JP2018055581A - 道路情報収集システム、道路情報収集方法、及び道路情報収集プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】一実施形態は、道路情報の収集の際に伝送されるデータ量を抑える。【解決手段】一実施形態に係る道路情報収集システムは、車両に設置された車載器と、車載器から走行に関する情報を受信するセンター装置と、を含む。センター装置は、走行に関する情報に基づいて、道路情報を収集する対象の地点を走行予定である1又は複数の車両に設置された車載器を特定する。センター装置は、特定した1又は複数の車両に設置された車載器のうち、地点での道路情報の取得を依頼する依頼対象車載器を決定する。【選択図】図11
Description
本発明は、道路情報収集システム、道路情報収集方法、及び道路情報収集プログラムに関する。
例えば、車両に搭載されたドライブレコーダやカーナビゲーションシステムなどの車載器から、センター装置が道路に関する道路情報を収集する道路情報収集システムが知られている。なお、道路情報は、例えば、或る地点における道路の情報であってよく、道路を撮影した画像、走行中の振動の情報、及び騒音レベルの情報などを含んでよい。ユーザは、例えば、道路情報収集システムを利用して収集した道路情報から、道路の混雑状況、道路の路面の情報、及び騒音の情報などさまざまな情報を取得することができる。また、道路情報の収集に利用可能な技術も知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
しかしながら、道路情報収集システムにおいて、例えば、或る地点の道路情報を収集する場合に、センター装置に不特定多数の車両から大量の道路情報が送信されることがある。この場合、大量のデータの輻輳によるシステムダウンが起こる恐れがある。そのため、道路情報の収集の際に伝送されるデータ量を抑えることのできる技術が望まれている。
1つの側面では、本発明は、道路情報の収集の際に伝送されるデータ量を抑えることを目的とする。
本発明の一つの態様の道路情報収集システムは、車両に設置された車載器と、車載器から走行に関する情報を受信するセンター装置と、を含む。センター装置は、走行に関する情報に基づいて、道路情報を収集する対象の地点を走行予定である1又は複数の車両に設置された車載器を特定する。センター装置は、特定した1又は複数の車両に設置された車載器のうち、地点での道路情報の取得を依頼する依頼対象車載器を決定する。
道路情報の収集の際に伝送されるデータ量を抑えることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付す。
図1は、実施形態に係る道路情報収集システム1を例示する図である。道路情報収集システム1は、例えば、センター装置11、車両12、ユーザの端末13、及びネットワーク15を含む。車両12は、例えば、ドライブレコーダやカーナビゲーションシステムなどの車載器100を含む。センター装置11は、例えば、ユーザの端末13からの指示に従って、車両12の車載器100から道路情報を収集する。なお、ユーザは、例えば、道路情報収集システム1が提供する道路情報提供サービスを利用して道路情報を収集する利用者であってよく、或いは道路情報収集システム1の管理者であってもよい。センター装置11は、例えば、車両12の車載器100に備えられたセンサで計測された計測値や撮像装置で撮像された画像や映像などの道路情報を収集してよい。なお、ユーザの端末13と、センター装置11とは、例えば、ネットワーク15を介して接続されていても、ケーブルなどで接続されていても、その他の回線で接続されていてもよい。
センター装置11は、例えば、車載器100のセンサで計測された加速度のデータを収集することで、路面の凹凸に関する情報を収集し、ユーザの端末13に提供することができる。また、センター装置11は、例えば、車載器100が備える撮像装置で撮像される画像データを収集することで、道路の混雑具合などに関する情報をユーザの端末13に提供することができる。或いは、センター装置11は、例えば、車載器100が備える騒音センサで計測される騒音レベルの情報を収集してよく、騒音レベルの情報を収集することで、或る地点での騒音レベルがどれくらいかを示す情報をユーザの端末13に提供することができる。
しかしながら、例えば、道路情報を収集する場合に、センター装置11が多くの車両12の車載器100から道路情報を収集してしまうと、センター装置11と車両12の車載器100との間で通信されるデータ量が増加してしまう。その結果、ネットワークの負荷や、センター装置11の処理負荷が高くなることがある。また、この場合、収集される道路情報は多いが、集まった道路情報は重複していたり、或いは後述するような、ユーザの希望するアップロード条件を満たしていなかったりなど利用価値の低い情報が多く含まれていることがある。そのため、道路情報の収集にかかるネットワークやセンター装置11の負荷を減らすことのできる技術が望まれている。また一方で、利用価値の高い道路情報を効率的に収集することのできる技術が望まれている。
図2は、実施形態に係る車載器100のブロック構成を例示する図である。車載器100は、例えば、制御部201、記憶部202、通信部203、撮像装置204、及びセンサ205などを含む。制御部201は、例えば、後述する車載器管理部211、走行経路管理部212、走行状況監視部213、提供部214、及び道路情報取得部215として動作してよい。記憶部202は、車載器100が利用する後述する各種情報を記憶していてよい。通信部203は、例えば、制御部201の指示に従って、ネットワーク15に接続し、センター装置11と通信してよい。なお、通信部203は、例えば、公衆回線網を介してネットワーク15に接続してよい。撮像装置204は、例えば、カメラなどの画像や映像を撮像する装置であってよい。センサ205は、例えば、加速度センサ、騒音レベルを計測するセンサ、GPSなどの位置情報を取得するセンサであってよい。なお、GPSは、Global Positioning Systemの略称である。
図3は、実施形態に係るセンター装置11のブロック構成を例示する図である。センター装置11は、例えば、制御部301、記憶部302、及び通信部303を含む。制御部301は、例えば、後述する収集部311、車両決定部312、及び車両情報管理部313として動作してよい。記憶部302は、センター装置11が利用する後述する各種情報を記憶していてよい。通信部303は、例えば、制御部301の指示に従って、ネットワーク15に接続し、車載器100と通信してもよいし、ユーザの端末13に接続してもよい。以下、第1の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、ユーザが端末13からセンター装置11に地点Xの画像の収集を依頼しているものとする。また、以下で述べる例では、アップロード条件として、極力高性能なカメラを搭載する車両12の車載器100から画像を収集する条件が指定されているものとする。また、道路情報の収集対象の地点Xを走行予定の車両として、図4に示すように、3台の車両12が存在するものとする。なお、3台の車両には、例えば、A01、B02、C03の車両ID(identifier)が割り振られているものとする。車両IDは、例えば、センター装置11において車両を識別するための識別情報である。
第1の実施形態では、ユーザが端末13からセンター装置11に地点Xの画像の収集を依頼しているものとする。また、以下で述べる例では、アップロード条件として、極力高性能なカメラを搭載する車両12の車載器100から画像を収集する条件が指定されているものとする。また、道路情報の収集対象の地点Xを走行予定の車両として、図4に示すように、3台の車両12が存在するものとする。なお、3台の車両には、例えば、A01、B02、C03の車両ID(identifier)が割り振られているものとする。車両IDは、例えば、センター装置11において車両を識別するための識別情報である。
図5は、第1の実施形態に係る車両情報取得処理シーケンスを例示する図である。車両12の車載器100の提供部214は、例えば、車両12が走行を開始する時、走行経路管理部212に経路情報取得依頼を送信し(S501)、その応答で、経路情報取得応答600を取得する(S502)。
図6は、経路情報取得応答600を例示する図である。経路情報取得応答600は、例えば、車両ID、出発地点、到着地点、出発時刻、及び到着予定時刻などの情報を含んでよい。なお、車両IDは、車両12をセンター装置11側で他の車両12と識別するための識別情報である。また、出発地点、到着地点、出発時刻、及び到着予定時刻は、走行を開始する車両の移動の開始地点である出発地点と、移動の目的地とする到着地点と、その出発地点での時刻、及び到着地点に到着することが予定される時刻であってよい。
続いて、車載器管理部211に車載器情報取得依頼を送信し(S503)、その応答で車両が搭載している車載器情報700を取得する(S504)。
図7は、車載器情報700を例示する図である。車載器情報700は、例えば、車両の車両ID、車種、及びデバイスの情報を含む。車両IDは、上述のように、車両を識別するための識別情報である。車種は車載器情報700と対応する車両の車種であり、例えば、普通自動車、大型トラックなどの情報が登録されていてよい。デバイスは、例えば、車載器情報700と対応する車両に搭載されており、車載器100が道路情報の取得に利用可能なデバイスについての情報である。例えば、車両12が車載器100から制御可能なカメラを備える場合には、デバイスにカメラの情報が登録されていてよい。なお、デバイスには、更にカメラの解像度などデバイスの性能を表す情報が含まれていてもよい。また、車両12がデバイスとして、加速度センサや振動センサなど各種センサを備える場合には、車載器情報700のデバイスに、それらのセンサの情報が登録されていてもよい。
そして、提供部214は、取得した情報から車両情報800を生成し、センター装置11に送信する(S505)。
図8は、車両情報800を例示する図である。図8に示すように、例えば、車両ID、出発地点、出発時刻、到着地点、到着予定時刻、及びデバイスの情報が、経路情報取得応答600及び車載器情報700から取得され、車両情報800に含められている。そして、提供部214は、車両情報800を通信部203を介してセンター装置11に通知する。図8の車両情報800は、車両ID:A01で識別される車両12についての情報であり、車両ID:A01で識別される車両12の車載器100が道路情報の取得に利用可能なデバイスとしてカメラ(高解像度)を搭載していることを示している。なお、以下では、例えば、車両ID:A01などの車両IDで識別される車両12を、車両:A01というように車両IDを付して呼ぶことがある。図8では、車両:A01は、地点Aを7:00に出発し、地点Sに12:00に到着する予定である。
センター装置11の収集部311は、車両:A01から通信部303を介して車両情報800を受信すると、車両情報管理部313に受信した車両情報800を送信する(S506)。車両情報管理部313は、記憶部302に記憶されている走行予定管理情報900に、車両情報800に含まれる経路情報取得応答600由来の情報を含むエントリを登録して、走行予定管理情報900を更新する(S507)。
図9は、走行予定管理情報900を例示する図である。走行予定管理情報900には、車両:A01や、他の車両を含む複数の車両と対応するエントリが登録されている。
また、車両情報管理部313は、記憶部302に記憶されている車載器管理情報1000に、車両情報800に含まれる車載器情報700由来の車載器100に関する情報を含むエントリを登録する(S508)。
図10は、車載器管理情報1000を例示する図である。車載器管理情報1000には、車両:A01や、他の車両を含む複数の車両と対応するエントリが登録されている。
以上で述べた様に、図5のシーケンスによれば、センター装置11は、車両12が走行を開始する際の走行の開始地点や到着予定地、及び車両12がそれらの地点にいる時刻等の情報を取得することができる。また更に、センター装置11は、車両12が備える車載器100に搭載されたデバイスについての情報を取得することができる。
続いて、センター装置11が、道路情報のアップロードを指示する車両12の車載器100を決定する処理について例示する。図11は、第1の実施形態に係るアップロード車両決定処理のシーケンスを例示する図である。
まず、ユーザが端末13を介してセンター装置11に接続し、センター装置11上のユーザーインタフェースからアップロードの条件を指定する(S1101)。すると、端末13は、指定された情報を、アップロード条件通知1200としてセンター装置11の収集部311に入力する(S1102)。
図12は、アップロード条件通知1200を例示する図である。図12の例では、アップロード条件通知1200は、例えば、収集地点、収集車両数、絞り込み、アップロード情報、及びアップロード条件を含む。収集地点は、情報を収集する地点を指定する情報である。収集車両数は、例えば、道路情報を収集してもらう車両12の台数を示す情報である。絞り込みは、収集地点を走行する車両12の絞り込みをセンター装置側で実行するか否かを示す情報であり、ここでは、「あり」に指定されている。アップロード情報は、車両12にアップロードを依頼する情報の種類を指定する情報であり、ここでは画像が指定されている。また、アップロード条件は、アップロードしてもらう情報に対して、更にアップロードの条件を指定する情報であり、ここでは高画質が指定されている。従って、図12で例示するアップロード条件通知1200では、地点Xを通過予定の車両12を特定し、特定した車両の中から高解像度のカメラを搭載する2台の車両の車載器100をアップロードの依頼対象車載器に決定するという条件が指定されている。
センター装置11の収集部311は、アップロード条件通知1200に基づいて、アップロード車両決定要求1300を生成し、車両決定部312に通知する(S1103)。
図13は、アップロード車両決定要求1300を例示する図である。収集部311は、例えば、アップロード条件通知1200のアップロード情報を基に、車載器100が備えるデバイスを特定し、アップロード車両決定要求1300のデバイスに登録する。なお、デバイスの特定のために、センター装置11の記憶部302には、例えば、図14に示すデバイス決定テーブル1400が保持されていてよい。そして、デバイス決定テーブル1400を参照することで、収集部311は、アップロード情報と対応する車載器のデバイスを決定してよい。例えば、図12のアップロード条件通知1200ではアップロード情報に画像が設定されているため、デバイス決定テーブル1400において画像に対応付けられたカメラが、アップロード車両決定要求1300のデバイスに設定されてよい。なお、アップロード車両決定要求1300のその他の情報については、例えば、アップロード条件通知1200と同様の情報が登録されていてよい。
車両決定部312は、アップロード車両決定要求1300を受信すると、記憶部302のアップロード条件情報1500に受信した内容を設定する。図15は、アップロード条件情報1500の内容を例示する図である。なお、図15において、車両IDは、アップロードの実行を依頼する依頼対象車載器として選択された車載器100を備える車両12の車両IDを登録するための領域であり、この時点ではまだ設定されていない。
また、車両決定部312は、アップロード車両決定要求1300を受信すると、車両情報管理部313に対して指定されたデバイス(ここではカメラ)を示す情報を含む車両情報検索要求を送信する(S1104)。それにより、車両決定部312は、アップロード車両決定要求1300のデバイスで指定されるデバイスを利用可能な車載器100を搭載する車両の情報を取得する。
車両情報管理部313は、指定されたデバイスを搭載する車両12を記憶部302の車載器管理情報1000から検索し、車両決定部312に車両情報検索要求応答1600を送信する(S1105)。車両情報検索要求応答1600には各車両のデバイスを示す情報とともに出発地点及び到着地点の情報が含まれていてよい。出発地点及び到着地点は地点Xを各車両が走行する可能性が高いかどうかを判定するために使用されてよい。
図16は、車両情報検索要求応答1600を例示する図であり、図16の例では、車両情報検索要求応答1600は、車両ID、デバイス、出発地点、及び到着地点の情報を含んでいる。
車両決定部312は、車両情報検索要求応答1600を受信すると、車両情報検索要求応答1600に登録されているエントリと対応する車両12のうちから地点Xを走行する可能性の高い車両12を検索する(S1106)。なお、本実施形態では、アップロード車両決定要求1300の絞り込みに「あり」が指定されているため、地点Xを走行予定の車両12をセンター装置11側で推定し絞り込む。
検索方法としては、例えば、車両情報検索要求応答1600の各車両の出発地点及び到着地点を囲う矩形領域として概算された各車両の走行区域の中に地点Xが含まれれば、車両12が地点Xを走行予定であるとみなす方法が考えられる(例えば、図17)。或いは、別の検索方法としては、各車両の出発地点及び到着地点に基づいて算出された各車両の走行経路上に地点Xが含まれれば、車両12が地点Xを走行予定とみなす方法が考えられる(図18)。
続いて、車両決定部312は、通信部303を介して車両12の車載器100に走行有無確認要求1900を送信し、地点Xを走行予定とみなした車両が、実際に地点Xを走行する予定であるかどうかを、問い合わせる(S1107)。
図19は、走行有無確認要求1900を例示する図である。走行有無確認要求1900は、道路情報の収集地点である地点Xを示す情報を含んでよい。
なお、車両12の車載器100への問い合わせの実行は、例えば、上記の検索方法で、センター装置11が地点Xを走行予定とする車両12を特定したとしても、実際には車両12が地点Xを走行しない可能性もあるため行っている。しかしながら、上記のように、センター装置側で地点Xを走行予定の車両12を検索することで、地点Xを走行する見込みの高い車両群の車載器100に対してのみ、走行有無確認要求1900を通知することができ、その後の処理の対象とする車両12を削減することができる。
一方、例えば、絞り込みに「なし」が指定されている場合、センター装置11は、S1106において地点Xを走行予定の車両の絞り込みをせずに、車両情報検索要求応答1600に登録された全ての車両12の車載器100に走行有無確認要求1900を送信する。それにより、センター装置11は、車両12の車載器100に地点Xを走行するかどうかを問い合わせる。この様に端末13がアップロード条件通知1200の入力の際に絞り込みに「なし」を指定することで、センター装置11の側で絞り込みのための計算にかかる負荷を軽減することができる。
車両12が通信部203を介して走行有無確認要求1900を受信すると、車両12の車載器100の提供部214は、走行経路管理部212に、走行有無確認要求1900を通知する(S1108)。走行経路管理部212は、車両12の走行経路を確認し、得られた車両の走行経路を、走行有無確認要求1900で指定された道路情報収集地点と比較する。それにより、走行経路管理部212は、道路情報収集地点である地点Xを車両が通過するか否かを判定し、判定結果と、通過する場合には、通過予定時刻とを走行有無確認応答2000に含めて、提供部214に返す。提供部214は、受け取った走行有無確認応答2000をセンター装置11に通知する(S1110)。
図20は、走行有無確認応答2000を例示する図である。走行有無確認応答2000は、例えば、車両ID、道路情報収集地点、収集地点通過予定、収集地点通過予定時刻の情報を含む。収集地点通過予定には、道路情報収集地点である地点Xを車両が通過するか否かの判定結果が格納されてよく、例えば、通過予定のあり又はなしを示す情報が登録される。収集地点通過予定時刻は、収集地点通過予定が「あり」の場合に、その走行経路において収集地点を通過すると見積もられる時刻である。
センター装置11の車両決定部312は、走行有無確認応答2000を受信すると、走行有無確認応答2000において収集地点通過予定が「あり」に設定された車両を地点Xの走行予定車両として特定する(S1111)。また、車両決定部312は、走行有無確認応答2000で受信した地点Xの通過予定時刻を通過予定時刻設定要求2100に含めて車両情報管理部313に通知する(S1112)。車両情報管理部313は、通過予定時刻設定要求2100で通知された地点Xの通過予定時刻を走行予定管理情報900に設定し、走行予定管理情報900を走行予定管理情報2200に更新する(S1113)。
図21は、例示的な通過予定時刻設定要求2100を示す図である。通過予定時刻設定要求2100は、地点Xと、車両IDと、通過予定時刻とを含む。通過予定時刻設定要求2100の車両IDと通過予定時刻には、例えば、走行有無確認応答2000で通知された地点Xと車両IDと収集地点通過予定時刻が登録されていてよい。
また、図22は、更新後の走行予定管理情報2200を例示する図である。図22の走行予定管理情報2200では、例えば、走行予定管理情報900に、通過予定時刻設定要求2100で通知された通過予定時刻が追加されている。
以上の処理により、地点Xを走行予定の車両12についての情報が走行予定管理情報2200に設定される。なお、本実施形態では、走行予定管理情報2200のいずれの車両も地点Xを通過するものとして以降説明を行う。走行予定管理情報2200において地点Xを通過予定でない車両12のエントリについては、地点Xの通過予定時刻に時刻は登録されない。
次に、車両決定部312はユーザの指定したアップロード条件を満たすアップロードの依頼対象車載器の決定を行う。例えば、図15のアップロード条件情報1500にはアップロード条件として「高画質」、収集車両数として「2」台が設定されている。そのため、車両決定部312は、ここまでで特定されたカメラを搭載し、かつ、地点Xを走行予定の車両の車載器100の中から、より性能のいいカメラを搭載している車両の車載器100を2台選定する(S1114)。例えば、車両決定部312は、走行予定管理情報2200に時刻が登録されており、且つ、車載器管理情報1000で他の車両12の車載器100よりも高い解像度のカメラを搭載する車両:A01の車載器100と、車両:C03の車載器100とを選定する。そして、車両決定部312は、選定した車両:A01及び車両:C03の車載器100を、アップロードの依頼対象車載器に設定したアップロード車両決定要求応答2300を収集部311に送信する(S1115)。アップロード車両決定要求応答2300の例を図23に示す。
収集部311はアップロード車両決定要求応答2300を受信すると、アップロード条件情報1500の車両IDに、アップロード車両決定要求応答2300に登録されているエントリの車両IDを設定して、更新する(S1116)。
図24は、更新後のアップロード条件情報2400を例示する図である。図24に示すように、アップロード条件情報2400では、選定されたアップロードの依頼対象車載器を搭載する車両IDが登録されている。
また、収集部311は、車両:A01及び車両:C03の車載器100に道路情報のアップロードの依頼通知2500を送信する(S1117)。図25は、選定された車両:A01及び車両:C03の車載器100にそれぞれ送信される依頼通知2500を例示する図である。依頼通知2500は、例えば、情報を収集する地点を指定する道路情報収集地点(図25では地点X)と、収集する対象となる情報を指定する道路情報(図25では画像)とを含む。
センター装置11から依頼通知2500を受信した車両:A01及び車両:C03の車載器100の提供部214は、道路情報収集地点の情報を含むアップロード地点設定要求を走行経路管理部212に送信する(S1118)。そして、走行経路管理部212は、受信したアップロード地点設定要求に含まれる道路情報収集地点の情報を、道路情報収集地点情報2600として記憶部202に記憶し、車両12が地点Xを通過するのを待機する。図26は、記憶部202に記憶される道路情報収集地点情報2600の情報を例示する図である。
以上で述べた様に、図11のシーケンスによれば、センター装置11は、道路情報の収集対象の地点Xを通過し、かつ、指定されたアップロード条件を満たす車両12に限定して、依頼通知2500を通知することができる。そのため、道路情報の収集の際のデータの伝送量を抑えることができ、また、センター装置11は、収集したい情報を効率的に収集することができる。
また、図27は、車両12からのアップロード処理を説明する図である。図27のシーケンスにおいて、車両12の車載器100の走行経路管理部212は、走行中の現在位置を監視し、道路情報収集地点情報2600に登録されている地点Xを通過するのを検出する(S2701)。検出すると、走行経路管理部212は、提供部214にアップロード地点通過通知を送信し、地点Xの通過を通知する(S2702)。
提供部214はアップロード地点通過通知を受信すると、道路情報取得部215に、依頼通知2500で通知された道路情報(ここでは、画像)を含む道路情報収集要求を送信する(S2703)。道路情報取得部215は、道路情報収集要求に従い、例えば、車載器100と接続されたカメラで画像を撮影し(S2704)、提供部214に道路情報収集要求応答を送信する(S2705)。なお、道路情報収集要求応答には、撮影した画像が含まれている。提供部214は、道路情報収集要求応答を受信すると、センター装置11に道路情報通知2800を送信する(S2706)。
図28は、道路情報通知2800を例示する図である。道路情報通知2800は、例えば、車両ID、道路情報収集地点、道路情報収集時刻、収集した道路情報を含む。車両IDは、道路情報通知2800を送信する車両の車両IDである。道路情報は、収集した道路情報であり、道路情報収集地点、道路情報収集時刻は、その道路情報を収集した地点と、収集時刻である。
そして、センター装置11の収集部311は、車両12の車載器100から受信した道路情報通知2800の道路情報を記憶部302に保存する(S2707)。また、センター装置11の収集部311は、道路情報を、ユーザの端末13に送信して端末13の表示画面に表示させるなどして、ユーザに道路情報を提供してよい(S2708)。
以上のように、実施形態によれば、特定の車両12の車載器100からのみセンター装置11に道路情報通知2800が通知される。そのため、車両12の車載器100から送信される大量のデータの輻輳によるシステムダウンを防ぐことができる。また、実施形態によれば、帯域が太い回線を持つネットワークや高い処理速度を備えたセンター装置11を用意しなくても、道路情報を効率的に収集することが可能である。
なお、上記の説明では、解像度の高いカメラを搭載する車両12の車載器100をアップロードの依頼対象車載器としている。しかしながら、例えば、センター装置11は、アップロード条件通知1200のアップロード条件に応じて、搭載するセンサの数がより多い車両の車載器100などをアップロードの依頼対象車載器として選択してもよい。
また、本実施形態では車両12が走行開始後にユーザが端末13からアップロード条件通知1200を入力する例を記載したが、ユーザが端末13からアップロード条件通知1200を入力した後で車両が走行を開始する場合にも実施形態は適用できる。例えば、走行を開始した車両の車載器100が送信した車両情報800をセンター装置11の収集部311が受信したとする。この場合、収集部311は、その時点で既にユーザから入力されているアップロード条件通知1200に従って、アップロード車両決定要求1300を生成し、車両決定部312に送信する。それにより、センター装置11は、アップロードする車載器100の再選択が可能である。
<第1の実施形態の変形例>
上記の第1の実施形態では、解像度の高いカメラを搭載する車両12の車載器100をアップロードの依頼対象車載器として指定するアップロード条件が指定されている。それにより、ユーザは解像度の高いカメラで撮像された高画質の画像を取得することができる。一方、別なアップロード条件の例として、ユーザができるだけ早く道路情報を入手したいと望む状況もある。第1の実施形態の変形例では、このようなリアルタイム性の高い道路情報をユーザが求めている場合について例示する。この場合、例えば、道路情報収集地点に最も早くに到達することが予測される車両の車載器100がアップロードの依頼対象車載器に選択される。
上記の第1の実施形態では、解像度の高いカメラを搭載する車両12の車載器100をアップロードの依頼対象車載器として指定するアップロード条件が指定されている。それにより、ユーザは解像度の高いカメラで撮像された高画質の画像を取得することができる。一方、別なアップロード条件の例として、ユーザができるだけ早く道路情報を入手したいと望む状況もある。第1の実施形態の変形例では、このようなリアルタイム性の高い道路情報をユーザが求めている場合について例示する。この場合、例えば、道路情報収集地点に最も早くに到達することが予測される車両の車載器100がアップロードの依頼対象車載器に選択される。
変形例においては、図11のS1101において、ユーザは端末13を介して、図12のアップロード条件通知1200の代わりに図29のアップロード条件通知2900を収集部311に入力する。
図29は、変形例に係るアップロード条件通知2900を例示する図である。図12のアップロード条件通知1200とは異なり、アップロード条件通知2900では、アップロード条件が「即時」に設定されており、リアルタイム性を重視するアップロード条件が指定されている。
そして、収集部311はアップロード条件通知2900を受信すると(S1102)、車両決定部312にアップロード車両決定要求3000を通知する(S1103)。
図30は、変形例におけるアップロード車両決定要求3000を例示する図である。アップロード車両決定要求3000においても、アップロード車両決定要求1300と異なり、アップロード車両決定要求3000では道路情報取得条件が「即時」となっている。
続いて、車両決定部312は、車両情報管理部313に車両情報検索要求を送信する(S1104)。そして、車両決定部312は、車両情報検索要求に対する応答である車両情報検索要求応答1600を受信する。(S1105)。車両決定部312は、車両情報検索要求応答1600に登録されているエントリと対応する車両のうちから地点Xを走行予定の車両を検索する(S1106)。なお、本実施形態では、アップロード車両決定要求3000の絞り込みに「あり」が指定されているため、地点Xを走行する可能性の高い車両12をセンター装置11側で絞り込む。
次に、車両決定部312は、地点Xを走行予定の車両12の車載器100に走行有無確認要求1900を送信する(S1107)。そして、走行有無確認要求1900の応答として受信された走行有無確認応答2000で通知される地点Xの通過予定時刻を、車両情報管理部313が走行予定管理情報900に登録して走行予定管理情報2200に更新する(S1113)。車両決定部312は、アップロード条件に「即時」が指定されているので、走行有無確認応答2000で地点Xを走行予定の車両の中から通過予定時刻が早い方から順に車両の車載器100をアップロードの依頼対象車載器として選択する(S1114)。ここでは、収集車両数として「2」が設定されているため、図22の走行予定管理情報2200の例では、車両決定部312は、車両:A01及び車両:C03の車載器100をアップロードの依頼対象車載器として選択する。そして、車両決定部312は、選定した車両:A01及び車両:C03の車載器100を、アップロードの依頼対象車載器に設定したアップロード車両決定要求応答2300を収集部311に送信する(S1115)。提供部214は、選択したアップロードの依頼対象車載器を搭載している車両:A01、車両:C03の車両IDをアップロード条件情報1500に登録して、アップロード条件情報1500をアップロード条件情報3100に更新する(S1116)。続いて、収集部311は、車両:A01及び車両:C03の車載器100に依頼通知2500を送信する(S1117)。以降の動作は、第1の実施形態と同様に動作してよい。
この様に、収集する情報を指定するアップロード条件を変更することで、ユーザが収集したい情報を収集するのに適した車両12の車載器100をアップロードの依頼対象車載器として選択して、道路情報を収集することができる。
<第2の実施形態>
例えば、アップロードの依頼対象車載器として選択された車載器100を搭載する車両12が経路変更となり、道路情報の収集地点を通らなくなることもある。第2の実施形態では、このような場合にも、車載器100を再決定する処理を例示する。
例えば、アップロードの依頼対象車載器として選択された車載器100を搭載する車両12が経路変更となり、道路情報の収集地点を通らなくなることもある。第2の実施形態では、このような場合にも、車載器100を再決定する処理を例示する。
図32は、第2の実施形態に係るアップロード処理を例示する図である。なお、図32の処理においても、収集部311が、アップロード条件情報1500を更新するまでは(S3216)、図11のS1101〜S1106までのシーケンスと同様に処理が実行されてよい。続く、S3217の処理において、収集部311は、例えば、依頼通知3300を選択した車両:A01及び車両:C03の車載器100に送信する(S3217)。
図33は、第2の実施形態に係る依頼通知3300を例示する図である。依頼通知3300は、依頼通知2500に含まれる情報に加えて、更に道路情報収集時刻(地点Xの通過予定時刻)と遅延時間が含まれている。例えば、図33では、車両12が地点Xに到着する予定時刻の9:00と、遅延時間10分が指定されている。この場合、後述するように、例えば、地点Xに到着する予定時刻の9:00から10分以上到着に遅延が発生することが分かると、その車両12の車載器100は依頼された道路情報収集をキャンセルするものとしてよい。
車両12の車載器100の提供部214は、センター装置11から依頼通知3300を受信すると、走行経路管理部212に道路情報収集地点の情報を含むアップロード地点設定要求を送信する(S3218)。そして、走行経路管理部212は、受信したアップロード地点設定要求に含まれる道路情報収集地点の情報を、道路情報収集地点情報2600として記憶部202に記憶し、車両12が地点Xを通過するのを待機する。
また、提供部214は、走行状況監視部213に、監視条件情報3400を送信する(S3219)。
車両12の車載器100の提供部214は、センター装置11から依頼通知3300を受信すると、走行経路管理部212に道路情報収集地点の情報を含むアップロード地点設定要求を送信する(S3218)。そして、走行経路管理部212は、受信したアップロード地点設定要求に含まれる道路情報収集地点の情報を、道路情報収集地点情報2600として記憶部202に記憶し、車両12が地点Xを通過するのを待機する。
また、提供部214は、走行状況監視部213に、監視条件情報3400を送信する(S3219)。
図34は、第2の実施形態に係る監視条件情報3400を例示する図である。図34の例では、監視条件情報3400は、道路情報収集時刻と、遅延時間とを含む。そのため、第2の実施形態では、道路情報収集時刻と、遅延時間との情報を用いて、到着予定時刻の9:00から10分以上到着が遅延することが判明した場合、その車両12の車載器100は依頼された道路情報の収集をキャンセルするなどの制御が可能となる。
また、図35は、第2の実施形態に係るアップロード処理を例示する図である。図35のシーケンスにおいて、車両12の車載器100の走行経路管理部212は、道路情報収集地点情報2600と、実際の走行経路を比較する。そして、走行経路管理部212は、走行経路が変更になり地点Xを走行しなくなったこと、もしくは、地点Xの通過予定時刻が変更になり、地点Xの通過時刻が遅延時間を越えて遅れることを検出する(S3501)。この場合に、走行経路管理部212は、走行状況監視部213に走行状況変化通知3600を送信する(S3502)。
図36は、走行状況変化通知3600を例示する図である。ここでは、車両12の経路が変更となったため、変化要因に「経路変更」が設定されている。また、通過予定時刻は、通過しない経路となったため、「通過予定なし」が設定されている。走行状況監視部213は、受信した走行状況変化通知3600の要因に経路変更が指定されている場合、提供部214に、走行状況変化通知3600を送信する。もしくは、走行状況監視部213は、最新の通過予定時刻が、センター装置11に指定された「道路情報収集時刻+遅延時間」よりも遅い場合、提供部214に走行状況変化通知3600を送信する(S3503)。
提供部214は走行状況変化通知3600を受信すると、走行経路管理部212に経路情報取得依頼(S3504)を送信し、最新の経路情報取得応答600を取得する(S3505)。次に、変更通知3700を、センター装置11に送信する(S3506)。
図37は、変更通知3700を例示する図である。変更通知3700は、例えば、車両ID、到着地点、到着予定時刻、変化要因、及び通過予定時刻を含む。なお、経路変更の場合には、通過予定時刻は「通過予定なし」となる。
センター装置11の収集部311は、変更通知3700を受信すると、受信した変更通知3700を車両情報管理部313に通知する(S3507)。車両情報管理部313は、通知された変更通知3700の内容を、走行予定管理情報2200に反映する(S3508)。
図38は、反映後の走行予定管理情報3800を例示する図である。図38に示す様に、車両:A01の地点Xの通過予定時刻に「通過予定なし」が設定されている。
車両決定部312は、次に、アップロードの依頼対象車載器の再決定を行う(S3509)。なお、S3509の処理は、S1114の処理と対応しており、同様の処理が実行されてよい。この例では、車両:A01の変化要因が経路変更で通過予定なしとなり、車両:A01の車載器100は再決定の対象から除外される。そのため、他のカメラを搭載している車両12(例えば、車両:B02、車両:C03)の車載器100がアップロードの依頼対象車載器として再選択される。更新後のアップロード条件情報3900を図39に示す。S3509以降の処理は、例えば、S1114以降の処理が実行されてよい。
以上で述べた様に、第2の実施形態によれば、例えば、或る車両12の車載器100をアップロードの依頼対象車載器として選択していた場合に、その車両12の車載器100からユーザが望むタイミングでの道路情報の取得が難しい状況に陥ったとする。この場合にも、センター装置11は、別の車両12の車載器100を選択して道路情報収集地点Xの情報を迅速に収集することができる。なお、道路情報をアップロードすることが難しい状況とは、例えば、アップロードの依頼対象車載器として選択された車両12が、道路情報収集地点Xを通過しなくなったり、或いは、予定通過時刻が許容範囲を超えて遅くなったりする場合であってよい。
続いて、以上で述べたセンター装置11が実行する処理についての動作フローを説明する。図40は、実施形態に係る走行有無確認要求1900の送信処理を例示する図である。センター装置11の車両決定部312は、例えば、上述のS1105において車両情報管理部313から車両情報検索要求応答1600を受信すると、図40の動作フローを開始してよい。
S4001において車両決定部312は、アップロード条件情報1500を参照し、「絞り込み」が「あり」であるか、「なし」であるかを判定する。例えば、「絞り込み」が「なし」に設定されている場合、車両決定部312は、NOと判定し、フローはS4002に進む。
S4002において車両決定部312は、走行予定管理情報900から全ての車両の車両IDを取得する。そして、この場合、S4003において車両決定部312は、走行有無確認要求1900を、取得した全ての車両IDの車両の車載器100に送信し、本動作フローは終了する。
また、S4002において「絞り込み」が「あり」に設定されている場合、車両決定部312は、S4001をYESと判定し、フローはS4004に進む。S4004において車両決定部312は、上述のように車両情報検索要求応答1600で受信した出発地点及び到着地点の情報に基づいて、収集地点を走行する見込みの高い車両12を絞り込む。走行見込みの車両12は、例えば、走行区域を概算し走行区域の中に地点Xが含まれれば走行予定とみなす方法(図17)や、走行経路を算出し走行経路上に地点Xが含まれれば走行予定とみなす方法(図18)により絞り込まれてよい。
S4005において車両決定部312は、地点Xを走行見込みの車両があるか否かを判定する。そして、走行見込みの車両が見つかった場合(S4005がYES)、フローはS4003に進む。そして、この場合、S4003において車両決定部312は、S4005で見つかった車両12の車載器100に、走行有無確認要求1900を送信し、本動作フローは終了する。
また、S4005において走行見込みの車両が見つからなかった場合(S4005がNO)、本動作フローは終了する。
続いて、図41は、実施形態に係る走行予定確認処理を例示する図である。センター装置11の車両決定部312は、例えば、走行有無確認要求1900に対する応答として、上述のS1110において走行有無確認応答2000を車両12の車載器100から受信した場合に、図41の動作フローを開始してよい。
S4101において車両決定部312は、走行有無確認応答2000に含まれる収集地点通過予定を参照し、走行有無確認応答2000を応答してきた車載器100を搭載する車両が地点Xを走行予定であるか否かを判定する。走行有無確認応答2000を応答してきた車載器100を搭載する車両が地点Xを走行予定で無い場合(S4101がNO)、本動作フローは終了する。
一方、走行有無確認応答2000を応答してきた車載器100を搭載する車両が地点Xを走行予定である場合(S4101がYES)、フローはS4102に進む。S4102において車両決定部312は、地点Xを走行予定の車両の車両IDと、収集地点の通過予定時刻とを含む通過予定時刻設定要求2100を車両情報管理部313に通知し、本動作フローは終了する。
図42は、実施形態に係る走行予定管理情報900の更新処理の動作フローを例示する図である。センター装置11の車両情報管理部313は、例えば、上述のS1112において図41の処理で送信される通過予定時刻設定要求2100を受信すると、図42の動作フローを開始してよい。
S4201において車両情報管理部313は、通知されてきた通過予定時刻設定要求2100の通過予定時刻を参照し、車両12の通過予定時刻を、走行予定管理情報900に登録し、例えば、走行予定管理情報2200に更新し、本動作フローは終了する。なお、この場合に、車両情報管理部313は、例えば、収集地点の通過順序が早い順に走行予定管理情報2200のエントリをソートしてもよい。
図43は、実施形態に係るアップロード車両決定処理の動作フローを例示する図である。センター装置11の車両決定部312は、例えば、図42の走行予定確認処理が完了し、上述のS1114に進むと、図43の動作フローを開始してよい。
S4301において車両決定部312は、走行予定管理情報2200から未選択のエントリを1つ選択し、読み出す。S4302において車両決定部312は、読み出したエントリの車両IDで識別される車両が収集地点を通過するか否かを判定する。例えば、車両決定部312は、読み出したエントリの通過予定時刻に、時刻が設定されている場合に、そのエントリの車両IDで識別される車両12が収集地点を通過すると判定してよい。エントリの車両IDで識別される車両12が収集地点を通過しない場合(S4302がNO)、フローはS4305に進む。
一方、エントリの車両IDで識別される車両が収集地点を通過する場合(S4302がYES)、フローはS4303に進む。S4303において車両決定部312は、エントリの車両IDを有するエントリを車載器管理情報1000から特定し、車両12が備える車載器の情報を取得する。S4304において車両決定部312は、アップロードの依頼対象の車両12を選択する。例えば、車両決定部312は、車両IDと、特定した車載器との情報を、車両抽出情報4400に格納することで車両の車載器100を選択する。
図44は、車両抽出情報4400を例示する図である。車両抽出情報4400には、例えば、アップロード条件情報1500の収集車両台数に対応するデータを格納するための領域が確保されていてよい。そして、その領域に既にデータが埋まっており満杯である場合には、車両決定部312は、選択したエントリと、既に車両抽出情報4400に格納されているエントリとを比較し、どちらがアップロード条件をより満たすかを判定する。そして、車両決定部312は、アップロード条件から最も遠いエントリを削除し、残りのエントリの情報を車両抽出情報4400に格納する。それにより、車両抽出情報4400には、アップロード条件をより満たす車両12の車載器100が選択されて残ることになる。
例えば、アップロード条件が、「高画質」である場合には、車両抽出情報4400のデバイスの情報と、特定したデバイスの情報とを比較し、より高画質のカメラを備える車両12の車載器100が車両抽出情報4400に登録されてよい。一方、例えば、アップロード条件が、リアルタイム性を重視する「即時」である場合、車載器の装備よりも、収集地点を通過予定の時刻が最も早い車両の車載器100や、収集地点に最も近い車両の車載器100がアップロードの依頼対象車載器として車両抽出情報4400に格納されてよい。なお、例えば、S4201において収集地点の通過順序が早い順に走行予定管理情報2200のエントリをソートしている場合、S4301の処理で、車両決定部312は、走行予定管理情報2200のエントリを全て読み出さなくてもよい。この場合、車両決定部312は、例えば、アップロード条件情報1500の収集車両数分のエントリを、通過時刻の早い側から順に読み出して、繰り返しを終了してもよい。
S4305において車両決定部312は、走行予定管理情報2200のエントリの読み出しが終了したか否かを判定する。走行予定管理情報2200に未処理のエントリがまだある場合には(S4305がNO)、フローはS4301に戻り、更に別のエントリを選択し、処理を繰り返す。一方、エントリの読み出しが終了している場合(S4305がYES)、フローはS4306に進む。
S4306において車両決定部312は、車両抽出情報4400からエントリを読み出して、アップロード車両決定要求応答2300に設定し、収集部311に通知する。アップロード車両決定要求応答2300の通知を受けた収集部311は、アップロード車両決定要求応答2300の車両IDで識別される車両の車載器100に依頼通知2500や依頼通知3300を通知し、本動作フローは終了する。
以上で述べた様に、実施形態によれば、センター装置11は、車両12の車載器100に道路情報の収集地点を通過するかを問い合わせ、問い合わせの結果から、収集地点を走行する車両12の車載器100を特定する。そのため、道路情報のアップロードを依頼する対象の車載器100を減らすことができる。
また、道路情報の収集に、アップロード条件を設定することができ、道路情報の収集に適したデバイスを備えた車載器100を有する車両12に、道路情報のアップロードを依頼することができる。
また、上述の実施形態では、絞り込みに「あり」が設定されている場合、道路情報の収集地点を通過するかの問い合わせを行う車載器100を、センター装置側で絞り込んで厳選している。そのため、問い合わせを行う対象の車載器100を減らすことができる。
従って、実施形態によれば、例えば、ユーザの指示に基づき、センター装置11が道路情報を車両の車載器100から収集する場合に、不特定多数の車両12の車載器100から大量かつ重複した道路情報が送信されることを抑制できる。そのため、車両12の車載器100から送信される大量のデータの輻輳によるシステムダウンを防ぐことができる。或いは、帯域が太い回線を持つネットワークや高い処理速度を備えたセンター装置11を用意しなくても、道路情報を収集するための道路情報収集システム1を構築することができる。また、一方で、アップロード条件を満たす特定の車両12の車載器100のみに道路情報をセンター装置11に送信させることが可能となり、道路情報を重複なく効率的に収集することが可能となる。
また、上述の実施形態では、アップロードの依頼対象車載器として選択された車両12の車載器100は、例えば、センター装置11に指示されたタイミングでの道路情報の送信が難しくなった場合に、車載器100はセンター装置11に車載器100の選定の再実行を促す通知を行う。例えば、道路情報の取得を依頼した依頼対象車載器の走行予定経路が変わり、収集地点を通過しなくなる経路となったことが判明した場合に、車載器100は、センター装置11に車載器100の選択の再実行を促す通知を行う。そのため、依頼対象車載器の走行予定経路が変わり、収集地点を通過しなくなる経路となったことが判明した場合にも、センター装置11は、他の車両の車載器100から情報を迅速に収集することができる。
また、例えば、依頼対象車載器が、収集地点に到着する予定時刻が所定時間以上ずれることが想定される場合に、車載器100は、センター装置11に車載器100の選択の再実行を促す通知を行う。そのため、依頼対象車載器が、収集地点に到着する予定時刻が所定時間以上ずれることが想定される場合にも、センター装置11は、別の車両の車載器100から迅速に情報を収集することができる。従って、実施形態によれば、車両12の車載器100が、例えば、センター装置11に指示されたタイミングでの道路情報の送信が難しくなった場合にも、センター装置11は、別の車両12の車載器100から迅速に情報を収集することができる。
なお、上述の実施形態では、アップロード情報として、画像や、振動などを例示したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、車載器100は騒音計を備えてもよく、騒音レベルなどの情報が取得されてもよい。また、同様に、アップロード条件にも、例えば、アップロード情報や、ユーザの道路情報の収集目的に合わせて様々な条件が設定されてよい。
また、上述の実施形態では、車両12の車載器100に、走行有無確認要求1900を送信し、車両12が収集地点を走行予定であるか否かを車両12の車載器100に問い合わせている。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、センター装置11は、走行有無確認要求1900を送信せずに、図17または図18で例示した検索方法を用いて収集地点を走行予定である車両12の車載器100を特定し、依頼通知2500を送信してもよい。或いは、別の実施形態では、センター装置11は、車両12の車載器100に収集地点を通過予定であるかを問い合わせる代わりに、車両12の車載器100から走行経路の情報を受信し、車両12の走行経路の情報に基づいて、その車両12が収集地点を走行予定であるか否かを判定してもよい。以下、センター装置11が、車両12の車載器100から走行経路の情報を受信し、車両12の走行経路の情報に基づいて、その車両12が収集地点を走行予定であるか否かを判定する第3の実施形態を説明する。
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、センター装置11は、車両12の車載器100から走行経路の情報を受信し、車両12の走行経路の情報に基づいて、その車両12が収集地点を走行予定であるか否かを判定する。
第3の実施形態では、センター装置11は、車両12の車載器100から走行経路の情報を受信し、車両12の走行経路の情報に基づいて、その車両12が収集地点を走行予定であるか否かを判定する。
図45は、第3の実施形態に係る車両12の車載器100の制御部201が実行する走行経路通知処理を例示する図である。例えば、車両12の車載器100は、走行の開始時又はセンター装置11から走行経路を通知するよう依頼する通知を受信した場合に、図45の動作フローを実行してよい。
S4501において、制御部201は、例えば、走行の出発地点及び到着地点までの走行経路情報4600を、センター装置11に送信し、本動作フローは終了する。なお、制御部201は、例えば、走行の出発地点及び到着地点の情報や、ユーザから入力された情報などに基づいて走行経路を決定してよい。
図46は、第3の実施形態に係る走行経路情報4600を例示する図である。走行経路情報4600には、例えば、車両情報800に含まれる情報に加えて更に出発地点から到着地点までの車両12の走行経路の情報が登録されている。
図47は、第3の実施形態に係るセンター装置11の制御部301が実行する走行経路情報保存処理を例示する図である。センター装置11の制御部301は、例えば、車両12の車載器100から走行経路情報4600を受信すると、図47の動作フローを開始してよい。
S4701においてセンター装置11の制御部301は、例えば、受信した走行経路情報4600を記憶部302に保存し、本動作フローは終了する。
また、図48は第3の実施形態に係る道路情報収集処理を例示する図である。センター装置11の制御部301は、例えば、端末13からアップロード条件通知1200が入力された場合に。図48の動作フローを開始してよい。なお、本実施形態では、記憶部302には、図47の動作フローにより、1又は複数の車両12の走行経路情報4600が保存されているものとする。
S4801において制御部301は、受信したアップロード条件通知1200を記憶部302に保存する。S4802において制御部301は、記憶部302に記憶されている走行経路情報4600の走行経路を参照し、アップロード条件通知1200の収集地点を通る走行経路を有する走行経路情報4600を特定する。
S4803において制御部301は、アップロード条件通知1200のアップロード情報と対応するデバイスを、デバイス決定テーブル1400を参照して特定する。図12のアップロード条件通知1200の例では、画像からカメラが特定される。
S4804において制御部301は、S4802で特定された走行経路情報4600のうちから、S4803で特定したデバイスを備える走行経路情報4600を特定する。そして、制御部301は、S4803で特定したデバイスを備える走行経路情報4600のうちから、アップロード条件通知1200のアップロード条件をより満たす走行経路情報4600を収集車両数分の選択し、道路情報の収集の依頼対象車載器を決定する。
S4805において制御部301は、決定された車両12の車載器100に、例えば、依頼通知2500を送信し、本動作フローは終了する。
以上で述べた様に、例えば、車両12の車載器100から走行経路の情報を取得することで、センター装置11は、依頼通知2500の送信を依頼することが好ましい車両12の車載器100を決定することができる。なお、依頼通知2500を受信した車載器100は、依頼通知に従って、道路情報を取得し、センター装置11にアップロードする。そのため、センター装置11は、ユーザの端末13に、道路情報を提供することができる。
なお、上述の実施形態において、例えば、車両情報800、走行有無確認応答2000、走行経路情報4600などは、車両12の走行に関する情報である。
図49は、実施形態に係る車載器100のハードウェア構成を例示する図である。図49において、車載器100は、例えば、プロセッサ4901と、メモリ4902と、記憶装置4903とを有する。また、車載器100は、入出力インタフェース4906と、ネットワークインタフェース4907と、GPSユニット4909と、センサ4910と、撮像装置4911とを有する。また、各部はバス4930によってそれぞれ接続されている。
プロセッサ4901は、車載器100の全体の制御を司る。メモリ4902は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んでいてよい。なお、RAMは、Random Access Memoryの略称である。また、ROMは、Read Only Memoryの略称である。例えば、プロセッサ4901は、上述の車載器100の制御部201が実行する処理を記述したプログラムをメモリ4902に読み出して実行することで、上述の制御部201として動作してよく、制御部201の各部の機能を提供してよい。
記憶装置4903は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、又は外部記憶装置である。記憶装置4903は、例えば、上述の実施形態に係る処理で車載器100の制御部201が利用する各種情報と、上述の実施形態で車載器100の制御部201が実行する処理を記述したプログラムとを記憶していてよい。
入出力インタフェース4906は、例えば、入力装置及び出力装置との間のインタフェースであってよい。入力装置は、例えばユーザからの指示を受け付けるタッチパネルなどのデバイスである。出力装置は、例えばディスプレーなどの表示装置、及びスピーカなどの音声装置である。
ネットワークインタフェース4907は、例えば、上述の通信部203であり、制御部201の指示に従って、通信回線を通じてネットワーク15に接続し、ネットワーク15を介して他の装置(例えば、センター装置11)と通信してよい。
GPSユニット4909は、GPS衛星からの電波(GPS信号)を受信し、車載器100の位置を示す位置情報をプロセッサ4901に出力する。センサ4910は、例えば、上述のセンサ205であり、加速度センサ、騒音センサなどの各種のセンサであってよく、センサ4910で計測された情報は、道路情報としてセンター装置11に通知されてよい。
撮像装置4911は、例えば、上述の撮像装置204であり、制御部201の指示に従って、画像や映像を撮像してよい。例えば、撮像装置4911は、車載器100を備える車両12の外部の画像や映像を撮像してよく、撮像された画像や映像は道路情報としてセンター装置11に提供されてよい。
また、図50は、実施形態に係るセンター装置11のハードウェア構成を例示する図である。図50において、センター装置11は、例えば、プロセッサ5001と、メモリ5002と、記憶装置5003とを有する。また、センター装置11は、入出力インタフェース5004と、ネットワークインタフェース5005とを有する。また、各部はバス5030によってそれぞれ接続されている。
プロセッサ5001は、センター装置11の全体の制御を司る。メモリ5002は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んでいてよい。例えば、プロセッサ5001は、上述のセンター装置11の制御部301が実行する処理を記述したプログラムをメモリ5002に読み出して実行することで、上述の制御部301として動作してよく、制御部301に含まれる各部の機能を提供してよい。
記憶装置5003は、例えば、ハードディスク、及びフラッシュメモリ等の半導体メモリなどの装置である。記憶装置5003には、例えば、上述の実施形態に係る処理でセンター装置11の制御部301が利用する各種情報と、上述の実施形態においてセンター装置11の制御部301が実行する処理を記述したプログラムとを記憶していてよい。
入出力インタフェース5004は、例えば、入力装置及び出力装置との間のインタフェースであってよい。入力装置は、例えばユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスなどのデバイスである。出力装置は、例えばディスプレーなどの表示装置、及びスピーカなどの音声装置である。
ネットワークインタフェース5005は、例えば、上述の通信部303であり、制御部301の指示に従って、通信回線を通じてネットワーク15に接続し、ネットワーク15を介して他の装置(例えば、車載器100や端末13)と通信してよい。
また、実施形態に係る各プログラムは、例えば、下記の形態で車載器100、及びセンター装置11に提供されてよい。
(1)記憶装置4903,5003に予めインストールされている。
(2)プログラムサーバなどのサーバから提供される。
(1)記憶装置4903,5003に予めインストールされている。
(2)プログラムサーバなどのサーバから提供される。
なお、図49を参照して述べた車載器100及び図50を参照して述べたセンター装置11を実現するためのハードウェア構成は、例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の制御部201及び制御部301の一部または全部の機能がFPGA及びSoCなどによるハードウェアとして実装されてもよい。なお、FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。SoCは、System-on-a-chipの略称である。
以上において、いくつかの実施形態が説明される。しかしながら、実施形態は上記の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態及び代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して又は置換して、或いは、実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
1 道路情報収集システム
11 センター装置
12 車両
13 端末
15 ネットワーク
100 車載器
201 制御部
202 記憶部
203 通信部
204 撮像装置
205 センサ
211 車載器管理部
212 走行経路管理部
213 走行状況監視部
214 提供部
215 道路情報取得部
301 制御部
302 記憶部
303 通信部
311 収集部
312 車両決定部
313 車両情報管理部
4901 プロセッサ
4902 メモリ
4903 記憶装置
4906 入出力インタフェース
4907 ネットワークインタフェース
4909 GPSユニット
4910 センサ
4911 撮像装置
4930 バス
5001 プロセッサ
5002 メモリ
5003 記憶装置
5004 入出力インタフェース
5005 ネットワークインタフェース
5030 バス
11 センター装置
12 車両
13 端末
15 ネットワーク
100 車載器
201 制御部
202 記憶部
203 通信部
204 撮像装置
205 センサ
211 車載器管理部
212 走行経路管理部
213 走行状況監視部
214 提供部
215 道路情報取得部
301 制御部
302 記憶部
303 通信部
311 収集部
312 車両決定部
313 車両情報管理部
4901 プロセッサ
4902 メモリ
4903 記憶装置
4906 入出力インタフェース
4907 ネットワークインタフェース
4909 GPSユニット
4910 センサ
4911 撮像装置
4930 バス
5001 プロセッサ
5002 メモリ
5003 記憶装置
5004 入出力インタフェース
5005 ネットワークインタフェース
5030 バス
Claims (9)
- 車両に設置された車載器と、
前記車載器から走行に関する情報を受信するセンター装置と、
を含む、道路情報収集システムであって、
前記センター装置は、
前記走行に関する情報に基づいて、道路情報を収集する対象の地点を走行予定である1又は複数の車両に設置された車載器を特定し、
特定した前記1又は複数の車両に設置された車載器のうち、前記地点での前記道路情報の取得を依頼する依頼対象車載器を決定する、
道路情報収集システム。 - 更に、前記センター装置は、前記依頼対象車載器に前記道路情報の収集を依頼する依頼通知を送信し、
前記依頼対象車載器は、前記センター装置から前記依頼通知を受信すると、前記地点で前記道路情報を取得して前記センター装置に送信することを特徴とする、請求項1に記載の道路情報収集システム。 - 前記依頼対象車載器は、前記センター装置からの前記依頼通知で指示されたタイミングで前記道路情報を前記センター装置に送信することが難しい状況を検出した場合、変更通知を前記センター装置に通知し、
前記センター装置は、前記変更通知を受信すると、前記地点を走行予定である別の車両に設置された車載器のうちから、前記地点での前記道路情報の取得を依頼する第2の依頼対象車載器を決定する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の道路情報収集システム。 - 前記依頼対象車載器は、走行経路の変更により、前記地点が前記依頼対象車載器の前記走行経路から外れたことを検出した場合、変更通知を前記センター装置に通知し、
前記センター装置は、前記変更通知を受信すると、前記地点を走行予定である別の車両に設置された車載器のうちから、前記地点での前記道路情報の取得を依頼する第2の依頼対象車載器を決定する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の道路情報収集システム。 - 前記依頼対象車載器は、前記依頼対象車載器が設置されている車両が前記地点を走行する予定時刻が、所定時間を越えて遅れることを検出した場合、変更通知を前記センター装置に通知し、
前記センター装置は、前記変更通知を受信すると、前記地点を走行予定である別の車両に設置された車載器のうちから、前記地点での前記道路情報の取得を依頼する第2の依頼対象車載器を決定する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の道路情報収集システム。 - 前記車載器から受信した前記走行に関する情報は、前記車載器が前記地点を通過する予定時刻の情報を含み、
前記センター装置は、前記予定時刻に基づいて、前記1又は複数の車両に設置された車載器のうちから、前記依頼対象車載器を決定する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の道路情報収集システム。 - 前記センター装置は、前記車載器から、該車載器が前記道路情報を取得するために利用可能なデバイスについて情報を受信し、前記デバイスについての情報に基づいて、前記1又は複数の車両に設置された車載器のうちから、前記依頼対象車載器を決定する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の道路情報収集システム。 - 車載器から受信した走行に関する情報に基づいて、道路情報を収集する対象の地点を走行予定である1又は複数の車両に設置された車載器を特定する工程と、
特定した前記1又は複数の車両に設置された車載器のうちから、前記地点での前記道路情報の取得を依頼する依頼対象車載器を決定する工程と、
を含む、センター装置が実行する道路情報収集方法。 - 車載器から受信した走行に関する情報に基づいて、道路情報を収集する対象の地点を走行予定である1又は複数の車両に設置された車載器を特定し、
特定した前記1又は複数の車両に設置された車載器のうちから、前記地点での前記道路情報の取得を依頼する依頼対象車載器を決定する、
処理を、センター装置に実行させる道路情報収集プログラム。
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