JP2018052412A - 車両用ドアプロテクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】全く新規な構成のドアプロテクタを提供する。【解決手段】車両のドア1に取り付けられるドアプロテクタ3であって、ドア1の外縁部1aに取り付けられる第1の部位3aと、ドア1の内縁部1bに取り付けられる第2の部位3bと、第1の部位3aと第2の部位3bとを連結する第3の部位3cと、第1から第3の各部位3a,3b,3cの内部に封入され各部位間を移動可能な流体とを備え、ドア1の開放時には流体が第1の部位3a側に移動して第1の部位3aが膨張すると共に第2の部位3bが収縮し、ドア1の閉塞時には流体が第2の部位3b側に移動して第2の部位3bが膨張すると共に第1の部位3aが収縮する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用ドアプロテクタに関する。
車両のドアを開放したとき、隣接する他の車両や建造物等にドアのエッジが接触して、隣接車両や当該車両に傷が付いてしまう場合がある。この問題を解決すべく、車両ドアのエッジ部分に取り付けられる車両用ドアプロテクタが提案されている。
しかし、従来のドアプロテクタはドアのヒンジ部と対向する側の端縁部に取り付けられており、ドアの開放時及び閉塞時の何れにおいても目立つために車両の外観を損なっていた。
しかし、従来のドアプロテクタはドアのヒンジ部と対向する側の端縁部に取り付けられており、ドアの開放時及び閉塞時の何れにおいても目立つために車両の外観を損なっていた。
上述の問題点を解決すべく、ドアの開放時にはドアの端縁部を覆って他の車両や建造物等に接触してもこれ等を傷付けることを防止すると共に、ドアの閉塞時にはドアの端縁部より外れて車外側より退避して目立ちにくく車両の外観を向上させることが可能なドアプロテクタが提案されている(例えば「特許文献1」参照)。
上述の技術では、リンク機構を用いてドアの開閉動作に伴い変位可能なドアプロテクタが提案されているが、内部に流体が充填されていてドアの開閉動作に伴い自身が変形すると共に内部の流体が移動するというドアプロテクタは考えられていない。
本発明は、上述した全く新規な構成のドアプロテクタの提供を目的とする。
本発明は、上述した全く新規な構成のドアプロテクタの提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、車両のドアに取り付けられるドアプロテクタであって、前記ドアの外縁部に取り付けられる第1の部位と、前記ドアの内縁部に取り付けられる第2の部位と、前記第1の部位と前記第2の部位とを連結する第3の部位と、前記第1から第3の各部位の内部に封入され前記各部位間を移動可能な流体とを備え、前記ドアの開放時には前記流体が前記第1の部位側に移動して前記第1の部位が膨張すると共に前記第2の部位が収縮し、前記ドアの閉塞時には前記流体が前記第2の部位側に移動して前記第2の部位が膨張すると共に前記第1の部位が収縮することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のドアプロテクタにおいて、さらに前記第1の部位及び前記第2の部位に比して前記第3の部位は剛性が高く構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のドアプロテクタにおいて、さらに前記第2の部位には前記第2の部位の膨張を補助するガイド部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、車両のドアを開放したときには膨張していたドアプロテクタの第2の部位が収縮し、このときにドアプロテクタの内部に充填された流体が移動することによって変位部が膨張するので、ドアの開放経路上に障害物が存在する場合であっても膨張した変位部が障害物に接触し、全く新規な構成のドアプロテクタによってドアの損傷を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態を示している。同図において、符号1は車両のドアを示しており、実線は開いた状態を二点鎖線は閉じた状態をそれぞれ示している。符号2は、ドア1が閉じられたときにこれを保持する車体を示している。
ドア1の自由端には、ドアプロテクタ3が取り付けられている。ドアプロテクタ3は、車両の高さ方向において、ドア1の中程よりもやや下側の、ドア1が開放されたときに他の車両や障害物等に対して最も接触し易い部位に取り付けられている。
ドア1の自由端には、ドアプロテクタ3が取り付けられている。ドアプロテクタ3は、車両の高さ方向において、ドア1の中程よりもやや下側の、ドア1が開放されたときに他の車両や障害物等に対して最も接触し易い部位に取り付けられている。
ドアプロテクタ3は、図2(a)、(b)及び図3に示す形状を呈しており、図1に示すように、ドア1の車体外側の縁部である外縁部1aに取り付けられる第1の部位3aと、ドア1の車体内側の縁部である内縁部1bに取り付けられる第2の部位3bと、第1の部位3aと第2の部位3bとを連結する第3の部位3cとを有している。
EPDM、TPE等の樹脂からなるドアプロテクタ3は、図2(a)に示すように中空構造であり、第1の部位3aと第2の部位3bと第3の部位3cとは互いに連通するように構成されていて、その内部には空気あるいは水あるいは油等の流体が満充填されている。ドアプロテクタ3は、接着剤あるいは両面テープ等によってドア1に対して強固に固定される。
EPDM、TPE等の樹脂からなるドアプロテクタ3は、図2(a)に示すように中空構造であり、第1の部位3aと第2の部位3bと第3の部位3cとは互いに連通するように構成されていて、その内部には空気あるいは水あるいは油等の流体が満充填されている。ドアプロテクタ3は、接着剤あるいは両面テープ等によってドア1に対して強固に固定される。
