JP2018059880A - ネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、端末、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】コースが複数のルートを含む場合にルートにかかる時間を自動的に測定することができるネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、端末、およびプログラムを提供する。【解決手段】現在位置情報を取得することが可能な端末300A、300B、300Cと、端末300A、300B、300Cの現在位置情報に基づいて、複数のルートを含むコースのうちの端末300A、300B、300Cが移動中のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのサーバ100と、を備えるネットワークシステム1。【選択図】図1
Description
以下の開示は、少なくとも1つの端末の位置に関する情報を利用するためのネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、端末、およびプログラムに関する。
従来から、端末の位置情報を取得するための機能が知られている。たとえば、GPS(Global Positioning System)などがそれである。そして、サーバを利用することによって、レース中の複数の端末のコース上の位置を複数の機器で表示するためのネットワークシステムも知られている。
たとえば、特開2015−162242号公報(特許文献1)には、ネットワークシステム、通信方法、サーバ、サーバ用プログラム、端末、端末用プログラムが開示されている。特許文献1によると、ネットワークシステムは、GPSを利用することによって現在位置を取得することが可能であり、同じ識別情報が割り当てられる複数の端末と、前記複数の端末のうちの所定の条件を満たす少なくとも1つの端末の位置を表示させるためのデータを前記複数の端末に送信するためのサーバとを備える。
また、特開2012−88136号公報(特許文献2)には、車載ラップタイム計測装置およびラップタイム計測方法が開示されている。特許文献2によると、車両の現在位置を表す位置情報を取得する車両位置取得部と、周回コース内のゴール地点に車両が到達したことを表すゴール到達信号を入力する信号入力部と、車両の位置情報の微小変化に基づき前記車両の移動方向を検出すると共に、前記ゴール到達信号が入力されたタイミングと、前記車両位置取得部が取得した車両の位置情報と、検出された前記車両の移動方向とに基づいて、前記ゴール地点を含む直線状のゴールラインを特定する直線式を算出するゴールライン算出部と、前記直線式と車両の位置情報とに基づき時間を計測するラップタイム計測部とを備え、ゴール地点で車両進行方向と直交する方向にゴールラインが存在すると仮定して計算する。
また、特開2013−29513号公報(特許文献3)には、通過判定装置、通過判定方法、プログラムが開示されている。特許文献3によると、予め設定されたコースを任意の手段で走行するトレーニングを行うユーザが携帯する通過判定装置に適用される。通過判定装置は、記憶部と、所定間隔で自装置の位置を取得する位置情報取得部と、ユーザにより予め設定されたコースおよび当該コース上の通過ポイントの位置を前記記憶部に記憶させると共に、前記位置情報取得部により取得された位置を、当該位置が取得された時刻と共に前記記憶部に記憶させる制御部と、を有し、前記制御部は、自装置の位置が前記通過ポイントの所定範囲内に入った場合、取得した当該所定範囲内の位置のうち当該通過ポイントに最も近い位置と、当該位置を取得した時刻と、に基づいて、当該通過ポイントを通過した通過時刻を判定する。
また、特開2011−169844号公報(特許文献4)には、走行時間計測装置、計測ライン設定装置、及び、プログラムが開示されている。特許文献4によると、走行時間計測装置では、垂線設定部は、情報取得部が取得した地図情報が表す地図上において、情報取得手段が取得した経路情報が表す経路上の所定点をユーザの操作に基づいて特定し、特定した所定点を通り経路に垂直な垂線を計測ラインとして設定し、計測部は、自車位置特定部が順次特定する自車の位置が計測ラインを横切ったときを計測の基準として走行時間を計測する。
また、特開2013−192686号公報(特許文献5)には、所要時間算出システム、所要時間算出プログラム及び所要時間算出方法が開示されている。特許文献5によると、所要時間算出システムは、第1のセンサによって検出された実測経路上を移動する人体の当該実測経路上の各位置の位置情報および高度情報から求められる当該実測経路の地形データの中から、複数の区間に分割された算出経路のうちの一の区間の各位置の位置情報および高度情報から求められる当該算出経路の一の区間の地形データに類似又は一致する前記実測経路の一部の区間の地形データを抽出して、抽出された当該実測経路の一部の区間を前記人体が移動するのに要した時間に基づいて、前記算出経路の一の区間を前記人体が移動するのに要する時間を算出する。
しかしながら、レースのコースが複雑なルートを含む場合にルートにかかる時間を自動的に測定することが困難であった。本発明の一態様の目的は、コースが複数のルートを含む場合にルートにかかる時間を自動的に測定することができるネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、端末、およびプログラムを提供することにある。
この発明のある態様に従うと、現在位置情報を取得することが可能な端末と、端末の現在位置情報に基づいて、複数のルートを含むコースのうちの端末が移動中のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。
好ましくは、複数のルートの各々は当該ルートの終わりの部分の第1のエリアが指定されている。サーバは、端末が第1のエリアに入った場合に、続きのルートがない場合は、第1のエリアに入ったときに、当該ルートにかかった時間を特定し、続きのルートがある場合は、第1のエリアを出たとき又は次のルートに入ったときに、当該ルートにかかった時間を特定する。
好ましくは、コースは、複数のルートとして、少なくとも1つの周回する第1のルートと、少なくとも1つの周回しない第2のルートと、を含む。サーバは、かかった時間としての第1のルートの周回毎のラップタイムと、第2のルートにかかった時間とを測定する。なお、ルートの周回毎のラップタイムや周回数などを周回情報とも言う。
好ましくは、複数のルートの各々は当該ルートの始まりの部分の第2のエリアが指定されている。サーバは、端末が第2のエリアに入った際に、当該ルートにかかった時間の測定を開始する。
好ましくは、サーバは、端末の位置とルートの位置の少なくともいずれかをメッシュ化することによって、端末のルート上の位置を特定する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末と通信するための通信インターフェイスと、複数のルートを含むコースのデータを記憶するためのメモリと、通信インターフェイスを介して端末の現在位置情報を取得し、端末が移動中のルートを特定し、端末のルートにかかった時間を測定するためのプロセッサと、を備えるサーバが提供される。
この発明の別の局面に従うと、プロセッサが、通信インターフェイスを介して端末の現在位置情報を取得するステップと、プロセッサが、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、端末が移動中のルートを特定するステップと、プロセッサが、端末のルートにかかった時間を測定するステップと、を備えるサーバにおける情報処理方法が提供される。
この発明の別の局面に従うと、端末が提供される。端末は、複数のルートを含むコースのデータを記憶するためのメモリと、端末の現在位置情報を取得するための位置情報取得部と、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、端末の現在のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのプロセッサと、を備える。
この発明の別の局面に従うと、端末のためのプログラムが提供される。プログラムは、端末の現在位置情報を取得するステップと、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、端末の現在のルートを特定するステップと、ルートにかかった時間を測定するステップと、をプロセッサに実行させる。
以上のように、本発明の一態様によれば、コースが複雑なルートを含む場合にルートにかかる時間を自動的に測定することができるネットワークシステム、サーバ、情報処理方向、通信端末、およびプログラムが提供される。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とについて説明する。図1は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成を示すイメージ図である。
図1を参照して、ネットワークシステム1の全体構成について簡単に説明する。ネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、通信事業者網やインターネットなどのネットワークを介して当該サーバ100と接続可能な複数の通信端末300A、300B、300Cとを含む。なお、以下では、通信端末300A、300B、300Cを総称して、通信端末300ともいう。
本実施の形態にかかる複数の通信端末300のうちのいずれか(図1における300Aなど)は、スマートフォン、タブレット、ゲーム機、ウェアラブル端末、ノートパソコン、カーナビゲーションシステムなどの現在位置情報を取得可能な装置である。より詳細には、通信端末300の各々は、サーバ100などから位置取得用のアプリケーションをダウンロードして、当該位置取得用のアプリケーションをインストールしている。
たとえば、複数の通信端末300のうちのいずれか(図1における300Aなど)は、GPS(Global Positioning System)やGNSS(Global Navigation Satellite System)などの位置取得機能を利用することによって自身の現在位置を取得することができる。そして、通信端末300は、自分の現在位置を示す情報をサーバ100に送信する。
また、複数の通信端末300のうちのいずれか(図1における通信端末300A、300B、300Cなど)は、ディスプレイを利用して文字や画像を表示することができる。そのような通信端末300A、300B、300Cは、サーバ100からのデータに基づいて、上記の位置取得機能を有する通信端末300Aの現在位置を表示することができる。
<ネットワークシステム1の動作概要>
<ネットワークシステム1の動作概要>
次に、図2〜図10を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。なお、図2は、本実施の形態にかかるコースを示すイメージ図である。図3は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要を示すフローチャートである。図4は、本実施の形態にかかる通信端末300のレース登録時の画面推移を示すイメージ図である。図5は、本実施の形態にかかる通信端末300の第1のレースの第1の画面例を示すイメージ図である。図6は、本実施の形態にかかる通信端末300の第1のレースの第2の画面例を示すイメージ図である。図7は、本実施の形態にかかる通信端末300の第1のレースの結果画面を示すイメージ図である。図8は、本実施の形態にかかる通信端末300の第2のレースの第1の画面例を示すイメージ図である。図9は、本実施の形態にかかる通信端末300の第2のレースの第2の画面例を示すイメージ図である。図10は、本実施の形態にかかる通信端末300の第2のレースの結果画面を示すイメージ図である。
図2を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1によって提供される情報提供サービスは、複数のルートを含むコースを走行する1または複数のユーザに利用される。より詳細には、情報提供サービスは、複数のユーザが参加するレースに利用されるものであってもよいし、1または複数のユーザのトレーニング用のコースに利用されてもよい。
図3を参照して、本実施の形態においては、予めレース開始毎やトレーニング開始前に、ネットワークシステム1に、1または複数のルートを含むコースに関する情報が登録される(ステップS101)。
サーバ100は、登録された情報に基づいて、ルート毎にかかった時間(以下ではラップタイムともいう。)を測定するためのデータを作成したり、変換したり、取得したりする(ステップS102)。これによって、図4に示すように、ユーザがコースやルートを指定することが可能になる。
レースが開始されると、通信端末300は、現在位置情報を取得してサーバ100に送信する(ステップS103)。
サーバ100は、コースやルートに関する情報と通信端末300の現在位置情報とに基づいて、ユーザまたはユーザの端末が現在どのルートを走行中か特定する(ステップS104)。
本実施の形態においては特に、ユーザが各ルートを完走するたびに、あるいは複数周回するルートに関してはユーザが1周まわるたびに、サーバ100は、ルートのラップタイムを計算する(ステップS105)。
そして、図5に示すように、通信端末300は、地図上に通信端末300の現在位置やルート毎のラップタイムまたは走行済みのルートのうちの最速のラップタイムなどを出力する(ステップS106)。なお、本実施の形態においては、図6に示すように、指定されたユーザの通信端末300の現在位置やルート毎のラップタイムをルートの標高を示す画面上に表示することもできる。ユーザは、これらの画面を切り替えることができる。そして、レース、すなわち全てのルートを完走すると、図7に示すように、通信端末300は、ルート毎のラップタイムを表示する。
なお、コースに含まれるいずれかのルートを複数回走行する場合には、図8に示すように、通信端末300は、地図上に通信端末300の現在位置やルートの周回毎のラップタイムまたは走行済みのルートのうちの最速のラップタイムなどを出力する(ステップS106)。なお、本実施の形態においては、図9に示すように、指定されたユーザの通信端末300の現在位置やルートの周回毎のラップタイムをルートの標高を示す画面上に表示することもできる。ユーザは、これらの画面を切り替えることができる。そして、レース、すなわち全てのルートを完走すると、図10に示すように、通信端末300は、ルートの周回毎のラップタイムを表示する。
これによって、本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、ユーザに、複数のルートを含むコースに関する、ルート毎または周回毎の情報を提供することが可能である。以下では、このような機能を実現するネットワークシステム1の各装置の構成について詳述する。
<サーバ100の構成>
<サーバ100の構成>
まず、サーバ100の構成の一態様について説明する。なお、図11は、本実施の形態にかかるサーバ100の構成を表わすブロック図である。
図11を参照しながら、本実施の形態にかかるサーバ100は、主たる構成要素として、CPU110と、メモリ120と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。すなわち、CPU110は、メモリ120などに格納されているプログラムを実行することによって、各種の処理、たとえば後述する様々な処理を実行する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read-Only Memory)などによって実現される。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、キーボードなどの入出力部を介して入力されたデータ、複数の通信端末300から受信したデータ、地図を表示するための地図データ、ルートおよびコースの位置や形状を示すデータ、レースに使用されるピッチの位置や形状を示すデータ、レース情報データベース121・ルート情報データベース122・現在位置情報データベース123、その他の各種のデータベース、などを記憶する。ただし、これらのデータは、サーバ100が記憶してもよいし、サーバ100がネットワークなどを介してアクセス可能な他の装置に格納されてもよい。
ここで、図12は、本実施の形態にかかる各コースに関する情報を示すイメージ図である。図12を参照して、本実施の形態においては、各コースは、1または複数のルートを含む。そして、各ルートは、ルートのスタートエリアと、ルートのゴールエリアと、ルートの通常走行エリアとから構成される。すなわち、サーバ100は、各コースに関する情報として、複数のルート毎の、ルートの位置を示す情報と、スタートエリアを示す情報と、ルートのゴールエリアを示す情報と、ルートの通常走行エリアを示す情報とを記憶する。
図13に示すように、サーバ100のメモリ120は、レース情報データベース121を記憶する。レース情報データベース121は、レース毎に、レース名と、1または複数のルート情報とを含む。ルート情報は、たとえば、ルートのIDと当該ルートの周回数を含む。
図14に示すように、サーバ100のメモリ120は、ルート情報データベース122を記憶する。ルート情報データベース122は、ルート毎に、ルート名と、ルートの位置を示すための座標情報と、スタートエリアを示す情報と、ゴールエリアを示す情報とを格納する。
そして特に本実施の形態においては、サーバ100は、図15(A)に示すように、各ルートの位置を示すためのメッシュデータを記憶する。たとえば、サーバ100は、ルートのスタートエリアを示すメッシュデータ、ルートのゴールエリアを示すメッシュデータと、ルートの通常走行エリアを示すメッシュデータとを記憶する。これによって、図15(B)に示すように、ユーザの通信端末300の現在位置がルート上から少しずれた位置に検知されても、サーバ100は、ユーザの通信端末300の現在位置が属するメッシュの隣のメッシュを特定し(図15(B))、特定されたメッシュに属するルート上をユーザが走行中であると判断する(図15(C)。
また、図16は、本実施の形態にかかる現在位置情報データベース123を示すイメージ図である。図16を参照して、現在位置情報データベース123は、ユーザIDと、ニックネームと、ユーザIDに対応する通信端末300の現在位置を示す情報と、現在位置情報を取得した最終の日時と、ユーザIDに対応する通信端末300のアドレスと、ユーザが指定したコースのIDと、ユーザの通信端末300が現在位置しているルートのIDとの対応関係を格納する。
図11に戻って、通信インターフェイス160は、アンテナやコネクタによって実現される。通信インターフェイス160は、有線通信あるいは無線通信によって他の装置(通信端末300を含む)との間でデータをやり取りする。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300の位置データ、制御命令、画像データ、テキストデータなどを通信端末300などの他の装置から受信する。また、CPU110は、通信インターフェイス160を介して、チーム毎の走者の位置を表示するためのデータ、その他のテキストデータ、その他の画像データなどを、通信端末300などの他の装置に送信する。
<サーバ100における情報処理方法>
<サーバ100における情報処理方法>
次に、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。図17は、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。
なお、レースやコースのスタート、つまりコースに含まれる1番最初のルートのスタートに関しては、サーバ100は、通信端末300からレースやコースのスタート命令を受け付けた際に以下の処理を実行する。あるいは、サーバ100は、サービスの運用者からレースやコースのスタート命令を受け付けた際に以下の処理を実行する。ただし、レースやコースのスタートのタイミングの決定方法や指定方法などはこのようなものに限られない。
図17を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から現在位置情報を受信する(ステップS112)。CPU110は、現在位置情報データベース123を参照して、通信端末300の識別情報から通信端末300のユーザに指定されたコースを特定する。そして、CPU110は、レース情報データベース121およびルート情報データベース122を参照して、通信端末300の現在位置から通信端末300が走行中のルートを特定する(ステップS114)。
CPU110は、通信端末300の現在位置と、ルートのスタートエリアを示す情報やルートのゴールエリアを示す情報に基づいて、通信端末300がルートの中間、すなわち通常の走行エリアに位置するか否かを判断する(ステップS116)。換言すれば、CPU110は、通信端末300が、ルートのスタートエリアやゴールエリアに位置していないか否かを判断する。
通信端末300が、ルートの中間に位置する場合(ステップS116においてYESである場合)、CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのスタートエリアやゴールエリアに位置する場合(ステップS116においてNOである場合)、CPU110は、通信端末300がルートのゴールエリアに位置するか否かを判断する(ステップS122)。通信端末300がルートのゴールエリアに位置する場合(ステップS122においてYESである場合)、CPU110は、コースに関する情報に基づいて、当該コースが現在のルートの続きのルートを有するか否かを判断する(ステップS124)。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有しない場合(ステップS124においてNOである場合)、CPU110は、タイマの時間に基づいて、通信端末300の当該ルートのラップタイムを取得する(ステップS126)。CPU110は、当該コースに関するそれまでのラップタイムの合計からレースの合計タイムを取得する(ステップS128)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に当該ルートのラップタイムと当該レースのレースタイムとを送信する(ステップS130)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有する場合(ステップS124においてYESである場合)、CPU110は、メモリ120のゴールフラグをONする(ステップS132)。CPU110は、タイマの時間に基づいて通信端末300のゴールエリアへの到達タイムを記憶する(ステップS134)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのゴールエリアに位置しない場合(ステップS122においてNOである場合)、CPU110は、通信端末300がルートのスタートエリアに位置するか否かを判断する(ステップS142)。通信端末300がルートのスタートエリアに位置する場合(ステップS142においてYESである場合)、CPU110は、ゴールフラグがONであるか否かを判断する(ステップS144)。
ゴールフラグがONである場合(ステップS144においてYESである場合)、CPU110は、タイマの時間とゴールエリア到達タイムとから完走したばかりのルートのラップタイムを計算する(ステップS146)。より詳細には、CPU110は、現在のタイマの時間とゴールエリア到達タイムと現在の位置とゴールエリアに到達した際の位置とに基づいて、通信端末300がゴールエリアとスタートエリアの境界に到達した時間を計算することによってラップタイムを補正してもよい。
CPU110、タイマをリセットする(ステップS148)。より詳細には、補正後のラップタイムに基づいて、新たなルートに入ったときからの現在までの時間によってタイマの値を補正してスタートさせてもよい。なお、ゴールフラグは、ルート毎または周回毎に準備されてもよいし、レースに共通のゴールフラグを、ステップS148においてCPU110がOFFしてもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に通過したばかりのルートのラップタイムを送信する(ステップS150)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのスタートエリアに位置しない場合(ステップS142においてNOである場合)、またはゴールフラグがONでなかった場合(ステップS144においてNOである場合)、CPU110は、ラップタイムの計測に関するエラー情報を通信端末300に送信する(ステップS152)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
<通信端末300の構成>
<通信端末300の構成>
まず、通信端末300の構成の一態様について説明する。図18は、本実施の形態にかかる通信端末300の構成を表わすブロック図である。
図18を参照して、通信端末300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、タッチパネル350(ディスプレイ330とポインティングデバイスなどの操作部340を含む)と、通信インターフェイス360と、位置情報取得部370とを含む。
CPU310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、通信端末300の各部を制御する。すなわち、CPU310は、メモリ320などに格納されているプログラムを実行することによって、各種の処理、たとえば図19や図20などに記載の各ステップを実行する。
メモリ320は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、CPU310によって実行されるラップタイム取得アプリケーションプログラムやその他のプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部340を介して入力されたデータ、サーバ100から受信したデータ、地図を表示するための地図データ、レースに使用されるピッチの位置および/またはエリアを示す緯度・経度情報などを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からの信号に基づいて、文字や画像を出力する。操作部340は、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。なお、本実施の形態においては、通信端末300としてのスマートフォンやタッチパッドは、ディスプレイ330と操作部340とが組み合わされたタッチパネル350を有する。そして、タッチパネル350は、CPU310からの信号に基づいてソフトウェアボタンを表示したり、ソフトウェアボタンへのタッチをCPU310へ入力したりする。
通信インターフェイス360は、アンテナやコネクタによって実現される。通信インターフェイス360は、有線通信あるいは無線通信によって他の装置との間でデータをやり取りする。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、現在位置のデータ、その他のテキストデータ、その他の画像データなどを、サーバ100などの他の装置に送信する。また、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、チームのメンバーの通信端末300の現在位置やラップタイムを示すためのデータ、プログラム、制御命令、画像データ、テキストデータなどを、サーバ100などの他の装置から受信する。
位置情報取得部370は、外部の衛星と信号をやり取りする。CPU310は、位置情報取得部370が取得した信号に基づいて、通信端末300の現在位置、すなわち現在の緯度と経度とを取得する。位置情報に関しては、上記GPS情報以外に、例えば、公衆通信網の基地局情報や、ビーコンから受信する位置情報等でも良い。
加速度センサ380は、通信端末300の加速度を測定する。CPU310は、加速度センサ380からの測定データに基づいて通信端末300の姿勢や移動方向や距離などを取得することができる。そして、CPU310は、そのような情報に基づいて、現在位置を補間したり補正したりすることができる。
<通信端末300の情報処理>
<通信端末300の情報処理>
次に、本実施の形態にかかる通信端末300におけるCPU310がラップタイム取得アプリケーションプログラムに従って実行する処理について説明する。図19は、本実施の形態にかかる通信端末300の第1の情報処理を示すフローチャートである。図20は、本実施の形態にかかる通信端末300の第2の情報処理を示すフローチャートである。
図19を参照して、通信端末300は、現在位置を取得する際に以下の処理を実行する。通信端末300のCPU310は、位置情報取得部370を利用して定期的に現在位置を取得する(ステップS162)。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、現在位置情報をサーバ100に送信する(ステップS164)。CPU310は、ディスプレイ330に地図を表示させるとともに、地図上に通信端末300の現在位置を表示させる(ステップS166)。
図20を参照して、CPU310は、サーバ100からデータを受信した際に以下の処理を実行する。CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100から通信端末300のルート毎および周回毎のラップタイムやレース全体のレースタイムを受信する(ステップS172)。CPU310は、ディスプレイ330を介して、通信端末300のユーザのルート毎および周回毎のラップタイムや参加したレースのレースタイムを地図上や結果画面などに表示する(ステップS174、たとえば図5〜図10などを参照。)。
<第2の実施の形態>
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、図17のステップS144において、通信端末300がゴールエリアに到達したことが確認できた場合にラップタイムを確定するものであった。しかしながら、そのような構成には限られない。本実施の形態においては、サーバ100は、通信端末300がルートのスタートエリアに達した場合に、通信端末300がその前のルートを完走したと判断するものである。
以下では、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。サーバ100や通信端末300の構成や通信端末300の情報処理などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。
図21は、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。なお以下では、第1の実施の形態の処理と異なる処理について説明するものとし、他の処理については説明を繰り返さない。
図21を参照して、サーバ100のCPU110は、コースが現在のルートの続きのルートを有する場合(ステップS124においてNOである場合)、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
そして、通信端末300がルートのスタートエリアに位置する場合(ステップS142においてYESである場合)、CPU110は、現在のタイマの時間と通信端末300の現在の位置と前回のタイマの時間と前回の通信端末300の位置とに基づいて、現在のルートとその前のルートとの境界を通信端末300が通過したラップタイムを計算する(ステップS246)。
<第3の実施の形態>
<第3の実施の形態>
第1および第2の実施の形態においては、ルート毎にスタートエリアとゴールエリアとが設定されるものであった。しかしながら、このような構成には限られない。
本実施の形態においては、図22に示すように、各コースは、1または複数のルートを含む。そして、各ルートは、ルートのゴールエリアと、ルートの通常走行エリアとから構成される。すなわち、サーバ100は、各コースに関する情報として、複数のルート毎の、ルートの位置を示す情報と、ルートのゴールエリアを示す情報と、ルートの通常走行エリアを示す情報とを記憶する。
