WO2020110549A1 - 標高算出装置及び標高算出プログラム - Google Patents
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Abstract
携帯端末(1)は、所定時刻を示す時刻情報を取得する時刻情報取得部(2a)と、所定位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部(2b)と、所定時刻での所定位置の気圧値を取得する気圧値取得部(2c)と、位置情報を用いて当該所定位置付近の気象観測点を複数選択する気象観測点選択部(2d)と、複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバから取得する海面気圧値取得部(2e)と、複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出する海面気圧値算出部(2f)と、所定位置の海面気圧値を時刻情報により補完する海面気圧値補完部(2g)と、複数の気象観測点で所定周期毎に観測された気温を気象観測サーバから取得する気温取得部(2h)と、複数の気象観測点毎の気温を用いて所定位置の気温を特定する気温特定部(2i)と、所定位置の気圧値、補完後の所定位置の海面気圧値、所定位置の気温を用いて標高を算出する標高算出部(2j)と、を備える。
Description
本出願は、2018年11月26日に出願された日本出願番号2018-220254号に基づくもので、ここにその記載内容を援用する。
本開示は、標高算出装置及び標高算出プログラムに関する。
例えばスマートフォン等の携帯端末は、標高を算出する機能を有している。特許文献1には、携帯端末において、現在位置の気圧値を取得し、現在位置付近の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバから取得し、その取得した現在位置の気圧値と気象観測点で観測された海面気圧値とを用いて標高を算出する手法が開示されている。
特許文献1に開示されている手法では以下に示す問題がある。即ち、気象観測点では海面気圧値が所定周期毎にしか観測されないので、携帯端末が現在位置の気圧値を取得した時刻と気象観測点が海面気圧値を観測した時刻との時間差が誤差要因となる。又、携帯端末の現在位置と気象観測点との距離差も誤差要因となる。
本開示は、様々な誤差要因を排除することで、標高を精度良く適切に算出することを目的とする。
本開示の一態様によれば、時刻情報取得部は、所定時刻を示す時刻情報を取得する。位置情報取得部は、所定位置を示す位置情報を取得する。気圧値取得部は、所定時刻での所定位置の気圧値を取得する。気象観測点選択部は、位置情報取得部により取得された位置情報を用いて当該所定位置付近の気象観測点を複数選択する。
海面気圧値取得部は、気象観測点選択部により選択された複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバから取得する。海面気圧値算出部は、海面気圧値取得部により取得された複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出する。海面気圧値補完部は、海面気圧値算出部により算出された所定位置の海面気圧値を時刻情報取得部により取得された時刻情報により補完する。
気温取得部は、気象観測点選択部により選択された複数の気象観測点で所定周期毎に観測された気温を気象観測サーバから取得する。気温特定部は、気温取得部により取得された複数の気象観測点毎の気温を用いて所定位置の気温を特定する。標高算出部は、気圧値取得部により取得された所定位置の気圧値、海面気圧値補完部により補完された補完後の所定位置の海面気圧値、気温特定部により特定された所定位置の気温を用いて標高を算出する。
気象観測サーバから取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出し、その算出した所定位置の海面気圧値を時刻情報により補完するようにした。所定位置の海面気圧値を時刻情報により補完することで、携帯端末が所定位置の気圧値を取得した時刻と気象観測点が海面気圧値を観測した時刻との時間差による誤差要因を排除することができる。所定位置付近の複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバから取得し、その取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出するようにした。所定位置付近の複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出することで、携帯端末の所定位置と気象観測点との距離差による誤差要因を排除することができる。これにより、様々な誤差要因を排除することで、標高を精度良く適切に算出することができる。
