JP2018059498A - 電動エアポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図ることができる電動エアポンプを提供すること。【解決手段】電動エアポンプAPは、円形の外周面を有し、回転軸を回転駆動するモータ3と、円形の外周面を有するシリンダ4と該シリンダ4内で往復動可能なピストン5とを有するポンプ部6と、回転軸の回転力をピストン5に伝達するための伝達機構とを備える。モータ3とポンプ部6とは、回転軸の回転軸線方向X1とピストン5の往動軸線方向X2が平行となるように外周面同士が対向して配置され、外周面同士の間に、モータ3の駆動を制御する制御回路部32が配置される。【選択図】図8

Description

本発明は、電動エアポンプに関するものである。
従来、電動エアポンプとしては、回転軸を回転駆動するモータと、シリンダ内で往復動可能なピストンを有するポンプ部と、回転軸の回転力をピストンに伝達する伝達機構とを備え、ピストンをシリンダ内で往復動させることで気体を給送するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第5374524号
しかしながら、上記した電動エアポンプでは、モータの軸線(回転軸線方向)とシリンダの軸線(ピストンの往動軸線方向)とが交差するように配置されており、電動エアポンプの体格が大型化してしまうという問題がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、小型化を図ることができる電動エアポンプを提供することにある。
上記課題を解決する電動エアポンプは、回転軸を回転駆動するモータと、シリンダと該シリンダ内で往復動可能なピストンとを有するポンプ部と、前記回転軸の回転力を前記ピストンに伝達するための伝達機構とを備えた電動エアポンプであって、前記モータと前記ポンプ部とは、前記回転軸の回転軸線方向と前記ピストンの往動軸線方向が平行となるように外周面同士が対向して配置され、前記外周面同士の間に、前記モータの駆動を制御する制御回路部が配置される。
同構成によれば、モータとポンプ部とは、回転軸の回転軸線方向とピストンの往動軸線方向が平行となるように外周面同士が対向して配置されるため、回転軸の回転軸線方向とピストンの往動軸線方向とが交差するように配置された場合に比べて、小型化を図ることができる。しかも、モータとポンプ部との外周面同士の間にモータの駆動を制御する制御回路部が配置されるため、制御回路部が外周面同士の間の外側に配置されたものに比べて、デッドスペースとなる空間を有効利用でき、小型化を図ることができる。
上記電動エアポンプであって、前記制御回路部は、前記回転軸の回転軸線方向から見て、その全体が前記外周面同士の間に配置されることが好ましい。
同構成によれば、制御回路部は、前記回転軸線方向から見て、その全体がモータとポンプ部との外周面同士の間に配置されるため、一部が外周面同士の間に配置された場合に比べて、小型化を図ることができる。
上記電動エアポンプであって、前記制御回路部は、回路基板上に設けられ、前記回路基板は、その板厚方向が前記外周面同士の対向方向と平行となるように配置されることが好ましい。
同構成によれば、制御回路部は、回路基板上に設けられ、回路基板は、その板厚方向がモータとポンプ部との外周面同士の対向方向と平行となるように配置されるため、前記板厚方向が前記外周面同士の対向方向と直交するように配置された場合に比べて、容易に配置することができる。
上記電動エアポンプであって、前記モータ及び前記ポンプ部が載置される下側ケースを備え、前記下側ケースには、前記回路基板を支持する支持凸部が形成されることが好ましい。
同構成によれば、モータ及びポンプ部が載置される下側ケースには、回路基板を支持する支持凸部が形成されるため、部品点数の増加を抑えながら、回路基板を容易に支持させることができる。
上記電動エアポンプであって、前記回路基板に設けられた前記制御回路部は、前記回転軸の回転軸線方向から見て、前記回路基板の板厚直交方向に前記モータ又は前記ポンプ部と重なるように配置されることが好ましい。
