JP2018048519A - 水洗大便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部内の後方領域について、十分に洗い流すことができ、洗浄性を高めることができる水洗大便器を提供する。【解決手段】本発明の水洗大便器1は、ボウル形状の汚物受け面4の上縁部に形成されるリム部8と、を備えたボウル部10と、リム部に設けられてボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、ボウル部は、汚物受け面の上縁部とリム部の下端部との間にリム吐水部から周方向に形成され且つリム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部6を備え、リム吐水部は、ボウル部の側方側領域又は前方側領域の左右いずれかのリム部に設けられて洗浄水を後方に吐水するリム吐水口14を形成し、棚部は、ボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面6aを備え、この傾斜面の傾斜角度は、ボウル部の側方から後方に位置するにつれて大きく設定されている。【選択図】図10

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器に関する。
従来から、洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器として、例えば、特許文献1に記載されているように、リム部の後方側に単一のリム吐水口が設けられており、このリム吐水口から前方に洗浄水が吐水されて旋回流を形成するものが知られている。
このような従来の水洗大便器では、ボウル部の後部において、汚物受け面の上縁部と棚部の内縁部とを連結する下側連結部の曲面の曲率半径、及び、棚部の外縁部とリム部の下端部とを連結する上側連結部の曲面の曲率半径の双方が比較的大きく設定されていると共に、水平面に対する棚部の傾斜角度が比較的大きく設定されている。
また、特許文献2に記載されている従来の水洗大便器においては、ボウル部の側方中央部の少し後方側のリム部に第1リム吐水口が形成されると共に、ボウル部の後方側のリム部に第2リム吐水口が設けられており、これらの第1リム吐水口及び第2リム吐水口のそれぞれから前方に洗浄水が吐水されるものも知られている。
このような従来の水洗大便器のボウル部の後部においても、汚物受け面の上縁部と棚部の内縁部とを連結する連結部の曲面の曲率半径が比較的大きく設定されている。
これらの上述した特許文献1及び特許文献2に記載されている従来の水洗大便器においては、リム吐水口から前方に吐水されたリム吐水がボウル部内の前方領域を旋回した後、ボウル部内の後方領域に到達した洗浄水により、ボウル部内の後方領域に付着している汚物を洗い流すようになっている。
特表2016−501326号公報 特開2015−196960号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に記載されている従来の水洗大便器においては、リム吐水口から前方に吐水されたリム吐水がボウル部内の前方領域を旋回した後、ボウル部内の後方領域に到達した際には、洗浄水の旋回流の勢いが弱められてしまうため、汚物が最も付着し易いボウル部の後方領域を十分に洗い流すことができない場合もあるという問題がある。
また、近年、水洗大便器のデザインの多様化に伴って、リム吐水口やその上流側のリム通水路が使用者側から見えないようにリム部に対する配置を工夫し、単一のリム吐水口から後方に向けて吐水する形態に設計することにより、便器本体のボウル部の内部やリム部の内周側の見た目のすっきり感を演出させるニーズも高まっている。
しかしながら、このようなリム吐水口から後方に向けて吐水する水洗大便器においては、汚物が最も付着し易いボウル部の後方領域を確実に洗い流すために、いかに洗浄に要する洗浄水量を抑えつつ、洗浄性を高めるかが要請された課題となっている。
そこで、本発明は、上述した要請された課題を解決するためになされたものであり、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部内の後方領域について、十分に洗い流すことができ、洗浄性を高めることができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁部に形成されるリム部と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方に接続されて汚物を排出する排水路と、上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、上記ボウル部は、さらに、上記汚物受け面の上縁部と上記リム部の下端部との間に上記リム吐水部から周方向に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部を備えており、上記リム吐水部は、上記ボウル部の側方側領域又は前方側領域の左右いずれかのリム部に設けられて洗浄水を後方に吐水するリム吐水口を形成し、上記棚部は、上記ボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面を備えており、この傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の側方から後方に位置するにつれて大きくなるように設定されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、ボウル部の側方側領域又は前方側領域の左右いずれかのリム部に設けられたリム吐水部のリム吐水口から後方に吐水された洗浄水は、棚部上に沿って流れることによりボウル部の周方向に導かれて旋回する流れ(旋回流)を形成する。この際、棚部におけるボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面の傾斜角度がボウル部の側方から後方に位置するにつれて大きくなるように設定されているため、リム吐水口から後方に吐水された洗浄水は、ボウル部の側方から後方の棚部の傾斜面に差し掛かると、比較的大きな傾斜角度の棚部の傾斜面からボウル部内の後方領域にスムーズに流れ込むことができる。したがって、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部内の後方領域について、十分に洗い流すことができ、洗浄性を高めることができる。
