JP2018063299A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の回転体と第2の回転体との回転位相の関係を考慮せずに副走査方向の濃度ムラを補正する場合と比較して、第1の回転体及び第2の回転体の回転位相差により発生する副走査方向の濃度ムラを精度良く補正することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】第1の回転体及び第2の回転体の回転速度の比が変更された状態で、中間転写体又は記録媒体に形成された画像の濃度を検出し、検出された画像の濃度から、第1の回転体に起因する画像の第1濃度ムラを算出し、算出した第1濃度ムラから第1の回転体に起因する濃度ムラを補正するための第1補正量を算出し、画像を形成する際、形成される画像の濃度を、算出された第1補正量で第1の回転体の回転毎に補正する。【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、画像形成に用いられる第1のサブモジュールと、前記第1のサブモジュールの位相を検知する第1の位相検知部と、前記第1のサブモジュールとともに画像形成に用いられる第2のサブモジュールと、前記第2のサブモジュールの位相を検知する第2の位相検知部と、前記第1のサブモジュールおよび前記第2のサブモジュールを用いて形成された画像の濃度を検知する濃度検知部と、前記濃度検知部にて検知された画像の濃度データに基づき、前記第1のサブモジュールに起因する副走査方向の濃度変動を補正するための第1のパラメータおよび前記第2のサブモジュールに起因する副走査方向の濃度変動を補正するための第2のパラメータを設定する補正設定部と、前記補正設定部にて設定された前記第1のパラメータから、前記第1の位相検知部にて検知された前記第1のサブモジュールの位相に対応する第1補正値を取得するとともに、当該補正設定部にて設定された前記第2のパラメータから、前記第2の位相検知部にて検知された前記第2のサブモジュールの位相に対応する第2補正値を取得し、当該第1補正値と当該第2補正値とを合成した補正値を出力する出力設定部と、前記出力設定部より出力される前記補正値に応じて作像条件を変更する作像条件変更部とを含む画像形成装置が開示されている。
特開2007−140402号公報
一般的な画像形成装置において、第1の回転体(例えば、現像ロール)による濃度推移の波と第2の回転体(例えば、像保持体)による濃度推移の波との重なり具合によって、相互に濃度ムラが弱め合ったり強め合ったりする。これにより、第1の回転体及び第2の回転体の周方向(副走査方向)に周期的な濃度ムラが発生する場合がある。
従来、濃度ムラは、回転体の周期に応じて発生するため、各々の回転体の周期に基づいて各々の部材の濃度ムラへの寄与を分離できると想定していた。そのため、中間転写ベルト等にテストパターンを形成させ、形成されたテストパターンの濃度を検出し、検出した濃度を各々の回転体の周期毎に抽出して平均し、平均した濃度に基づいて、上述した副走査方向の濃度ムラを補正するための補正量を算出していた。
しかし、例えば、像保持体が鋼を5枚繋げることにより形成されていた場合、像保持体の回転周期の1/5周期で濃度ムラが発生する。この場合、像保持体の1/5周期と、現像ロールの周期とが類似していると、濃度ムラを分離することができないことがわかった。
上記課題を鑑みて、本発明は、第1の回転体と第2の回転体との回転位相の関係を考慮せずに副走査方向の濃度ムラを補正する場合と比較して、第1の回転体及び第2の回転体の回転位相差により発生する副走査方向の濃度ムラを精度良く補正することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像形成装置は、第1の回転体及び第2の回転体の回転速度の比を変更する変更手段と、前記変更手段により前記第1の回転体及び前記第2の回転体の回転速度の比が変更された状態で、中間転写体又は記録媒体に形成された画像の濃度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記画像の濃度から、前記第1の回転体に起因する前記画像の第1濃度ムラを算出し、算出した前記第1濃度ムラから前記第1の回転体に起因する濃度ムラを補正するための第1補正量を算出する算出手段と、画像を形成する際、形成される画像の濃度を前記算出手段により算出された前記第1補正量で前記第1の回転体の回転毎に補正する補正手段と、を備える。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1記載の発明において、前記算出手段は、前記検出手段により検出された前記画像の濃度から、前記第2の回転体に起因する前記画像の第2濃度ムラを算出し、算出した前記第2濃度ムラから前記第2の回転体に起因する濃度ムラを補正するための第2補正量を算出し、前記補正手段は、画像を形成する際、形成される画像の濃度を、前記算出手段により算出された前記第1補正量で前記第1の回転体の回転毎に補正すると共に、前記算出手段により算出された前記第2補正量で前記第2の回転体の回転毎に補正する。