JP2018049102A - 光学系およびそれを有する光学機器 - Google Patents
光学系およびそれを有する光学機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018049102A JP2018049102A JP2016183796A JP2016183796A JP2018049102A JP 2018049102 A JP2018049102 A JP 2018049102A JP 2016183796 A JP2016183796 A JP 2016183796A JP 2016183796 A JP2016183796 A JP 2016183796A JP 2018049102 A JP2018049102 A JP 2018049102A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical element
- optical system
- aperture stop
- optical
- lens group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
Abstract
Description
0≦Te1/T1≦0.4
0.6≦Te2/T2≦1
なる条件式を満足することを特徴とする。
0.6≦Te2/T2≦1 (2)
式(1)および(2)において、T1は第1の光学素子の最大の透過率である。T2は第2の光学素子の最大の透過率である。Te1は開口絞りSPが開放であり無限遠に合焦しているときの軸上光束のマージナル光線が第1の光学素子に入射する位置における第1の光学素子の透過率である。Te2は開口絞りSPが開放であり無限遠に合焦しているときの軸上光束のマージナル光線が第2の光学素子に入射する位置における第2の光学素子の透過率である。
0≦Te1/T1≦0.32 (1b)
0≦Te1/T1≦0.28 (1c)
0.02≦Te1/T1≦0.25 (1d)
なお、式(2)の数値範囲としては、以下の式(2a)から式(2d)に順に設定することが好ましい。
0.60≦Te2/T2≦0.96 (2b)
0.60≦Te2/T2≦0.95 (2c)
0.61≦Te2/T2≦0.94 (2d)
さらに各実施例の光学系において、光学系全系に対する開口絞りSPの光入射側に配置された光学系の相対的な屈折力の大きさを適切に定めることによって、フォーカシングによる光束の高さの変動をより小さくすることができる。したがって、合焦距離の変化によるアポダイゼーション効果の変化をより低減するためには、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
fは無限遠に合焦しているときの光学系全系の焦点距離である。ffは無限遠に合焦しているときの開口絞りSPの光入射側に配置された光学系の焦点距離である。
0≦f/ff≦2.5 (3b)
0≦f/ff≦2.0 (3c)
0≦f/ff≦1.6 (3d)
また各実施例の光学系において、光学系全系の焦点距離に対する光学系の全長を適切に定めることによって、開口絞りSPよりも物体側におけるフォーカシングによる軸上光束の高さの変動をより小さくすることができる。そのため、各実施例の光学系は以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
式(4)におけるLは無限遠に合焦している時の光学系の全長である。すなわち、Lは無限遠合焦時の光学系の最も物体側の面から像面IPまでの光軸上の距離である。
0.7≦L/f≦1.6 (4b)
0.8≦L/f≦1.4 (4c)
0.9≦L/f≦1.2 (4d)
さらに、軸上光束のマージナル光線が第1の光学素子に入射する高さを適切に定めることによって、合焦距離の変化によるアポダイゼーション効果の変化をより低減することができる。そのため、以下の条件式(5)を満たすことが好ましい。
式(5)におけるhi1は、無限遠に合焦している時の軸上光束のマージナル光線が第1の光学素子に入射する位置から光軸OAまでの距離である。hm1は、最至近距離に合焦している時の軸上光束のマージナル光線が第1の光学素子に入射する位置から光軸OAまでの距離である。
0.90≦hm1/hi1≦1.08 (5b)
0.92≦hm1/hi1≦1.05 (5c)
0.96≦hm1/hi1≦1.02 (5d)
さらに、軸上光束のマージナル光線が第2の光学素子に入射する高さを適切に定めることによって、合焦距離の変化によるアポダイゼーション効果の変化をより低減することができる。そのため、以下の条件式(6)を満たすことが好ましい。
式(6)におけるhi2は、無限遠に合焦している時の軸上光束のマージナル光線が第2の光学素子に入射する位置から光軸OAまでの距離である。hm2は、最至近距離に合焦している時の軸上光束のマージナル光線が第2の光学素子に入射する位置から光軸OAまでの距離である。
0.54≦hm2/hi2≦0.95 (6b)
0.56≦hm2/hi2≦0.94 (6c)
0.58≦hm2/hi2≦0.93 (6d)
各実施例の光学系における第1の光学素子および第2の光学素子は、共に光軸との交点から径方向に向かって透過率が単調に減少する透過率分布を有している。これによって焦点外れ像の外周部の光量をなだらかに低減することができる。
式(7)におけるTh1は、光軸からの距離がhi1/2である位置における第1の光学素子の透過率である。
0.90≦Th1/T1 (7b)
0.92≦Th1/T1 (7c)
0.93≦Th1/T1 (7d)
同様に、各実施例の光学系の第2の光学素子は以下の式(8)を満足することが好ましい。
式(8)におけるTh2は、光軸からの距離がhi2/2である位置における第2の光学素子の透過率である。
0.90≦Th2/T2 (8b)
0.92≦Th2/T2 (8c)
0.93≦Th2/T2 (8d)
さらに、第1の光学素子および第2の光学素子の透過率に波長依存性がある場合、ボケ像の輪郭に色づきが生じる場合がある。そのため、各実施例における第1の光学素子および第2の光学素子は、波長550nmにおける透過率が50%である位置において共に以下の条件式(9)を満足することが好ましい。
式(9)において、波長550nmにおける透過率が50%である位置において、430nm以上700nm以下の波長帯域における透過率の最大値をTλmax、透過率の最小値をTλminとしている。
(Tλmax−Tλmin)/Tλmax≦0.18 (9b)
(Tλmax−Tλmin)/Tλmax≦0.16 (9c)
(Tλmax−Tλmin)/Tλmax≦0.14 (9d)
さらに、撮影レンズの半画角ωは、以下の条件式(10)を満たすことが好ましい。
式(10)は、撮影レンズの半画角に関する。ボケ像の光量分布は光学系の収差に対応して形成されるが、式(10)の下限値を下回るような撮影光学系ではボケ像の光量分布を悪化させる収差を設計で抑えることが極めて容易となる。そのため、第1の光学素子および第2の光学素子によって光量分布を与えることによってボケ像の見え方を改善する効果が小さくなる。式(10)の上限値を上回ると、軸外光束における口径食が大きくなり、軸上光束と軸外光束に同等の光量分布を与えることが困難になる。
2.5°≦ω≦15° ‥‥(10b)
3.0°≦ω≦12° ‥‥(10c)
また、各実施例の光学系において、以下の条件式(11)を満足することが望ましい。
Lfは開口絞りSPから光学系の最も物体側の面までの距離である。また、LF1は第1の光学素子の開口絞りSPに近い側の面から開口絞りSPまでの光軸OA上の距離である。
0.32≦LF1/Lf (11b)
0.36≦LF1/Lf (11c)
0.40≦LF1/Lf (11d)
また、各実施例の光学系において、以下の条件式(12)を満足することが望ましい。
Lrは開口絞りSPから光学系の最も像側の面までの光軸OA上の距離である。また、LF2は第2の光学素子の開口絞りSPに近い側の面から開口絞りSPまでの光軸OA上の距離である。
0.40≦LF2/Lr (12b)
0.45≦LF2/Lr (12c)
0.50≦LF2/Lr (12d)
次に各実施例の光学系についてより詳しく説明する。
本実施例の光学系1の断面図は、図1に示した通りである。図2(a)は光学系1が無限遠に合焦したときの収差図であり、図2(b)は光学系1が最至近距離に合焦したときの収差図である。
本実施例の光学系2の断面図は、図3に示した通りである。図4(a)は光学系2が無限遠物体に合焦したときの収差図であり、図4(b)は光学系2が最至近距離に合焦したときの収差図である。
本実施例の光学系3の断面図は、図5に示した通りである。図6(a)は光学系3が無限遠物体に合焦したときの収差図であり、図6(b)は光学系3が最至近距離に合焦したときの収差図である。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 106.149 9.00 1.48749 70.2 67.59
2 -290.997 0.50 66.92
3 51.244 9.50 1.49700 81.5 59.33
4 231.499 3.00 57.97
5 -630.036 3.50 1.83400 37.2 57.44
6 93.250 2.50 53.74
7 60.005 8.00 1.49700 81.5 52.21
8 -624.746 0.50 51.40
9 29.265 3.20 1.71736 29.5 42.32
10 24.308 12.50 37.96
11(絞り) ∞ (可変) 35.51
12 -2278.322 4.50 1.84666 23.9 33.90
13 -55.787 2.00 1.71999 50.2 33.15
14 41.821 (可変) 29.87
15 -30.566 2.50 1.74077 27.8 25.94
16 196.247 8.50 1.77250 49.6 28.92
17 -39.608 0.50 32.22
18 106.631 6.00 1.83400 37.2 35.49
19 -195.173 54.12 36.07
像面 ∞
各種データ
焦点距離 133.50
Fナンバー 2.06
画角 9.21
像高 21.64
レンズ全長 155.12
BF 54.12
物体距離 ∞ 900
結像倍率 0 -0.19
d11 2.28 17.81
d14 22.52 6.99
入射瞳位置 74.83
射出瞳位置 -91.49
前側主点位置 85.94
後側主点位置 -79.38
レンズユニットデータ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 93.89 52.20 -8.11 -44.04
2 12 -65.39 6.50 3.68 0.09
3 15 82.08 17.50 17.56 10.42
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 160.74
2 3 130.14
3 5 -97.18
4 7 110.58
5 9 -273.90
6 12 67.48
7 13 -32.92
8 15 -35.53
9 16 43.34
10 18 83.44
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 100.576 8.18 1.48749 70.2 51.43
2 -110.539 10.36 51.11
3 -73.147 2.00 1.80000 29.8 46.15
4 221.575 1.20 46.36
5 110.193 7.32 1.49700 81.5 46.92
6 -89.131 0.50 46.93
7 78.003 3.86 1.84666 23.8 45.02
8 296.657 0.50 44.43
9 61.550 1.62 1.83400 37.2 42.16
10 30.847 8.28 1.48749 70.2 38.94
11 431.727 (可変) 38.31
12 -419.085 1.60 1.77250 49.6 36.40
13 54.622 4.69 34.68
14 -96.549 1.60 1.65160 58.5 34.65
15 51.384 4.43 1.84666 23.8 35.09
16 1016.285 (可変) 35.07
17(絞り) ∞ (可変) 35.16
18 41.749 6.24 1.71300 53.9 35.26
19 -474.707 1.20 34.50
20 59.897 7.05 1.49700 81.5 31.81
21 -45.125 2.01 1.56732 42.8 30.28
22 24.855 (可変) 26.70
23 -31.673 2.50 1.77250 49.6 30.17
24 -38.796 5.00 31.85
25 53.811 3.33 1.63854 55.4 35.72
26 93.388 64.01 35.57
像面 ∞
各種データ
焦点距離 180.00
Fナンバー 3.5
画角 6.85
像高 21.64
レンズ全長 225.02
BF 64.01
物体距離 ∞ 480.53
結像倍率 0 -1.00
d11 2.86 26.93
d16 26.22 2.15
d17 24.35 4.13
d22 24.12 44.33
入射瞳位置 123.85
射出瞳位置 -71.92
前側主点位置 65.49
後側主点位置-115.99
レンズユニットデータ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 72.82 43.81 16.01 -18.93
2 12 -49.86 12.32 1.65 -7.24
3 18 133.67 16.50 -28.11 -31.96
4 23 614.89 10.83 29.03 21.98
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 109.41
2 3 -68.53
3 5 100.37
4 7 123.99
5 9 -75.97
6 10 67.69
7 12 -62.46
8 14 -51.25
9 15 63.79
10 18 54.09
11 20 52.96
12 21 -27.96
13 23 -263.71
14 25 192.55
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 251.287 16.40 1.48749 70.2 136.79
2 -569.439 47.74 136.06
3 134.398 21.28 1.43387 95.1 109.05
4 -239.479 0.24 107.08
5 -237.555 4.00 1.61340 44.3 106.84
6 178.770 17.18 99.74
7 76.688 14.20 1.43387 95.1 91.82
8 318.525 1.03 90.44
9 60.263 6.00 1.51633 64.1 79.97
10 47.352 (可変) 71.90
11 -1630.821 4.00 1.92286 18.9 68.72
12 -301.810 3.20 1.65412 39.7 68.02
13 149.471 (可変) 64.76
14(絞り) ∞ 8.36 50.77
15 327.772 2.18 1.72047 34.7 47.70
16 40.638 10.87 1.72916 54.7 45.59
17 -927.465 10.02 44.66
18 103.249 5.93 1.84666 23.8 41.32
19 -133.810 1.71 1.71300 53.9 40.73
20 45.777 5.62 38.42
21 -155.221 1.67 1.88300 40.8 38.44
22 121.068 6.32 39.25
23 137.098 3.35 1.74951 35.3 43.66
24 -256.865 5.53 43.81
25 85.030 7.34 1.65412 39.7 46.37
26 -133.787 2.00 1.92286 18.9 46.23
27 -3193.452 21.53 46.19
28 ∞ 2.20 1.51633 64.1 45.50
29 ∞ 67.58 45.45
像面 ∞
各種データ
焦点距離 390.11
Fナンバー 2.90
画角 3.17
像高 21.64
レンズ全長 365.09
BF 67.58
物体距離 ∞ 2700
結像倍率 0 -0.17
d10 22.04 58.11
d13 45.57 9.50
入射瞳位置 510.84
射出瞳位置 -89.81
前側主点位置 -66.00
後側主点位置-322.53
レンズユニットデータ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 224.17 128.07 12.46 -90.15
2 11 -246.73 7.20 3.87 -0.14
3 14 1317.85 94.63 116.70 38.23
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 360.00
2 3 201.89
3 5 -165.69
4 7 228.74
5 9 -508.53
6 11 400.73
7 12 -152.40
8 15 -64.59
9 16 53.65
10 18 69.63
11 19 -47.65
12 21 -76.81
13 23 119.70
14 25 80.55
15 26 -151.36
16 28 ∞
各数値実施例における種々の数値を表1にまとめて示す。
図8は、本発明の一実施形態としての光学機器としての撮像装置(デジタルスチルカメラ)100の概略図である。本実施形態の撮像装置100は、カメラ本体70と、上述した実施例1から3のいずれかと同様である光学系71と、光学系71によって形成される像を光電変換する受光素子(撮像素子)72を備える。
11,21,31 第1の光学素子
12,22,32 第2の光学素子
SP 開口絞り
Claims (13)
- 複数のレンズを有し、フォーカシングに際して前記複数のレンズの少なくとも1つが移動する光学系であって、
開口絞りと、
前記開口絞りの光入射側に配置され、透過率分布を有する第1の光学素子と、
前記開口絞りの光出射側に配置され、透過率分布を有する第2の光学素子と、を備え、
前記第1の光学素子の最大の透過率をT1、
前記第2の光学素子の最大の透過率をT2、
前記開口絞りが開放であり無限遠に合焦しているときに、軸上光束のマージナル光線が前記第1の光学素子に入射する位置での前記第1の光学素子の透過率をTe1、
前記開口絞りが開放であり無限遠に合焦しているときに、軸上光束のマージナル光線が前記第2の光学素子に入射する位置での前記第2の光学素子の透過率をTe2としたとき、
0≦Te1/T1≦0.4
0.6≦Te2/T2≦1
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。 - 無限遠に合焦している時の前記光学系の全系の焦点距離をf、前記開口絞りの光入射側に配置された光学系の焦点距離をffとしたとき、
−0.05≦f/ff≦4
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 - 無限遠に合焦している時の前記光学系の最も物体側の面から像面までの光軸上の距離をL、無限遠に合焦している時の前記光学系の全系の焦点距離をfとしたとき、
0.5≦L/f≦2
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。 - 前記開口絞りが開放であり無限遠に合焦している場合に軸上光束のマージナル光線が前記第1の光学素子に入射する高さをhi1とし、
前記開口絞りが開放であり最至近距離に合焦している場合に軸上光束のマージナル光線が前記第1の光学素子に入射する高さをhm1としたとき、
0.85≦hm1/hi1≦1.15
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記開口絞りが開放であり無限遠に合焦している場合に軸上光束のマージナル光線が前記第2の光学素子に入射する高さをhi2とし、
前記開口絞りが開放であり最至近距離に合焦している場合に軸上光束のマージナル光線が前記第2の光学素子に入射する高さをhm2としたとき、
0.5≦hm2/hi2≦0.96
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記開口絞りが開放であり無限遠に合焦している場合に軸上光束のマージナル光線が前記第1の光学素子に入射する高さをhi1とし、
前記第1の光学素子において光軸からの距離がhi1/2である位置における前記第1の光学素子の透過率をTh1としたとき、
0.85≦Th1/T1
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記開口絞りが開放であり無限遠に合焦している場合に軸上光束のマージナル光線が前記第2の光学素子に入射する高さをhi2とし、
前記第2の光学素子において光軸からの距離がhi2/2である位置における前記第2の光学素子の透過率をTh2としたとき、
0.85≦Th2/T2
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記光学系の最も物体側の面から前記開口絞りまでの光軸上の距離をLf、前記開口絞りから前記第1の光学素子の前記開口絞りに近い側の面までの光軸上の距離をLF1としたとき、
0.25≦LF1/Lf
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光学系。 - 前記光学系の最も像側の面から前記開口絞りまでの光軸上の距離をLr、前記開口絞りから前記第2の光学素子の前記開口絞りに近い側の面までの光軸上の距離をLF2としたとき、
0.25≦LF2/Lr
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光学系。 - 物体側から像側へ順に配置された、前記開口絞りを含む正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群から構成されており、
前記第1レンズ群は前記第1の光学素子を有し、
前記第3レンズ群は前記第2の光学素子を有し、
無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は不動であり、前記第2レンズ群は像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学系。 - 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、前記開口絞り、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から構成されており、
前記第1レンズ群は前記第1の光学素子を有し、
前記第4レンズ群は前記第2の光学素子を有し、
無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記第1レンズ群および前記第4レンズ群は不動であり、前記第2レンズ群は像側へ移動し、前記第3レンズ群は物体側へ移動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学系。 - 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、前記開口絞りを含む正の屈折力の第3レンズ群から構成されており、
前記第1レンズ群は前記第1の光学素子を有し、
前記第3レンズ群は前記第2の光学素子を有し、
無限遠から最至近距離へのフォーカシングに際して、前記第1レンズ群および前記第3レンズ群は不動であり、前記第2レンズ群は像側へ移動することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学系。 - 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する撮像素子を有することを特徴とする光学機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183796A JP6821365B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 光学系およびそれを有する光学機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183796A JP6821365B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 光学系およびそれを有する光学機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018049102A true JP2018049102A (ja) | 2018-03-29 |
JP6821365B2 JP6821365B2 (ja) | 2021-01-27 |
Family
ID=61767480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016183796A Active JP6821365B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 光学系およびそれを有する光学機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6821365B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112099200A (zh) * | 2020-11-02 | 2020-12-18 | 瑞泰光学(常州)有限公司 | 摄像光学镜头 |
JP2021067801A (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-30 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09159911A (ja) * | 1995-12-07 | 1997-06-20 | Canon Inc | インナーフォーカス式の望遠レンズ |
JPH09325269A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-16 | Nikon Corp | 像位置補正光学系 |
JPH10268382A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-09 | Minolta Co Ltd | フィルタ交換式カメラ |
DE102005042496A1 (de) * | 2005-09-05 | 2007-03-08 | Carl Zeiss Sms Gmbh | Verfahren zur Korrektur der Apodisierung in mikroskopischen Abbildungssystemen |
JP2011191743A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-29 | Canon Inc | 光学系および光学機器 |
WO2016038935A1 (ja) * | 2014-09-11 | 2016-03-17 | 富士フイルム株式会社 | 撮像光学系及び撮像装置 |
WO2016039147A1 (ja) * | 2014-09-11 | 2016-03-17 | 富士フイルム株式会社 | レンズ鏡筒、撮影装置本体、及び撮影装置 |
US20160231533A1 (en) * | 2015-02-09 | 2016-08-11 | Apple Inc. | Camera lens system |
JP2016145862A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | キヤノン株式会社 | 光学系および光学機器 |
JP2016218444A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 撮影光学系および撮像装置 |
JP2018040858A (ja) * | 2016-09-05 | 2018-03-15 | キヤノン株式会社 | 光学系およびそれを有する光学機器 |
-
2016
- 2016-09-21 JP JP2016183796A patent/JP6821365B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09159911A (ja) * | 1995-12-07 | 1997-06-20 | Canon Inc | インナーフォーカス式の望遠レンズ |
JPH09325269A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-16 | Nikon Corp | 像位置補正光学系 |
JPH10268382A (ja) * | 1997-03-21 | 1998-10-09 | Minolta Co Ltd | フィルタ交換式カメラ |
DE102005042496A1 (de) * | 2005-09-05 | 2007-03-08 | Carl Zeiss Sms Gmbh | Verfahren zur Korrektur der Apodisierung in mikroskopischen Abbildungssystemen |
JP2011191743A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-29 | Canon Inc | 光学系および光学機器 |
WO2016038935A1 (ja) * | 2014-09-11 | 2016-03-17 | 富士フイルム株式会社 | 撮像光学系及び撮像装置 |
WO2016039147A1 (ja) * | 2014-09-11 | 2016-03-17 | 富士フイルム株式会社 | レンズ鏡筒、撮影装置本体、及び撮影装置 |
JP2016145862A (ja) * | 2015-02-06 | 2016-08-12 | キヤノン株式会社 | 光学系および光学機器 |
US20160231533A1 (en) * | 2015-02-09 | 2016-08-11 | Apple Inc. | Camera lens system |
JP2016218444A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | キヤノン株式会社 | 撮影光学系および撮像装置 |
JP2018040858A (ja) * | 2016-09-05 | 2018-03-15 | キヤノン株式会社 | 光学系およびそれを有する光学機器 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021067801A (ja) * | 2019-10-23 | 2021-04-30 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
JP7379079B2 (ja) | 2019-10-23 | 2023-11-14 | キヤノン株式会社 | 光学系及びそれを有する光学機器 |
US11988846B2 (en) | 2019-10-23 | 2024-05-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical system and optical apparatus including the same |
CN112099200A (zh) * | 2020-11-02 | 2020-12-18 | 瑞泰光学(常州)有限公司 | 摄像光学镜头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6821365B2 (ja) | 2021-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6849350B2 (ja) | 光学系およびそれを有する光学機器 | |
JP6489857B2 (ja) | 光学系および光学機器 | |
US10627646B2 (en) | Image pickup optical system and image pickup apparatus | |
JP5818209B2 (ja) | マクロレンズ | |
JP2019049646A (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 | |
JP6991798B2 (ja) | 光学系およびそれを有する光学機器 | |
JPH06201988A (ja) | 大口径比内焦望遠レンズ | |
JP5460255B2 (ja) | 光学系及びそれを用いた光学機器 | |
JP7086709B2 (ja) | 光学系およびそれを有する撮像装置 | |
JP7353876B2 (ja) | 光学系およびそれを有する撮像装置 | |
JP2015141384A (ja) | 撮像レンズおよび撮像装置 | |
CN111751965B (zh) | 变焦透镜和具有变焦透镜的成像装置 | |
JP6821365B2 (ja) | 光学系およびそれを有する光学機器 | |
JP6742807B2 (ja) | 撮影光学系および撮像装置 | |
JP4098586B2 (ja) | ズームレンズ | |
US11221459B2 (en) | Imaging optical system and imaging apparatus | |
JP6991808B2 (ja) | 光学系及び撮像装置 | |
JP7171224B2 (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 | |
JP6108733B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 | |
JP2016151661A (ja) | 光学系及び撮像装置 | |
CN115220180A (zh) | 光学系统和具有光学系统的图像拾取装置 | |
JP7000138B2 (ja) | 光学系及びそれを有する撮像装置 | |
JP2018054914A (ja) | 光学系及びそれを備える光学機器 | |
JP3281583B2 (ja) | レトロフォーカス型広角レンズ | |
JP2018189864A (ja) | コンバーターレンズ及びそれを有する撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200923 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210106 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6821365 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |