JP6792989B2 - 研磨パッドの製造方法及び研磨パッド製造装置 - Google Patents
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Description
これにより、上記微小中空球体は、上記ポンプを通過する際にポンプから負荷を受けにくく、上記微小中空球体の変形、破損が抑制される。これにより、上記微小中空球体を含む研磨パッドは、所望の特性を示す。
これにより、上記微小中空球体は、上記ポンプを通過する際にポンプから負荷を受けにくく、上記微小中空球体の変形、破損が抑制される。これにより、上記微小中空球体を含む研磨パッドは、所望の特性を示す。
このような外殻を有する上記微小中空球体であっても、上記ポンプを通過する際にポンプから負荷を受けにくく、上記微小中空球体の変形、破損が抑制される。
例えば、上記ポンプの回転数が下がることにより、第1の流量が第2の流量に制限され、第3の流量が第4の流量に制限される。
上記微小中空球体は、このようなポンプを通過する際にポンプから負荷を受けにくく、上記微小中空球体の変形、破損が抑制される。
これにより、上記微小中空球体には、上記ポンプから受ける負荷が印加されにくく、上記微小中空球体の変形、破損が抑制される。
これにより、上記微小中空球体は、上記ポンプを通過する際にポンプから負荷を受けにくく、上記微小中空球体の変形、破損が抑制される。これにより、上記微小中空球体を含む研磨パッドは、所望の特性を示す。
図1(a)は、本実施形態に係る研磨パッド100を示す模式的斜視図である。
研磨パッド100は、研磨層101、接着層102及びクッション層103を具備する。
図1(b)は、本実施形態に係る研磨パッド100の模式的断面図である。
研磨パッド100において、研磨層101は、ポリマー110及び中空微粒子(微小中空球体)111を含む。
中空微粒子111は、熱可塑性樹脂からなる球殻状の外殻111aと、外殻111aに囲まれた内部空間111bを有する。中空微粒子111は、液状の低沸点炭化水素を熱可塑性樹脂の殻で包み、加熱することによって形成されたものとすることができる。中空微粒子111としては、既に加熱され膨張されている既膨張タイプのものが用いられてもよく、上記ポリウレタンの生成反応に伴う生成熱により膨張される未膨張タイプのものが用いられてもよい。
研磨パッド100の製造方法を説明する前に、研磨パッド100の製造する製造装置について説明する。
図2を参照しながら、研磨パッド100の製造方法について説明する。研磨層101の製造は、制御装置600によって制御されている。まず、中空微粒子111が第1貯槽201のみに混在しているときの研磨パッドの製造方法について説明する。
クッション層103が積層されて所望の形状に裁断され、研磨パッド100が形成される。必要に応じて研磨層101には溝等が形成されてもよい。
図3(a)は、第1貯槽201における第1の液体の粘度と循環時間との関係を示すグラフ図である。実線は、ポンプ401としてモーノポンプを使用した場合の結果である。破線は、ポンプ401としてサインポンプを使用した場合の結果である。
101a…研磨面
101…研磨層
102…接着層
103…クッション層
110…ポリマー
111…中空微粒子
111a…外殻
111b…内部空間
200…製造装置
201…第1貯槽
202…第2貯槽
203…撹拌槽
204…型
212、213…容器
301…研磨材料
401、402…ポンプ
410、420…切替弁
501a、501b、501c、502a、502b、502c、503、504…流路
600…制御装置
Claims (6)
- 第1の槽に収容されたプレポリマーと微小中空球体とを含む液体をポンプを通じて前記ポンプの吐出圧力が0.5MPa以上1.0MPa以下である第1の流量で前記第1の槽から混合容器に供給するとともに、第2の槽に収容された硬化剤を前記第2の槽から前記混合容器に供給して、前記混合容器において前記液体と前記硬化剤とが混合した研磨材料を形成する工程と、
前記混合容器から前記研磨材料を型に供給して、前記型において前記研磨材料を硬化させて研磨層を形成する工程と、
前記液体及び前記硬化剤の前記混合容器への供給を停止させた状態で、前記液体を前記ポンプと前記第1の槽との間で前記第1の流量よりも小さく前記ポンプの吐出圧力が0.25MPa以上0.5MPa以下である第2の流量で5時間以内循環させる工程と、
前記液体及び前記硬化剤の前記混合容器への供給を停止させた後に、再度、前記液体を前記ポンプにより前記第1の流量で前記第1の槽から混合容器に供給するとともに、前記硬化剤を前記第2の槽から前記混合容器に供給する工程と
を含む研磨パッドの製造方法。 - 第1の槽に収容されたプレポリマーを前記第1の槽から混合容器に供給するとともに、第2の槽に収容された硬化剤と微小中空球体とを含む液体をポンプを通じて前記ポンプの吐出圧力が0.1MPa以上0.4MPa以下である第3の流量で前記第2の槽から前記混合容器に供給して、前記混合容器において前記プレポリマーと前記液体とが混合した研磨材料を形成する工程と、
前記混合容器から前記研磨材料を型に供給して、前記型において前記研磨材料を硬化させて研磨層を形成する工程と、
前記プレポリマー及び前記液体の前記混合容器への供給を停止させた状態で、前記液体を前記ポンプと前記第2の槽との間で前記第3の流量よりも小さく前記ポンプの吐出圧力が0.05MPa以上0.2MPa以下である第4の流量で5時間以内循環させる工程と、
前記プレポリマー及び前記液体の前記混合容器への供給を停止させた後に、再度、前記プレポリマーを前記第1の槽から前記混合容器に供給するとともに、前記液体を前記ポンプにより前記第3の流量で前記第2の槽から混合容器に供給する工程と
を含む研磨パッドの製造方法。 - 請求項1または2に記載された研磨パッドの製造方法であって、
前記微小中空球体は、熱可塑性樹脂からなる外殻を有する
研磨パッドの製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載された研磨パッドの製造方法であって、
前記ポンプの回転数を調整することにより、前記液体の流量が調整される
研磨パッドの製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載された研磨パッドの製造方法であって、
前記ポンプとして、容積式ポンプが用いられる
研磨パッドの製造方法。 - プレポリマーを収容し、前記プレポリマーに微小中空球体を混合させることが可能な第1の槽と、
前記プレポリマーを硬化させる硬化剤を収容し、前記硬化剤に前記微小中空球体を混合させることが可能な第2の槽と、
前記プレポリマーと前記硬化剤と前記微小中空球体とを混合して研磨材料を形成する混合容器と、
前記第1の槽に収容された第1の液体を前記第1の槽から前記混合容器に供給する第1のポンプと、
前記第2の槽に収容された第2の液体を前記第2の槽から前記混合容器に供給する第2のポンプと、
前記第1の液体を前記第1のポンプによって前記第1のポンプの吐出圧力が0.5MPa以上1.0MPa以下である第1の流量により前記混合容器に供給し、前記第2の液体を前記第2のポンプによって前記第2のポンプの吐出圧力が0.1MPa以上0.4MPa以下である第3の流量により前記混合容器に供給する制御を行い、前記第1の液体及び前記第2の液体の前記混合容器への供給を停止している状態では、前記第1の液体を前記第1のポンプと前記第1の槽との間で前記第1流量よりも小さく前記第1のポンプの吐出圧力が0.25MPa以上0.5MPa以下である第2の流量で5時間以内循環させるか、または、前記第2の液体を前記第2のポンプと前記第2の槽との間で前記第3の流量よりも小さく前記第2のポンプの吐出圧力が0.05MPa以上0.2MPa以下である第4の流量で5時間以内循環させる制御を行う制御装置と、
前記混合容器から前記研磨材料を受容し前記研磨材料を硬化させて研磨層を形成する型と
を具備する研磨パッド製造装置。
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