以下では、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。サーバ100や通信端末300の構成や通信端末300の情報処理などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。図23は、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。
図23を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から現在位置情報を受信する(ステップS112)。CPU110は、通信端末300の識別情報から通信端末300のユーザに指定されたコースを特定し、通信端末300の現在位置から通信端末300が位置するルートを特定する(ステップS114)。
CPU110は、通信端末300の現在位置と、ルートのゴールエリアを示す情報に基づいて、通信端末300がルートのゴールエリアに位置するか否かを判断する(ステップS122)。通信端末300がルートのゴールエリアに位置する場合(ステップS122においてYESである場合)、CPU110は、コースに関する情報に基づいて、当該コースが通信端末300の現在のルートの続きのルートを有するか否かを判断する(ステップS124)。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有しない場合(ステップS124においてNOである場合)、CPU110は、タイマの時間に基づいて、通信端末300の当該ルートのラップタイムを取得する(ステップS126)。CPU110は、当該コースに関するそれまでのラップタイムの合計からレースの合計タイムを取得する(ステップS128)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に当該ルートのラップタイムと当該レースのレースタイムとを送信する(ステップS130)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有する場合(ステップS124においてYESである場合)、CPU110は、メモリ120のゴールフラグをONする(ステップS132)。CPU110は、タイマの時間に基づいて通信端末300のゴールエリアへの到達タイムを記憶する(ステップS134)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのゴールエリアに位置しない場合(ステップS122においてNOである場合)、CPU110は、ゴールフラグがONであるか否かを判断する(ステップS144)。
ゴールフラグがONである場合(ステップS144においてYESである場合)、CPU110は、タイマの時間とゴールエリア到達タイムとから通過したばかりのルートのラップタイムを計算する(ステップS146)。より詳細には、CPU110は、現在のタイマの時間とゴールエリア到達タイムと現在の位置とゴールエリアに到達した際の位置とに基づいて、通信端末300がゴールエリアとスタートエリアの境界に到達した時間を計算することによってラップタイムを補正してもよい。
CPU110、タイマをリセットする(ステップS148)。より詳細には、補正後のラップタイムに基づいて、新たなルートに入った瞬間からの現在までの時間によってタイマの値を補正してスタートさせてもよい。なお、ゴールフラグは、ルート毎または周回毎に準備されてもよいし、CPU110がステップS148においてレースに共通のゴールフラグをOFFしてもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に通過したばかりのルートのラップタイムを送信する(ステップS150)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
ゴールフラグがONでなかった場合(ステップS144においてNOである場合)、CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
<第4の実施の形態>
<第4の実施の形態>
第1および第2の実施の形態においては、ルート毎にスタートエリアとゴールエリアとが設定されるものであった。しかしながら、このような構成には限られない。
本実施の形態においては、図24に示すように、各コースは、1または複数のルートを含む。そして、各ルートは、ルートのスタートエリアと、ルートの通常走行エリアとから構成される。すなわち、サーバ100は、各コースに関する情報として、複数のルート毎の、ルートの位置を示す情報と、スタートエリアを示す情報と、ルートの通常走行エリアを示す情報とを記憶する。ただし、最後のルートのみに関しては、ゴールエリアが設定される。
以下では、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。サーバ100や通信端末300の構成や通信端末300の情報処理などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。図25は、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。
図25を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から現在位置情報を受信する(ステップS112)。CPU110は、通信端末300の識別情報から通信端末300のユーザに指定されたコースを特定し、通信端末300の現在位置から通信端末300が位置するルートを特定する(ステップS114)。
CPU110は、通信端末300の現在位置と、ルートのスタートエリアを示す情報やルートのゴールエリアを示す情報に基づいて、通信端末300がルートの中間に位置するか否かを判断する(ステップS116)。すなわち、CPU110は、通信端末300が、ルートのスタートエリアやゴールエリアに位置していないか否かを判断する。
通信端末300が、ルートのスタートエリアやゴールエリアに中間に位置する場合(ステップS116においてYESである場合)、CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのスタートエリアやゴールエリアに位置する場合(ステップS116においてNOである場合)、CPU110は、通信端末300がルートのゴールエリアに位置するか否かを判断する(ステップS122)。通信端末300がルートのゴールエリアに位置する場合(ステップS122においてYESである場合)、CPU110は、タイマの時間に基づいて、通信端末300の当該ルートのラップタイムを取得する(ステップS126)。CPU110は、当該コースに関するそれまでのラップタイムの合計からレースの合計タイムを取得する(ステップS128)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に当該ルートのラップタイムと当該レースのレースタイムとを送信する(ステップS130)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのゴールエリアに位置しない場合(ステップS122においてNOである場合)、CPU110は、通信端末300がルートのスタートエリアに位置するか否かを判断する(ステップS142)。通信端末300がルートのスタートエリアに位置する場合(ステップS142においてYESである場合)、CPU110は、現在のタイマの時間と通信端末300の現在の位置と前回のタイマの時間と通信端末300の前回の位置とに基づいて、ルートの境界を通信端末300が通過したラップタイムを計算する(ステップS246)。
CPU110、タイマをリセットする(ステップS148)。より詳細には、補正後のラップタイムに基づいて、新たなルートに入った瞬間からの現在までの時間によってタイマの値を補正してスタートさせてもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に通過したばかりのルートのラップタイムを送信する(ステップS150)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートのスタートエリアに位置しない場合(ステップS142においてNOである場合)、CPU110は、ラップタイムの計測に関するエラー情報を通信端末300に送信する(ステップS152)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
