JP2018051731A - 研磨パッドの製造方法及び研磨パッドの製造装置 - Google Patents

研磨パッドの製造方法及び研磨パッドの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の特性を有する研磨パッドを製造する。【解決手段】本発明の一形態に係る研磨パッドの製造方法は、微小中空球体とプレポリマーとを含む液体がストレイナに通過されることを含む。上記ストレイナは、上記液体に含まれ上記微小中空球体の径よりも大きい異物を除去する。上記液体に硬化剤を混合して研磨材料が形成される。上記研磨材料を硬化させて研磨層が形成される。このような研磨パッドの製造方法によって、上記微小中空球体の径よりも大きい上記異物が上記ストレイナによって除去され、上記研磨パッド中に上記異物が混入されることが抑制される。これにより、所望の特性を有する研磨パッドが形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、基板、デバイス等の研磨に利用される研磨パッドの製造方法及び研磨パッドの製造装置に関する。
光学材料、半導体デバイス、又は、ハードディスク用ガラス基板等の研磨には研磨パッドが用いられる。例えば、研磨パッドは、半導体ウエハ上に酸化物層や金属層が形成されたデバイスの研磨に用いられる。研磨パッドは、ポリウレタン等の合成樹脂からなり、合成樹脂中には空隙が形成されている。研磨の際に、空隙は研磨パッドの表面で開口しており、この開口に研磨スラリーが保持されることにより、被研磨物の研磨が進行する。従って、研磨パッドの研磨特性は、合成樹脂の物性又は/及び合成樹脂中に形成された空隙の分布等によって決定される。
上記空隙の形成方法としては、ポリウレタンの原料であるイソシアネート化合物と水との反応により生じる炭酸ガスで発泡させる方法、合成樹脂中に微細な空気を混入する方法、合成樹脂中に微小中空球体を混合する方法などがある。そのなかでも微小中空球体は研磨パッドに含有させることにより、空隙の大きさを均一にすることができると共に、微小中空球体の投入量によって研磨パッドの研磨特性を調整することが可能である。例えば、特許文献1には、研磨パッドの原料であるイソシアネート末端プレポリマーに微小中空球体を予め混合させて、この液体を硬化させて研磨パッドを製造する方法が開示されている。
特開2002−194047号公報
しかしながら、上記のように、プレポリマーに微小中空球体を予め混合して研磨パッドを形成する方法では、予め微小中空球体をプレポリマーに混合させない方法に比べて、研磨パッド内に異物が混入する可能性が高くなる。異物としては、微小中空球体に付着した微量の水分とプレポリマーとの反応生成物、微小中空球体が複数凝集した凝集物及び中空微粒子の製造工程に使用された触媒や製造装置の容器や配管等から混入した金属成分などがある。これらの異物により、研磨パッドが所望の特性を示さなくなる可能性がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、所望の特性を有する研磨パッドを製造することが可能な研磨パッドの製造方法及び研磨パッド製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る研磨パッドの製造方法は、微小中空球体とプレポリマーとを含む液体がストレイナに通過されることを含む。上記ストレイナは、上記液体に含まれ上記微小中空球体の径よりも大きい異物を除去する。上記液体に硬化剤を混合して研磨材料が形成される。上記研磨材料を硬化させて研磨層が形成される。
このような研磨パッドの製造方法によって、上記微小中空球体の径よりも大きい上記異物が上記ストレイナによって除去され、上記研磨パッド中に上記異物が混入されることが抑制される。これにより、所望の特性を有する研磨パッドが形成される。
上記の研磨パッドの製造方法においては、上記異物は、上記プレポリマーが硬化した粒子又は上記微小中空球体が複数凝集した粒子であってもよい。
このような粒子が上記ストレイナによって除去されることにより、研磨パッド中に異物が混入されることが抑制される。
上記の研磨パッドの製造方法においては、上記ストレイナによって、上記液体に含まれる金属成分が除去されてもよい。
