JP2018065332A - 記録材綴じ装置および記録材後処理装置 - Google Patents

記録材綴じ装置および記録材後処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】厚い記録材束用の高歯と薄い記録材束用の低歯とを備えた記録材綴じ装置において、低歯により綴じられた部分の結合力を大きくする。【解決手段】上側歯列34と下側歯列36により記録材束を挟んで波形状に変形させて記録材を綴じる。下側歯列36は、高い歯丈hd1の下側高歯40が並んだ高歯区間44と、低い歯丈hd2の下側低歯42が並んだ低歯区間46を有する。低歯区間46において、下側低歯42の歯先幅を広くすることにより、記録材の結合力が大きくなる。【選択図】図2

Description

本発明は、記録材綴じ装置および記録材後処理装置に関する。
重ねられた複数枚の記録材を噛み合う対をなす歯列で挟んで圧力を加え、波形状に変形させて互いに結合させる記録材綴じ装置が知られている。このような記録材綴じ装置において、噛み合う歯列の各歯の噛み合い高さには、記録材束の厚さに応じた適した値がある。記録材束が薄い場合、歯の噛み合い高さは小さくても記録材を波形状に変形することができる。しかし、噛み合い高さが小さい歯列で厚い記録材束を綴じようとすると、記録材同士が結合されるまで十分に記録材を変形させることができない場合がある。記録材束が厚い場合には、噛み合い高さが大きい歯列を用いることで対応することができる。一方、噛み合い高さが大きい歯列で薄い記録材束を綴じようとすると記録材が破れてしまう場合があり、このため記録材同士が結合しない場合がある。
下記特許文献1には、歯同士の噛み合い高さが異なる2つの歯列を設けることにより、または1つの歯の中に噛み合い高さが異なる部分を設けることにより記録材束の厚さの違いに対応した装置が記載されている。
特開2016−790000号公報
記録材束が薄い場合と厚い場合の双方に対応するために、2種類の噛み合い高さを有する歯列を備え、これらにより同時に記録材束を挟む記録材綴じ装置において、2種類の歯列の歯先幅がそろっていると、噛み合い高さが小さいために薄い記録材束を綴じた場合にその結合力が弱くなる場合がある。
本発明は、噛み合い高さが小さい歯によって綴じられた記録材の結合力を、この歯の歯先幅が噛み合い高さが大きな歯と同じである場合に比べて大きくすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、歯並び方向に並んだ複数の歯からなる第1歯列と、複数の歯からなり、第1歯列と噛み合う第2歯列であって、第1歯列と協働して記録材束を挟み記録材を綴じる、第2歯列と、を含み、歯並び方向において、第1歯列と第2歯列は、第1歯列に属する歯と第2歯列に属する歯の噛み合い高さが第1噛み合い高さであり、かつ有効歯先の幅が第1有効歯先幅である第1区間と、噛み合い高さが第1噛み合い高さより小さい第2噛み合い高さであり、有効歯先の幅が第1有効歯先幅より大きい第2有効歯先幅である第2区間とを有する、記録材綴じ装置である。
請求項2に係る発明は、各歯の少なくとも先端部分が、歯並び方向から見て歯先から歯元側に向けて広がった台形形状である、請求項1に記載の記録材綴じ装置である。
請求項3に係る発明は、第1歯列と第2歯列の少なくとも一方において、第1区間の歯と第2区間の歯の歯丈および歯先幅が異なり、かつ第2区間に属する各歯の台形形状の2つの斜辺が、それぞれ第1区間に属する各歯の台形形状の2つの斜辺に歯並び方向から見たときに重なっている、請求項2に記載の記録材綴じ装置である。
請求項4に係る発明は、歯並び方向において両端に第1区間が配置され、第1歯列および第2歯列の同じ側の側面である第1側面に関し、第1歯列と第2歯列のそれぞれにおいて、歯並び方向から見たときに、第2区間に属する各歯の台形形状の一方の斜辺が、第1区間に属する各歯の台形形状の一方の斜辺に重なっており、第1歯列および第2歯列の第1側面と反対側の第2側面に関し、第1歯列と第2歯列の少なくとも一方において、歯並び方向から見たときに、第2区間に属する各歯の台形形状の他方の斜辺が、第1区間に属する各歯の台形形状の他方の斜辺より外側に位置する、請求項2に記載の記録材綴じ装置である。
請求項5に係る発明は、綴じ対象の記録材が長方形であり、第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材の辺と交差する方向に沿い、かつ第1歯列および第2歯列の第2側面が記録材の角に向いた姿勢で、記録材束の角部を挟む、請求項4に記載の記録材綴じ装置である。
請求項6に係る発明は、各歯の台形形状の斜辺の角度は、高さ方向に対して60°以上である、請求項2から5のいずれか1項に記載の記録材綴じ装置である。
請求項7に係る発明は、長方形の複数の記録材が集積されて記録材束が形成される記録材集積部と、第1歯列および第2歯列が記録材束の角部に対向するように、かつ第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材束の辺と交差する方向に沿うように、かつ第1歯列および第2歯列の第2側面が記録材束の角に向くように、記録材集積部に対して配置されている請求項4に記載の記録材綴じ装置と、を有する記録材後処理装置である。
請求項8に係る発明は、第1区間と第2区間の少なくとも一方を複数有し、第1区間と第2区間が交互に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の記録材綴じ装置である。
請求項9に係る発明は、歯並び方向において両端に第1区間が配置される、請求項6に記載の記録材綴じ装置である。
請求項10に係る発明は、各有効歯先の歯幅方向の中心が、第1区間と第2区間とで歯幅方向にずれている、請求項9に記載の記録材綴じ装置である。
請求項11に係る発明は、綴じ対象の記録材が長方形であり、第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材の辺と交差する方向に沿い、かつ第1区間に属する歯の有効歯先の中心に対する第2区間に属する歯の有効歯先の中心のずれの向きが記録材の角に向いた姿勢で、記録材束の角を挟む、請求項10に記載の記録材綴じ装置である。
請求項12に係る発明は、長方形の複数の記録材が集積されて記録材束が形成される記録材集積部と、第1歯列および第2歯列が記録材束の角部に対向するように、かつ第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材束の辺と交差する方向に沿うように、かつ記録材束の角に向けて、第1区間に属する歯の有効歯先の中心に対して第2区間に属する歯の有効歯先の中心がずれているように、記録材集積部に対して配置されている請求項10に記載の記録材綴じ装置と、を有する記録材後処理装置である。
請求項13に係る発明は、第1歯列に属する各歯の歯丈と歯先幅がそれぞれ同一である、請求項1から6および8から11のいずれか1項に記載の記録材綴じ装置である。
請求項1に係る発明によれば、噛み合い高さが小さい歯によって綴じられた記録材の結合力を、この歯の歯先幅が噛み合い高さが大きな歯と同じである場合に比べて大きくすることができる。
請求項2、6に係る発明によれば、歯の先端部分が長方形形状である場合に比べて、先端部分の角部によって記録材に生じる応力集中を緩和することができる。
請求項3に係る発明によれば、第1区画の各歯の2つの斜辺と第2区画の各歯の2つの斜辺が重なっていない場合に比べて歯列の加工が容易になる。
請求項4に係る発明によれば、長方形の記録材を綴じる場合に、第1区画の各歯の2つの斜辺と第2区画の各歯の2つの斜辺が共に重なっている場合に比べ、記録材の長方形の角に第2側面を向ければ、角部のスペースを有効に利用することができる。
請求項5に係る発明によれば、長方形の記録材の角に第2側面を向ければ、第1区画の各歯の2つの斜辺と第2区画の各歯の2つの斜辺が共に重なっている場合に比べ、記録材の角部のスペースを有効に利用することができる。
請求項7に係る発明によれば、第1区画の各歯の2つの斜辺と第2区画の各歯の2つの斜辺が共に重なっている場合に比べ、長方形の記録材の角部のスペースを有効に利用することができる。
請求項8に係る発明によれば、第1区画、第2区画が共に1つの場合に比べて、複数ある区画に関し、記録材の面内において記録材を回転させる力に対する抗力が大きくなる。
請求項9に係る発明によれば、長方形の記録材を綴じる場合に、第2区間が歯並び方向において両端に位置する場合に比べて角部のスペースを有効に利用することができる。
請求項10に係る発明によれば、長方形の記録材を綴じる場合に、有効歯先の歯幅方向の中心が第1区間と第2区間とで歯幅方向においてそろっている場合に比べ、中心のずれる方向を記録材の角に向ければ、綴じ位置をより角に寄せることができる。
請求項11に係る発明によれば、有効歯先の中心のずれの向きを長方形の記録材の角に向ければ、有効歯先の歯幅方向の中心が第1区間と第2区間とで歯幅方向においてそろっている場合に比べ角部のスペースを有効に利用することができる。
請求項12に係る発明によれば、有効歯先の歯幅方向の中心が第1区間と第2区間とで歯幅方向においてそろっている場合に比べ、長方形の記録材の角部のスペースを有効に利用することができる。
請求項13に係る発明によれば、第1歯列に属する各歯の歯丈と歯先幅がそれぞれ同一でない場合に比べて、第1歯列の加工が容易となる。
画像形成システムの概略構成を示す模式図である。 本実施形態の記録材綴じ装置の上側歯列および下側歯列を示す斜視図である。 上側歯列と下側歯列が噛み合った状態を示す断面図である。 下側高歯と下側低歯の歯並び方向から見た形状を示す図である。 上側歯と下側高歯および下側低歯の関係を示す図である。 下側高歯と下側低歯の形状の他の例を示す図である。 下側高歯と下側低歯の形状の更に他の例を示す図である。 下側高歯と下側低歯の形状の更に他の例を示す図である。 下側高歯と下側低歯の形状の更に他の例を示す図である。 綴じられた記録材を示す図である。 記録材の記録領域と余白領域を示す図である。 綴じられた記録材の角部の拡大図である。 綴じられた記録材の角部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の記録材綴じ装置10を備えた画像形成システム12の概略構成を示す模式図である。画像形成システム12は、例えば電子写真方式による印刷機能や複写機能などを備えた画像形成装置14と、画像形成装置14にて画像形成された後の記録材に対して例えば穴あけや綴じなどの後処理を行う記録材後処理装置16を備えている。本実施形態の記録材綴じ装置10は、記録材後処理装置16に搭載され得るものである。
画像形成装置14は、取得した原稿情報に基づきトナー像を形成する画像形成部18を有する。原稿情報は、画像形成装置14が備えた原稿読取り部20により原稿を読み取って取得してもよく、また外部装置から取得してもよい。画像形成装置14は、更に記録材送り機構22を含む。送られる記録材は、長方形にカットされたシート状の記録材であり、材質は例えば紙である。記録材送り機構22は、積層された記録材を保持する供給トレイ24と、供給トレイ24から排出口26へと記録材を送る搬送路28を備える。搬送路28を送られる過程で記録材は画像形成部18で形成されたトナー像を受け取り、トナー像が定着される。排出口26から送り出された記録材は、記録材後処理装置16に受け取られる。
記録材後処理装置16において、受け取った記録材は、必要に応じて集積トレイ30上に積層され記録材束が形成される。集積が必要でない場合、記録材は排出トレイ32に送出される。記録材は、集積トレイ30上に予め定められた枚数が集積されると、記録材綴じ装置10により綴じられる。記録材綴じ装置10は、それぞれ複数の歯が並んだ対をなす2個の歯列34,36を有する。2個の歯列を区別するために、便宜上、図1において上側に位置する歯列を上側歯列34,下側に位置する歯列を下側歯列36と記す。2個の歯列34,36は、綴じ対象となる記録材を挟んで対向するよう配置されればよく、左右に配置されてもよく、また上側歯列34を下に、下側歯列36を上に配置してもよい。
上側歯列34と下側歯列36は、一方または双方が駆動機構により相手側の歯列に向けて進退し、進出したときには歯列同士が噛み合う。歯列が噛み合うことにより、挟まれた記録材は波形に変形し、記録材同士が結合して、綴じられる。綴じられた後、記録材束は、排出トレイ32に送り出される。
図2は上側歯列34と下側歯列36を示す斜視図である。図2に示すように、歯が並んでいる方向を「歯並び方向」、歯の高さ方向を「歯高さ方向」、歯並び方向と歯高さ方向に直交する方向を「歯幅方向」として以下説明する。また、図3は、上側歯列34と下側歯列36を噛み合わせた状態の歯幅方向に直交する断面を示す図である。
図2の(a)に示すように、上側歯列34は、同一の歯丈huおよび歯先幅wuを有する6個の上側歯38を含む。図2の(b)に示すように、下側歯列36は、7個の下側歯40,42を有し、更に詳細には、4個の下側高歯40と3個の下側低歯42とを有している。上側歯38、下側高歯40および下側低歯42は、歯並び方向に見たとき、概略等脚台形形状である。下側低歯42の歯丈hd2は下側高歯40の歯丈hd1より小さく、下側低歯42の歯先幅wd2は下側高歯40の歯先幅wd1よりも大きい。上側歯38の歯丈huは、下側高歯40の歯丈hd1と等しく、歯先幅wuは下側高歯40の歯先幅wd1以下である。図3に示すように、上側歯列34において上側歯38の間の歯溝の底は、歯高さ方向において同一の位置にある。同様に、下側歯列36においても、歯溝の底は同一の位置にある。3個の下側低歯42の両側には、2個ずつの下側高歯40が配置されている。下側高歯40の配列されている区間を高歯区間44、下側低歯42の配列されている区間を低歯区間46と記す。
図4は、下側高歯40と下側低歯42を歯並び方向から見た状態を示す図である。下側高歯40の歯先40tと歯側面40fが形成する角には丸面取りが施されているが、歯先幅wd1は、丸面取りがない状態での歯先40tの長さとして定める。つまり、左右の歯側面40fと歯先40tをそれぞれ延長し、各交点の歯幅方向における距離を歯先幅wd1とする。下側低歯42も同様に、左右の歯側面42fと歯先42tをそれぞれ延長し、各交点の歯幅方向における距離を歯先幅wd2とする。下側高歯の歯先40tと下側低歯の歯先42tのそれぞれの歯幅方向における中心位置は一致している。図4に示すように、下側低歯の歯先42tは、下側高歯の左右の歯側面40fのそれぞれの外側まで延びている。図4に示すように、下側高歯の歯側面40fは歯高さ方向に対して傾斜角θ1で傾いており、下側低歯の歯側面42fは歯高さ方向に対して傾斜角θ2で傾いている。これらの傾斜角θ1,θ2は、この記録材綴じ装置10においては等しい。
図5は、上側歯38と、下側高歯40および下側低歯42の歯並び方向から見た状態を重ねて示した図である。上側歯の歯先38tと下側高歯の歯先40tのそれぞれの歯幅方向の中心はそろっている。上側歯の歯側面38fの傾きは、下側高歯の歯側面40fの傾きと等しい。下側高歯の歯先40tおよび下側低歯の歯先42tは、上側歯38の歯面38p内に収まっている。つまり、歯先40t,42tは、上側歯38の左右の歯側面38fの内側に収まっている。このような場合は、歯先幅wd1,wd2の全体が記録材の結合に寄与する。つまり、上側歯列34と下側歯列36が噛み合う際に、歯先40t,42tが記録材を上側歯38の間に引き込みつつ、上側歯の歯面38pに押し付けるようにする。これにより記録材同士が結合する。したがって、下側高歯40においては、記録材の結合に寄与する歯先の長さwde1は、歯先幅wd1に一致する。また、下側低歯42においても、 記録材の結合に寄与する歯先の長さwde2は、歯先幅wd2に一致する。
一方、図5に一点鎖線で示す下側低歯42’のように、歯先42t’が上側歯の歯面38pからはみ出している場合には、はみ出した部分は、記録材の結合に寄与しない。したがって、この場合の記録材の結合に寄与する歯先の長さwde2は、歯先幅wd2’よりも小さい。
上側歯38の歯先38tも、下側高歯および下側低歯の歯面40p,42p内に収まっており、記録材の結合に寄与する歯先の長さwueは、歯先幅wuに一致する。
噛み合う上側歯38と下側歯40,42において、記録材の結合力により大きく影響する歯先の長さは、長い方の歯先の長さである。噛み合う歯の記録材の結合に寄与する歯先の長さのうち、長い方を「有効歯先」、その長さを「有効歯先幅we」とする。つまり、高歯区間44においては、下側高歯40の記録材の結合に寄与する歯先の長さwde1が、上側歯38の記録材の結合に寄与する歯先の長さwue以上であり、これを高歯区間有効歯先幅we1とする。低歯区間46においては、記録材の結合に寄与する歯先の長さwde2を低歯区間有効歯先幅we2とする。前述のように、歯先が相手側の歯の歯側面より外側に延びている場合には、相手側の歯の歯面内に収まる範囲により有効歯先幅を定める。
記録材同士の結合力は、上述の歯幅方向の寸法に加えて、歯高さ方向の寸法も寄与する。歯高さ方向における噛み合う歯同士の重なり寸法を噛み合い高さheとする。高歯区間44の噛み合い高さである、高歯区間噛み合い高さhe1は、噛み合ったときの上側歯の歯先38tと下側高歯の歯先40tの距離である。また、低歯区間噛み合い高さhe2は、噛み合ったときの上側歯の歯先38tと下側低歯の歯先42tの距離である。
この記録材綴じ装置10の歯列34,36は、高歯区間44と低歯区間46を有する。高歯区間44は厚い記録材束に対応し、低歯区間46は薄い記録材束に対応する。記録材束の厚さは、束を構成する記録材の枚数および記録材の1枚の厚さにより定まる。例えば、記録材1枚の厚さが等しければ、枚数が多い方が記録材束は厚く、束を構成する記録材の枚数が同じであれば記録材1枚の厚さが厚い方が記録材束は厚くなる。
記録材束が薄い場合は、主に低歯区間46により記録材が結合される。下側低歯42の歯先42tが噛み合う相手側の上側歯38の歯の間(歯溝)に記録材を引き込み、このとき記録材同士が結合して綴じられる。高歯区間44においては、下側高歯40の歯丈が大きいため、記録材が大きく変形されて破れる可能性がある。破れた場合、その部分での結合が期待できず、薄い記録材束の場合、低歯区間46による結合が主となる。一方で、記録材束がより厚い場合は、低歯区間46においては、記録材が相手の歯溝に十分に引き込まれず、記録材同士の結合力が不足する。高歯区間44においては、下側高歯40の歯先40tが上側歯38の歯溝のより奥まで記録紙を引き込み、これにより結合力が大きくなる。
記録材の結合力は、噛み合い高さheが大きい方が、また有効歯先幅weが大きい方が大きくなる。高歯区間44と低歯区間46の有効歯先幅weが同じであると、低歯区間46の噛み合い高さheが小さいため、薄い記録材束を綴じる場合、結合力が小さくなる。低歯区間46における結合力を高めるため、この記録材綴じ装置10においては、低歯区間有効歯先幅we2を高歯区間有効歯先幅we1より大きくしている。図4に示すように、下側低歯の歯先42tは、下側高歯の歯側面40fを越えて外側に延びており、下側高歯40が等脚台形であることを考慮すれば、低歯区間有効歯先幅we2は高歯区間有効歯先幅we1より大きい。
図6〜9は、下側低歯の歯先幅および歯幅方向に関する歯先の位置に関する他の例を示す図である。下側高歯40および上側歯38は前述の例と同じ構成を有し、下側低歯142,242,342,442の歯先幅、歯先の位置が、前述の下側低歯42と異なっている。また、これらの下側低歯も、歯並び方向から見た形状が等脚台形である。いずれの例においても、下側高歯の歯丈hd1は、下側低歯の歯丈hd2よりも大きく、下側高歯の歯先幅wd1は、下側低歯の歯先幅wd2よりも小さい。下側高歯の歯先40tおよび下側低歯の歯先142t,242t,342t,442tが上側歯の歯面38p内に収まり、上側歯38の歯先幅wuが下側高歯40の歯先幅wd1以下であれば、低歯区間46の有効歯先幅we2が高歯区間44の有効歯先幅we1より大きくなる。なお、上記の諸元以外、つまり下側高歯の歯先40t、下側低歯の歯先142t,242t,342t,442tが上側歯の歯面38p内に収まり、上側歯38の歯先幅wuが下側高歯40の歯先幅wd1以下という諸元以外の諸元であっても、低歯区間46の有効歯先幅we2が高歯区間44の有効歯先幅we1より大きくする諸元は存在する。
図6に示す例においては、下側低歯の歯先142tの、図において左側の端が下側高歯40の左側の歯側面40f1より内側に位置する一方、歯先142tの右側端が下側高歯40の右側の歯側面40f2を越えて外側に位置する。この場合、下側高歯の歯先40tと下側低歯の歯先142tのそれぞれの中心位置は歯幅方向においてずれている。図7においては、下側低歯の歯先242tの両端がいずれも下側高歯40の両側の歯側面40f1,40f2より内側に位置する。図7では、下側高歯の歯先40tと下側低歯の歯先242tのそれぞれの中心位置が歯幅方向において一致しているが、中心位置がずれていてもよい。
図8においては、下側高歯の左側の歯側面40f1が下側低歯の左側の歯側面342f1に重なり、下側高歯の右側の歯側面40f2が下側低歯の右側の歯側面42f2に重なる。図9においては、下側高歯の左側の歯側面40f1が下側低歯の左側の歯側面442f1に重なり、一方下側高歯の右側の歯側面40f2は下側低歯の右側の歯側面442f2に重ならず、下側低歯の歯先442tの右端が下側高歯の歯側面40f2を越えて外側に位置している。この場合、下側高歯の歯先40tと下側低歯の歯先442tのそれぞれの中心位置は歯幅方向にずれている。また、下側低歯の歯先442tの右端が、下側高歯の歯側面40f2の内側に位置してもよい。この場合も、下側高歯の歯先40tと下側低歯の歯先442tのそれぞれの中心位置はずれている。図8,9の場合のように、下側高歯の歯側面と下側低歯の歯側面が重なっていると、同じ側の歯側面の加工が一度でできる。
図10は、記録材48と、記録材綴じ装置10により記録材48同士が結合された結合領域50を示す図である。複数枚重ねた記録材48を上側歯列34と下側歯列36で挟み、波形状に変形させることにより結合領域50が形成される。歯列34,36の高歯区間44により変形された領域は、波形状に変形されたとき波の高さが大きくなり、この領域を高波領域52と記す。また、低歯区間46により変形された領域は波の高さが低くなり、この領域を低波領域54と記す。結合領域50は、有効歯先に対応して形成され、高波領域52の幅は高歯区間有効歯先幅we1に対応し、低波領域54の幅は低歯区間有効歯先幅we2に対応する。低歯区間46と高歯区間44の配置と同様に、低波領域54を挟むように2つの高波領域52が位置する。2つの高波領域52が離れていることにより、厚い記録材束に関し、記録材48同士をその紙面内で相対的に回転させようとする力Mに対向する力が大きくなる。
図11は、記録材48と記録領域56の関係を示す図である。記録材48に原稿内容を印刷等により記録する場合、周囲に余白を設け、記録を行う。記録が想定される範囲を記録領域56、記録領域56の外側の、記録が行われない領域を余白領域58と記す。長方形の記録材48を1箇所で綴じる場合、記録材のめくりやすさを考慮して長方形の角部60、例えば左上の角部で綴じる。角部60を上側歯列34と下側歯列36で挟み、角部60に結合領域50が形成される。
図12,13は、角部60で綴じられた記録材48の角部60およびその周囲の拡大図である。図12は、下側高歯40と下側低歯42の有効歯先の中心が歯幅方向においてそろっている下側歯列36と、上側歯列34とを用いて記録材48を綴じたときの結合領域50を示している。高波領域52および低波領域54の中心線Cは、高歯区間44および低歯区間46の各歯の有効歯先の中心を結ぶ中心線に一致し、記録材48の上辺および左辺と交差する。交差角度は、例えば45°±5°である。有効歯幅が長い低歯区間46を高歯区間44で挟んだ構成の下側歯列36を用いることで、幅が広い低波領域54を幅が狭い高波領域52で挟んだ結合領域50が形成される。この低波領域54と高波領域52の配置は、逆の配置、つまり高波領域52を低波領域54で挟んだ配置よりも結合領域50を記録材48の角に近づけやすく、また記録領域56から離しやすくなる。
このように記録材48上に結合領域50を形成するために、集積トレイ30に対する記録材綴じ装置10の配置は、集積トレイ30に集積された記録材48に対して、その記録材48の角部60に対向し、高歯区間44および低歯区間46の各歯の有効歯先の中心を結ぶ中心線が記録材48の辺に交差する配置とする。
図13は、下側高歯40と下側低歯42の有効歯先の中心が歯幅方向にずれている下側歯列36と、上側歯列34とを用いて記録材48を綴じたときの結合領域50を示している。高波領域52の中心線C1は、高歯区間44の有効歯先の中心を結ぶ中心線に一致し、低波領域54の中心線C2は、低歯区間46の有効歯先の中心を結ぶ中心線に一致する。低波領域54の中心線C2は、高波領域52の中心線C1に対して角62側にずれている。また、中心線C1,C2は、記録材48の上辺および左辺と交差する。交差角度は、例えば45°±5°である。中心線C1,C2がずれていることにより、高波領域52と低波領域54の中心線がそろっている場合に比べ、記録材48の、角62により近い側の部分を記録材48の結合に利用しやすくなる。また、結合領域50を記録材48の角に近づけやすく、また記録領域56から離しやすくなる。
このように記録材48上に結合領域50を形成するために、集積トレイ30に対する記録材綴じ装置10の配置は、集積トレイ30に集積された記録材48に対して、その記録材48の角部60に対向し、高歯区間44の各歯の有効歯先の中心を結ぶ中心線と、低歯区間46の各歯の有効歯先の中心を結ぶ中心線が記録材48の辺に交差し、さらに高歯区間44の有効歯先の中心線に対する低歯区間46の有効歯先の中心線のずれが角62に向かう配置とする。
高歯区間と低歯区間の噛み合い高さは、上側歯と下側歯の両者の歯丈によって設定することができる。例えば、上側歯も、低歯区間において図4に示すような歯丈が低く、歯先幅が広い歯形を採用することで、噛み合い高さを設定する。この場合、同じ噛み合い高さに設定するのであれば、下側歯だけで噛み合い高さを設定する場合よりも、下側歯の歯丈が大きくなる。上側歯列と下側歯列の両方を図4のように低歯の2つの斜辺が高歯の2つの斜辺より外側に位置するようにしてもよく、また図8のように低歯と高歯の2つの斜辺がそれぞれ重なるようにしてもよい。また、一方の歯列を低歯の2つの斜辺が高歯の2つの斜辺より外側に位置するようにし、他方の歯列を2つの斜辺が重なるようにしてもよい。
2個の高歯区間と1個の低歯区間の組み合わせに限らず、これ以上の数の区間を設けてもよい。下側高歯40、下側低歯42の歯側面の傾き、つまり等脚台形の斜辺の傾斜角θ1,θ2は、例えば60°以上である。60°以上であると、歯先の両端の角による記録材の破れが抑制される。また、下側高歯40と、下側低歯42の斜辺の傾斜角θ1,θ2は異なっていてもよい。上側歯38の2つの斜辺の傾斜角は、下側高歯40および下側低歯42のうち一方の2つの斜辺の傾斜角と一致してもよく、また両方の傾斜角と異なっていてもよい。各歯の歯並び方向から見たときの形状は、等脚台形に限らず、一般的な台形、長方形、歯先側が台形で歯元側が長方形の形状などであってよい。
10 記録材綴じ装置、12 画像形成システム、14 画像形成装置、16 記録材後処理装置、18 画像形成部、20 原稿読取り部、22 記録材送り機構、24 供給トレイ、26 排出口、28 搬送路、30 集積トレイ、32 排出トレイ、34 上側歯列、36 下側歯列、38 上側歯、38t 上側歯の歯先、38f 上側歯の歯側面、38p 上側歯の歯面、40 下側高歯(下側歯)、40t 下側高歯の歯先、40f 下側高歯の歯側面、40p 下側高歯の歯面、42 下側低歯(下側歯)、42t 下側低歯の歯先、42f 下側低歯の歯側面、42p 下側低歯の歯面、44 高歯区間、46 低歯区間、48 記録材、50 結合領域、52 高波領域、54 低波領域、56 記録領域、58 余白領域、60 角部、62 角、hu 上側歯の歯丈、hd1 下側高歯の歯丈、hd2 下側低歯の歯丈、wu 上側歯の歯先幅、wd1 下側高歯の歯先幅、wd2 下側低歯の歯先幅、wde1 記録材の結合に寄与する下側高歯の歯先の長さ、wde2 記録材の結合に寄与する下側低歯の歯先の長さ、we 有効歯先幅、we1 高歯区間有効歯先幅、we2 低歯区間有効歯先幅、he 噛み合い高さ、he1 高歯区間噛み合い高さ、he2 低歯区間噛み合い高さ。
特開2016−79000号公報

Claims (13)

  1. 歯並び方向に並んだ複数の歯からなる第1歯列と、
    複数の歯からなり、第1歯列と噛み合う第2歯列であって、第1歯列と協働して記録材束を挟み記録材を綴じる、第2歯列と、
    を含み、
    歯並び方向において、第1歯列と第2歯列は、第1歯列に属する歯と第2歯列に属する歯の噛み合い高さが第1噛み合い高さであり、かつ有効歯先の幅が第1有効歯先幅である第1区間と、噛み合い高さが第1噛み合い高さより小さい第2噛み合い高さであり、有効歯先の幅が第1有効歯先幅より大きい第2有効歯先幅である第2区間とを有する、
    記録材綴じ装置。
  2. 各歯の少なくとも先端部分が、歯並び方向から見て歯先から歯元側に向けて広がった台形形状である、請求項1に記載の記録材綴じ装置。
  3. 第1歯列と第2歯列の少なくとも一方において、第1区間の歯と第2区間の歯の歯丈および歯先幅が異なり、かつ第2区間に属する各歯の台形形状の2つの斜辺が、それぞれ第1区間に属する各歯の台形形状の2つの斜辺に歯並び方向から見たときに重なっている、請求項2に記載の記録材綴じ装置。
  4. 歯並び方向において両端に第1区間が配置され、
    第1歯列および第2歯列の同じ側の側面である第1側面に関し、第1歯列と第2歯列のそれぞれにおいて、歯並び方向から見たときに、第2区間に属する各歯の台形形状の一方の斜辺が、第1区間に属する各歯の台形形状の一方の斜辺に重なっており、
    第1歯列および第2歯列の第1側面と反対側の第2側面に関し、第1歯列と第2歯列の少なくとも一方において、歯並び方向から見たときに、第2区間に属する各歯の台形形状の他方の斜辺が、第1区間に属する各歯の台形形状の他方の斜辺より外側に位置する、
    請求項2に記載の記録材綴じ装置。
  5. 綴じ対象の記録材が長方形であり、第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材の辺と交差する方向に沿い、かつ第1歯列および第2歯列の第2側面が記録材の角に向いた姿勢で、記録材束の角部を挟む、請求項4に記載の記録材綴じ装置。
  6. 各歯の台形形状の斜辺の角度は、高さ方向に対して60°以上である、請求項2から5のいずれか1項に記載の記録材綴じ装置。
  7. 長方形の複数の記録材が集積されて記録材束が形成される記録材集積部と、
    第1歯列および第2歯列が記録材束の角部に対向するように、かつ第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材束の辺と交差する方向に沿うように、かつ第1歯列および第2歯列の第2側面が記録材束の角に向くように、記録材集積部に対して配置されている請求項4に記載の記録材綴じ装置と、
    を有する記録材後処理装置。
  8. 第1区間と第2区間の少なくとも一方を複数有し、第1区間と第2区間が交互に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の記録材綴じ装置。
  9. 歯並び方向において両端に第1区間が配置される、請求項6に記載の記録材綴じ装置。
  10. 各有効歯先の歯幅方向の中心が、第1区間と第2区間とで歯幅方向にずれている、請求項9に記載の記録材綴じ装置。
  11. 綴じ対象の記録材が長方形であり、第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材の辺と交差する方向に沿い、かつ第1区間に属する歯の有効歯先の中心に対する第2区間に属する歯の有効歯先の中心のずれの向きが記録材の角に向いた姿勢で、記録材束の角を挟む、請求項10に記載の記録材綴じ装置。
  12. 長方形の複数の記録材が集積されて記録材束が形成される記録材集積部と、
    第1歯列および第2歯列が記録材束の角部に対向するように、かつ第1歯列および第2歯列の歯並び方向が記録材束の辺と交差する方向に沿うように、かつ記録材束の角に向けて、第1区間に属する歯の有効歯先の中心に対して第2区間に属する歯の有効歯先の中心がずれているように、記録材集積部に対して配置されている請求項10に記載の記録材綴じ装置と、
    を有する記録材後処理装置。
  13. 第1歯列に属する各歯の歯丈と歯先幅がそれぞれ同一である、請求項1から6および8から11のいずれか1項に記載の記録材綴じ装置。
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