同構成によれば、回路基板に設けられた制御回路部は、回転軸の回転軸線方向から見て、回路基板の板厚直交方向にモータ又はポンプ部と重なるように配置されるため、重ならないように配置されたものに比べて、デッドスペースとなる空間を有効利用でき、小型化を図ることができる。
本発明の電動エアポンプでは、小型化を図ることができる。
一実施形態における車両の概略構成図。 一実施形態における車載光学センサ洗浄装置の概略構成図。 一実施形態におけるウォッシャノズルとポップアップノズルを説明するための説明図。 一実施形態におけるポップアップノズルの断面図。 一実施形態におけるポップアップノズルの断面図。 一実施形態の電動エアポンプを説明するための一部断面図。 一実施形態の電動エアポンプを説明するための一部断面図。 一実施形態の電動エアポンプの一部を回転軸線方向から見た模式図。 一実施形態の電動エアポンプの一部を説明するための模式図。 別例の電動エアポンプを説明するための一部断面図。 別例の電動エアポンプの一部を回転軸線方向から見た模式図。 別例の電動エアポンプの一部を回転軸線方向から見た模式図。
以下、車両の一実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図1に示すように、車両Sの後方には、バックドアBaが設けられ、該バックドアBaには、車載光学センサとしての車載カメラ1が設けられている。車載カメラ1のセンシング面としてのレンズ面1aは車両後方の斜め下方に向かって露出される。車載カメラ1は、例えば、変速装置のシフトレバーSLをリバース位置に操作すると、車両Sの後方の斜め下方を撮像し、その撮像画像を車内のディスプレイDSPに送信して表示させる。
また、車両Sには、気体である空気を給送する電動エアポンプAPと、液体である洗浄液を給送するウォッシャポンプWPとが設けられている。
図2、図6及び図7に示すように、本実施形態の電動エアポンプAPは、回転軸2を回転駆動するモータ3と、シリンダ4と該シリンダ4内で往復動可能なピストン5とを有するポンプ部6と、回転軸2の回転力をピストン5に伝達するための減速機構である伝達機構7とを備える。電動エアポンプAPは、シリンダ4の先端側に吐出口8aを有した閉塞部材8が取着され、シリンダ4内の圧縮室9が予め設定された容積となると、開弁(開動作)されることで吐出口8aから高圧の空気が一気に(瞬間的に)噴射されるものである。なお、本実施形態では、図6及び図7に示すように、圧縮室9と吐出口8aとの間には、吐出弁10が設けられ、吐出弁10は、コイルスプリング11により圧縮室9と吐出口8aとの間の連通孔を閉塞する方向(ピストン4の復動方向)に付勢されている。そして、吐出弁10には、ピストン5側に向かって突出する操作棒10aが設けられ、その操作棒10aが往動するピストン5の先端で操作(押圧)されると、圧縮室9と吐出口8aが連通して(図7参照)、吐出口8aから高圧の空気が一気に(瞬間的に)噴射されるようになっている。また、閉塞部材8には、前記圧縮室9内外を(弁を有さずに)連通する可動用導出口8bが設けられている。
また、ウォッシャポンプWPは、貯留タンクTに貯留されている洗浄液を連続的に給送するものである。
また、車両Sの車載カメラ1の近傍位置には、ウォッシャポンプWPに接続され、ウォッシャポンプWPから洗浄液が給送されることに基づいてレンズ面1aを洗浄するウォッシャノズル12が設けられている。
図2及び図3に示すように、ウォッシャノズル12は、レンズ面1aの上方に配置され、洗浄液が給送されるとその洗浄液を噴射口12aから噴射する。図3に示すように、噴射口12aは、一対の対向面が幅狭とされることで洗浄液WAを膜状に噴射する。
また、車両Sの車載カメラ1の近傍位置には、電動エアポンプAPに接続され、電動エアポンプAP(吐出口8a)から空気が給送されることに基づいてレンズ面1aを洗浄するポップアップノズル13が設けられている。
なお、図2に示すように、本実施形態では、車載カメラ1とウォッシャノズル12とポップアップノズル13とは取付けフレーム14に組み付けられてユニット化され、そのユニットが車両SのバックドアBaに固定される。