このような金属成分が上記ストレイナによって除去されることにより、研磨パッド中に金属成分が混入されることが抑制される。
上記の研磨パッドの製造方法においては、上記微小中空球体は、熱可塑性樹脂からなる外殻を有してもよい。
このような熱可塑性樹脂に付着した水とプレポリマーとが反応して生成した異物が上記ストレイナによって除去されることにより、研磨パッド中に異物が混入されることが抑制される。
上記の研磨パッドの製造方法においては、上記プレポリマーはイソシアネート化合物であってもよい。
このようなイソシアネート化合物と水とが反応して生成した異物が上記ストレイナによって除去されることにより、研磨パッド中に異物が混入されることが抑制される。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る研磨パッド製造装置は、第1の槽と、第2の槽と、混合容器と、第1のポンプと、第2のポンプと、ストレイナと、型とを具備する。上記第1の槽は、微小中空球体とプレポリマーとを含む液体を収容する。上記第2の槽は、上記プレポリマーを硬化させる硬化剤を収容する。上記混合容器は、上記液体と上記硬化剤とを混合して研磨材料を形成する。上記第1のポンプは、上記第1の槽から上記混合容器に上記液体を供給する。上記第2のポンプは、上記第2の槽から上記混合容器に上記硬化剤を供給する。上記ストレイナは、前記液体が前記混合容器に供給される前に、上記液体に含まれ上記微小中空球体の径よりも大きい異物を除去する。上記型は、上記混合容器から上記研磨材料を受容し上記研磨材料から研磨層を形成する。
このような製造装置によって、上記微小中空球体の径よりも大きい上記異物が上記ストレイナによって除去され、上記研磨パッド中に上記異物が混入されることが抑制される。これにより、所望の特性を有する研磨パッドが形成される。
以上述べたように、本発明によれば、所望の特性を有する研磨パッドを製造することが可能な研磨パッドの製造方法及び研磨パッド製造装置が提供される。
図(a)は、本実施形態に係る研磨パッド100を示す模式的斜視図である。図(b)は、本実施形態に係る研磨パッド100の模式的断面図である。図(c)は、本実施形態に係る中空微粒子111の模式的断面図である。 本実施形態に係る研磨パッド100の製造に用いられる製造装置200の模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、XYZ軸座標が導入される場合がある。
図1(a)は、本実施形態に係る研磨パッド100を示す模式的斜視図である。
研磨パッド100は、研磨層101、接着層102及びクッション層103を具備する。
研磨層101は、被研磨物に当接し、研磨を行う層である。以下、研磨層101の表面を研磨面101aとする。研磨面101aには、スラリー液の流れをよくするための溝及び孔(不図示)が形成されてもよい。
接着層102は、研磨層101とクッション層103を接着する層であり、例えば粘着テープである。
クッション層103は、研磨層101の被研磨物への当接をより均一にする層である。クッション層103は、不織布や合成樹脂等の可撓性を有する材料からなるものとすることができる。
研磨パッド100は、クッション層103に配設された粘着テープ等によって研磨装置に貼付される。研磨パッド100の大きさ(径)は研磨装置のサイズ等に応じて決定することができ、例えば、直径10cm〜1m程度とすることができる。なお、研磨パッド100の形状は円板状に限られず、帯状等であってもよい。
研磨パッド100は、研磨装置によって被研磨物に押圧された状態で回転駆動され、被研磨物を研磨する。その際、研磨パッド100と被研磨物の間には、スラリー液が供給される。スラリー液は溝又は孔を介して研磨面101aに供給され、排出される。
[研磨層の構成]
図1(b)は、本実施形態に係る研磨パッド100の模式的断面図である。
研磨パッド100において、研磨層101は、ポリマー110及び中空微粒子(微小中空球体)111を含む。
ポリマー110は、研磨材料の主な構成材料である。ポリマー110は、プレポリマーと硬化剤の重合反応によって生成するポリマーであるものとすることができる。このようなポリマーとしては、ポリウレタンが挙げられる。ポリウレタンは、入手性及び加工性がよく、好適な研磨特性を有するため、ポリマー110として好適である。
プレポリマーは、イソシアネート基末端を有する化合物(以下、イソシアネート化合物)とすることができ、ポリイソシアネート化合物とポリオール化合物とを、通常用いられる条件で反応させることにより得られる化合物であり、ポリウレタン結合とイソシアネート基を分子内に含むものである。また、本発明の効果を損なわない範囲内で、他の成分がポリウレタン結合含有イソシアネート化合物に含まれてもよい。
ポリイソシアネート化合物は、分子内に2つ以上のイソシアネート基を有する化合物を意味し、例えばジフェニルメタンジイソシアートを用いることができる。
この他にもポリイソシアネート化合物としては、m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI)、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、ナフタレン−1,4−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、3,3'−ジメトキシ−4,4'−ビフェニルジイソシアネート、3,3'−ジメチルジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネート、キシリレン−1,4−ジイソシアネート、4,4'−ジフェニルプロパンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソフォロンジイソシアネート、プロピレン−1,2−ジイソシアネート、ブチレン−1,2−ジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,2−ジイソシアネート、シクロヘキシレン−1,4−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4'−ジイソシアネート(水添MDI)、p−フェニレンジイソチオシアネート、キシリレン−1,4−ジイソチオシアネート及びエチリジンジイソチオシアネートが挙げられる。これらの1種又は2種以上を用いることができる。
また、ポリオール化合物とは、分子内に2つ以上のアルコール性水酸基(OH)を有する化合物を意味し、例えば、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコール(又はポリテトラメチレンエーテルグリコール)(PTMG)やジエチレングリコール(DEG)を用いることができる。
この他にもポリオール化合物としては、エチレングリコール、ブチレングリコール等のジオール化合物、トリオール化合物等;PTMGなどのポリエーテルポリオール化合物;エチレングリコールとアジピン酸との反応物やブチレングリコールとアジピン酸との反応物等のポリエステルポリオール化合物;ポリカーボネートポリオール化合物、ポリカプロラクトンポリオール化合物等を挙げられる。これらの1種又は2種以上を用いることができる。
硬化剤は、ポリアミン系硬化剤を利用することができる。ポリアミン系硬化剤は、2つ以上のアミノ基を有する物質であり、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどのアルキレンジアミン;イソホロンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4'−ジアミンなどの脂肪族環を有するジアミン;MOCA(3,3−ジクロロ−4,4−ジアミノジフェニルメタン)などの芳香族環を有するジアミン;2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン等の水酸基を有するジアミン、特にヒドロキシアルキルアルキレンジアミン;などを用いることができる。また、3官能のトリアミン化合物、4官能以上のポリアミン化合物も使用可能である。
また、硬化剤は、ポリオール系硬化剤を利用することもできる。ポリオール系硬化剤は2つ以上のヒドロキシル基を有する物質であり、例えば、エチレングリコール又はポリエーテルポリオールとすることができる。