本発明において、好ましくは、上記ボウル部の中心に対して左右対称の位置における上記棚部の傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の側方側領域の内の上記リム吐水口が形成されている一方側の領域の方が、上記リム吐水口が形成されていない他方側の領域よりも大きくなるように設定されている。
このように構成された本発明においては、ボウル部の中心に対して左右対称の位置における棚部の傾斜面の傾斜角度について、ボウル部の側方側領域の内のリム吐水口が形成されている一方側の領域の方が、リム吐水口が形成されていない他方側の領域よりも大きくなるように設定されているため、リム吐水口から後方に吐水された洗浄水がボウル部の側方側領域の一方側の領域から後方に差し掛かると、傾斜角度が比較的大きい棚部の傾斜面からボウル部内の後方領域にスムーズに流れ込むことができる。したがって、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部内の後方領域について、十分に洗い流すことができ、洗浄性を確実に高めることができる。
本発明において、好ましくは、上記棚部の幅は、上記ボウル部の側方から後方につれて小さくなるように設定されている。
このように構成された本発明においては、棚部の幅がボウル部の側方から後方につれて小さくなるように設定されているため、リム吐水口から後方に吐水された洗浄水は、ボウル部の側方から後方の棚部に差し掛かると、幅が比較的小さい棚部からボウル部内の後方領域にスムーズに流れ込むことができる。したがって、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部内の後方領域について、十分に洗い流すことができ、洗浄性をより確実に高めることができる。
本発明の水洗大便器によれば、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部内の後方領域について、十分に洗い流すことができ、洗浄性を高めることができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体について斜め後方から見た斜視図である。 図2のA1−A1線に沿った断面図である。 図2のA2−A2線に沿った断面図である。 図2のB1−B1線に沿った断面図である。 図2のB2−B2線に沿った断面図である。 図2のC1−C1線に沿った断面図である。 図2のC2−C2線に沿った断面図である。 図2のD−D線に沿った断面図である。
つぎに、図1〜図10を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器について説明する。
まず、図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の中央側面断面図である。また、図2は、本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体の平面図である。さらに、図3は、本発明の一実施形態による水洗大便器の便器本体について斜め後方から見た斜視図である。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器1は、陶器製の便器本体2を備えている。
なお、図1〜図3に示す本実施形態の水洗大便器1においては、便器本体2の上面に便座及び便蓋が設けられていると共に、その後方側には、使用者の局部を洗浄する衛生洗浄部や便器本体2への給水機能に関与する給水系機能部等の機能部等が設けられているが、これらについては図示せず、説明を省略する。
また、図1〜図3に示すように、便器本体2は、ボウル形状の汚物受け面4と、この汚物受け面4の上縁部に形成される棚部6と、この棚部6の外縁部から立ち上がるように形成されたリム部8とからなるボウル部10を備えている。
さらに、図1に示すように、便器本体2は、ボウル部10の下方に入口部12aが接続されて、ボウル部10内の汚物を排出する排水路である排水トラップ管路12を備えている。
ここで、図1及び図2に示す本発明の第1実施形態による水洗大便器1においては、便器本体2のボウル部10の平面視における水平左右方向の中心軸線を「X」で示し、水平前後方向の中心軸線を「Y」で示し、ボウル部10の中心Oを通る鉛直方向の中心軸線「Z」で示している。
また、図2に示すように、水洗大便器1の前後左右の方向については、「前」、「後」、「左」、「右」でそれぞれ示している。
そして、図1及び図2に示すように、水洗大便器1のボウル部10における中心O、水平左右方向の中心軸線X、及び鉛直方向の中心軸線Zに対して、前方側、後方側のそれぞれの領域について、「前方側領域F」、「後方側領域B」とそれぞれ定義している。
さらに、図2に示すように、水洗大便器1のボウル部10における中心O、水平前後方向の中心軸線Yに対して、前方から見て左側、右側のそれぞれの領域について、「左側領域L」、「右側領域R」とそれぞれ定義している。
