JP2018049298A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、可撓性部材の回転中心位置が変化しても該可撓性部材と分離部材との相対的な位置が変化せず、記録材の分離性能と搬送性能とを両立させることが出来る定着装置を提供する。【解決手段】 分離部材30の記録材Pの搬送方向の上流側の先端部30bは、定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに係止され、該分離部材30の記録材Pの搬送方向の下流側は搬送ガイド28の固定位置に設けられた回動軸30aを中心に回動可能に設けられたことを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に備えられる定着装置に関するものである。
画像形成装置において、転写方式、或いは直接方式により目的の画像情報の未定着トナー画像を記録材の表面に形成した後、加熱及び加圧により定着させる定着装置が実用化されている。
図5及び図6に比較例として、フィルム方式の定着装置14を示す。図5及び図6に示すフィルム方式の定着装置14は、加熱ユニット18と、加圧ローラ19等を有して構成されている。
このような定着装置14では、定着フィルム23への記録材Pの巻き付きという現象がある。記録材Pの種類や特定の定着条件の影響によって、また、記録材Pの搬送速度が速くなるに伴い、記録材Pの先端が定着フィルム23から確実に分離し難くなる場合がある。
記録材Pが定着フィルム23に巻き付くことによりジャム(紙詰り)を引き起こしたり、定着ニップ部Nから排出された直後の搬送ガイド28への進入不良によるジャムを起こす可能性がある。最悪の場合には、定着フィルム23が記録材Pを完全に巻き取ってしまい、ユーザがジャムした記録材Pを取り除くことが困難になってしまう場合も想定される。
このような課題への対応として、例えば、定着ニップ部Nよりも記録材Pの搬送方向(図5の矢印B方向)の下流側の位置において、定着フィルム23から記録材Pを分離する分離部Dの曲率を大きくするようにしている(曲率分離)。
しかしながら、上記分離部Dの曲率を大きくし過ぎると、定着フィルム23の回転に伴う屈曲変化が大きくなり、回転耐久に伴って定着フィルム23が疲労破断してしまう場合もある。このため、上記分離部Dの曲率は所定の曲率以下に抑えた状態で記録材Pが定着フィルム23に巻き付かないような爪形状の分離部材50を上記分離部Dの近傍に配置する。そして、分離部材50により記録材Pの先端を定着フィルム23から分離し、該記録材Pの良好な搬送性を確保するようにしている。
分離部材50の配置に関しては、該分離部材50の先端位置を定着フィルム23に極力近接した状態で精度よく保持する。このために、例えば、特許文献1に示されているように、定着フランジ24に分離部材50を設けている。
また、幅の広い記録材Pを搬送する画像形成装置においては、記録材Pの幅の大小にかかわらず分離性能を持たせる。このために、図6に示すように剛性を有する金属製の分離部材50を記録材Pの幅方向(搬送方向と直交する方向)の全域以上になるように配置して定着フランジ24に固定し、該分離部材50と定着フィルム23との相対位置を精度良く維持するようにしている。
特開2006−153948号公報
しかしながら、上記のようなフィルム方式の定着装置14及び分離部材50では、以下のような課題があった。
搬送する記録材Pの種類によっては、付勢手段となるコイルバネ40により加熱ユニット18を加圧ローラ19に付勢する付勢力を変更する場合がある。記録材Pとして、例えば、封筒やハガキ等の特殊紙の場合は、普通紙に比べて加熱ユニット18を加圧ローラ19に付勢する付勢力を低減させ、記録材Pの搬送性と画像定着性の最適化を図る。
加熱ユニット18を加圧ローラ19に付勢する付勢力の低減に伴い、加熱ユニット18及び分離部材50は一体的に加圧ローラ19から離れる方向に移動する。定着ニップ部Nを通過した記録材Pは分離部材50により定着フィルム23から分離され、該分離部材50に沿って搬送される。このため、分離部材50の記録材Pの搬送方向の下流側(図5の左側)に配置された搬送ガイド28と分離部材50との段差Qには配慮を要する。
搬送ガイド28と分離部材50との段差Qは以下の通りである。即ち、付勢手段となるコイルバネ40による付勢力を最も低減させた状態でも該分離部材50と搬送ガイド28との段差Qが記録材Pの搬送方向(図5の矢印B方向)に対して逆段差にならないように配置する。即ち、加熱ユニット18及び分離部材50が加圧ローラ19から最も離れた状態である。ここで、逆段差とは、記録材Pの搬送路に対して分離部材50が搬送ガイド28よりも離れるような段差である。
