JP2018055006A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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裕 及川
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Abstract

【課題】定着装置の挿入動作に連動して確実に保守部の閉状態を保持する手段を提供する。
【解決手段】画像形成装置の開口部に対して挿脱可能な定着装置において、回動可能に設けられた把持部と、回動可能に設けられ、前記把持部と当接する保守部材と、を有し、前記把持部は、前記開口部に挿入されるとき、前記開口部の天面部と当接する第1の当接突出部と、回動方向における前記第1の当接突出部の反対側に形成され、前記保守部材と当接する第2の当接突出部とを有し、前記把持部は、前記第1の当接突出部が前記天面部と当接して回動し、前記保守部材は、回動する前記把持部の前記第2の当接突出部により押圧されて回動する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、画像形成装置に対して挿脱可能な定着装置およびその定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は、挿脱可能な定着装置を備え、その定着装置は開閉可能な保守部を有し、定着装置を画像形成装置から抜き取る際、保守部を開状態にし、また定着装置を画像形成装置に挿入する際に、挿入動作に連動して保守部を閉状態で係止する係止部材を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−121956号公報
しかしながら、従来の技術においては、画像形成装置に対する定着装置の挿入動作に連動して保守部を閉状態で係止する際、保守部の回動を規制することができず、保守部の閉状態を保持できない場合があるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、定着装置の挿入動作に連動して確実に保守部の閉状態を保持できるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、画像形成装置の開口部に対して挿脱可能な定着装置において、回動可能に設けられた把持部と、回動可能に設けられ、前記把持部と当接する保守部材と、を有し、前記把持部は、前記開口部に挿入されるとき、前記開口部の天面部と当接する第1の当接突出部と、回動方向における前記第1の当接突出部の反対側に形成され、前記保守部材と当接する第2の当接突出部とを有し、前記把持部は、前記第1の当接突出部が前記天面部と当接して回動し、前記保守部材は、回動する前記把持部の前記第2の当接突出部により押圧されて回動することを特徴とする。
このようにした本発明は、定着装置の挿入動作に連動して確実に保守部の閉状態を保持できるという効果が得られる。
実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図 実施例における定着部の斜視図 実施例における定着部の斜視図 実施例におけるハンドルの説明図 実施例における排出部の斜視図 実施例における排出部の斜視図 実施例における排出ガイドおよびロックレバーの側断面図 実施例における排出ガイドおよびロックレバーの側断面図 実施例における排出ガイドおよびロックレバーの側断面図 実施例における定着部および排出部の斜視図 実施例における定着部および排出部の挿入開始時の側面図 実施例における定着部および排出部の挿入途中の側面図 実施例における定着部および排出部のハーフロック解消時の側面図 実施例における定着部および排出部のハーフロック解消時の断面図 実施例における定着部および排出部の挿入完了時の側面図
以下、図面を参照して本発明による定着装置および画像形成装置の実施例を説明する。
図1は実施例における画像形成装置の構成を示す概略側断面図である。
図1において、画像形成装置1は、例えばカラープリンタであり、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cと、転写ローラ10K、10Y、10M、10Cと、用紙カセット24と、給紙ローラ11と、搬送ローラ14、15と、ベルト従動ローラ16と、搬送ベルト18と、ベルト駆動ローラ17と、ベルトブレード27と、ベルト廃トナーボックス28と、定着装置100とを有している。
画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、それぞれブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色の現像剤像としてのトナー画像を形成するものである。
この画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cは、像担持体としての感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cと、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面を露光して静電潜像を形成する露光装置としてのLEDヘッド3K、3Y、3M、3Cと、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cに当接し、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面をクリーニングするウレタンゴム等の弾性体からなる感光体ブレード26K、26Y、26M、26C、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面を一様に帯電させる帯電ローラ5K、5Y、5M、5Cと、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを搬送してトナー像を形成する現像ローラ6K、6Y、6M、6Cと、トナーを収容するトナータンク7K、7Y、7M、7Cと、現像ローラ6K、6Y、6M、6Cの表面にトナー層を形成する現像ブレード8K、8Y、8M、8Cと、トナータンク7K、7Y、7M、7Cから現像ローラ6K、6Y、6M、6Cにトナーを供給するトナー供給スポンジローラ9K、9Y、9M、9Cと有している。
転写ローラ10K、10Y、10M、10Cは、搬送ベルト18を介して画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cと対向配置され、感光体ドラム4K、4Y、4M、4Cの表面に形成されたトナー像を搬送ベルト18によって搬送される記録紙に転写するものである。
用紙カセット24は、媒体としての記録紙を積層して収容するものである。
給紙ローラ11は、用紙カセット24に収容された記録紙を、分離用舌片を併用して1枚ずつ分離して取り出すものである。給紙ローラ11により取り出された記録紙は入り口センサ12により検知される。
搬送ローラ14、15は、給紙ローラ11により取り出された記録紙を挟持して搬送するものである。搬送ローラ14、15により搬送された記録は書き込みセンサ13により検知され、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cにおける画像形成タイミングが検知される。
搬送ベルト18は、ベルト従動ローラ16およびベルト駆動ローラ17に張架された無端状のベルトであり、図中矢印Bが示す媒体搬送方向に回転し、搬送ローラ14、15により搬送された記録紙を定着装置100へ搬送するものである。
ベルト従動ローラ16は、搬送ベルト18の回転に従動して回転するローラであり、搬送ベルト18の張りを一定に保つためにスプリング等で支持されたものである。
ベルト駆動ローラ17は、モータ等の駆動源により回転し、張架された搬送ベルト18を回転させるものである。
ベルトブレード27は、搬送ベルト18に当接し、搬送ベルト18の表面をクリーニングするウレタンゴム等の弾性体からなるものである。
ベルト廃トナーボックス28は、ベルトブレード27により掻き取られたトナーを回収するものである。
定着装置100は、定着部40と、排出部60とを有し、画像形成装置1の本体に形成された開口部に対して挿脱可能なものである。定着装置100は、画像形成装置1の開口部に対して図中矢印Aが示す装着方向に挿入することができ、また図中矢印Bが示す媒体搬送方向に引き出すことができるようになっており、排出部60は定着部40の媒体搬送方向における下流側に配設されている。
定着部40は、定着ユニット41と、加圧ユニット42とを有し、記録紙に転写されたトナー像を熱と圧力で定着させ、トナー像が定着された記録紙を排出部60へ搬送するものである。定着ユニット41は、内部に加熱手段としてのヒータ50a、50bで加熱される無端状の定着ベルト43と、定着ベルト43を回転させる定着ローラ43aとを備えている。加圧ユニット42は、内部に加熱手段としてのヒータ50cで加熱される無端状の加圧ベルト44と、定着ベルト43および加圧ベルト44を介して定着ローラ43aと対向配置された加圧ローラ44aを備えている。
排出部60は、定着部40でトナー像が定着された記録紙を装置外へ排出するものである。排出部60は、第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと、第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bとを備え、定着部40から搬送された記録紙を第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと、第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bとにより挟持して装置外へ排出する。また、排出部60は記録紙を検知する用紙センサ71cを備えている。
このように本実施例の画像形成装置1は、開口部に対して挿脱可能な定着装置100を備えている。
