイルエンドにおいて、広げた扇子のような形状を有するとも言える。
図7(a)、(b)は、コイルエンドを上から見た平面図である。図7(a)には、実施の形態に係るステータコア10のコイルエンドが、図7(b)には比較技術に係るステータコア10Rのコイルエンドが示される。
図7(b)に示すように比較技術では、コイル同士が干渉し合うため、コイルを矢印Cで示す外周側に逃がしながら、次々にコイルを押し込んでいく。これに対して本実施の形態では、上述のようにコイルエンドにおいてコイル同士の干渉が低減されるため、図7(a)に示すように、コイルをコアの外周側に倒し込む必要がなくなる。これにより、倒し込みに起因するスロット内の巻線の崩れが抑制されて、占積率を高めることが可能となる。また、フレームとの絶縁距離の問題も解消することができる。
続いて図5のコイル30の製法について説明する。
(第1の製法)
第1の製法では、巻枠を利用して形成される。図8(a)〜(c)は、レーストラック型のコイル30の巻枠を示す図である。図8(a)は、巻枠40の全体の斜視図であり、図8(b)は巻枠40の一部分を破断した斜視図であり、図8(c)は、巻芯42の斜視図および矢視図である。
巻枠40は、巻芯42と、巻芯42を両側面から挟み込む端板44、46を備える。巻芯42の側面48に沿って、丸線を巻回すことにより、図5に示すレーストラック状のコイル30を形成することができる。
(第2の製法)
第2の製法では、予め形成したレーストラック状のコイル30を、型枠を利用して成型させる。図9は、コイル30の成型に使用する型枠50を示す図である。型枠50には、コイル30と嵌合する凹部52が形成されている。この凹部52に、乱巻あるいは整列巻で形成され、周長がコイル30と実質的に等しい成型前のレーストラックコイル30Aを嵌め込み、型枠50をプレスすることにより、コイル30が成型される。
<用途>
実施の形態に係るステータ2を備えるモータの用途を説明する。図10は、実施の形態に係るモータを備える射出成形機のブロック図である。射出成形機200は、射出装置211、可塑化移動装置220、型締装置212、エジェクタ装置271、安全扉ロック装置299、サーボドライバ131〜135、コンバータ回路110、コントローラ121、および操作部122等を備えている。サーボドライバ131〜135には、モータを駆動するインバータ回路111〜115がそれぞれ設けられている。
射出装置211は、成形材料を溶解および射出する。射出装置211には、成形材料の投入量を調整する計量用モータ283と、成形材料の吐出量を調整する射出用モータ286とが設けられている。計量用モータ283はサーボモータであり、コントローラ121の指令に基づきサーボドライバ131によって駆動される。射出用モータ286も同様にサーボモータである。射出用モータ286はコントローラ121の指令に基づきサーボドライバ132によって駆動される。
可塑化移動装置220は、射出装置211を搬送して、射出装置211の加熱シリンダ215(図11を参照)を金型装置243(図11を参照)に圧接又は離間させる装置である。可塑化移動装置220には、射出装置211を搬送するための可塑化移動用モータ222が設けられている。可塑化移動用モータ222はサーボモータであり、コントローラ121の指令に基づきサーボドライバ133によって駆動される。
型締装置212には、射出材料が充填される金型装置243(図11を参照)が固定される。型締装置212は、金型装置243の型開、型締、および型閉を行う。型締装置212には、このように動作するための型締用モータ257が設けられている。型締用モータ257は、サーボモータであり、コントローラ121の指令に基づきサーボドライバ134によって駆動される。
エジェクタ装置271は、固化した成形品を金型装置243から押し出す装置である。エジェクタ装置271には、成形品を押し出すためのエジェクト用モータ272と、エジェクト用モータ272の制動を行うブレーキ機構273およびブレーキ回路274とが設けられている。ブレーキ機構273およびブレーキ回路274によりブレーキ装置が構成される。エジェクト用モータ272およびブレーキ回路274は、コントローラ121の指令に基づきサーボドライバ135によって駆動される。
安全扉ロック装置299は、射出成形機200のハウジングの扉をロックおよびロックの解除を行う。扉のロックが解除されることで、操作者が金型装置243から押し出された成形品を取り出すことが可能となる。安全扉ロック装置299は、コントローラ121により制御される。
コンバータ回路110は、電源100から電力を受けて直流電圧を生成する。インバータ回路111〜115は、この直流電圧からモータ駆動用の交流電圧を生成し、計量用モータ283、射出用モータ286、可塑化移動用モータ222、型締用モータ257、エジェクト用モータ272へ出力する。コンバータ回路110は、安全扉ロック装置299など他の構成要素を駆動する直流電圧を生成してもよい。
コントローラ121は、CPU(中央演算処理装置)、作業用のメモリ、制御プログラムが記憶された記憶装置、各種の信号を入出力する入出力ポートなどを含み、CPUが制御プログラムを実行することで射出成形機200の各部の制御を行う。
操作部122は、操作者による操作によってコントローラ121に操作信号を出力する。操作者は、操作部122を介して射出成形工程の開始および停止などの指令を入力することができる。
次に、射出成形機200の機構系の説明を行う。図11は、本発明の実施の形態に係る射出成形機の機構系を示す側面図である。
射出装置211と型締装置212とは互いに対向して配置されている。射出装置211は射出装置フレーム214に支持され、射出装置フレーム214は成形機フレーム213に支持されている。射出装置フレーム214の長手方向にはガイド281が支持されている。