この他にも、ポリオール系硬化剤として、ブチレングリコール及びヘキサンジオール等の低分子量のポリオール化合物、並びに、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG)、ビスフェノールAとプロピレンオキサイドとの反応物等のポリエーテルポリオール化合物、エチレングリコールとアジピン酸との反応物、ブチレングリコールとアジピン酸との反応物等のポリエステルポリオール化合物、ポリカーボネートポリオール化合物及びポリカプロラクトンポリオール化合物等の高分子量のポリオール化合物が挙げられる。
硬化剤は、ポリアミン系硬化剤とポリオール系硬化剤のうちの1種又は複数種を利用することが可能である。
ここで、プレポリマーの末端に存在するイソシアネート基に対する、硬化剤に存在するアミノ基又はヒドロキシル基活性水素基の当量比であるR値が、0.70〜1.20となるよう、各成分を混合する。R値は、0.70〜1.20が好ましく、0.80〜1.00がより好ましく、さらに好ましくは0.85〜0.95である。R値を1以下とすることで、過剰となったイソシアネート基が後述する架橋反応に用いられる。
中空微粒子111は、ポリマー110に分散されている。中空微粒子111は、中空の球体状の物体である。研磨面101aにおいて露出している半球状の中空微粒子111は、研磨層101を形成した後に、切断加工によって表出したものである。
図1(c)は、本実施形態に係る中空微粒子111の模式的断面図である。
中空微粒子111は、熱可塑性樹脂からなる球殻状の外殻111aと、外殻111aに囲まれた内部空間111bを有する。中空微粒子111は、液状の低沸点炭化水素を熱可塑性樹脂の殻で包み、加熱することによって形成されたものとすることができる。中空微粒子111としては、既に加熱され膨張されている既膨張タイプのものが用いられてもよく、上記ポリウレタンの生成反応に伴う生成熱により膨張される未膨張タイプのものが用いられてもよい。
加熱によって熱可塑性樹脂が軟化すると共に低沸点炭化水素が気体に変化し、気体の圧力によって熱可塑性樹脂が膨張することにより中空微粒子111が形成される。低沸点炭化水素は例えばイソブタンやペンタン等が用いられ、熱可塑性樹脂は例えば塩化ビニリデンやアクリロニトリルが用いられる。
中空微粒子111は、市販品を利用することも可能である。例えばマツモトマイクロスフェアーシリーズ(松本油脂製薬株式会社製)やエクスパンセルシリーズ(AkzoNobel社製)を中空微粒子111として利用することができる。
中空微粒子111の大きさは特に限定されないが、直径20μm〜200μm程度とすることができ、また径の異なる中空微粒子を2種類以上用いることもできる。研磨材料における中空微粒子111の含有割合は、研磨材料に対して、10〜60体積%が好適であり、15〜45体積%であるとより好適である。中空微粒子111は、研磨層101が研磨によって磨耗すると研磨面101aに露出し、研磨面101aの研磨特性に影響する。
[研磨パッドの製造装置]
研磨パッド100の製造方法を説明する前に、研磨パッド100の製造する製造装置について説明する。
図2は、本実施形態に係る研磨パッド100の製造に用いられる製造装置200の模式図である。
製造装置200は、第1貯槽201(第1の槽)、第2貯槽202(第2の槽)、撹拌槽203(混合容器)、型204、容器212、ストレイナ400、ポンプ401(第1のポンプ)、ポンプ402(第2のポンプ)、切替弁410、切替弁420、流路501a、流路501b、流路501c、流路502a、流路502b、流路502c及び流路503を具備する。
第1貯槽201は、中空微粒子111とプレポリマーとを含む内容物(液体)を収容することができる。中空微粒子111は、第1貯槽201の上に設けられた容器212に予め収容される。中空微粒子111は、流路503を介して容器212から第1貯槽201に投入される。このような流路503を介して中空微粒子111を容器212から第1貯槽201に投入することにより、中空微粒子111の第1貯槽201外への飛散が抑制される。第2貯槽202は、プレポリマーを硬化する硬化剤を収容することができる。撹拌槽203は、中空微粒子111とプレポリマーとを含む液体と、硬化剤とを混合して研磨材料301を形成する。
このような樹脂製の中空微粒子111を研磨層101に分散させることにより、研磨層101中の空隙の大きさを均一にすることができる。さらに、中空微粒子111の投入量によって研磨パッド100の研磨特性を調整できる。