なお、画像形成装置1は、各ローラを回転させるモータを備え、例えば給紙ローラ11を回転させる給紙モータ、搬送ローラ14、15回転させる搬送モータ、ベルト駆動ローラ17を回転させる搬送ベルトモータ、定着ユニット41および加圧ユニット42に備えられた定着ベルト43および加圧ベルト44を回転させる定着モータ、画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの各ローラをそれぞれ独立させて回転させるKモータ、Yモータ、Mモータ、Cモータ等を備えている。
図2および図3は実施例における定着部の斜視図であり、図2は画像形成装置に装着したときの定着部の状態を表し、図3は画像形成装置から外してハンドルを立位にした定着部の状態を表している。
図2および図3において、定着部40は、図中矢印Aが示す装着方向に移動されることにより、図1に示す定着装置100として画像形成装置1の開口部に挿入され、装着されるものであり、ハンドル45と、媒体挿入口46と、媒体排出口47とを有している。
把持部としてのハンドル45は、ユーザにより把持されるものであり、2つの支持部451により、図中矢印Aが示す装着方向およびその反対方向(挿脱方向)に回動可能に支持されている。また、ハンドル45は、矢印Aが示す装着方向と直交する方向における定着部40の略中央部に配置されている。
図2に示すハンドル45を図中矢印Aが示す装着方向に回動させると、図3に示すようにハンドル45は立位の状態になって停止する。また、立位のハンドルを図中矢印Aが示す装着方向の反対方向に回動させると、図2に示すようにハンドル45は倒れた臥位の状態になって停止する。このように、ハンドル45は、略90度の角度で回動可能になっている。
ハンドル45は、図2に示す臥位における上面、即ち図3に示す立位における装着方向の面に、第1の突出当接部452が形成され、図2に示す臥位における下面、即ち図3に示す立位における装着方向の反対方向の面に、第2の突出当接部としての第3の当接部454が形成されている。
図4は実施例におけるハンドルの説明図であり、図4(a)はハンドルの上面図、図4(b)はハンドルの側面図である。
図4(a)に示すように、ハンドル45は、2つの支持部451L、Rの間に、第1の当接部452a、第2の当接部452b、および把手部456が形成されている。この第1の当接部452aおよび第2の当接部452bは、第1の突出当接部452を構成している。
第1の当接部452aは、1つの支持部451Rから延びるように形成され、その支持部451Rと第2の当接部452bとの間に配置されている。
第2の当接部452bは、第1の当接部452aに連続し、第1の当接部452aから突出するように形成され、第1の当接部452aと把手部456との間に配置されている。
なお、第2の当接部452bは、図13に示すように、定着装置100が画像形成装置1の開口部に挿入されたとき、開口部の天面に設けられた天面部と当接する。本実施例では、第2の当接部452bが当接する天面部を、挿入される定着装置100側に突出する天面突出部81としているが、第2の当接部452bと当接するものであれば突出していない天面部であっても良い。
把手部456は、第2の当接部452bに連続するように形成され、他方の支持部451Lに接続するように形成されている。
また、図4(b)に示すように、第2の当接部452bは、第1の当接部452aより突出するように形成され、さらに第2の当接部452bの頂部から連続し、第1の当接部452aに向かって傾斜する傾斜部457が形成されている。
また、図中矢印C1が示すハンドル45の回動方向における第2の当接部452bの反対側の把手部456の下面には、把手部456から突出する第3の当接部454が形成されている。この第3の当接部454の支持部451(R)側には、支持部451(R)に向かって(把手部456に接近する方向に)傾斜する傾斜面455が形成されている。
なお、第3の当接部454は、図12に示すように、定着装置100が画像形成装置1の開口部に挿入されたとき、後述する搬送ガイド70と当接する。
本実施例では、図4(a)に示すように、第2の当接部452bおよび第3の当接部454が2つの支持部451L、Rの間に配置されるように、第1の当接部452aが支持部451Rと支持部451Lとを結ぶ直線(線分)に対して鋭角を成す方向に延びるように、斜めに形成されている。
なお、ハンドル45は、図3に示す立位の状態を保持することができるようにするため、立位の状態において重心が把手部456の回動方向における中央部に配置されるように、第1の当接部452a、第2の当接部452b、第3の当接部454、および把手部456が形成されている。
また、ハンドル45は、把手部456を回動させると、第3の当接部454の重さにより回動し、図2に示すように、臥位の状態になって停止する。
図5および図6は実施例における排出部の斜視図であり、図5は画像形成装置に装着したときの排出部の状態を表し、図6は画像形成装置から外して媒体搬送路を開いた排出部の状態を表している。
図5および図6において、排出部60は、図中矢印Aが示す装着方向に移動されることにより、図1に示す定着装置100として画像形成装置1に装着されるものであり、第1の搬送ローラ61aと、第2の搬送ローラ61bと、ロックレバー62L、62Rと、搬送ガイド70とを有している。