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項2記載の発明において、前記算出手段は、フーリエ変換解析により、前記検出手段により検出された前記画像の濃度から前記第1濃度ムラ、及び前記第2濃度ムラを算出する。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項2又は3記載の発明において、前記第1の回転体は、予め定めた回転位相となった場合に前記算出手段に第1基準情報を出力し、前記第2の回転体は、予め定めた回転位相となった場合に前記算出手段に第2基準情報を出力し、前記算出手段は、前記第1基準情報を基準位相として前記第1補正量を算出し、前記第2基準情報を基準位相として前記第2補正量を算出する。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項1記載の発明において、前記第1の回転体が現像ロールであり、前記第2の回転体が像保持体であり、前記補正手段は、前記像保持体の露光光量を前記第1補正量で補正する。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項2〜4の何れか1項記載の発明において、前記第1の回転体が現像ロールであり、前記第2の回転体が像保持体であり、前記補正手段は、前記像保持体の露光光量を前記第1補正量及び前記第2補正量で補正する。
請求項1の発明によれば、第1の回転体と第2の回転体との回転位相の関係を考慮せずに副走査方向の濃度ムラを補正する場合と比較して、第1の回転体及び第2の回転体の回転位相差により発生する副走査方向の濃度ムラを精度良く補正することができる。
請求項2の発明によれば、第2の回転体の濃度ムラを考慮せずに副走査方向の濃度ムラを算出した場合と比較して、副走査方向の濃度ムラを精度良く算出することができる。
請求項3の発明によれば、フーリエ変換解析を用いずに副走査方向の濃度ムラを算出した場合と比較して、副走査方向の濃度ムラを精度良く算出することができる。
請求項4の発明によれば、第1の回転体及び第2の回転体の基準位相を考慮せずに副走査方向の濃度ムラを補正する場合と比較して、副走査方向の濃度ムラを精度良く補正することができる。
請求項5の発明によれば、現像ロール及び像保持体の回転位相の関係によって発生する濃度ムラを精度良く補正することができる。
請求項6の発明によれば、像保持体の濃度ムラを考慮せずに副走査方向の濃度ムラを算出した場合と比較して、現像ロール及び像保持体の回転位相の関係によって発生する濃度ムラをより精度良く補正することができる。
実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略側面図である。 実施形態に係る像保持体及び現像ロールの配置状態の一例を示す概略側面図である。 実施形態に係る像保持体及び現像ロールの配置状態の別例を示す概略側面図である。 実施形態に係る画像形成装置における像保持体による副走査方向における濃度推移と現像ロールによる副走査方向における濃度推移の一例を示すグラフである。 実施形態に係る画像形成装置における像保持体による副走査方向における濃度推移と現像ロールによる副走査方向における濃度推移とを合成した濃度推移の一例を示すグラフである。 実施形態に係る画像形成装置における像保持体による副走査方向における濃度推移と現像ロールによる副走査方向における濃度推移の別例を示すグラフである。 実施形態に係る画像形成装置における像保持体による副走査方向における濃度推移と現像ロールによる副走査方向における濃度推移とを合成した濃度推移の別例を示すグラフである。 実施形態に係る画像形成装置における像保持体による副走査方向における濃度推移と現像ロールによる副走査方向における濃度推移とを合成した濃度推移を回転位相毎に示すグラフである。 実施形態に係る画像形成装置の機能的な構成を示すブロック図である。 実施形態に係る画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 実施形態に係る画像形成装置における位相特定処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る画像形成装置におけるテストパターンの一例を示す模式図である。 実施形態に係る画像形成装置において現像ロールの回転速度を変更した場合の濃度ムラの一例を示すグラフである。 実施形態に係る画像形成装置において現像ロールの回転速度を変更していない場合の濃度ムラの一例を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本実施形態に係る画像形成装置について詳細に説明する。なお、各実施形態に係る画像形成装置として、カラーの間接転写方式の画像形成装置を用いた場合について説明する。しかし、画像形成装置はこれに限らず、複数の回転体が回転することにより記録媒体に画像を形成させる画像形成装置であれば良い。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10の筐体10Aの内部には、画像処理部12、露光装置14、及び、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像形成ユニット16Y、16M、16C、16Kが設けられている。以下、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略して記載する。