ポンプ401は、中空微粒子111とプレポリマーとを含む液体を第1貯槽201から撹拌槽203に供給することができる。ポンプ401は、流路501aの途中に設けられている。切替弁410によって流路501aと流路501bとが連通し、ポンプ401が作動すると、流路501a、501bを介して、中空微粒子111とプレポリマーとを含む液体が第1貯槽201から撹拌槽203に供給される。
ポンプ402は、硬化剤を第2貯槽202から撹拌槽203に供給することができる。ポンプ402は、流路502aの途中に設けられている。切替弁420によって流路502aと流路502bとが連通し、ポンプ402が作動すると、流路502a、502bを介して、硬化剤が第2貯槽202から撹拌槽203に供給される。
また、製造装置200においては、切替弁410によって流路501aと流路501cとが連通し、ポンプ401が作動すると、流路501a、501cを介して、中空微粒子111とプレポリマーとを含む液体が第1貯槽201とポンプ401との間で循環する。また、切替弁420によって流路502aと流路502cとが連通し、ポンプ402が作動すると、流路502a、502cを介して、硬化剤が第2貯槽202とポンプ402との間で循環する。型204は、撹拌槽203から研磨材料301を受容し研磨材料301から研磨層101を形成する。
ストレイナ400は、中空微粒子111とプレポリマーとを含む液体が撹拌槽203に供給される前に、この液体に含まれる異物を除去することができる。ストレイナ400としては、流路に接続可能で異物を除去するフィルタを有しているものであれば特に限定されないが、例えば、Y型、U型又はW型の形状のものが用いられ、管接続方式として、ねじ込み式、フランジ式、ソルダー式又はソケット式などのものが用いられる。ストレイナ400が設けられる位置としては、例えば、流路501aの途中で、ポンプ401の上流とすることができる。異物としては、中空微粒子111の直径よりも大きいものが考えられ、例えば200μmより粒子径が大きいものが挙げられる。中空微粒子111の径は、例えば、レーザ回折式粒度分布測定装置、電子顕微鏡像等から算出される。
ストレイナ400内には、フィルタ400fが設けられている。フィルタ400fは、例えば、複数の貫通孔を有する。フィルタ400fは、例えば、メッシュ部材、ポーラス状の板材等で構成される。フィルタ400fは、ストレイナ400内において複数配置されてもよい。中空微粒子111とプレポリマーとは、この貫通孔を通過し、中空微粒子111の径よりも大きい異物は、フィルタ400fを通過することができない。すなわち、異物は、ストレイナ400によって除去される。貫通孔の目開きとしては、用いる中空微粒子111によって、適宜選択することができ、例えば、100μm〜2mm、より好ましくは150μm〜1mm、さらに好ましくは200μm〜500μmとすることができる。貫通孔の目開きが小さすぎると中空微粒子111が通過できない虞があり、貫通孔の目開きが大きすぎると異物も通過可能となってしまうため、上記範囲とするのが好ましい。
本実施形態において、異物とは、例えば、イソシアネート化合物と中空微粒子111に付着した微量の水との反応により生じたタンク壁面や液面に形成されるゲル状の膜又は粒子状の反応生成物である。又は、異物とは、中空微粒子111が複数凝集した凝集物である。このような異物が研磨層101に混入すると研磨層101の研磨特性が著しく低減する。例えば、研磨層101内での中空微粒子111の分散が不均一になったり、研磨層101内に混入した異物が被研磨物に損傷を与えたりする。
ここで、中空微粒子111に付着した水については、中空微粒子111を第1貯槽201に投入する前に、充分に脱水して除去する方法もある。脱水方法としては、例えば、加熱乾燥がある。しかし、加熱乾燥を行うと、熱により中空構造の中空微粒子111が変形したり、又は中空微粒子111が破裂したりする場合がある。また、有機溶剤によって中空微粒子111を事前に洗浄する方法もある。但し、中空微粒子111は熱可塑性樹脂により構成されているため、中空微粒子111が有機溶剤に触れると、中空微粒子111が変形したり、溶解したりする。