第1の搬送ローラ61aは、定着部40から排出された記録紙を第2の搬送ローラ61bへ搬送するローラである。
第2の搬送ローラ61bは、第1の搬送ローラ61aから搬送された記録紙をさらに媒体搬送方向における下流に搬送するローラである。
係止部材としてのロックレバー62L、62Rは、図中矢印Aが示す装着方向およびその反対方向(挿脱方向)に回動可能に排出部60の本体に支持され、搬送ガイド70に形成された係合部との係合および係合の解除を行うものである。ロックレバー62Lは、図5中矢印Bが示す媒体搬送方向における排出部60の本体の左側に支持され、ロックレバー62Rは、媒体搬送方向における排出部60の本体の右側に支持されている。
保守部材としての搬送ガイド70は、図中矢印Aが示す装着方向およびその反対方向(挿脱方向)に回動可能に排出部60の本体に支持され、ロックレバー62L、62Rに形成された係合部と係合することにより、第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと対向配置されて回動が規制され、記録紙の搬送路を形成する搬送案内部材である。
また、図6に示すように、搬送ガイド70は、ロックレバー62L、62Rに形成された係合部と係合が解除されることにより、回動可能になり、第1の搬送ローラ61aから離間して媒体搬送路を開放することができるようになり、媒体搬送路で詰まった記録紙を除去することができるようになる。
さらに、搬送ガイド70は、図2および図3に示すハンドル45と当接し、ハンドル45に押圧されることにより回動するようになっている。
図7、図8および図9は実施例における排出ガイドおよびロックレバーの側断面図であり、図7は搬送ガイドがロックレバーと係合して第1の搬送ローラおよび第2の搬送ローラと対向配置されて媒体搬送路を形成している状態を表し、図8は搬送ガイドが回動して第1の搬送ローラから離間して媒体搬送路を開放している状態を表し、図9は搬送ガイドがロックレバーとの係合が解除されてロックレバーと当接している状態、いわゆるハーフロック状態を表している。
図7、図8および図9において、ロックレバー62L、62Rは、回転軸63に回動可能に支持されている。このロックレバー62L、62Rは、スプリング等の付勢部材により、図中矢印Bが示す媒体搬送方向における下流側に付勢されている。
搬送ガイド70は、第1の従動ローラ71aと、第2の従動ローラ71bと、係合部72L、Rとを有し、媒体搬送方向と直交する方向に配置された回転軸73に回動可能に支持されている。
第1の従動ローラ71aは、第1の搬送ローラ61aとの間で記録紙を挟持して搬送するローラであり、第1の搬送ローラ61aの回転に従動して回転する。
第2の従動ローラ71bは、第2の搬送ローラ61bとの間で記録紙を挟持して搬送するローラであり、第2の搬送ローラ61bの回転に従動して回転する。
なお、第1の従動ローラ71aと第2の従動ローラ71bとの間には、搬送される記録紙を検知する用紙センサ71cが配置されている。
図7に示すように、第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bは、それぞれ第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと対向配置され、媒体搬送路を形成する。
係合部72L、Rは、図中矢印Bが示す媒体搬送方向における搬送ガイド70の両側部に設けられ、ロックレバー62L、62Rに形成された被係合部64L、64Rと係合して搬送ガイド70の回動を規制するものである。係合部72Lはロックレバー62Lに形成された被係合部64Lと係合し、係合部72Rはロックレバー62Rに形成された被係合部64Rと係合する。
図7に示すように、搬送ガイド70の係合部72L、Rが、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合すると、搬送ガイド70の回動が規制され、第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bとをそれぞれ接触させて媒体搬送路を形成した状態を保持する。
このとき、ロックレバー62L、62Rは、搬送ガイド70の係合部72L、R側に付勢されているため、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと、搬送ガイド70の係合部72L、Rとの係合が保持される。
また、図8に示すように、搬送ガイド70の係合部72L、Rと、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rとの係合が解除されると、搬送ガイド70は回転軸73を回転支点として回動可能になり、搬送ガイド70の第1の従動ローラ71aが第1の搬送ローラ61aから離間することにより、媒体搬送路を開放することができるようになる。
さらに、図9に示すように、搬送ガイド70の係合部72L、Rと、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rとの係合が解除された状態において、係合部72L、Rの先端部721L、Rが、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rより自由端側に形成された案内部としての傾斜部65L、Rと当接すると、搬送ガイド70の第1の従動ローラ71aが第1の搬送ローラ61aから離間した状態が保持される。
図10は実施例における定着部および排出部の斜視図である。
図10において、定着部40と排出部60は、接続されて一体になっている。図中矢印Bが示す媒体搬送方向における上流側に定着部40、下流側に排出部60が配置される。図2に示す定着部40の媒体排出口47から排出された記録紙は、図5に示す排出部60の第1の搬送ローラ61aへと搬送される。
定着部40と排出部60は、定着装置100として一体となって図1に示す画像形成装置1に対して挿脱される。
本実施例では、図1〜図10に示すように、定着装置100の定着部40のハンドル45に、画像形成装置1の開口部の天面に形成された天面突出部81と当接する第1の当接突出部452と、回動方向(定着装置100の挿脱方向)における第1の当接突出部452の反対側に、排出部60の搬送ガイド70と当接する第2の当接突出部454とを形成し、また搬送ガイド70に、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合し、搬送ガイド70の回動を規制する係合部72L、Rを形成するようにしている。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置が行う印刷動作の概要を図1に基づいて説明する。
画像形成装置1が、例えば外部装置から印刷データを受信すると、受信した印刷データを解析して画像データを生成し、その画像データおよび印刷命令を制御部に通知する。
制御部は、印刷命令の通知を受けると、給紙ローラ11により用紙カセット24から記録紙を取り出すとともに、画像形成プロセスを開始し、印刷動作を開始する。
画像形成プロセスでは、LEDヘッド3K、3Y、3M、3Cにより画像形成ユニット2K、2Y、2M、2Cの感光ドラム4K、4Y、4M、4Cに静電潜像が形成され、現像ローラ6K、6Y、6M、6Cによってトナー像が現像され、転写ローラ10K、10Y、10M、10Cによって搬送ベルト18で搬送される記録紙上にトナー像が転写される。
記録紙に転写されたトナー像は、定着装置100の定着部40において熱と圧力によって定着され、さらに、トナー像が定着された記録紙は、排出部60によって装置外へ排出される。
このようにして画像形成装置1は印刷動作を行う。
次に、定着部および排出部からなる定着装置を画像形成装置に挿入する場合の作用を図11から図15を用いて説明する。
まず、図11に示すように、定着部40のハンドル45が立位の状態で定着装置100を図中矢印Aが示す挿入方向へ移動させて画像形成装置1の筐体80の開口部に挿入する。
このとき、排出部60の搬送ガイド70がハーフロックの状態、即ち図9に示すように、搬送ガイド70の係合部72L、Rが、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rとの係合が解除され、係合部72L、Rが傾斜部65L、Rと当接した状態にあるものとする。
排出部60の搬送ガイド70がハーフロックの状態において、定着装置100を画像形成装置1の筐体80に挿入すると、図12に示すように、定着部40のハンドル45の第1の当接部452aが筐体80の側部の当接部80aに当接することにより、ハンドル45が、図中矢印Cが示す臥位方向に回動する。
ハンドル45が臥位方向に回動すると、ハンドル45の第3の当接部454の傾斜面455が搬送ガイド70の上面70aに当接する。このとき、第3の当接部454の傾斜面455は、搬送ガイド70の上面70aと面接触する。
このように、搬送ガイド70は、係合部72L、Rが傾斜部65L、Rと当接した状態において、第3の当接部454の傾斜面455と面接触する。
また、第3の当接部454の傾斜面455は、図10に示すように、媒体搬送方向と直交する方向における媒体搬送路の中央部において搬送ガイド70と接触する。
ハンドル45の第3の当接部454の傾斜面455が搬送ガイド70の上面70aに当接した状態において、さらに、定着装置100を画像形成装置1の筐体80に挿入すると、筐体80の側部の当接部80aに当接しているハンドル45が臥位方向に回動し、第3の当接部454の傾斜面455は面接触している搬送ガイド70の上面70aを押圧する。第3の当接部454の傾斜面455は搬送ガイド70の上面70aと面接触しているため、確実に搬送ガイド70を図中矢印Dが示す閉方向に回動させることができる。
さらに、定着装置100を画像形成装置1の筐体80に挿入すると、ハンドル45の傾斜部457が筐体80の側部の当接部80aに当接することにより、ハンドル45が、図中矢印Cが示す臥位方向にさらに回動するとともに、搬送ガイド70は上面70aがハンドル45の第3の当接部454に押圧されて閉方向にさらに回動する。
このように、ハンドル45は、筐体80の側部の当接部80aと当接する第1の当接部452aおよび傾斜部457により倒れるように案内される。
図13に示すように、定着装置100を画像形成装置1の筐体80に挿入し、定着部40のハンドル45の第2の当接部452bの頂部が筐体80の開口部の天面に設けられた天面突出部81と当接すると、臥位方向に回動したハンドル45の第3の当接部454に押圧された搬送ガイド70は、図14に示すように図中矢印Dが示す閉方向に回動し、係合部72L、Rが、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合する。
このとき、搬送ガイド70は、係合部72L、Rが、ロックレバー62L、62Rの傾斜部65L、Rに案内されて回動し、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合する。
搬送ガイド70の係合部72L、Rが、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合すると、搬送ガイド70がロックレバー62L、62Rで係止され、搬送ガイド70の回動が規制される。
したがって、搬送ガイド70は、第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bと第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bとをそれぞれ接触させて媒体搬送路を形成した閉状態を保持する。
このように、ハンドル45の第2の当接部452bの頂部が筐体80の開口部の天面に設けられた天面突出部81と当接し、搬送ガイド70がハンドル45の第3の当接部454に押圧されて回動することにより、係合部72L、Rと、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rとを確実に係合させる。
また、第3の当接部454は、媒体搬送方向と直交する方向における媒体搬送路の中央部において搬送ガイド70と接触するため、搬送ガイド70の係合部72Lとロックレバー62Lの被係合部64L、および搬送ガイド70の係合部Rとロックレバー62Rの被係合部64Rとの双方を確実に係合させることができる。
図15に示すように、定着装置100を画像形成装置1の筐体80にさらに挿入すると、定着装置100は画像形成装置1の筐体80に設けられた係止部材により係止されて固定されるとともに、定着部40のハンドル45の第2の当接部452bの頂部が筐体80の天面突出部81から離間する。
このとき、搬送ガイド70の係合部72L、Rと、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rとが係合した状態が保持され、第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bとがそれぞれ接触して媒体搬送路が形成された閉状態が保持される。
このように本実施例では、定着装置100の定着部40のハンドル45に、画像形成装置1の開口部の天面に形成された天面部としての天面突出部81と当接する第1の当接突出部452と、回動方向における第1の当接突出部452の反対側に、排出部60の搬送ガイド70と当接する第2の当接突出部454とを形成し、また搬送ガイド70に、ロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合し、搬送ガイド70の回動を規制する係合部72L、Rを形成したことにより、定着装置100が画像形成装置1に挿入されるとき、ハンドル45の第1の当接突出部452bが画像形成装置1の天面突出部81と当接してハンドル45が回動し、回動するハンドル45の第2の当接突出部454により押圧されて搬送ガイド70が回動し、搬送ガイド70の係合部72L、Rがロックレバー62L、62Rの被係合部64L、64Rと係合して搬送ガイド70の回動が規制され、定着装置100の挿入動作に連動して確実に保守部としての搬送ガイド70を閉状態で係止することができる。
したがって、排出部60の搬送ガイド70がハーフロック状態になることを抑制することができ、第1の搬送ローラ61aおよび第2の搬送ローラ61bと第1の従動ローラ71aおよび第2の従動ローラ71bとが離間して発生する記録紙の搬送不良を抑制することができる。
また、簡易な構成で定着装置100の挿入動作に連動して確実に搬送ガイド70を閉状態で係止することができ、定着装置100の製造コストの増加や組立工数の増加を抑制することができる。
以上説明したように、本実施例では、定着装置が画像形成装置に挿入されるとき、ハンドルの第1の当接突出部が画像形成装置の天面部と当接してハンドルが回動し、回動するハンドルの第2の当接突出部により押圧されて搬送ガイドが回動するようにしたことにより、定着装置の挿入動作に連動して確実に保守部としての搬送ガイドの閉状態を保持することができるという効果が得られる。
また、搬送ガイドの係合部がロックレバーの被係合部と係合して搬送ガイドの回動が規制されるようにしたことにより、より確実に搬送ガイドの閉状態を保持することができるという効果が得られる。
さらに、排出部の搬送ガイドがハーフロック状態になることを抑制し、記録紙の搬送不良を抑制することができるという効果が得られる。
またさらに、定着装置の製造コストの増加や組立工数の増加を抑制することができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像形成装置を電子写真方式のカラープリンタとして説明したが、それに限られるものでなく、モノクロプリンタやインクジェット方式のプリンタ、ファクシミリ装置、複写機、または複合機(MFP)等としても良い。
1 画像形成装置
2K、2Y、2M、2C 画像形成ユニット
10K、10Y、10M、10C 転写ローラ
11 給紙ローラ
14、15 搬送ローラ
16 ベルト従動ローラ
17 ベルト駆動ローラ
18 搬送ベルト
24 用紙カセット
40 定着部
45 ハンドル
451L、R 支持部
452 第1の突出当接部
452a 第1の当接部
452b 第2の当接部
454 第3の当接部
456 把手部
457 傾斜部
46 媒体挿入口
47 媒体排出口
60 排出部
61a 第1の搬送ローラ
61b 第2の搬送ローラ
62L、62R ロックレバー
64L、64R 被係合部
65L、65R 傾斜部
70 搬送ガイド
71a 第1の従動ローラ
71b 第2の従動ローラ
72L、R 係合部
73 回転軸
80 筐体
81 天面突出部
100 定着装置

Claims (12)

  1. 画像形成装置の開口部に対して挿脱可能な定着装置において、
    回動可能に設けられた把持部と、
    回動可能に設けられ、前記把持部と当接する保守部材と、
    を有し、
    前記把持部は、
    前記開口部に挿入されるとき、前記開口部の天面部と当接する第1の当接突出部と、
    回動方向における前記第1の当接突出部の反対側に形成され、前記保守部材と当接する第2の当接突出部とを有し、
    前記把持部は、前記第1の当接突出部が前記天面部と当接して回動し、
    前記保守部材は、回動する前記把持部の前記第2の当接突出部により押圧されて回動することを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記保守部材は、
    係止部材と係合し、回動を規制する係合部を有し、
    前記係合部が前記係止部材と係合して回動が規制されることを特徴とする定着装置。
  3. 請求項2に記載の定着装置において、
    前記把持部は、2つの支持部で回動可能に支持され、
    前記第1の当接突出部は、一の前記支持部から延びるように形成された第1の当接部と、前記第1の当接部と連続し、前記第1の当接部から突出する第2の当接部とが形成されていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項3に記載の定着装置において、
    前記第2の当接部は、前記第1の当接部に向かって傾斜する傾斜部が形成されていることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の定着装置において、
    前記第1の当接部は、2つの前記支持部を結ぶ直線に対して鋭角を成す方向に延びるように形成されていることを特徴とする定着装置。
  6. 請求項2から請求項5のいずれかに記載の定着装置において、
    第2の当接突出部は、前記支持部に向かって傾斜する傾斜面が形成され、
    前記傾斜面は、前記保守部材と面接触することを特徴とする定着装置。
  7. 請求項6に記載の定着装置において、
    前記係止部材は、前記係合部と係合する被係合部と、前記被係合部より自由端側に形成された案内部とを有し、
    前記保守部材は、前記係合部が前記案内部に案内されて回動し、前記係止部材の被係合部と係合することを特徴とする定着装置。
  8. 請求項7に記載の定着装置において、
    前記保守部材は、前記係合部が前記案内部と当接した状態において、前記第2の当接突出部の傾斜面と面接触することを特徴とする定着装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の定着装置において、
    前記保守部材は、媒体の搬送路を形成する搬送案内部材であり、媒体搬送方向と直交する方向に配置された回転軸に回動可能に支持されていることを特徴とする定着装置。
  10. 請求項9に記載の定着装置において、
    前記第2の当接突出部は、前記媒体搬送方向と直交する方向における前記媒体の搬送路の中央部において前記保守部材と接触することを特徴とする定着装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載の定着装置において、
    前記天面部は、前記開口部の天面に設けられた天面突出部であることを特徴とする定着装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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