第1の部位3aには、他の部位に比して肉厚が薄く形成され膨張伸縮が可能な変位部3dが形成されている。また第2の部位3bは、ドアプロテクタ3が固定された状態でドア1が車体2に対して閉じられた際に、車体2に接触して膨張可能となるように形成されている。第2の部位3bは、ドア1が開放された際には車体2との接触が解除され、収縮して元の状態に戻る。第3の部位3cは、第1の部位3a及び第2の部位3bよりも肉厚が厚く、すなわち剛性が高くなるように構成されており、変位部3d及び第2の部位3bが変位及び変形した際にも変形しないように構成されている。
第2の部位3bには、ドア1が車体2に対して閉じられた際に、車体2に接触する第2の部位3bの膨張を補助するためのガイド部3eが設けられている。ガイド部3eは、図2(b)及び図3に示すように、第2の部位3bの肉厚を部分的に厚くさせて複数の突条を形成することによって構成されている。突条からなる複数のガイド部3eは、図2(a)に示すように、第2の部位3bに対して矢印A方向の外力が作用したときに、第2の部位3bの膨張を補助するようにその厚み及び方向が決定されている。
上述の構成より、図1に実線で示すように車両のドア1を開放したときには、図2(a),(b)及び図3に示すように、膨張していたドアプロテクタ3の第2の部位3bが収縮し、このときにドアプロテクタ3の内部に充填された流体が移動することによって変位部3dが膨張するので、ドア1の開放経路上に障害物4が存在する場合であっても膨張した変位部3dが障害物4に接触し、全く新規な構成のドアプロテクタ3によってドア1の損傷を防止することができる。
また、図1に二点鎖線で示すようにドア1を閉塞したときには、図4(a),(b)及び図5に示すように車体2によってドアプロテクタ3の第2の部位3bが膨張し、これに伴いドアプロテクタ3の内部に充填された流体が移動することによって変位部3dが収縮するので、ドア1閉じたときにはドアプロテクタ3が目立つことが防止でき、見栄えを向上することができる。
また、図1に二点鎖線で示すようにドア1を閉塞したときには、図4(a),(b)及び図5に示すように車体2によってドアプロテクタ3の第2の部位3bが膨張し、これに伴いドアプロテクタ3の内部に充填された流体が移動することによって変位部3dが収縮するので、ドア1閉じたときにはドアプロテクタ3が目立つことが防止でき、見栄えを向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1・・・ドア、1a・・・外縁部、1b・・・内縁部、3・・・ドアプロテクタ、3a・・・第1の部位、3b・・・第2の部位、3c・・・第3の部位、3e・・・ガイド部
Claims (3)
- 車両のドアに取り付けられるドアプロテクタであって、
前記ドアの外縁部に取り付けられる第1の部位と、前記ドアの内縁部に取り付けられる第2の部位と、前記第1の部位と前記第2の部位とを連結する第3の部位と、前記第1から第3の各部位の内部に封入され前記各部位間を移動可能な流体とを備え、
前記ドアの開放時には前記流体が前記第1の部位側に移動して前記第1の部位が膨張すると共に前記第2の部位が収縮し、前記ドアの閉塞時には前記流体が前記第2の部位側に移動して前記第2の部位が膨張すると共に前記第1の部位が収縮するドアプロテクタ。 - 請求項1記載のドアプロテクタにおいて、
前記第1の部位及び前記第2の部位に比して前記第3の部位は剛性が高く構成されていることを特徴とするドアプロテクタ。 - 請求項1または2記載のドアプロテクタにおいて、
前記第2の部位には前記第2の部位の膨張を補助するガイド部が設けられていることを特徴とするドアプロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016193561A JP2018052412A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 車両用ドアプロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016193561A JP2018052412A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 車両用ドアプロテクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018052412A true JP2018052412A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61835100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016193561A Pending JP2018052412A (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 車両用ドアプロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018052412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11970207B2 (en) | 2018-09-20 | 2024-04-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle control apparatus and vehicle control method |
-
2016
- 2016-09-30 JP JP2016193561A patent/JP2018052412A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11970207B2 (en) | 2018-09-20 | 2024-04-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle control apparatus and vehicle control method |
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