また、中空微粒子111に付着した水とイソシアネート化合物との反応を避けるために、中空微粒子111を第2貯槽202に投入する方法もある。しかし、第1貯槽201に収容される液体の容量は、第2貯槽202に収容される液体の容量に比べて、数倍(例えば、3倍程度)大きい。これにより、中空微粒子111をより均一に研磨材料301に分散させるには、より容量が大きい第1貯槽201に中空微粒子111を投入することが望ましい。
従って、中空微粒子111が投入された第1貯槽201内においては、異物が発生する可能性が大きくなっている。このような異物は、硬化剤と混合される前にストレイナ400によって取り除かれることが望ましい。
さらに、中空微粒子111には、中空微粒子の形成時に使用された触媒の金属成分が付着している場合もある。このような金属成分も、異物となって第1貯槽201内の液体に混在している場合がある。さらに、容器212の内壁の少なくとも一部、流路503の内壁の少なくとも一部又は第一貯槽201の内壁の少なくとも一部が金属で構成されている場合には、該内壁から金属成分が第1貯槽201内に混入する場合もある。
このような金属成分を除去するために、ストレイナ400は、金属成分を除去できる金属吸着機構を有してもよい。例えば、ポーラス状又は繊維状の金属吸着体や磁力を用いて金属を吸着するもの、金属に配位結合可能な配位子により化学的に吸着するものなどが挙げられる。金属吸着機構はストレイナ400内に設けられてもよく、フィルタ400fの上流に設けられてもよく、フィルタ400fの下流に設けられてもよい。
又は、金属吸着機構は、ストレイナ400内ではなく、ストレイナ400外の流路501a中に設けられてもよい。つまり、フィルタ400fと金属吸着機構とは、流路501aの途中で多段的に設けられてもよい。又は、フィルタ400f自体が金属吸着機構を有してもよい。さらに、流路501aの内壁が金属吸着機構で構成されてもよい。また、ストレイナ400は、ポンプ401の下流に設けられてもよいが、ストレイナ400がポンプ401の上流に設けられたことにより、ポンプ401内への異物の流入が抑制され、ポンプ401にダメージが与えられにくくなる。
[研磨パッドの製造方法]
次に、研磨パッド100の製造方法を説明する。
例えば、第1貯槽201にプレポリマーと中空微粒子111とが投入される。プレポリマーは、イソシアネート化合物とすることができる。第2貯槽202には、硬化剤が投入される。硬化剤は、ポリオール系硬化剤及びポリアミン系硬化剤の両方又は一方である。各原料の流動性を安定させるために、第1貯槽201及び第2貯槽202は所定温度に加熱される。
次に、第1貯槽201から第1貯槽201内の内容物(以下、第1溶液)がストレイナ400を通過して撹拌槽203に送出される。これにより、第1溶液が撹拌槽203に送出される前に、第1溶液から異物が除去される。ストレイナ400を通過する際に、第1溶液にかかる圧力は中空微粒子111が変形しない程度の圧力とするのが好ましく、具体的には5MPa以下とするのが好ましい。また、ストレイナ400を通過する前後での圧力損失が大きすぎる場合には、ストレイナ400内のフィルタ400fの貫通孔の目開きを超えて異物が通過してしまう可能性があるため、1MPa以下とするのが好ましい。なお、ストレイナ通過後の圧力が0.5MPa以上、好ましくは0.7MPa以上あると、型204に第1溶液を供給する注型の送液ムラが抑制されて安定した注型が可能となるため、送液圧と目開き、圧力損失が上述の範囲内になるよう、適宜調整される。第2貯槽202からは、第2貯槽202の内容物(以下、第2溶液)が撹拌槽203に送出される。これにより、撹拌槽203において第1溶液及び第2溶液が混合した流体状の研磨材料301が形成される。
次に、研磨材料301が型204に流し込まれ、注型が行われる。研磨材料301においては、プレポリマーと硬化剤が重合反応する。この際、型204は加熱されてもよい。重合反応の進行と共に混合物は硬化し、ポリマーからなるブロック状物が形成される。
得られたブロック状物を加熱し、ポリマーの架橋反応を進行させる。さらに、ブロック状物をスライスすることにより、研磨層101が得られる。研磨層101に接着層102及びクッション層103を積層して所望の形状に裁断し、研磨パッド100が形成される。必要に応じて研磨層101には溝等が形成されてもよい。
