JP2016143280A - 電子機器、計測システム、計測データ取得方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、計測システム、計測データ取得方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計測に用いられる機器の電力消費量を増加させずに計測データの取得精度を向上させる。
【解決手段】電子機器は、所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器における個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定手段と、第1通信手段と、複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、計測設定情報に各々対応する外部機器にそれぞれ送信させる送信制御手段と、複数の外部機器での計測設定情報に応じた計測データを受信させる受信制御手段と、受信された計測データを集約する集約手段と、を備え、計測設定手段は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の外部機器の計測手段により計測が行われるように、当計測タイミングのそれぞれ一部を複数の外部機器の各々における個別計測タイミングとして設定する。
【選択図】図4

Description

この発明は、所定の計測を行う電子機器、計測システム、計測データ取得方法及びプログラムに関する。
従来、現在位置、特に高度を計測して履歴データを取得することの出来る電子機器がある。現在位置情報は、種々の場面で用いられている他、高度データは、登山、ツーリング、ロードレースやスキーなどのアウトドア活動で多く用いられている。このような位置データは、例えば、GPSといった全地球ナビゲーションシステム(GNSS)を用いた測位により取得される。また、高度値は、気圧計の計測値を高度に換算することで得られる。また、平面上の移動距離は、例えば、自転車やバイクなどの車輪回転数と、方位磁針による移動方向のデータとで得られる。
このような活動で用いられる電子機器は、通常、軽量性と行動時間中の安定動作が要求される。即ち、バッテリ容量の増加は重量の増加に結びつくので、この電子機器では、バッテリ容量を増やさずに、一回当たりの動作時間の短縮や動作間隔の拡大といった消費電力を抑えるための種々の技術が用いられている。また、気圧計測による高度計や方位磁針を電子時計、特に腕時計に搭載してアウトドア行動中に利用、閲覧可能とする技術がある。腕時計のように軽量な腕装着型端末を用いることで、活動に支障を来たさずに容易に必要な位置情報を取得することが出来る。
一方、近距離無線通信機能を有する電子時計がある。従来、電子時計では、近距離無線通信を介して外部機器から正確な日時情報を取得して日時データの修正を行ったり(例えば、特許文献1)、電子時計への入力操作に応じた信号をスマートフォンに送信してこのスマートフォンを遠隔操作したりする(例えば、特許文献2)技術がある。また、上述のように電子時計で計測されたデータを後にまとめて外部機器に転送し、必要に応じて加工して表示を行わせるなど、種々の用途に利用することが出来る。
特開2009−118403号公報 特開2009−118474号公報
しかしながら、このような電子機器において、電力消費を抑えるために計測の間隔を広げると、その分取得精度が低下するという課題がある。
この発明の目的は、計測に用いられる電子機器の電力消費量を増加させずに計測データの取得精度を向上させることの出来る電子機器、計測システム、計測データ取得方法及びプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器における当該計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定手段と、
前記複数の外部機器との間で通信を行う第1通信手段と、
前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記第1通信手段によりそれぞれ送信させる送信制御手段と、
前記複数の外部機器で前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記第1通信手段により受信させる受信制御手段と、
前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約手段と、
を備え、
前記計測設定手段は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器の前記計測手段により計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
ことを特徴とする電子機器である。
本発明に従うと、計測に用いられる電子機器の電力消費量を増加させずに計測データの取得精度を向上させることが出来るという効果がある。
本発明の実施形態の通信システムを示す全体構成図である。 電子腕時計の機能構成を示すブロック図である。 スマートフォンの機能構成を示すブロック図である。 各電子腕時計における高度計測のタイミング設定の例を示す図表である。 本実施形態のスマートフォンで実行される計測設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 各電子腕時計で実行される計測設定処理の制御手順を示すフローチャートである。 電子腕時計で実行される高度計測処理の制御手順を示すフローチャートである。 高度計測後にスマートフォンで実行されるデータ集約処理の制御手順を示すフローチャートである。 電子腕時計で実行されるデータ送信処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の無線通信システムの実施形態の全体構成を示す図である。
この無線通信システム1(計測システム)は、外部機器としての複数(ここでは3台)の電子腕時計40(腕装着型の端末)と、電子機器としてのスマートフォン10(コンピュータ)を含む。電子腕時計40は、スマートフォン10との間でそれぞれBluetooth(登録商標)による無線通信を行うことが出来る。
図2は、電子腕時計40の機能構成を示すブロック図である。
この電子腕時計40は、計測制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、記憶手段としてのRAM(Random Access Memory)43と、操作部44と、計時回路45と、表示部51及びその表示ドライバ52と、第2通信手段としてのBluetoothモジュール53及びそのアンテナAN4と、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)54と、振動モータ56及びそのドライバ57と、照明部58及びそのドライバ59と、ブザー部60及びそのドライバ61と、気圧計62(気圧計測手段)及びそのドライバ63と、バス64などを備えている。
CPU41は、種々の演算処理を行い、電子腕時計40の全体動作を統括制御する。CPU41は、ROM42から電子腕時計40の動作に係る各種プログラムを読み出して実行する。CPU41は、気圧計62により取得された気圧を後述の気圧高度換算テーブル421及び補正データに基づいて高度値に変換して取得する。
これら気圧計62及びCPU41により計測手段が構成される。
ROM42には、電子腕時計40の動作に係る各種制御プログラム及び初期設定データが格納されている。この制御プログラムの中には、外部機器から取得された計測設定に基づく高度計測動作を行うための制御プログラムが含まれている。また、初期設定データの中には、計測された気圧値から高度値に変換するための気圧高度換算テーブル421(換算テーブル)が記憶されている。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供し、また、一時データを記憶する。また、RAM43は、高度計測に係る計測設定431と、計測値を日時と対応付けてリストされた高度計測値432が記憶されている。
操作部44は、外部からの入力を受け付ける機構、例えば、操作キーや押しボタンスイッチを有し、ユーザによる入力操作に応じた電気信号を発生させて入力信号としてCPU41に出力する。或いは、この操作部44は、表示部51の表示画面に重ねて配置されたタッチパネルなどの他の入力検出部を備えても良い。
計時回路45は、図示略の発振回路から入力された所定の周波数信号を計数して初期時刻データに加算することにより現在時刻を保持するカウンタである。或いは、CPU41の制御により、RTC(Real Time Clock)から取得された日時に対してソフトウェア的に計数された現在時刻が計時回路45に保持される構成であっても良い。
表示部51は、表示画面、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)を備え、表示ドライバ52からの駆動信号に応じて現在時刻やその他種々の内容の表示を行う。この表示部51の表示画面は、特には限られないが、ドットマトリクス形式での表示が可能となっている。表示ドライバ52は、この表示部51のLCDを駆動する液晶ドライバである。表示画面がその他の方式によるものである場合には、表示ドライバ52として当該他の方式に応じたものが選択されて備えられる。
Bluetoothモジュール53は、アンテナAN4を介してスマートフォン10などの他の電子機器との間でブルートゥース通信を行うための制御モジュールである。CPU41から送られた送信データは、UART54でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、Bluetoothモジュール53から通信対象の他の電子機器に送信される。また、アンテナAN4及びBluetoothモジュール53により受信された受信データは、UART54でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、CPU41へ出力される。
振動モータ56は、ドライバ57から入力される駆動信号に応じて振動を発生する。振動モータ56は、例えば、回転式の振動モータである。照明部58は、ドライバ59から入力される駆動信号に応じて表示部51を照明する。照明部58には、例えば、表示画面を上部から照明するLED(発光ダイオード)や、表示画面を背面から照明する有機ELD(有機ELダイオード)などが用いられる。ブザー部60は、ドライバ61から入力される駆動信号に応じてブザー音発生する。このブザー部60には、例えば、PZTなどの圧電素子が用いられる。
ドライバ57、59、61は、それぞれ、振動モータ56、照明部58、ブザー部60に駆動信号を出力して動作させる。CPU41からドライバ57、59、61にそれぞれ制御信号が送られると、ドライバ57、59、61は、それぞれ、振動モータ56、照明部58、ブザー部60を当該制御信号に応じて動作させるのに必要な駆動電圧信号を出力する。
気圧計62は、気圧を計測して当該計測値を出力する。気圧計62には、例えば、圧電素子が用いられ、気圧に応じた伸縮量に対応して電気信号を出力する。ドライバ63は、気圧計62の動作を制御して、又は気圧計62から計測値を取得するタイミングを制御して、設定された開始タイミングから所定の間隔で計測を行わせ、又は計測値を取得する。
図3は、スマートフォン10の機能構成を示すブロック図である。
スマートフォン10は、CPU11(計測設定手段、送信制御手段、受信制御手段、集約手段)と、ROM12と、RAM13と、記憶部14と、計時手段としての内蔵時計15と、表示部16及びそのドライバ17と、操作部18と、スピーカ19と、マイク20と、コーデック21と、RF送受信回路22と、RF通信電波の送受信用のアンテナAN11と、通信回路23と、第1計測手段としてのBluetoothモジュール24と、UART25と、ブルートゥース通信に係る電波の送受信用のアンテナAN12と、GPS受信処理部26と、測位衛星からの電波受信に用いられるアンテナAN13と、報知部28及びそのドライバ29と、CPU11と各部とを接続するバス30などを備えている。
CPU11は、各種演算処理を行い、スマートフォン10の全体動作の統括制御を行う。また、CPU11は、後述する高度計測プログラムを動作させて、複数の電子腕時計40に高度計測を行わせる設定を行うと共に、これら電子腕時計40で得られた高度計測データを集約して高度データやその加工データの表示など各種処理を行う。
RAM13は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。RAM13には、Bluetoothにより通信接続される電子腕時計40に係る接続先情報131が記憶される。
ROM12は、CPU11が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。
記憶部14は、読み書き可能な不揮発性のメモリ、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)を備える。この記憶部14に記憶されるデータには、高度計測プログラム141(プログラム)と、計測データ記憶部142とが含まれる。高度計測プログラム141は、複数の電子腕時計40に高度計測を行わせ、計測されたデータを各種処理するアプリケーションソフトウェア(高度計測アプリ)に係るプログラムであり、ユーザが適宜インストール可能である。計測データ記憶部142は、複数の電子腕時計40により計測された後に取得された高度データが適宜処理されて記憶される。
内蔵時計15は、現在時刻を計数して保持するカウンタである。スマートフォン10では、この現在時刻が読み出されて、必要に応じて表示部16に表示される。また、当該現在時刻データと各種機能に係る設定時刻データとが比較されて種々の動作が行われたりする。この内蔵時計15の現在時刻データは、RF送受信回路22による携帯電話の基地局との通信時に、随時当該基地局から取得される時刻データにより修正される。