<第5の実施の形態>
<第5の実施の形態>
第1および第2の実施の形態においては、ルート毎にスタートエリアとゴールエリアとが設定されるものであった。しかしながら、このような構成には限られない。
本実施の形態においては、図26に示すように、各コースは、1または複数のルートを含む。そして、各ルートは、ルートの端部エリアと、ルートの通常走行エリアとから構成される。すなわち、サーバ100は、各コースに関する情報として、複数のルート毎の、ルートの位置を示す情報と、ルートの端部エリアを示す情報と、ルートの通常走行エリアを示す情報とを記憶する。
以下では、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。サーバ100や通信端末300の構成や通信端末300の情報処理などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。図27は、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。
図27を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から現在位置情報を受信する(ステップS112)。CPU110は、通信端末300の識別情報から通信端末300のユーザに指定されたコースを特定し、通信端末300の現在位置から通信端末300が位置するルートを特定する(ステップS114)。
CPU110は、通信端末300の現在位置と、ルートの端部エリアを示す情報とに基づいて、通信端末300がルートの端部エリアに位置するか否かを判断する(ステップS522)。通信端末300がルートの端部エリアに位置する場合(ステップS522においてYESである場合)、CPU110は、コースに関する情報に基づいて、当該コースが現在のルートの続きのルートを有するか否かを判断する(ステップS124)。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有しない場合(ステップS124においてNOである場合)、CPU110は、タイマの時間に基づいて、通信端末300の当該ルートのラップタイムを取得する(ステップS126)。CPU110は、当該コースに関するそれまでのラップタイムの合計からレースの合計タイムを取得する(ステップS128)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に当該ルートのラップタイムと当該レースのレースタイムとを送信する(ステップS130)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有する場合(ステップS124においてYESである場合)、CPU110は、メモリ120の端部フラグをONする(ステップS532)。CPU110は、タイマの時間に基づいて通信端末300の端部エリアへの到達タイムを記憶する(ステップS534)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートの端部エリアに位置しない場合(ステップS522においてNOである場合)、CPU110は、端部フラグがONであるか否かを判断する(ステップS544)。
端部フラグがONである場合(ステップS544においてYESである場合)、CPU110は、タイマの時間と端部エリア到達タイムとから通過したばかりのルートのラップタイムを計算する(ステップS546)。より詳細には、CPU110は、現在のタイマの時間と端部エリア到達タイムと通信端末300の現在の位置と端部エリアに到達した際の通信端末300の位置とに基づいて、通信端末300がルートの境界に到達した時間を計算することによってラップタイムを補正してもよい。
CPU110は、端部フラグをOFFにするとともに、タイマをリセットする(ステップS148)。より詳細には、補正後のラップタイムに基づいて、新たなルートに入った瞬間からの現在までの時間によってタイマの値を補正してスタートさせてもよい。なお、端部フラグは、ルート毎または周回毎に準備されてもよいし、CPU110がステップS148においてレースに共通の端部フラグをOFFしてもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に通過したばかりのルートのラップタイムを送信する(ステップS150)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
<第6の実施の形態>
<第6の実施の形態>
第1および第2の実施の形態においては、ルート毎にスタートエリアとゴールエリアとが設定されるものであった。しかしながら、このような構成には限られない。
本実施の形態においては、図28に示すように、各コースは、複数のルート毎の情報とを含む。
以下では、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。サーバ100や通信端末300の構成や通信端末300の情報処理などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。図29は、本実施の形態にかかるサーバ100におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。
図29を参照して、サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、通信端末300から現在位置情報を受信する(ステップS112)。CPU110は、通信端末300の識別情報から通信端末300のユーザに指定されたコースを特定し、通信端末300の現在位置から通信端末300が位置するルートを特定する(ステップS114)。
CPU110は、通信端末300の現在位置と、ルートの境界を示す情報とに基づいて、通信端末300がルートの境界から所定の距離以内に位置するか否かを判断する(ステップS622)。通信端末300がルートの境界から所定の距離以内に位置する場合(ステップS622においてYESである場合)、CPU110は、コースに関する情報に基づいて、当該コースが通信端末300が現在走行中のルートの続きのルートを有するか否かを判断する(ステップS124)。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有しない場合(ステップS124においてNOである場合)、CPU110は、タイマの時間に基づいて、通信端末300の当該ルートのラップタイムを取得する(ステップS126)。CPU110は、当該コースに関するそれまでのラップタイムの合計からレースの合計タイムを取得する(ステップS128)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に当該ルートのラップタイムと当該レースのレースタイムとを送信する(ステップS130)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300がルートの境界から所定の距離以内に位置しない場合(ステップS622においてNOである場合)、あるいは当該コースが現在のルートの続きのルートを有する場合(ステップS124においてYESである場合)、CPU110は、通信端末300の前回の位置から今回の位置の間にルートの境界があるか否かを判断する(ステップS644)。
通信端末300の前回の位置から今回の位置の間にルートの境界がある場合(ステップS644においてYESである場合)、CPU110は、現在のタイマの時間と通信端末300の現在の位置と前回のタイマの時間と通信端末300の前回の位置とに基づいて、通信端末300がルートの境界を通過したラップタイムを計算する(ステップS646)。
CPU110、タイマをリセットする(ステップS148)。より詳細には、補正後のラップタイムに基づいて、新たなルートに入った瞬間からの現在までの時間によってタイマの値を補正してスタートさせてもよい。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して通信端末300に通過したばかりのルートのラップタイムを送信する(ステップS150)。CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
通信端末300の前回の位置から今回の位置の間にルートの境界がない場合(ステップS644においてNOである場合)、CPU110は、次の通信端末300から現在位置情報を待ち受ける。
<第7の実施の形態>
<第7の実施の形態>
第1から第6の実施の形態においては、サービス側が事前にコースに関する情報、たとえばコースに含まれるルート毎の情報などを登録しておき、ユーザが参加するレースを選択するものであった。しかしながら、このような構成には限られない。
たとえば、ユーザが、通信端末300を介して、複数のルートを選択して、ルート毎の周回数を設定することによってサービスに自分のコースを登録してから、スタートしてもよい。
あるいは、レース用に登録されているルートを利用せずに、地図アプリケーションなどを利用してルート自体をユーザが設計してサービスに登録してもよい。たとえば、図30に示すように、ユーザが通信端末300に、コースに含まれる複数のルート毎のルートの座標やルートの周回数を入力してもよい。この場合は、通信端末300が当該データをサーバ100に送信する。そして、サーバ100が当該データをラップタイムの計算ができるように変換するものであってもよい。
<第8の実施の形態>
<第8の実施の形態>
第1から第7の実施の形態においては、通信端末300が現在位置情報をサーバ100にアップロードして、サーバ100が通信端末300の現在走行中のルートを特定したりルート毎のラップタイムを計算したりして、通信端末300が計算結果に基づいて地図上に通信端末300の現在位置やラップタイムを表示するものであった。しかしながら、第1〜第7の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。
たとえば、サーバ100が通信端末300の役割の一部を担ったりしてもよい。より詳細には、ASP型のサービスのように、通信端末300はブラウザソフトを利用してサーバ100にアクセスし、サーバ100が、地図上に通信端末300の現在位置やラップタイムを表示するWebページを通信端末300に提供してもよい。
逆に、サーバ100の役割の一部または全部をクラウド上の複数の装置が担ったり、通信端末300がサーバ100の役割の一部または全部を担ったりしてもよい。
以下では、通信端末300が通信端末300の現在のルートを特定したり、ルート毎のラップタイムを計測したりする形態に関して、通信端末300におけるラップタイム取得に関する情報処理について説明する。サーバ100や通信端末300の構成などについては第1の実施の形態のそれらと同様であるためここでは説明を繰り返さない。図31は、本実施の形態にかかる通信端末300におけるラップタイム取得に関する情報処理を示すフローチャートである。
図31を参照して、通信端末300のCPU310は、位置情報取得部370を介して現在位置情報を取得する(ステップS812)。CPU310は、現在の参加レースとして登録されているコースを特定し、通信端末300の現在位置から通信端末300が走行中するルートを特定する(ステップS814)。
CPU310は、通信端末300の現在位置と、ルートのスタートエリアを示す情報やルートのゴールエリアを示す情報に基づいて、通信端末300がルートの中間に位置するか否かを判断する(ステップS816)。すなわち、CPU310は、通信端末300が、ルートのスタートエリアやゴールエリアに位置していないか否かを判断する。
通信端末300が、ルートの中間に位置する場合(ステップS816においてYESである場合)、CPU310は、次の現在位置情報の取得タイミングまで待機する。
通信端末300がルートの中間位置に位置しない場合(ステップS816においてNOである場合)、CPU310は、通信端末300がルートのゴールエリアに位置するか否かを判断する(ステップS822)。通信端末300がルートのゴールエリアに位置する場合(ステップS822においてYESである場合)、CPU310は、コースに関する情報に基づいて、当該コースが現在のルートの続きのルートを有するか否かを判断する(ステップS824)。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有しない場合(ステップS824においてNOである場合)、CPU310は、タイマの時間に基づいて、通信端末300の当該ルートのラップタイムを取得する(ステップS826)。CPU310は、当該コースに関するそれまでのラップタイムの合計からレースの合計タイムを取得する(ステップS828)。CPU310は、ディスプレイ330を介して、当該ルートのラップタイムと当該レースのレースタイムとを地図上に表示する(ステップS830)。CPU310は、次の現在位置情報の取得タイミングまで待機する。
当該コースが現在のルートの続きのルートを有する場合(ステップS824においてYESである場合)、CPU310は、メモリ120のゴールフラグをONする(ステップS832)。CPU310は、タイマの時間に基づいて通信端末300のゴールエリアへの到達タイムを記憶する(ステップS834)。CPU310は、次の現在位置情報の取得タイミングまで待機する。
通信端末300がルートのゴールエリアに位置しない場合(ステップS822においてNOである場合)、CPU310は、通信端末300がルートのスタートエリアに位置するか否かを判断する(ステップS842)。通信端末300がルートのスタートエリアに位置する場合(ステップS842においてYESである場合)、CPU310は、ゴールフラグがONであるか否かを判断する(ステップS844)。
ゴールフラグがONである場合(ステップS844においてYESである場合)、CPU310は、タイマの時間とゴールエリア到達タイムとから通過したばかりのルートのラップタイムを計算する(ステップS846)。より詳細には、CPU310は、現在のタイマの時間とゴールエリア到達タイムと現在の位置とゴールエリアに到達した際の現在位置とに基づいて、通信端末300がゴールエリアとスタートエリアの境界に到達した時間を計算することによってラップタイムを補正してもよい。
CPU310、タイマをリセットする(ステップS848)。より詳細には、補正後のラップタイムに基づいて、新たなルートに入った瞬間からの現在までの時間によってタイマの値を補正してスタートさせてもよい。なお、ゴールフラグは、ルート毎または周回毎に準備されてもよいし、CPU310がステップS848においてレースに共通のゴールフラグをOFFしてもよい。
CPU310は、ディスプレイ330を介して、地図上に通信端末300に通過したばかりのルートのラップタイムを送信する(ステップS850)。CPU310は、次の現在位置情報の取得タイミングまで待機する。
通信端末300がルートのスタートエリアに位置しない場合(ステップS842においてNOである場合)、またはゴールフラグがONでなかった場合(ステップS844においてNOである場合)、CPU310は、ラップタイムの計測に関するエラー情報を出力する(ステップS852)。CPU310は、次の現在位置情報の取得タイミングまで待機する。
<その他の応用例>
<その他の応用例>
本発明の一態様は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明の一態様を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体(あるいはメモリ)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の一態様の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明の一態様を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる他の記憶媒体に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
<上記の複数の実施の形態のまとめ>
<上記の複数の実施の形態のまとめ>
上記の第1〜第8の実施の形態においては、現在位置情報を取得することが可能な端末300と、端末300の現在位置情報に基づいて、複数のルートを含むコースのうちの端末300が移動中のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのサーバ100と、を備えるネットワークシステム1が提供される。
好ましくは、複数のルートの各々は当該ルートの終わりの部分の第1のエリアが指定されている。サーバ100は、端末300が第1のエリアに入った場合に、続きのルートがない場合は、第1のエリアに入ったときに、当該ルートにかかった時間を特定し、続きのルートがある場合は、第1のエリアを出たとき又は次のルートに入ったときに、当該ルートにかかった時間を特定する。
好ましくは、コースは、複数のルートとして、少なくとも1つの周回する第1のルートと、少なくとも1つの周回しない第2のルートと、を含む。サーバ100は、かかった時間としての第1のルートの周回毎のラップタイムと、第2のルートにかかった時間とを測定する。
好ましくは、複数のルートの各々は当該ルートの始まりの部分の第2のエリアが指定されている。サーバ100は、端末が第2のエリアに入った際に、当該ルートにかかった時間の測定を開始する。
好ましくは、サーバ100は、端末300の位置とルートの位置の少なくともいずれかをメッシュ化することによって、端末300のルート上の位置を特定する。
この発明の別の局面に従うと、複数の端末300と通信するための通信インターフェイス160と、複数のルートを含むコースのデータを記憶するためのメモリと、通信インターフェイス160を介して端末300の現在位置情報を取得し、端末300が移動中のルートを特定し、端末300のルートにかかった時間を測定するためのプロセッサ110と、を備えるサーバ100が提供される。
この発明の別の局面に従うと、プロセッサ110が、通信インターフェイス160を介して端末300の現在位置情報を取得するステップと、プロセッサ110が、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、端末300が移動中のルートを特定するステップと、プロセッサ110が、端末300のルートにかかった時間を測定するステップと、を備えるサーバ100における情報処理方法が提供される。
この発明の別の局面に従うと、端末300が提供される。端末300は、複数のルートを含むコースのデータを記憶するためのメモリ320と、端末300の現在位置情報を取得するための位置情報取得部370と、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、端末300の現在のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのプロセッサ310と、を備える。
この発明の別の局面に従うと、端末300のためのプログラムが提供される。プログラムは、端末300の現在位置情報を取得するステップと、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、端末300の現在のルートを特定するステップと、ルートにかかった時間を測定するステップと、をプロセッサ310に実行させる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
110 :CPU(プロセッサ)
120 :メモリ
121 :レース情報データベース
122 :ルート情報データベース
123 :現在位置情報データベース
160 :通信インターフェイス
300 :通信端末
300A :通信端末
300B :通信端末
300C :通信端末
310 :CPU(プロセッサ)
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :位置情報取得部
380 :加速度センサ
100 :サーバ
110 :CPU(プロセッサ)
120 :メモリ
121 :レース情報データベース
122 :ルート情報データベース
123 :現在位置情報データベース
160 :通信インターフェイス
300 :通信端末
300A :通信端末
300B :通信端末
300C :通信端末
310 :CPU(プロセッサ)
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
350 :タッチパネル
360 :通信インターフェイス
370 :位置情報取得部
380 :加速度センサ
Claims (9)
- 現在位置情報を取得することが可能な端末と、
前記端末の現在位置情報に基づいて、複数のルートを含むコースのうちの前記端末が移動中のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのサーバと、を備えるネットワークシステム。 - 前記複数のルートの各々は当該ルートの終わりの部分の第1のエリアが指定されており、
前記サーバは、前記端末が前記第1のエリアに入った場合に、
続きのルートがない場合は、前記第1のエリアに入ったときに、当該ルートにかかった時間を特定し、
続きのルートがある場合は、前記第1のエリアを出たとき又は次のルートに入ったときに、当該ルートにかかった時間を特定する、請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記コースは、前記複数のルートとして、少なくとも1つの周回する第1のルートと、少なくとも1つの周回しない第2のルートと、を含み、
前記サーバは、前記かかった時間としての前記第1のルートの周回毎のラップタイムと周回数と、前記第2のルートにかかった時間とを測定する、請求項1または2に記載のネットワークシステム。 - 前記複数のルートの各々は当該ルートの始まりの部分の第2のエリアが指定されており、
前記サーバは、前記端末が前記第2のエリアに入った際に、当該ルートにかかった時間の測定を開始する、請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。 - 前記サーバは、前記端末の位置と前記ルートの位置の少なくともいずれかをメッシュ化することによって、前記端末の前記ルート上の位置を特定する、請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
- 複数の端末と通信するための通信インターフェイスと、
複数のルートを含むコースのデータを記憶するためのメモリと、
前記通信インターフェイスを介して端末の現在位置情報を取得し、前記端末が移動中のルートを特定し、前記端末の前記ルートにかかった時間を測定するためのプロセッサと、を備えるサーバ。 - プロセッサが、通信インターフェイスを介して端末の現在位置情報を取得するステップと、
前記プロセッサが、複数のルートを含むコースのデータに基づいて、前記端末が移動中のルートを特定するステップと、
前記プロセッサが、前記端末の前記ルートにかかった時間を測定するステップと、を備えるサーバにおける情報処理方法。 - 端末であって、
複数のルートを含むコースのデータを記憶するためのメモリと、
前記端末の現在位置情報を取得するための位置取得部と、
複数のルートを含むコースのデータに基づいて、前記端末の現在のルートを特定し、当該ルートにかかった時間を測定するためのプロセッサと、を備える端末。 - 端末のためのプログラムであって、
前記端末の現在位置情報を取得するステップと、
前記複数のルートを含むコースのデータに基づいて、前記端末の現在のルートを特定するステップと、
前記ルートにかかった時間を測定するステップと、をプロセッサに実行させる端末のためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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