JP2018064742A - 化粧品のためのパッケージング/注出組立体 - Google Patents

化粧品のためのパッケージング/注出組立体 Download PDF

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Abstract

【課題】化粧品のためのパッケージング/注出組立体を提供すること。【解決手段】このパッケージング/注出組立体は、化粧品を収納するように意図されている少なくとも1つのリザーバと、化粧品が通って注出される複数の孔であって少なくとも1つの外側注出エリアを画定する孔を含む少なくとも1つのふるいと、を備え、少なくとも1つの外部注出エリアは、フロック加工されている少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されていない、または第1エリアとは異なるようにフロック加工されている少なくとも1つの第2エリアと、を含むことを特徴とする。本発明はまた、化粧品キャリアと、組立体を製造するための方法とに関する。【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品のためのパッケージング/注出組立体に関し、このパッケージング/注出組立体は、化粧品を収納するように意図されている少なくとも1つのリザーバと、化粧品が通って注出される複数の孔を含む少なくとも1つのふるい(sieve)と、を備え、この孔は、少なくとも1つの外部注出エリアを画定する。
「化粧品(cosmetic product)」という表現は、化粧品に関する2009年11月30日の欧州理事会および議会規則1223/2009において規定された製品を意味すると理解されている。より詳細には、化粧品は、液体または流体の製品である。詳細には、化粧品は、ファンデーションやクリームなどのケア用品またはメーキャップ用品とすることができる。
化粧用コンパクトなどの化粧用組立体は、簡単で便利なメーキャップ用ツールとして広く使用されている。化粧用組立体は、ファンデーションなどの化粧品(化粧用の組成物、製剤)を収容し、使用者の体または顔における所望のエリアに化粧品を塗布するときに使用される。通常の化粧用組立体は、化粧品のためのリザーバ、およびリザーバを閉じるように構成された蓋を備える。
近年、クリームタイプまたは液体タイプのファンデーションなどの化粧品を含浸した化粧品キャリア(cosmetic product carrier)が、開発されている。キャリアは、通常、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR:acrylonitrile butadiene rubber)もしくはポリウレタン(PU:polyurethane)スポンジなどの発泡性材料またはスポンジから形成され得る。キャリアは、リザーバの中に入れられている。
一般に「クッション(CUSHION)ファンデーション」と呼ばれる、スポンジに含浸した液体ファンデーションまたはクリーム系は、最初、2008年に韓国で現れ、今や、世界市場にわたって広がることに成功している。この種類のキャリアには、たとえば、液体化粧品が含浸され、使用者は、パフなどのアプリケータを使用して、キャリアの表面から化粧品を取ることができる。
製品は、アプリケータによりまたは指によっても、わずかな圧力をかけるとキャリアの上外側面の細孔を通してキャリアによって直接注出され得るか、または個別のふるい(メッシュなど)もしくはネットを通して注出され得る。
たとえば、「クッション」タイプの容器は、次の諸文献において見つけることができる。
欧州特許出願公開第0528705号明細書は、流体化粧品を含浸したスポンジ状要素を備える含浸化粧用物品について開示している。スポンジ状要素は、好ましくは、オープンセルを含む可撓性合成発泡体(flexible synthetic foam)によって構成されている。当該合成発泡体は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エポキシ樹脂、またはポリスチレンで作られていてもよい。好ましくは、スポンジ状要素には、可撓性スクリーンネットが載っている。このスクリーンネットは、スポンジ状要素の周辺部を押し込むフレームによってスポンジ状要素の上に保持される。スクリーンネットは、スポンジ状要素が圧迫されたときにスポンジ状要素を変形させることができ、次いで、使用者が圧迫を止めたときはその元の形状へと回復することができるほど十分な可撓性を有する任意の材料で作られている。