つぎに、図1〜図3に示すように、ボウル部10の前方側領域F内の左右の一方の側のリム部8、すなわち、便器本体2の前方から見てボウル部10の前方側領域F内の右側領域Rのリム部8の内周側には、ボウル部10内に洗浄水を後方に吐水して旋回流を形成するリム吐水部の一部である単一のリム吐水口14が形成されている。すなわち、この単一のリム吐水口14は、リム部8の内周側の全周における前方側領域F且つ右側領域Rの一部分に設けられた唯一の吐水口である。
また、リム吐水口14の上流側のリム通水路(図示せず)は、リム部8の内部に形成されているが、このリム通水路(図示せず)の上流側は、導水管(図示せず)等を介して洗浄水源である水道(図示せず)等に接続されている。
さらに、ボウル部10の棚部6は、リム吐水口14から下流側に周方向に形成されており、リム吐水口14から後方に向けて吐水(リム吐水)された洗浄水が、棚部6上に沿って周方向に導かれるようになっている。
なお、本実施形態の水洗大便器1においては、リム吐水口14が便器本体2の前方から見てボウル部10の前方側領域F内の右側のリム部8の内周側に形成された形態について説明するが、このような形態に限られず、単一のリム吐水口14については、ボウル部10の側方側領域又は前方側領域Fの左右いずれかのリム部8の内周側に設けられていて、かつリム吐水口14から後方に向けて吐水(リム吐水)されるような形態であればよい。
さらに、図1に示すように、ボウル部10の底部には、排水トラップ管路12の入口部12aに差し向けられるようにジェット吐水口16が形成されており、このジェット吐水口16からも給水系機能部(図示せず)からの吐水(ジェット吐水)が行われるようになっている。
なお、本実施形態による水洗大便器1においては、リム吐水口14によるリム吐水について水道の給水圧力を利用して行い、ジェット吐水口16によるジェット吐水について加圧ポンプ(図示せず)を制御することにより貯水タンク(図示せず)内の洗浄水を供給する、いわゆる、ハイブリット式の水洗大便器の形態について説明するが、このような形態に限られず、他の形態についても適用可能である。また、ジェット吐水口16によるジェット吐水について省略した形態であってもよい。
つぎに、図1〜図10を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器1のボウル部10の汚物受け面4の上縁部からリム部8までの部分の詳細について説明する。
まず、図4は、図2のA1−A1線に沿った断面図(A1−A1断面図)であり、図5は、図2のA2−A2線に沿った断面図(A2−A2断面図)である。
つぎに、図6は、図2のB1−B1線に沿った断面図(B1−B1断面図)であり、図7は、図2のB2−B2線に沿った断面図(B2−B2断面図)である。
また、図8は、図2のC1−C1線に沿った断面図(C1−C1断面図)であり、図9は、図2のC2−C2線に沿った断面図(C2−C2断面図)である。
さらに、図10は、図2のD−D線に沿った断面図(D−D断面図)である。
ここで、本実施形態において、図6に示すB1−B1断面図及び図8に示すC1−C1断面図のそれぞれについては、図2に示す平面視の便器本体2におけるA1−A1線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向左回りに30°及び60°それぞれずらしたボウル部10の後方側領域Bの部分断面図である。
また、図7に示すB2−B2断面図、図9に示すC2−C2断面図、及び図10に示すD−D断面図のそれぞれについては、図2に示す平面視の便器本体2におけるA2−A2線に沿った断面からボウル部10の中心Oを中心に周方向右回りに30°、60°、及び90°それぞれずらしたボウル部10の後方側領域Bの部分断面図である。
まず、図1〜図10に示すように、棚部6は、ボウル部10内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面6aを備えており、図4〜図10に示す棚部6の各傾斜面6aの各傾斜角度α1,α2,β1,β2,γ1,γ2,δは、ボウル部10の側方から後方に位置するにつれて大きくなるように設定されている(α1<β1<γ1≦δ、α2<β2<γ2<δ)。
ここで、図4に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α1については、例えば、1°〜15°に設定されることが好ましく、2°〜7°に設定されることがより好ましい。
また、図5に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α2については、例えば、1°〜15°に設定されることが好ましく、2°〜7°に設定されることがより好ましい。
さらに、図6に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度β1については、例えば、3°〜30°に設定されることが好ましく、10°〜20°に設定されることがより好ましい。
また、図7に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度β2については、例えば、2°〜25°に設定されることが好ましく、7°〜17°に設定されることがより好ましい。
さらに、図8に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ1については、例えば、10°〜40°に設定されることが好ましく、15°〜30°に設定されることがより好ましい。
また、図9に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ2については、例えば、3°〜30°に設定されることが好ましく、10°〜20°に設定されることがより好ましい。