本開示についての上記目的及びその他の目的、特徴や利点は、添付の図面を参照しながら下記の詳細な記述により、より明確になる。その図面は、
図1は、第1実施形態の構成を示す機能ブロック図であり、
図2は、駐車判定処理を示すフローチャートであり、
図3は、ユーザ操作判定処理を示すフローチャートであり、
図4は、駐車位置の標高算出処理を示すフローチャートであり、
図5は、現在位置の標高算出処理を示すフローチャートであり、
図6は、携帯端末の位置及び複数の気象観測点を示す図であり、
図7は、駐車位置の海面気圧値を内挿補完する態様を示す図であり、
図8は、駐車位置の海面気圧値を外挿補完する態様を示す図であり、
図9は、第2実施形態の構成を示す機能ブロック図であり、
図10は、駐車位置の標高算出処理を示すフローチャートであり、
図11は、現在位置の標高算出処理を示すフローチャートであり、
図12は、駐車位置の気温を内挿補完する態様を示す図であり、
図13は、駐車位置の気温を外挿補完する態様を示す図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1から図8を参照して説明する。図1に示すように、携帯端末1(標高算出装置)は、制御部2と、無線通信部3と、位置測位部4と、気圧センサ5と、データ保存部6と、HMI(Human Machine Interface)部7とを有する。携帯端末1は、例えばユーザが携帯可能なスマートフォン等であり、音声通話機能、表示機能、操作受付機能、スケジュール機能等を有する。
以下、第1実施形態について図1から図8を参照して説明する。図1に示すように、携帯端末1(標高算出装置)は、制御部2と、無線通信部3と、位置測位部4と、気圧センサ5と、データ保存部6と、HMI(Human Machine Interface)部7とを有する。携帯端末1は、例えばユーザが携帯可能なスマートフォン等であり、音声通話機能、表示機能、操作受付機能、スケジュール機能等を有する。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びI/O(Input/Output)を有するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)により構成されている。制御部2は、非遷移的実体的記録媒体に格納されているコンピュータプログラムを実行することで、コンピュータプログラムに対応する処理を実行し、携帯端末1の動作全般を制御する。制御部2が実行するコンピュータプログラムには、標高算出プログラムが含まれる。
無線通信部3は、例えば気象庁が管理する気象観測サーバ11との間でLTE(Long Term Evolution、登録商標)等の通信規格に準拠した広域無線通信を行う。気象観測サーバ11は、各種データを保存可能なデータ保存部12を有し、複数の気象観測点で所定周期(例えば1時間)毎に観測された海面気圧値及び気温を収集し、その収集した海面気圧値及び気温をデータベース化してデータ保存部12に保存している。気象観測サーバ11は、気象観測点を特定可能なデータ要求信号を携帯端末1から受信すると、その受信したデータ要求信号により特定される気象観測点の海面気圧値及び気温をデータ保存部12から抽出し、その抽出した海面気圧値及び気温を含むデータ応答信号を携帯端末1に送信する。
位置測位部4は、例えばGPS(Global Positioning System)衛星から送信されるGPS信号を受信し、その受信したGPS信号から抽出したパラメータを演算して測位し、その測位結果を制御部2に出力する。位置測位部4は、地磁気センサ、加速度センサ等を含んで構成されていても良い。気圧センサ5は、気圧値を計測し、その計測結果を制御部2に出力する。気圧センサ5は、位置測位部4に含まれて構成されていても良い。データ保存部6は、各種データを保存可能である。HMI部7は、表示情報を表示する表示機能、音声情報を出力する機能、音声情報を入力する機能、ユーザ操作を受付ける機能等を有する。
制御部2は、時刻情報取得部2aと、位置情報取得部2bと、気圧値取得部2cと、気象観測点選択部2dと、海面気圧値取得部2eと、海面気圧値算出部2fと、海面気圧値補完部2gと、気温取得部2hと、気温特定部2iと、標高算出部2jと、標高差通知部2kとを有する。これらの機能のブロック2a~2kは、マイコンが実行するコンピュータプログラムの処理に該当する。
時刻情報取得部2aは、計時機能により所定時刻を示す時刻情報を取得する。位置情報取得部2bは、位置測位部4から測位結果を入力し、その入力した測位結果から所定位置を示す位置情報を取得する。位置測位部4により取得される位置情報には標高は含まれない。気圧値取得部2cは、気圧センサ5から計測結果を入力し、その入力した計測結果から所定位置の気圧値を取得する。気象観測点選択部2dは、所定位置が位置情報取得部2bにより取得されると、その取得された所定位置を用いて当該所定位置付近の気象観測点を複数選択する。
海面気圧値取得部2eは、複数の気象観測点が気象観測点選択部2dにより選択され、その選択された複数の気象観測点を特定可能なデータ要求信号が無線通信部3から気象観測サーバ11に送信され、その選択された複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を特定可能なデータ応答信号が気象観測サーバ11から無線通信部3に受信されることで、複数の気象観測点毎の海面気圧値を取得する。
海面気圧値算出部2fは、複数の気象観測点毎の海面気圧値が海面気圧値取得部2eにより取得されると、その取得された複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により所定位置の海面気圧値を算出する。
海面気圧値補完部2gは、所定位置の海面気圧値が海面気圧値算出部2fにより算出されると、その算出された所定位置の海面気圧値を時刻情報取得部2aにより取得された時刻情報により補完する。海面気圧値補完部2gは、所定時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在すれば、所定位置の海面気圧値を内挿補完する。一方、海面気圧値補完部2gは、所定時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在しなければ、所定位置の海面気圧値を外挿補完する。
気温取得部2hは、複数の気象観測点が気象観測点選択部2dにより選択され、その選択された複数の気象観測点を特定可能なデータ要求信号が無線通信部3から気象観測サーバ11に送信され、その選択された複数の気象観測点で所定周期毎に観測された気温を特定可能なデータ応答信号が気象観測サーバ11から無線通信部3に受信されることで、複数の気象観測点毎の気温を取得する。
気温特定部2iは、複数の気象観測点毎の気温が気温取得部2hにより取得されると、その取得された複数の気象観測点毎の気温を用いて所定位置の気温を特定する。気温特定部2iは、複数の気象観測点毎の気温のうち所定位置から直近の気象観測点の気温を特定する。
標高算出部2jは、気圧値取得部2cにより取得された所定位置の気圧値、海面気圧値補完部2gにより補完された補完後の所定位置の海面気圧値、気温特定部に2iにより特定された所定位置の気温を用いて以下の演算式により標高を算出する。
上記した演算式(1)において、Pは所定位置の気圧値[hPa]、P0は海面気圧値[hPa]、Tは気温[℃]、hは標高[m]である。
又、標高算出部2jは、複数位置の標高を算出すると、その算出した複数位置の標高を用いて複数位置間の標高差を算出する。標高差通知部2kは、複数位置間の標高差が標高算出部2jにより算出されると、その算出された標高差を表示する等してユーザに通知する。
次に、上記した構成の作用について図2から図7を参照して説明する。本実施形態では、ユーザが携帯端末1と共に車両で移動しており、例えば立体駐車場のような立体的な駐車位置に駐車して車両から離れた後に当該駐車位置まで戻る使用形態を想定する。この場合、制御部2は、駐車時刻での駐車位置の標高を算出し、現在時刻での現在位置の標高を算出し、その算出した駐車位置と現在位置との間の標高差を算出してユーザに通知する。制御部2は、駐車判定処理及びユーザ操作判定処理を所定周期で行う。以下、駐車判定処理及びユーザ操作判定処理について順次説明する。
(1)駐車判定処理
制御部2は、駐車判定処理の開始イベントの成立を待機しており、駐車判定処理の開始イベントが成立すると、駐車判定処理を開始し、駐車したか否かを判定する(S1)。制御部2は、例えば運転中にナビゲーション機器等の車載機器と携帯端末1との近距離通信回線が自動接続される使用形態であれば、車載機器と携帯端末1との近距離通信回線が自動切断されたか否かを判定することで、駐車したか否かを判定する。制御部2は、例えば近距離通信回線が接続されており、駐車していないと判定すると(S1:NO)、駐車判定処理を終了し、次の駐車判定処理の開始イベントの成立を待機する。
制御部2は、駐車判定処理の開始イベントの成立を待機しており、駐車判定処理の開始イベントが成立すると、駐車判定処理を開始し、駐車したか否かを判定する(S1)。制御部2は、例えば運転中にナビゲーション機器等の車載機器と携帯端末1との近距離通信回線が自動接続される使用形態であれば、車載機器と携帯端末1との近距離通信回線が自動切断されたか否かを判定することで、駐車したか否かを判定する。制御部2は、例えば近距離通信回線が接続されており、駐車していないと判定すると(S1:NO)、駐車判定処理を終了し、次の駐車判定処理の開始イベントの成立を待機する。
制御部2は、例えば近距離通信回線が切断され、駐車したと判定すると(S1:YES)、その時点の時刻を駐車時刻としてデータ保存部6に保存し(S2、時刻情報取得手順)、その時点の位置を駐車位置としてデータ保存部6に保存する(S3、位置情報取得手順)。制御部2は、その時点の気圧値を駐車時気圧値としてデータ保存部6に保存し(S4、気圧値取得手順)、駐車判定処理を終了し、次の駐車判定処理の開始イベントの成立を待機する。
(2)ユーザ操作判定処理
制御部2は、ユーザ操作判定処理の開始イベントの成立を待機しており、ユーザ操作判定処理の開始イベントが成立すると、ユーザ操作判定処理を開始し、標高差を求めるユーザ操作が行われたか否かを判定する(S11)。制御部2は、例えば所定のスイッチが操作されたり所定のアプリプログラムが起動されたりしたか否かを判定することで、標高差を求めるユーザ操作が行われたか否かを判定する。制御部2は、標高差を求めるユーザ操作が行われていないと判定すると(S11:NO)、ユーザ操作判定処理を終了し、次のユーザ操作判定処理の開始イベントの成立を待機する。
制御部2は、ユーザ操作判定処理の開始イベントの成立を待機しており、ユーザ操作判定処理の開始イベントが成立すると、ユーザ操作判定処理を開始し、標高差を求めるユーザ操作が行われたか否かを判定する(S11)。制御部2は、例えば所定のスイッチが操作されたり所定のアプリプログラムが起動されたりしたか否かを判定することで、標高差を求めるユーザ操作が行われたか否かを判定する。制御部2は、標高差を求めるユーザ操作が行われていないと判定すると(S11:NO)、ユーザ操作判定処理を終了し、次のユーザ操作判定処理の開始イベントの成立を待機する。
制御部2は、例えば所定のスイッチが操作されたり所定のアプリプログラムが起動されたりし、標高差を求めるユーザ操作が行われたと判定すると(S11:YES)、その時点の時刻を現在時刻としてデータ保存部6に保存し(S12、時刻情報取得手順)、その時点の位置を現在位置としてデータ保存部6に保存する(S13、位置情報取得手順)。制御部2は、その時点の気圧値を現在気圧値としてデータ保存部6に保存し(S14、気圧値取得手順)、駐車位置の標高算出処理に移行する(S15)。
制御部2は、駐車位置の標高算出処理を開始すると、図6に示すように、データ保存部6に保存されている駐車位置の緯度経度を用いて当該駐車位置付近の気象観測点を複数選択する(S21、気象観測点選択手順)。図6では、制御部2は、駐車位置の周囲のA点(緯度N1,経度E1)、B点(緯度N2,経度E2)、C点(緯度N3,経度E3)の3点を気象観測点として選択する場合を例示している。尚、制御部2は、選択する気象観測点を2点としても良いし4点以上としても良い。
制御部2は、複数の気象観測点を選択すると、その選択した複数の気象観測点を特定可能なデータ要求信号を無線通信部3から気象観測サーバ11に送信させる。制御部2は、その選択した複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値及び気温を特定可能なデータ応答信号が気象観測サーバ11から無線通信部3に受信されることで、複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を取得する(S22、海面気圧値取得手順、気温取得手順)。
制御部2は、複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により駐車位置の海面気圧値を算出する(S23、海面気圧値算出手順)。制御部2は、データ保存部6に保存されている駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在するか否かを判定する(S24)。
制御部2は、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在すると判定すると(S24:YES)、図7に示すように、駐車時刻の直前の海面気圧値と直後の海面気圧値とを用いて駐車位置の海面気圧値を内挿補完する(S25、海面気圧値補完手順)。一方、制御部2は、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在しないと判定すると(S24:NO)、図8に示すように、駐車時刻から過去の複数の海面気圧値を用いて駐車位置の海面気圧値を外挿補完する(S26、海面気圧値補完手順)。制御部2は、複数の気象観測点毎の気温のうち駐車位置から直近の気象観測点の気温を特定する(S27、気温特定手順)。
