JP2018056467A - 基板処理方法 - Google Patents
基板処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018056467A JP2018056467A JP2016193200A JP2016193200A JP2018056467A JP 2018056467 A JP2018056467 A JP 2018056467A JP 2016193200 A JP2016193200 A JP 2016193200A JP 2016193200 A JP2016193200 A JP 2016193200A JP 2018056467 A JP2018056467 A JP 2018056467A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- brush
- processing liquid
- flow rate
- discharged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims abstract description 323
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 194
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 38
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 32
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 175
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 33
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 59
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 11
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 10
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 6
- 230000009471 action Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 235000012489 doughnuts Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 235000011149 sulphuric acid Nutrition 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
上面にデバイス面を有する基板の下面をブラシ洗浄する基板処理において、処理液の供給状態を制御することにより、処理液が基板の周縁部から仰角上向きに飛散することを抑止するための方法を提供することである。
【解決手段】
上面にデバイス面を有する基板の下面をブラシ洗浄する基板処理方法であって、前記上面吐出工程の開始後から、少なくとも前記下面ブラシ洗浄工程の終了に至るまで、処理液が前記基板の周縁部から実質的に仰角下向きへと放出されるように前記基板の上面に吐出される処理液と前記基板の下面に吐出される処理液との流量比を制御する基板処理方法を実行する。
【選択図】図1
Description
処理対象の基板には、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、フォトマスク用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板などの各種の基板が含まれる。これら基板を以下、「基板」と総称する。
従って、従来工程においては、基板下面から上面へ回り込む汚れやパーティクルがデバイス面に付着することを完全に防ぐことができていない。
上面ノズル10からは、基板Wの上面に対して基板Wの略中心上方から処理液が吐出される。下面ノズル11からは、基板Wの下面に対して、処理液が吐出される。
ブラシBR1と基板W下面との摩擦により生じた汚れやパーティクルを基板Wから排除することが最優先されるため、通常は下面ノズル11から吐出される処理機の流量が上面ノズル10から吐出される処理液の流量を上回る。また、処理液の吐出流量は、上記工程を通じて変化させることはない。
図2Aの段階では、ブラシBR1は、基板Wの外周から離れた位置にある。
基板Wの上面から放出された処理液には、処理液に働く遠心力に加えて、基板Wの周縁端面において基板Wの下面へと回り込もうとする力と、処理液に働く重力が働く。その結果、基板Wの上面から放出された処理液は、全体として若干仰角下向きに放出される傾向にある。
基板Wの上面から放出された処理液と、基板Wの下面から放出された処理液は、基板周縁部で衝突し、混じりあいながら基板周縁部から放出されていく。ここで、基板Wの下面から放出された処理液の流量が基板Wの上面から放出された処理液の流量を上回っている場合、こうして合成された処理液の流れは、基板Wの周縁部から実質的に仰角上向きに放出される。
<基板処理装置1の構成>
図1は、実施形態に係る基板処理装置1の構成を示す模式的な側面図である。
図1を参照して実施形態にかかる基板処理装置1の構成について説明する。
基板処理装置1におけるバキュームチャック2の構成について説明する。
バキュームチャック2は、床に固定された基台6と、基台6の上面に固接された回転駆動機構5と、回転駆動機構5に接続し回転駆動機構5により回転可能なチャック軸3と、チャック軸3の上端に固定された吸着ベース4を備える。吸着ベース4の下方には、図示しない吸引配管が接続されており、これはチャック軸3、回転駆動機器5、基台6の内部を通り基板処理装置1の外部の吸引ポンプへと接続する。
バキュームチャック2は、図示しない搬送機構により基板処理装置1の外部から搬入された基板Wを水平方向に吸着保持した上で、基板Wをチャック軸3の略中心に鉛直な回転軸AX周りに回転させる機能を有する。
ブラシ機構20は、床に固定されたブラシ基台21と、基台21の上面に固接された上下駆動機構22と、上下駆動機構22に接続された軸23と、軸23の上端に接続されたブラシアーム駆動機構24と、ブラシアーム駆動機構24にその一端が接続し水平に延伸するブラシアーム25と、ブラシアーム25の他端に接続するブラシ自転機構26と、ブラシ自転機構26にその一端が接続し下方に延伸するブラシ回転軸27と、ブラシ回転軸27の他端に固接されたブラシベース28と、ブラシベース28の上面に、ブラシ回転軸27を囲むようにドーナツ型に形成されたブラシBR1と、を備える。
上下駆動機構22は、軸22を上下させ、ひいてはブラシベース28の上面に形成されたブラシBR1を上下させる。
ブラシアーム駆動機構24は、ブラシアーム25を水平面内で揺動させ、ひいてはブラシBR1を水平面内で揺動させる。
ブラシ自転機構26は、ブラシ回転軸27を自転させ、ひいてはブラシBR1を自転させる。
これらブラシ機構20の動作は、制御機構110からの信号に基づき制御される。
処理液供給機構30は、処理液を格納するタンクT1と、タンクT1に接続する共通配管L0、共通配管L0から分岐する配管L1、L2、L3ならびに配管上に介設/接続された各種機器・部材を備える。
共通配管L0は、タンクT1に接続する配管であり、配管L1、L2、L3に分岐する共通流路としての機能を有する。
なお、予め実験などにより流量と流量調整バルブAV1、AV2、AV3との関係を把握しておけば、流量調整バルブの開度を調節することによって間接的に配管L1、L2、L3を流れる処理液の流量を制御することができる。
なお、各ノズル10、11、12から吐出する処理液流量を精密に調節するために、配管L1、L2、L3を流れる処理液の流量を測定する流量計を各々の配管に設け、これら流量計による流量測定結果をフィードバックして流量調整を行っても良い。
記憶部100は、汎用コンピュータや専用サーバーなどのハードディスクのメモリ領域や、各種コンピュータ機器に脱着可能なメモリデバイス等であり、基板処理装置1による処理に必要な処理工程、処理に必要なパラメータ、各種データ、各種アルゴリズムを格納する。などを予め格納する。また、制御機構110による機器の制御の際に、制御に必要なデータ、を一時的に記憶・格納する機能も有する。
制御機構110は、記憶部100に格納された処理手順(レシピ)に基づき、バキュームチャック2による基板Wの吸着保持および基板Wの回転、ブラシ機構20によるブラシBRの自転、基板Wへの接近/離反、処理液供給機構30による基板Wへの処理液供給開始/停止、それぞれのノズル(上面ノズル10、下面ノズル11、エッジノズル12)から吐出される流量の制御、図示しない搬送機構による基板Wの搬送動作の制御などを制御する。
図6は、実施形態に係る基板処理装置1の処理工程を説明するためのフローチャートである。以下、図1に加えて、適宜、図4A〜図4Dおよび図5を参照しつつ、実施形態に係る基板処理装置1の動作例について説明する。
STEP1では、図示しない搬送機構により基板Wが基板処理装置1の処理室内に搬入される。
搬送機構としては、例えば、基板をピックアップするハンド部及びハンド部を3次元移動可能な駆動部を備えた基板搬送用のロボットハンドが用いられる。
STEP2では、基板Wを処理室内に搬入するのと並行して、バキュームチャック2による吸引の準備作業として、バキュームチャック2に連通した図示しない吸引ポンプの駆動が開始される。同時に、処理液供給機構30において、配管L1、L2、L3それぞれに介挿された固定バルブFV1〜FV3、流量調整バルブAV1〜AV3、ポンプP1〜P3が処理開始に備えて準備動作が開始する。準備動作の内容は記憶部100に準備動作ルーティンとして格納されており、制御機構110が当該準備動作ルーティンに対応する信号を各機器へと送信する。
次に、基板Wの下面と吸着ベース4の上面(吸着面)とが接触するまで、基板Wを下行させ、基板搬送機構から基板Wを開放する。これに先立ち又は並行して吸着ベース4に連通した外部のポンプが作動開始される。これにより吸着ベース4は基板Wの下面を吸着する。
基板Wが吸着保持された後、回転駆動機構5がチャック軸3を回転させる。回転のタイミング及び回転数は記憶部100に格納されたレシピに規定されている。チャック軸3が回転することにより、チャック軸3に固接された吸着ベース4が基板Wと一体的に回転する。
STEP1〜2と並行し、STEP3が実行される。
STEP3においては、ブラシ自転機構26がブラシ回転軸27を回転させる。これにより、ブラシ回転軸27の下端に固接されたブラシベース28及びブラシベース28の上面に固接されたブラシBR1がブラシ回転軸27を中心に回転する。
ブラシ洗浄に好適なブラシBR1の回転数は、基板Wの汚れ状態やブラシBR1の素材などによって異なるが、例えば10rpm〜250rpmの値をとる。
STEP2の終了後、STEP3と並行してSTEP4が実行される。
STEP4では、吸着ベース4に吸着保持された基板Wの上面に向けて、当該基板Wの略中心の上方に配置された上面ノズル10から基板Wの略中心に向けて処理液が吐出される。処理液としては、通常、純水が用いられる。
こうした流量比条件が充足されている場合、放出された処理液が自転するブラシ回転軸27に当たったとしても、そこから反射した飛まつやミストが基板Wの上面にまで飛ばされる危険性が少なくなる。
なお、ここに説明するSTEP4実行の時点では、未だ基板Wの下面には処理液が吐出されていないため、上記の流量比条件は充足されている。
STEP4の終了後、ブラシアーム駆動機構24を駆動させることによりブラシアーム25を揺動させ、ブラシBR1を水平方向において基板Wに接近させるべく移動させる。この状態を、図4Bに模式的に示す。
STEP5の終了後又はこれと併行して、STEP6が実行される。
STEP6では、吸着ベース4に吸着保持された基板Wの下面に向けて、当該基板Wの下方に配置された下面ノズル11から基板Wの下面に向けて処理液が吐出される。処理液としては、通常、純水が用いられる。
STEP6の実行後、STEP7が実行される。
ブラシ機構20の上下駆動機構22を作動させることにより、ブラシBR1が上方に向けて移動し、ブラシBR1の上面が基板Wの下面に接する高さ近傍で停止する。この停止位置は、洗浄対象物である基板Wの下面の状態や、ブラシBR1の素材、洗浄レシピなどにより異なる。
たとえば、ブラシBR1によるブラシ洗浄を基板Wにダメージを与えないように、ブラシBR1の上面が基板Wの下面よりやや下(例えば0.1mm〜数mm程度)に位置させても良い。この場合には、ブラシBR1は直接には基板Wの下面には接触せず、ブラシBR1と基板Wに介在する処理液の作用により洗浄がなされる。一方で、ブラシBR1を基板Wの下面に若干押し込む形(例えば0.1mm〜数mm程度)としても良い。この場合、基板Wの下面にブラシBR1が強い圧力をもって押し付けられる。
STEP7を実行することにより、ブラシBR1が、ブラシ洗浄可能な位置まで基板Wに接近する。
STEP7を実行すると、基板Wの周縁部から放出される処理液がブラシBR1に衝突し飛散するため、基板Wの下面から放出される処理液の放出方向が変化する。ブラシBR1に衝突した処理液は、比較的広範な立体角方向へと飛散し、飛散した処理液の一部は基板Wの周縁部から仰角上向きへと放出される。
図4Cは、STEP7が実行された状態を模式的に示したものである。
以下、エッジノズル12による吐出の有無やエッジノズル12の配置位置がパーティクル除去性能に及ぼす影響について説明する。
条件1〜5では、各ノズル(ノズル10〜11)からの吐出流量を除いて全て同一の条件で処理が実行された。
条件1: 図1の基板処理装置1を用いて基板Wをブラシ洗浄。条件1においては、上面ノズル10からの吐出流量<下面ノズル11からの吐出流量となっている。エッジノズル12からの吐出は無い。
基板Wの処理後に残留しているパーティクル個数(30nm以上。以下同じ)は25個であった。
条件2: 条件2〜条件5においては、上面ノズル10からの吐出流量>下面ノズル11からの吐出流量となっている。条件2においては、エッジノズル12からの吐出は無い。
基板Wの処理後に残留しているパーティクル個数は17個であった。
条件3: 条件3〜条件5については、エッジノズル12から処理液を基板Wの上面へと吐出している。条件3〜条件5の違いは、エッジノズル12から処理液を吐出する吐出領域とブラシBR1との配置関係(θ)である。
条件3ではθ=90度となっている。基板Wの処理後に残留しているパーティクル個数は12個であった。
条件4: 条件4ではθ=45度となっている。基板Wの処理後に残留しているパーティクル個数は7個であった。
条件5: 条件5ではθ=20度となっている。基板Wの処理後に残留しているパーティクル個数は3個であった。
これは、ブラシBR1に衝突した処理液が、前記ブラシの中心と前記基板の中心とを結ぶ直線に対して、基板の回転方向を正とした場合にやや正の角度に傾きをもって放出される傾向にあるためと推測される。この推測によれば、ブラシBR1に衝突して飛散した処理液を好適に押さえ込むには、エッジノズル12から吐出する処理液の吐出領域をブラシBR1から若干、正の角度寄りにずらして吐出する必要がある。
ブラシBR1による基板Wの下面の物理的洗浄処理が終了した後は、ブラシBR1を基板Wから離反させる。当該離反動作は、いわばSTEP7とSTEP5での動作を逆に行うことで行われる。すなわち、先ずブラシBR1を下方に移動し、次にブラシBR1を基板Wから離れる方向に水平方向に移動させる。
ブラシBR1が基板Wから離反した後に、ブラシ洗浄後に行うリンス処理工程(ポストリンス工程)を行っても良い。ポストリンス工程を実行しない場合は、STEP9終了後、STEP11を実行する。