さらに、図10に示す棚部6の傾斜面6aの傾斜角度δについては、例えば、10°〜40°に設定されることが好ましく、15°〜30°に設定されることがより好ましい。
また、図2、図4及び図5に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α1,α2では、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α1(例えば、α1=3.6°)の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α2(例えば、α2=3.1°)よりも大きくなるように設定されている(α1>α2)。
同様に、図6及び図7に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における棚部6の傾斜面6aの傾斜角度β1,β2では、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度β1(例えば、β1=15°)の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度β2(例えば、β2=12°)よりも大きくなるように設定されている(β1>β2)。
また、同様に、図8及び図9に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ1,γ2では、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ1(例えば、γ1=22°)の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度γ2(例えば、γ2=14°)よりも大きくなるように設定されている(γ1>γ2)。
また、図4〜図10に示す棚部6の各傾斜面6aの余弦成分の長さに相当する棚部6の幅a1,a2,b1,b2,c1,c2,dは、ボウル部10の側方から後方につれて小さくなるように設定されている(a1>b1>c1≧d、a2>b2>c2>d)。
ここで、図4に示す棚部6の幅a1については、例えば、5mm〜25mmに設定されることが好ましく、5mm〜15mmに設定されることが最も好ましい。
また、図6に示す棚部6の幅b1については、例えば、2mm〜20mmに設定されることが好ましく、3mm〜13mmに設定されることが最も好ましい。
さらに、図8に示す棚部6の幅c1については、例えば、0mm〜10mmに設定されることが好ましく、0mm〜5mmに設定されることが最も好ましい。
また、図10に示す棚部6の幅dについては、例えば、0mm〜10mmに設定されることが好ましく、0mm〜5mmに設定されることが最も好ましい。
さらに、図5に示す棚部6の幅a2については、例えば、5mm〜35mmに設定されることが好ましく、5mm〜25mmに設定されることが最も好ましい。
また、図7に示す棚部6の幅b2については、例えば、5mm〜25mmに設定されることが好ましく、5mm〜15mmに設定されることが最も好ましい。
さらに、図9に示す棚部6の幅c2については、例えば、2mm〜20mmに設定されることが好ましく、3mm〜13mmに設定されることが最も好ましい。
つぎに、図4〜図10に示すように、ボウル部10は、さらに、リム部8の下端部8aと棚部6の外縁部6bとの間を各曲面R1,R2,S1,S2,T1,T2,U1にて連結する外側連結部18を備えている。この外側連結部18の各曲面R1,R2,S1,S2,T1,T2,U1の立面視における上下方向の各曲率半径r1,r2,s1,s2,t1,t2,u1は、ボウル部10の側方から後方につれて大きくなるように設定されている(r1<s1<t1≦u1、r2<s2<t2<u1)。
ここで、図4に示す曲率半径r1については、例えば、2mm〜15mmに設定されることが好ましく、5〜10mmに設定されることがより好ましい。
また、図6に示す曲率半径s1については、例えば、5mm〜20mmに設定されることが好ましく、7〜15mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図8に示す曲率半径t1については、例えば、8mm〜30mmに設定されることが好ましく、10〜25mmに設定されることがより好ましい。
また、図10に示す曲率半径u1については、例えば、8mm〜40mmに設定されることが好ましく、10〜25mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図5に示す曲率半径r2については、例えば、2mm〜15mmに設定されることが好ましく、5〜10mmに設定されることがより好ましい。
また、図7に示す曲率半径s2については、例えば、5mm〜20mmに設定されることが好ましく、7〜15mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図9に示す曲率半径t2については、例えば、8mm〜25mmに設定されることが好ましく、10〜20mmに設定されることがより好ましい。
つぎに、図2、図4及び図5に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における外側連結部18の各曲面R1,R2の各曲率半径r1,r2においては、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の曲率半径r1(例えば、r1=8mm)方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の曲率半径r2(例えば、r2=7mm)よりも大きくなるように設定されている(r1>r2)。
同様に、図6及び図7に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における外側連結部18の各曲面S1,S2の各曲率半径s1,s2においては、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の曲率半径s1(例えば、s1=11mm)方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の曲率半径s2(例えば、s2=9mm)よりも大きくなるように設定されている(s1>s2)。
また、同様に、図8及び図9に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における外側連結部18の各曲面T1,T2の各曲率半径t1,t2においては、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の曲率半径t1(例えば、t1=14mm)方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の曲率半径t2(例えば、t2=12mm)よりも大きくなるように設定されている(t1>t2)。
つぎに、図4〜図10に示すように、ボウル部10は、さらに、棚部6の内縁部6cと汚物受け面4の上縁部4aとの間を各曲面R3,R4,S3,S4,T3,T4,U2にて連結する内側連結部20を備えている。この内側連結部20の各曲面R3,R4,S3,S4,T3,T4,U2の立面視における上下方向の各曲率半径r3,r4,s3,s4,t3,t4,u2は、ボウル部10の側方から後方につれて大きくなるように設定されている(r3<s3<t3<u2、r4<s4<t4<u2)。
ここで、図4に示す曲率半径r3については、例えば、10mm〜35mmに設定されることが好ましく、15〜25mmに設定されることがより好ましい。
また、図6に示す曲率半径s3については、例えば、20mm〜50mmに設定されることが好ましく、30〜40mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図8に示す曲率半径t3については、例えば、30mm〜60mmに設定されることが好ましく、40〜50mmに設定されることがより好ましい。
また、図10に示す曲率半径u2については、例えば、40mm〜70mmに設定されることが好ましく、50〜60mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図5に示す曲率半径r4については、例えば、3mm〜30mmに設定されることが好ましく、10〜20mmに設定されることがより好ましい。
また、図7に示す曲率半径s4については、例えば、15mm〜45mmに設定されることが好ましく、25〜35mmに設定されることがより好ましい。
さらに、図9に示す曲率半径t4については、例えば、20mm〜50mmに設定されることが好ましく、30〜40mmに設定されることがより好ましい。
つぎに、上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1における作用について説明する。
まず、本発明の一実施形態による水洗大便器1によれば、ボウル部10の前方側領域F内の左右の一方の側のリム部8に設けられたリム吐水部のリム吐水口14から後方に吐水された洗浄水は、棚部6上に沿って流れることによりボウル部10の周方向に導かれて旋回する流れ(旋回流)を形成する。
この際、図4〜図10に示すように、棚部6におけるボウル部10内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面6aの各傾斜角度α1,α2,β1,β2,γ1,γ2,δがボウル部10の側方から後方に位置するにつれて大きくなるように設定されているため、リム吐水口14から後方に吐水された洗浄水は、ボウル部10の側方から後方の棚部6の傾斜面に差し掛かると、特に、図10に示す比較的大きな傾斜角度δの棚部6の傾斜面6aからボウル部10内の後方側領域Bにスムーズに流れ込むことができる。
したがって、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部10内の後方側領域Bについて、十分に洗い流すことができ、洗浄性を高めることができる。
つぎに、本実施形態による水洗大便器1によれば、図2、図4〜図10に示すように、ボウル部10の中心Oに対して左右対称の位置における棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α1,α2,β1,β2,γ1,γ2について、ボウル部10の側方側領域の内のリム吐水口14が形成されている一方側の領域(便器本体2を前方から見て右側領域R)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α1,β1,γ1(図4、図6、図8参照)の方が、リム吐水口14が形成されていない他方側の領域(便器本体2を前方から見て左側領域L)の棚部6の傾斜面6aの傾斜角度α2,β2,γ2(図5、図7、図9参照)よりも大きくなるように設定されているため、リム吐水口14から後方に吐水された洗浄水がボウル部10の側方側領域の一方側の領域(右側領域R且つ前方側領域F)から後方側領域Bに差し掛かると、特に、図10に示すように、傾斜角度δが比較的大きい棚部6の傾斜面6aからボウル部10内の後方側領域Bにスムーズに流れ込むことができる。