射出装置フレーム214には、ボールねじ軸221が回転自在に支持され、ボールねじ軸221の一端は可塑化移動用モータ222に連結している。ボールねじ軸221とボールねじナット223とは螺合し、ボールねじナット223と射出装置211とはスプリング24及びブラケット225を介して連結している。これにより、可塑化移動用モータ222が順方向あるいは逆方向に駆動すると、この回転運動は、ボールねじ軸221とボールねじナット223との組合せ、すなわち、ねじ装置291によって直線運動に変換され、この直線運動がブラケット225に伝達される。そして、ブラケット225がガイド281に沿って矢印A方向に移動して、射出装置211が進退する。ブラケット225には、図示しないフレームを介して射出用モータ286が固定的に支持されている。射出用モータ286が停止している状態では、ブラケットが矢印A方向に移動することで、加熱シリンダ215、スクリュ226、計量用モータ283、射出用モータ286、および支持部材282等を含む、射出装置211の全体がブラケット225に伴って移動する。
ブラケット225には、前方(図11の左方)に向けて加熱シリンダ215が固定され、加熱シリンダ215の前端(図11の左端)に射出ノズル216が設けられている。加熱シリンダ215にはホッパ217が配設され、加熱シリンダ215の内部にはスクリュ226が進退(図11の左右方向に移動)自在に、かつ、回転自在に配設され、スクリュ226の後端(図11の右端)が支持部材282によって支持されている。
支持部材282には計量用モータ283が取り付けられ、この計量用モータ283の駆動軸の回転がタイミングベルト284を介してスクリュ226に伝達されるようになっている。
射出用モータ286が固定されている図示しないフレームには、スクリュ226と平行にボールねじ軸285が回転自在に支持されている。ボールねじ軸285と射出用モータ286とはタイミングベルト287を介して連結している。ボールねじ軸285の前端は、支持部材282に固定されたボールねじナット289と螺合している。これにより、射出用モータ286を駆動すると、その回転運動は、ボールねじ軸285とボールねじナット289との組合せ、すなわち、ねじ装置292によって直線運動に変換され、該直線運動が支持部材282に伝達される。
上記のような射出装置211の構成により、計量工程においては、計量用モータ283が駆動され、タイミングベルト284を介してスクリュ226が回転し、ホッパ217から供給された樹脂は、加熱シリンダ215内において加熱され、溶融して、スクリュ226の回転に伴ってスクリュ226の前方に溜められる。
射出工程においては、射出ノズル216が固定金型244に押し付けられ、射出用モータ286が駆動され、タイミングベルト287を介してボールねじ軸285が回転する。このとき、支持部材282はボールねじ軸285の回転に伴って移動し、スクリュ226を前進(図11の左方に移動)させる。スクリュ226の前進と回転により、スクリュ226の前方に溜められた樹脂は射出ノズル216から射出され、固定金型244と可動金型245との間に形成されたキャビティ空間247に充填される。
型締装置212は、成形機フレーム213に支持されている。型締装置212には、固定金型244及び可動金型245から成る金型装置243が固定される。
型締装置212は、固定プラテン251、トグルサポート252、固定プラテン251とトグルサポート252との間に架設されたタイバー253、固定プラテン251と対向し且つタイバー253に沿って進退自在にされた可動プラテン254、および可動プラテン254とトグルサポート252との間に配置されたトグル機構256を備える。固定プラテン251と可動プラテン254には、互いに対向するように固定金型244と可動金型245がそれぞれ取り付けられている。
トグル機構256は、クロスヘッド258に対して揺動自在に支持されたトグルレバー261、トグルサポート252に対して揺動自在に支持されたトグルレバー262、および可動プラテン254に対して揺動自在に支持されたトグルアーム263を備えている。トグルレバー261とトグルレバー262とは互いにリンク結合し、トグルレバー262とトグルアーム263とは互いにリンク結合している。
トグルサポート252にはボールねじ軸264が回転自在に支持されている。ボールねじ軸264は、クロスヘッド258に固定されたボールねじナット265と螺合している。型締用モータ257(図10)は、ボールねじ軸264を回転駆動するために、トグルサポート252の側面に取り付けられている。
型締用モータ257(図10)が駆動すると、この回転運動が、ボールねじ軸264とボールねじナット265との組合せ、すなわち、ねじ装置293によって直線運動に変換される。この直線運動はクロスヘッド258に伝達され、該クロスヘッド258は矢印C方向に進退する。クロスヘッド258が前進(図11の右方に移動)すると、トグル機構256が伸展して可動プラテン254が前進し、型閉及び型締が行われる。一方、クロスヘッド258が後退(図11の左方に移動)すると、トグル機構256が屈曲して可動プラテン254が後退し、型開が行われる。
エジェクタ装置271は可動プラテン254の背面に設けられている。エジェクタ装置271は、可動金型245を貫通して延び、前端がキャビティ空間247に達するエジェクトピンを備える。エジェクトピンは、平行移動可能に支持されている。エジェクト用モータ272の回転運動が、タイミングベルトと、ボールねじ軸およびボールねじナットの組み合わせであるネジ装置とを介して伝達されて、エジェクトピンを動かす。エジェクトピンの支持機構には、キャビティ空間に突き出されたエジェクトピンを元の位置に戻すためのリターンスプリングが設けられている。ブレーキ機構273(図10)は、エジェクトピンが成形品を金型装置243から押し出した際に、エジェクト用モータ272の回転を制動して、エジェクトピンが移動しないように保持する。
実施の形態に係るステータ2の構造は、図10の射出成形機200に使用されるモータ283,286,222,257,272,273の少なくともひとつに採用することができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
実施の形態では、スキュー無しのティース14を有するステータコア10について説明したが本発明はそれには限定されず、スキュー付きのステータコア10にも適用可能である。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
2…ステータ、10…ステータコア、12…ヨーク、14…ティース、16…スロット、30…カセットコイル、32…巻線、40…巻枠、42…巻芯、44,46…端板。

Claims (3)

  1. 円環状ヨークおよび前記円環状ヨークから径方向内周側に突起した複数のティースを有し、複数のティースの間に複数のスロットが形成されるステータコアと、
    前記複数のスロットに分布巻の形態で挿入された複数のコイルと、
    を備え、
    前記複数のコイルはそれぞれ、巻回された巻線を有するレーストラック型であり、
    コイルエンドにおける前記複数のコイルの断面は、隣接するコイルの重なり方向の第1長さが、それと直角な方向の第2長さより短い偏平形状を有することを特徴とするモータ。
  2. 前記コイルエンドの頂部において、前記第1長さは、前記第2長さの1/2以下であることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 円環状ヨークおよび前記円環状ヨークから径方向内周側に突起した複数のティースを有し、複数のティースの間に複数のスロットが形成されるステータコアと、
    前記複数のスロットに分布巻の形態で挿入された複数のコイルと、
    を備え、
    前記複数のコイルはそれぞれ、巻回された巻線を有するレーストラック型であり、
    コイルエンドにおける前記複数のコイルの断面は、各コイルが隣接するコイルと干渉せずに、かつ各コイルが外周側に倒れ込まないように、偏平していることを特徴とするモータ。
JP2016206119A 2016-10-20 2016-10-20 モータ Pending JP2018068058A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206119A JP2018068058A (ja) 2016-10-20 2016-10-20 モータ
CN201710695251.XA CN107968494A (zh) 2016-10-20 2017-08-15 马达

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016206119A JP2018068058A (ja) 2016-10-20 2016-10-20 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018068058A true JP2018068058A (ja) 2018-04-26

Family

ID=61997504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016206119A Pending JP2018068058A (ja) 2016-10-20 2016-10-20 モータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2018068058A (ja)
CN (1) CN107968494A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113241913B (zh) * 2021-04-21 2022-04-12 中机国际工程设计研究院有限责任公司 跑道型线圈的暂存台、定位暂存方法及其生产线

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06284614A (ja) * 1993-01-27 1994-10-07 Nippondenso Co Ltd 回転電機の電機子
JPH09215238A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Hitachi Ltd 回転機および成形方法
JP2011188724A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Toyota Industries Corp 回転電機のステータ及び回転電機のステータにおけるコイル製造方法
WO2013051469A1 (ja) * 2011-10-04 2013-04-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ製造方法及びステータ製造装置
JP2013070522A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Aisin Aw Co Ltd 回転電機用電機子及びその製造方法
JP5566541B1 (ja) * 2013-03-28 2014-08-06 三菱電機株式会社 回転電機
JP2015177725A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用コイル

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3798968B2 (ja) * 2001-11-08 2006-07-19 三菱電機株式会社 回転電機の固定子の製造方法
US8427024B2 (en) * 2009-12-18 2013-04-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stator
WO2011111682A1 (ja) * 2010-03-11 2011-09-15 株式会社 豊田自動織機 回転電機のステータ、ステータの製造方法、及びステータにおけるコイル製造方法
JP5702179B2 (ja) * 2011-02-09 2015-04-15 本田技研工業株式会社 コイルセグメントの製造方法
JP6146219B2 (ja) * 2013-03-29 2017-06-14 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 同芯巻コイルの成形方法及び成形装置
US20170054339A1 (en) * 2014-04-24 2017-02-23 Mitsubishi Electric Corporation Stator of rotary electrical machine and rotary electrical machine using such stator
JP6622995B2 (ja) * 2015-07-28 2019-12-18 株式会社安川電機 回転電機、回転電機の製造方法、固定子コイル、コイル樹脂構造体

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06284614A (ja) * 1993-01-27 1994-10-07 Nippondenso Co Ltd 回転電機の電機子
JPH09215238A (ja) * 1996-01-30 1997-08-15 Hitachi Ltd 回転機および成形方法
JP2011188724A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Toyota Industries Corp 回転電機のステータ及び回転電機のステータにおけるコイル製造方法
JP2013070522A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Aisin Aw Co Ltd 回転電機用電機子及びその製造方法
WO2013051469A1 (ja) * 2011-10-04 2013-04-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ製造方法及びステータ製造装置
JP5566541B1 (ja) * 2013-03-28 2014-08-06 三菱電機株式会社 回転電機
JP2015177725A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 回転電機用コイル

Also Published As

Publication number Publication date
CN107968494A (zh) 2018-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4856162B2 (ja) 型締装置
KR101797884B1 (ko) 코일 엔드 성형 장치 및 방법
JP2003264966A (ja) 巻線方法及び巻線装置
JP2010173333A (ja) 型締装置及び型厚調整方法
JPH06104329B2 (ja) コアキシヤル・エジエクタ装置
US11135750B2 (en) Injection mold
US20050095311A1 (en) Horizontal multi-material molding machine
US20150243436A1 (en) Winding apparatus and winding method
JP2018068058A (ja) モータ
JP4732226B2 (ja) 型締装置及び型締力制御方法
JP5774442B2 (ja) 射出成形機
JP2006197722A (ja) 直線駆動装置
JP6255734B2 (ja) コア部材及びそれを用いた回転電機とその製造方法及び製造装置
JPH05237893A (ja) 射出成形機の型締装置
JP2007312575A (ja) 直線駆動装置
JP3822354B2 (ja) 射出成形機
JP6315559B2 (ja) 射出成形機、およびモータ
KR101395386B1 (ko) 사출성형기
JP6199751B2 (ja) 射出成形機
JP2006115665A (ja) 直線駆動装置
JP3496089B2 (ja) 射出成形機の駆動装置
JP5749127B2 (ja) 射出成形機
JP6572549B2 (ja) ステータコイル製造装置及び製造方法
JP6289904B2 (ja) 射出成形機
JP2013184465A (ja) 射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210706

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210706

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210715

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210720

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210903

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210907

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20211109

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220420

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220726

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220830

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20221129

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20221206

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20230110

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20230110