画像処理部12は、画像形成の対象とする画像データを取得する。また、画像処理部12は、取得した画像データをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の階調データに変換する。
露光装置14は、筐体10Aの中央部に設けられていて、画像処理部12から階調データを受け取って、レーザ光LBによる画像露光を行う。また、各々の画像形成ユニット16は、露光装置14の上方に設けられていて、水平方向に間隔をおいて配置されている。
各々の画像形成ユニット16は、予め決められた速度で図1のA方向に回転駆動する円柱状の像保持体18Y、18M、18C、18K、及び、像保持体18の外周面を帯電する一次帯電用の帯電部材20Y、20M、20C、20Kを有している。
また、各々の画像形成ユニット16は、露光装置14の露光によって帯電した像保持体18の外周面に形成された静電潜像を、予め決められた色のトナーで現像してトナー像として可視化する現像部材22Y、22M、22C,22Kを有している。各々の現像部材22Y、22M、22C,22Kは、帯電したトナーを像保持体18に搬送する現像ロール22aを有している。
また、露光装置14には、各々の画像形成ユニット16に共通に構成された、図示しない4つの半導体レーザが設けられており、これらの半導体レーザからレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kが階調データに応じて出射される。
なお、半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf−θレンズを介して回転多面鏡であるポリゴンミラー26に照射され、このポリゴンミラー26によって偏向走査される。そして、このポリゴンミラー26によって偏向走査されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結像レンズ及び複数枚のミラーを介して、像保持体18上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光される。
また、露光装置14は、下方から像保持体18上に画像を走査露光するものであるため、露光装置14には、上方に位置する各々の画像形成ユニットの現像部材22等からトナー等が落下する可能性がある。そのため、露光装置14は、その周囲が直方体状のフレーム28によって密閉されている。そして、フレーム28の上部には、4本のレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各々の画像形成ユニット16の像保持体18上に向けて透過させる透明なガラス製のウインドウ30Y、30M、30C、30Kが設けられている。
一方、各々の画像形成ユニット16の上方には、図1に示すように、無端状の中間転写ベルト32が巻き掛けられると共に、回転駆動して中間転写ベルト32を図1のB方向に周回させる駆動ロール40が設けられている。すなわち、B方向は、中間転写ベルト32の移動方向である。また、各々の画像形成ユニット16の上方には、中間転写ベルト32に張力を付与する張力付与ロール36が設けられている。また、中間転写ベルト32の上方には、中間転写ベルト32の外周面を清掃する清掃ブレード38が設けられている。また、中間転写ベルト32の周回経路の内部には、中間転写ベルト32を挟んで像保持体18の反対側に配置される一次転写ロール34Y、34M、34C、34Kが設けられている。
また、中間転写ベルト32の一次転写ユニット21より下流側には、中間転写ベルト32上に形成された画像の濃度を検出する濃度センサ64が設けられている。濃度センサ64は、検出手段の一例である。濃度センサ64は、中間転写ベルト32に対して光を出射する出射部、及び、出射された光が中間転写ベルト32で反射した反射光を検出する検出部を有している。濃度センサ64は、出射部から予め定めた強度の光を出射させると共に、検出部により検出された反射光の強度によって、中間転写ベルト32に形成された画像の濃度を検出する。
このような構成により、一次転写ロール34によって、画像形成ユニット16の像保持体18上に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が、中間転写ベルト32上に、多重に転写される。
また、中間転写ベルト32を挟んで駆動ロール40の反対側には、二次転写ロール42が設けられている。中間転写ベルト32上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、中間転写ベルト32により搬送される。そして、各色のトナー像は、駆動ロール40と二次転写ロール42に挟まれ、用紙搬送経路56に沿って搬送される記録媒体としての用紙Pに二次転写される。
さらに、二次転写ロール42に対して用紙Pの搬送方向の下流側(以下、単に下流側と言う)には、用紙Pに転写されたトナー像を熱及び圧力により用紙Pに定着させる定着装置44が設けられている。また、定着装置44の下流側には、トナー像が定着した用紙Pを画像形成装置10の筐体10Aの上部に設けられた排出部48に排出する排出ロール46が設けられている。
一方、筐体10Aの内部の下側には、用紙Pが積載される給紙部材50、及び、給紙部材50に積載された用紙Pを用紙搬送経路56へ送り出す給紙ロール52が設けられている。また、給紙ロール52の下流側には、用紙Pを1枚ずつ分離して搬送する分離ロール54が設けられている。また、分離ロール54の下流側には、搬送タイミングを合わせる位置合せロール58が設けられている。
このような構成により、給紙部材50から供給された用紙Pは、予め決められたタイミングで回転する位置合せロール58によって中間転写ベルト32と二次転写ロール42とが接する位置(二次転写位置)へ送り出される。
さらに、排出ロール46に隣接するように、定着装置44によって片面に画像が定着された用紙Pを、排出ロール46によって排出部48にそのまま排出せずに、両面用搬送経路62に搬送する搬送ロール60が設けられている。これにより、両面用搬送経路62に沿って搬送される用紙Pは、 表裏が反転された状態で、位置合せロール58へと再度搬送され、用紙Pの裏面にトナー像が転写・定着されて排出部48に排出される。
上述した構成により、以下のように用紙Pに画像が形成される。
先ず、画像処理部12から露光装置14に各色の階調データが順次出力される。また、露光装置14から階調データに応じて出射されたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、帯電部材20によって帯電した像保持体18の外周面に走査露光され、像保持体18の外周面に静電潜像が形成される。像保持体18上に形成された静電潜像は、現像部材22Y、22M、22C、22Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として可視化される。
さらに、各々の画像形成ユニット16の上方に渡って配置された一次転写ユニット21の一次転写ロール34によって、像保持体18上に形成された各色のトナー像が、周回する中間転写ベルト32上に多重に転写される。
また、中間転写ベルト32上に転写された各色のトナー像は、二次転写ロール42により、給紙部材50から給紙ロール52、分離ロール54、位置合せロール58によって用紙搬送経路56に予め定めたタイミングで搬送された用紙Pに二次転写される。
さらに、トナー像が転写された用紙Pは、定着装置44へと搬送される。用紙Pに転写されたトナー像は、定着装置44によって用紙Pに定着され、その後、用紙Pは、画像形成装置10の筐体10Aの上部に設けられた排出部48に排出ロール46によって排出される。
さらに、用紙Pの両面に画像を形成させる場合は、定着装置44によって片面に画像が定着された用紙Pを、排出ロール46によって排出部48上にそのまま排出せずに、搬送方向を切り替え、搬送ロール60を介して両面用搬送経路62へと搬送する。そして、両面用搬送経路62に沿って用紙Pを搬送することで、用紙Pの表裏が反転され、用紙Pが再度位置合せロール58へと搬送される。用紙Pは、裏面にトナー像が転写・定着された後、排出部48上に排出ロール46によって排出される。
ここで、一般的な画像形成装置において、複数の回転体を回転させることにより用紙Pに画像を形成させる際、回転体の周方向(副走査方向)に周期的な濃度ムラが発生する場合がある。一例として図2に示すように、第1の回転体(例えば、現像ロール22a)がA方向に回転し、第2の回転体(例えば、像保持体18)がC方向に回転している場合、副走査方向に周期的な濃度ムラが発生する場合がある。このような周期的な濃度ムラを発生させる原因は複数存在する。
例えば、図3では、像保持体18及び現像ロール22aの設計形状をそれぞれ点線18a、22bで示している。一例として図3に示すように、円筒状の現像ロール22aの断面は設計形状では円形であるが、例えば現像ロール22aの断面が楕円形に歪んでしまっている場合には、現像ロール22aの表面から像保持体18の表面までの距離が周期的に変動する。そのため、一次転写ロール34又は用紙Pに形成される画像において、副走査方向に周期的な濃度ムラが発生する。
また、例えば、現像ロール22aによる濃度ムラの発生周期及び像保持体18による濃度ムラの発生周期が近い場合には、相互の濃度ムラが干渉して濃度ムラの大きさが変動する場合がある。この場合には、例えば、用紙P毎に濃度ムラの大きさが変動することにより、形成される画像の濃度が用紙P毎に異なってしまう。
すなわち、一例として図2に示すように、現像ロール22aがA方向に回転し、像保持体18がC方向に回転しているとする。この場合、例えば、像保持体18の濃度ムラの発生周期と、現像ロール22aの濃度ムラの発生周期とが類似している場合、それらの濃度ムラは相互に干渉し合い、その重なり具合によって濃度ムラが相互に弱め合ったり強め合ったりする。
なお、ここでは、第1の周期と第2の周期との差分が予め定めた閾値未満である場合に、第1の周期と第2の周期とが類似しているという。ここでの予め定めた閾値は、第1の周期と第2の周期とが干渉するか否かを判定するための閾値であり、例えば、第1の周期と第2の周期とが干渉しない第1の周期と第2の周期との差分の範囲の最小値とする。
一例として図3に示すように、像保持体18の断面及び現像ロール22aの断面は設計形状のように完全な円形ではなく、歪んでいる場合がある。例えば、像保持体18が鋼を5枚繋げることにより形成されていた場合、像保持体18の回転周期の1/5の発生周期で濃度ムラが発生する。すなわち、像保持体18の回転周期と現像ロール22aの回転周期が類似していないにも関わらず、像保持体18の濃度ムラの発生周期が例えば57mmであり、現像ロール22aの回転周期、すなわち現像ロール22aの濃度ムラの発生周期が例えば52mmであった場合には、それらの濃度ムラの発生周期が類似しているため、像保持体18による濃度ムラと現像ロール22aによる濃度ムラとが相互に干渉し合う。
一例として図4に示すように、副走査方向における像保持体18による濃度ムラの山の位置と、現像ロール22aによる濃度ムラの山の位置とが近い状態が一定時間継続したとする。この場合には、一例として図5に示すように、像保持体18による濃度ムラと現像ロール22aによる濃度ムラとを合成した場合に、副走査方向における像保持体18による濃度ムラと現像ロール22aによる濃度ムラとは相互に弱め合う。
一方、一例として図6に示すように、副走査方向における像保持体18による濃度ムラの山の位置と、現像ロール22aによる濃度ムラの谷の位置とが近い状態が一定時間継続したとする。この場合には、一例として図7に示すように、像保持体18による濃度ムラと現像ロール22aによる濃度ムラとを合成した場合に、副走査方向における像保持体18による濃度ムラと現像ロール22aによる濃度ムラとは相互に強め合う。
なお、像保持体18の回転周期の1/n(nは自然数)周期と、現像ロール22aの回転周期とが類似していない場合には、濃度ムラを時間毎に平均することにより、像保持体18による濃度ムラと現像ロール22aによる濃度ムラとが分離可能である。
しかし、像保持体18の回転周期の1/n周期と、現像ロール22aの回転周期とが類似している場合には、上述した干渉により、各々の濃度ムラが分離不可能となる場合がある。なぜなら、周期的に回転する2種類の回転体により発生している各々の濃度ムラの大きさは、一方の回転体の回転周期の1/n周期と、他方の回転体の回転周期とが類似している場合、相互の回転位相の関係によって決定されるからである。
一方の回転体の回転周期の1/n周期と、他方の回転周期とが類似している場合、一般的には、一方の回転体の回転速度を変化させることで一方の回転体の回転周期を変更し、濃度ムラが干渉しないように設計する。しかしながら、回転体の回転周期を変更すると、線の太さ、線の位置、階調特性等の画質特性にも影響を与えるため、画質特性を優先させると濃度ムラの干渉を容認せざるを得ない場合がある。
また、第1の回転体に起因する濃度ムラ及び第2の回転体に起因する濃度ムラが干渉している場合に濃度ムラを補正することも考えられる。その場合、補正パラメータを作成した時点と、画像を形成する時点で、濃度ムラの大きさが異なる場合があるため、濃度ムラを精度良く補正することは難しい。
また、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform;FFT)解析等を用いて第1の回転体の濃度ムラ及び第2の回転体の濃度ムラを分離することも考えられる。その場合、第1の回転体の濃度ムラの発生周期及び第2の回転体の濃度ムラの発生周期が近ければ近いほど、画像の濃度推移を確認するためのテストパターンを長くしたり、濃度の検出間隔を短くしたりする必要がある。
FFT解析の周波数分解能Δfは、サンプリング周波数をfs、サンプリング点数をNとすると、下記(1)式で表される。

…(1)
よって、周波数分解能Δfを高めるためには、すなわち周波数分解能Δfを小さくするためには、サンプリング周波数fsを低くしたり、サンプリング点数Nを大きくしたりする必要がある。この場合には、画像の濃度を補正するために要する所要時間が長くなる等により製造コストが上がってしまう等の二次障害が発生する。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置10では、現像ロール22a及び像保持体18の少なくとも一方の回転速度を変更することにより、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比を変更した状態で検出した濃度ムラに基づき、露光光量の補正量を決定する。この際、現像ロール22aによる濃度ムラ及び像保持体18による濃度ムラの各々のを分離し、現像ロール22aの回転周期に応じて発生する、現像ロール22aに起因する濃度ムラを補正するための補正量、及び像保持体18の回転周期に応じて発生する、像保持体18に起因する濃度ムラを補正するための補正量を合成することにより、露光光量の補正量を決定する。
なお、本実施形態では、上述したように、第1の回転体が像保持体18であり、第2の回転体が現像ロール22aである場合について説明するが、これに限らない。例えば、第1の回転体及び第2の回転体は、像保持体18及び帯電部材20、像保持体18及び一次転写ロール34、駆動ロール40及び二次転写ロール42、定着装置44(1対の定着ロール)等であっても良い。また、本実施形態では、補正対象を露光装置14の露光光量とした場合について説明するが、これに限らない。例えば、第1の回転体及び第2の回転体が像保持体18及び帯電部材20である場合には、帯電部材20による帯電量を補正しても良い。また、例えば、第1の回転体及び第2の回転体が像保持体18及び一次転写ロール34、又は駆動ロール40及び二次転写ロール42である場合には、転写バイアスを補正しても良い。また、例えば、第1の回転体及び第2の回転体が定着装置44である場合には、定着の際の圧力及び温度の少なくとも一方を補正しても良い。
図9を参照して、本実施形態に係る画像形成装置10の機能的な構成について説明する。図9に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、露光装置14による露光光量を補正する露光光量補正部66を有している。また、露光光量補正部66は、濃度取得部70、補正情報算出部72、補正情報記憶部74、及び、露光光量決定部76を有している。
濃度取得部70は、濃度センサ64から、中間転写ベルト32上に形成されたテストパターン(帯画像)の濃度の検出値の時系列変化を表す濃度推移情報を取得する。
補正情報算出部72は、変更手段及び算出手段の一例であり、現像ロール22a及び像保持体18の少なくとも一方の回転速度を変更させ、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比を変更する。また、補正情報算出部72は、濃度取得部70により取得された濃度推移情報に対してFFT解析等を行うことにより現像ロール22a及び像保持体18の周期的な濃度ムラの大きさを算出する。この際、FFT解析を用いた場合には、解析対象とする副走査方向の長さに応じて解析結果が変わるため、例えば現像ロール22aの1回転毎にFFT解析を行う。そして、補正情報算出部72は、現像ロール22aの基準位相からの回転位相(基準位相に対する位相差)−光量振幅値の相関データを作成する。ここでの光量振幅値は、露光装置14による露光光量の振幅値である。また、例えば像保持体18の1回転毎にFFT解析を行う。そして、補正情報算出部72は、像保持体18の基準位相からの回転位相(基準位相に対する位相差)−光量振幅値の相関データを作成する。ここでの光量振幅値は、露光装置14による露光光量の振幅値である。
ここで、基準位相について説明する。現像ロール22aは、予め定めた角度で第1基準情報を補正情報算出部72に対して出力する。そこで、補正情報算出部72は、第1基準情報を受信した際の現像ロール22aの位相を基準位相として、当該基準位相からの位相差を回転位相とする。同様に、像保持体18は、予め定めた角度で第2基準情報を補正情報算出部72に対して出力する。そこで、補正情報算出部72は、第2基準情報を受信した際の像保持体18の位相を基準位相として、当該基準位相からの位相差を回転位相とする。そして、補正情報算出部72は、回転位相−光量振幅値の相関データを作成する。
補正情報記憶部74は、補正情報算出部72により算出された、回転位相−光量振幅値の相関データを記憶している。
露光光量決定部76は、補正手段の一例であり、画像を形成する際、現像ロール22aの基準位相に応じた露光光量の補正量(光量振幅値)を補正情報記憶部74から取得すると共に、像保持体18の基準位相に応じた露光光量の補正量(光量振幅値)を補正情報記憶部74から取得する。また。露光光量決定部76は、現像ロール22aの基準位相に応じた露光光量の補正量と、像保持体18の基準位相に応じた露光光量の補正量とを合成することにより、露光光量の補正量を決定する。また、露光光量決定部76は、画像を形成する際、決定した露光光量の補正量で、露光装置14の露光光量を補正する。
次に、図10を参照して、本実施形態に係る画像形成装置10の電気系の要部構成について説明する。
図10に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、画像形成装置10の全体的な動作を司るCPU(Central Processing Unit)80、及び各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)82を備えて構成される。また、画像形成装置10は、CPU80による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)84、及び不揮発性メモリ等を有する記憶部86を備えて構成される。
また、画像形成装置10は、外部装置と通信情報の送受信を行う通信回線I/F(Interface)部88、及びユーザに対して画像形成装置10の動作状況等に関する各種情報を通知する操作表示部90を備えて構成される。なお、操作表示部90は、例えば、プログラムの実行により操作指示の受け付けを実現する表示ボタン、各種情報等が表示されるタッチパネル式のディスプレイと、テンキー、スタートボタン等のハードウェアキーとを含む。
また、画像形成装置10は、画像形成部92を備えている。画像形成部92は、形成対象とする画像を示す画像情報を取得し、前述した画像形成工程の画像形成に関する各種処理を行う各構成部品を制御し、記録媒体に画像を形成させる。
そして、CPU80、ROM82、RAM84、記憶部86、通信回線I/F部88、操作表示部90、及び、画像形成部92の各部がアドレスバス、データバス、及び 制御バス等のバス94を介して互いに接続されている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10が実行する位相特定処理を行う際の処理の流れを、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、本実施形態では、位相特定処理のプログラムは予め記憶部86に記憶されているが、これに限らない。例えば、位相特定処理のプログラムは、外部装置から通信回線I/F部88を介して受信して実行されても良い。また、CD−ROM等の記録媒体に記録された位相特定処理のプログラムがCD−ROMドライブ等で読み込まれることにより、位相特定処理が実行されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、位相特定処理のプログラムは、操作表示部90を用いて位相特定処理の実行の指示が入力された場合に実行される。
ステップS101では、補正情報算出部72が、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比を変更する。本実施形態では、現像ロール22aの回転速度を変更することにより、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比を変更する。
ステップS103では、補正情報算出部72が、画像形成部92に、中間転写ベルト32上にテストパターンを形成させる。なお、本実施形態で形成されるテストパターン96は、一例として図12に示すように、副走査方向に沿って帯状に伸びたべた画像であり、例えば、現像ロール22aの副走査方向の長さより長くなるように形成される。
ステップS105では、補正情報算出部72が、濃度取得部70から、中間転写ベルト32上に形成されたテストパターンの濃度の検出値を取得する。本実施形態では、用紙Pの画像形成領域の副走査方向における全域における濃度推移を表す濃度推移情報を取得する。
ステップS107では、補正情報算出部72が、現像ロール22aから出力された第1基準情報、及び像保持体18から出力された第2基準情報を取得する。
ステップS109では、補正情報算出部72が、FFT解析等により、第1基準情報に基づいて現像ロール22aの位相差を特定すると共に、第2基準情報に基づいて像保持体18の位相差を特定する。すなわち、濃度推移において現像ロール22aの基準位相及び像保持体18の基準位相を特定する。また、補正情報算出部72が、FFT解析等により、現像ロール22aに起因する濃度ムラの大きさ、及び像保持体18に起因する濃度ムラの大きさを算出する。
なお、一例として図13に、現像ロール22aの回転速度を変更して、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比を変更することにより、現像ロール22aに起因する濃度ムラ及び像保持体18に起因する濃度ムラが干渉しないようにした場合の、現像ロール22aに起因する濃度ムラの周期及び像保持体18に起因する濃度ムラの周期の一例を示した。
一方、比較例として図14に、現像ロール22aに起因する濃度ムラ及び像保持体18に起因する濃度ムラが干渉するようにした場合の、現像ロール22aに起因する濃度ムラの周期及び像保持体18に起因する濃度ムラの周期の一例を示した。
図14では、現像ロール22aに起因する濃度ムラ及び像保持体18に起因する濃度ムラが干渉することにより、現像ロール22aに起因する濃度ムラが像保持体18に起因する濃度ムラに吸収されていて、現像ロール22aに起因する濃度ムラの周期及び像保持体18に起因する濃度ムラの周期が区別されない。一方、図13に示す例では、現像ロール22aに起因する濃度ムラ及び像保持体18に起因する濃度ムラが干渉しないようにしたため、現像ロール22aに起因する濃度ムラの周期及び像保持体18に起因する濃度ムラの周期の各々が区別される。
ステップS111では、現像ロール22aの位相差と現像ロール22aに起因する濃度ムラの大きさとの関係、及び、像保持体18の位相差と像保持体18に起因する濃度ムラの大きさとの関係を示す相関データを作成し、本位相特定処理のプログラムの実行を終了する。
ここで作成された相関データは、画像を形成する際に使用される。すなわち、露光光量決定部76は、画像を形成する際、現像ロール22aの第1基準情報、及び像保持体18の第2基準情報から、相関データに基づき、露光装置14の露光光量の補正量を決定し、決定した補正量で露光装置14の露光光量を補正する。
このように、本実施形態では、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比を変更し、現像ロール22a及び像保持体18の回転速度の比が変更された状態で、中間転写ベルト32又は用紙Pに形成された画像の濃度を検出する。また、検出された画像の濃度から、現像ロール22aに起因する画像の第1濃度ムラを算出し、算出した第1濃度ムラから現像ロール22aに起因する濃度ムラを補正するための第1補正量を算出する。そして、画像を形成する際、形成される画像の濃度を、算出された第1補正量で現像ロール22aの回転毎に補正する。
また、検出された画像の濃度から、像保持体18に起因する画像の第2濃度ムラを算出し、算出した第2濃度ムラから像保持体18に起因する濃度ムラを補正するための第2補正量を算出する。そして、画像を形成する際、形成される画像の濃度を、算出された第1補正量で像保持体18の回転毎に補正すると共に、算出された第2補正量で像保持体18の回転毎に補正する。
10 画像形成装置
14 露光装置
18 像保持体
22a 現像ロール
64 濃度センサ
66 露光光量補正部
70 濃度取得部
72 補正情報算出部
74 補正情報記憶部
76 露光光量決定部
92 画像形成部

Claims (6)

  1. 第1の回転体及び第2の回転体の回転速度の比を変更する変更手段と、
    前記変更手段により前記第1の回転体及び前記第2の回転体の回転速度の比が変更された状態で、中間転写体又は記録媒体に形成された画像の濃度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記画像の濃度から、前記第1の回転体に起因する前記画像の第1濃度ムラを算出し、算出した前記第1濃度ムラから前記第1の回転体に起因する濃度ムラを補正するための第1補正量を算出する算出手段と、
    画像を形成する際、形成される画像の濃度を前記算出手段により算出された前記第1補正量で前記第1の回転体の回転毎に補正する補正手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記算出手段は、前記検出手段により検出された前記画像の濃度から、前記第2の回転体に起因する前記画像の第2濃度ムラを算出し、算出した前記第2濃度ムラから前記第2の回転体に起因する濃度ムラを補正するための第2補正量を算出し、
    前記補正手段は、画像を形成する際、形成される画像の濃度を、前記算出手段により算出された前記第1補正量で前記第1の回転体の回転毎に補正すると共に、前記算出手段により算出された前記第2補正量で前記第2の回転体の回転毎に補正する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記算出手段は、フーリエ変換解析により、前記検出手段により検出された前記画像の濃度から前記第1濃度ムラ、及び前記第2濃度ムラを算出する
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の回転体は、予め定めた回転位相となった場合に前記算出手段に第1基準情報を出力し、
    前記第2の回転体は、予め定めた回転位相となった場合に前記算出手段に第2基準情報を出力し、
    前記算出手段は、前記第1基準情報を基準位相として前記第1補正量を算出し、前記第2基準情報を基準位相として前記第2補正量を算出する
    請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の回転体が現像ロールであり、
    前記第2の回転体が像保持体であり、
    前記補正手段は、前記像保持体の露光光量を前記第1補正量で補正する
    請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の回転体が現像ロールであり、
    前記第2の回転体が像保持体であり、
    前記補正手段は、前記像保持体の露光光量を前記第1補正量及び前記第2補正量で補正する
    請求項2乃至4の何れか1項記載の画像形成装置。
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