実開平1−131422号公報は、繊維片に液体を染み込ませた部材について開示している。不織板および合成樹脂シートが、連続的に積層される。不織板は、板状の形状を有することができる。合成樹脂シートは、不織板と略同一表面形状を有し、ポリエチレンなどの軟性合成樹脂によって形成される。多くの細孔が、合成樹脂シートの中にドリル加工され、このシートは、次いで、ふるいとして働くことができる。
欧州特許出願公開第2837306号明細書は、スクリーンネットと、化粧用組成物を含浸した吸収材料またはキャリアと、を備える含浸化粧用物品について開示している。吸収材料は、スクリーンネットに隣接している。スクリーンネットは、ポリウレタン、TPE(thermoplastic elastomer:熱可塑性エラストマー)、ポリエステル、ポリエーテル、アクリル、およびオレフィンから成る群から選択される1つまたは複数の材料で作られている。吸収材料は、たとえば、スポンジ、発泡体、または不織繊維とすることができる。
未公開のPCT特許出願PCT/EP2015/067542(国際公開第2017/016608号)はまた、キャリアが、繊維、好ましくは、不織繊維から作られているクッションタイプの化粧用組立体について開示している。化粧品は、スクリーンネットを通して注出される。
代替として、化粧品は、リザーバの中では自由であってよく、つまり、上に例示されたふるい、またはスクリーンネットを通して注出され得るが、キャリアの中に含浸されていなくてもよい。ふるいは、化粧品が使い果たされるにつれてそれに続くようにリザーバの内部で可動式とすることも、またはリザーバに固定式とすることもできる。
たとえば、そのような容器は、次の諸文献において見つけることができる。
中国特許出願公開第202664613号明細書には、中央六角形孔と、この中央孔の周囲に配置されるいくつかの他の孔と、を有するふるいを備えた組立体が開示されている。
特開2003−79425号公報は、メッシュから作られているふるいがフレームに取り付けられ、それにより、化粧品が使い果たされるにつれて、ふるいがリザーバの下方に移動していく組立体について記載している。
国際公開第2016/038546号は、孔を有するふるいを備える組立体について開示し、孔の断面は、ふるいの中心からふるいの周辺部に向かってサイズが小さくなる。
キャリアの外観を改良するためには、表面処理、具体的には、国際公開第2013/154391号に開示されているフロック加工を施すことが知られている。フロック加工処理については、同様に特開2010−154876号公報にも記載されている。
欧州特許出願公開第0528705号明細書 実開平1−131422号公報 欧州特許出願公開第2837306号明細書 PCT/EP2015/067542(国際公開第2017/016608号) 中国特許出願公開第202664613号明細書 特開2003−79425号公報 国際公開第2016/038546号 国際公開第2013/154391号 特開2010−154876号公報
一般に、ふるいまたはスクリーンネットを通して化粧品を注出するためのこのような組立体を改良し、新規で特徴的な塗布またはメーキャップ用の効果をもたらす必要がある。
具体的には、注出面が多孔質の要素または均一なメッシュから作られている場合、様々な細孔サイズのために、注出流れを調節することが困難である場合がある。
別の問題は、ふるいの周辺部または注出面に、化粧品が、過度に注出されることである場合がある。結果として、ふるいの周辺部における化粧品は、アプリケータを用いて取ることが難しい、または取ることが全くできない場合があり、化粧品が乾燥することになり、これは、化粧品の浪費および衛生上の問題につながる。
化粧品の注出流れを調整するために、異なるサイズの孔を設けることが知られている。これは、成形されたふるい、またはドリル加工された孔を含んだふるいについて達成され得るが、発泡体の多孔質膜、またはメッシュについては達成され得ない。成形されたふるい、またはドリル加工された孔を含んだふるいの場合であっても、特殊な金型を有する必要性、または様々なサイズのドリルを用いていくつかのドリル加工作業を行う必要性があり、それは、複雑であり、時間がかかる。
本発明の目的は、化粧品キャリアに、適切な注出流れにより最適化された化粧品分布を提供することである。本出願人は、化粧品分布が、フロック加工技法を用いて、よく調節され、最適化され得ることを見出した。
上述の目的を達成するために、本発明は、化粧品のためのパッケージング/注出組立体を提供し、このパッケージング/注出組立体は、化粧品を収納するように意図されている少なくとも1つのリザーバと、化粧品が通って注出される複数の孔を含む少なくとも1つのふるいと、を備え、孔は、少なくとも1つの外部注出エリアを画定し、少なくとも1つの外部注出エリアは、フロック加工されている少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されていない、または第1エリアとは異なるようにフロック加工されている少なくとも1つの第2エリアと、を含むことを特徴とする。
実際、フロック加工に使用されるフロック繊維(flock fiber)および接着剤が、注出流れを調整し、より正確に調節するために使用され得ることが見出されたことは驚くべきことである。いかなる理論にも束縛されるものではないが、接着剤およびフロック繊維は、ふるいの細孔または孔を部分的に妨げることになる。
したがって、ふるいのいくつかのエリアを異なるようにフロック加工することによって、選択的注出流路を画定し、かつ/またはふるいの別のエリアにおいて注出流れを強く制限する、さらには遮断することも可能である。
異なるようにフロック加工されるとは、使用される接着剤、または使用される繊維の種類が注出流れに影響をもたらし、異なるように孔を妨げることを意味する。具体的には、これは、ふるいの注出面の、あるエリアをフロック加工し、別のエリアをフロック加工しないことによって達成され得る。それはまた、繊維の密度(面単位当たりの繊維数)により達成され得る。
また、所与の直径の繊維を使用して、あるエリアをフロック加工し、より大きい、またはより小さい直径の繊維を使用して、別のエリアをフロック加工することも可能である。典型的には、繊維の直径は、1から5dtex(デシテックス、布地測定単位)の間とすることができる。
消費者が様々なフロック加工済みの注出エリアを明確に特定するために、着色された繊維、または着色された接着剤を使用することができる。
本明細書においては「ふるい(sieve)」という用語は、化粧品が通って注出される複数の孔を含んだ要素を示す。ふるいは、メッシュまたはグリッドとすることができる。ふるいは、多孔質材料、たとえば、多孔質膜または発泡体から作られていてよい。代替として、ふるいは、たとえばドリル加工によってまたは材料の成形から直接得られた、孔を含んだ非多孔質材料から作られていてもよい。ふるいは、シート形状であっても、なくてもよい。ふるいは、可撓性材料から作られていても、作られていなくてもよい。ふるいは、化粧品キャリアとは分離していても、またはキャリアと一体であってもよい。これはまた、ふるいが、実際に、キャリアの上面によって直接、構成されている場合も包含する。
化粧品は、キャリアの中に含浸させることができ、キャリアは、リザーバの中に置かれている。キャリアは、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、またはポリウレタン(PU)スポンジなどの発泡体材料(スポンジ)から作られていてもよい。キャリアは、繊維、好ましくは、不織繊維から作られていてよい。
少なくとも1つの外部注出エリアは、周辺領域を含むことができ、この周辺領域は、周辺領域によって囲まれている主領域よりも密にフロック加工されている。少なくとも1つの外部注出エリアは、周辺領域における孔を通って注出される化粧品が周辺領域によって囲まれている主領域における孔を通って注出される化粧品よりも少なくなるように構成され得る。
さらには、本発明はまた、化粧品含浸タイプの、複数の細孔または孔を含んだ化粧品キャリアを提供し、この化粧品キャリアは、化粧品が通って注出され得る化粧品キャリアの外側面において、フロック加工されている少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されていない、または第1エリアとは異なるようにフロック加工されている少なくとも1つの第2エリアと、を含む。
化粧品キャリアは、化粧品キャリアの外側面において、個別のふるいをさらに備えることができ、ここで、複数の孔が、ふるいによって設けられ、少なくとも1つの第1エリアおよび少なくとも1つの第2エリアは、ふるいにおいて形成される。
さらには、本発明はまた、少なくとも1つのリザーバと、リザーバの中の上記化粧品キャリアと、を備える化粧用組立体を提供する。
さらには、本発明はまた、組立体を製造するための方法を提供し、この方法は、
(a)化粧品を収納するように意図されているリザーバ、および化粧品が通って注出される複数の孔であって少なくとも1つの外部注出エリアを画定する孔を含んだふるいを設けるステップと、
(b)ふるいの少なくとも1つの外部注出エリアにおいて、フロック加工されることになる少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されないことになる、または第1エリアとは異なるようにフロック加工されることになる少なくとも1つの第2エリアと、を特定するステップであって、第1エリアは、全注出エリアよりも小さい、ステップと、
(c)少なくとも1つの第1エリアにおいてフロックを設けるステップと
を含む。
この方法は、少なくとも1つの第1エリアにおいてフロックを設けるステップとは異なる形で、少なくとも1つの第2エリアにおいてフロックを設けるステップをさらに含むことができる。
少なくとも1つの第1エリアにおいてフロックを設けるステップは、少なくとも1つの第1エリアに接着剤を塗布するステップ、および少なくとも1つの第1エリアにわたってフロックを散在させるステップを含むことができる。接着剤は、ステンシルを使用することによって塗布され得る。
フロックを設けるステップは、各フロックが、化粧品キャリアの外側面において垂直に吸着されるように、高電圧の下で行われ得る。
次に、本発明の非限定的で代表的な実施形態について、本発明がより良く理解され得るように添付の図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
蓋が開いている状態の、本発明による化粧用組立体の第1の実施形態の斜視図である。 蓋が開いている状態の、本発明による化粧用組立体の第2の実施形態の斜視図である。 蓋が開いている状態の、本発明による化粧用組立体の第3の実施形態の斜視図である。
本発明は、主に、化粧品のためのパッケージング/注出組立体に関し、このパッケージング/注出組立体は、化粧品を収納するように意図されている少なくとも1つのリザーバと、化粧品が通って注出される複数の孔であって少なくとも1つの外側注出エリアを画定する孔を含む少なくとも1つのふるいと、を備え、少なくとも1つの外部注出エリアは、フロック加工されている少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されていない、または第1エリアとは異なるようにフロック加工されている少なくとも1つの第2エリアと、を含むことを特徴とする。本発明はまた、化粧品キャリアに関するものであり、組立体を製造するための方法に関するものである。
以下、本発明について、詳細な形で説明する。
[化粧用組立体]
(第1の実施形態)
図1は、蓋が開いている状態の、本発明による化粧用組立体10の第1の実施形態の斜視図である。
化粧用組立体
化粧用組立体10は、開口を含むリザーバ12と、化粧品キャリア14と、内蓋16と、外蓋18と、を備える。
リザーバ12は、底壁および円筒形側壁を備える。リザーバ12の開口は、リザーバ12の底壁および円筒形側壁によって画定されて、化粧品キャリア14を受ける。リザーバ12の形状は、図1においては円形であるが、リザーバの形状が、正方形、長方形、多角形、楕円形、または任意の他の形状であってもよいことを理解すべきである。
化粧品キャリア14は、クリームタイプまたは液体タイプのファンデーションなど、化粧品を含浸するように構成されている。化粧品キャリア14は、内蓋16と外蓋18の両方が開いているとき、キャリア14の上側面が露出されるように、リザーバ12の開口の中に配置される。
化粧品キャリア14は、図1においてはスポンジであるが、化粧品キャリア14が、スポンジなどの少なくとも1つの多孔質物品(少なくとも1つのふるいを含んでいても含んでいなくてもよい)、または化粧品を含浸することになる任意の他のキャリアを備えることができることを理解すべきである。たとえば、化粧品キャリアは、スポンジ、およびスポンジの上側面に取り付けられるふるいを備えることができる。代替として、ふるいは、化粧品キャリアと一体であり多孔質キャリアの上面から構成されていてもよい。
化粧品キャリアは、好ましくは、可撓性材料から形成される。キャリアの材料は、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)もしくはポリウレタン(PU)発泡体などの発泡体材料、繊維、好ましくは、不織繊維、または任意の他の既知の適した材料とすることができる。
好ましくは、キャリアの中に含浸された化粧品は、必要に応じて、キャリアの上側面を通って注出され得、したがって、前記上側面は、ふるいを構成する。さらに好ましくは、圧迫力がアプリケータ(パフなど)、または使用者の指などによってキャリアの上側面に加えられたとき、キャリアは、キャリアの上側面が組立体のリザーバの底面に接近するように変形する。結果として、キャリア内の化粧品は、キャリアの上側面を通り抜け、キャリアの上側面から外に滲み出る。使用後、キャリアの上側面に対する圧迫力が解除されたとき、キャリアは、それ自体の復元力によって、その元の形状に戻る。
化粧用組立体は、必ずしも、化粧品を含浸したそのような化粧品キャリアを備えているわけではなく、化粧品は、リザーバの中では「自由(free)」であってよいことに留意すべきである。つまり、たとえば、化粧品は、固体状態もしくはジェルフォームなどで、直接的にまたは間接的にリザーバの中に受け入れられ得る。そのような場合においては、好ましくは、ふるいが、化粧品を覆って設けられ得、化粧品は、ふるいの複数の孔を通って注出され得る。
内蓋16は、リザーバ12の円筒形壁の上部にヒンジ式に(hingedly)連結される。内蓋16は、内蓋16が閉じているとき、化粧品キャリア14をカバーするように構成されている。
外蓋18もまた、リザーバ12の側面にヒンジ式に連結される。外蓋18は、外蓋18が閉じているとき、閉じた内蓋16をカバーするように構成されている。好ましくは、外蓋18の開/閉方向は、リザーバ12に関して、内蓋16の開/閉方向とは異なっている。好ましくは、外蓋18には、その内面にメーキャップ用の鏡が設けられている。
しかしながら、化粧用組立体10は、化粧品キャリア14が組立体10の中に受け入れられ得る限り、上記以外の任意の構成を有することができることを理解すべきである。たとえば、代替の実施形態においては、内蓋および/または外蓋は、組立体のリザーバに回転自在および/または着脱自在に連結され得る。別の代替の実施形態においては、内蓋および/または外蓋は、組立体のリザーバにネジ締めの形で取り付けられてもよい。
化粧品キャリア
リザーバ12の中の化粧品キャリア14は、その上側面に、フロック加工エリア20および非フロック加工エリア22を有する。図1においては、6つの花弁形状のフロック加工エリア20が、キャリア14の上側面の両側に形成される。その中心部分を含む他のエリアは、非フロック加工エリア22に対応する。
複数のフロックが、フロック加工エリア20上に分布している。フロックの材料は、絹もしくは綿などの天然繊維であっても、またはポリアクリレート、ポリエチレン、ポリアミド、ナイロン、およびレーヨンなどの合成繊維であってもよい。各フロックの長さは、たとえば、1mmとすることができる。各フロックの直径は、たとえば、1から5dtex(デシテックス、布地測定単位)の間とすることができる。しかしながら、各フロックの材料、長さ、または直径が、適宜、選択され得ることを理解すべきである。
フロック加工エリア20は、周囲の非フロック加工エリア22に比較して、全体として盛り上がったエリアの外観を呈し得る。そのため、フロック加工エリア20は、化粧品キャリア14において、任意の視覚的なパターン、マーク、記号、文字、または任意の他の形状を形成することができる。フロック加工されたパターンは、化粧品の注出流れを修正するので、塗布前に、パターンは、パフに、最終的には皮膚に転写され得る。
フロック加工エリア20においては、フロックは、その細孔サイズを縮小するために、キャリア14の細孔を部分的に塞ぎ、それは、フロック加工エリアの中の注出流れの低減につながる。フロックは、化粧品が細孔または孔を通って注出されるのを防止するので、非フロック加工エリア22の中よりも、フロック加工エリア20の中の細孔または孔を通って注出される化粧品は、少ない。つまり、そのような部分的な選択的フロック加工は、キャリア14の中の化粧品の注出流れを調節することができる。
化粧品キャリアは、キャリアの外側面に複数の孔を含んだふるい(メッシュなど)を備えることができる。そのような場合においては、フロックは、典型的には、ふるいに設けられる。キャリアが、様々なサイズの孔を含んだそのようなふるいを有する場合も、フロックは、同様に孔を塞ぐ、または閉じる。
代替として、化粧品キャリアの外側面は、少なくとも1つの第1フロック加工エリア、および第1フロック加工エリアとは異なるようにフロック加工される少なくとも1つの第2フロック加工エリアを含むことができる。たとえば、第1フロック加工エリアおよび第2フロック加工エリアは、フロックの密度、またはフロックのタイプ(材料、長さ、直径など)などにおいて、互いに異なっている。
本発明によって達成される1つの利点は、化粧品の分布が、より多くフロック加工されたエリア、より少なくフロック加工されたエリア、および/または非フロック加工エリアの位置に従って、調節され、最適化され得ることである。
従来の化粧品キャリアの場合、含浸化粧品は、キャリアの周辺部において広がる可能性がある。化粧品がアプリケータに移される際に、アプリケータを使用して、キャリアから周辺部におけるそのような化粧品を取ることは困難である。一方、本発明による化粧品キャリアは、そのような使用されない化粧品を低減するために適切な化粧品分布を有することができる。具体的には、フロック加工エリアが、主に、キャリアの上側面の周辺領域に位置付けられ、非フロック加工エリアが、主に、キャリアの上側面の、周辺領域によって囲まれている中心(主)領域に位置付けられる場合、周辺領域におけるそのような使用されない化粧品は、従来の化粧用組立体のものよりも少なくなる。
キャリア面の中心領域上よりも、キャリア面の周辺領域において、フロック加工エリアがより多く、非フロック加工エリアがより少ない場合、周辺領域における使用されない化粧品は、低減され得る。代替として、使用されない化粧品のそのような低減はまた、非フロック加工エリアの表面積に対するフロック加工エリアの表面積の比率が、化粧品キャリアの上側面の中心領域から周辺領域に向かって増加する場合にも達成され得る。
さらには代替として、周辺領域は、中心領域よりも密にフロック加工され得る。
化粧品キャリア14における部分的なフロック加工の別の利点は、部分的なフロック加工により、様々なパターン、マーク、記号、または文字をキャリア面に形成して、化粧品キャリアの特定性または美的感覚を向上させることが可能になり得ることである。
上記利点が、化粧品キャリアについてだけでなく、ふるいを備えた化粧用組立体についても達成され得ることを理解すべきである。
(第2の実施形態)
図2は、蓋が開いている状態の、本発明による化粧用組立体110の第2の実施形態の斜視図である。第1の実施形態と同じ特徴については、以下では省略する。
化粧用組立体110は、開口を含むリザーバ112と、化粧品キャリア114と、内蓋116と、外蓋118と、を備える。化粧用組立体110の構成は、第1の実施形態の構成と同様である。
リザーバ112上の化粧品キャリア114は、その上側面に、フロック加工エリア120および非フロック加工エリア122を有する。図2においては、花形状のフロック加工エリア120が、化粧品キャリア114の上側面の中心領域に形成されている。フロック加工エリア120の周りの他のエリアは、非フロック加工エリア122である。
第2の実施形態による化粧品キャリア114においては、花パターンは、周囲の非フロック加工エリア122と比較して盛り上がっているフロック加工エリア120によって形成される。代替として、もちろん、エリア122はまた、エリア120ほど密でなくフロック加工され得る。
第1の実施形態と同様に、フロック加工エリア120は、化粧品がその中の細孔または孔を通って注出されるのを防止するので、非フロック加工エリア122の中よりも、フロック加工エリア120の中の細孔または孔を通って注出される化粧品は、少ない。
(第3の実施形態)
図3は、蓋が開いている状態の、本発明による化粧用組立体210の第3の実施形態の斜視図である。第1または第2の実施形態と同じ特徴については、以下では省略する。
化粧用組立体210は、開口を含むリザーバ212と、ふるい224と、内蓋216と、外蓋218と、を備える。化粧用組立体210の構成は、第1および第2の実施形態の構成と同様である。ふるい224は、複数の孔を有するが、孔は、簡略化するために図3には示されていないことに留意すべきである。
リザーバ212上のふるい224は、その上側面に、フロック加工エリア220および非フロック加工エリア222を有する。図3においては、放射状のドット形状の非フロック加工エリア222が、ふるい224の上側面にわたって形成されている。他のエリアは、フロック加工エリア220である。ドット形状の非フロック加工エリア222のサイズは、ふるい224の上側面の中心領域から周辺領域に向かって次第に小さくなる。非フロック加工エリア222は、8方向に放射状に広がる8本のより長いドット線、およびより長いドット線間を放射状に広がる8本のより短いドット線から構成されている。つまり、周辺領域よりも、中心領域において、多くの長いドットが存在する。そのような構成により、国際公開第2016/038546号に開示されている効果と同様でありながら、より簡単な製造法での効果に到達することが可能になる。
第3の実施形態によるふるい224においては、放射状のドットパターンは、周囲のフロック加工エリア220と比較して凹んでいる非フロック加工エリア222によって形成される。化粧品、または化粧品キャリアは、リザーバ212の中のふるい224の下に置かれていてよい。代替として、ふるい224は、化粧品キャリアの上面によって構成され得る。化粧品は、ふるい224の孔を通して、アプリケータ、または指を使用して、取ることができる。
第1の実施形態と同様に、フロック加工エリア220は、化粧品がふるい224またはリザーバから注出されるのを制限するので、ふるい224の中の周辺領域において注出された化粧品の量に対する中心領域において注出された化粧品の量の比率は、従来の化粧品キャリアのものよりも大きい。そのため、従来の化粧品キャリアよりも、ふるい224の中の周辺領域において存在する使用されない化粧品は、少ない。
[化粧用組立体を製造するための方法]
本発明による化粧用組立体を製造するための方法について、以下に論じる。
本発明によるフロック加工エリアは、通常の静電フロック加工技法によって形成される。静電フロック加工においては、接着剤が、化粧品キャリアまたは化粧品もしくは化粧品キャリアを覆うふるいの表面のフロック加工されることになる所定のエリアに塗布される。次いで、繊維を切断することによって作られる複数の短いフロックが、この接着剤エリアにわたって、好ましくは高電圧環境下で散在させられる。静電力により、各フロックは、キャリアまたはふるいの表面に垂直に吸着される。その後、フロックが付いたキャリアまたはふるいは、フロックをキャリアまたはふるいの表面に固定するために、乾燥および/または加熱される。
静電フロック加工を使用すると、均一かつ密接に間隔が空けられたフロックは、キャリアまたはふるいの表面において得ることができる。フロック加工エリア全体のサイズおよび形状は、フロック加工エリアの所望のサイズおよび形状に従って、接着剤を塗布することによって決定され得る。
第1フロック加工エリア、および第1フロック加工エリアとは異なるようにフロック加工される第2フロック加工エリアを設ける場合、接着剤は、同様に第2エリアに塗布され、次いで、フロックは、第1エリアの散在とは異なる形で、第2エリアにわたって散在させられる。たとえば、フロックの密度、またはフロックのタイプ(材料、長さ、直径など)などは、異なっていてよい。フロック加工されることになるエリアは、たとえば、ステンシルを使用することによって境界決めされ得、ステンシルは、接着剤を特定の限定されたエリアに塗布するため、または接着剤により完全にカバーされる表面に選択的にフロック繊維を塗布するためのいずれかに使用される。
フロック加工工程は、静電フロック加工以外の任意の技法を使用して行われ得ることを理解すべきである。加えて、接着剤またはフロック繊維は、アプリケータ、ステンシル、または任意の他の工程によって塗布され得る。代替として、フロック加工は、接着剤なしに、たとえば、フロック加工されることになるエリアを物理的に境界決めすることによって、行われ得る。
[化粧用組立体を使用するための方法]
本発明による化粧用組立体を使用するための方法について、以下に論じる。
最初に、外蓋が開けられ、次いで、内蓋が開けられて、化粧品を含浸した化粧品キャリア、またはリザーバの中の化粧品もしくは化粧品キャリアを覆うふるいを露出させる。化粧品は、典型的には、パフなどのアプリケータを使用して、キャリアまたはふるいの表面から取られる。次いで、アプリケータは、頬などの使用者の皮膚に持って行かれ、アプリケータ上の化粧品が使用者の皮膚に塗布される。
好ましくは、使用者は、外蓋の内面上の鏡における自分の顔を見ながら、アプリケータによりメーキャップを施すことができる。
10 化粧用組立体
12 リザーバ
14 化粧品キャリア
16 内蓋
18 外蓋
20 フロック加工エリア
22 非フロック加工エリア
110 化粧用組立体
112 リザーバ
114 化粧品キャリア
116 内蓋
118 外蓋
120 フロック加工エリア
122 非フロック加工エリア
210 化粧用組立体
212 リザーバ
224 ふるい
216 内蓋
218 外蓋
220 フロック加工エリア
222 非フロック加工エリア

Claims (20)

  1. 化粧品のためのパッケージング/注出組立体であって、
    前記化粧品を収納するように意図されている少なくとも1つのリザーバと、
    前記化粧品が通って注出される複数の孔であって少なくとも1つの外側注出エリアを画定する孔を含む少なくとも1つのふるいと、
    を備えるパッケージング/注出組立体であって、
    前記少なくとも1つの外部注出エリアが、フロック加工されている少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されていない、または前記第1エリアとは異なるようにフロック加工されている少なくとも1つの第2エリアと、を含むことを特徴とする、パッケージング/注出組立体。
  2. 前記化粧品が、キャリアの中に含浸され、前記キャリアが、前記リザーバの中に置かれている、請求項1に記載のパッケージング/注出組立体。
  3. 前記キャリアが、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、またはポリウレタン(PU)スポンジなどの発泡体材料から作られている、請求項2に記載のパッケージング/注出組立体。
  4. 前記キャリアが、繊維、好ましくは、不織繊維から作られている、請求項2に記載のパッケージング/注出組立体。
  5. 前記化粧品が、キャリアなしで前記リザーバの中に収納されている、請求項1に記載のパッケージング/注出組立体。
  6. 前記ふるいが、メッシュまたはグリッドである、請求項1から5のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体。
  7. 前記ふるいが、多孔質材料、たとえば、多孔質膜または発泡体から作られている、請求項1から5のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体。
  8. 前記ふるいが、孔を含んだ非多孔質材料から作られており、前記孔は、たとえばドリル加工によってまたは前記非多孔質材料の成形から直接得られたものである、請求項1から5のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体。
  9. 前記ふるいが、前記キャリアと一体であり、前記ふるいが、たとえば、前記キャリアの上面によって構成されている、請求項2から4のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体。
  10. 前記少なくとも1つの外部注出エリアが、周辺領域を含み、前記周辺領域が、前記周辺領域によって囲まれている主領域よりも密にフロック加工されている、請求項1から9のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体。
  11. 前記少なくとも1つの外部注出エリアは、周辺領域における孔を通って注出される化粧品が前記周辺領域によって囲まれている主領域における孔を通って注出される化粧品よりも少なくなるように構成されている、請求項1から10のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体。
  12. 化粧品含浸タイプの、複数の細孔または孔を含んだ化粧品キャリアであって、化粧品が通って注出され得る化粧品キャリアの外側面において、フロック加工されている少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されていない、または前記第1エリアとは異なるようにフロック加工されている少なくとも1つの第2エリアと、を含む、化粧品キャリア。
  13. 前記化粧品キャリアの前記外側面において、ふるいをさらに備え、前記複数の孔が、前記ふるいによって設けられ、前記少なくとも1つの第1エリアおよび前記少なくとも1つの第2エリアが、前記ふるいに形成される、請求項12に記載の化粧品キャリア。
  14. 前記化粧品キャリアの前記外側面が、周辺領域を含み、前記周辺領域が、前記周辺領域によって囲まれている主領域よりも密にフロック加工されている、請求項12または13に記載の化粧品キャリア。
  15. 少なくとも1つのリザーバと、前記リザーバの中に請求項12から14のいずれか一項に記載の少なくとも1つの化粧品キャリアと、を備える、化粧用組立体。
  16. 請求項1から11のいずれか一項に記載のパッケージング/注出組立体を製造するための方法であって、
    (a)前記化粧品を収納するように意図されているリザーバ、および前記化粧品が通って注出される複数の孔であって少なくとも1つの外部注出エリアを画定する孔を含んだふるいを設けるステップと、
    (b)前記ふるいの前記少なくとも1つの外部注出エリアにおいて、フロック加工されることになる少なくとも1つの第1エリアと、フロック加工されないことになる、または前記第1エリアとは異なるようにフロック加工されることになる少なくとも1つの第2エリアと、を特定するステップであって、前記第1エリアは、全注出エリアよりも小さい、ステップと、
    (c)前記少なくとも1つの第1エリアにおいてフロックを設けるステップと
    を含む、方法。
  17. 前記少なくとも1つの第1エリアにおいてフロックを設けるステップとは異なる形で、前記少なくとも1つの第2エリアにおいてフロックを設けるステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つの第1エリアにおいてフロックを設けるステップが、前記少なくとも1つの第1エリアに接着剤を塗布するステップ、および前記少なくとも1つの第1エリアにわたってフロックを散在させるステップを含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記接着剤が、ステンシルを使用することによって塗布される、請求項18に記載の方法。
  20. フロックを設けるステップは、各フロックが、化粧品キャリアの外側面において実質的に垂直に吸着されるように、高電圧の下で行われる、請求項16から19のいずれか一項に記載の方法。
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