したがって、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部10内の後方側領域Bについて、十分に洗い流すことができ、洗浄性を確実に高めることができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、図4〜図10に示すように、棚部6の幅a1,a2,b1,b2,c1,c2,dが、ボウル部10の側方から後方につれて小さくなるように設定されている(a1>b1>c1>d、a2>b2>c2>d)ため、リム吐水口14から後方に吐水された洗浄水は、ボウル部10の側方から後方の棚部6に差し掛かると、幅が比較的小さい棚部6からボウル部10内の後方側領域Bにスムーズに流れ込むことができる。
したがって、汚物が付着し易く且つ洗浄がし難いとされるボウル部10内の後方側領域Bについて、十分に洗い流すことができ、洗浄性をより確実に高めることができる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 汚物受け面
4a 汚物受け面の上縁部
6 棚部
6a 棚部の傾斜面
6b 棚部の外縁部
6c 棚部の内縁部
8 リム部
8a リム部の下端部
10 ボウル部
12 排水トラップ管路(排水路)
12a 入口部
14 リム吐水口(リム吐水部)
16 ジェット吐水口
18 外側連結部
20 内側連結部
a1 棚部の幅
a2 棚部の幅
B ボウル部の後方側領域
b1 棚部の幅
b2 棚部の幅
c1 棚部の幅
c2 棚部の幅
d 棚部の幅
F ボウル部の前方側領域
L ボウル部の左側領域
O ボウル部の中心
R ボウル部の右側領域
R1 外側連結部の曲面
R2 外側連結部の曲面
R3 内側連結部の曲面
R4 内側連結部の曲面
r1 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
r2 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
r3 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
r4 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
S1 外側連結部の曲面
S2 外側連結部の曲面
S3 内側連結部の曲面
S4 内側連結部の曲面
s1 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
s2 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
s3 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
s4 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
T1 外側連結部の曲面
T2 外側連結部の曲面
T3 内側連結部の曲面
T4 内側連結部の曲面
t1 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
t2 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
t3 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
t4 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
U1 外側連結部の曲面
U2 内側連結部の曲面
u1 外側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
u2 内側連結部の曲面の上下方向の曲率半径
X ボウル部の水平左右方向の中心軸線
Y ボウル部の水平前後方向の中心軸線
Z ボウル部の中心を通る鉛直方向の中心軸線
α1 棚部の傾斜面の傾斜角度
α2 棚部の傾斜面の傾斜角度
β1 棚部の傾斜面の傾斜角度
β2 棚部の傾斜面の傾斜角度
γ1 棚部の傾斜面の傾斜角度
γ2 棚部の傾斜面の傾斜角度
δ 棚部の傾斜面の傾斜角度

Claims (3)

  1. 洗浄水源から供給される洗浄水によって洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上縁部に形成されるリム部と、を備えたボウル部と、
    このボウル部の下方に接続されて汚物を排出する排水路と、
    上記リム部に設けられて上記ボウル部内に洗浄水を吐水して旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、
    上記ボウル部は、さらに、上記汚物受け面の上縁部と上記リム部の下端部との間に上記リム吐水部から周方向に形成され且つ上記リム吐水部から吐水された洗浄水を周方向に導く棚部を備えており、
    上記リム吐水部は、上記ボウル部の側方側領域又は前方側領域の左右いずれかのリム部に設けられて洗浄水を後方に吐水するリム吐水口を形成し、
    上記棚部は、上記ボウル部内の外側から内側に向かって下り傾斜する傾斜面を備えており、この傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の側方から後方に位置するにつれて大きくなるように設定されていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記ボウル部の中心に対して左右対称の位置における上記棚部の傾斜面の傾斜角度は、上記ボウル部の側方側領域の内の上記リム吐水口が形成されている一方側の領域の方が、上記リム吐水口が形成されていない他方側の領域よりも大きくなるように設定されている請求項1記載の水洗大便器。
  3. 上記棚部の幅は、上記ボウル部の側方から後方につれて小さくなるように設定されている請求項1又は2に記載の水洗大便器。
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