一方、コイルバネ40による付勢力を最も低減させた状態に合わせて該分離部材50と搬送ガイド28との段差Qの段差量を設定した場合、記録材Pが普通紙の場合には該段差Qが大きくなる。そして、段差Qが大き過ぎると、定着装置14により定着された記録材P上のトナー画像面が分離部材50と摺擦して擦れ跡等の画像劣化が発生するという問題がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、可撓性部材の回転中心位置が変化しても該可撓性部材と分離部材との相対的な位置が変化せず、記録材の分離性能と搬送性能とを両立させることが出来る定着装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る定着装置の代表的な構成は、加熱体と、前記加熱体と摺動するスリーブ状の可撓性部材と、前記可撓性部材の周形状軌跡を規制する規制部材と、前記可撓性部材を挟んで前記加熱体とニップ部を形成する加圧部材と、前記ニップ部よりも記録材の搬送方向の下流側で、且つ前記可撓性部材と所定の離間距離を有して配置された分離部材と、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ該記録材上に担持されたトナー画像を定着する定着装置において、前記分離部材の記録材の搬送方向の上流側の端部は、前記規制部材に設けられた溝部に係止され、前記分離部材の記録材の搬送方向の下流側は固定位置に設けられた回動軸を中心に回動可能に設けられたことを特徴とする。
上記構成によれば、分離部材と可撓性部材との相対的な位置精度を良好に保ったまま分離部材から該分離部材よりも記録材搬送方向の下流側に配置される搬送ガイドへの記録材の受け渡しが滑らかに行われる。このため、様々な記録材を搬送する場合においても記録材の分離性能及び搬送性能を両立させて画像品質の高い定着装置を提供することが可能になる。
本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る定着装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。 第1実施形態の定着装置の構成を示す斜視説明図である。 本発明に係る定着装置の第2実施形態の構成を示す斜視説明図である。 比較例の定着装置の構成を示す断面説明図である。 比較例の定着装置の構成を示す斜視説明図である。
図により本発明に係る定着装置及びこれを備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
[第1実施形態]
先ず、図1〜図3を用いて本発明に係る定着装置及びこれを備えた画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
図1は本発明に係る定着装置14を搭載する画像形成装置29の一例として電子写真プロセスを利用したレーサビームプリンタを示す。図1において、画像形成装置29は、記録材Pを給送する給送部5と、記録材Pにトナー画像を形成する画像形成手段となる画像形成部7を備えている。
給送部において、給送トレイ1内に設けられたシート積載台上に積載された記録材Pは、給送ローラ3により最上位の記録材Pから一枚ずつピックアップされ、搬送ローラ4によってレジストローラ6へと送られる。記録材Pはレジストローラ6によって斜行が補正された後、画像形成部7へと給送される。
画像形成部7には画像形成装置29本体に対して取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジ8が設けられている。このプロセスカートリッジ8には像担持体としてのドラム形状の電子写真感光体からなる感光ドラム9が設けられる。更に、該感光ドラム9の表面を一様に帯電させる帯電ローラ10と、感光ドラム9の表面上に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー画像として現像する現像スリーブ11とが設けられる。更に、感光ドラム9の表面上に残留した残留トナーを除去して回収するクリーナ12等を一体的にユニット化したカートリッジとして構成されている。