このため、ポストリンス工程においては、流量比が1よりも小さくなるように、上面ノズル10、下面ノズル11それぞれから吐出される処理液の流量を調節する制御を行っても良い。
STEP9またはSTEP10の実行終了後、すべてのノズル(上面ノズル10、下面ノズル11、エッジノズル12)からの処理液の吐出を停止する。この状態を図4Dに模式的に示す。
処理液の吐出が停止した後、回転駆動機構5により基板Wが所定の回転数、例えば1000〜1500rpmで高速回転され、基板Wに残存するリンス液が振り切り乾燥される。
STEP11の実行終了後、回転駆動機構5によるチャック軸3の回転を停止させる。これに伴い、吸着ベース4およびこれに吸着された基板Wが一体的に回転停止する。次に、図示しない吸引ポンプを停止し、吸着ベース4が基板Wに与える吸引作用を停止させる。
STEP12と併行して基板処理装置1の外部から図示しない搬送機構が進入し、基板Wを吸着ベース4から受け取る。当該搬送機構は基板Wを保持しつつ基板処理装置1の外部へと退出する。
このように設置現場の処理液供給機構および当該機構の供給圧力(いわゆる用力)を活用する変形例においても、処理液供給機構30の流量調整バルブAV1、AV2、AV3を調整することにより本発明を実施することが可能である。
1 基板処理装置
100 記憶部
110 制御機構
2 バキュームチャック
3 チャック軸
4 吸着ベース
5 回転駆動機構
6 基台
30 処理液供給機構
10 上面ノズル
11 下面ノズル
12 エッジノズル
FV1 固定バルブ
FV2 固定バルブ
FV3 固定バルブ
AV1 流量調整バルブ
AV2 流量調整バルブ
AV3 流量調整バルブ
L0 共通配管
L1 配管
L2 配管
L3 配管
P1 ポンプ
P2 ポンプ
P3 ポンプ
T1 タンク
20 ブラシ機構
21 基台
22 上下駆動機構
23 軸
24 ブラシアーム駆動機構
25 ブラシアーム
26 ブラシ自転機構
27 ブラシ回転軸
28 ブラシベース
BR1 ブラシ
回転軸 AX
Claims (6)
- 上面にデバイス面を有する基板の下面をブラシ洗浄する基板処理方法であって、
前記基板の下面を支持しつつ、水平姿勢で前記基板を保持する基板保持回転工程と、
上面ノズルにより前記基板の上面に処理液を吐出する上面吐出工程と、
前記上面吐出工程と同時または其の後に、下面ノズルにより前記基板の下面に処理液を吐出する下面吐出工程と、
前記上面吐出工程の後に前記基板の下面にブラシを当接させる下面ブラシ洗浄工程とを含み、
前記上面吐出工程の開始後から、少なくとも前記下面ブラシ洗浄工程の終了に至るまで、処理液が前記基板の周縁部から実質的に仰角下向きへと放出されるように前記基板の上面に吐出される処理液と前記基板の下面に吐出される処理液との流量比を制御することを特徴とする、基板処理方法。 - 請求項1に記載の基板処理方法であって、
前記流量比は1より大きいことを特徴とする、基板処理方法。 - 請求項1乃至2に記載の基板処理方法であって、
前記基板の上面周縁部のうち、平面視において前記ブラシの近傍に位置する吐出領域に向けて、エッジノズルにより処理液を吐出するエッジ吐出工程をさらに含むことを特徴とする、基板処理方法。 - 請求項3に記載の基板処理方法であって、
平面視において、前記ブラシの中心と前記基板の中心とを結ぶ直線に対して、前記吐出領域の略中心と前記基板の中心とを結ぶ直線とが成す角度θが、前記基板の回転方向を正とした場合に、0<θ<45度となることを特徴とする、基板処理方法。 - 請求項4に記載の基板処理方法であって、
平面視において、前記ブラシの中心と前記基板の中心とを結ぶ直線に対して、前記吐出位置の略中心と前記基板の中心とを結ぶ直線とが成す角度θが、前記基板の回転方向を正とした場合に、0<θ<20度となることを特徴とする、基板処理方法。 - 請求項1乃至5に記載の基板処理方法であって、
前記下面ブラシ洗浄工程の後にポストリンス工程を更に含み、
前記ポストリンス工程においては、前記基板の上面に吐出される処理液と前記基板の下面に吐出される処理液の流量比が1より大きいことを特徴とする、基板処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016193200A JP6781601B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 基板処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016193200A JP6781601B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 基板処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018056467A true JP2018056467A (ja) | 2018-04-05 |
JP6781601B2 JP6781601B2 (ja) | 2020-11-04 |
Family
ID=61834379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016193200A Active JP6781601B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 基板処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6781601B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024009849A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体 |
WO2024024478A1 (ja) * | 2022-07-28 | 2024-02-01 | 株式会社Screenホールディングス | 基板洗浄装置および基板洗浄方法 |
-
2016
- 2016-09-30 JP JP2016193200A patent/JP6781601B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024009849A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体 |
WO2024024478A1 (ja) * | 2022-07-28 | 2024-02-01 | 株式会社Screenホールディングス | 基板洗浄装置および基板洗浄方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6781601B2 (ja) | 2020-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9378988B2 (en) | Substrate processing apparatus and substrate processing method using processing solution | |
JP6980457B2 (ja) | 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体 | |
JP5954862B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP2009032846A (ja) | 基板処理装置 | |
JP6992131B2 (ja) | 基板洗浄装置、基板処理装置、基板洗浄方法および基板処理方法 | |
US11081373B2 (en) | Substrate cleaning apparatus and substrate cleaning method | |
JP6508721B2 (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JP6781601B2 (ja) | 基板処理方法 | |
TWI847089B (zh) | 基板處理裝置、及筒狀護具之加工方法 | |
JP5516447B2 (ja) | 液処理装置、液処理方法及び記憶媒体 | |
JP6968547B2 (ja) | 基板処理装置、基板処理方法およびプログラム記録媒体 | |
JP6215671B2 (ja) | 基板の洗浄方法及び洗浄装置 | |
JP4342324B2 (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
JP7050875B2 (ja) | 基板洗浄装置 | |
TW201347031A (zh) | 基板處理方法 | |
JP2021136418A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
JP6148363B2 (ja) | 処理液供給方法 | |
JP2020155649A (ja) | 基板処理装置、及び基板処理装置の配管洗浄方法 | |
JP2020194909A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
US11826794B2 (en) | Substrate cleaning apparatus, substrate cleaning method, and non-transitory computer-readable recording medium | |
JP2019125659A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
WO2021230344A1 (ja) | 洗浄装置および洗浄方法 | |
JP7025873B2 (ja) | 基板処理装置 | |
WO2017169635A1 (ja) | 基板処理装置、基板処理方法およびプログラム記録媒体 | |
KR20220088339A (ko) | 기판 세정 방법 및 기판 세정 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190624 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200818 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200923 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6781601 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |