JP2013205029A - 高度情報取得装置、及び、高度情報取得システム - Google Patents

高度情報取得装置、及び、高度情報取得システム Download PDF

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Abstract

【課題】電力消費を抑えながら高度方向の移動の向き及び大きさを正確に取得することが可能な高度情報取得装置及び高度情報取得システムを提供する。
【解決手段】気圧の計測手段と、外部機器と近距離無線通信を行うための無線通信手段と、無線通信手段により測位装置から高度情報を取得する高度情報取得手段と、計測手段により定期的に計測された気圧の変化方向の反転を検出する反転検出手段と、反転検出手段により検出された反転に基づいて、設定されたタイミングで無線通信手段により高度情報を取得するタイミングを制御する通信制御手段と、取得された高度情報に基づき、上昇時の高度変化量を積算した上昇積算高度値と下降時の高度変化量を積算した下降積算高度値とを取得する積算高度変化取得手段と、を備えることを特徴とする高度情報取得装置。
【選択図】図4

Description

この発明は、高度情報を取得する高度情報取得装置、及び、高度情報取得システムに関する。
近年、電子時計には、各種計測センサを搭載して時刻情報のみならず種々の計測値や算出値などの多様な情報を表示可能となっているものがある。また、電子時計の中には、無線受信手段を備えてGPSといった測位衛星からの電波を受信して位置情報を取得し(GPS測位)、表示可能なものがある。
このような種々の表示機能の一つとして、高度データを取得して表示させたり、高度変化の履歴を記憶させたりすることが可能な電子時計がある。従来、このような高度情報の取得には、GPS測位による直接的な高度データの取得と、気圧センサによる気圧計測値に基づき、予め定められた気圧と高度との間での換算テーブルを用いて高度を推定する間接的な高度データの取得とが用いられている。これらの高度取得方法には、それぞれ異なった誤差要因が存在する。そこで、従来、両者の取得方法を併用し、取得された値の比較結果に基づいて誤差を低減させる技術が開示されている(特許文献1)。
また、単に計測時点での高度値だけではなく、相対的な高度変化やピーク位置の高度履歴情報を取得可能な電子時計がある。例えば、特許文献2には、所定のタイミングからトータルの上昇高度とトータルの下降高度とを各々累積計算して表示させる技術が開示されている。
また、本願発明に関連する技術として、近年、ブルートゥース通信(登録商標:Bluetooth)を用いて複数の携帯端末間で情報をやり取りする技術がある(例えば、特許文献3)。
特開2000−283775号公報 特開平5−172569号公報 特開2009−118403号公報
しかしながら、従来、気圧計測に基づいて高度の変化を求めようとすると、ユーザが移動を停止している場合や平坦道を移動中の場合、ゆっくり移動している場合に、気象状況の変化により反対方向に変化してしまう場合があるという課題がある。一方で、GPS測位を行うと、消費電力が大きくなったり、特に電子腕時計のような小型の装置の大型化に繋がったりするという課題があった。
この発明の目的は、電力消費を抑えながら高度方向の移動の向き及び大きさを正確に取得することが可能な高度情報取得装置及び高度情報取得システムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
気圧を計測する計測手段と、
外部機器と近距離無線通信を行うための無線通信手段と、
前記無線通信手段により外部の測位装置から高度情報を取得する高度情報取得手段と、
前記計測手段により定期的に計測された気圧の変化方向の反転を検出する反転検出手段と、
前記反転検出手段により検出された反転に基づいて、設定されたタイミングで前記無線通信手段により高度情報を取得するタイミングを制御する通信制御手段と、
取得された前記高度情報に基づき、上昇時の高度変化量を積算した上昇積算高度値と下降時の高度変化量を積算した下降積算高度値とを取得する積算高度変化取得手段と、
を備える
ことを特徴とする高度情報取得装置である。
本発明に従うと、電力消費を抑えながら高度方向の移動の向き及び大きさを正確に取得することができるという効果がある。
本発明の実施形態の高度情報取得システムの全体構成を示す図である。 電子時計の内部構成を示すブロック図である。 スマートフォンの内部構成を示すブロック図である。 第1実施形態の高度変化取得処理の制御手順を示すフローチャートである。 スマートフォンにおける高度情報送信処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例1の高度変化取得処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例1の高度情報送信処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例2の高度変化取得処理の制御手順を示すフローチャートである。 変形例2の高度情報送信処理の制御手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の高度変化取得処理の制御手順を示すフローチャートである。 第3実施形態の高度変化取得処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の高度情報取得システム1の全体構成図である。
本実施形態の高度情報取得システム1は、電子時計40と、GPS測位装置としてのスマートフォン10とにより構成される。この電子時計40は、時計本体と、バンドとを備え、腕装着が可能な腕時計型のものである。電子時計40及びスマートフォン10は、何れも近距離無線通信機能を備えており、例えば、ブルートゥース通信による相互通信が可能となっている。スマートフォン10は、電子時計40を装着したユーザにより、例えば、鞄やポケットなどに納められて携帯される。
図2は、電子時計40の内部構成を示すブロック図である。また、図3は、スマートフォン10の内部構成を示すブロック図である。
電子時計40は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)41(高度情報取得手段、反転検出手段、通信制御手段、積算高度変化取得手段、高度算出手段、初期値設定手段)と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、操作部44と、計時回路45と、表示部46及び表示部46を駆動制御するドライバ47と、アンテナAN4と、Bluetoothモジュール48(無線通信手段)及びUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)49と、振動モータ50及びそのドライバ51と、LED(発光ダイオード)52及びそのドライバ53と、ピエゾ素子54及びそのドライバ55と、圧力センサ56(計測手段)及びA/D変換回路57と、CPU41と各部との間で信号のやり取りをするバス58などを備えている。
CPU41は、電子時計40の全体動作の統轄制御及び各種演算処理を行う。CPU41は、計時回路45の計数する現在時刻に基づいて表示部46に時刻表示を行わせる。また、CPU41は、圧力センサCPU41から取得された気圧データに基づき高度を算出すると共に、Bluetoothモジュール48を介してスマートフォン10から所定の高度情報を取得することが可能となっている。
ROM42は、CPU41が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。ROM42の格納するデータには、モデル大気圧テーブル421及び高度変化算出プログラム422が含まれる。CPU41が高度変化算出プログラム422を実行することで、電子時計40の鉛直方向への積算移動距離が算出される。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供する。またRAM43は、高度変化記憶部431を備え、積算高度変化の大きさを上昇時と下降時とに分けて、上昇積算高度値及び下降積算高度値として記憶する。ここで、記憶される上昇積算高度値及び下降積算高度値は一組に限られない。複数組の値を保持し、ユーザの操作部44への入力操作に応じて切り替え可能に設定することができる。
操作部44は、一又は複数のボタンスイッチを備え、ユーザが当該スイッチに対して行った操作に基づいて入力信号に変換して、CPU11に出力する。或いは、この操作部44は、タッチパネルであっても良い。
計時回路45は、現在時刻を計数して保持するカウンタである。この現在時刻が読み出されて、表示部46に表示されたり、当該現在時刻データと各種機能に係る設定時刻データと比較されて種々の動作が行われたりする。
表示部46は、例えば、セグメント表示方式のLCD(液晶ディスプレイ)である。CPU41から送られた制御信号によりドライバ47(液晶ドライバ)が動作し、LCDを駆動して現在時刻、設定状態、或いは、各種機能のメニューなどの指定された内容に関する表示を行わせる。この表示部46は、或いは、他の表示手段、例えば、有機ELD(Electro-Luminescent Display)であっても良く、ドライバ47は、表示部46の種類によって適宜選択される。
Bluetoothモジュール48は、アンテナAN4を介して外部機器との間でブルートゥース通信を行うための制御モジュールである。このBluetoothモジュール48としては、低消費電力規格(Bluetooth Low Energy)を用いることも可能である。CPU41から送られた送信データは、UART49でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、Bluetoothモジュール48から外部機器に送信される。また、外部機器からBluetoothモジュール48を用いて受信された受信データは、UART49でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、CPU41へ出力される。
振動モータ50、LED(発光ダイオード)52、及び、ピエゾ素子(PZT)54は、振動、光、及び、ブザー音を発することでユーザに通知を行うためのものである。CPU41からドライバ51、53、55にそれぞれ制御信号が送られると、ドライバ51、53、55は、それぞれ、振動モータ50、LED52、ピエゾ素子54を動作させるのに必要な電圧信号に変換して出力する。
スマートフォン10は、図3に示すように、CPU11(高度変化量算出手段)と、ROM12と、RAM13(高度履歴記憶手段)と、記憶部14と、操作部15と、内蔵時計16と、表示部17及びそのドライバ18と、スピーカ19と、マイク20と、コーデック21と、RF送受信回路22と、RF送受信用のアンテナAN11と、通信回路23と、外部無線通信手段としてのBluetoothモジュール24と、UART25と、Bluetooth通信の送受信用アンテナAN12と、高度取得手段としてのGPSデータ受信処理部26と、GPSデータの受信用アンテナAN13と、CPU11と各部とを接続するバス27などを備えている。
CPU11は、スマートフォン10の全体動作の統轄制御及び各種演算処理を行う。また、CPU11は、操作部15への入力操作による設定情報に基づいてBluetoothモジュール24に制御信号を送り、電子時計40に対してGPS測位データに基づく高度情報を送信させる。
ROM12は、CPU11が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。また、RAM13は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。
記憶部14は、不揮発性の読み書き可能なメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。この記憶部14には、例えば、スマートフォン10で実行する種々のアプリケーションプログラムや、各種機能に係る保存データや設定データが記憶される。このアプリケーションプログラムには、Bluetooth通信を用いて電子時計40から要求された高度情報を予め設定された様式でBluetoothモジュール24を介して電子時計40へ出力するための高度情報送信プログラム141が含まれている。
操作部15は、タッチパネルの操作入力を検知し、表示部17に表示されたメニューに基づいてユーザにより接触入力された操作内容を電気信号に変換し、入力信号としてCPU11に出力する。或いは、この操作部15は、複数の操作キーを備え、ユーザが当該キーに対して行った操作に基づいて電気信号に変換した入力信号をCPU11に出力する構成を含むこととしても良い。
内蔵時計16は、現在時刻を計数して保持するカウンタである。この現在時刻が読み出されて、表示部17に表示される。また、当該現在時刻データと各種機能に係る設定時刻データとが比較されて種々の動作が行われる。この内蔵時計16の現在時刻データは、RF送受信回路22による携帯基地局との通信時に随時修正される。
表示部17は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)である。CPU11から送られた制御信号によりドライバ18(液晶ドライバ)が動作し、LCDを駆動してスマートフォン10の各種機能に係る表示を行わせる。この表示部17は、他の方式によるもの、例えば、有機ELD(Electro-Luminescent Display)であっても良く、ドライバ18は、表示方式により適宜選択される。また、この表示部17は、タッチパネルとしてユーザに入力操作を行わせるためのメニュー表示を行う。
スピーカ19は、コーデック21からの信号に基づいて電気信号を音声信号に変換して音声を出力する。また、マイク20は、音波を検知して電気信号に変換し、コーデック21に出力する。コーデック21は、符号化圧縮されたデジタル音声信号をデコードしてアナログ信号としてスピーカ19へ送るとともに、マイク20から取得された音声信号をエンコードしてCPU11や通信回路23へ出力する。なお、通話用のスピーカと音声を外部に出力するためのスピーカを別個に備えることとしてもよい。
RF送受信回路22は、RF送受信用アンテナAN11を用いて携帯基地局との間で行われる電話通信やメールなどのパケット通信の送受信処理を行う。また、通信回路23は、RF送受信回路22により送受信される送受信データの各種処理を行い、CPU11やコーデック21との間でデータの受け渡しを行う。
Bluetoothモジュール24は、アンテナAN12を介して電子時計40などの他の電子機器とBluetooth通信を行うための制御モジュールである。CPU11から送られた送信データは、UART25でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、Bluetoothモジュール24から他の電子機器に送信される。また、他の電子機器からBluetoothモジュール24を用いて受信された受信データは、UART25でパラレル/シリアル変換などの処理が行われて、CPU11へ出力される。
GPSデータ受信処理部26は、アンテナAN13を介してGPS測位衛星から受信した衛星信号を復調、解読し、時刻データや位置データに換算して所定のフォーマットでCPU11に出力する。出力の所定のフォーマットとしては、例えば、NMEA(National Marine Electronics Association)−0183が用いられる。
次に、本実施形態の電子時計40における高度情報の取得動作について説明する。
本実施形態の電子時計40では、圧力センサ56により計測された気圧をモデル大気圧テーブル421に基づいて高度値に換算することで継続的に取得される高度データと、スマートフォン10のGPSデータ受信処理部26で受信されたGPSデータにより取得される高度データとが併用される。圧力センサ56による高度計測は、小型軽量且つ低消費電力で実行可能であるが、算出される高度値には、気象状況によって大きさが変化する誤差が含まれる。そこで、この電子時計40は、ユーザの移動に伴い高度値の変化が極大または極小を検出すると、スマートフォン10にGPSデータの取得を要求し、この取得データに係る高度情報を受信して正確な高度情報を取得する。GPS衛星からの電波受信や演算処理には電力を消費するので、このように必要な頻度でGPS衛星からの電波受信動作が行われる。即ち、電子時計40自身ではGPSデータの受信を行わず、スマートフォンでのGPSデータの受信も必要最小限に限ることになる。
この電子時計40では、少なくとも鉛直方向(高度方向)への移動量の累積値が高度変化記憶部431に記憶されることで保持される。高度計測期間中に計測された高度変化を上昇方向と下降方向とに分けて取得し、各々積算していく。この積算上昇高度及び積算下降高度の値は、操作部44への入力操作を介したユーザの命令や設定により初期化可能に構成され、毎回高度計測期間の開始時にリセットさせても良いし、データのリセットを行わずに電子時計40の動作開始からの累積値を計数していくこととしても良い。
[第1実施形態]
図4は、電子時計40における第1実施形態の高度変化取得処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この高度変化取得処理は、例えば、ユーザによる操作部44の操作入力により開始され、また、操作入力により停止されるまで繰り返し実行される。
先ず、高度変化取得処理が開始されると、CPU41は、圧力センサ56からの気圧データの取得を開始する(ステップS101)。続いて、CPU41は、Bluetoothモジュール48を介してスマートフォン10に対し、GPS測位データの取得と送信を要求する(ステップS102)。CPU41は、スマートフォン10からデータ送信があるまで待機し、送られたGPS測位データを取得する(ステップS103)。CPU41は、測位データのうち、高度情報のみを時刻データと対応付けてRAM43の高度変化記憶部431などに記憶させる。また、このとき、CPU41は、取得された高度情報をモデル大気圧テーブル421の補正パラメータとして利用することができる。
次に、CPU41は、所定の時間間隔で圧力センサ56から気圧の計測値を取得する(ステップS104)。それから、CPU41は、取得された計測値から、モデル大気圧テーブル421を用いて高度値に換算する計算処理を行う(ステップS105)。CPU41は、計算された高度値と前回計算された高度値との差分、即ち、高度変化量を求め、更に、この高度変化量の正負が前回算出された高度変化量の正負から反転しているか否かを判別する(ステップS106)。なお、このステップS105、S106の処理において、本実施形態では、変化方向の反転だけを見ているので、高度値に換算することなく気圧の変化方向の反転で判別することとしても良い。
高度変化量の正負が反転したと判別された場合には、CPU41は、スマートフォン10に対し、Bluetoothモジュール48を介してGPS測位データの取得と送信を要求する(ステップS107)。CPU41は、スマートフォン10からのデータを受信するまで待機し、Bluetoothモジュール48によって受信されたGPS測位データを取得する(ステップS108)。
CPU41は、前回スマートフォン10から取得されたGPS測位データに含まれていた高度値と、今回スマートフォン10から取得された高度値との差分を求める(ステップS109)。そして、CPU41は、この差分値が正の場合には、高度変化記憶部431に記憶されている上昇積算高度値に加算し、差分値が負の場合には、高度変化記憶部431に記憶されている下降積算高度値に加算する(ステップS110)。
CPU41は、スマートフォン10から取得された高度値に基づいてモデル大気圧テーブル421の補正パラメータを更新し(ステップS111)、また、ドライバ47に制御信号を送って表示部46に現在の高度値と上昇積算高度値及び下降積算高度値とを表示させる。それから、CPU41の処理は、ステップS104の処理に戻る。このとき、取得されたGPS測位に基づく高度値は、最新の値のみ記憶させて残りを消去することとしてもよいし、所定のタイミング以降のデータを履歴データとして保持させておくこととしても良い。
ステップS106の処理で、高度変化量の正負が反転していないと判別された場合には、CPU41の処理は、そのままステップS104の処理に戻る。
ここで、ステップS111又はステップS106の処理からステップS104の処理に戻る際に、気圧データに基づいて今回計算された高度値及び高度変化量が前回の高度値及び高度変化量として上書き更新される。
図5は、高度変化取得処理に対応してスマートフォン10で実行される高度情報送信処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
スマートフォン10において電子時計40からのGPSデータ取得要求が受信されると、CPU11は、高度情報送信プログラムを呼び出して高度情報送信処理を開始する。
CPU11は、先ず、GPSデータ受信処理部26を起動させてGPS衛星からの電波を受信する(ステップS201)。続いて、CPU11は、このGPSデータ受信処理部26で算出された測位データを取得する(ステップS202)。そして、CPU11は、この測位データから高度データのみをBluetoothモジュール24により電子時計40に送信させる(ステップS205)。そして、CPU11は、高度情報送信処理を終了する。
このように、電子時計40における第1実施形態の高度変化取得処理は、圧力センサ56と、Bluetoothモジュール48とを備える。そして、圧力センサ56により継続的に計測される気圧の変化方向の反転を検出し、Bluetoothモジュール48を介してBluetooth通信によりスマートフォン10に対してGPS測位の実行、及び、GPS測位によって得られた高度データの送信を要求する。そして、取得された高度データにより前回取得されたGPS測位による高度データとの差分を算出し、この差分値の正負に応じて上昇積算高度値又は下降積算高度値に加算する。従って、電子時計40自身でGPS測位に係る構成を備える必要が無く、電子時計40を大型化させず、且つ、電力消費を抑えながら、容易に正確な高度データを取得することが出来る。
また、圧力センサにより高度変化の極大点または極小点と判断された地点でのみGPS測位による高度データを取得するので、スマートフォン10にも必要以上にGPS測位を行わせる必要がない。即ち、スマートフォン10の電力消費も抑えることが出来る。
また、積算高度データの算出には、GPS測位による高度データのみが用いられるので、圧力センサ56によって求められた高度データに気象状況の変化による誤差が生じても問題なく、圧力センサ56は、極大又は極小の判断だけに用いられ、正確な高度データをGPS測位により取得することが出来る。更に、ユーザが移動を停止中に気象状況が変化して見かけ上高度変化が極大又は極小となったとしても、GPS測位により正確に高度変化量が求められるので、積算高度値に誤った値を加算することがない。
また、取得されたGPS測位による正確な高度値と、このときの圧力センサ56の計測値に基づく高度値とを比較することでモデル大気圧テーブル421の誤差が見積もれるので、補正パラメータを更新することが出来る。これにより、積算高度値と同時にリアルタイムで高度値を表示させる際により正確な値の表示が可能となる。
また、スマートフォン10自体ではなく、腕装着が可能な電子腕時計で取得、表示可能とすることで、登山、マウンテンバイク、スキーなどのスマートフォン10などの携帯機器を手等に保持するのが困難な状況でも容易に積算高度値をユーザが確認することができる。
[変形例1]
次に、高度変化取得処理の変形例1について説明する。
図6は、電子時計40における変形例1の高度変化取得処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。また、図7は、変形例1の高度変化取得処理に対応してスマートフォン10で実行される高度情報送信処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、この変形例1の高度変化取得処理では、第1実施形態の高度変化取得処理におけるステップS102、S103、S109、S111の処理が省略され、ステップS107、S108の処理がステップS107a、S108aの処理に変更されている。その他の処理は同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。
変形例1の高度変化取得処理では、処理の開始時にGPS測位データの取得要求及びデータの取得を行わない。そして、ステップS106の判別処理で、圧力センサ56の計測データから計算された高度値の変化が正負反転したと判別された場合には、CPU41は、スマートフォン10に対して、Bluetoothモジュール48を介してGPSデータの取得要求と高度情報の送信要求を行う(ステップS107a)。CPU41は、後述するように、スマートフォン10から高度情報として既に算出された前回のGPS高度からの差分値を取得する(ステップS108a)。そして、CPU41は、取得した差分値が正の場合には、この差分値を高度変化記憶部431に記憶された上昇積算高度値に加算し、差分値が負の場合には、この差分値を高度変化記憶部431に記憶された下降積算高度値に加算する。そして、CPU41は、ドライバ47に制御信号を送って上昇積算高度値及び下降積算高度値を表示部46に表示させ、処理をステップS104に戻す。
なお、表示部46に高度値を継続的に表示させる場合には、CPU41は、ステップS102、S103の処理を行うとともに、ステップS108aの処理で高度値自体も取得することによりモデル大気圧テーブル421の補正パラメータを更新してもよい。また、上記上昇積算高度値及び下降積算高度値の表示タイミングでのみ高度値を表示させる場合には、ステップS108aの処理で高度値を取得して、この高度値をそのまま表示部46に表示させれば良い。
一方、図7に示すように、スマートフォン10において実行される高度情報送信処理は、第1実施形態の高度情報送信処理にステップS203aの処理が追加され、また、ステップS205の処理がステップS205aの処理に変更されている。その他の処理は第1実施形態の高度情報送信処理と同一であり、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
CPU11は、GPS測位により現在位置の高度が取得されると、RAM13に記憶された前回のGPS測位地点の高度から現在位置の高度までの高度変化量(差分値)を算出し(ステップS203a)、Bluetoothモジュール24によりこの差分値を電子時計40に送信させる(ステップS205a)。そして、CPU11は、高度変化算出処理を終了する。
以上のように、この変形例1の高度変化取得処理によれば、スマートフォン10で高度変化量を計算させてから当該高度変化量を取得するので、電子時計40のCPU41による計算量を軽減させることが出来る。
[変形例2]
次に、高度変化取得処理の変形例2について説明する。
図8は、電子時計40における変形例2の高度変化取得処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。また、図9は、変形例2の高度変化取得処理に対応してスマートフォン10で実行される初期化処理と高度情報送信処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、この変形例2の高度変化取得処理では、第1実施形態の高度変化取得処理におけるS103、S109、S110、S111の処理が省略され、ステップS102、S107、S108の処理がそれぞれステップS102b、S107b、S108bの処理に変更されている。その他の処理は同一であり、同一の符号を付して説明を省略する。
変形例2の高度変化取得処理では、開始時にBluetoothモジュール48によりスマートフォン10に高度変化記憶部431に記憶されている積算高度値データを送信する(ステップS102b)。そして、ステップS106の判別処理で、圧力センサ56の計測データから計算された高度値の変化が正負反転したと判別された場合には、CPU41は、スマートフォン10に対して、Bluetoothモジュール48を介してGPSデータの取得要求と積算高度値の算出及び送信の要求を行う(ステップS107b)。CPU41は、後述するように、スマートフォン10から算出された積算高度値を取得する(ステップS108b)。CPU41は、取得した積算高度値を高度変化記憶部431に記憶させると共に、ドライバ47に制御信号を送って上昇積算高度値及び下降積算高度値を表示部46に表示させ、処理をステップS104に戻す。
一方、図9(a)に示すように、スマートフォン10において電子時計40から積算高度値が受信されると、CPU11は、初期設定としてこの値をRAM13に記憶させる処理を行う(ステップS211)。また、電子時計40からの積算高度値データの送信要求が受信されると、CPU11は、高度情報送信処理を開始する。この変形例2における高度情報送信処理は、図9(b)に示すように、変形例1の高度情報送信処理にステップS204bの処理が追加され、また、ステップS205aの処理がステップS205bの処理に変更された点を除いて同一であり、同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
ステップS203aの処理において、前回のGPS測位地点の高度から今回の測位地点の高度までの高度変化量(差分値)が算出されると、CPU11は、この差分値が正の場合には、RAM13に記憶された上昇積算高度値にこの値を加算し、差分値が負の場合には、RAM13に記憶された下降積算高度値にこの値を加算する(ステップS204b)。そして、CPU11は、Bluetoothモジュール24によりこれらの上昇積算高度値及び下降積算高度値を電子時計40に送信させる(ステップS205b)。そして、CPU11は、高度変化算出処理を終了する。
この変形例2の高度変化取得処理も、電子時計40のCPU41がスマートフォン10からGPS測位による高度値自体を取得することで、モデル大気圧テーブル421の補正パラメータを更新したり、GPS測位による高度値を表示部46に表示させたりするように構成することが出来る。
以上のように、変形例2の高度変化取得処理によれば、上昇積算高度値及び下降積算高度値の計算もスマートフォン10に行わせ、データの取得のみを行うので、CPU41は、実質的な計算処理を行う必要がない。
また、計測の開始時に積算高度値を電子時計40からスマートフォン10に送信して初期設定を行うことで、電子時計40が積算高度値を複数回のイベント、例えば、異なる日の登山などに対し累積的に用いる場合や、スマートフォン10が複数の電子時計40に対して同一の処理を行う場合、或いは、電子時計40に複数の積算高度値のテーブルが保持されており、例えば、スキー用とマウンテンバイク用に別個のデータで切り替えられる場合などでも容易にスマートフォン10で積算高度値の計算を行わせることが出来る。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の高度情報取得システム1について説明する。
この第2実施形態の高度情報取得システム1の構成は、第1実施形態の高度情報取得システム1と同一であり、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図10は、電子時計40における第2実施形態の高度変化取得処理のCPU41による制御手順を説明するフローチャートである。
第2実施形態の高度変化取得処理は、第1実施形態の高度変化取得処理にステップS121、S122、及び、ステップS131〜S135の処理が追加されている。その他の処理内容は同一であり、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
本実施形態の高度変化取得処理では、ステップS106の処理で高度変化の正負が反転した場合には、反転した際の高度値を保持し、所定の高度変化が計測されてこのピーク高度が極大又は極小であるか否かを判別する。
ステップS106の処理で、高度変化の正負が反転していないと判別された場合には、CPU41は、次に、現在RAM43にピーク値データが保持されているか否かを判別する(ステップS131)。保持されていないと判別された場合には、CPU41の処理は、そのままステップS104に戻る。ピーク値データを保持していると判別された場合には、CPU41の処理は、ステップS132に移行する。
ステップS106の処理で、高度変化の正負が反転したと判別された場合には、CPU41は、次に、既にRAM43にピーク値データが保持されているか否かを判別する(ステップS121)。ピーク値を保持していると判別された場合には、CPU41の処理は、ステップS132に移行する。ピーク値を保持していないと判別された場合には、圧力センサ56の前回の計測データに基づく高度値をピーク値として取得し、RAM43に記憶させる(ステップS122)。また、このとき、CPU41は、保持されたピーク値が極大値であるか極小値であるかを合わせてRAM43に記憶させる。そして、CPU41の処理は、ステップS134に移行する。
ステップS132の処理に移行すると、CPU41は、現在保持しているピーク値よりも今回の算出値のほうがピーク方向に大きいか否かを判別する。即ち、CPU41は、ピーク値が極大値であって、今回の算出値がこのピーク値よりも大きいか、又は、ピーク値が極小値であって、今回の算出値がこのピーク値よりも小さいか、を判別する。極大ピーク値より大きいか、又は、極小ピーク値よりも小さいと判別された場合には、CPU41は、保持されているピーク値をキャンセルし(ステップS133)、処理をステップS104に戻す。一方、極大ピーク値以下であるか、又は、極小ピーク値以上であると判別された場合には、CPU41の処理は、ステップS134に移行する。
ステップS134の処理に移行すると、CPU41は、現在保持しているピーク値よりも今回の算出値がピークと反対方向に所定値(ここでは、例えば、15m)以上離れたか否かを判別する。即ち、CPU41は、ピーク値が極大値であって、今回の算出値がこのピーク値より所定値以上小さいか、又は、ピーク値が極小値であって、今回の算出値がこのピーク値よりも所定値以上大きいか、を判別する。極大ピーク値とのずれが所定値未満であるか、又は、極小ピーク値とのずれが所定値未満であると判別された場合には、CPU41の処理は、ステップS104に移行する。
一方、今回の算出値が極大ピーク値よりも所定値以上小さいか、又は、極小ピーク値よりも所定値以上大きいと判別された場合には、CPU41は、Bluetoothモジュール48によりスマートフォン10との通信を行わせ、GPS測位データを取得して(ステップS107)、取得された高度データと、前回のGPS測位により得られた高度とに基づいて求められた差分値を上昇積算高度値又は下降積算高度値に加算する(ステップS108〜S110)。これらの処理が終了すると、CPU41は、ピーク値をリセットする(ステップS135)。そして、CPU41の処理は、ステップS111に移行する。
ここで、本実施形態で設定される所定値は、例えば、圧力センサ56により求められる気圧の誤差が対応する高度誤差に相当する値に設定することができる。このように所定値を設定することで、毎回圧力センサ56で計測される気圧値のばらつきに基づく見かけ上の高度の極大値や極小値による影響で必要以上にスマートフォン10にGPS測位を行わせる必要がなくなる。
また、ステップS107の処理で取得される高度データは、既に所定値分極大値又は極小値から変化しているので、取得された高度値にこの所定値分の補正を行うことでより正確な高度値を取得することができる。
以上のように、第2実施形態の高度情報取得システム1によれば、圧力センサ56により取得された気圧に基づき計算された高度が極大値又は極小値から所定の値以上変化した場合にのみGPS測位による高度値を取得するので、確実に圧力センサ56の計測値に基づいて算出された高度値が確実に極大値又は極小値である場合を選択してGPS測位による高度値を取得することが出来る。
また、取得されたGPS測位による正確な高度値自体を併せて取得することで、モデル大気圧テーブル421の補正パラメータを更新することが出来る。これにより、非線形である大気圧と高度の関係をより正確に表すことが出来るので、所定値変化の見積もりがより正確になる。
[第3実施形態]
次に第3実施形態の高度情報取得システム1について説明する。
この第3実施形態の高度情報取得システム1の構成は、第1実施形態及び第2実施形態の高度情報取得システム1と同一であり、詳細な説明を省略するとともに、以後、同一の符号を用いることとする。
図11は、第3実施形態の高度情報取得システム1の電子時計40において実行される高度変化取得処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この第3実施形態の電子時計40において行われる高度変化取得処理は、第2実施形態の電子時計40において実行される高度変化取得処理に対し、更に、ステップS141〜S144の処理が追加されており、また、ステップS108の処理がステップS108aの処理に変更されている。その他の処理は同一であり、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
この高度変化取得処理では、ステップS107において電子時計40から取得要求が成されたGPSデータがスマートフォン10において取得出来なかった場合に、暫定データを用いた処理を行う。ステップS107の処理が行われると、CPU41は、次に、スマートフォン10から正常なGPS測位データが取得されたか否かを判別する(ステップS108a)。正常なGPS測位データが取得されなかった、即ち、GPSデータの受信エラーを示す信号が受信されたと判別された場合には、CPU41は、このときに圧力センサ56により求められている高度値を暫定値として用い、高度変化量(差分値)を求めて上昇積算高度値又は下降積算高度値に加算する(ステップS141)。CPU41は、このとき用いられた暫定高度値、差分値、及び、前回のGPS測位で計測された高度値を関連付けて高度変化記憶部431に記憶させておく。そして、CPU41の処理は、ステップS104に移行する。
一方、ステップS108aの判別処理において正常なGPS測位データが受信されたと判別された場合には、次に、CPU41は、前回の積算高度値更新時に用いられた高度値が暫定値であったか否かを判別する(ステップS142)。暫定値ではなかったと判別された場合には、CPU41の処理は、ステップS109に移行し、通常通りの処理が行われる。前回の高度値が暫定値であったと判別された場合には、CPU41は、この今回のGPS測位による高度値と、前回のGPS測位による高度値とに基づいて、前回の暫定高度値を補正する処理を行う。具体的には、CPU41は、前回と今回のGPS測位による高度差と、前回のGPS測位高度と今回の圧力センサ56の計測に基づく高度値との高度差とのずれの度合いを線形補間又は外挿して、暫定高度値に対応するGPS測位高度を推測する(ステップS143)。そして、CPU41は、この暫定高度値をこの推測されたGPS測位高度に修正した場合のずれを積算高度に加算することで補正する(ステップS144)。これらの補正処理が終了した後、CPU41は、ステップS143の処理で推測された高度値を用いて通常通りに前回と今回の高度値変化を算出し、積算高度値に加算を行う(ステップS109、S110)。
以上のように、第3実施形態の高度変化取得処理によれば、スマートフォン10にGPS測位を要求した際に樹林帯や建物の影などでGPS測位を行うことが出来なかった場合でも、圧力センサ56の計測値に基づく高度値で暫定的に積算高度値を暫定的に更新し、その後GPS測位が行われた場合には、前回のGPS測位とその際のGPS測位とに基づいて暫定値を補正することが出来るので、より正確な積算高度値を累積計算していくことが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、測位装置としてスマートフォン10を用いることとしたが、ユーザが電子時計40と共に携帯可能な機器であれば他のものでも良い。例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、或いは、専用の携帯型GPS測位装置を用いることとしても良い。
また、上記実施の形態では、Bluetooth通信を近距離無線通信の例に挙げて説明したが、他の通信規格を用いることとしても良い。例えば、UWB(Ultra Wide Band)や赤外線通信であっても良い。
また、上記実施の形態では、GPS測位が成功した場合には、そのまま単純に測位データを利用したが、予め設定した測位精度の基準レベルと比較して斜面やビルの陰などで測位精度が低い場合には、GPS測位に失敗した場合と同様の処理を行わせる判断を行っても良い。
また、上記実施の形態では、圧力センサ56による計測値をそのまま用いたが、例えば、所定時間の移動平均などを用いることでばらつき誤差を抑えることとしても良い。
また、上記実施の形態では、スマートフォン10で電子時計40から要求されたGPS測位に失敗した場合でも、次に電子時計40から要求されるまではGPS測位を行わないこととしたが、予め所定の時間間隔を設定して、スマートフォン10で断続的にGPS測位を試みることとしても良い。この場合には、GPS測位の成功時にスマートフォン10側から電子時計40へデータを送信しても良いし、当該所定の時間間隔で電子時計40からスマートフォン10に対し、通常のGPS測位要求とは別途、GPS測位を要求することとしても良い。
その他、上記実施の形態の説明で示した具体的な構成や順序、数値などの細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
気圧を計測する計測手段と、
外部機器と近距離無線通信を行うための無線通信手段と、
前記無線通信手段により外部の測位装置から高度情報を取得する高度情報取得手段と、
前記計測手段により定期的に計測された気圧の変化方向の反転を検出する反転検出手段と、
前記反転検出手段により検出された反転に基づいて、設定されたタイミングで前記無線通信手段により高度情報を取得するタイミングを制御する通信制御手段と、
取得された前記高度情報に基づき、上昇時の高度変化量を積算した上昇積算高度値と下降時の高度変化量を積算した下降積算高度値とを取得する積算高度変化取得手段と、
を備える
ことを特徴とする高度情報取得装置。
<請求項2>
前記計測手段により計測された気圧値を所定のテーブルに基づいて高度値に換算する高度算出手段を備え、
前記通信制御手段は、前記気圧の変化方向が反転した後に、当該反転した後の気圧の変化方向に対応する高度の変化が予め設定された高度差以上となった場合に、このタイミングを前記高度情報の取得タイミングとする
<請求項3>
前記高度情報取得手段は、
取得された前記高度情報に対し、前記予め設定された高度差の変化分を補正することで、前記気圧の変化方向が反転したタイミングにおける前記高度情報を取得する
ことを特徴とする請求項2記載の高度情報取得装置。
<請求項4>
前記高度算出手段は、取得された前記高度情報に基づいて前記所定のテーブルを補正して高度を算出することを特徴とする請求項2又は3記載の高度情報取得装置。
<請求項5>
前記高度情報取得手段は、前記測位装置から前記高度情報の取得に失敗した場合には、前記高度算出手段により算出された高度値で前記高度情報に係る暫定値を算出し、当該暫定値の算出時以降に前記測位装置から前記高度情報の取得に成功した場合には、当該高度情報と、前回前記測位装置から取得された高度情報とに基づいて暫定値を補正する
ことを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
<請求項6>
前記高度情報取得手段は、前記高度情報として当該高度情報の取得タイミングにおける高度値を取得し、
前記積算高度変化取得手段は、前回取得された高度値と今回取得された高度値の差分に基づいて前記上昇積算高度値又は前記下降積算高度値の何れかを更新する
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
<請求項7>
前記高度情報には、前記通信制御手段により前回前記測位装置から当該高度情報の取得を行ったタイミングから今回の前記高度情報の取得タイミングまでの高度変化の値が含まれることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
<請求項8>
前記高度情報には、前記測位装置において算出された前記上昇積算高度値及び前記下降積算高度値が含まれることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
<請求項9>
前記計測手段による気圧の計測を開始する際に、前記無線通信手段により前記測位装置に前記上昇積算高度値及び前記下降積算高度値の初期値を送信する初期値設定手段を備えることを特徴とする請求項8記載の高度情報取得装置。
<請求項10>
現在位置の高度を取得する高度取得手段と、
当該高度取得手段により取得された現在位置の高度に基づく前記高度情報を送信する外部無線通信手段と、を備える測位装置と、
請求項1〜9の何れか一項に記載の高度情報取得装置と、
によって構成される高度情報取得システムであって、
前記高度取得手段は、前記高度情報取得装置からの要求に従い、複数の測位衛星から電波を受信することで算出される現在位置に含まれる高度データを取得することを特徴とする高度情報取得システム。
<請求項11>
現在位置の高度を取得する高度取得手段と、
当該高度取得手段により取得された現在位置の高度に基づく前記高度情報を送信する外部無線通信手段と、
前記高度取得手段で取得された直近の高度データを記憶する高度履歴記憶手段と、
当該高度履歴記憶手段に記憶された高度から今回新たに取得された高度までの高度変化量を算出する高度変化量算出手段と、
を備える測位装置と、
請求項7記載の高度情報取得装置と、
によって構成される高度情報取得システムであって、
前記外部無線通信手段は、
当該高度変化量算出手段により算出された前記高度変化量を前記高度情報取得装置に送信することを特徴とする高度情報取得システム。
<請求項12>
現在位置の高度を取得する高度取得手段と、
当該高度取得手段により取得された現在位置の高度に基づく前記高度情報を送信する外部無線通信手段と、
前記高度取得手段で取得された直近の高度データを記憶する高度履歴記憶手段と、
当該高度履歴記憶手段に記憶された高度から今回新たに取得された高度までの高度変化量を算出する高度変化量算出手段と、
を備える測位装置と、
請求項8又は9記載の高度情報取得装置と、
によって構成される高度情報取得システムであって、
前記高度履歴記憶手段は、上昇時の高度変化量の積算値である上昇積算高度値及び下降時の高度変化量の積算値である下降積算高度値を記憶し、
前記高度変化量算出手段は、算出された前記高度変化量の正負に応じて前記上昇積算高度値又は前記下降積算高度値の何れかに当該高度変化量を加算し、
前記外部無線通信手段は、前記高度情報として前記上昇積算高度値及び前記下降積算高度値を前記高度情報取得装置に送信する
ことを特徴とする高度情報取得システム。
1 高度情報取得システム
10 スマートフォン
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記憶部
15 操作部
16 内蔵時計
17 表示部
18 ドライバ
19 スピーカ
20 マイク
21 コーデック
22 RF送受信回路
23 通信回路
24 Bluetoothモジュール
25 UART
26 GPSデータ受信処理部
27 バス
40 電子時計
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 操作部
45 計時回路
46 表示部
47 ドライバ
48 Bluetoothモジュール
49 UART
50 振動モータ
51 ドライバ
52 LED
53 ドライバ
54 ピエゾ素子
55 ドライバ
56 圧力センサ
57 A/D変換回路
58 バス
141 高度情報送信プログラム
421 モデル大気圧テーブル
422 高度変化算出プログラム
431 高度変化記憶部
AN11 アンテナ
AN12 アンテナ
AN13 アンテナ
AN4 アンテナ
CPU41は、電子時計40の全体動作の統轄制御及び各種演算処理を行う。CPU41は、計時回路45の計数する現在時刻に基づいて表示部46に時刻表示を行わせる。また、CPU41は、圧力センサ56から取得された気圧データに基づき高度を算出すると共に、Bluetoothモジュール48を介してスマートフォン10から所定の高度情報を取得することが可能となっている。
また、圧力センサ56により高度変化の極大点または極小点と判断された地点でのみGPS測位による高度データを取得するので、スマートフォン10にも必要以上にGPS測位を行わせる必要がない。即ち、スマートフォン10の電力消費も抑えることが出来る。

Claims (12)

  1. 気圧を計測する計測手段と、
    外部機器と近距離無線通信を行うための無線通信手段と、
    前記無線通信手段により外部の測位装置から高度情報を取得する高度情報取得手段と、
    前記計測手段により定期的に計測された気圧の変化方向の反転を検出する反転検出手段と、
    前記反転検出手段により検出された反転に基づいて、設定されたタイミングで前記無線通信手段により高度情報を取得するタイミングを制御する通信制御手段と、
    取得された前記高度情報に基づき、上昇時の高度変化量を積算した上昇積算高度値と下降時の高度変化量を積算した下降積算高度値とを取得する積算高度変化取得手段と、
    を備える
    ことを特徴とする高度情報取得装置。
  2. 前記計測手段により計測された気圧値を所定のテーブルに基づいて高度値に換算する高度算出手段を備え、
    前記通信制御手段は、前記気圧の変化方向が反転した後に、当該反転した後の気圧の変化方向に対応する高度の変化が予め設定された高度差以上となった場合に、このタイミングを前記高度情報の取得タイミングとする
    ことを特徴とする請求項1記載の高度情報取得装置。
  3. 前記高度情報取得手段は、
    取得された前記高度情報に対し、前記予め設定された高度差の変化分を補正することで、前記気圧の変化方向が反転したタイミングにおける前記高度情報を取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の高度情報取得装置。
  4. 前記高度算出手段は、取得された前記高度情報に基づいて前記所定のテーブルを補正して高度を算出することを特徴とする請求項2又は3記載の高度情報取得装置。
  5. 前記高度情報取得手段は、前記測位装置から前記高度情報の取得に失敗した場合には、前記高度算出手段により算出された高度値で前記高度情報に係る暫定値を算出し、当該暫定値の算出時以降に前記測位装置から前記高度情報の取得に成功した場合には、当該高度情報と、前回前記測位装置から取得された高度情報とに基づいて暫定値を補正する
    ことを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
  6. 前記高度情報取得手段は、前記高度情報として当該高度情報の取得タイミングにおける高度値を取得し、
    前記積算高度変化取得手段は、前回取得された高度値と今回取得された高度値の差分に基づいて前記上昇積算高度値又は前記下降積算高度値の何れかを更新する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
  7. 前記高度情報には、前記通信制御手段により前回前記測位装置から当該高度情報の取得を行ったタイミングから今回の前記高度情報の取得タイミングまでの高度変化の値が含まれることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
  8. 前記高度情報には、前記測位装置において算出された前記上昇積算高度値及び前記下降積算高度値が含まれることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の高度情報取得装置。
  9. 前記計測手段による気圧の計測を開始する際に、前記無線通信手段により前記測位装置に前記上昇積算高度値及び前記下降積算高度値の初期値を送信する初期値設定手段を備えることを特徴とする請求項8記載の高度情報取得装置。
  10. 現在位置の高度を取得する高度取得手段と、
    当該高度取得手段により取得された現在位置の高度に基づく前記高度情報を送信する外部無線通信手段と、を備える測位装置と、
    請求項1〜9の何れか一項に記載の高度情報取得装置と、
    によって構成される高度情報取得システムであって、
    前記高度取得手段は、前記高度情報取得装置からの要求に従い、複数の測位衛星から電波を受信することで算出される現在位置に含まれる高度データを取得することを特徴とする高度情報取得システム。
  11. 現在位置の高度を取得する高度取得手段と、
    当該高度取得手段により取得された現在位置の高度に基づく前記高度情報を送信する外部無線通信手段と、
    前記高度取得手段で取得された直近の高度データを記憶する高度履歴記憶手段と、
    当該高度履歴記憶手段に記憶された高度から今回新たに取得された高度までの高度変化量を算出する高度変化量算出手段と、
    を備える測位装置と、
    請求項7記載の高度情報取得装置と、
    によって構成される高度情報取得システムであって、
    前記外部無線通信手段は、
    当該高度変化量算出手段により算出された前記高度変化量を前記高度情報取得装置に送信することを特徴とする高度情報取得システム。
  12. 現在位置の高度を取得する高度取得手段と、
    当該高度取得手段により取得された現在位置の高度に基づく前記高度情報を送信する外部無線通信手段と、
    前記高度取得手段で取得された直近の高度データを記憶する高度履歴記憶手段と、
    当該高度履歴記憶手段に記憶された高度から今回新たに取得された高度までの高度変化量を算出する高度変化量算出手段と、
    を備える測位装置と、
    請求項8又は9記載の高度情報取得装置と、
    によって構成される高度情報取得システムであって、
    前記高度履歴記憶手段は、上昇時の高度変化量の積算値である上昇積算高度値及び下降時の高度変化量の積算値である下降積算高度値を記憶し、
    前記高度変化量算出手段は、算出された前記高度変化量の正負に応じて前記上昇積算高度値又は前記下降積算高度値の何れかに当該高度変化量を加算し、
    前記外部無線通信手段は、前記高度情報として前記上昇積算高度値及び前記下降積算高度値を前記高度情報取得装置に送信する
    ことを特徴とする高度情報取得システム。
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