このように、本実施形態によれば、上述した異物がストレイナ400によって除去され、研磨パッド100の研磨層101中に異物が混入されることが抑制される。これにより、所望の特性を有する研磨パッドが形成される。
なお、中空微粒子111は、細かな微粒子であり、中空微粒子111を第1貯槽201の上方から第1貯槽201に投入すると、第1貯槽201内で舞い上がり、第1貯槽201の内壁に中空微粒子111に付着する可能性がある。この結果、中空微粒子111が効率よくプレポリマー中に分散されない可能性がある。従って、中空微粒子111は、第1貯槽201の下側から流路を介して投入されてもよい。これにより、中空微粒子111は、第1貯槽201に投入直後から第1貯槽201の底に溜ったプレポリマーに直接的に混入される。
また、上記説明においては、中空微粒子111は、第1貯槽201に投入されるとしたが、中空微粒子111は、第2貯槽202に投入されてもよい。この場合も第1貯槽201に投入する方法と同様に、第2貯槽202の下側から流路を利用して中空微粒子111を第2貯槽202に投入することができる。
さらに、上記説明においては中空微粒子111をプレポリマー112に投入する方法について説明したが、中空微粒子以外にも、比重が小さく飛散する可能性がある微粒子、例えば酸化セリウム等の砥粒やフィラー等を上記方法によって投入することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
100…研磨パッド
101a…研磨面
101…研磨層
102…接着層
103…クッション層
110…ポリマー
111…中空微粒子
111a…外殻
111b…内部空間
112…プレポリマー
200…製造装置
201…第1貯槽
202…第2貯槽
203…撹拌槽
204…型
205…吸引管
205a、205b…開口
206…バルブ
207…投入口
208…蓋
209…撹拌翼
210…真空ポンプ
211…配管
212…容器
301…研磨材料
400…ストレイナ
400f…フィルタ
401、402…ポンプ
410、420…切替弁
501a、501b、501c、502a、502b、502c、503…流路

Claims (6)

  1. 微小中空球体とプレポリマーとを含む液体を、前記液体に含まれ前記微小中空球体の径よりも大きい異物を除去するストレイナに通過させる工程と、
    前記液体に硬化剤を混合して研磨材料を形成する工程と、
    前記研磨材料を硬化させて研磨層を形成する工程と
    を含む研磨パッドの製造方法。
  2. 請求項1に記載された研磨パッドの製造方法であって、
    前記異物は、前記プレポリマーが硬化した粒子又は前記微小中空球体が複数凝集した粒子である
    研磨パッドの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載された研磨パッドの製造方法であって、
    前記ストレイナによって、前記液体に含まれる金属成分が除去される
    研磨パッドの製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の研磨パッドの製造方法であって、
    前記微小中空球体は、熱可塑性樹脂からなる外殻を有する
    研磨パッドの製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の研磨パッドの製造方法であって、
    前記プレポリマーはイソシアネート化合物である
    研磨パッドの製造方法。
  6. 微小中空球体とプレポリマーとを含む液体を収容する第1の槽と、
    前記プレポリマーを硬化させる硬化剤を収容する第2の槽と、
    前記液体と前記硬化剤とを混合して研磨材料を形成する混合容器と、
    前記第1の槽から前記混合容器に前記液体を供給する第1のポンプと、
    前記第2の槽から前記混合容器に前記硬化剤を供給する第2のポンプと、
    前記液体が前記混合容器に供給される前に、前記液体に含まれ前記微小中空球体の径よりも大きい異物を除去するストレイナと、
    前記混合容器から前記研磨材料を受容し前記研磨材料から研磨層を形成する型と
    を具備する研磨パッド製造装置。
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