感光ドラム9は図1の時計回り方向に所定の周速度で回転駆動される。帯電ローラ10は回転する感光ドラム9の表面を所定の極性と電位で一様に帯電する。露光手段となるレーザスキャナユニット13から画像情報に対応するレーザ光13aを出射して、回転する感光ドラム9の表面を露光する。これにより感光ドラム9の表面に画像情報に対応した静電潜像が書き込まれる。この静電潜像は現像スリーブ11によって供給されるトナーによりトナー画像として現像される。そして、この現像されたトナー画像は転写手段となる転写ローラ2によって感光ドラム9と転写ローラ2とのニップ部を搬送される記録材Pに転写される。
感光ドラム9からトナー画像が転写された記録材Pは定着装置14に搬送される。この定着装置14により記録材P上のトナー画像が加熱及び加圧されて記録材Pに定着される。その後、記録材Pは排出ローラ15,16等によって画像形成装置29本体の上部に設けられた排出トレイ17上に排出される。
<定着装置>
図2は本実施形態におけるフィルム方式の定着装置14の構成を示す断面図である。尚、本実施形態において、図5及び図6に示した比較例の定着装置14と同様に構成されるものは同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態の定着装置14は、加熱体となるヒータ22の表面と摺動するスリーブ状の可撓性部材となる金属製スリーブを用いた定着フィルム23を有する加熱ユニット18が設けられる。更に、定着フィルム23を挟んでヒータ22と定着ニップ部Nを形成する加圧部材となる弾性を有する加圧ローラ19とを有して構成されている。加熱ユニット18は付勢手段となるコイルバネ40により加圧ローラ19側に押圧されており、該加熱ユニット18と加圧ローラ19との圧接により定着ニップ部Nが形成される。
加熱ユニット18は、耐熱性と断熱性と剛性を有する断面半円弧状のフィルムガイド21と、該フィルムガイド21を保持するステー25とが設けられる。更に、該フィルムガイド21の長手方向の両端部にステー25を介して嵌合され、定着フィルム23の周形状軌跡を規制する規制部材となる定着フランジ24が設けられる。更に、該フィルムガイド21の下面で該フィルムガイド21の長手方向に沿って設けた凹溝部21aに嵌入して固定され、通電により発熱するセラミックヒータからなるヒータ22が設けられる。更に、該ヒータ22を取り付けたフィルムガイド21の外周部にルーズに嵌装され、可撓性と耐熱性を有する金属製の定着フィルム23等を有して構成される。
定着フィルム23は熱容量の小さな金属製の可撓性を有するスリーブからなる。クイックスタートを可能にするために総厚が200μm以下の厚みで耐熱性及び高熱伝導性を有する金属を基層としたフィルムからなる。これらの金属としては、ステンレス(SUS)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)等の金属を単独で、或いは、それらの金属の合金を基層としたフィルムからなる。この定着フィルム23はフィルムガイド21の下面に配設されたヒータ22の表面と当接している。
定着フィルム23は、ヒータ22の表面と当接する定着ニップ部Nの近傍以外の領域ではフィルムガイド21に設けた定着フィルム23の周方向に伸びる図示しないリブに対して十分なクリアランスを設けている。また、定着フィルム23は長寿命の定着装置14を構成するために十分な強度を持ち耐久性に優れた金属製スリーブで構成され、その総厚は20μm〜200μmの厚さを有して構成される。
更に、オフセット防止や記録材Pの分離性を確保するために定着フィルム23の表層には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE;Polytetrafluoroethylene)を被膜している。或いは、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレンヘキサフルオロプロピレン共重合体)を被膜している。或いは、ETFE(エチレンテトラフルオロエチレン共重合体)、CTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)を被膜している。或いは、PVDF(ポリビニリデンフルオライド)等のフッ素系樹脂、或いは、シリコーン樹脂等の離型性の良好な耐熱性樹脂を単独或いは混合した樹脂を被覆している。
定着フランジ24は、ポリフェニレンサルファイド(PPS;Polyphenylene sulfide)、液晶ポリマー、フェノール樹脂等の耐熱樹脂により形成されている。
定着フランジ24の定着フィルム23の長手方向端部と対向する端面には、該定着フィルム23が回転した際の周形状軌跡を規制する図示しないガイド部が突出して設けられている。そして、該ガイド部に定着フィルム23の長手方向端部を嵌装させて保持している。該ガイド部により定着フィルム23の長手方向端部の内周面の移動を規制し、定着フランジ24の端面によって定着フィルム23のスラスト方向(軸方向)の移動を規制する。
加圧ローラ19は芯金19aの両端部が定着装置14の図示しないフレームに設けられた軸受部材を介して回転自在に軸支されている。加熱ユニット18は、加圧ローラ19の上側にヒータ22側を下向きにして加圧ローラ19に並行して配置される。そして、各定着フランジ24の加圧部24pと、定着装置14の図示しないフレームに設けられたバネ受け部との間に圧縮して設けたコイルバネ40の伸長力により各定着フランジ24を加圧ローラ19に対して付勢する。
これにより、加圧ローラ19の弾性層19bの弾性力に抗してヒータ22の下面を定着フィルム23を介して加圧ローラ19に対して所定の押圧力で圧接する。これにより、記録材P上に形成されたトナー画像の加熱定着に必要な記録材Pの搬送方向における所定幅の定着ニップ部Nを形成する。
ヒータ22は図示しない電源からの電力供給により発熱する発熱源としての通電発熱体(抵抗発熱体)を含み、該通電発熱体の発熱により昇温する。このヒータ22は基板にアルミナ(Al)または窒化アルミニウム(AlN)を用いて基板上に銀、パラジウムからなる抵抗体を厚膜印刷して所望の抵抗値を有する発熱体パターンを形成したものである。
更に、該通電発熱体上に保護層であって定着フィルム23との摺動層となるガラス層を形成する。該通電発熱体を形成した基板面の裏側には温度検知素子であるサーミスタを接着固定してヒータ22の温度をモニターしている。
通電発熱体に対する電力供給によりヒータ22が加熱され、該ヒータ22の温度が所定の目標温度まで上昇される。そして、ヒータ22が所定温度に温調された状態で加圧ローラ19を回転駆動することにより該加圧ローラ19に圧接された定着フィルム23が図2の矢印A方向に従動回転する。その状態でレジストローラ6によって搬送される記録材Pが定着入口ガイド26によって該加圧ローラ19の弾性層19bの弾性変形によって生じる弾性力により該ヒータ22との間に形成された定着ニップ部Nに導入される。
そして、該記録材Pが定着フィルム23に密着して該定着フィルム23と一緒に重なった状態で定着ニップ部Nを通過していく。そして、記録材Pを定着ニップ部Nで挟持搬送しつつ該記録材Pが定着ニップ部Nを通過する。その過程でヒータ22から定着フィルム23を介して記録材P上(記録材上)に担持された未定着トナー画像Tに熱エネルギーが付与されて該未定着トナー画像Tが加熱溶融されて記録材P上に定着される。
その後、記録材Pは定着ニップ部Nを通過し、該記録材Pの腰の強さと、分離部材30の作用により定着フィルム23の外周面から分離される。そして、該分離部材30と、該分離部材30が設けられた記録材Pの搬送路の上方に配置される搬送ガイド28と、該記録材Pの搬送路の下方に配置される搬送ガイド27とによりガイドされて搬送ローラ31に送られる。更に、図1に示す該搬送ローラ31,15により搬送されて排出ローラ16により排出トレイ17上に排出される。
搬送ローラ31のニップ部Mと、定着装置14の定着ニップ部Nとの間には記録材Pの搬送路を形成する搬送ガイド27,28が設けられている。搬送ガイド27,28はポリブチレンテレフタレート(PBT;Polybutylene terephthalate)により構成されている。或いは、ポリエチレンテレフタレート(PET;Polyethylene Terephthalate)等の耐熱性の高い材料により構成されている。搬送ガイド27の搬送面は定着ニップ部Nの記録材搬送方向の下流側の端部と、搬送ローラ31のニップ部Mとを結ぶ直線よりも下方に設置されている。
また、搬送ローラ31により挟持搬送される記録材Pの搬送速度は、定着ニップ部Nで挟持搬送される記録材Pの搬送速度よりも速く設定されている。つまり、記録材Pが定着ニップ部Nと、搬送ローラ31のニップ部Mとの双方で搬送されている状態では、この区間において記録材Pは双方のニップ部を結んだ直線に近づく挙動を示すように設定されている。
<分離部材>
定着装置14の定着ニップ部Nよりも記録材Pの搬送方向の下流側(図2の左側)で、且つ定着フィルム23と所定の離間距離となる離間間隔Xを有して分離部材30が配置されている。分離部材30の記録材Pの搬送方向の下流側(図2の左側)は画像形成装置29本体フレームに固定された搬送ガイド28の固定位置に回動自在に設けられた金属製の回動軸30aを中心に回動可能に設けられている。分離部材30の記録材Pの搬送方向の上流側(図2の右側)の端部となる先端部30bは、定着フランジ24の分離部材30側に対向する側面24aに設けられた溝部24sに係止されている。