ポップアップノズル13は、レンズ面1aの側方に配置され、前後進可能で気体を噴射する洗浄時に前進する可動ノズル15を有したものである。
詳しくは、図4及び図5に示すように、ポップアップノズル13は、略円筒状のケース16に同じく略筒状の可動ノズル15が出没可能であって前後進可能に支持され、その可動ノズル15の先端には前記前後進方向の略直角方向に開口した噴射口17が設けられている。
ケース16の基端側には、基端閉塞部材18が外嵌固定されている。基端閉塞部材18には、ケース16内において、可動ノズル15の前進方向に沿って延びる筒状の通路管18aが設けられ、該通路管18aは筒状の可動ノズル15に挿通(内嵌)され、可動ノズル15はケース16及び通路管18aに沿って前後進可能に支持されている。また、基端閉塞部材18には、ケース16の外部であって前記通路管18aとは反対側に延びつつ通路管18aを介して前記噴射口17に連通する噴射用導入口19aを有した第1の継手部19が設けられている。
ケース16内において、可動ノズル15の周囲にはコイルスプリング20が配設されている。コイルスプリング20の一端は可動ノズル15の基端部に設けられたフランジ部15aに当接し、他端はケース16の先端部に当接支持されている。そして、ケース16の先端部を支点とするコイルスプリング20の付勢力により、可動ノズル15は常に後進(没入)方向(図4及び図5において右方向)に付勢されている。
また、ケース16の基端側には、可動ノズル15の基端部(フランジ部15a)にて区画された圧力付与室21が設けられている。なお、可動ノズル15の基端部(フランジ部15a)には、シールゴム15bが固定され、該シールゴム15bがケース16の内周面及び前記通路管18aの外周面と密着(摺接)することで圧力付与室21の密閉性が保たれている。また、基端閉塞部材18には、ケース16の外部であって前記第1の継手部19とは直角方向に延びつつ前記圧力付与室21に連通する可動用導入口22aを有した第2の継手部22が設けられている。
そして、ポップアップノズル13は、可動用導入口22aを介して圧力付与室21内に空気が給送されると、可動ノズル15の基端部(フランジ部15a)に洗浄液の圧力が付与され、該可動ノズル15はコイルスプリング20の付勢力に抗してケース16から外部に向かって前進する(図5参照)。なお、可動用導入口22aに空気が給送されていない状態では、可動ノズル15はコイルスプリング20の付勢力によって後進(没入)する(図4参照)。
また、ポップアップノズル13は、噴射用導入口19aを介して空気が給送されると、その空気を噴射口17から噴射する。
なお、図3に示すように、ポップアップノズル13(可動ノズル15)の噴射口17は、可動ノズル15が前進した状態で、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zが、ウォッシャノズル12の噴射口12aから噴射される洗浄液WAと(空気HAが)混合するように、かつレンズ面1aに向かうように設定されている。異なる見方をすると、ポップアップノズル13の噴射口17は、噴射する空気HAの空気噴射軸線Zが、ウォッシャノズル12の噴射口12aから噴射される洗浄液WAを通過しつつレンズ面1aに向かうように設定されている。言い換えると、ポップアップノズル13の噴射口17は、噴射する空気の空気噴射軸線Zがレンズ面1aに向かうように設定され、ウォッシャノズル12の噴射口12aは、噴射する洗浄液WAが前記空気噴射軸線Zと交差するように設定されている。
そして、図1及び図2に示すように、前記ウォッシャノズル12には、配管H1を介してウォッシャポンプWPが接続される。
また、ポップアップノズル13の可動用導入口22aには、配管H2を介して電動エアポンプAPの可動用導出口8bが接続されて前記圧縮室9が連通される。また、ポップアップノズル13の噴射用導入口19aには、配管H3を介して電動エアポンプAPの吐出口8aが接続される。
そして、電動エアポンプAP及びウォッシャポンプWPは、車両Sに設けられた指令部31に電気的に接続され、該指令部31からの指令信号に基づいて駆動制御される。
指令部31は、例えば、車内に設けられた操作スイッチSWが操作された際や、変速装置のシフトレバーSLがリバース位置に操作された際や、車載カメラ1の撮像画像に基づいて汚れていると判定部にて判定された際等に、レンズ面1aを洗浄すべくウォッシャポンプWP及び電動エアポンプAPに指令信号を出力してそれらを駆動制御する。
ここで、図6〜図8に示すように、本実施形態の電動エアポンプAPは、空気を給送すべくモータ3が駆動されている際に指令信号が遮断されても、ピストン5の位置が往復動中間範囲内にあるとともに伝達機構7に負荷が掛かる負荷範囲内にあると、ピストン5の位置が負荷範囲外に達するまでモータ3の駆動を継続する制御回路部32を備える。
詳述すると、図8に示すように、本実施形態の電動エアポンプAPは、下側ケース33と上側ケース34とを備え、それらの内部に前記モータ3、ポンプ部6及び伝達機構7(図6及び図7参照)等が収容されている。
下側ケース33は、モータ3及びポンプ部6を収容するモータポンプ収容部33aを有する。モータポンプ収容部33aは、モータ3における回転軸2の回転軸線方向X1とポンプ部6におけるピストン5の往動軸線方向X2とが平行となってモータ3の円形の外周面とポンプ部6(シリンダ4)の円形の外周面とが対向して載置可能に形成されている。詳しくは、モータポンプ収容部33aは、前記回転軸線方向X1から見て、略平面板状の底部33bと、底部33bのモータ3側の端部からモータ3の外周面に約90°の範囲に亘って略沿った弧状部33cと、底部33bのポンプ部6(シリンダ4)側の端部からシリンダ4の外周面に約90°の範囲に亘って略沿った弧状部33dとを有する。また、モータポンプ収容部33aは、弧状部33c,33dの上端から上方に直線状に延びる上延部33eを有する。なお、モータ3は、その本体の軸方向両端部に一対の防振ゴム35が外嵌され、該防振ゴム35が下側ケース33(底部33b)から上方に突出する挟持壁33fと上側ケース34から下方に突出する挟持壁34aとに挟持されることで固定されている。また、図6及び図7に示すように、下側ケース33は、上方から見て、モータ3の回転軸2が突出する方向とは反対方向であって前記吐出口8aと同方向(図中、左方向)に突出したコネクタ形成部33gを有している。また、上側ケース34は、下側ケース33のコネクタ形成部33gと対をなすコネクタ形成部(図示略)を有し、それらによって回転軸2が突出する方向とは反対方向(吐出口8aと同方向)に開口したコネクタ部が形成されることになる。また、下側ケース33は、前記シリンダ4側の上延部33eと連続して、前記シリンダ4の先端側に取着された前記閉塞部材8の抜け方向側(図6中、左側)の面と当接する抜け止め支持壁33hを有する。また、下側ケース33は、上方から見て、モータ3の回転軸2が突出する方向側(図中、右側)に前記伝達機構7を収容する伝達機構収容部33jを有する。
伝達機構7は、回転軸2と一体回転するウォーム41と、該ウォーム41と噛合される回転体としてのウォームホイール42と、該ウォームホイール42の一方の面(上側の面であって、図6中、紙面手前側の面)における軸中心からずれた位置に一端が回転自在に取り付けられ、他端がピストン5に回転自在に取り付けられる伝達ロッド43とを含む。なお、伝達機構収容部33jの底部において前記ウォーム41よりもポンプ部6側には上方に突出するホイール支持部33kが設けられ、ウォームホイール42は、モータ3及びポンプ部6と同様に上方から下側ケース33に組み付けられ、ホイール支持部33kに回転可能に外嵌支持される。
図6、図8及び図9に示すように、ウォームホイール42には、一方の面(上側の面であって、図6中、紙面手前側の面)から凹設された磁石収容部42aが形成されている。本実施形態の磁石収容部42aは、ウォームホイール42の軸中心からずれた位置に180°間隔で一対形成されている。そして、各磁石収容部42aには磁石44が収容保持されている。なお、各磁石44は、磁極が上下逆向きに固定される。また、磁石収容部42aは、図9に示すように、ウォームホイール42の他方の面(下側の面)の近傍まで凹設され、磁石44は、ウォームホイール42の他方の面寄り(一方の面よりも他方の面に近い位置)に固定される。
前記モータ3の駆動を制御する前記制御回路部32は、前記磁石44の磁界を検出してウォームホイール42の回転角度を特定しピストン5の位置を特定するための磁気センサとしてのホールIC45や、マイコンやスイッチング素子等を含む種々の電気部品(素子)46を含み、それらは単一の回路基板47上に実装されている。
そして、回路基板47は、モータ3とポンプ部6(シリンダ4)の外周面同士の間に配置されている。言い換えると、回路基板47は、前記回転軸2の回転軸線方向X1から見て(図8参照)、モータ3の外周面の上部とポンプ部6(シリンダ4)の外周面の上部とを繋ぐ直線(接線)と、モータ3の外周面の下部とポンプ部6(シリンダ4)の外周面の下部とを繋ぐ直線(接線)との間に配置されている。詳しくは、前記下側ケース33の底部33bには、上方から回路基板47が挿入されることで該回路基板47を支持する支持凸部33mが形成されている。そして、回路基板47は、その板厚方向(図8中、左右方向)が前記外周面同士の対向方向(図8中、左右方向)と平行となるように支持凸部33mに支持されて配置されている。この回路基板47(制御回路部32)は、前記回転軸2の回転軸線方向X1から見て、その全体が前記外周面同士の間に配置されている。また、制御回路部32の内の一部の(実装面からの高さが高い)電気部品46は、前記回転軸2の回転軸線方向X1から見て、回路基板47の板厚直交方向(図8中、上下方向)にモータ3又はポンプ部6と重なるように配置されている。即ち、制御回路部32の内の一部の(実装面からの高さが高い)電気部品46は、モータ3とポンプ部6(シリンダ4)の外周面同士の一番狭い位置から上下方向にずれた位置であって、底部33b側寄りに配置されることで、モータ3又はポンプ部6と上下方向に重なるように配置されている。更に言い換えると、前記回転軸2の回転軸線方向X1から見て、前記外周面同士の対向方向(図8中、左右方向)においては、制御回路部32の内の一部の(実装面からの高さが高い)電気部品46が占める範囲は、モータ3又はポンプ部6が占める範囲とオーバーラップするように配置されている。
また、図6、図7及び図9に示すように、回路基板47に設けられた前記ホールIC45は、前記ウォームホイール42の他方の面(下側の面)と対向し、前記磁石44の磁界を検出するように(ひいてはピストン5の位置を特定できるように)配置されている。
このように構成された電動エアポンプAPは、前記回路基板47やモータ3に接続される複数のコネクタターミナル48が前記コネクタ形成部33g(コネクタ部)内に配置され、前記配管H2,H3と同方向(図6及び図7中、左側)から嵌着される外部コネクタを介して前記指令部31と電気的に接続される。
そして、ホールIC45を含む制御回路部32は、指令部31から指令信号が入力されると、空気を給送すべくモータ3を駆動してピストン5を往復動させる。
また、ホールIC45を含む制御回路部32は、空気を給送すべくモータ3が駆動されている際に指令部31からの指令信号が遮断されても、ピストン5の位置が往復動中間範囲内にあるとともに伝達機構7に負荷が掛かる負荷範囲である圧縮範囲A内にあると、ピストン5の位置が圧縮範囲外に達するまでモータ3に給電してその駆動を継続する。なお、前記往復動中間範囲は、ピストン5の位置が往動端部(上死点)及び復動端部(下死点)以外にあるときの範囲であって、圧縮範囲Aは、ピストン5の往動により圧縮室9内の空気が圧縮され始めてから圧縮された空気が吐出口8aを介して吐出されるまでの過程にピストン5が移動する範囲である。
次に、上記のように構成された車載光学センサ洗浄装置の作用について説明する。
まず、非洗浄時であって、電動エアポンプAP及びウォッシャポンプWPが駆動されていない状態では、ポップアップノズル13の可動ノズル15がコイルスプリング20の付勢力によって後進(没入)した状態とされ、可動ノズル15が車載カメラ1の撮像の邪魔になることが抑えられる。
そして、例えば、車載カメラ1のレンズ面1aに泥等が付着している場合であって、空気と洗浄液とを噴射させるべく操作スイッチSWが操作されると、指令部31から指令信号が出力され、ウォッシャポンプWP及び電動エアポンプAPが駆動される。このとき、ウォッシャポンプWPからウォッシャノズル12に洗浄液が給送されると、ウォッシャノズル12から洗浄液が噴射される。そして、電動エアポンプAPが駆動され、ピストン5が往動されると、ポップアップノズル13の圧力付与室21には、電動エアポンプAPの圧縮室9内の空気の圧力が高められていく際に空気が給送され、可動ノズル15が前進する。そして、その後、ピストン5がさらに往動されて、吐出弁10の操作棒10aがピストン5の先端で操作(押圧)されると、圧縮室9内の圧縮された気体が瞬間的に吐出口8aから吐出され、ポップアップノズル13(可動ノズル15)の噴射口17から空気が噴射される。すると、図3に示すように、レンズ面1aには高圧の空気HAとともにレンズ面1aに達する前に混合された洗浄液WAの微粒子が吹き付けられ、レンズ面1aに付着した泥等が洗い流されて、レンズ面1aが洗浄される。
ここで、例えば、ピストン5が往動され、その先端部が吐出弁10の操作棒10aに到達する前、即ちピストン5の位置が前記圧縮範囲Aにあるときに、指令部31からの指令信号が遮断されると、制御回路部32によって、ピストン5の位置が圧縮範囲A外に達するまで、即ち吐出口8aから空気が吐出されるまでモータ3の駆動が継続される。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)モータ3とポンプ部6とは、回転軸2の回転軸線方向X1とピストン5の往動軸線方向X2が平行となるように外周面同士が対向して配置されるため、回転軸2の回転軸線方向X1とピストン5の往動軸線方向X2とが交差するように配置された場合に比べて、小型化を図ることができる。しかも、モータ3とポンプ部6との外周面同士の間にモータ3の駆動を制御する制御回路部32が配置されるため、制御回路部32が外周面同士の間の外側に配置されたものに比べて、デッドスペースとなる空間を有効利用でき、小型化を図ることができる。
(2)制御回路部32は、回転軸線方向X1から見て、その全体がモータ3とポンプ部6との外周面同士の間に配置されるため、一部が外周面同士の間に配置された場合に比べて、小型化を図ることができる。
(3)制御回路部32は、回路基板47上に設けられ、回路基板47は、その板厚方向(図8中、左右方向)がモータ3とポンプ部6との外周面同士の対向方向(図8中、左右方向)と平行となるように配置されるため、前記板厚方向が前記外周面同士の対向方向と直交するように配置された場合に比べて、容易に配置することができる。
(4)モータ3及びポンプ部6が載置される下側ケース33には、回路基板47を支持する支持凸部33mが形成されるため、部品点数の増加を抑えながら、回路基板47を容易に支持させることができる。
(5)回路基板47に設けられた制御回路部32(その一部の電気部品46)は、回転軸2の回転軸線方向X1から見て、回路基板47の板厚直交方向(図8中、上下方向)にモータ3又はポンプ部6と重なるように配置されるため、重ならないように配置されたものに比べて、デッドスペースとなる空間を有効利用でき、小型化を図ることができる。
(6)ポンプ部6のシリンダ4が下側ケース33及び上側ケース34と別体とされ、該ポンプ部6、モータ3、回路基板47、ウォームホイール42等が全て下側ケース33に上方から組み付け可能とされているため、その製造が容易となる。
(7)下側ケース33は、シリンダ4の先端側に取着される吐出口8aを有した閉塞部材8のシリンダ4からの抜け方向側(図6中、左側)の面と当接する抜け止め支持壁33hを有する。よって、シリンダ4と閉塞部材8の取着構造を簡単にしながらも閉塞部材8のシリンダ4からの抜け(脱落)を防止することができる。
(8)モータ3は、防振ゴム35を介して下側ケース33(挟持壁33f)と上側ケース34(挟持壁34a)との固定されるため、モータ3の振動が伝達してしまうことが抑制される。
(9)吐出口8a、可動用導出口8b、及びコネクタターミナル48が同方向(図6中、左方向)に突出し、配管H2,H3及び外部コネクタ(図示略)が同方向から嵌着可能とされるため、例えば、組み付けが容易となる。
(10)下側ケース33は、モータ3及びポンプ部6を収容するモータポンプ収容部33aを有する。そして、モータポンプ収容部33aは、底部33bと、モータ3の外周面に約90°の範囲に亘って略沿った弧状部33cと、シリンダ4の外周面に約90°の範囲に亘って略沿った弧状部33dと、弧状部33c,33dの上端から上方に直線状に延びる上延部33eとを有する。この構成では、下側ケース33は、弧状部33c,33dの上端から上方に直線状に延びる上延部33eを有し、モータ3及びポンプ部6を半分以上収容する構成であるため、モータ3及びポンプ部6の位置決めが容易となり、組み付け性を向上させることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、制御回路部32は、回転軸線方向X1から見て、その全体がモータ3とポンプ部6との外周面同士の間に配置されるとしたが、これに限定されず、例えば、制御回路部32の一部が外周面同士の間に配置され、一部が外周面同士の間から外れた位置に配置された構成としてもよい。
・上記実施形態では、制御回路部32は、回路基板47上に設けられ、回路基板47は、その板厚方向(図8中、左右方向)がモータ3とポンプ部6との外周面同士の対向方向(図8中、左右方向)と平行となるように配置されるとしたが、これに限定されず、例えば、前記板厚方向が前記外周面同士の対向方向と直交するように配置してもよい。
具体的には、例えば、図10及び図11に示すように、変更してもよい。この例では、制御回路部32が設けられた回路基板71は、板厚方向から見て、略L字状であって、長方形の第1板部71aと、該第1板部71aの長手方向一端部から側方に延びる第2板部71bとを有する。そして、回路基板71は、その板厚方向(図11中、上下方向)がモータ3とポンプ部6の外周面同士の対向方向(図11中、左右方向)と直交するように配置されている。また、図11に示すように、回路基板71は、回転軸線方向X1から見て、第1板部71aがモータ3とポンプ部6との外周面同士の間に配置され、第2板部71bがモータ3とポンプ部6との外周面同士の間から外れた位置(モータ3と重なる位置であって、モータ3の回転軸2が突出する方向とは反対方向側(図10中、左側))に配置されている。なお、この例では、回路基板71は、下側ケース33寄りに配置されているが、これに限定されず、例えば、上側ケース34寄りに配置してもよい。このようにしても、モータ3とポンプ部6との外周面同士の間にモータ3の駆動を制御する制御回路部32(回路基板71の一部)が配置されるため、デッドスペースとなる空間を有効利用でき、小型化を図ることができる。
また、この例では、図10に示すように、上記実施形態(図6参照)とは磁石44の位置が変更されている。即ち、この例では、ウォームホイール42に保持される一対の磁石44は、ウォームホイール42の軸中心からずれた位置に180°間隔で配置されるとともに、一方の磁石44が伝達ロッド43とウォームホイール42との連結位置に配置されている。なお、勿論、上記実施形態においても、このように磁石44の位置を変更してもよい。
・上記実施形態では、モータ3の外周面及びポンプ部6(シリンダ4)の外周面は、共に円形であるとしたが、これに限定されず、対向して配置された状態でその間の距離が部分的に異なる(即ち回転軸線方向X1から見て平行でない)形状であればよく、例えば、対向した部位に円弧面や傾斜面等の非平行面を有していれば変更してもよい。
具体的には、例えば、図12に示すように変更してもよい。この例では、モータ3の外周面は、回転軸線方向X1から見て4角形の角(四隅)が円弧とされた円弧面81を有する形状とされ、ポンプ部6(シリンダ4)の外周面は、往動軸線方向X2から見て4角形の角(四隅)が円弧とされた円弧面82を有する形状とされている。そして、モータ3とポンプ部6は、前記4角形の1つの辺と対応した1つの平坦面83,84同士が正対するように(平行となるように)外周面同士が対向して配置されている。そして、モータ3とポンプ部6との外周面同士の間に前記制御回路部32が配置され、特に前記円弧面81,82同士の間に制御回路部32の内の一部の(回路基板47の実装面からの高さが高い)電気部品46が配置されている。このようにしても、上記実施形態と同様に、制御回路部32が外周面同士の間の外側に配置されたものに比べて、デッドスペースとなる空間を有効利用でき、小型化を図ることができる。なお、この例(図12参照)ではモータ3の外周面とポンプ部6の外周面が共に円弧面81,82を有するとしたが、これに限定されず、例えば、いずれか一方は回転軸線方向X1から見て正4角形形状としてもよい。また、図12の円弧面81,82は、回転軸線方向X1から見て直線状の傾斜面に変更してもよく、言い換えると、同方向から見てモータ3の外周面やポンプ部6の外周面を8角形形状としてもよい。
・上記実施形態では、モータ3及びポンプ部6が載置される下側ケース33には、回路基板47を支持する支持凸部33mが形成されるとしたが、これに限定されず、他の構成で回路基板47を下側ケース33や上側ケース34に対して固定してもよい。
・上記実施形態では、制御回路部32は、指令信号が遮断されても、ピストン5の位置が圧縮範囲A内にあると、ピストン5の位置が圧縮範囲A外に達するまでモータ3の駆動を継続するものとしたが、モータ3の駆動を制御するものであれば、他の制御を行う制御回路部としてもよい。
・上記実施形態では、電動エアポンプAPは、ポップアップノズル13の可動ノズル15を前進させて噴射口17から空気を噴射させるためのものとしたが、これに限定されず、ポップアップノズル13を有していない他の車載光学センサ洗浄装置用としてもよいし、車載光学センサ洗浄装置以外の装置に用いる電動エアポンプAPとしてもよい。
2…回転軸、3…モータ、4…シリンダ、5…ピストン、6…ポンプ部、7…伝達機構、32…制御回路部、33…下側ケース、33m…支持凸部、47,71…回路基板、X1…回転軸線方向、X2…往動軸線方向。

Claims (5)

  1. 回転軸を回転駆動するモータと、
    シリンダと該シリンダ内で往復動可能なピストンとを有するポンプ部と、
    前記回転軸の回転力を前記ピストンに伝達するための伝達機構と
    を備えた電動エアポンプであって、
    前記モータと前記ポンプ部とは、前記回転軸の回転軸線方向と前記ピストンの往動軸線方向が平行となるように外周面同士が対向して配置され、
    前記外周面同士の間に、前記モータの駆動を制御する制御回路部が配置されたことを特徴とする電動エアポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動エアポンプであって、
    前記制御回路部は、前記回転軸の回転軸線方向から見て、その全体が前記外周面同士の間に配置されたことを特徴とする電動エアポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動エアポンプであって、
    前記制御回路部は、回路基板上に設けられ、
    前記回路基板は、その板厚方向が前記外周面同士の対向方向と平行となるように配置されたことを特徴とする電動エアポンプ。
  4. 請求項3に記載の電動エアポンプであって、
    前記モータ及び前記ポンプ部が載置される下側ケースを備え、
    前記下側ケースには、前記回路基板を支持する支持凸部が形成されたことを特徴とする電動エアポンプ。
  5. 請求項3又は4に記載の電動エアポンプであって、
    前記回路基板に設けられた前記制御回路部は、前記回転軸の回転軸線方向から見て、前記回路基板の板厚直交方向に前記モータ又は前記ポンプ部と重なるように配置されたことを特徴とする電動エアポンプ。
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