制御部2は、データ保存部6に保存されている駐車時気圧値、補完した補完後の駐車位置の海面気圧値、特定した駐車位置から直近の気象観測点の気温を用い、上記した(1)の演算式により駐車位置の標高を算出する(S28、標高算出手順)。制御部2は、このようにして駐車位置の標高を算出すると、駐車位置の標高算出処理を終了し、ユーザ操作判定処理に復帰する。制御部2は、ユーザ操作判定処理に復帰すると、現在位置の標高算出処理に移行する(S16)。
制御部2は、現在位置の標高算出処理を開始すると、データ保存部6に保存されている現在位置の緯度経度を用いて当該現在位置付近の気象観測点を複数選択する(S31、気象観測点選択手順)。この場合、制御部2は、駐車位置と現在位置の距離差が比較的小さければ、駐車位置の標高算出処理で選択した複数の気象観測点と同じ気象観測点を複数選択する。一方、制御部2は、駐車位置と現在位置の距離差が比較的大きければ、駐車位置の標高算出処理で選択した複数の気象観測点とは異なる気象観測点を複数選択する。
制御部2は、複数の気象観測点を選択すると、その選択した複数の気象観測点を特定可能なデータ要求信号を無線通信部3から気象観測サーバ11に送信させる。制御部2は、その選択した複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値及び気温を特定可能なデータ応答信号が気象観測サーバ11から無線通信部3に受信されることで、複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を取得する(S32、海面気圧値取得手順、気温取得手順)。
制御部2は、複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により現在位置の海面気圧値を算出する(S33、海面気圧値算出手順)。制御部2は、現在時刻から過去の複数の海面気圧値を用いて現在位置の海面気圧値を外挿補完する(S34、海面気圧値補完手順)。制御部2は、複数の気象観測点毎の気温のうち現在位置から直近の気象観測点の気温を特定する(S35、気温特定手順)。
制御部2は、データ保存部6に保存されている現在時気圧値、補完した補完後の現在位置の海面気圧値、特定した現在位置から直近の気象観測点の気温を用い、上記した(1)の演算式により現在位置の標高を算出する(S36、標高算出手順)。制御部2は、このようにして現在位置の標高を算出すると、現在位置の標高算出処理を終了し、ユーザ操作判定処理に復帰する。
制御部2は、ユーザ操作判定処理に復帰すると、駐車位置の標高算出処理で算出した駐車位置の標高と、現在位置の標高算出処理で算出した現在位置の標高との差分を計算し、現在位置から駐車位置までの標高差を算出する(S17)。そして、制御部2は、このようにして算出した現在位置から駐車位置までの標高差を表示する等してユーザに通知し(S18)、ユーザ操作判定処理を終了する。
以上に説明したように第1実施形態によれば、以下に示す作用効果を得ることができる。携帯端末1において、気象観測サーバ11から取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて駐車位置や現在位置の海面気圧値を算出し、その算出した駐車位置や現在位置の海面気圧値を時刻情報により補完するようにした。駐車位置や現在位置の海面気圧値を時刻情報により補完することで、携帯端末1が駐車位置や現在位置の気圧値を取得した時刻と気象観測点が海面気圧値を観測した時刻との時間差による誤差要因を排除することができる。駐車位置や現在位置付近の複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバ11から取得し、その取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて駐車位置や現在位置の海面気圧値を算出するようにした。駐車位置や現在位置付近の複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を用いて駐車位置や現在位置の海面気圧値を算出することで、携帯端末1の駐車位置や現在位置と気象観測点との距離差による誤差要因を排除することができる。これにより、様々な誤差要因を排除することで、標高を精度良く適切に算出することができる。
携帯端末1において、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在する場合に、駐車位置の海面気圧値を時刻情報により内挿補完するようにした。駐車位置の海面気圧値を内挿補完することで適切に補完することができる。
携帯端末1において、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在しない場合に、駐車位置の海面気圧値を時刻情報により外挿補完するようにした。駐車位置の海面気圧値を外挿補完することで適切に補完することができる。
携帯端末1において、複数の気象観測点毎の気温のうち駐車位置や現在位置から直近の気象観測点の気温を特定するようにした。駐車位置や現在位置から直近の気象観測点の気温を用い、標高を算出することができる。
携帯端末1において、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値が存在しない場合に、駐車位置の海面気圧値を時刻情報により外挿補完するようにした。駐車位置の海面気圧値を外挿補完することで適切に補完することができる。
携帯端末1において、複数の気象観測点毎の気温のうち駐車位置や現在位置から直近の気象観測点の気温を特定するようにした。駐車位置や現在位置から直近の気象観測点の気温を用い、標高を算出することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図9から図13を参照して説明する。尚、前述した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1実施形態は、気象観測サーバ11から取得した海面気圧値だけを補完する構成であるが、第2実施形態は、海面気圧値に加えて気温も補完する構成である。
次に、第2実施形態について図9から図13を参照して説明する。尚、前述した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1実施形態は、気象観測サーバ11から取得した海面気圧値だけを補完する構成であるが、第2実施形態は、海面気圧値に加えて気温も補完する構成である。
携帯端末21において、制御部22は、第1実施形態で説明した各部2a~2h,2j,2kに加え、気温算出部22aと、気温補完部22bとを有し、気温特定部2iに代えて気温特定部22cを有する。気温算出部22aは、複数の気象観測点毎の気温が気温取得部2hにより取得されると、その取得された複数の気象観測点毎の気温を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により所定位置の気温を算出する。
気温補完部22bは、所定位置の気温が気温算出部22aにより算出されると、その算出された所定位置の気温を時刻情報取得部2aにより取得された時刻情報により補完する。気温補完部22bは、所定時刻よりも新しい時刻の気温が存在すれば、所定位置の気温を内挿補完する。一方、気温補完部22bは、所定時刻よりも新しい時刻の気温が存在しなければ、所定位置の気温を外挿補完する。
気温特定部22cは、所定位置の気温が気温算出部22aにより算出され、その算出された所定位置の気温が気温補完部22bにより補完されると、その補完後の所定位置の気温を特定する。
次に、上記した構成の作用について図10から図13を参照して説明する
この場合、制御部22は、駐車位置の標高算出処理において、複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を取得すると、その取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により駐車位置の海面気圧値及び気温を算出する(S41、海面気圧値算出手順、気温算出手順)。制御部22は、データ保存部6に保存されている駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値及び気温が存在するか否かを判定する(S42)。
この場合、制御部22は、駐車位置の標高算出処理において、複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を取得すると、その取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により駐車位置の海面気圧値及び気温を算出する(S41、海面気圧値算出手順、気温算出手順)。制御部22は、データ保存部6に保存されている駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値及び気温が存在するか否かを判定する(S42)。
制御部22は、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値及び気温が存在すると判定すると(S42:YES)、前述した図7に示したように、駐車時刻の直前の海面気圧値と直後の海面気圧値とを用いて駐車位置の海面気圧値を内挿補完し(S43、海面気圧値補完手順)、図12に示すように、駐車時刻の直前の気温と直後の気温とを用いて駐車位置の気温を内挿補完する(S43、気温補完手順)。一方、制御部22は、駐車時刻よりも新しい時刻の海面気圧値及び気温が存在しないと判定すると(S42:NO)、前述した図8に示したように、駐車時刻から過去の複数の海面気圧値を用いて駐車位置の海面気圧値を外挿補完し(S44、海面気圧値補完手順)、図13に示すように、駐車時刻から過去の複数の気温を用いて駐車位置の気温を外挿補完する(S44、気温補完手順)。制御部22は、補完後の気温を特定する(S45、気温特定手順)。
制御部22は、データ保存部6に保存されている駐車時気圧値、補完した補完後の駐車位置の海面気圧値、特定した補完後の気温を用い、上記した(1)の演算式により駐車位置の標高を算出し(S46、標高算出手順)、駐車位置の標高算出処理を終了し、ユーザ操作判定処理に復帰する。
制御部22は、現在位置の標高算出処理において、複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を取得すると、その取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値及び気温を用いて当該複数の気象観測点の緯度経度をパラメータとして最小二乗法により現在位置の海面気圧値及び気温を算出する(S51、海面気圧値算出手順)。制御部22は、現在時刻から過去の複数の海面気圧値を用いて現在位置の海面気圧値を外挿補完し、現在時刻から過去の複数の気温を用いて現在位置の気温を外挿補完する(S52、海面気圧値補完手順、気温補完手順)。制御部22は、補完後の気温を特定する(S53、気温特定手順)。
制御部22は、データ保存部6に保存されている現在時気圧値、補完した補完後の現在位置の海面気圧値、特定した補完後の気温を用い、上記した(1)の演算式により現在位置の標高を算出し(S54、標高算出手順)、現在位置の標高算出処理を終了し、ユーザ操作判定処理に復帰する。
以上に説明したように第2実施形態によれば、第1実施形態と同等の作用効果を得ることができ、携帯端末21において、様々な誤差要因を排除することで、標高を精度良く適切に算出することができる。又、携帯端末21において、駐車位置や現在位置の海面気圧値を時刻情報により補完するだけでなく、駐車位置や現在位置の気温も時刻情報により補完するようにした。補完後の気温を用いて標高を算出することで、駐車位置や現在位置から直近の気温を用いて標高を算出する場合よりも、標高を算出する精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、更には、それらに一要素のみ、それ以上、或いはそれ以下を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、更には、それらに一要素のみ、それ以上、或いはそれ以下を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
携帯端末に適用する構成を例示したが、身体や衣服に装着した状態で利用するウェアラブル端末に適用しても良い。
現在位置から駐車位置までの標高差をユーザに通知する場合を例示したが、単に駐車位置や現在位置の標高をユーザに通知しても良い。
現在位置から駐車位置に向かう誘導方向を演算し、力覚を提示する力覚提示端末と連携し、誘導方向への力覚を力覚提示端末により提示することで、現在位置から駐車位置までユーザを誘導するシステムに適用しても良い。又、力覚を提示する機能を携帯端末が有する構成でも良い。
現在位置から駐車位置までの標高差をユーザに通知する場合を例示したが、単に駐車位置や現在位置の標高をユーザに通知しても良い。
現在位置から駐車位置に向かう誘導方向を演算し、力覚を提示する力覚提示端末と連携し、誘導方向への力覚を力覚提示端末により提示することで、現在位置から駐車位置までユーザを誘導するシステムに適用しても良い。又、力覚を提示する機能を携帯端末が有する構成でも良い。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することにより提供された専用コンピュータにより実現されても良い。或いは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によりプロセッサを構成することにより提供された専用コンピュータにより実現されても良い。若しくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウエア論理回路により構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより実現されても良い。又、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていても良い。
Claims (10)
- 所定時刻を示す時刻情報を取得する時刻情報取得部(2a)と、
所定位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部(2b)と、
