JP2019164051A - 電池残量推定装置、電子機器、電池残量推定方法及びプログラム - Google Patents

電池残量推定装置、電子機器、電池残量推定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】直接に電流測定を行なうことなく、正確に電池残量を予測する。【解決手段】バッテリBTと、バッテリBTの複数の放電電流条件での特性情報を記憶したデータ格納メモリ13と、バッテリBTの端子間電圧を測定する電源制御部24と、時間間隔Tで電源制御部24で測定した電圧値の降下の度合いから記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択し、選択した放電電流条件の特性情報と電源制御部24で測定した電圧値とによりバッテリBTの残量を推定するCPU11とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、電池残量推定装置、電子機器、電池残量推定方法及びプログラムに関する。
特性の異なる電池の電池消費量を正確に測定するための技術が提案されている(例えば、特許文献1)
特開2013−142638号公報
上記特許文献に記載された技術では、電池の電圧と電流、及び温度を測定するものとしている。特に電池の電流を測定する場合、測定時の電力消費が比較的大きいので、電流測定の頻度を上げる程、結果として電池の寿命を著しく短くする、という不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、直接に電流測定を行なうことなく、正確に電池残量を予測することが可能な電池残量推定装置、電子機器、電池残量推定方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様は、電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶した記憶手段と、上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、を備える。
本発明によれば、直接に電流測定を行なうことなく、正確に電池残量を予測することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るリスト端末装置の電子回路の機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る電池の残量管理の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る定電流の相違による放電電圧特性及び電池残量の算出結果の変化を例示する図。 同実施形態に係るパドルスポーツ用のアプリケーションプログラム実行時に第2表示部に表示される画像を例示する図。
以下、本発明をリスト端末装置に適用した場合の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る腕時計型のリスト端末装置10の電子回路の機能構成を示すブロック図である。CPU11がこのリスト端末装置10全体の動作制御を行なうものであり、バスBを介して、ワークメモリ12、データ格納メモリ13と接続される。
ワークメモリ12としては、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリが用いられ、データ格納メモリ13としては、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリが用いられる。
CPU11は、データ格納メモリ13に記憶されているOS(オペレーティングシステム)及びアプリケーションプログラムや各種固定データ等を読み出して、ワークメモリ12上で展開して記憶させた上で、それらプログラムに従った処理を実行することで、このリスト端末装置10での動作を制御する。
上記データ格納メモリ13にはまた、複数の定電流毎の放電電圧特性をそれぞれテーブル化した電圧テーブル群13Aを記憶している。
上記バスBにはまた、第1表示部14、第2表示部15、タッチ入力部16、撮像部17、音声処理部18、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)レシーバ19、加速度センサ20、地磁気センサ21、操作部22、バイブレータ23、電源制御部24、及び無線通信部25が接続される。
上記第1表示部14、第2表示部15、及びタッチ入力部16は、ここでは図示しないバックライトと一体的に構成されて、腕時計における表示盤面に相当する表示入力部を構成する。
第1表示部14は、透過型のモノクロ液晶パネル、又、第2表示部15は、カラー液晶パネルで構成され、第1表示部14は第2表示部15上に積層配置されている。
このリスト端末装置10は、低消費電力モードである時計モードで運用される場合は、第1表示部14に時刻を表示し、各種アプリケーションプログラムを実行する場合は、第1表示部14を透過状態とし、第2表示部15に、その時点で選択して実行しているアプリケーションプログラムに従った画像等を表示する。
タッチ入力部16は、透明電極板で構成され、リスト端末装置10のユーザの手指によるタッチ操作に応じた位置座標データを出力する。
撮像部17は、レンズ光学系とCMOS撮像素子などの固体撮像素子、及び画像処理回路を含み、静止画像または動画像を撮影し、撮影した画像データを上記データ格納メモリ13に記録させる。
音声処理部18は、送られてきた音声データを必要により解凍した上でアナログ信号化し、スピーカ部27により拡声、放音させる一方で、マイクロホン部26から入力される音声信号をデジタル化し、その時点で必要とされている音声データファイルに圧縮する。
GPSレシーバ19は、GPSアンテナ28を介して、図示しない複数のGPS衛星からの到来電波を受信し、現在位置の3次元座標と現在時刻とを算出する。
加速度センサ20は、例えば互いに直交した3軸方向の加速度情報を検出することで、このリスト端末装置10に与えられている外力を検出する他、重力加速度の方向からその時点のリスト端末装置10の姿勢角度を検出する。
地磁気センサ21は、例えば互いに直交した3軸方向の地磁気情報を検出することで、リスト端末装置10の向いている方角を検出する。
操作部22は、このリスト端末装置10の筐体側面に設けられた複数のボタン操作部を含み、リスト端末装置10のユーザのボタン操作に応じた操作信号を発生して上記CPU11へ送出する。
バイブレータ23は、モータの回転軸に偏心したウエイトを取付けて構成され、モータの回転により振動を発生するもので、このバイブレータ23による振動の強度及びタイミングは上記CPU11により制御される。
電源制御部24は、このリスト端末装置10の電源である、例えばリチウムイオン2次電池で構成されるバッテリBTの充電の制御を行なうと共に、バッテリBTから供給された電圧を適宜必要な電圧に変換した上で上記各回路に供給する。
また電源制御部24は、バッテリBTにおける充電/放電状態を上記CPU11に対して送信すると共に、CPU11からの指示により、その時点でのバッテリBTの電圧を測定し、測定結果をCPU11へ送信する。
無線通信部25は、例えばBluetooth(登録商標)規格の無線通信システムに対応し、無線通信アンテナ29を介して最寄りの外部機器等とデータの送受を行なう。
次に上記実施形態の動作について説明する。
上記データ格納メモリ13の電圧テーブル群13Aには、最も負荷の小さいOCV(Open Circuit Voltage:開回路電圧、開放電圧)時から、例えば無線通信部25を介して受信する動画像データに基づいて第2表示部15においてモニタ画像の表示を行なうような、高負荷のアプリケーションプログラムの実行時に至るまで、負荷の状態に応じて異なる複数の定電流毎の時間変化に応じた放電電圧特性をそれぞれテーブル化したものが記憶されているものとする。
図2は、主として上記CPU11が実行する、バッテリBTの残量管理の処理内容を示すフローチャートである。
リスト端末装置10の電源投入当初で、まだCPU11がアプリケーションプログラムの実行等を行っていない最小負荷時に、CPU11はまず電源制御部24によりその時点でのバッテリBTの端子間電圧を測定させる(ステップS101)。
次にCPU11は、上記OCV時の放電電流条件に基づく電圧降下特性のテーブルを電圧テーブル群13Aから読み出して、電池残量予測演算を実行する(ステップS102)。
この電池残量予測により算出された表示を、第1表示部14または第2表示部15で実行させると共に(ステップS103)、最小負荷時に応じて予め設定されている時間間隔、例えば60秒を、バッテリBTの電圧測定を行なう時間間隔Tとして設定する(ステップS104)。
その後にCPU11は、上記設定した時間間隔Tが経過したか否かの判断(ステップS105)、タッチ入力部16や操作部22の操作に伴って何らかのアプリケーションプログラムが指定されるなど、負荷状態が変化したか否かの判断(ステップS106)、を行なう処理を繰返し実行することで、上記いずれかの状態となるのを待機する。
上記ステップS105において、上記設定した時間間隔Tが経過したと判断した場合(ステップS105のYes)、次にCPU11は、上記時間間隔Tの計時動作をリセットすると共に、電源制御部24によりその時点でのバッテリBTの端子間電圧を測定させる(ステップS107)。
この測定結果を用い、前回測定時から現在時刻までの時間と、前回測定した電圧値と今回測定した電圧値との電圧降下分とに基づいて、上記データ格納メモリ13の電圧テーブル群13Aより、最も放電電圧特性の近いテーブルを選択することで、前回測定時から現在時刻までの間の定電流とその放電電圧特性のテーブルとを選択する(ステップS108)。
次いで、選択した放電電圧特性のテーブルと、現時点の測定電池電圧とから、適宜補間計算等を行なうことにより、バッテリBTの残量を算出する(ステップS109)。
以下、このバッテリ残量算出の詳細について説明する。図3(A)は、CPU11が実行する負荷が軽く、比較的小さい定電流I1での放電電圧特性を例示する図である。一方、図3(B)は、CPU11が実行する負荷が重く、比較的大きい定電流I2での放電電圧特性を例示する図である。
各放電電圧特性毎に、電池電圧と各時点での電圧での電池残量は1対1に対応しているので、現在の負荷状態に適した放電電圧特性を認識した上で、現在の電圧値を測定することにより、電池の残量を正確に予測することができる。
電池残量を予測するために、一定時間間隔で電池電圧の測定を行ない、その都度電池の残量を推定することを繰返し実行することで、残量をトレースするものとする。
現在、図3(A)の定電流I1の放電電圧特性上の時間T0の位置にあり、その時点での電池残量がAであるものとする。その後、次の電圧測定タイミングT1まで、同じ放電状況の上記定電流I1での放電電圧特性にしたがった放電があった場合、図3(A)中に破線で示すように電圧が推移して、電圧がV1となり、その時点T1での残量はBとなるはずである。
しかしながら、実際に時間T1で測定により得た電池電圧値が、予想より低いV2であった場合、結果として時間T0からT1までの期間に放電した電流値は、I1ではなく、より大きな電流であったことを示している。
この例における時点T0での電池残量Aと、時点T1時の電池電圧V2の組合わせの両者が一致するような放電電圧特性が、図3(B)に示すような定電流I2に相当するものであった場合、この定電流I2での放電電圧特性と、電池電圧V2とを参照することで、電池の正確な残量Cを算出することができる。
上記ステップS109において、バッテリBTの残量を算出した上で、CPU11はその時点でこのリスト端末装置10において「残り動作時間」の表示を行なう動作設定がなされているか否かを判断する(ステップS110)。
「残り動作時間」の表示を行なう動作設定がなされていないと判断した場合(ステップS110のNo)、CPU11は、算出したバッテリBTの残量情報を第1表示部14または第2表示部15において表示させる(ステップS111)。
また上記ステップS110において、「残り動作時間」の表示を行なう動作設定がなされていると判断した場合(ステップS110のYes)、CPU11は、直前の上記ステップS108で選択した放電電圧特性のテーブルで示される定電流の値と上記電圧値、及び上記算出した残量に応じて、その時点で実行しているアプリケーションプログラム等に応じた残り動作時間を算出する(ステップS112)。
そして、算出したバッテリBTの残量情報と残り動作時間の情報とを、第1表示部14または第2表示部15において表示させる(ステップS113)。
上記ステップS111またはステップS113での表示処理後、CPU11は再び上記ステップS105からの処理に戻る。
また、上記ステップS106において、タッチ入力部16や操作部22の操作に伴って何らかのアプリケーションプログラムが指定されるなどにより負荷状態が変化したと判断した場合(ステップS106のYes)、CPU11は変化後の負荷に応じてあらかじめ設定されている時間値に応じて上記時間間隔Tを更新設定する(ステップS114)。
ここで更新設定する時間Tは、例えば無線通信アンテナ29、無線通信部25を介して外部機器から無線送信されてくる動画像データに基づいて、第2表示部15に動画像をモニタ表示するような、CPU11での処理負担が大きく、定電流消費が激しいと判断されるアプリケーションプログラムの実行時には、バッテリBTの消耗度合いをこまめにチェックする必要があるものとして、より短い値、例えば1[秒]を更新設定する。
また反対に、予めインストールされているアプリケーションプログラムをいずれも実行せず、上述したように本リスト端末装置10を低消費電力モードである時計モードなどで運用し、第1表示部14に時刻等を表示させる低負荷の動作時には、時間間隔Tに上述した最長となる値、例えば60[秒]を更新設定する。
このように、実行するアプリケーションプログラム等の負荷の大きさに応じて、時間間隔Tを複数段階に分けて適時更新設定する。
さらにCPU11は、負荷変動直後の現在時刻を取得した上で(ステップS115)、上記ステップS107からの処理に進んで、上記時間間隔Tの計時動作をリセットすると共に、電源制御部24によりその時点でのバッテリBTの端子間電圧を測定させる。
この電圧測定により、CPU11が実行すべき負荷が変動した直後の電池残量が表示され、以後、上記更新設定した時間間隔Tに基づくバッテリBTの残量表示が迅速に開始されることになる。
図4は、リスト端末装置10において、カヌーやカヤック、SUPB(スタンドアップパドルボード)などのパドルスポーツ用のアプリケーションプログラムの実行時に、第2表示部15に表示される画像を例示する図である。
同図では、略円形状の画面の上左部15aにおいて、「カヌーイスト」のシルエット画像と平均速度「15.1km/h」、同上右部15bにおいて、現在時刻「10:10」、中央部15cにおいて、現在の移動距離「10.7km」、中下部15dにおいて、経過時間「1h26min」をそれぞれ表示すると共に、最下部15eにおいて、バッテリBTの残量「78[%]」をそのおおよその残量を模した電池のシンボルとともに表示している。
なお、図示されていないが、「残り動作時間」の表示を行なう動作設定がなされている場合は、最下部15eにおいて、バッテリBTの残量と共に、残り動作時間が表示される。