可撓性を有する定着フィルム23は、加圧ローラ19の回転駆動によって図2の矢印A方向に従動回転している。その状態において、定着フランジ24の図示しない突出したガイド部と、定着フィルム23の長手方向端部の内周面とが接触している部位で保持されている。このため、該ガイド部の近傍では定着フィルム23の変形や移動が少ない。つまり、定着フランジ24は主にガイド部により定着フィルム23の周形状軌跡を規制している。
定着フランジ24のガイド部により定着フィルム23の周形状軌跡が規制されている状態で記録材Pが定着ニップ部Nにより挟持搬送される。そして、該定着ニップ部Nよりも図2の矢印B方向で示す記録材搬送方向の下流側位置で該定着フィルム23の記録材分離部Dの曲率を一定量確保した曲率分離によって記録材Pの先端部が定着フィルム23から分離され、搬送される。
しかしながら、該定着フィルム23の記録材分離部Dの曲率を大きく設定し過ぎると、該定着フィルム23の回動にともなう屈曲変化が大きくなる。これにより、定着フィルム23が回転することにより繰り返しの屈曲に伴う疲労破断を起こしてしまう場合がある。このため、本実施形態においては、該定着フィルム23の記録材分離部Dの曲率を一定量以下に抑えている。
材質や厚さが異なる記録材Pや定着条件が異なる記録材Pでは、定着フィルム23からの分離が十分に維持できない場合がある。このため、本実施形態では、分離部材30を定着フィルム23の近傍で、且つ記録材Pの搬送方向の下流側(図2の左側)に定着フィルム23から所定の離間間隔Xだけ離間させた状態で配置している。
ここで、離間間隔Xとは定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dから分離部材30の先端部30bまでの間隔をいう。定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dから分離部材30の先端部30bまでの離間間隔Xが所定の離間距離以内に設定されていれば、該分離部材30による記録材Pの定着フィルム23からの分離が確実に出来る。
定着フィルム23が金属製スリーブで構成されている場合、該定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dに対して分離部材30の先端部30bは0.3mm〜2.0mm程度の離間間隔Xに設定されることが望ましい。本実施形態では、定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dから分離部材30の先端部30bまでの離間間隔Xを1.5mmに設定した。
定着フィルム23が加圧ローラ19に従動回転しているとき、分離部材30は、定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dに対して離間間隔Xが大き過ぎると記録材Pの分離が出来なくなる場合がある。
逆に、定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dから分離部材30の先端部30bまでの離間間隔Xが小さ過ぎると、該分離部材30の先端部30bが定着フィルム23と接触する。そして、該定着フィルム23の表面に傷が入り、定着された記録材P上のトナー画像に傷をつけて画像品質を低下させる。最悪の場合には定着フィルム23が破断してしまう場合もある。
そこで、本実施形態の分離部材30は、定着装置14の定着ニップ部Nよりも記録材Pの搬送方向の下流側(図2の左側)で、且つ定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dと近接した位置に精度良く配置してある。
図3は加熱ユニット18及び加圧ローラ19と分離部材30との配置構成を示す。図3に示すように、定着装置14の定着ニップ部Nの長手方向(図3の左右方向)において以下の通りである。即ち、記録材Pの通過領域(搬送領域)外の両端部に配置される定着フランジ24の該定着ニップ部Nよりも記録材Pの搬送方向の下流側(図3の左側)の側面24aには略V字形状の溝部24sが設けられている。
分離部材30は、定着フィルム23の回転軸方向(図3の左右方向)に平行で且つ記録材Pが通過する領域(記録材Pの搬送領域)の全域に渡ってに配置されている。分離部材30の先端部30bは定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに侵入して係合した状態で位置決めされる。これにより、定着フィルム23の外周面の記録材分離部Dから分離部材30の先端部30bまでの離間間隔Xは精度良く保持される。
本実施形態の分離部材30は、記録材Pの幅方向(記録材Pの搬送方向と直交する方向)の全域に渡って剛性を維持出来るように金属製で断面L字形状の支持部材30cを有する。更に、記録材Pの搬送ガイド面として記録材Pが滑らかに摺動する搬送面を形成出来るように金属製の薄板で図2の上に突に湾曲して構成されたガイド部材30dを有する。
更に、分離部材30の回転中心となる金属製の回動軸30aとが一体的に構成されている。そして、記録材Pが摺動する搬送面には、トナーが付着し難いようにコーティング層により覆われている。コーティング層の材質の一例としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE;Polytetrafluoroethylene)のコーティング層等が挙げられる。
分離部材30の記録材Pの搬送方向の下流側(図2の左側)には、該分離部材30の長手方向両端部に該分離部材30の回転中心となる回動軸30aが設けられている。この回動軸30aは分離部材30の記録材Pの搬送方向の下流側に配置された搬送ガイド28の長手方向両端部に設けられた軸受部材に回動自在に軸支されている。これにより、分離部材30が回動軸30aを中心に回動自在に配置される。
搬送される記録材Pの厚さが変化すると、コイルバネ40により付勢されている加熱ユニット18の位置が変動する。その際にも分離部材30の先端部30bが定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに侵入して係合したまま該分離部材30が回動軸30aを中心に回動する。従って、図2に示す分離部材30の記録材Pの搬送方向の下流側(図2の左側)と、搬送ガイド28との間の段差Qは、分離部材30の回動軸30aを中心とする回動角度θによらず概ね変化しない構成となっている。
<定着動作>
加圧ローラ19は駆動源となるモータの回転力を図示しない駆動伝達系を介して受けて図2の矢印C方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ローラ19の回転駆動により該加圧ローラ19の外周面と、定着フィルム23の外周面との定着ニップ部Nにおける圧接摩擦力によりスリーブ状の定着フィルム23に回転力が作用する。そして、該定着フィルム23の内周面側がヒータ22の下面に密着して摺動しながらフィルムガイド21の外周を図2の矢印A方向に従動回転する。
定着フィルム23は加圧ローラ19の回転駆動により、少なくとも未定着トナー画像Tの定着実行時には図2の矢印A方向にヒータ22の下面に密着して該ヒータ22の下面を摺動しながら所定の周速度で回転される。即ち、定着フィルム23は図1に示す画像形成部7側から搬送されてくる未定着トナー画像Tを担持した記録材Pの搬送速度と略同一の周速度でシワなく回転駆動される。
このとき、記録材Pとして、例えば、封筒やハガキ等の厚みの大きい特殊紙を搬送する場合、搬送性や画像定着性の観点から、定着ニップ部Nの圧接力を変更して設定できるようにする場合がある。本実施形態においても、封筒やハガキを通紙する場合には、図示しない付勢力可変機構によってコイルバネ40による付勢力を低減させるようになっている。コイルバネ40による付勢力を低減させることで、加熱ユニット18は加圧ローラ19から離れる方向に移動する。このときの定着ニップ部Nの記録材Pの搬送方向(図2の左右方向)の幅はコイルバネ40による付勢力を低減させる前の幅と比べて小さくなる。
分離部材30は回動軸30aを中心に回動し、分離部材30の先端部30bは定着フランジ24の溝部24sと係合したまま、図2に示す回動角度θが小さくなる方向に変化する。ここで、回動角度θは水平方向に対して分離部材30が回動軸30aを中心に回動した角度をいう。
これにより、分離部材30の先端部30bと、定着フィルム23の記録材分離部Dとの離間間隔Xは、通常の記録材Pの搬送時の離間間隔Xを概ね保ったまま保持される。一方、分離部材30と搬送ガイド28との段差Qは概ね変化していない。
この状態で記録材Pが定着フィルム23に巻き付き気味に搬送された場合においても分離部材30の先端部30bと、定着フィルム23の記録材分離部Dとの離間間隔Xが変化していない。このため、記録材Pは分離性能を確保したまま定着ニップ部Nの記録材Pの搬送方向の下流側の搬送性に影響を及ぼすことなく確実に定着フィルム23から分離されて搬送される。
また、定着ニップ部Nを通過した直後の記録材P上のトナー画像は、加熱定着されてはいるものの、この段階では十分に安定した状態ではない。このため、分離部材30のガイド部材30dの搬送面との摺動によっては、傷等の画像不良が発生し易い。本実施形態では、分離部材30から搬送ガイド28への受け渡しが滑らかである。このため、傷等の画像不良が発生しない。
本実施形態によれば、様々な記録材Pに応じて加熱ユニット18の位置が変動する定着装置14においても、定着フィルム23と分離部材30との相対的な位置精度を良好に保ったまま分離部材30と搬送ガイド28の段差Qが概ね変わらない。これにより分離部材30から搬送ガイド28への記録材Pの受け渡しが滑らかに出来る。このため、記録材Pの十分な分離性能と搬送性能とが確保され、画像品質が維持できる。
[第2実施形態]
次に、図4を用いて本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号、或いは符号が異なっても同一の部材名を付して説明を省略する。
前記第1実施形態では分離部材30の回動軸30aが搬送ガイド28の固定位置に設けられたものである。しかしながら、分離部材30は、搬送ガイド28と定着フランジ24、更にはこれらを支持する定着装置14のフレームや画像形成装置29本体のフレーム等の複数の部品間で受け渡されている。このため、各部品の量産による寸法精度の誤差、或いは、組立精度の誤差により分離部材30と定着フィルム23との間の相対的な位置精度を維持するのは困難な場合がある。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、搬送ガイド28の固定位置で、記録材Pの搬送方向(図4の矢印B方向)に沿って長穴28aが設けられている。長穴28a内には分離部材30の回動軸30aが摺動自在に挿通される。搬送ガイド28の該長穴28aの一端部側に設けられた図示しない係止部と、回動軸30aとの間には付勢手段となるコイルバネ20が係止されている。また、分離部材30は回動軸30aを中心に回動可能となっており、該分離部材30に設けた図示しない規制タブを搬送ガイド28の一部と回動軌跡上で係合可能になるようにして分離部材30の姿勢を所定の範囲内に留まるようにしてある。
コイルバネ20の付勢力により分離部材30を定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに対して付勢する。また、定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに連続して分離部材30の記録材Pの搬送方向の上流側(図4の右側)の端部となる先端部30bが摺動するカム面24tが設けられている。
分離部材30の先端部30bが確実に定着フランジ24の溝部24sに係合できるように、回動軸30aと長穴28aとは記録材Pの搬送方向(図4の矢印B方向)に関して十分なクリアランスを設けている。更には、分離部材30の姿勢が所定の範囲内に留まるようにしてあるので先端部30bは定着フランジ24のカム面24t及び溝部24sに向かう姿勢で保持される構成となっている。
これにより、各構成部品の量産による寸法精度の誤差、或いは、組立精度の誤差が発生した場合においても、コイルバネ20の付勢力により分離部材30の回動軸30aが長穴28aに沿って記録材Pの搬送方向の上流側(図4の右側)に常時付勢される。これにより、分離部材30の先端部30bは定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに確実に侵入して係合し、分離部材30と定着フィルム23との間の相対的な位置精度は維持される。
また、加熱ユニット18は図4の矢印F方向に挿入して定着装置14の図示しないフレームに軸受部材を介して組み付けられる。このとき、分離部材30が、先に定着装置14のフレームに組み付いていると、分離部材30と定着フランジ24とが組み付け軌跡上干渉してしまう。また、分離部材30と加熱ユニット18の組み付け順序が決まってしまうのも組立工程上、好ましくない。
そこで、本実施形態では、コイルバネ20の付勢力に抗して分離部材30が長穴28aに沿って図4の矢印E方向に十分移動可能な構成とした。加熱ユニット18の着脱途中において、分離部材30の先端部30bと,加熱ユニット18の定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに連続して設けられたカム面24tとは滑らかに摺動可能になっている。
そして、加熱ユニット18の図4の矢印F方向の挿入量に応じて分離部材30の先端部30bは定着フランジ24のカム面24tを図4の矢印G方向に沿いながらコイルバネ20の付勢力に抗して分離部材30が長穴28aに沿って図4の矢印E方向に退避する。そして、加熱ユニット18が所定の位置に取り付けられた際には、コイルバネ20の付勢力により分離部材30が長穴28aに沿って図4の右方向に移動する。そして、分離部材30の先端部30bは定着フランジ24の側面24aに設けられた溝部24sに確実に侵入して係合し、分離部材30と定着フィルム23との間の相対的な位置精度は維持される。
本実施形態によれば、定着フィルム23と、分離部材30との相対的な位置精度を維持したまま、該分離部材30から該分離部材30の記録材Pの搬送方向の下流側(図4の左側)の搬送ガイド28への記録材Pの受け渡しが滑らかに出来る。更に、各部品の量産による寸法精度の誤差、或いは、組立精度の誤差があっても分離部材30と定着フィルム23との間の相対的な位置精度を維持することが出来る。また、分離部材30や加熱ユニット18の組立作業性を向上することが出来る。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
P …記録材
22 …ヒータ(加熱体)
23 …定着フィルム(可撓性部材)
24 …定着フランジ(規制部材)
24a …側面
27,28 …搬送ガイド
30 …分離部材
30a …回動軸
30b …先端部(端部)
前記目的を達成するための本発明に係る定着装置の代表的な構成は、回転可能なスリーブ状の可撓性部材と、前記可撓性部材の長手方向の前記可撓性部材の端面と対向する位置に設けられており前記可撓性部材の前記長手方向への移動を規制する規制部材と、を有する加熱ユニット、前記可撓性部材の外周面と接触する加圧部材と、記可撓性部材と前記加圧部材の間のニップ部を通過した記録材を前記可撓性部材から分離する分離部材と、記録材の搬送方向において前記ニップ部より下流側に設けられている搬送ガイドと、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ記材に担持されたトナー画像を記録材に定着する定着装置において、前記加熱ユニットは、前記加圧部材から離れる方向に移動可能に設けられており、前記分離部材は前記搬送ガイドに回動可能に設けられており、前記分離部材の前記可撓性部材の側の端部は前記規制部材と係合しており、前記加熱ユニットが前記加圧部材から離れる方向に移動しても、前記分離部材の回動中心の位置は固定のまま、前記分離部材の前記端部が前記加熱ユニットの移動に追従して移動することを特徴とする。

Claims (5)

  1. 加熱体と、
    前記加熱体と摺動するスリーブ状の可撓性部材と、
    前記可撓性部材の周形状軌跡を規制する規制部材と、
    前記可撓性部材を挟んで前記加熱体とニップ部を形成する加圧部材と、
    前記ニップ部よりも記録材の搬送方向の下流側で、且つ前記可撓性部材と所定の離間距離を有して配置された分離部材と、
    を有し、
    前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ該記録材上に担持されたトナー画像を定着する定着装置において、
    前記分離部材の記録材の搬送方向の上流側の端部は、前記規制部材に設けられた溝部に係止され、
    前記分離部材の記録材の搬送方向の下流側は固定位置に設けられた回動軸を中心に回動可能に設けられたことを特徴とする定着装置。
  2. 固定位置で、且つ記録材の搬送方向に配置され、前記回動軸が摺動自在に挿通される長穴と、
    前記分離部材を前記溝部に対して付勢する付勢手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記溝部に連続して前記分離部材の記録材の搬送方向の上流側の端部が摺動するカム面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記分離部材は、
    金属製で断面L字形状の支持部材と、
    金属製で記録材が摺動する搬送面を有するガイド部材と、
    金属製の前記回動軸と、
    を有して構成され、
    記録材が摺動する搬送面には、トナーが付着し難いコーティング層が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 記録材にトナー画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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