所定時刻での所定位置の気圧値を取得する気圧値取得部(2c)と、
前記位置情報取得部により取得された位置情報を用いて当該所定位置付近の気象観測点を複数選択する気象観測点選択部(2d)と、
前記気象観測点選択部により選択された複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバから取得する海面気圧値取得部(2e)と、
前記海面気圧値取得部により取得された複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出する海面気圧値算出部(2f)と、
前記海面気圧値算出部により算出された所定位置の海面気圧値を前記時刻情報取得部により取得された時刻情報により補完する海面気圧値補完部(2g)と、
前記気象観測点選択部により選択された複数の気象観測点で所定周期毎に観測された気温を気象観測サーバから取得する気温取得部(2h)と、
前記気温取得部により取得された複数の気象観測点毎の気温を用いて所定位置の気温を特定する気温特定部(2i,22c)と、
前記気圧値取得部により取得された所定位置の気圧値、前記海面気圧値補完部により補完された補完後の所定位置の海面気圧値、前記気温特定部により特定された所定位置の気温を用いて標高を算出する標高算出部(2j)と、を備える標高算出装置。 - 前記海面気圧値補完部は、前記海面気圧値算出部により算出された所定位置の海面気圧値を前記時刻情報取得部により取得された時刻情報により内挿補完する請求項1に記載した標高算出装置。
- 前記海面気圧値補完部は、前記海面気圧値算出部により算出された所定位置の海面気圧値を前記時刻情報取得部により取得された時刻情報により外挿補完する請求項1に記載した標高算出装置。
- 前記気温特定部(2i)は、前記気温取得部により取得された複数の気象観測点毎の気温のうち所定位置から直近の気象観測点の気温を特定する請求項1から3の何れか一項に記載した標高算出装置。
- 前記気温取得部により取得された複数の気象観測点毎の気温を用いて所定位置の気温を算出する気温算出部(22a)と、
前記気温算出部により算出された所定位置の気温を前記時刻情報取得部により取得された時刻情報により補完する気温補完部(22b)と、を備え、
前記気温特定部(22c)は、前記気温補完部により補完された補完後の所定位置の気温を特定する請求項1から3の何れか一項に記載した標高算出装置。 - 前記気温補完部は、前記気温算出部により算出された所定位置の気温を前記時刻情報取得部により取得された時刻情報により内挿補完する請求項5に記載した標高算出装置。
- 前記気温補完部は、前記気温算出部により算出された所定位置の気温を前記時刻情報取得部により取得された時刻情報により外挿補完する請求項5に記載した標高算出装置。
- 前記標高算出部は、複数位置の標高を算出し、その算出した複数位置の標高を用いて複数位置間の標高差を算出する請求項1から7の何れか一項に記載した標高算出装置。
- 前記標高算出部は、複数位置の標高として駐車位置の標高と現在位置の標高とを算出し、その算出した駐車位置の標高と現在位置の標高とを用いて現在位置から駐車位置までの標高差を算出する請求項8に記載した標高算出装置。
- 標高算出装置(1)に、
所定時刻を示す時刻情報を取得する時刻情報取得手順と、
所定位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手順と、
所定時刻での所定位置の気圧値を取得する気圧値取得手順と、
前記位置情報取得手順により取得した位置情報を用いて当該所定位置付近の気象観測点を複数選択する気象観測点選択手順と、
前記気象観測点選択手順により選択した複数の気象観測点で所定周期毎に観測された海面気圧値を気象観測サーバから取得する海面気圧値取得手順と、
前記海面気圧値取得手順により取得した複数の気象観測点毎の海面気圧値を用いて所定位置の海面気圧値を算出する海面気圧値算出手順と、
前記海面気圧値算出手順により算出した所定位置の海面気圧値を前記時刻情報取得手順により取得した時刻情報により補完する海面気圧値補完手順と、
前記気象観測点選択手順により選択した複数の気象観測点で所定周期毎に観測された気温を気象観測サーバから取得する気温取得手順と、
前記気温取得手順により取得した複数の気象観測点毎の気温を用いて所定位置の気温を特定する気温特定手順と、
前記気圧値取得手順により取得した所定位置の気圧値、前記海面気圧値補完手順により補完した補完後の所定位置の海面気圧値、前記気温特定手順により特定した所定位置の気温を用いて標高を算出する標高算出手順と、を実行させる標高算出プログラム。
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