表示部16は、例えば、表示画面としてLCD(液晶ディスプレイ)を有する。CPU11から送られた制御信号により動作するドライバ17(液晶ドライバ)は、LCDを駆動してスマートフォン10の各種機能に係る表示を行わせる。この表示部16は、他の表示方式を用いたもの、例えば、表示画面として有機ELD(Electro-Luminescent Display)を有するものであっても良く、ドライバ17には、当該表示方式に応じたものが適宜選択される。
操作部18は、表示画面上に重ねて配置されたタッチパネルを備え、当該表示画面上におけるユーザのタッチ操作位置と操作内容とを検出して当該操作に応じた電気信号を発生させ、入力信号としてCPU11に出力する。操作部18は、更に、一又は複数の操作キーやスイッチを備え、ユーザが当該操作キーやスイッチに対して行った操作に基づく入力信号をCPU11に出力する構成であっても良い。
スピーカ19は、コーデック21からの信号に基づいて電気信号を音声信号に変換して音声を出力する。また、マイク20は、音波を検知して電気信号に変換し、コーデック21に出力する。コーデック21は、符号化圧縮されたデジタル音声信号をデコードしてアナログ信号としてスピーカ19へ送るとともに、マイク20から取得された音声信号をエンコードしてCPU11や通信回路23へ出力する。なお、通話用のスピーカと音声を外部に出力するためのスピーカとを別個に備えることとしても良い。
RF送受信回路22は、RF通信の送受信用のアンテナAN11を用いて携帯電話の通信基地局との間で行われる電話通信データやメール通信データの送受信処理を行ったり、無線LAN(IEEE802.11)による通信データの送受信処理を行ったりする。また、通信回路23は、RF送受信回路22により送受信される送受信データの各種処理を行い、CPU11やコーデック21との間でデータの受け渡しを行う。
Bluetoothモジュール24は、アンテナAN12を介して電子腕時計40などの外部機器との間でブルートゥース通信を行うための制御モジュールである。CPU11から送られた送信データは、UART25でシリアル/パラレル変換などの処理が行われて、Bluetoothモジュール24から外部機器に送信される。また、外部機器からBluetoothモジュール24を用いて受信された受信データは、UART25でパラレル/シリアル変換などの処理が行われて、CPU11へ出力される。
GPS受信処理部26は、GPS(Global Positioning System)といった測位システムに係る複数の測位衛星(GPS衛星)からアンテナAN13を介して電波を受信して信号を復号するとともに、当該複数の信号に基づいて現在位置を算出して、所定の規格、例えば、NMEA−0183(National Marine Electronics Association)に従ったフォーマットによりCPU11へ出力する。
報知部28は、ユーザに対して所定の報知動作を行う。報知部28としては、例えば、ブザー音(ビープ音)の発生に係る圧電素子や振動の発生に係る回転モータなどを備え、CPU11からの制御信号に基づいてドライバ29からの駆動信号により動作する。
次に、スマートフォン10による電子腕時計40を用いた高度計測動作について説明する。
本実施形態のスマートフォン10では、複数の電子腕時計40に対して同期間に互いに異なるタイミングで高度計測を行わせる設定を行い、Bluetooth通信により当該設定を複数の電子腕時計40に対して送信することで、全体として継続した高度計測を行わせる。そして、これら複数の電子腕時計40で計測された高度データを取得し、計測タイミング順に整理して各種処理を行う。
図4は、各電子腕時計40における高度計測のタイミング設定の例を示す図表である。
ここでは、3台の電子腕時計40(腕時計[0]、腕時計[1]、腕時計[2]に9時0分(計測開始時刻)から15時0分(計測終了時刻)まで1分間隔(計測間隔)で高度計測を行わせる場合について示す。各腕時計[i](i=0〜2)に係る3行の配列のうち、一番上の行が各腕時計[i]における計測番号、中央の行が計測時刻(計測タイミング)、一番下の行が算出された高度値(計測値)を示す。
ここでは、腕時計[0]には、9時0分(個別計測開始時刻)から3分間隔(個別計測間隔)で計測を行わせ、腕時計[1]には、9時1分から3分間隔で計測を行わせ、また、腕時計[2]には、9時2分から3分間隔で計測を行わせる。表の下側3行で示すように、スマートフォン10でこれらの計測データを全て集約して時刻順に配列することで、1分間隔(計測間隔)の計測時刻(全計測タイミング、2行目)における高度データ(計測データ、3行目)が継続的に取得されることになる。
図5は、本実施形態のスマートフォン10で実行される計測設定処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。
この計測設定処理は、ユーザ操作により高度計測アプリの一処理として起動される。
計測設定処理が開始されると、CPU11は、計測を行う電子腕時計40の数N、電子腕時計40の何れかで最初に計測を開始する計測開始時刻、全ての電子腕時計40で計測を終了する計測終了時刻、及び全ての計測データの計測間隔を取得する(ステップS101)。これらの値が高度計測アプリ内で既に設定されている場合(初期設定値を含む)には、CPU11は、当該設定を読み出し、設定されていない場合には、ユーザからの入力操作を待ち受けて取得する。
CPU11は、変数iに初期値として「0」を代入する(ステップS102)。CPU11は、高度計測を行わせる電子腕時計40の数Nが変数iの値未満であるか否かを判別する(ステップS103)。変数iの値未満ではないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、CPU11は、計測設定処理を終了する。
変数iの値が電子腕時計40の数N未満であると判別された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU11は、Bluetoothモジュール24に電子腕時計[i]との通信接続を行わせる(ステップS104)。電子腕時計[i]が複数の電子腕時計40の何れであるのかを示す変数iの値と、当該電子腕時計[i]のデバイス番号との対応関係は、予め、通信接続がなされた段階で、又は、後述の各処理が終了して通信接続が解除されたタイミングで、接続先情報131に記憶される。通信接続が確立されると、CPU11は、電子腕時計40に内蔵時計15の計数する日時情報を基準時刻として送信する(ステップS105)。
CPU11は、電子腕時計[i]における計測開始時刻(個別計測開始時刻)として、計測間隔に変数iの値を乗じた時間を計測開始時刻に加算した時刻を設定する。また、CPU11は、電子腕時計[i]における計測間隔(個別計測間隔)として、計測間隔に変数iの値を乗じた時間を設定する(ステップS106)。CPU11は、これら個別計測開始時刻及び個別計測間隔、並びに計測終了時刻及び換算補正値(補正情報)を計測設定情報として電子腕時計[i]に送信する(ステップS107)。個別計測開始時刻、個別計測間隔及び計測終了時刻が個別計測タイミングに係る情報となる。
ここで、換算補正値は、計測される気圧値を高度値に換算する際の各電子腕時計40に保持された気圧高度換算テーブル421の補正データであり、例えば、計測開始地点の高度である。各電子腕時計40では、計測開始時に得られた気圧値を気圧高度換算テーブル421により高度値に変換する際に、当該変換された高度値が取得された高度となるように気圧高度換算テーブル421に補正を行うことで各電子腕時計40から同一の基準高度に基づく高度データが取得されることになる。
CPU11は、電子腕時計[i]との通信接続を解除し(ステップS108)、変数iの値に「1」を加算する(ステップS109)。それから、CPU11の処理は、ステップS103に戻る。
図6は、各電子腕時計40で実行される計測設定処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この計測設定処理は、スマートフォン10により上述のステップS104の処理で送信された通信接続要求により起動される。
CPU41は、スマートフォン10との通信接続を確立する(ステップS421)。CPU41は、スマートフォン10から日時情報を取得する(ステップS422)。取得された日時情報は、通常、正確であるので、CPU41は、そのまま計時回路45の計数する日時を修正しても良い。或いは、CPU41は、取得された日時と計時回路45の計数する日時との差分を計算して、当該差分値を考慮したタイミングで高度計測を行うこととしても良い。
CPU41は、計測設定を受信する(ステップS423)。この計測設定は、上述のステップS107で送信された個別計測開始時刻、計測終了時刻、個別計測間隔、及び換算補正値である。CPU41は、これらの設定を取得し、計測設定431として記憶する。
CPU41は、スマートフォン10との通信接続を解除する(ステップS424)。そして、CPU41は、計測設定処理を終了する。
図7は、電子腕時計40で実行される高度計測処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この高度計測処理は、図6のステップS423で取得された個別計測開始時刻の所定時間前に自動的に開始される、及び/又は、ユーザの入力操作により呼び出されて開始される。
高度計測処理が開始されると、CPU41は、計測設定431を読込んで個別計測開始時刻、計測終了時刻、個別計測間隔及び換算補正値を取得する(ステップS441)。CPU41は、現在時刻が個別計測開始時刻以降であるか否かを判別する(ステップS442)。個別計測開始時刻以降ではない(個別計測開始時刻より前である)と判別された場合には(ステップS442で“NO”)、CPU41は、ステップS442の処理を繰り返す。
現在時刻が個別計測開始時刻以降であると判別された場合には(ステップS442で“YES”)、CPU41は、変数jに初期値として「0」を代入する(ステップS443)。CPU41は、現在時刻が計測終了時刻以下である(計測終了時刻以前である)か否かを判別する(ステップS444)。現在時刻が計測終了時刻以前ではない(計測終了時刻を過ぎた)と判別された場合には(ステップS444で“NO”)、CPU41は、変数jの値を個別計測回数として高度計測値432に記憶させ(ステップS450)、それから、高度計測処理を終了する。
現在時刻が計測終了時刻以前であると判別された場合には(ステップS444で“YES”)、CPU41は、現在時刻が個別計測間隔に変数jの値を乗じた時間を個別計測開始時刻に加算した時刻、即ち、個別計測タイミングであるか否かを判別する(ステップS445)。個別計測タイミングではないと判別された場合には(ステップS445で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS444に戻る。
個別計測タイミングであると判別された場合には(ステップS445で“YES”)、CPU41は、気圧計62が気圧の計測値を取得する(ステップS446)。CPU41は、気圧高度換算テーブル421と補正データに基づいて計測値を高度値に換算する(ステップS447)。なお、最初の計測(変数jの値が「0」)である場合には、CPU41は、計測値によらず取得されている換算補正値を高度値とすると共に、計測された気圧値により得られる高度値と、当該換算補正値とに基づいて補正データを生成する。
CPU41は、取得された高度値を個別計測値[j]として、また、現在時刻を個別計測時刻[j]とする。CPU41は、これら個別計測値[j]及び個別計測時刻[j]を計測データとして高度計測値432に記憶させる(ステップS448)。このとき、CPU41は、気圧の計測値を合わせて記憶させても良い。また、計測に失敗した場合には、CPU41は、予め定められた失敗を示す値を個別計測値[j]として記憶させるのが好ましい。CPU41は、変数jの値に「1」を加算し(ステップS449)、処理をステップS444に戻す。
図8は、高度計測後にスマートフォン10で実行されるデータ集約処理のCPU11による制御手順を示すフローチャートである。このデータ集約処理は、ユーザによる入力操作に応じて高度計測アプリの一処理として起動される。
CPU11は、変数iの初期値として「0」を代入する。また、CPU11は、計測回数を「0」に設定する(ステップS161)。CPU11は、変数iの値が高度計測を行わせた電子腕時計40の数より小さいか否かを判別する(ステップS162)。電子腕時計40の数より小さくないと判別された場合には(ステップS162で“NO”)、CPU11は、データ集約処理を終了する。
変数iの値が電子腕時計40の数より小さいと判別された場合には(ステップS162で“YES”)、CPU11は、電子腕時計[i]と通信接続を行う(ステップS163)。このときの電子腕時計[i]は、計測設定処理で対応付けられて接続先情報131に記憶されている電子腕時計40である。
CPU11は、電子腕時計[i]から個別計測回数を受信する(ステップS164)。CPU11は、変数jの初期値として「0」を設定する(ステップS165)。CPU11は、変数jの値が受信された個別計測回数未満であるか否かを判別する(ステップS166)。個別計測回数未満であると判別された場合には(ステップS166で“YES”)、CPU11は、電子腕時計[i]から計測データ、即ち、個別計測時刻[j]と個別計測値[j]を受信する(ステップS167)。
CPU11は、取得された個別計測時刻[j]を計測時刻の配列における「i+j×N」番目の要素に代入する。また、CPU11は、取得された個別計測値[j]を計測値の配列における計測時刻と同一順番の要素に代入する(ステップS168)。CPU11は、変数jの値に1を加算し(ステップS169)、それから、処理をステップS166に戻す。
ステップS166の判別処理で、変数jの値が個別計測回数未満ではないと判別された場合には(ステップS166で“NO”)、CPU11は、電子腕時計[i]との通信接続を解除する(ステップS170)。CPU11は、計測回数の値が「(i+1)+(j−1)×N」よりも小さいか否かを判別する(ステップS171)。小さいと判別された場合には(ステップS171で“YES”)、CPU11は、計測回数として、この「(i+1)+(j−1)×N」を代入する(ステップS172)。それから、CPU11の処理は、ステップS173に移行する。ステップS171の判別処理で、計測回数が小さくないと判別された場合には(ステップS171で“NO”)、CPU11の処理は、ステップS173に移行する。なお、ステップS171、S172の処理の代わりに、CPU11は、単純に個別計測回数を計測回数に加算しても良い。
ステップS173の処理に移行すると、CPU11は、変数iの値に「1」を加算し、それから、CPU11の処理は、ステップS162に戻る。
図9は、電子腕時計40で実行されるデータ送信処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。このデータ送信処理は、各電子腕時計40において上述のデータ集約処理におけるステップS163でスマートフォン10からの通信接続要求が受信されることで一台ずつ起動される。
CPU41は、スマートフォン10との通信接続を確立する(ステップS481)。CPU41は、スマートフォン10に個別計測回数を送信する(ステップS482)。CPU41は、変数jに初期値として「0」を代入する(ステップS483)。
CPU41は、変数jの値が個別計測回数未満であるか否かを判別する(ステップS484)。個別計測回数未満であると判別された場合には(ステップS484で“YES”)、CPU41は、個別計測時刻[j]と個別計測値[j]をスマートフォン10に送信する(ステップS485)。このとき、個別計測値[j]に計測失敗を示す値が記憶されている場合でもCPU41は、そのまま当該値を送信する。また、個別計測値[j]のデータが高度計測値432に記憶されていない場合には、CPU41は、計測失敗を示す値を個別計測値[j]として送信しても良い。CPU41は、変数jの値に「1」を加算する(ステップS486)。それから、CPU41の処理は、ステップS484に戻る。
変数jの値が個別計測回数未満ではないと判別された場合には(ステップS484で“NO”)、CPU41は、スマートフォン10との通信接続を解除する(ステップS487)。そして、CPU41は、データ送信処理を終了する。
以上のように、本実施形態のスマートフォン10は、CPU11と、複数の電子腕時計40との間で通信を行うBluetoothモジュール24とを備える。CPU11は、計測設定手段として、高度計測を行う計測手段としての気圧計62及びCPU41をそれぞれ備える複数の電子腕時計40における当該計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定し、送信制御手段として、複数の電子腕時計40の各々に対してそれぞれ設定された個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する電子腕時計40にBluetoothモジュール24によりそれぞれ送信させ、受信制御手段として、複数の電子腕時計40で計測設定情報に応じて計測された計測データをBluetoothモジュール24により受信させ、集約手段として、複数の電子腕時計40から受信された計測データを集約する。計測設定手段としてのCPU11は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の電子腕時計40の計測手段により計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を複数の電子腕時計40の各々における個別計測タイミングとして設定する。
即ち、一台の電子腕時計40単独で高度計測を行う場合に比べ、計測頻度を落とさずに一台当たりの計測回数を低減させることが出来る。従って、計測に用いられる電子腕時計40の電力消費量を増加させずに計測データの取得精度を向上させることが出来る。
また、計測設定手段としてのCPU11は、予め定められた計測開始時刻及び計測間隔に応じて全計測タイミングを定める。所望の期間に所望のデータ取得頻度に応じて効率良く各電子腕時計40の消費電力を低減させることが出来る。
また、ユーザ操作を受け付ける操作部18を備え、計測設定手段としてのCPU11は、操作部18により受け付けられた内容に応じて、計測開始時刻、計測間隔及び外部機器の台数のうち少なくとも一部を設定する。従って、容易に一括して各電子腕時計40における個別計測タイミングを定めることが出来る。
また、計測設定手段としてのCPU11は、全計測タイミングにおいて複数の電子腕時計40のうち所定台数ずつ順番に計測が行われるように個別計測タイミングを設定する。従って、各電子腕時計40に略均等な回数ずつ計測を行わせることが出来る。また、一部の電子腕時計40が他の電子腕時計40の集団位置から外れた場合でも、長期間データが欠落することを防ぐことが出来る。
また、計測設定手段としてのCPU11は、全計測タイミングにおいて複数の電子腕時計40のうちそれぞれ一台で計測が行われるように個別計測タイミングを設定するので、複数の電子腕時計40で重複して計測が行われることがなく、最も効率良く消費電力を低減させることが出来る。
また、現在時刻を計数する内蔵時計15を備え、送信制御手段としてのCPU11は、計数されている現在時刻を複数の電子腕時計40における基準時刻としてBluetoothモジュール24により送信させる。これにより、各電子腕時計40で計数する日時にずれがある場合に、集約した計測データの日時がばらばらになることを防ぐことが出来る。
また、複数の電子腕時計40は、腕装着型の端末であり、計測手段は、気圧計62を備え、当該気圧計62により計測された気圧値を高度値に換算して取得する構成であり、送信制御手段としてのCPU11は、複数の電子腕時計40において計測された気圧値から高度値への換算に用いられる気圧高度換算テーブル421を統一的に補正するための補正情報をBluetoothモジュール24により送信させる。従って、気象条件に応じた気圧の変動の影響を同一基準で補正して高度値を取得可能となると共に、電子腕時計40ごとに異なる気圧計62の計測オフセット値の影響も排除することが出来る。
また、本実施形態の無線通信システム1は、上述のスマートフォン10と、2台以上の電子腕時計40とからなり、電子腕時計40は、上述の計測手段と、計測設定431及び計測手段による高度計測値432を記憶するRAM43と、CPU41と、スマートフォン10との間で通信を行うBluetoothモジュール53とを備え、計測制御手段としてのCPU41は、計測設定431に基づいて計測手段による計測を行わせる。
このように、スマートフォン10を用いて容易に複数の電子腕時計40による高度計測を管理し、後に計測データを集約して利用することで、アウトドアなどの活動中における電子腕時計40やスマートフォン10の電力消費を低減させて安定動作させることが出来ると共に、活動履歴を所望の精度で取得、利用することが出来る。
また、スマートフォン10などの電子機器において、上述の方法で複数の外部機器による計測タイミングの分配設定を行い、当該複数の外部機器による計測データを集約することで、外部機器の電力消費を抑えながら計測精度を維持、向上させることが出来る。
また、本実施形態に係る高度計測プログラム141をスマートフォン10にインストールしてスマートフォン10を動作させることで、多様な電子機器を用いて複数の電子腕時計40により容易に効率の良い高度計測を行わせ、当該計測データを集約して利用することが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、スマートフォン10では、各電子腕時計40で得られた高度換算値を取得することとしたが、気圧値を取得し、スマートフォン10で高度値に換算しても良い。
また、上記実施の形態では、Bluetooth通信を用いて電子腕時計40とスマートフォン10との間で通信を行ったが、他の通信プロトコルであっても良く、或いは、ケーブルを用いた有線通信などであっても良い。
また、上記実施の形態では、各計測タイミングでそれぞれ一台の電子腕時計40に高度計測を行わせたが、各タイミングで1以上の所定台数の電子腕時計40に計測を行わせても良い。例えば、計測を行う電子腕時計40の数Nが多い場合などには、各タイミングで複数の電子腕時計40に計測を行わせる設定としても良い。このような設定により、例えば、電子腕時計40のユーザのうち一人が一時的に集団から外れた場合に、当該外れている期間のデータを除外しても当該期間における計測データの欠落を生じさせない。複数の電子腕時計40により複数の高度値が得られた場合には、これらの高度値の平均を求めても良いし、何れかを優先的に用いることとしても良い。或いは、最大値と最小値で幅を持たせたデータとしても良い。
このとき、電子腕時計40の操作部44への入力操作により、取得されるデータのうち、スマートフォン10へ転送させないデータの取得期間をユーザが手動で設定可能であっても良い。或いは、スマートフォン10において、極端に計測位置(高度)の異なる計測データを除外して集約する処理を行っても良い。
また、上記実施の形態では、各計測タイミングで1台ずつ順番に計測を行わせたが、1台の電子腕時計40に2回以上連続して計測を行わせた後に他の電子腕時計40に2回以上連続して計測を行わせるように個別計測タイミングを設定しても良い。但し、計測予定期間を単純に計測台数の数で分割すると、計測予定期間の短縮や延長などにより複数の電子腕時計40における計測回数の不均等が大きくなりやすく、1回ごとといった少ない計測タイミングごとに計測を行う電子腕時計40を交代させる方が各電子腕時計40における計測回数をより均等にしやすい。
また、上記実施の形態では、計測タイミングの設定順にデータを集約したが、単純に各電子腕時計40から計測データをそれぞれ受信した後にスマートフォン10で計測時刻によりソートを行っても良い。
また、計測タイミング及び/又は個別計測タイミングは、等間隔で設定される必要はない。途中で移動手段が変更される場合、例えば、自転車から徒歩に変更になる場合や、同一の移動手段であっても登りの場合と下りの場合など、状況に応じて計測間隔を変化させても良い。
また、上述のように、複数の電子腕時計40に同一タイミングで計測を行わせる代わりに、当該複数の電子腕時計40による計測間隔を通常の計測間隔より狭く設定しても良い。これにより、複数の電子腕時計40で高度が計測された場合に何れのデータもそのまま利用可能となると共に、何れかの電子腕時計40で高度の計測に失敗した場合でも計測データのない期間が大きく広がらない。
また、上記実施の形態では、複数の電子腕時計40による個別計測回数が略均等になるように設定したが、バッテリの性能、気圧計62の精度や複数の電子腕時計40のユーザの立場(例えば、リーダーとその他)などに応じて各電子腕時計40の気圧計62による個別計測回数(計測頻度)を異ならせても良い。
また、上記実施の形態では、何れも気圧計により高度を計測することとしたが、同一の計測対象を異なる計測方法で計測するものが混在しても良い。但し、異なる計測データ間で誤差のオフセットが略等しいものが好ましい。例えば、真の高度から正の方向にずれる計測値と負の方向にずれる計測値とが混在すると計測結果を適切に加工しづらくなる。
また、上記実施形態では、電子機器としてスマートフォン10を挙げて説明したが、電子腕時計40と通信が可能であって高度計測アプリのインストール及び実行が可能な他の電子機器、例えば、モバイルPCやPDA(personal Digital Assistant)であっても良い。また、外部機器には、計時機能と所望の計測値の取得を行う機能を有するものであれば、他の電子機器が含まれていても良い。また、電子腕時計40はデジタル表示のものに限られず、指針を用いてアナログ表示を行うものや、デジタル表示とアナログ表示とを組み合わせたものであっても良い。また、外部機器の少なくとも一部が腕時計などの腕装着型のものではない携帯型の電子機器であっても良い。
また、上記実施の形態では、先に所望の計測間隔が定められて、当該計測間隔と計測を行う電子腕時計40の台数Nとに応じて各電子腕時計40における個別計測間隔(個別計測タイミング)が定められることとしたが、計測を行う台数が多い場合などには、当初定められた計測間隔よりも短い計測間隔で計測を行う設定を行っても良い。但し、計測する電子腕時計40の数が増えることにより当該複数の電子腕時計40のユーザ間の最大距離(最大高度差)が大きくなる場合には、計測間隔が短すぎると計測値が前後や上下に飛んでしまうので、このような飛びが大きくならない範囲で計測間隔を定めるか、或いは、集約されたデータにおいてこれらの飛びを抑えるデータ処理が行われても良い。また、各電子腕時計40における個別計測間隔は、当該電子腕時計40のユーザが最低限リアルタイムで知得したい計測間隔よりも狭い必要がある。従って、この各電子腕時計40における最大個別計測間隔を予め各々又はまとめて設定しておくことで、CPU11は、当該最大計測間隔より短い間隔で計測するように個別計測タイミングを定めることが出来る。
また、上記実施の形態では、予め計測終了時刻を設定したが、必ずしも設定しなくても良いし、設定する場合でも、想定される最も遅いタイミングに計測終了時刻を設定し、実際に計測を終了するタイミング(例えば、下山口に到着したタイミング)で、ユーザ操作により計測を終了させても良い。
また、計測対象は、高度に限られない。水平位置情報や、三次元位置情報であっても良いし、位置ではなく、移動速度情報などであっても良い。また、気圧値自体が計測対象であっても良く、或いは、他の物理量、例えば、温度や湿度などが計測対象であっても良い。これらの場合には、複数の電子腕時計40(外部機器)は、これらの計測対象を直接又は間接的に計測可能なセンサを備えている必要がある。
また、以上の説明では、本発明の高度計測設定及び計測データ集約に係る動作プログラム(高度計測プログラム141)のコンピュータ読み取り可能な媒体として不揮発性メモリからなる内蔵型の記憶部14を例に挙げて説明したが、これに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD(Hard Disk Drive)、SDカードなどの各種規格に応じたフラッシュメモリ、CD−ROMやDVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、処理内容やその手順は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器における当該計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定手段と、
前記複数の外部機器との間で通信を行う第1通信手段と、
前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記第1通信手段によりそれぞれ送信させる送信制御手段と、
前記複数の外部機器で前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記第1通信手段により受信させる受信制御手段と、
前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約手段と、
を備え、
前記計測設定手段は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器の前記計測手段により計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記計測設定手段は、予め定められた計測開始時刻及び計測間隔に応じて前記全計測タイミングを定めることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
<請求項3>
ユーザ操作を受け付ける操作手段を備え、
前記計測設定手段は、前記操作手段により受け付けられた内容に応じて、前記計測開始時刻、前記計測間隔及び前記外部機器の台数のうち少なくとも一部を設定する
ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
<請求項4>
前記計測設定手段は、前記全計測タイミングにおいて前記複数の外部機器のうち所定台数ずつ順番に計測が行われるように前記個別計測タイミングを設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記計測設定手段は、前記全計測タイミングにおいて前記複数の外部機器のうちそれぞれ一台で計測が行われるように前記個別計測タイミングを設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
現在時刻を計数する計時手段を備え、
前記送信制御手段は、計数されている前記現在時刻を前記複数の外部機器における基準時刻として前記第1通信手段により送信させる
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項7>
前記複数の外部機器は、腕装着型の端末であり、
前記計測手段は、気圧計測手段を備え、当該気圧計測手段により計測された気圧値を高度値に換算して取得する構成であり、
前記送信制御手段は、前記複数の外部機器において計測された気圧値から前記高度値への換算に用いられる換算テーブルを統一するための補正情報を前記第1通信手段により送信させる
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項8>
請求項1〜7の何れか一項に記載の電子機器と、
2台以上の前記外部機器と、
からなる計測システムであって、
前記外部機器は、
前記計測手段と、
前記計測設定情報、及び前記計測手段による計測データを記憶する記憶手段と、
前記計測設定情報に基づいて前記計測手段による計測を行わせる計測制御手段と、
前記電子機器との間で通信を行う第2通信手段と、
を備えることを特徴とする計測システム。
<請求項9>
所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器を用いた計測データを一の電子機器により取得する計測データ取得方法であって、
前記複数の外部機器における前記計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定ステップ、
前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記一の電子機器からそれぞれ送信させる設定送信ステップ、
前記複数の外部機器で前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記一の電子機器に受信させる受信ステップ、
前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約ステップ、
を含み、
前記計測設定ステップでは、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器で計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
ことを特徴とする計測データ取得方法。
<請求項10>
所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器との間で通信を行う第1通信手段を備える電子機器のコンピュータを、
前記複数の外部機器における前記計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定手段、
前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記第1通信手段によりそれぞれ送信させる送信制御手段、
前記複数の外部機器の前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記第1通信手段により受信させる受信制御手段、
前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約手段、
として機能させ、
前記計測設定手段は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器で計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
ことを特徴とするプログラム。
1 無線通信システム
10 スマートフォン
11 CPU
12 ROM
13 RAM
131 接続先情報
14 記憶部
141 高度計測プログラム
142 計測データ記憶部
15 内蔵時計
16 表示部
17 ドライバ
18 操作部
19 スピーカ
20 マイク
21 コーデック
22 RF送受信回路
23 通信回路
24 Bluetoothモジュール
25 UART
26 受信処理部
28 報知部
29 ドライバ
30 バス
40 電子腕時計
41 CPU
42 ROM
421 気圧高度換算テーブル
43 RAM
431 計測設定
432 高度計測値
44 操作部
45 計時回路
51 表示部
52 表示ドライバ
53 Bluetoothモジュール
54 UART
56 振動モータ
57 ドライバ
58 照明部
59 ドライバ
60 ブザー部
61 ドライバ
62 気圧計
63 ドライバ
64 バス
AN11 アンテナ
AN12 アンテナ
AN13 アンテナ
AN4 アンテナ

Claims (10)

  1. 所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器における当該計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定手段と、
    前記複数の外部機器との間で通信を行う第1通信手段と、
    前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記第1通信手段によりそれぞれ送信させる送信制御手段と、
    前記複数の外部機器で前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記第1通信手段により受信させる受信制御手段と、
    前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約手段と、
    を備え、
    前記計測設定手段は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器の前記計測手段により計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記計測設定手段は、予め定められた計測開始時刻及び計測間隔に応じて前記全計測タイミングを定めることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. ユーザ操作を受け付ける操作手段を備え、
    前記計測設定手段は、前記操作手段により受け付けられた内容に応じて、前記計測開始時刻、前記計測間隔及び前記外部機器の台数のうち少なくとも一部を設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記計測設定手段は、前記全計測タイミングにおいて前記複数の外部機器のうち所定台数ずつ順番に計測が行われるように前記個別計測タイミングを設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. 前記計測設定手段は、前記全計測タイミングにおいて前記複数の外部機器のうちそれぞれ一台で計測が行われるように前記個別計測タイミングを設定することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 現在時刻を計数する計時手段を備え、
    前記送信制御手段は、計数されている前記現在時刻を前記複数の外部機器における基準時刻として前記第1通信手段により送信させる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子機器。
  7. 前記複数の外部機器は、腕装着型の端末であり、
    前記計測手段は、気圧計測手段を備え、当該気圧計測手段により計測された気圧値を高度値に換算して取得する構成であり、
    前記送信制御手段は、前記複数の外部機器において計測された気圧値から前記高度値への換算に用いられる換算テーブルを統一するための補正情報を前記第1通信手段により送信させる
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の電子機器。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の電子機器と、
    2台以上の前記外部機器と、
    からなる計測システムであって、
    前記外部機器は、
    前記計測手段と、
    前記計測設定情報、及び前記計測手段による計測データを記憶する記憶手段と、
    前記計測設定情報に基づいて前記計測手段による計測を行わせる計測制御手段と、
    前記電子機器との間で通信を行う第2通信手段と、
    を備えることを特徴とする計測システム。
  9. 所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器を用いた計測データを一の電子機器により取得する計測データ取得方法であって、
    前記複数の外部機器における前記計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定ステップ、
    前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記一の電子機器からそれぞれ送信させる設定送信ステップ、
    前記複数の外部機器で前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記一の電子機器に受信させる受信ステップ、
    前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約ステップ、
    を含み、
    前記計測設定ステップでは、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器で計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
    ことを特徴とする計測データ取得方法。
  10. 所定の計測を行う計測手段をそれぞれ備える複数の外部機器との間で通信を行う第1通信手段を備える電子機器のコンピュータを、
    前記複数の外部機器における前記計測手段による個別計測タイミングをそれぞれ設定する計測設定手段、
    前記複数の外部機器の各々に対してそれぞれ設定された前記個別計測タイミングに係る情報を含む計測設定情報を、当該計測設定情報に各々対応する前記外部機器に前記第1通信手段によりそれぞれ送信させる送信制御手段、
    前記複数の外部機器の前記計測設定情報に応じて計測された計測データを前記第1通信手段により受信させる受信制御手段、
    前記複数の外部機器から受信された前記計測データを集約する集約手段、
    として機能させ、
    前記計測設定手段は、予め定められた全計測タイミングの各々で少なくとも一台の前記外部機器で計測が行われるように、当該全計測タイミングのそれぞれ一部を前記複数の外部機器の各々における前記個別計測タイミングとして設定する
    ことを特徴とするプログラム。
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