なお、上記データ格納メモリ13の電圧テーブル群13Aに記憶させる放電電圧特性のテーブルは、予め制御対象となるバッテリBTを、複数の定電流毎に複数回測定して得た値に基づいて作成したものであり、テーブルとしての記憶容量が増大しないように適宜時間間隔を間引いたものとしてもよい。
その場合、放電電圧特性が直線的に変化する区間を、後の補間処理が容易であるものとして、より多くデータを間引く一方で、過渡的に変化する区間では間引く度合いを減らすなど、検出精度を勘案した上で、適宜データの簡略化及び可能な限りデータ圧縮を施すものとしてもよい。
さらに本実施形態では電圧テーブル群13Aに放電電圧特性のテーブルを記憶するものとして示したが、放電電圧特性が線形表示による関数化表現が可能である場合には、上記電圧テーブル群13Aに代えて、必要に応じて関数中の係数を処理の負荷に応じて適宜更新するなど、適切な関数を設定したCPU11用の制御プログラムをデータ格納メモリ13に記憶させることも考えられる。
さらに上記実施形態では説明しなかったが、特にリチウムイオン電池などの2次電池では、電池側に内蔵されるコントロール回路に温度センサが組込まれている場合が殆どであるため、当該温度センサから検出される温度情報も勘案してバッテリBTの電池残量を補正して算出するものとすれば、より正確で誤差の少ない残量の予測が実現できる。
以上詳述した如く本実施形態によれば、直接に電流測定を行なうことなく、正確に電池残量を予測することが可能となる。
また上記実施形態では、放電電圧特性が異なる負荷の大きさによって、バッテリBTの電圧値を測定する時間間隔を適宜可変設定するものとしたので、バッテリBTの消耗の度合いを予測して適切なタイミングでリアルタイムに提示させることができる。
この点で特に、複数のアプリケーションプログラムを予めインストールしており、それらの中から1つまたは複数を選択して実行するような、情報処理機能を有する装置では、選択したアプリケーションプログラムによって、電源となる電池でのおおよその放電電圧特性が判断できるため、より適切に電池の残量を予測して提示できる。
なお上記実施形態では、必要により電池残量に加えて、その時点の動作状態に応じた残り動作時間も提示できるものとしたので、電池の消耗の度合いを正確に認識した上で、電池に残った電力を有効に活用して装置を動作させることができる。
なお上記実施形態は、本発明をリチウムイオン二次電池を電源としたリスト端末に適用した場合について説明したものであるが、本発明は電源となる電池の種別や電子機器等を特定するものではない。
その他、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶した記憶手段と、
上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、
上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
を備える電池残量推定装置。
[請求項2]
上記電池の動作負荷を判断する判断手段と、
上記判断手段での判断結果に基づいて上記所定の時間間隔を可変設定する時間設定手段と、
をさらに備える請求項1記載の電池残量推定装置。
[請求項3]
当該電池残量推定装置は電子機器内に備えられ、
上記電子機器は、複数の動作形態から1つを選択的に実行し、
上記判断手段は、その時点で実行している動作形態に応じて、上記電池の動作負荷を判断する、
請求項2記載の電池残量推定装置。
[請求項4]
上記電池残量推定手段は、上記電池の残量と動作可能な残り時間とを推定する、請求項1乃至3いずれか記載の電池残量推定装置。
[請求項5]
当該電池残量推定装置は、
上記所定の時間間隔毎に、上記電圧測定手段と、上記選択手段と、上記電池残量推定手段と、を実行する、
請求項1乃至4いずれか記載の電池残量推定装置。
[請求項6]
電源の電池と、
上記電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶した記憶手段と、
上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、
上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
上記電池残量推定手段で得た上記電池の残量を出力する出力手段と、
を備える電子機器。
[請求項7]
電池残量推定方法であって、
電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶する記憶工程と、
上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定工程と、
所定の時間間隔で、上記電圧測定工程で測定した複数の電圧値から上記記憶工程で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択工程と、
上記選択工程で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定工程で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定工程と、
を有する電池残量推定方法。
[請求項8]
電池残量推定装置のコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶する記憶手段と、
上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、
上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
して機能させるプログラム。
10…リスト端末装置、
11…CPU、
12…ワークメモリ、
13…データ格納メモリ、
13A…電圧テーブル群、
14…第1表示部、
15…第2表示部、
16…タッチ入力部、
17…撮像部、
18…音声処理部、
19…GPSレシーバ、
20…加速度センサ、
21…地磁気センサ、
22…操作部、
23…バイブレータ、
24…電源制御部、
25…無線通信部、
26…マイクロホン部、
27…スピーカ部、
28…GPSアンテナ、
29…無線通信アンテナ、
B…バス、
BT…電池

Claims (8)

  1. 電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶した記憶手段と、
    上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
    所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
    を備える電池残量推定装置。
  2. 上記電池の動作負荷を判断する判断手段と、
    上記判断手段での判断結果に基づいて上記所定の時間間隔を可変設定する時間設定手段と、
    をさらに備える請求項1記載の電池残量推定装置。
  3. 当該電池残量推定装置は電子機器内に備えられ、
    上記電子機器は、複数の動作形態から1つを選択的に実行し、
    上記判断手段は、その時点で実行している動作形態に応じて、上記電池の動作負荷を判断する、
    請求項2記載の電池残量推定装置。
  4. 上記電池残量推定手段は、上記電池の残量と動作可能な残り時間とを推定する、請求項1乃至3いずれか記載の電池残量推定装置。
  5. 当該電池残量推定装置は、
    上記所定の時間間隔毎に、上記電圧測定手段と、上記選択手段と、上記電池残量推定手段と、を実行する、
    請求項1乃至4いずれか記載の電池残量推定装置。
  6. 電源の電池と、
    上記電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶した記憶手段と、
    上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
    所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
    上記電池残量推定手段で得た上記電池の残量を出力する出力手段と、
    を備える電子機器。
  7. 電池残量推定方法であって、
    電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶する記憶工程と、
    上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定工程と、
    所定の時間間隔で、上記電圧測定工程で測定した複数の電圧値から上記記憶工程で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択工程と、
    上記選択工程で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定工程で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定工程と、
    を有する電池残量推定方法。
  8. 電池残量推定装置のコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    電池の複数の放電電流条件での特性情報を記憶する記憶手段と、
    上記電池の端子間電圧を測定する電圧測定手段と、
    所定の時間間隔で、上記電圧測定手段で測定した複数の電圧値から上記記憶手段で記憶した放電電流条件の特性情報の1つを選択する選択手段と、
    上記選択手段で選択した放電電流条件の特性情報と上記電圧測定手段で測定した電圧値とにより上記電池の残量を推定する電池残量推定手段と、
    して機能させるプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113341331A (zh) * 2021-05-31 2021-09-03 湖北亿纬动力有限公司 一种复合电源工作寿命的预测方法以及装置
WO2021176965A1 (ja) * 2020-03-04 2021-09-10 アルプスアルパイン株式会社 無線通信装置、電池の残容量の検知方法及びプログラム

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